JP5639777B2 - Dcオフセット補償システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本明細書で開示される主題は、デジタル受信機でのDCオフセット補償に関する。
デジタル通信システムでは、送信すべきデジタルデータで搬送波信号を変調することによって伝送信号が生成される。デジタルデータは一般にパケットとして送信され、各パケットはいくつかのデータビットを含む。送信された信号を受信した後、データを回復するために、信号は復調を必要とする。
無線受信機アーキテクチャは一般に、ホモダイン受信機などの直接変換受信機を使用して、受信した信号の復調を実施する。搬送波信号周波数で動作する局部発振器が使用され、受信した信号がミックスダウンされ、同相(I)ベースバンド信号および直交(Q)ベースバンド信号が生成される。直接変換受信機は、どんな中間周波数も使用することなく、I成分とQ成分のどちらでも着信搬送波信号を直接的にベースバンドに変換する。しかし、直接変換受信機はいくつかの欠点を有する。例えば、送信機とRX局部発振器との間の周波数オフセットのために、復調後にDCオフセットが導入される可能性がある。さらに、あるシステムでは、DCオフセット成分が、情報信号よりも数デシベル(dB)大きい可能性があり、したがって情報信号を回復するためにDCオフセット補償が必要となる。
DCオフセットを補償する一方法は、受信したパケットの平均値を推定し、受信した信号から推定値を減算し、次いで信号をデコーダに供給することである。しかし、推定のために使用されるデータ内で、送信された1と0の数が等しくない場合、平均値の標準的推定は、計算DCオフセットに偏りを導入する傾向がある。計算DCオフセットの偏りは、受信機のビット誤り率を増加させるのに十分の大きさである可能性がある。
米国特許第7477885号公報
したがって、DCオフセット成分を除去するための改良型の方法およびシステムが求められている。
簡潔には、DCオフセット成分補償システムが提示される。このシステムは、入力信号の正サンプルと負サンプルを分離するソータを含む。このシステムは、入力信号中の正サンプルの数に従って正サンプル平均を計算する正サンプル平均発生器と、入力信号中の負サンプルの数に従って負サンプル平均を計算する負サンプル平均発生器とをさらに含む。正サンプル平均発生器および負サンプル平均発生器から正サンプル平均および負サンプル平均を受け取り、基準信号を生成する平衡平均発生器が設けられる。このシステムは、入力信号から基準信号を減算し、DCオフセット補償済み出力信号を生成する減算器をさらに含む。
一実施形態では、デジタル無線受信機システムが提供される。このデジタル無線受信機システムは、被変調信号を受信する無線フロントエンドと、被変調信号をデジタル化するアナログ−デジタル変換器およびデジタル化被変調信号をベースバンド信号に変換するデジタルダウンコンバータを備えるデジタル受信機モジュールとを含む。DC補償モジュール、タイミング回復モジュール、ビット検出器、およびフレーム同期モジュールを有するDCベースバンドプロセッサが設けられる。このベースバンドプロセッサは、復調DCオフセット補償済み出力信号を生成するように構成される。デジタル受信機モジュールおよびベースバンドプロセッサはデジタルプロセッサ上に実装される。DC補償モジュールは、別々の正サンプル平均および負サンプル平均を計算するソータと、DCオフセット補償済み出力信号を生成する平衡平均発生器とを実装する。
一実施形態では、デジタル受信機でDCオフセットを補償する方法が提示される。この方法は、入力信号から正サンプルと負サンプルを分離すること、および正サンプルおよび負サンプルの自己回帰平均を計算することを含む。この方法は、正サンプルおよび負サンプルの平均を加算すること、加算した平均の平衡平均を計算すること、入力信号から平衡平均を減算すること、およびその減算からDCオフセット補償済み出力信号を生成することをさらに含む。
添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むときに、本発明の上記および他の特徴、態様、および利点をより良く理解されよう。添付の図面では、同様の文字は図面全体を通して同様の部品を表す。
例示的デジタル無線受信機のブロック図である。 図1のシステムで実装される一実施形態によるベースバンドプロセッサのブロック図である。 本明細書に記載の一実施形態による平衡平均発生器を実装するDC補償システムのブロック図である。 本明細書に記載の一実施形態による自己回帰平均発生器を実装するDC補償システムのブロック図である。 本明細書に記載の一実施形態による固定小数点自己回帰平均発生器を実装するDC補償システムのブロック図である。
図1は、例示的デジタル無線受信機10のブロック図である。デジタル無線受信機10は、無線フロントエンドモジュール12、デジタル受信機モジュール14、およびベースバンドプロセッサ16を含む。無線フロントエンドモジュール12は無線信号を受信し、ベースバンドプロセッサ16は復調デジタル出力信号32を生成する。
無線フロントエンドモジュール12は、アンテナ18から受信された信号を増幅するように構成される。デジタル受信機モジュール14は、無線フロントエンドモジュール12からの信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換器20を含む。デジタル受信機モジュール14は、搬送周波数に中心が置かれたデジタル化信号を、ゼロ周波数に中心が置かれたベースバンド信号に変換するデジタルダウンコンバータ22(DDC)をさらに含む。ダウンコンバージョンに加えて、DDCは通常、より低いサンプリングレートにデシメートし、より低速のプロセッサによる別の信号処理を可能にする。
図2は、図1のベースバンドプロセッサ16のブロック図である。ベースバンドプロセッサ16は、復調器24、DC補償モジュール26、ビット同期および検出器ユニット28、ならびにフレーム同期モジュール30を含む。現在企図される実施形態では、任意のデジタル処理プラットフォーム上でベースバンドプロセッサ16を実装することができる。デジタル処理プラットフォームの非限定的な例には、デジタル信号処理(DSP)チップ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または特定用途向け集積回路(ASIC)が含まれる。入力信号の周波数変動をベースバンド波形に変換するように復調器24を構成することができ、ベースバンド波形の振幅が、入力信号周波数に比例することができる。DC補償モジュール26は、復調信号中のDCオフセットを除去するように構成される。ビット同期および検出器28ならびにフレーム同期モジュール30は、ヘッダの長さを最小限に抑え、受信したビットストリーム信号内の境界が定められた場所の位置を求めるために、ビットタイミング情報を回復するように構成される。
従来のDC補償技法は単純平均化技法を含む。非ゼロ復帰(NRZ)変調波形を利用する2進デジタル受信機では、そのような検出技法は極性比較を含む。そのような技法では、復調波形が0より大きいとき(例えば正電圧)、正の2進数1を検出することができ、復調波形が0未満であるとき(例えば負電圧)、負の2進数0を検出することができる。しかし、ゼロ(またはDC)レベルが固定外部基準に対してドリフトすることがあり、DCオフセットを引き起こす。当技術分野で使用される検出波形の単純平均は、送信された1と0の数が短期間にわたって等しくない場合に偏る可能性があり、その結果、DC補償が不正確となる。そのような信号中のDCオフセットは、雑音の存在と共に受信機ビット誤り性能を低下させることがある。本明細書に記載の実施形態は、上記で論じたそのような欠点を克服するために平衡平均化を使用する。
図3は、本発明の一態様による平衡平均発生器を実装するDC補償システム40のブロック図である。例示的DC補償システム40は、入力信号44の正サンプル46および負サンプル48を分離するソータ42を含む。入力信号44は、シンボル当たり複数のサンプルを有するデータビットのストリームを含むことができる。図3の実施形態では、正サンプル平均発生器がソータ42に結合され、正サンプル加算器50、カウンタ52、および除算器54を備える。さらに、負サンプル平均発生器がソータ42に結合され、負サンプル加算器56、カウンタ58、および除算器60を備える。正サンプル平均発生器の出力(正サンプル平均47)および負サンプル平均発生器の出力(負サンプル平均49)が、基準信号を発生させる平衡平均発生器で受信される。一実施形態では、平衡平均発生器は、加算要素62と、合計した正サンプル平均および負サンプル平均から平衡平均を生成する平均要素64を備える。減算器66が平衡平均発生器に結合され、入力信号バッファ61を介して入力信号を受信する。減算器66に結合されたビット検出器(図示せず)を、減算器66からの出力信号68を処理するように構成することができる。
動作の一実施例では、ソータ42が復調入力信号44を受信し、入力信号44から正サンプル46と負サンプル48を分離する。こうした動作中に、入力信号44は、入力信号バッファ61にもバッファリングされる。入力信号バッファ61は、例えば先入れ先出し(FIFO)メモリを含むことができる。除算器54が、(正サンプル加算器50からの)加算した正サンプルを、カウンタ52内に格納された正サンプルの数53で割ることにより、正サンプル平均47を計算する。同様に、除算器60が、(負サンプル加算器56からの)加算した負サンプルをカウンタ58内に格納された負サンプルの数57で割ることにより、負サンプル平均49を計算する。平均発生器は、加算器62からの合計した正サンプル平均および負サンプル平均に比(例えば0.5)を掛けることによって基準信号65を生成するように構成される。減算器66は、(入力信号バッファ61からの)入力信号44から基準信号65を減算してDCオフセット補償済み出力信号68を生成するように構成される。そのような出力信号68を受信して、出力信号68が0より大きいとき(例えば正電圧)に正の2進数1を検出するようにビット検出器を構成することができる。さらに、出力信号68が0未満であるとき(例えば負電圧)に負の2進数0を検出することができる。
図4は、本発明の一態様による自己回帰平均発生器を実装するDC補償システム74のブロック図である。例示的DC補償システム74は、入力信号44の正サンプル46と負サンプル48を分離するソータ42を含む。正サンプル平均発生器は第1自己回帰(AR)平均化ループを備え、第1自己回帰(AR)平均化ループは、乗算器78(自己回帰係数76を使用する)と、正サンプル加算器50に結合された正メモリレジスタ80とを含む。例示的DC補償システム74は、第2自己回帰(AR)平均化ループを含む負サンプル平均発生器をさらに含み、第2自己回帰(AR)平均化ループは、乗算器82(第1AR平均化ループの自己回帰係数を使用する)と、負サンプル加算器56に結合された負メモリレジスタ84とを含む。第1AR平均化ループの出力(自己回帰正サンプル平均86)と第2AR平均化ループの出力(自己回帰負サンプル平均88)が、加算器90で加算される。平衡平均発生器(加算要素90および平均要素64によって表される)が、合計した正サンプル平均および負サンプル平均の平衡平均91を生成する。利得乗算器92が、平衡平均91を正規化するように構成される。減算器66(出力信号96を生成するように構成される)が、利得乗算器92および入力信号44に結合される。
DC補償システム74の動作中、入力信号44が、1度に1サンプルずつ、サンプルの極性に応じて、ソータ42によって正サンプル46および負サンプル48に分類される。自己回帰平均化が、第1自己回帰ループおよび第2自己回帰ループによって実施される。第1自己回帰ループが、正サンプル加算器50で、分類された正サンプル46をメモリレジスタ80の自己回帰係数スケーリング済み内容に加算する。ソータ42からの新しい着信正サンプルごとに動作が実施される。
サンプルの対応する極性に従ってループ計算が実施されることに留意されたい。例えば、2つのループの一方だけが、所与の入力サンプルに対してアクティブであり、第1自己回帰ループは、正サンプルに対するものであり、第2自己回帰ループは、負サンプルに対するものである。例示的実施形態では、正サンプルが検出されるとき、第1自己回帰ループは動作状態にあり、正メモリレジスタ80内の値を更新する。第2自己回帰ループは遊休状態のままであり、負メモリレジスタ84の値は未変更のままである。同様に、負サンプルが検出される場合、第2自己回帰ループは動作状態にあり、負メモリレジスタ84内の値を更新する。第1自己回帰ループは遊休状態のままであり、正メモリレジスタ80の値は未変更のままである。さらに、2つのループは、正サンプルおよび負サンプルについてそれぞれ乗算器78および82で、(メモリレジスタ80、84内の)格納されたサンプルに自己回帰係数76を掛けることを含む。
どちらかの極性(正または負)の各入力サンプルについて、自己回帰正サンプル平均86および自己回帰負サンプル平均88が、加算器90で合計され、平衡平均発生器内で比率、例えば0.5が掛けられる。利得乗算器92が平衡平均発生器に結合され、平衡平均91に利得係数94(1から自己回帰係数76を引いたもの)を掛け、正規化平衡平均93を生成する。減算器66は、入力信号44から正規化平衡平均93を減算し、DCオフセット補償済み出力信号を生成するように構成される。先に論じたように、出力信号96をさらに処理するために、ビット検出器(図示せず)を減算器66に結合することができる。
図5は、本発明の一態様による固定小数点自己回帰平均発生器を実装するDC補償システム100のブロック図である。例示的DC補償システム100は、入力信号44の正サンプル46と負サンプル48を分離するソータ42を含む。正サンプル平均発生器は第1固定小数点自己回帰(AR)平均化ループを備え、第1固定小数点自己回帰(AR)平均化ループは、乗算器78(自己回帰係数76を使用する)、左ビット方向算術シフタ102、右ビット方向算術シフタ104、丸めブロック106、および正メモリレジスタ80を含む。例示的DC補償システム100は、第2固定小数点自己回帰(AR)平均化ループを備える負サンプル平均発生器をさらに含み、第2固定小数点自己回帰(AR)平均化ループは、乗算器82(第1固定小数点自己回帰平均化ループの自己回帰係数76を使用する)、左ビット方向算術シフタ102、右ビット方向算術シフタ104、丸めブロック106、および負メモリレジスタ84を含む。
第1固定AR平均化ループの出力(固定小数点自己回帰正サンプル平均108)および第2AR平均化ループの出力(固定小数点自己回帰負サンプル平均110)が、加算器112で加算される。利得係数94に結合された利得乗算器92が、平衡平均91を正規化するように構成される。丸めブロック114および右ビット方向算術シフタ116が、利得乗算器92に結合される。出力信号118を生成するように構成された減算器66が、右ビット方向算術シフタ116および入力信号44に結合される。
固定小数点自己回帰平均発生器を実装するDC補償システム100の動作の一実施例では、入力信号44の複数のビット(またはサンプル)が、1度に1サンプルずつ、サンプルの極性に応じて、ソータ42によって正サンプル46および負サンプル48に分類される。固定小数点自己回帰平均化が、第1固定小数点自己回帰ループおよび第2固定小数点自己回帰ループによって実施される。第1固定小数点自己回帰ループは、算術シフタ102でビット方向左シフトを実施する。左シフト後のサンプルが、正サンプル加算器50でレジスタ80の自己回帰係数スケーリング済み内容と合計される。加算された正サンプルが丸めモジュール106で丸められ、次いで右ビット方向算術シフタ104で右シフトされる。右シフトされたサンプルが、正メモリレジスタ80内に格納される。ソータ42からの新しい着信正サンプルごとに動作が実施される。
正しい極性のサンプルが存在するときにのみループ計算が実施されることに留意されたい。例えば、2つのループの一方だけが、所与の入力サンプルに対してアクティブであり、第1固定小数点自己回帰ループは、正サンプルに対するものであり、第2固定小数点自己回帰ループは、負サンプルに対するものである。例示的実施形態では、正サンプルが検出される場合、第1固定小数点自己回帰ループが動作状態にあり、正メモリレジスタ80内の値を更新する。第2固定小数点自己回帰ループは遊休状態のままであり、負メモリレジスタ84の値は未変更のままである。同様に、負サンプルが検出される場合、第2固定小数点自己回帰ループが動作状態にあり、負メモリレジスタ84内の値を更新する。第1固定小数点自己回帰ループは遊休状態のままであり、正メモリレジスタ80の値は未変更のままである。さらに、2つのループは、正サンプルおよび負サンプルについてそれぞれ乗算器78および82で、(メモリレジスタ80、84内の)格納されたサンプルに自己回帰係数76を掛けることを含む。
どちらかの極性(正または負)の各入力サンプルについて、固定小数点自己回帰正サンプル平均108および固定小数点自己回帰負サンプル平均110が、加算器112で合計され、加算器112に結合された利得乗算器92で利得係数94が掛けられる。加算器112からの正規化信号111が、丸めブロック114で丸められる。丸められたサンプル115は、算術シフタ116でサンプルをビット方向で右シフトすることによって得られる。減算器66は、入力信号44から、シフトされたサンプル115を減算し、DCオフセット補償済み出力信号118を生成するように構成される。先に論じたように、出力信号118をさらに処理するために、ビット検出器を減算器66に結合することができる。
有利なことに、本発明の様々な実施形態により、DC補償システム内で実装されたとき、送信機での「スペクトル白色化」の必要がなくなり、長期間の1または0を処理するときに受信機がずっと汎用的となる。さらに、周波数変調(FM)信号向けに設計された受信機では、本発明の実施形態は、ゼロ交差がないように、出力信号を偏らせる可能性のある周波数不整合の効果を軽減する助けとなり、その結果、実質的に非ゼロ復帰検出および同期が得られる。
本明細書では本発明のいくつかの特徴だけを図示および説明したが、多数の修正および変更を当業者は思いつくであろう。したがって、添付の特許請求の範囲が本発明の真の精神の範囲内に含まれるすべての修正および変更を包含するものとすることを理解されたい。
10 デジタル無線受信機
12 無線フロントエンドモジュール
14 デジタル受信機モジュール
16 ベースバンドプロセッサ
18 アンテナ
20 アナログ−デジタル変換器
22 デジタルダウンコンバータ
24 復調器
26 DC補償モジュール
28 ビット検出器
30 フレーム同期モジュール
32 出力信号
40 DC補償システム
42 ソータ
44 入力信号
46 正サンプル
47 正サンプル平均
48 負サンプル
49 負サンプル平均
50 正サンプル加算器
52 カウンタ
54 除算器
56 負サンプル加算器
58 カウンタ
60 除算器
61 入力信号バッファ
62 加算器
64 平均要素
65 基準信号
66 減算器
68 出力信号
74 DC補償システム
76 自己回帰係数
78 乗算器
80 正メモリレジスタ
82 乗算器
84 負メモリレジスタ
86 自己回帰正サンプル平均
88 自己回帰負サンプル平均
90 加算器
91 平衡平均
92 利得乗算器
93 正規化平衡平均
94 利得係数
96 出力信号
100 DC補償システム
102 左ビット方向算術シフタ
104 右ビット方向算術シフタ
106 丸めブロック
108 固定小数点自己回帰正サンプル平均
110 固定小数点自己回帰負サンプル平均
111 正規化信号
112 加算器
114 丸めブロック
115 シフトされたサンプル
116 右ビット方向算術シフタ
118 出力信号

Claims (10)

  1. 搬送周波数に中心が置かれたデジタル化入力信号を、ゼロ周波数に中心が置かれたベースバンド信号に変換するコンバータと、
    前記ベースバンド信号から生成された入力信号の正サンプルと負サンプルを分離するソータと、
    前記入力信号中の正サンプルの数に従って正サンプル平均を計算する正サンプル平均発生器と、
    前記入力信号中の負サンプルの数に従って負サンプル平均を計算する負サンプル平均発生器と、
    前記正サンプル平均発生器および前記負サンプル平均発生器から正サンプル平均および負サンプル平均を受け取り、所定の値を乗算することにより基準信号を生成する平衡平均発生器と、
    前記入力信号から基準信号を減算し、DCオフセット補償済み出力信号を生成する減算器と
    を備えるDCオフセット成分補償システム。
  2. 正サンプル平均発生器が、前記正サンプルの数をカウントするカウンタと、前記正サンプルの値を合計する正サンプル加算器と、合計を前記数で割り、前記正サンプル平均を生成する除算器とを備え、
    前記負サンプル平均発生器が、前記負サンプルの数をカウントするカウンタと、前記負サンプルの値を合計する負サンプル加算器と、合計を前記数で割り、前記負サンプル平均を生成する除算器とを備える請求項1記載のシステム。
  3. 前記正サンプル平均発生器が、自己回帰係数を有し、前記正サンプルを受け取る第1自己回帰(AR)平均化ループを備え、前記負サンプル平均発生器が、自己回帰係数を有し、前記負サンプルを受け取る第2自己回帰(AR)平均化ループを備える請求項1または2に記載のシステム。
  4. 平均出力信号に利得係数を掛ける乗算器をさらに備える請求項3記載のシステム。
  5. 前記正サンプル平均発生器が、自己回帰係数を有し、前記正サンプルを受け取る第1固定小数点自己回帰(AR)平均化ループを備え、前記負サンプル平均発生器が、自己回帰係数を有し、前記負サンプルを受け取る第2固定小数点自己回帰(AR)平均化ループを備える請求項1または2に記載のシステム。
  6. 前記平衡平均発生器が、前記第1および前記第2固定小数点AR平均化ループの出力信号を加算し、合計した出力信号の平均を取る加算要素を備える請求項5記載のシステム。
  7. 前記第1および第2固定小数点AR平均化ループが、左ビット方向算術シフタおよび右ビット方向算術シフタならびに丸めブロックをさらに備える請求項5記載のシステム。
  8. 被変調信号を受信する無線フロントエンドと、
    前記被変調信号をデジタル化するアナログ−デジタル変換器と、デジタル化した被変調信号を前記ベースバンド信号に変換するデジタルダウンコンバータとを備えるデジタル受信機モジュールと、
    請求項1乃至7のいずれかに記載のシステムを含むDC補償モジュール、ビット検出器および同期モジュール、ならびにフレーム同期モジュールを備えるベースバンドプロセッサであって、入力信号平均の不偏推定を表すDCオフセット補償済み復調出力信号を生成するように構成されるベースバンドプロセッサと
    を備えるデジタル無線受信機システムであって、
    前記デジタル受信機モジュールおよび前記ベースバンドプロセッサが、デジタルプロセッサ上に実装されるデジタル無線受信機システム。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載のシステムを含むデジタル受信機内のDCオフセットを補償する方法であって、
    搬送周波数に中心が置かれたデジタル化入力信号を、ゼロ周波数に中心が置かれたベースバンド信号に変換するステップと、
    前記ベースバンド信号から生成された入力信号から正サンプルと負サンプルを分離するステップと、
    前記正サンプルおよび前記負サンプルの自己回帰平均を計算するステップと、
    前記正サンプルおよび前記負サンプルの平均を加算するステップと、
    加算した平均の平衡平均を計算するステップと、
    前記入力信号から前記平衡平均を減算するステップと、
    前記減算からDCオフセット補償済み出力信号を生成するステップと
    を含む方法。
  10. 平均を計算するステップが、サンプルをシフトする左ビット方向算術および右ビット方向算術を使用する固定小数点自己回帰平均を含む請求項9記載の方法。
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