JP5643699B2 - 携帯端末及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、チューナの再生動作を停止させる条件とする放送波の受信感度を自発的に判別することである。
図1は、本実施形態のシステムの全体構成を示す図である。
携帯端末10は、ここでは携帯電話端末であり、ユーザがワンセグ放送を視聴可能なように、テレビチューナやアンテナ等を備える。また、携帯端末10は、ネットワークNWに接続して無線通信を行うことができるものである。サーバ装置20は、例えば通信事業者によって管理されるサーバ装置であり、携帯端末10から見た外部装置である。サーバ装置20は、携帯端末10とネットワークNWを介して無線通信により互いが接続されている。また、サーバ装置20は、受信品質DB30を装置内に記憶している。受信品質DB30は、複数位置における放送波の受信品質を記憶する受信品質記憶部として機能し、複数位置の各位置での標準的な受信品質を管理するデータベースである。本実施形態の放送波は、ワンセグ放送の放送波である。受信品質は、放送波の伝送品質の指標となるパラメータであり、例えばビットエラーレート(BER;Bit Error Rate)や信号対雑音比(S/N比)に基づいて規定される。受信品質DB30が記憶する内容は、例えば各場所でBER試験や信号対雑音比の測定を行って得た測定結果により求められる。受信品質DB30のより詳細な構成については後述する。ネットワークNWは、ここでは移動体通信網、ゲートウェイ及びインターネットを含む通信網である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算装置やメモリを備える。演算装置は、記憶部18に記憶されたプログラムをメモリに読み出して実行し、携帯端末10の動作を制御する。音声入出力部12は、受話音声等を収音するマイクロホンや送話音声やワンセグ放送の音声を放音するスピーカを備え、携帯端末10に対する音声の入出力に関する機能を実現する。無線通信部13は、ネットワークNWに接続するためのインタフェースである。操作部14は、テンキー等の複数の操作子を備え、ユーザによる操作子の操作を受け付ける。表示部15は、例えば液晶駆動回路や液晶ディスプレイを備え、ワンセグ放送の映像を含む各種の画像を表示する。
図3に示すように、受信品質DB30では、「場所」及び「受信品質」の各フィールドに情報が記述され、これら各情報が対応付けられている。「場所」のフィールドには、受信品質DB30に受信品質が登録された各場所を識別する情報が記述される。ここでは、「場所」のフィールドには、緯度及び経度を特定可能な情報が記述されるものとする。「受信品質」のフィールドには、放送波の標準的な受信品質を示すパラメータとして、「◎」、「○」、「△」、又は「×」のいずれかが記述される。ここでは、受信品質は4段階に区分され、前者のものほど受信品質が良好であることを示す。例えば、受信品質「◎」は、ワンセグ放送の視聴時において映像及び音声が途切れないこと意味する。また、受信品質「×」は、ワンセグ放送の視聴が不可能であることを示す。受信品質「○」及び「△」は、それぞれ中程度の受信品質を意味するが、ユーザはワンセグ放送を視聴することができるものの、一時的に放送内容が途切れることがあるものとする。
なお、ここでは受信品質が4段階に区分されているが、この区分数は一例であり、3以下又は5以上の複数段階に区分されていてもよい。
なお、受信品質DB30はあくまで各位置の標準的な受信品質を記憶するものであるから、常にこの受信品質を反映した受信感度で携帯端末10が放送波を受信できるとは限らない。例えば、受信品質が良好な場所であっても、携帯端末10の位置の周辺環境や外乱などの影響によって、放送波の受信感度が低下することはあり得るし、受信品質が不良である場所であっても、その一部の場所では放送波の受信感度が十分に確保される場合もあり得る。
図4に示すように、条件管理テーブル181では、受信品質「◎」に閾値レベル「Th1」が対応付けられ、受信品質「○」に閾値レベル「Th2」が対応付けられ、受信品質「△」に閾値レベル「Th3」が対応付けられ、受信品質「×」に閾値レベル「Th4」が対応付けられている。ただし、各閾値レベルは、Th1>Th2>Th3>Th4という関係にある。要するに、条件管理テーブル181では、受信品質が低いほど閾値レベルが低くなるように対応関係が記述されている。このような受信品質と閾値レベルとの関係にしている理由については、後述する。
続いて、携帯端末10の制御部11が実現する機能について説明する。
制御部11はプログラムを実行することにより、位置特定部111と、受信品質特定部112と、チューナ制御部113と、パラメータ変更部114とに相当する各機能を実現する。
位置特定部111は、携帯端末10の現在位置を特定する。位置特定部111は、チューナ部16により放送内容の再生が開始された後、測位部17により携帯端末10の位置が測られると、測位部17で測られた位置を示す位置情報を取得する。位置特定部111は、取得した位置情報に基づいて携帯端末10の現在位置を特定する。
次に、携帯端末10の動作について説明する。
制御部11は、ユーザの操作部14の操作により、ワンセグモードでの動作を開始することが指示されたか否かを判断する(ステップS1)。ワンセグモードは、ユーザがワンセグ放送を視聴可能なように動作するときの携帯端末10の動作モードである。すなわち、ワンセグモードでは、チューナ部16は放送波に基づいて放送内容を再生する。
制御部11は、ワンセグモードでの動作を開始することを指示するための操作部14の操作がユーザにより行われたと判断すると(ステップS1;YES)、チューナ部16を作動させて、放送波に基づく放送内容の再生を開始させる(ステップS2)。
図7は、携帯端末10における放送波の受信感度の変化の一例を示すグラフである。図7に示すグラフでは、横軸が時刻に対応し、縦軸が携帯端末10における放送波の受信感度に対応する。図7に示すように、場所「C駅」では閾値レベルがTh2である。制御部11は、受信感度が閾値レベルTh2を上回っている限り、チューナ部16での放送内容の再生を継続して行わせる。一方で、放送波の受信感度が閾値レベルTh2以下となった期間では、制御部11はチューナ部16での放送内容の再生を停止させる。受信感度が閾値レベルよりも低下したということは、携帯端末10の放送波にノイズが多く混入したり、放送波そのものの強度が低下したりして、ユーザにとってワンセグの視聴が困難な状況になったことを示す。そこで、制御部11が、このようにワンセグ放送の視聴が困難となる期間では、映像や音声出力がある程度可能であったとしても、チューナ部16での再生動作を停止させて、この再生動作に係る携帯端末10の消費電力の量を抑えるようにする。
制御部11は、ワンセグモードを継続する限りは、上述したステップS3〜S7の処理ステップを繰り返し実行する。そして、制御部11は、ワンセグモードを終了すると判断すると(ステップS8;NO)、ワンセグモードを終了する。
以上が、携帯端末10の動作の説明である。
図8に示すように、C駅では閾値レベルはTh2であり、Dビルでは閾値レベルはTh3である。携帯端末10は受信品質DB30から標準的な受信品質を得ることはできるものの、自端末の周辺環境や外乱の影響などを受けて、放送波の受信感度は時々刻々と変化する。よって、図8に示すように、受信品質が「○」であるC駅であっても、期間T1のように、一時的に受信感度が閾値レベル以下となり、チューナ部16の再生動作が停止することがある。一方、Dビルでは、C駅よりも受信品質DB30から得られる標準的な受信品質が悪いので、閾値レベルが低く変更されている。仮に、閾値レベルがTh2に固定されていれば、Dビルでは携帯端末10の受信感度がほぼ継続的に閾値レベル以下となる。しかしながら、ここでは、DビルではC駅よりも閾値レベルが低く変更されているから、受信品質が「△」であるDビルであっても、期間T2のように、受信感度が閾値レベル以下となる期間は期間T1に近い長さである。携帯端末10がこのように閾値レベルを変更することで、以下のような作用効果を奏する。
なお、ここでは期間T1,T2の長さがかなり近いが、携帯端末10が受信品質に応じて上記のように閾値レベルを変更すれば、この変更をしない場合に比べて、前掲の作用効果を奏する。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
[変形例1]
上述した実施形態では、携帯端末10は特定された現在位置において受信品質DB30により特定された受信品質が低いほど、閾値レベルを低くするようにこの閾値レベルを変更していたが、これ以外の条件に従って閾値レベルを変更してもよい。
図9は、この変形例の制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はプログラムを実行することにより、チューナ制御部113と、パラメータ変更部114と、視聴率データ取得部115とに相当する各機能を実現する。これら各機能のうち、チューナ制御部113は、上述した第1実施形態と同じ機能であるから、その説明を省略する。
なお、視聴率データ取得部115が視聴率データを取得する先は、サーバ装置20以外であってもよく、例えば放送波に含まれていれば、放送波から抽出された視聴率データを取得してもよい。
以上のとおり、この変形例の構成によれば、携帯端末10は視聴率からユーザがどの程度番組の視聴を欲しているかを判断して、閾値レベルを設定することができる。なお、視聴率は放送局単位の視聴率が用いられてもよく、この場合、携帯端末10は放送チャネル毎に閾値レベルを異ならせるようにしてもよい。
また、携帯端末10は視聴予約や録画予約の有無に応じて閾値レベルを変更してもよい。
図10は、この変形例の制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はプログラムを実行することにより、チューナ制御部113と、パラメータ変更部114と、予約受付部116とに相当する各機能を実現する。これら各機能のうち、チューナ制御部113の機能は、上述した第1実施形態と同じ機能であるから、その説明を省略する。
予約受付部116は、放送波に基づいて再生される番組の視聴又は録画の予約を受け付ける。パラメータ変更部114は、予約受付部116が予約を受け付けた番組が再生されている期間においては、予約が受け付けられなかった場合に比べて閾値レベルを低くする。
この変形例の携帯端末10によれば、視聴又は録画予約の有無によってユーザが番組をどの程度視聴したいかを間接的に把握することができる。よって、変形例1と同様の理由により、携帯端末10では、ユーザが視聴したい番組の再生動作が停止する期間を短くすることができるし、ユーザの注目度が低い番組については閾値レベルを高くすることで、携帯端末10の消費電力の増大を効率的に抑えられる。
また、携帯端末10はユーザ属性に応じて閾値レベルを変更してもよい。
図11は、この変形例の制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はプログラムを実行することにより、チューナ制御部113と、パラメータ変更部114と、端末ユーザ属性取得部117と、推奨ユーザ属性取得部118とに相当する各機能を実現する。これら各機能のうち、チューナ制御部113の機能は、上述した第1実施形態と同じ機能であるから、その説明を省略する。
端末ユーザ属性取得部117は、携帯端末10のユーザのユーザ属性を取得する。端末ユーザ属性取得部117は、例えばユーザの性別及び年齢、ユーザが興味のあるジャンルといった、ユーザに関する属性を取得する。端末ユーザ属性取得部117は、ユーザによる操作部14の操作で入力された内容に従ってユーザ属性を取得する。推奨ユーザ属性取得部118は、各番組に指定された番組の視聴を推奨するユーザの属性を取得する。推奨ユーザ属性取得部118は、例えば、放送局側で指定されたユーザ属性であって放送波に含まれたユーザ属性を放送波から抽出して取得する。
上述した実施形態において、携帯端末10は、ユーザがどの程度ワンセグ放送の視聴を欲しているかを、チューナ部16により再生動作が行われていないときにユーザから受け付けた、放送内容の再生開始の指示の回数又は頻度に基づいて特定する。
図12は、この変形例の制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はプログラムを実行することにより、チューナ制御部113と、パラメータ変更部114と、指示受付部119とに相当する各機能を実現する。
指示受付部119は、ユーザによる操作部14の操作によって、放送内容の再生開始の指示(以下、「再生開始指示」という。)をユーザから受け付ける。すなわち、指示受付部119は、ワンセグモードの開始前や、ワンセグモード中の再生動作の停止期間などの、チューナ部16が放送波に基づく放送内容の再生を行っていないときに、再生開始指示を受け付ける。チューナ制御部113は、指示受付部119により再生開始指示が受付けられた場合、放送波の受信感度に関わらず、放送内容の再生を開始する。
なお、この変形例では、パラメータ変更部114は、指示受付部119が再生開始指示を受け付けられた回数を特定することに代えて、当該再生開始指示が受け付けられた頻度を特定してもよい。この場合であっても、パラメータ変更部114は、再生開始する旨の応答が受け付けられた頻度が閾値以上になった場合に、閾値レベルを下げる。
上述した実施形態、及び変形例1〜4に係る閾値レベルの変更方法を複数組み合わせてもよい。この場合、パラメータ変更部114は、閾値レベルを低くする方向に変更する条件を満たす項目が多いほど、より大きく閾値レベルを低くすればよいし、閾値レベルを高くする方向に変更する条件を満たす項目が多いほど、より大きく閾値レベルを高くすればよい。
上述した実施形態では、受信品質特定部112は、各位置における放送波の受信品質を記憶する受信品質DB30から、自端末の現在位置における受信品質を特定していた。受信品質DB30は、外部装置であるサーバ装置20が記憶するものでなく、携帯端末10の記憶部18に記憶されていてもよい。
この場合、制御部11は、チューナ部16で放送内容が再生されている期間において、測位部17が測る位置と、当該位置においてチューナ部16が受信する放送波の受信品質とに基づいて、受信品質DB30の記憶内容を更新することが好ましい。例えば、各場所における放送波の受信品質は、周辺環境の変化などによって変動する可能性がある。例えば、元々、放送波の受信品質が良好な場所であっても、その近所に高層ビルが建築された場合には、放送波の伝搬経路が遮断されて、その場所における放送波の受信品質が悪化することが考えられる。このように、携帯端末10が受信品質を特定するために参照する受信品質DB30は、常に最新の受信品質を表すようにその記憶内容に更新されることが好ましい。そこで、制御部11は、チューナ部16で放送波に基づく放送内容が再生されている期間においてビットエラーレートを算出し、算出したビットエラーレートに対応する受信品質(「◎」、「○」、「△」又は「×」のいずれか)と、この受信品質の算出対象となった場所とを対応付けて受信品質DB30に記憶させる。受信品質が変化した場所にあっては、制御部11は、最新の受信品質を管理するように受信品質DB30を更新する。
また、携帯端末10が有する測位機能はGPS測位機能のものに限られない。携帯端末10、例えば、フェムトセルやマクロセルを構成する基地局単位の位置を測るものであってもよい。同様に、携帯端末10は、基地局により構成されるセクタ単位の位置を測ってもよいし、IMCS(Inbuilding Mobile Communication System)(登録商標)と呼ばれるサービスで使用される中継装置単位の位置を測ってもよい。
携帯端末10において閾値レベルを規定するパラメータは、S/N比以外であってもよい。例えば、閾値レベルを規定するパラメータはBERであってもよい。この場合も、携帯端末10が閾値レベルを規定するパラメータを大きくするほど、消費電力の低減の効果は増大する。また、閾値レベルを規定するパラメータはノイズレベルであってもよい。この場合、携帯端末10が閾値レベルを規定するパラメータを小さくするほど、消費電力の低減の効果は増大する。要するに、パラメータ変更部114は、消費電力の低減の効果を増大させたい場合には、チューナ部16での再生動作の停止期間が長くなるよう、閾値レベルを高くする方向に当該閾値レベルを規定するパラメータを変更すればよいし、ワンセグ放送を視聴可能にする時間を長くする場合には、停止期間が短くなるよう、閾値レベルを低くする方向に当該閾値レベルを規定するパラメータを変更すればよい。
また、一般に、受信感度が悪い場合、携帯端末10で音声信号の再生が可能であっても、映像信号の再生が不可能である場合がある。この場合、携帯端末10は映像信号と音声信号とで別個の閾値レベルを設定し、映像信号と音声信号とを独立して再生の有無を判別してもよい。
上述した実施形態では、本発明の携帯端末を携帯電話端末に適用した場合を説明したが、本発明は、その他の携帯端末に適用することも可能である。例えば、本発明は、例えば、スマートフォンやPDA(Personal Digital Assistance)、携帯ゲーム機等の様々な携帯端末に適用することができる。また、携帯端末によっては、携帯端末10の内部構成を適宜外部構成としても本発明を特定しうる。
また、携帯端末10はユーザによる各種の指示を音声認識などの技術を用いて受け付けてもよく、要するに、操作部14の操作以外の方法で受け付けてもよい。
上述した各実施形態では、携帯端末10がワンセグ放送の放送波に基づいて放送内容を再生するものであったが、本発明では放送の態様は特に問わない。すなわち、チューナ部は、デジタル放送の放送波に基づいて放送内容を再生するものであってもよいし、アナログ放送の放送波に基づいて放送内容を再生するものであってもよい。
また、携帯端末10の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現されうる。
Claims (6)
- 放送波に基づいて放送内容を再生するチューナ部と、
前記チューナ部により前記放送内容の再生が開始された後、自端末における前記放送波の受信感度が閾値レベル以下である期間において、前記チューナ部による前記放送内容の再生を停止させるチューナ制御部と、
前記放送内容の視聴率を示す視聴率データを取得する視聴率データ取得部と、
前記チューナ部により再生されている放送内容について前記視聴率データ取得部が取得した視聴率データが示す視聴率が高いほど、前記閾値レベルを規定するパラメータを、前記閾値レベルを低くする方向に変更するパラメータ変更部と
を備えることを特徴とする携帯端末。 - 自端末の現在位置を特定する位置特定部と、
複数位置における前記放送波の受信品質を記憶する受信品質記憶部に記憶された、前記位置特定部により特定された現在位置での前記受信品質を特定する受信品質特定部と
を備え、
前記パラメータ変更部は、
前記受信品質特定部により特定された受信品質が低いほど、前記閾値レベルを低くする方向に前記パラメータを変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記放送波に基づいて再生される番組の視聴又は録画の予約を受け付ける予約受付部を備え、
前記パラメータ変更部は、
前記予約受付部が予約を受け付けた番組が再生されている期間には、当該予約が受け付けられなかった場合に比べて前記閾値レベルを低くする方向に前記パラメータを変更する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。 - 自端末のユーザのユーザ属性を取得する端末ユーザ属性取得部と、
前記放送波に基づいて再生される番組に指定された当該番組の視聴を推奨するユーザのユーザ属性を取得する推奨ユーザ属性取得部と
を備え、
前記パラメータ変更部は、
前記端末ユーザ属性取得部が取得したユーザ属性と、前記推奨ユーザ属性取得部が取得した前記番組に指定されたユーザ属性との一致度が高いほど、当該番組が再生されている期間において前記閾値レベルを低くする方向に前記パラメータを変更する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 前記チューナ部により前記放送内容が再生されていないときに、その再生開始の指示をユーザから受け付ける指示受付部を備え、
前記チューナ制御部は、
前記指示受付部により前記指示が受付けられた場合、前記放送波の受信感度に関わらず前記放送内容の再生を開始させ、
前記パラメータ変更部は、
前記指示受付部により前記指示が受け付けられた回数又は頻度が閾値以上となった場合、前記閾値レベルを低くする方向に前記パラメータを変更する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 放送波に基づいて放送内容を再生するチューナ部を備える携帯端末のコンピュータに、
前記チューナ部により前記放送内容の再生が開始された後、自端末における前記放送波の受信感度が閾値レベル以下である期間において、前記チューナ部による前記放送内容の再生を停止させるチューナ制御ステップと、
前記放送内容の視聴率を示す視聴率データを取得する視聴率データ取得ステップと、
前記チューナ部により再生されている放送内容について前記視聴率データ取得ステップで取得した視聴率データが示す視聴率が高いほど、前記閾値レベルを規定するパラメータを、前記閾値レベルを低くする方向に変更するパラメータ変更ステップと
を実行させるためのプログラム。
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