JP5633775B2 - クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ、中間転写ユニット及び記録体搬送ユニット - Google Patents
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Description
しかし、ブレード部材全体が一様な弾性材料から構成される単層構造のブレード部材では、当接圧力を高くすることと、初期の当接状態を維持するととを両立することが困難である。これは、以下の理由による。
すなわち、比較的硬度の高い弾性材料からなる単層構造のブレード部材を用いると、被清掃体と当接するエッジ部における変形が小さく、当接面積が広くなることを抑制できるため、当接圧力を高く設定することができ、クリーニング性能の向上を図ることが出来る。しかし、硬度が高い弾性材料は一般的に永久伸びの値が大きくなる。ブレード部材はその一端を被清掃体の表面に押しつけられ撓んだ状態で被清掃体に当接している。このとき、永久伸びの値が大きい弾性材料からなるブレード部材を長期に渡って被清掃体に当接させ続けると、ブレード部材が撓んだ形状に永久変形する、所謂ヘタリが発生し、初期の当接状態と異なる当接状態になり、クリーニング不良の原因となる。
一方、比較的硬度の低い弾性材料からなる単層構造のブレード部材を用いた場合、硬度が低い弾性材料は一般的に永久伸びの値が小さいため、ブレード部材を長期に渡って被清掃体に当接させ続けてもヘタリが生じ難く、初期の当接状態を維持することができる。しかし、硬度が低い単層構造のブレード部材を用いると、被清掃体と当接するエッジ部における変形が大きく、当接面積が広くなるため当接圧力が低くなり、除去性能が不十分となる。
このように、単層構造のブレード部材では、当接圧力を高くすることと、初期の当接状態を維持することとを両立することが困難であり、高い除去性能を経時で安定して得ることは困難である。
図8に示すブレード部材5では、ブレードホルダ3によって保持される保持位置5aからエッジ部1e側のブレード部材5の先端までの全域に渡って永久伸びの値が大きいエッジ層1が存在する。このため、ブレード部材5が被清掃体に押しつけられ撓んだ状態では、ヘタリが生じ難いバックアップ層2だけでなく、ヘタリが生じ易いエッジ層1も撓んだ状態となり、ブレード部材5を長期に渡って被清掃体に当接させ続けると、エッジ層1のみに大きなヘタリが生じることがある。
エッジ層1にヘタリが生じるとエッジ層1は撓んだ状態の形状で形を維持しようとするため、ヘタリが生じていない、または、ヘタリが小さいバックアップ層2に対して撓む方向の力が働き、バックアップ層2と同じ材質のみからなる単層構造のブレード部材よりも経時での当接状態の変化が生じ易い。
このため、硬度が高いエッジ層1と硬度が低いバックアップ層2とからなる二層の積層構造のブレード部材5を用いた構成であっても、エッジ層1とバックアップ層2の材料の組合せによっては、初期のクリーニング性能を十分に維持することができない場合があった。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層を形成する材料の、0[℃]〜50[℃]の範囲の温度変化における反発弾性率の最大値と最小値との差が30[%]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のクリーニング装置において、上記エッジ層を形成する材料の、tanδピーク温度が10[℃]未満であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層以外の層であるバックアップ層を形成する材料の、0[℃]〜50[℃]の範囲の温度変化における反発弾性係数の最大値と最小値との差が30[%]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層以外の層であるバックアップ層を形成する材料の、tanδピーク温度が10[℃]未満であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、上記被清掃体の表面に潤滑剤を付与する潤滑剤付与手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、表面移動する潜像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、該潜像担持体を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニング手段と、該潜像担持体とを一体に支持したプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、表面移動する像担持体上に形成した画像を中間転写体に転写し、この画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、該中間転写体を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニング手段と、該中間転写体とを一体に支持した中間転写ユニットにおいて、上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、表面移動部材である像担持体上に形成した画像を最終的に記録体に転移させる画像形成装置において、上記像担持体上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記画像を形成するトナーの形状係数SF1が100以上150以下であることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、表面移動部材する記録体搬送部材の表面に担持された記録体上に画像を形成する画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、該記録体搬送部材を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング手段と、該記録体搬送部材とを一体に支持した記録体搬送ユニットにおいて、上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
図2は、本実施形態における画像形成装置であるプリンタ100を示す概略構成図である。
プリンタ100は、フルカラー画像を形成するものであって、画像形成部120、二次転写装置160及び給紙部130から主として構成されている。なお、以下の説明において、添え字Y,C,M,Bkは、それぞれ、イエロー用、シアン用、マゼンタ用、ブラック用の部材であることを示すものである。
なお、中間転写ベルト162における二次転写ローラ165よりも表面移動方向下流側であってプロセスカートリッジ121Yの上流側には、二次転写後の残留トナー等の中間転写ベルト162上に付着した付着物を除去するための中間転写ベルトクリーニング装置167を設けている。中間転写ベルトクリーニング装置167は、中間転写ベルト162と一体に支持された状態で二次転写装置160として、プリンタ100本体に対して着脱自在に構成されている。
また、プロセスカートリッジ121(Y,C,M,Bk)の下方には、帯電された感光体10(Y,C,M,Bk)の表面にレーザー光を照射して静電潜像を形成する露光装置140が配置されている。
また、露光装置140の下方には、給紙部130が配置されている。給紙部130には、記録材としての転写紙を収容する給紙カセット131及び給紙ローラ132が設けられており、レジストローラ対133を経て中間転写ベルト162と二次転写ローラ165との間の二次転写ニップ部に向けて所定のタイミングで転写紙を給送する。
また、二次転写ニップ部の転写紙搬送方向下流側には定着装置90が配置されており、この定着装置90の転写紙搬送方向下流側には、排紙ローラ及び排紙された転写紙を収納する排紙収納部135が配置されている。
ここで、各プロセスカートリッジ121の構成はほぼ同様であるので、以下の説明では色分け用の添え字Y、C、M、Bkを省略して、プロセスカートリッジ121の構成及び動作について説明する。
プロセスカートリッジ121は、感光体10と、感光体10の周りに配置されたクリーニング装置30、帯電装置40及び現像装置50とを備えている。
現像装置50は、感光体10の表面にトナーを供給して静電潜像を可視像化するものであり、現像剤を表面に担持する現像剤担持体としての現像ローラ51を備える。現像装置50は、この現像ローラ51と、現像剤収容部に収容された現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌スクリュ52と、攪拌された現像剤を現像ローラ51に供給しながら搬送する供給スクリュ53と、から主として構成されている。
プリンタ100では、不図示のオペレーションパネルやパーソナルコンピュータ等の外部機器からプリント命令を受け付けると、まず、感光体10を図中矢印Aの方向に回転させ、帯電装置40の帯電ローラ41によって感光体10の表面を所定の極性に一様帯電させる。帯電後の感光体10に対し、露光装置140は、入力されたカラー画像データに対応して光変調された例えばレーザービーム光を色ごとに照射し、これによって各感光体10の表面にそれぞれ各色の静電潜像を形成する。各静電潜像に対し、各色の現像装置50の現像ローラ51から各色の現像剤を供給し、各色の静電潜像を各色の現像剤で現像し、各色に対応したトナー像を形成して可視像化する。次いで、一次転写ローラ161にトナー像と逆極性の転写電圧を印加することによって、中間転写ベルト162を挟んで感光体10と一次転写ローラ161との間に一次転写電界を形成し、一次転写ローラ161で中間転写ベルト162を弱圧接することで一次転写ニップを形成する。これらの作用により、各感光体10上のトナー像は中間転写ベルト162上に効率よく一次転写される。中間転写ベルト162上には、各感光体10で形成された各色のトナー像が互いに重なり合うように転写され、積層トナー像が形成される。
図1は、クリーニング装置30のブレード部材5が感光体10に当接する部分を感光体10の回転軸方向から見たときの説明図である。
図4中のEはエッジ層1の層厚、Bはバックアップ層2の層厚、L0は自由長の長さを示しており、L1は、ブレード部材5全体の厚さを示している。
エッジ層1には、永久伸びが大きく、100%モジュラスの値が大きい材料を用い、バックアップ層2にはエッジ層1に比べて永久伸びが小さく、100%モジュラスの値が小さい材料を用いる。
そして、エッジ層1とバックアップ層2とをあわせた積層構造のブレード部材5は、クリーニング装置30に組み付けた状態での、線圧低下率が90[%]以上となるように適宜エッジ層1及びバックアップ層2の厚さを調整する。
また、感光体10に対するブレード部材5の食込み量d[mm]や当接圧f[g/cm]、当接角度α[°]などの設定は、エッジ層1とバックアップ層2と合わせたブレード部材5の材料物性を測定し、それに応じて設定すればよい。
例えば、dは0<d<1.5、fは10≦f≦80、αは5≦α≦25の範囲で適宜設定すればよい。
具体的な二層構造のブレード部材5の実施例としては、後述する実験例に示したブレード(6)〜(9)及び(12)〜(14)を挙げることができる。
エッジ層1に用いるのに適した高硬度で、100%モジュラスの値が大きく、永久伸びの値が大きい材質のみからなるブレード部材では、そのヘタリによって経過時間や環境の変化によって安定した線圧を維持できなかった。これに対して、バックアップ層2に低硬度で、100%モジュラスの値が小さく、永久伸びの値が小さい材質を用いることで、ブレード全体のヘタリを抑制する構成である。
感光体10と当接するエッジ層1には永久伸びが2[%]以上で100%モジュラスの値が高い材料を用い、バックアップ層2には永久伸びが2[%]以下の材料を用いることにより、小粒径、球形の重合トナーに対しても、ヘタリの発生がなく、初期から長期にわたって良好なクリーニング性能を維持することが出来る。
本実験では、構成が異なる複数のブレード部材を用意し、各ブレード部材を感光体に当接させた状態で、長時間放置し、初期線圧に対して経時の線圧がどの程度低下するかについて検討した。
実験に用いた14種類のブレード部材であるブレード(1)〜(14)の構成を表1に示す。
また、本実験に用いた二層構造のブレード部材であるブレード(6)〜(14)は、図4に示すように、エッジ層の層厚Eが0.5[mm]、バックアップ層の層厚Bが1.3[mm]で、ブレード部材5全体の厚さL1が1.8[mm]、自由長L0が7.2[mm]のものを用いた。
ブレード(2)〜(5)はブレード(1)に比べて、小粒径で円形度の高いトナーに対するクリーニング性能を高めるために、ブレード部材と感光体との間の当接部の当接圧力、ピーク圧力を高めるために有効な高硬度で100%モジュラスの値が大きい材料B、C、D、Eを単層で用いたブレード部材である。
ブレード(6)〜(14)は二層構造のブレード部材で、エッジ層に高硬度で100%モジュラスの値が大きい材料C、D、E、Fを用い、バックアップ層にエッジ層より低硬度で100%モジュラスの値が小さく、永久伸びが小さい材料を用いている。
一方、永久伸びが大きい材料ほど、ブレード部材のヘタリが大きくなり、経時の圧力低下の原因となる。
具体的には、(160時間放置後の線圧)/(初期線圧)×100で求まる値である。
なお、ブレード部材の線圧低下率の測定は、そのブレード部材を用いる感光体ユニットに組み付けて測定を行う。このため、本実施形態とは異なる構成の感光体ユニットであっても、その感光体ユニットにブレード部材を組み付けることで、同様の評価を行うことができる。
組み付け状態におけるブレードの当接による線圧を測定する測定器200は、感光体10に相当する径で、ブレード部材5のエッジ層1が接する場所に設けた受け台102を備える。受け台102は、長手方向に三分割された構成であり、ロードセル101にブレード部材5の作用力を伝える。ロードセル101は三つの受け台102のそれぞれに接触するように配置されており、ロードセル101としては、例えば、KYOWA製LMA−A-1〇Nを用いることが出来る。また、測定器200は、ロードセル101に作用する力を表示するためのパネル103を備える。パネル103としては、例えばKYOWA製計装パネルWGA−650を用いることが出来る。さらに、ロードセル101で測定される測定値を時系列に記録するためのロガー104(パーソナルコンピュータでのロギング)を用意し、実際の使用に即したレイアウトでブレード部材を組み付ける。そして、記録された測定値について、ブレード組み付け時を初期値として、その値と所定の経過時間時の測定値とを比較することで、線圧の低下率を算出する。
図示の例では、測定に用いる受け台102を3分割しているが、受け台102の分割数は任意で良い。
そして、表2中の「低μ」は、5%チャートの画像を連続入力した条件である。トナーの入力量は通常であるため、ブレード部材と感光体との間の摩擦力は通常となる、長手方向での摩擦力変動はほとんどない。
一方、表2中の「高μ」は、縦帯20%チャートの画像を連続入力した条件である。トナーの入力量が多いため、ブレード部材と感光体との間の摩擦力は大きくなり、長手方向での摩擦力変動が大きく、クリーニング性が低下し易い条件である。
表2に示すクリーニング性評価では、5%チャートを連続入力した低μ条件と、縦帯20%チャートを連続入力した高μ条件とについて、初期から80K(8万枚)まで通紙を行い、紙上に発生したクリーニング不良、及び感光体表面上の在留トナー量の程度により「◎」、「○」、「×」に分類した。また、トナー種類については、異形トナーと球形トナーに2種類について実施した。
ここで、クリーニング性能について、初期とは、通紙枚数1枚目〜1000枚目までの1000枚のサンプルについて以下の判定を行った。また、80Kとは、8万枚通紙を行い、79001枚目〜80000枚目の1000枚のサンプルについて以下の判定を行った。
「◎」:紙上に顕在化したクリーニング不良なし、感光体表面上の残留トナーなし
「○」:紙上に顕在化したクリーニング不良なし、感光体表面上に残留トナーあり
「×」:紙上に顕在化したクリーニング不良あり、感光体表面上に残留トナーあり
ブレード(1)は、円形度が0.96以下、粒径約5〜6[μm]の所謂異形トナー用に従来から採用されているブレード部材で、単層材料Aの100%モジュラスの値の値は3.5[MPa]程度、永久伸びは0.95[%]であり、線圧低下率は93.7[%]となった。
表2に示すように、異形トナーに対して低μ条件では初期から80Kまでクリーニング性能良好で、「◎」である。また、高μ条件では、初期、80Kのいずれも「○」となった。高μ条件で「○」となった理由は、高μ条件下ではピーク圧力が低下し、クリーニング性能が低下したと考えられる。
しかし、球形トナーに対しては低μ初期でクリーニング不良が発生し、「×」である。これは、100%モジュラスの値が低く、球形トナーをクリーニングするために必要なピーク圧力を得られないためである。
しかし、ブレード(1)同様に、球形トナーに対しては初期でクリーニング不良が発生し、「×」である。
一方、異形トナーに対しては線圧低下率88[%]であっても、80Kでクリーニング性が「◎」であり、ヘタリによってピーク圧力が低下した場合でも、十分クリーニング出来ることがわかる。
一方、単層であるため、ヘタリの影響によって線圧低下率が75[%]と著しく悪化している。その結果、低μ80Kでもクリーニングが「×」となった。
ブレード(6)は、エッジ層のゴム材料C(100%モジュラスの値は5.9[MPa]、永久伸びは2.3[%])、バックアップ層にはブレード(3)における線圧低下率の改善目的でゴム材料G(100%モジュラスの値は3.5[MPa]、永久伸びは1.2[%])を設けている。線圧低下率は91.1[%]となり、ブレード(3)に比べて大幅に改善している。また、低μ80Kで「◎」、高μ80Kで「○」となり、ヘタリによるクリーニング性低下は改善されている。
線圧低下率は各々90.2[%]及び90.7[%]で、ブレード(8)及び(9)共に低μ80K、高μ80Kでクリーニング性「◎」となっており、ヘタリによる線圧低下は解消されている。ブレード(6)に比べてエッジ層に100%モジュラスの値が大きい材料を設けることで、高μ条件でもピーク圧力が十分維持されている。
ブレード(10)及び(11)では、バックアップ層の永久伸びが1.59[%]及び0.92[%]、線圧低下率が80.5[%]及び81.9[%]で大幅に90[%]を下回っており、低μ80K、高μ80Kではヘタリによる圧力低下によってクリーニング不良が発生し、「×」となっている。
ブレード(12)は線圧低下率が89.7[%]、低μ80K、高μ80Kでクリーニング性能が「○」となった。
ブレード(13)及び(14)では線圧低下率が90.5[%]、91.2[%]、低μ80K、高μ80Kでクリーニング性能が「◎」となった。
ブレード(6)及び(7)の検討結果から、球形トナーに対して初期、80K時にクリーニング性能「○」以上を得るには、エッジ層に100%モジュラスの値が5.9[MPa]以上のゴム材料を用いる。また、エッジ層の100%モジュラスの値を7.5[MPa]に高め、低μ初期、低μ80K時のクリーニング性能を「◎」に改善した場合にも、線圧低下率を90.1[%](90[%])以上となるようにバックアップ層を構成すれば、80K時にもクリーニング性能「○」以上を得ることが出来る。
すなわち、球形トナーに対して初期、80K時にクリーニング性能「○」以上を得るには、エッジ層に100%モジュラスの値が5.9[MPa]以上のゴム材料を用い、線圧低下率を90[%]以上となるようにバックアップ層を構成する。
すなわち、エッジ層の100%モジュラスの値をブレード(6)及び(7)に比べて高めた分、バックアップ層の100%モジュラスの値を低め、また永久伸び値のより小さな材料(実験例では0.92[%]以下)を用いることにより、線圧低下率が90[%]以上となるように構成する。
また、ブレード(12)の検討結果から、100%モジュラスの値が12[MPa]のゴム材料をエッジ層に用いた、バックアップ層に永久伸び0.32[%]の材料を用いると、線圧低下率は89.7[%]で、90[%]をわずかに下回るが、低μ80K、高μ80Kでクリーニング性能「○」以上が得られている。
また、初期のクリーニング性能「◎」、経時のクリーニング性能「○」を得るには、エッジ層に100%モジュラスの値が10[MPa]以上のゴム材料を用い、線圧低下率が90[%]以上となるようにバックアップ層の100%モジュラスの値、永久伸び値を選択する。
このため、エッジ層1に用いるゴム材料は、反発弾性係数の変動が小さいゴム材料とする。
図7は、従来のブレード部材に使用されて来たゴム材料(実線)と、本実施形態のブレード部材5のエッジ層1に用いるゴム材料(破線)について、反発弾性係数の温度変化のプロファイルを模式的に示している。実線で示されるゴム材料では、0[℃]から50[℃]の間で反発弾性が約60[%]変化している。一方、破線で示す本実施形態のエッジ層1に用いるゴム材料では、0[℃]から50[℃]の間で反発弾性係数が約30[%]の変化に抑えられている。
使用温度環境によってブレード部材の耐久性能、寿命が変動すると、次のような問題が生じる。すなわち、プロセスカートリッジ121のように、感光体ユニットとしてブレード部材と他の部材とを一体的に交換可能とした構成で、使用温度環境によってブレード部材の耐久性能、寿命が低下すると、他の部材は寿命に到達していないにも係わらず、感光体ユニットを交換する必要がある。一方、使用温度環境によってブレード部材の耐久性能、寿命が向上すると、ブレード部材はまだ使える状態でも他の部材の寿命に合わせて感光体ユニットを交換する必要がある。
これにより、ブレード部材5の部材寿命を感光体ユニットを構成する他の部材に合わせ易くなる。
すなわち、反発弾性係数の温度依存性が低ければ、温度依存に寄らず安定したクリーニングが行えるため、経時に渡って安定したクリーニング性を維持することが出来る。
さらに、ブレード部材5はカウンター方式で感光体10に当接する構成であるが、当接方式としては、トレーリング方式でも適用可能である。
このように、少なくとも二層以上の層から構成される弾性体をブレード部材5として用いる積層ブレードにおいて、像坦持体である感光体10と当接するエッジ層1に高硬度で、100%モジュラスの値が大きい材料を用いる。そして、少なくとも一層以上の層から構成されるバックアップ層2に、エッジ層1よりも低硬度で、100%モジュラスの値が小さく、永久伸び値が小さな材料を用い、ブレード部材5の線圧低下率を90[%]以上となるように構成することにより、初期から長期に渡ってヘタリによる当接条件、当接圧力の変動がなく、小粒径で円形度の高いトナーに対する良好なクリーニング性能を長期に渡って維持することが出来る。
一方、硬度が高く、100%モジュラスの値の大きいウレタンゴム材料をもちいることで、感光体等の像坦持体との当接領域における当接圧力を上げることが出来、小粒径、球形の重合トナーをクリーニングすることができる。しかし、100%モジュラスの値が大きいウレタンゴム材料は、一般的に永久伸びが大きくなる傾向がある。
そのため、従来から使用されてきた自由長を有し、単層のウレタンゴム材料を保持部材である金属製の支持板で支持するタイプのブレード部材に、100%モジュラスの値が大きい材料を用いた場合には、所謂ヘタリが発生しやすく、初期のクリーニング性能が維持できず、長期に渡るクリーニング性能の維持が困難な場合があった。
100%モジュラスの値の高い材料を使用した際に課題となるヘタリを防止するため、エッジ層1の背面(被清掃体とは反対側)にゴム材料の組成が異なるバックアップ層2を設けている。このバックアップ層2に用いる材料には、エッジ層1に比べて低硬度で、100%モジュラスの値が小さく、永久伸びが小さい材料を使用する。
これにより、ヘタリによるクリーニング性能の低下を抑制し、エッジ層1に永久伸びが大きく、100%モジュラスの値の高い材料を用いた場合にも、初期から長期に渡って小粒径、球形の重合トナーに対して、良好なクリーニング性能を維持することが出来る。
1e エッジ部
2 バックアップ層
3 ブレードホルダ
5 ブレード部材
5a 保持位置
10 感光体
30 クリーニング装置
51 現像ローラ
90 定着装置
100 プリンタ
120 画像形成部
121 プロセスカートリッジ
140 露光装置
160 二次転写装置
162 中間転写ベルト
167 中間転写ベルトクリーニング装置
Claims (11)
- 互いに永久伸びの値が異なる材質からなる複数の層によって構成される積層構造のブレード部材と、
該ブレード部材の一端を保持する保持部材とを有し、
該ブレード部材の他端の先端稜線部であるエッジ部を表面移動する被清掃体の表面に当接させて、該被清掃体の表面をクリーニングするクリーニング装置において、
上記ブレード部材を上記被清掃体に当接させた状態での初期線圧に対する160時間放置後の線圧の割合である線圧低下率が90[%]以上であり、
該ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層は、他の層に比べて高硬度で永久伸びの値が大きく、且つ、23[℃]における100%モジュラスの値が6[MPa]〜12[MPa]のゴム材料によって形成され、
上記他の層は、上記エッジ層に比べて低硬度で永久伸びの値が小さく、且つ、23[℃]における100%モジュラスの値が小さいゴム材料によって形成されることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1に記載のクリーニング装置において、
上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層を形成する材料の、0[℃]〜50[℃]の範囲の温度変化における反発弾性率の最大値と最小値との差が30[%]以下であることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項2のクリーニング装置において、
上記エッジ層を形成する材料の、tanδピーク温度が10[℃]未満であることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、
上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層以外の層であるバックアップ層を形成する材料の、0[℃]〜50[℃]の範囲の温度変化における反発弾性係数の最大値と最小値との差が30[%]以下であることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、
上記ブレード部材の複数の層のうち上記エッジ部を備えるエッジ層以外の層であるバックアップ層を形成する材料の、tanδピーク温度が10[℃]未満であることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、
上記被清掃体の表面に潤滑剤を付与する潤滑剤付与手段を有することを特徴とするクリーニング装置。 - 表面移動する潜像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、
該潜像担持体を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニング手段と、該潜像担持体とを一体に支持したプロセスカートリッジにおいて、
上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 表面移動する像担持体上に形成した画像を中間転写体に転写し、この画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、
該中間転写体を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニング手段と、該中間転写体とを一体に支持した中間転写ユニットにおいて、
上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とする中間転写ユニット。 - 表面移動部材である像担持体上に形成した画像を最終的に記録体に転移させる画像形成装置において、
上記像担持体上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
上記画像を形成するトナーの形状係数SF1が100以上150以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 表面移動部材する記録体搬送部材の表面に担持された記録体上に画像を形成する画像形成装置の本体に着脱自在に構成され、
該記録体搬送部材を上記被清掃体としてその表面上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング手段と、該記録体搬送部材とを一体に支持した記録体搬送ユニットにおいて、
上記クリーニング手段として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とする記録体搬送ユニット。
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