JP5647453B2 - 無線通信システム、無線中継局、無線端末、及び通信制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線中継局、無線端末、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、中継伝送が採用される無線通信システム、無線中継局、無線端末、及び通信制御方法に関する。
現在運用されている第3世代及び第3.5世代無線通信システムよりも高速な通信を実現する次世代の無線通信システムとして、無線通信システムの標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されているLTE(Long Term Evolution)がある。
LTEを高度化したLTE Advancedでは、リレーノードと称される固定若しくは移動可能な無線中継局を用いた中継伝送の採用が予定されている(例えば、非特許文献1参照)。
無線中継局は、無線基地局に無線により接続する中継基地局である。例えば、移動可能に構成された無線中継局を電車やバスなどの輸送機器に搭載し、当該輸送機器内に存在する無線端末が無線中継局に接続することで、無線基地局に接続するよりも良い条件で通信を行うことができる。
また、無線端末は、移動中等において、現在の接続先よりも無線状態の良好なセルに接続先を切り替える処理を実行する。セルとは、無線端末との無線通信を行うための無線通信装置の電波が届く範囲を意味し、無線基地局又は無線中継局がセルを形成する。
接続先セルを切り替える処理は、無線端末が通信実行中の状態(いわゆるアクティブ状態)においては「ハンドオーバ」と称され、無線端末が待ち受け中の状態(いわゆるアイドル状態)においては「セル再選択」と称される。
3GPP TS 36.300 V10.0.0 (2010-06), "4.7 Support for relaying"
輸送機器に設置された無線中継局に接続する、当該輸送機器内の無線端末は、当該輸送機器の移動に伴って移動するが、当該輸送機器が送信電力の大きいセル付近を通過する際、当該セルに接続先を切り替え、その直後に当該セルから改めて無線中継局に接続先を切り替えることがある。
このように、無線中継局と共に移動する無線端末が無線中継局から接続先を切り替えて直ぐに無線中継局に接続先を切り替えるケースでは、無線中継局から他のセルへの切り替えは結果的に無駄になる。切り替え処理は制御メッセージのやり取り等に伴うトラフィック負荷や処理負荷を増加させるため、そのような無駄な切り替えが生じることは好ましくない。
そこで、本発明は、無駄な接続先切り替え処理の発生を抑制できる無線通信システム、無線中継局、無線端末、及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明に係る無線通信システムの特徴は、移動可能に構成された無線中継局(リレーノードRN)と、前記無線中継局に接続する無線端末(無線端末UE)とを有する無線通信システム(無線通信システム1)であって、前記無線端末が前記無線中継局に接続した後に、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベル(RSRPRN)の変化量が所定範囲内であって、且つ、前記無線中継局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する無線信号についての第2無線品質レベル(RSRQRN)が所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御する制御部(ハンドオーバ制御部233、報告制御部123、又はセル再選択制御部125)を備えることを要旨とする。
ここで、無線中継局から無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内である場合には、移動可能に構成された無線中継局と無線端末との間の伝搬環境が余り変化しない状況、すなわち、無線端末が無線中継局と共に移動している状況であるとみなすことができる。
また、無線中継局を含む複数のセルから無線端末が受信する無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合には、無線端末が無線中継局と良好に通信を行い得る状況であるとみなすことができる。
そして、第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であり、且つ、第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合には、無線端末の接続先を無線中継局から切り替えないように制御することによって、無駄な接続先切り替え処理の発生を抑制できる。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記無線端末は、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記測定部による測定結果の報告(Measurement Report)を前記無線中継局に送信する報告送信部(測定報告生成部122、無線通信部110)とを備え、前記無線中継局は、前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部(端末用無線通信部210)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージ(Handover Request)を前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部(要求生成部234、基地局用無線通信部220)と、前記制御部(ハンドオーバ制御部233)とを備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、前記要求メッセージを送信しないよう前記要求送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記無線端末は、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記測定部による測定結果の報告(Measurement Report)を前記無線中継局に送信する報告送信部(測定報告生成部122、無線通信部110)と、前記制御部(報告制御部123)とを備え、前記無線中継局は、前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部(端末用無線通信部210)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージ(Handover Request)を前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部(要求生成部234、基地局用無線通信部220)とを備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合に、前記第3無線品質レベルを前記無線中継局に報告しないよう前記報告送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記無線端末は、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記測定部による測定結果の報告(Measurement Report)を前記無線中継局に送信する報告送信部(測定報告生成部122、無線通信部110)と、前記制御部(報告制御部123)とを備え、前記無線中継局は、前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部(端末用無線通信部210)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージ(Handover Request)を前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部(要求生成部234、基地局用無線通信部220)とを備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルに対して前記第3無線品質レベルが相対的に低くなるよう補正した上で前記無線中継局に報告するよう前記報告送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記無線端末は、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択するセル再選択部(セル再選択部124)と、前記制御部(セル再選択制御部125)とを備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択しないよう前記セル再選択部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第1無線品質レベルは、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルであり、前記第1無線品質レベルの変化量とは、前記測定部が第1時刻において測定した前記第1無線品質レベル(RSRP1 RN)と、前記測定部が前記第1時刻よりも後の第2時刻において測定した前記第1無線品質レベル(RSRP2 RN)との差分であることを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第2無線品質レベルは、前記無線中継局の近隣セルから前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルに対する、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルの比であり、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好であるとは、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも高いことであることを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第2無線品質レベルは、前記無線中継局の近隣セルから前記無線端末が受信する無線信号の受信電力を示す干渉雑音電力レベルであり、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好であるとは、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも低いことであることを要旨とする。
本発明に係る無線中継局の特徴は、移動可能に構成された無線中継局(リレーノードRN)であって、自局に無線端末(無線端末UE)が接続した後に、自局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベル(RSRPRN)の変化量が所定範囲内であって、且つ、自局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する無線信号についての第2無線品質レベル(RSRQRN)が所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を自局から切り替えないように制御する制御部(ハンドオーバ制御部233)を備えることを要旨とする。
本発明に係る無線中継局の他の特徴は、上記の特徴に係る無線中継局において、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、自局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から前記無線端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)との報告(Measurement Report)を前記無線端末から受信する報告受信部(端末用無線通信部210)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージ(Handover Request)を前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部(要求生成部234、基地局用無線通信部220)とをさらに備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、前記要求メッセージを送信しないよう前記要求送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線端末の特徴は、移動可能に構成された無線中継局(リレーノードRN)に接続する無線端末(無線端末UE)であって、前記無線中継局に自端末が接続した後に、前記無線中継局から自端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベル(RSRPRN)の変化量が所定範囲内であって、且つ、前記無線中継局を含む複数のセルから自端末が受信する無線信号についての第2無線品質レベル(RSRQRN)が所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御する制御部(報告制御部123又はセル再選択部124)を備えることを要旨とする。
本発明に係る無線端末の他の特徴は、上記の特徴に係る無線端末において、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記測定部による測定結果の報告(Measurement Report)を前記無線中継局に報告する報告送信部(測定報告生成部122、無線通信部110)とをさらに備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第3無線品質レベルを前記無線中継局に報告しないよう前記報告送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線端末の他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記測定部による測定結果の報告(Measurement Report)を前記無線中継局に報告する報告送信部(測定報告生成部122、無線通信部110)とをさらに備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルに対して前記第3無線品質レベルが相対的に低くなるよう補正した上で前記無線中継局に報告するよう前記報告送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セル(例えば無線基地局eNB#2)から自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベル(RSRPeNB)とを測定する測定部(測定部121)と、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択するセル再選択部(セル再選択部124)とをさらに備え、前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であって、且つ、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択しないよう前記セル再選択部を制御することを要旨とする。
本発明に係る通信制御方法の特徴は、移動可能に構成された無線中継局と、前記無線中継局に接続する無線端末とを用いた通信制御方法であって、前記無線中継局に前記無線端末が接続した後に、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であって、且つ、前記無線中継局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御するステップを有することを要旨とする。
本発明によれば、無駄な接続先切り替え処理の発生を抑制できる無線通信システム、無線中継局、無線端末、及び通信制御方法を提供できる。
第1実施形態〜第4実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る無線端末の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るリレーノードの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信システムの動作を説明するための動作シーケンス図である。 第2実施形態及び第3実施形態に係る無線端末の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る無線通信システムの動作を説明するための動作シーケンス図である。 第3実施形態に係る無線通信システムの動作を説明するための動作シーケンス図である。 第4実施形態に係る無線端末の構成を示すブロック図である。
図面を参照して、本発明の第1実施形態〜第4実施形態、及びその他の実施形態を説明する。以下の各実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
(1)第1実施形態
本発明の第1実施形態について、(1.1)無線通信システムの概略構成、(1.2)無線端末UEの構成、(1.3)リレーノードRNの構成、(1.4)無線通信システムの動作、(1.5)第1実施形態の作用・効果の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの概略構成
図1は、第1実施形態に係る無線通信システム1の構成を示す図である。無線通信システム1は、例えば、第4世代(4G)携帯電話システムとして位置づけられているLTE-Advancedに基づいて構成される。
図1に示すように、無線通信システム1は、無線基地局eNB#1と、無線基地局eNB#2と、無線基地局eNB#1に無線により接続するリレーノードRN(無線中継局)と、リレーノードRNに無線により接続する無線端末UEとを有する。第1実施形態では、無線端末UEは、リレーノードRN及び無線基地局eNB#1を介して通信先との通信を実行中の状態である。このような状態は、アクティブ状態(あるいはRRC Connected状態)と称される。
無線基地局eNB#1は、例えば半径が数百m程度の通信エリアを形成するマクロ基地局である。無線基地局eNB#1は、図示を省略するバックホールネットワークに接続され、バックホールネットワークを介して無線基地局eNB#2との基地局間通信を行うことができる。無線基地局eNB#1は、既知の信号系列からなる無線信号である参照信号を予め定められた時間及び周波数で送信する。無線基地局eNB#1は、リレーノードRNが接続するドナー基地局(DeNB)として機能する。
無線基地局eNB#2は、例えば半径が数百m程度の通信エリアを形成するマクロ基地局である。無線基地局eNB#2は、バックホールネットワークに接続され、バックホールネットワークを介して無線基地局eNB#1との基地局間通信を行うことができる。無線基地局eNB#2は、既知の信号系列からなる無線信号である参照信号を予め定められた時間及び周波数で送信する。
リレーノードRNは、無線のバックホールを持つ小出力の中継基地局である。リレーノードRNは、輸送機器T(例えば、バス又は電車等)に設置されており、輸送機器Tの移動に伴って移動する。すなわち、リレーノードRNは、移動可能に構成される。
リレーノードRNは、無線端末UEに対しては無線基地局として機能する。リレーノードRNは、無線端末UEが接続した後、アクティブ状態の無線端末UEと無線基地局eNB#1との間で送受信されるデータを中継する。
リレーノードRNは無線端末UEよりも高い無線通信能力を有するため、無線端末UEは、リレーノードRNに接続することで、無線基地局eNB#1に接続するよりも良い条件で通信を行うことができる。また、無線端末UEは、リレーノードRNに接続することで、小さな送信電力での無線通信が可能であるため、バッテリの消費を抑制できる。
無線端末UEは、ユーザが所持する無線通信装置であり、ユーザ装置とも称される。無線端末UEは、アクティブ状態において、現在の接続先セルよりも無線状態の良好なセルに接続先を切り替えるハンドオーバを実行する。無線端末UEの接続先セルとしてのリレーノードRNは、無線端末UEについてのハンドオーバの決定権を持つ。無線端末UEは、ハンドオーバの指示をリレーノードRNから受信すると、リレーノードRNによって指定されたセルへのハンドオーバを実行する。
(1.2)無線端末UEの構成
次に、第1実施形態に係る無線端末UEの構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る無線端末UEの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線端末UEは、アンテナ101、無線通信部110、制御部120、及び記憶部130を有する。また、無線端末UEは、図示を省略するユーザインタフェース(ディスプレイ、ボタン、マイク、スピーカ)やバッテリ等を有する。
アンテナ101は、無線信号の送受信に用いられる。
無線通信部110は、無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して無線信号の送受信を行う。また、無線通信部110は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。
無線通信部110は、無線基地局eNB#1、無線基地局eNB#2、及びリレーノードRNのそれぞれが送信する参照信号を受信する。参照信号は、当該参照信号の送信元セルを識別するための識別子(セルID)を含む。
制御部120は、例えばCPUを用いて構成され、無線端末UEが備える各種の機能を制御する。記憶部130は、例えばメモリを用いて構成され、無線端末UEの制御等に用いられる各種の情報を記憶する。
制御部120は、測定部121及び測定報告生成部122を有する。
測定部121は、無線通信部110が受信した無線信号の無線品質レベルを測定する。無線品質レベルとしては、RSRP(Reference Signal Received Power)及びRSRQ(Reference Signal Received Quality)がある。RSRPは、特定のセルからの参照信号の受信電力レベルである。RSRQは、複数のセルからの参照信号の受信電力レベルに対する、特定のセルからの参照信号の受信電力レベルの比である。測定部121は、リレーノードRNからの測定制御に従って測定を行う。
測定部121は、無線通信部110がリレーノードRNから受信した無線信号についてのRSRP(以下、RSRPRN)を測定する。また、測定部121は、無線通信部110がリレーノードRNから受信した無線信号についてのRSRQ(以下、RSRQRN)を測定する。さらに、測定部121は、無線通信部110が無線基地局eNB#1又は無線基地局eNB#2から受信した無線信号についてのRSRP(以下、RSRPeNB)を測定する。ここで、RSRPRNは第1無線品質レベルに相当し、RSRQRNは第2無線品質レベルに相当し、RSRPeNBは第3無線品質レベルに相当する。
以下においては、RSRPeNBは、無線通信部110が無線基地局eNB#2から受信した無線信号についてのRSRPであるとする。
測定報告生成部122は、測定部121による測定結果の報告メッセージであるMeasurement Reportを生成する。測定報告生成部122によって生成されたMeasurement Reportは、無線通信部110からリレーノードRNに送信される。
第1実施形態において、測定報告生成部122及び無線通信部110は、RSRPRN、RSRQRN、及びRSRPeNBに係るMeasurement ReportをリレーノードRNに送信する報告送信部を構成する。
(1.3)リレーノードRNの構成
次に、第1実施形態に係るリレーノードRNの構成について説明する。図3は、第1実施形態に係るリレーノードRNの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、リレーノードRNは、アンテナ201、アンテナ202、端末用無線通信部210、基地局用無線通信部220、制御部230、及び記憶部240を有する。なお、リレーノードRNは、図示を省略する電源部等を有する。
アンテナ201及び202のそれぞれは、無線信号の送受信に用いられる。
端末用無線通信部210は、無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して、無線端末UEとの間で無線信号の送受信を行う。また、端末用無線通信部210は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。さらに、端末用無線通信部210は、既知の信号系列からなる無線信号である参照信号を予め定められた時間及び周波数で送信する。
なお、アンテナ201及び202は共通であってもよく、無線通信部210及び220は共通であってもよいが、その場合、後述する無線リソース割り当て部232が、送信受信の切り替えを行う。
端末用無線通信部210は、無線端末UEから送信されるMeasurement Reportを受信する。第1実施形態において端末用無線通信部210は、報告受信部に相当する。
基地局用無線通信部220は、無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ202を介して、無線基地局eNB#1との間で無線信号の送受信を行う。また、基地局用無線通信部220は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。
制御部230は、例えばCPUを用いて構成され、リレーノードRNが備える各種の機能を制御する。記憶部240は、例えばメモリを用いて構成され、リレーノードRNの制御等に用いられる各種の情報を記憶する。
制御部230は、測定管理部231、無線リソース割り当て部232、ハンドオーバ制御部233、及び要求生成部234を有する。
測定管理部231は、無線端末UEによる測定を管理する。測定管理部231は、上述したMeasurement Controlの機能と、無線端末UEによる測定結果を記憶部240に記憶させる機能とを有する。測定管理部231によるMeasurement Controlに関する情報は、端末用無線通信部210から無線端末UEに送信される。
無線リソース割り当て部232は、無線端末UEに割り当てる無線リソースを決定する。無線リソースは、時間方向では1スロット単位で割り当てがなされ、周波数方向では1リソースブロック単位で割り当てがなされる。無線リソース割り当て部232によって決定された割り当て無線リソースの情報は、端末用無線通信部210から無線端末UEに送信される。
ハンドオーバ制御部233は、端末用無線通信部210が受信するMeasurement Reportに基づいて、無線端末UEのハンドオーバを制御する。ハンドオーバ制御部233は、Measurement Reportに含まれるRSRPRN及びRSRPeNBを比較した後、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好である場合に、リレーノードRNから無線基地局eNB#2へのハンドオーバを無線端末UEに行わせると決定する。なお、Measurement Reportに含まれるRSRPRN及びRSRPeNBをそのまま比較する場合に限らず、RSRPRN又はRSRPeNBの何れかにオフセットを付与した後に比較してもよい。
要求生成部234は、無線基地局eNB#2へのハンドオーバを無線端末UEに行わせると決定された場合に、無線基地局eNB#2宛てのHandover Requestを生成する。Handover Requestは、無線端末UEの受け入れを要求するメッセージである。要求生成部234によって生成されたHandover Requestは、基地局用無線通信部220から無線基地局eNB#1に送信される。第1実施形態において要求生成部234及び基地局用無線通信部220は、要求送信部を構成する。
ハンドオーバ制御部233は、Measurement Reportに含まれるRSRPRNの変化量が所定範囲内であって、且つ、Measurement Reportに含まれるRSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、Handover Requestを送信しないよう制御する。第1実施形態において、ハンドオーバ制御部233は、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御する制御部に相当する。
RSRPRNの変化量とは、無線端末UEが第1時刻において測定したRSRPRN(以下、RSRP1 RN)と、無線端末UEが第1時刻よりも後の第2時刻において測定したRSRPRN(以下、RSRP2 RN)との差分である。RSRQRNが所定レベルよりも良好であるとは、RSRQRNが所定レベル(所定閾値)よりも高いことである。
(1.4)無線通信システムの動作
次に、第1実施形態に係る無線通信システム1の動作について説明する。図4は、第1実施形態に係る無線通信システム1の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図4に示すように、ステップS101において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP1 RNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS102及びS103において、リレーノードRNは、無線基地局eNB#1と無線端末UEとの間で送受信されるパケットデータを中継する。
ステップS104において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従ってRSRP1 RNを測定する。
ステップS105において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS106において、無線端末UEの測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP1 RNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
ステップS107において、リレーノードRNの測定管理部231は、端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRP1 RNを記憶部240に記憶させる。
ステップS108において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS109において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従って、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを測定する。
ステップS110において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS111において、無線端末UEの測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
ステップS112において、リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、記憶部240に記憶されているRSRP1 RNと、ステップS111において端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRP2 RNとの差分を計算し、計算した差分が閾値Th1よりも小さいか否かを確認する。また、ハンドオーバ制御部233は、端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRQRNが閾値Th2よりも大きいか否かを確認する。なお、閾値Th1及び閾値Th2は、記憶部240に予め記憶されている。
RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも大きい、又は、RSRQRNが閾値Th2よりも小さい場合、処理がステップS113に進む。一方、RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも小さく、且つ、RSRQRNが閾値Th2よりも大きい場合、ステップS113の処理が省略される。
ステップS113において、リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、ステップS111において端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きいか否かを確認する。ただし、RSRP2 RN及びRSRPeNBをそのまま比較する場合に限らず、RSRP2 RN又はRSRPeNBの何れかにオフセットを付与した後に比較してもよい。
RSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きい場合(ステップS113;YES)、ステップS114において、リレーノードRNの要求生成部234は、無線基地局eNB#2宛てのHandover Requestを生成し、基地局用無線通信部220は、当該Handover Requestを無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1は、当該Handover Requestを受信する。
なお、ステップS112及びS113を実行する順番は入れ替えてもよい。
ステップS115において、無線基地局eNB#1は、リレーノードRNから受信したHandover Requestを無線基地局eNB#2に中継する。
無線基地局eNB#2は、無線端末UEの受け入れ可否を判断した後、受け入れ可能であればその旨のメッセージをリレーノードRNに宛てて送信する。リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、受け入れ可能の旨のメッセージを受信すると、無線基地局eNB#2へのハンドオーバの指示を無線端末UEに送信した後に、無線端末UE宛てのデータを無線基地局eNB#2に転送する。無線端末UEは、リレーノードRNとの接続を切断し、無線基地局eNB#2に接続することでハンドオーバを完了する。
(1.5)第1実施形態の作用・効果
以上説明したように、リレーノードRNは、無線端末UEがリレーノードRNに接続した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であり、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御する。
RSRPRNの変化が無い又は小さい場合には、移動可能に構成されたリレーノードRNと無線端末UEとの間の伝搬環境が余り変化しない状況、すなわち、無線端末UEがリレーノードRNと共に移動している状況であるとみなすことができる。また、RSRQRNが高い場合には、無線端末UEがリレーノードRNと良好に通信っているとみなすことができる。よって、リレーノードRNは、RSRPRNの変化量が所定範囲内であり、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御することで、無駄なハンドオーバの発生を抑制できる。
ハンドオーバシーケンスは、制御メッセージの送受信(シグナリング)やデータの転送に伴ってトラフィック負荷増を引き起こすため、無駄なハンドオーバの発生を抑制することでトラフィック負荷を低減できる。
(2)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について、(2.1)無線端末UEの構成、(2.2)無線通信システムの動作、(2.3)第2実施形態の作用・効果の順に説明する。以下の第2実施形態では、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(2.1)無線端末UEの構成
第2実施形態に係る無線端末UEの構成について説明する。図5は、第2実施形態に係る無線端末UEの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、第2実施形態に係る無線端末UEは、報告制御部123をさらに有する点において第1実施形態とは異なる。報告制御部123は、無線端末UEがリレーノードRNに接続した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であって、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、RSRPeNBをリレーノードRNに報告しないよう制御する。第2実施形態において、報告制御部123は、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御する制御部に相当する。
(2.2)無線通信システムの動作
次に、第2実施形態に係る無線通信システム1の動作について説明する。図6は、第2実施形態に係る無線通信システム1の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図6に示すように、ステップS201において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP1 RNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS202及びS203において、リレーノードRNは、無線基地局eNB#1と無線端末UEとの間で送受信されるパケットデータを中継する。
ステップS204において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従ってRSRP1 RNを測定する。
ステップS205において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS206において、無線端末UEの測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP1 RNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
ステップS207において、無線端末UEの記憶部130は、測定部121によって測定されたRSRP1 RNを記憶する。
ステップS208において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS209において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従って、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを測定する。
ステップS210において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS211において、無線端末UEの報告制御部123は、記憶部130に記憶されているRSRP1 RNと、ステップS209において測定部121によって測定されたRSRP2 RNとの差分を計算し、計算した差分が閾値Th1よりも小さいか否かを確認する。また、報告制御部123は、測定部121によって測定されたRSRQRNが閾値Th2よりも大きいか否かを確認する。なお、閾値Th1及び閾値Th2は、記憶部130に予め記憶されている。
RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも大きい、又は、RSRQRNが閾値Th2よりも小さい場合、処理がステップS212に進む。一方、RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも小さく、且つ、RSRQRNが閾値Th2よりも大きい場合、処理がステップS213に進む。
ステップS212において、無線端末UEの測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
一方、ステップS213において、無線端末UEの報告制御部123は、測定部121によって測定されたRSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNのうちRSRPeNBが除かれたMeasurement Reportを生成するよう測定報告生成部122を制御し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
ステップS214において、リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、ステップS212において端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きいか否かを確認する。ただし、RSRP2 RN及びRSRPeNBをそのまま比較する場合に限らず、RSRP2 RN又はRSRPeNBの何れかにオフセットを付与した後に比較してもよい。Measurement ReportからRSRPeNBが除かれている場合(すなわち、ステップS211;YESの場合)、ステップS214の処理は省略される。
RSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きい場合(ステップS214;YES)、ステップS215において、リレーノードRNの要求生成部234は、無線基地局eNB#2宛てのHandover Requestを生成し、基地局用無線通信部220は、当該Handover Requestを無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1は、当該Handover Requestを受信する。
ステップS216において、無線基地局eNB#1は、リレーノードRNから受信したHandover Requestを無線基地局eNB#2に中継する。
無線基地局eNB#2は、無線端末UEの受け入れ可否を判断した後、受け入れ可能であればその旨のメッセージをリレーノードRNに宛てて送信する。リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、受け入れ可能の旨のメッセージを受信すると、無線基地局eNB#2へのハンドオーバの指示を無線端末UEに送信した後に、無線端末UE宛てのデータを無線基地局eNB#2に転送する。無線端末UEは、リレーノードRNとの接続を切断し、無線基地局eNB#2に接続することでハンドオーバを完了する。
(2.3)第2実施形態の作用・効果
以上説明したように、第2実施形態によれば、無線端末UEは、無線端末UEがリレーノードRNに接続した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であり、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、RSRPeNBをリレーノードRNに報告しないようにする。これにより、無線端末UEがリレーノードRNと共に移動しているとみなされる状況において、無駄なハンドオーバの発生を抑制できる。
(3)第3実施形態
本発明の第3実施形態について、(3.1)無線端末UEの構成、(3.2)無線通信システムの動作、(3.3)第3実施形態の作用・効果の順に説明する。以下の第3実施形態では、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(3.1)無線端末UEの構成
再び図5を用いて、第3実施形態に係る無線端末UEの構成について説明する。
図5に示すように、第3実施形態に係る無線端末UEは、報告制御部123をさらに有する点において第1実施形態とは異なる。
第3実施形態に係る報告制御部123は、無線端末UEがリレーノードRNに接続した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であって、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNに対してRSRPeNBが相対的に低くなるよう補正した上でリレーノードRNに報告するよう制御する。第3実施形態において、報告制御部123は、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御する制御部に相当する。
なお、RSRPRNに対してRSRPeNBが相対的に低くなるよう補正するとは、RSRPRNを大きくするようにRSRPRNを補正すること、又は、RSRPeNBを小さくするようにRSRPeNBを補正することの少なくとも一方を意味する。
以下の説明では、報告制御部123がRSRPeNBを小さくするようにRSRPeNBを補正するケースについて説明する。
(3.2)無線通信システムの動作
次に、第3実施形態に係る無線通信システム1の動作について説明する。図7は、第3実施形態に係る無線通信システム1の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図7に示すように、ステップS301において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP1 RNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS302及びS303において、リレーノードRNは、無線基地局eNB#1と無線端末UEとの間で送受信されるパケットデータを中継する。
ステップS304において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従ってRSRP1 RNを測定する。
ステップS305において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS306において、無線端末UEの測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP1 RNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。リレーノードRNの端末用無線通信部210は、当該Measurement Reportを受信する。
ステップS307において、無線端末UEの記憶部130は、測定部121によって測定されたRSRP1 RNを記憶する。
ステップS308において、リレーノードRNの測定管理部231は、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNの測定を指示する旨の制御情報を生成し、端末用無線通信部210は、当該制御情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該制御情報を受信する。
ステップS309において、無線端末UEの測定部121は、無線通信部110が受信した制御情報に従って、RSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを測定する。
ステップS310において、リレーノードRNの無線リソース割り当て部232は、上りリンク(UL)の無線リソースを無線端末UEに割り当てるとともに割り当て情報(UL allocation)を生成し、端末用無線通信部210は、当該割り当て情報を無線端末UEに送信する。無線端末UEの無線通信部110は、当該割り当て情報を受信する。
ステップS311において、無線端末UEの報告制御部123は、記憶部130に記憶されているRSRP1 RNと、ステップS309において測定部121によって測定されたRSRP2 RNとの差分を計算し、計算した差分が閾値Th1よりも小さいか否かを確認する。また、報告制御部123は、測定部121によって測定されたRSRQRNが閾値Th2よりも大きいか否かを確認する。なお、閾値Th1及び閾値Th2は、記憶部130に予め記憶されている。
RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも大きい、又は、RSRQRNが閾値Th2よりも小さい場合、処理がステップS313に進む。一方、RSRP1 RNとRSRP2 RNとの差分が閾値Th1よりも小さく、且つ、RSRQRNが閾値Th2よりも大きい場合、処理がステップS312に進む。
ステップS312において、無線端末UEの報告制御部123は、測定部121によって測定されたRSRPeNBを小さくするように当該RSRPeNBを補正する。具体的には、報告制御部123は、予め定められた負のオフセット値をRSRPeNBに加算する。
ステップS313において、測定報告生成部122は、測定部121によって測定されたRSRP2 RN、RSRPeNB、及びRSRQRNを含むMeasurement Reportを生成し、無線通信部110は、当該Measurement ReportをリレーノードRNに送信する。ここで、測定報告生成部122は、報告制御部123によってRSRPeNBが補正されている場合には、RSRP2 RNと、RSRQRNと、補正後のRSRPeNBとを含むMeasurement Reportを生成する。
リレーノードRNの端末用無線通信部210は、無線端末UEから送信されたMeasurement Reportを受信する。
ステップS314において、リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、ステップS312において端末用無線通信部210が受信したMeasurement Reportに含まれるRSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きいか否かを確認する。ただし、ハンドオーバ制御部233は、RSRP2 RN及びRSRPeNBをそのまま比較する場合に限らず、RSRP2 RN又はRSRPeNBの何れかにオフセットを付与した後に比較してもよい。
RSRPeNBがRSRP2 RNよりも大きい場合(ステップS314;YES)、ステップS315において、リレーノードRNの要求生成部234は、無線基地局eNB#2宛てのHandover Requestを生成し、基地局用無線通信部220は、当該Handover Requestを無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1は、当該Handover Requestを受信する。
ステップS316において、無線基地局eNB#1は、リレーノードRNから受信したHandover Requestを無線基地局eNB#2に中継する。
無線基地局eNB#2は、無線端末UEの受け入れ可否を判断した後、受け入れ可能であればその旨のメッセージをリレーノードRNに宛てて送信する。リレーノードRNのハンドオーバ制御部233は、受け入れ可能の旨のメッセージを受信すると、無線基地局eNB#2へのハンドオーバの指示を無線端末UEに送信した後に、無線端末UE宛てのデータを無線基地局eNB#2に転送する。無線端末UEは、リレーノードRNとの接続を切断し、無線基地局eNB#2に接続することでハンドオーバを完了する。
(3.3)第3実施形態の作用・効果
以上説明したように、第3実施形態によれば、無線端末UEは、無線端末UEがリレーノードRNに接続した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であり、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPeNBを低くするよう補正した上で報告する。これにより、無線端末UEがリレーノードRNと共に移動しているとみなされる状況において、無駄なハンドオーバの発生を抑制できる。
(4)第4実施形態
本発明の第4実施形態について、(4.1)無線端末UEの構成、(4.2)第4実施形態の作用・効果の順に説明する。以下の第4実施形態では、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
第1実施形態〜第3実施形態は、ハンドオーバに係る説明を行ったが、第4実施形態では、無線端末UEが待ち受けセルを切り替える(再選択する)処理であるセル再選択について説明する。
(4.1)無線端末UEの構成
第4実施形態に係る無線端末UEの構成について説明する。図8は、第4実施形態に係る無線端末UEの構成を示すブロック図である。
図8に示すように、第4実施形態に係る無線端末UEは、セル再選択部124及びセル再選択制御部125を有する点において第1実施形態とは異なる。
測定部121は、アイドル状態においてリレーノードRNに接続した後、すなわち、リレーノードRNを待ち受けセルとして選択した後、RSRPRN、RSRQRN、及びRSRPeNBを測定する。
セル再選択部124は、RSRPRN及びRSRPeNBを比較し、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好である場合に、自端末の新たな接続先(待ち受けセル)として無線基地局eNB#2を選択する。
セル再選択制御部125は、記憶部130に記憶されたRSRP1 RNと、測定部121によって新たに測定されたRSRP2 RNとの差分を計算し、計算した差分が閾値Th1よりも小さいか否かを確認する。また、セル再選択制御部125は、測定部121によって測定されたRSRQRNが閾値Th2よりも大きいか否かを確認する。なお、閾値Th1及び閾値Th2は、記憶部130に予め記憶されている。
そして、セル再選択制御部125は、RSRPRNの変化量(差分)が閾値Th1よりも小さく、且つ、RSRQRNが閾値Th2よりも高い場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが高くても、自端末の新たな接続先として無線基地局eNB#2を選択しないようセル再選択部124を制御する。第4実施形態において、セル再選択制御部125は、無線端末UEの接続先をリレーノードRNから切り替えないように制御する制御部に相当する。
(4.2)第4実施形態の作用・効果
以上説明したように、第4実施形態によれば、無線端末UEは、リレーノードRNを待ち受けセルとして選択した後、RSRPRNの変化量が所定範囲内であり、且つ、RSRQRNが所定レベルよりも良好である場合には、RSRPRNよりもRSRPeNBが良好であっても、自端末の新たな接続先として無線基地局eNB#2を選択しないようセル再選択部124を制御する。これにより、無線端末UEがリレーノードRNと共に移動しているとみなされる状況において、無駄なセル再選択の発生を抑制できる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した各実施形態で使用していたRSRQRNは、干渉雑音信号に対する所望信号の比を示すものであるが、第2無線品質レベルとしてのRSRQRNに代えて、干渉雑音信号の受信電力レベルを使用してもよい。干渉雑音信号とは、リレーノードRN以外のセルから無線端末UEが受信する無線信号を意味する。この場合、第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好であるとは、干渉雑音信号の受信電力レベルが閾値よりも低いことに相当する。
上述した第1実施形態〜第4実施形態のそれぞれは、個別に実施する場合に限らず、各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
上述した実施形態では、LTE-Advancedに基づく無線通信システムを例示したが、LTE-Advancedに限らず、移動可能に構成された無線中継局が用いられる無線通信システムであれば本発明を適用可能であり、例えばモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)に基づく無線通信システム等、他の無線通信システムに対して本発明を適用してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
RN…リレーノード、T…輸送機器、UE…無線端末、eNB…無線基地局、1…無線通信システム、101…アンテナ、110…無線通信部、120…制御部、121…測定部、122…測定報告生成部、123…報告制御部、124…セル再選択部、125…セル再選択制御部、130…記憶部、201,202…アンテナ、210…端末用無線通信部、220…基地局用無線通信部、230…制御部、231…測定管理部、232…無線リソース割り当て部、233…ハンドオーバ制御部、234…要求生成部、240…記憶部

Claims (15)

  1. 移動可能に構成された無線中継局と、
    前記無線中継局に接続する無線端末とを有する無線通信システムであって、
    前記無線端末が前記無線中継局に接続した後に、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記無線中継局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する干渉雑音信号を含む無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御する制御部を備え
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下であっても、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好でない場合には、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替え可能とするよう制御する無線通信システム。
  2. 前記無線端末は、
    前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果の報告を前記無線中継局に送信する報告送信部と
    を備え、
    前記無線中継局は、
    前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージを前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部と、
    前記制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、前記要求メッセージを送信しないよう前記要求送信部を制御する請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記無線端末は、
    前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果の報告を前記無線中継局に送信する報告送信部と、
    前記制御部と
    を備え、
    前記無線中継局は、
    前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージを前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合に、前記第3無線品質レベルを前記無線中継局に報告しないよう前記報告送信部を制御する請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記無線端末は、
    前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果の報告を前記無線中継局に送信する報告送信部と、
    前記制御部と
    を備え、
    前記無線中継局は、
    前記無線端末からの前記測定結果の報告を受信する報告受信部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージを前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルに対して前記第3無線品質レベルが相対的に低くなるよう補正した上で前記無線中継局に報告するよう前記報告送信部を制御する請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記無線端末は、
    前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択するセル再選択部と、
    前記制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択しないよう前記セル再選択部を制御する請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記第1無線品質レベルは、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルであり、
    前記第1無線品質レベルの変化量とは、前記測定部が第1時刻において測定した前記第1無線品質レベルと、前記測定部が前記第1時刻よりも後の第2時刻において測定した前記第1無線品質レベルとの差分である請求項1〜5の何れか一項に記載の無線通信システム。
  7. 前記第2無線品質レベルは、前記無線中継局の近隣セルから前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルに対する、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号の受信電力レベルの比であり、
    前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好であるとは、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも高いことである請求項1〜6の何れか一項に記載の無線通信システム。
  8. 前記第2無線品質レベルは、前記無線中継局の近隣セルから前記無線端末が受信する無線信号の受信電力を示す干渉雑音電力レベルであり、
    前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好であるとは、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも低いことである請求項1〜6の何れか一項に記載の無線通信システム。
  9. 移動可能に構成された無線中継局であって、
    自局に無線端末が接続した後に、自局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であることにより前記無線端末が自局と共に移動するとみなされる状況下で、自局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する干渉雑音信号を含む無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を自局から切り替えないように制御する制御部を備え
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が自局と共に移動するとみなされる状況下であっても、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好でない場合には、前記無線端末の接続先を自局から切り替え可能とするよう制御する無線中継局。
  10. 前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、自局の近隣セルから前記無線端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとの報告を前記無線端末から受信する報告受信部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、前記無線端末の接続先を切り替えるための要求メッセージを前記近隣セルに宛てて送信する要求送信部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が自局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、前記要求メッセージを送信しないよう前記要求送信部を制御する請求項9に記載の無線中継局。
  11. 移動可能に構成された無線中継局に接続する無線端末であって、
    前記無線中継局に自端末が接続した後に、前記無線中継局から自端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であることにより自端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記無線中継局を含む複数のセルから自端末が受信する干渉雑音信号を含む無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合に、端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御する制御部を備え
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより自端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下であっても、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好でない場合には、自端末の接続先を前記無線中継局から切り替え可能とするよう制御する無線端末。
  12. 前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果の報告を前記無線中継局に送信する報告送信部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより自端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第3無線品質レベルを前記無線中継局に報告しないよう前記報告送信部を制御する請求項11に記載の無線端末。
  13. 前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果の報告を前記無線中継局に報告する報告送信部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより自端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルに対して前記第3無線品質レベルが相対的に低くなるよう補正した上で前記無線中継局に報告するよう前記報告送信部を制御する請求項11に記載の無線端末。
  14. 前記第1無線品質レベルと、前記第2無線品質レベルと、前記無線中継局の近隣セルから自端末が受信する無線信号についての第3無線品質レベルとを測定する測定部と、
    前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好である場合に、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択するセル再選択部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより自端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好である場合には、前記第1無線品質レベルよりも前記第3無線品質レベルが良好であっても、自端末の新たな接続先として前記近隣セルを選択しないよう前記セル再選択部を制御する請求項11に記載の無線端末。
  15. 移動可能に構成された無線中継局と、前記無線中継局に接続する無線端末とを用いた通信制御方法であって、
    前記無線中継局に前記無線端末が接続した後に、前記無線中継局から前記無線端末が受信する無線信号についての第1無線品質レベルの変化量が所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下で、前記無線中継局を含む複数のセルから前記無線端末が受信する干渉雑音信号を含む無線信号についての第2無線品質レベルが所定レベルよりも良好である場合に、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替えないように制御し、
    前記第1無線品質レベルの変化量が前記所定範囲内であることにより前記無線端末が前記無線中継局と共に移動するとみなされる状況下であっても、前記第2無線品質レベルが前記所定レベルよりも良好でない場合には、前記無線端末の接続先を前記無線中継局から切り替え可能とするよう制御する通信制御方法。
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