JP5633197B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、例えばハイブリット自動車や電気自動車等の車両に搭載されて、ランプ、オーディオ機器等の車載電装品の通電又は断電を実行する電気接続箱の一例として、特許文献1に記載の電気接続箱が知られている。
この電気接続箱は、電子部品が実装される回路基板と、回路基板のうち電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、回路基板及び前記枠体を収容するケースとを備えている。
特開2009−290941号公報
ところで、上記した構成では、回路基板のうち、電子部品が実装された側の面とは反対側の面がケースの壁に対して対向する構成になる。そのため、ケースの当該壁に外部から何らかの力が与えられた場合に、ケースが変形してケースと回路基板とが当接し、回路基板や、回路基板に実装された電子部品に不具合等を与えるおそれが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケースの変形により回路基板等に不具合等が生じることを抑制することができる電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明に係る電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、前記受部には、前記補強リブを受ける溝状凹部が前記挿入方向に延出されているところに特徴を有する。
本構成によれば、補強リブによりケースの第1対向壁が補強されるため、ケースの第1対向壁に外力が加えられても、この第1対向壁と対向する回路基板や回路基板上の電子部品に不具合等が生じることを抑制することができる。
また、溝状凹部を補強リブのガイドとすることができ、枠体及び回路基板の誤挿入を抑制することができる。
本発明は、電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、前記補強リブは、前記開口部の近傍には形成されていないところに特徴を有する。
本構成によれば、補強リブによりケースの第1対向壁が補強されるため、ケースの第1対向壁に外力が加えられても、この第1対向壁と対向する回路基板や回路基板上の電子部品に不具合等が生じることを抑制することができる。
また、第1対向壁が湾曲(内反り)することを防止することができる。
本発明は、電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、前記補強リブの前記開口部側の端部は、前記補強リブの突出寸法が前記開口部側から奥側に向けて傾斜状に高くなる傾斜部を有するところに特徴を有する。
本構成によれば、補強リブによりケースの第1対向壁が補強されるため、ケースの第1対向壁に外力が加えられても、この第1対向壁と対向する回路基板や回路基板上の電子部品に不具合等が生じることを抑制することができる。
また、傾斜部を回路基板及び枠体を収容する際のガイドにすることが可能になる
なお、以下のような構成としてもよい。
(1)前記補強リブは、複数である。
このようにすれば、より確実に第1対向壁を補強することができる。
(2)前記補強リブは、前記回路基板側に山形の頂部が突出するV字状をなす。
このようにすれば、簡易な構成で補強リブの強度を確保することができる。
ここで、第1対向壁の強度を上げるには、補強リブを太くすることも考えられるが、その場合、回路基板側のスペースが補強リブにより制限されるおそれがある。一方、本構成によれば、回路基板側に頂部が突出するため回路基板側のスペースを確保し易くなる。
電気接続箱のケースの変形により回路基板等の不具合等が生じることを抑制することができる。
実施形態1に係る電気接続箱の分解斜視図 図1の回路基板が枠体に装着された状態を表す斜視図 電気接続箱を表す斜視図 電気接続箱を表す背面図 電気接続箱を表す底面図 電気接続箱を表すA−A断面図 ケースを表す背面図 ケースを表す側面図 ケースを表すB−B側断面図 ケースを表す平面図 枠体に回路基板が装着された状態を表す背面図 枠体に回路基板が装着された状態を表す側面図 枠体に回路基板が装着された状態を表す平面図 枠体に回路基板が装着された状態を表す底面図 枠体を表す背面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面を参照しつつ説明する。
電気接続箱10は、図示しない電源と、ランプ、ホーン等の車載電装品(図示しない)との間に配されて、車載電装品の通電、及び断電を実行するものである。なお、以下では、上下方向及び左右方向については図4を基準とし、図4の紙面奥方を前方、紙面手前側を後方として説明する。
電気接続箱10は、図1に示すように、電子部品11が実装された回路基板12と、ケース20と、回路基板12と共にケース20に収容される枠体40と、を備えている。
回路基板12は、プリント配線技術により図示しない導電路を形成しる長方形型のプリント基板上に、マイコンや半導体リレー等の電子部品11を実装したものである。電子部品11の端子は、回路基板12の表側の導電路に半田付けにより接続される。
回路基板12の角部の対角位置には、ビス14を挿通可能な一対のビス孔13が設けられており、回路基板12のうち電子部品11が実装された側の面を枠体40に重ね合わせた状態でビス14により回路基板12を枠体40に固定するようになっている。
回路基板12には、この回路基板12を貫通する多数のスルーホール15が設けられており、このスルーホール15に枠体40の端子金具41が挿通されて半田付けされることで回路基板12の導電路と電気的に接続される(図6参照)。
なお、回路基板12が装着された枠体40がケース20に収容されると、端子金具41の先端部41Aが回路基板12の裏面からケース20の内面(第1対向壁21)に当接しない高さで突出するとともに、ビス14の頭部が回路基板12の裏面からケース20の内面に当接しない高さで突出する。
ケース20は、合成樹脂製であって、図1に示すように、上部が接続部24で閉塞された扁平な角筒状をなしている。
より詳しくは、ケース20は、平坦で広い面積を有する第1対向壁21と、この第1対向壁21と対向配置された第2対向壁22と、第1対向壁21と第2対向壁22とを連ねる一対の側壁23,23と、上部に設けられる接続部24とを有し、下端部に枠体40及び回路基板12を挿通可能な開口部25が形成されている。
接続部24は、図示しないコネクタが装着されるフード部26と、複数のヒューズが装着されるヒューズ装着部27A,27Bとを備えており、これらが左右に並んで配置されている。
フード部26の内部には、図10に示すように、長方形状の端子挿通孔26Aが形成されている。ヒューズ装着部27A,27B内の底面部には、多数の装着孔27Cが形成されている。
ケース20に枠体40が収容された際には、枠体40の上部に設けられた端子群(端子金具41)のうち、複数の電源端子が端子挿通孔26Aに挿通されてフード部26内に突出し、ヒューズ接続用の端子が各装着孔27Cに配されてヒューズを装着可能となる。
第1対向壁21及び第2対向壁22は、同一面積で概ね長方形状であって、第1対向壁21及び第2対向壁22の下端部は、図8に示すように、共に側壁23,23よりも下方に延出された延出部21A,22Aとされるとともに、これら第1対向壁21及び第2対向壁22の開口部25は、図9に示すように、円弧上に切り欠かれている。
延出部21A,22Aの両側部は、下端側ほど延出部21A,22Aの幅寸法が狭くなるように切り欠かれた形状となっている。
ここで、両対向壁21,22のうち、第1対向壁21のみには、上下方向(ケース20に対する枠体40の挿入方向)に延びる4本(複数本)の補強リブ30が形成されている。
補強リブ30の形状は、回路基板12側に山形の頂部が突出するV字状をなしており(図6参照)、これにより第1対向壁21の外面側が溝状に陥没している。
各補強リブ30の長さは、図9に示すように、第1対向壁21の上端(ケース20の上端)から下端は当該第1対向壁21の開口縁部28の上方の所定位置まで形成されており、全ての補強リブ30の下端の高さは、同一高さとなっている。
各補強リブ30の幅方向における位置は、左右方向の両端部側と、フード部26及びヒューズ装着部27Bの境界部分、ヒューズ装着部27Aとヒューズ装着部27Bとの境界部分に形成されており、右側3本がほぼ等間隔で形成されているが、左側の2本がやや間隔が広くなっている。
補強リブ30の下端部(開口部25側の端部)は、第1対向壁21の内面側において、補強リブ30の突出寸法が上方側に向けて(開口部側からケースの奥側に向けて)傾斜状に高くなる傾斜部30Aとなっている。
これにより、開口部25(及び開口縁部28)の近傍(概ね延出部21Aの部分)は補強リブ30が形成されていない平坦部31となっている。
なお、補強リブ30は、ケース20の成形時に使用される金型に補強リブ30を形成するための凸部を設けておくことにより成形される。
また、接続部24の両端部には、ケース20の内方に突出する係止爪部33が設けられており、枠体40がケース20内に収容された際に端子保持部42の両端部に立設された被係止部の内面側に係止されるようになっている。
枠体40は、図1に示すように、L字形の多数の端子金具41を合成樹脂材によりモールド成形したものであって、この枠体40の上部に設けられてケース20の接続部24に装着される端子保持部42と、枠体40の下部に設けられ相手側コネクタと嵌合するコネクタ部45と、上下方向の中間部に設けられ端子保持部42とコネクタ部45との間を連結する連結部47とを備えている。
端子保持部42は、端子金具41の端部41Bが並列に対向配置された一対の仕切り壁43,43内に突出している。この端子保持部42を貫通した端子金具41の他方の端部41Aは、回路基板12側に直角に屈曲されて、回路基板12のスルーホール15に挿通されて導電路に接続される(図6参照)。
コネクタ部45は、相手側コネクタ(図示しない)と嵌合可能になっており、端子金具41の一端側41Bがフード部46内に突出する(図14参照)。
コネクタ部45を貫通した端子金具41の他方の端部41Aは、回路基板12側に直角に屈曲されて回路基板12のスルーホール15に挿通されて導電路に接続される。
連結部47は、図15に示すように、端子保持部42とコネクタ部45との間を4箇所で分けて連ねる部分であり、枠体40の左右の端部に設けられる2箇所の梁部48と、これよりも内側に設けられる2箇所の梁部48とからなり、これら梁部48の間に枠体40の表裏を貫通する挿通孔49が形成されている。この挿通孔49は、回路基板12の装着時には、回路基板12に実装された電子部品11が挿通される。
枠体40の上部のうち、幅方向の端部(開口部への挿入方向の前端側における角部)には、図1に示すように、この端部(角部)における枠体40の厚み寸法を小さくした薄肉部50が形成されている。この薄肉部50のうち、仕切り壁43の部分は、仕切り壁43を段差状にわずかに内側に配置することで形成される。
枠体40の前面側(表側)における挿通孔49の孔縁部、梁部48の縁部、コネクタ部45との境界部等には、突条部51が突出形成されている。このうち、コネクタ部45との境界部に設けられた突条部51は、断続的に形成されている。
突条部51の突出高さは、前面側の仕切り壁43(薄肉部50を除く)や、左右の端部の梁部48(薄肉部50を除く)とほぼ同じ高さとされており、枠体40がケース20内に収容された際には、図6に示すように、これらの突条部51がケース20の第2対向壁22の内面に対してほぼ隙間なく(又はわずかな隙間を有して)当接可能な高さとなっている。
枠体40の後面側(裏側)には、図15に示すように、枠体40のケース20への収容時に第1対向壁21を当接状態で受ける受部52と、回路基板12が装着される基板装着部55とが形成されている。
受部52は、枠体40後面のうち、上部及び下部に形成(膨出形成)されており、上部側は、後面側の仕切り壁43の外面が受部52Aとされており、下部側は、両端の梁部48の下方に連なる部分が受部52Bとされている。左右の端部に設けられた受部52Bの間にコネクタ部45が配されている。
受部52Aには、補強リブ30を受ける溝状凹部53が上下方向(枠体40のケース20への挿入方向)に延出されている。
溝状凹部53は、ケース20の補強リブ30に対応する位置に4本形成されており、図6に示すように、これら各溝状凹部53の断面は弧状に凹設された形状となっている。
この溝状凹部53は、図15に示すように、枠体40の上部における後面側(後面側の仕切り壁43の外面)を溝状に凹設して形成される。
なお、コネクタ部45(のフード部46)は、枠体40のうちの前方側に寄せて配置されているため、フード部46の後面が、受部52よりも低い位置となり、これにより、少なくとも補強リブ30が挿通される高さ分の空間は確保されている(フード部46の裏面側が溝状凹部53の底面よりも低い位置(前方に)に形成されている)。
枠体40の左右の端部(端部の梁部48及び受部52Bを含む部分)には、上下に貫通する通し孔54が形成されている(図6参照)。端子保持部42の底面に付着した水分は、当該底面を伝って通し孔54を通り枠体40の下方に排出されるようになっている。
基板装着部55は、図15に示すように、枠体40の後面のうち、上下の受部52に挟まれ受部52よりも凹設された(受部52よりも薄肉の)長方形状の領域であって、枠体40のほぼ全幅に亘って形成されている。
基板装着部55の上部における幅方向の側縁部には、回路基板12を内側の所定位置に保持するための囲壁56が突出形成されている。
この基板装着部55の領域のうち、角部の対角位置には、ボス部57が設けられている。回路基板12は、電子部品11の部分が挿通孔49に挿通され、回路基板12のビス孔13及びボス部57にビス14でビス留めされることにより枠体40に装着される(図11参照)。
そして、図2に示すように、枠体40に回路基板12を装着した状態で、枠体40の端子保持部42側を上に、枠体40の回路基板12側の面をケース20の補強リブ30の形成された第1対向壁21側に配し、枠体40の幅方向の端部に形成された薄肉部50のうちの一方側からケース20内に収容する(枠体40の幅方向の一端側の薄肉部50が開口部25に近づくように枠体40を傾斜させてケース20に挿入する)。このように薄肉部50を有する側は、枠体40の厚み寸法が若干薄くなっているため、ケース20内への枠体40の挿入を容易にすることができる。そして、回路基板12が装着された枠体40をケース20の所定の位置に収容すると、図6に示すように、回路基板12と、第1対向壁21との間が所定寸法(回路基板12の裏面側に突出した端子金具41及びビス14が第1対向壁21に当接しない寸法)隔てた状態で対向配置される。このとき、回路基板12の裏面側の端子金具41及びビス14の位置は、補強リブ30と対向する位置を避けた位置に配置される(端子金具41及びビス14は、補強リブ30と対向しない)。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ケース20の第1対向壁21が外力等を受けても、補強リブ30により第1対向壁21が補強されているため、この第1対向壁21と対向する回路基板12や回路基板12上の電子部品11に不具合等が生じることを抑制することができる。
(2)補強リブ30は、複数であるため、より確実に第1対向壁21を補強することができる。
(3)補強リブ30は、回路基板12側に山形の頂部が突出するV字状をなすため、簡易な構成で補強リブ30の強度を確保することができる。
ここで、第1対向壁21の強度を上げるには、補強リブ30を太くすることも考えられるが、その場合、回路基板12側のスペースが補強リブ30により制限されるおそれがある。一方、本実施形態の構成によれば、回路基板12側に頂部が突出するため回路基板12側のスペースを確保し易くなる。
(4)受部52には、補強リブ30を受ける溝状凹部53が上下方向(挿入方向)に延出されているため、溝状凹部53を補強リブ30のガイドとすることができ、枠体40及び回路基板12の誤挿入を抑制することができる。
(5)補強リブ30は、開口部25の近傍には形成されていないため、第1対向壁21が湾曲(内反り)することを防止することができる。
(6)補強リブ30の開口部25側の端部は、補強リブ30の突出寸法が開口部25側から奥側に向けて傾斜状に高くなる傾斜部30Aを有するため、傾斜部30Aを回路基板12及び枠体40を収容する際のガイドにすることが可能になる。
(7)枠体40のうち、開口部25への挿入方向の前端側における角部には、枠体40の厚み寸法を小さくする薄肉部60が形成されているため、回路基板12及び枠体40のケース20への挿入を容易にすることができる。
(8)ケース20は、枠体40のうち基板装着部55を有する面とは反対側の面に対向する第2対向壁22を有しており、枠体40のうち、第2対向壁22と対向する面には、第2対向壁22に当接可能な高さで突出する突条部51が形成されているため、ケース20の第2対向壁22に外力が加えられても、第2対向壁22が 突条部51に当接することでケース20の変形を防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)補強リブ30の本数は、上記実施形態の4本以外の複数の本数であってもよく、また、単数の本数であってもよい。
(2)補強リブ30の形状は、V字状に限らず、他の形状であってもよい。例えば、第1対向壁21のうち、少なくとも回路基板12側の肉厚を厚くした補強リブ30を設けるようにしてもよい。
(3)補強リブ30は、開口部25の近傍を除いた第1対向壁21の高さの全体に亘って設けられていたが、これに限られない。例えば、第1対向壁21のうち、少なくとも回路基板12と対向する領域のみに補強リブを設け、受部52に対向する領域については、補強リブを設けないようにしてもよい。
10…電気接続箱
11…電子部品
12…回路基板
14…ビス
20…ケース
21…第1対向壁
22…第2対向壁
24…接続部
25…開口部
26…フード部
27A,27B…ヒューズ装着部
30…補強リブ
40…枠体
41…端子金具
49…挿通孔
50…薄肉部
51…突条部
52…受部
53…溝状凹部
55…基板装着部

Claims (5)

  1. 電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、
    前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、
    前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、
    前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、
    前記受部には、前記補強リブを受ける溝状凹部が前記挿入方向に延出されていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、
    前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、
    前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、
    前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、
    前記補強リブは、前記開口部の近傍には形成されていないことを特徴とする電気接続箱。
  3. 電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板のうち前記電子部品が実装された側の面に重ね合わされる合成樹脂製の枠体と、前記回路基板及び前記枠体を開口部から収容可能なケースとを備える電気接続箱であって、
    前記ケースは、前記回路基板及び前記枠体が収容された状態で前記回路基板の前記電子部品が実装された面とは反対側の面と対向する第1対向壁を有するとともに、
    前記枠体のうち前記第1対向壁側の面には、前記第1対向壁を受ける受部と、前記受部に対して凹設され前記回路基板が装着される基板装着部とが形成されており、
    前記第1対向壁のうち、少なくとも回路基板と対向する部分には、前記回路基板及び前記枠体の挿入方向に延出された補強リブが形成されており、
    前記補強リブの前記開口部側の端部は、前記補強リブの突出寸法が前記開口部側から奥側に向けて傾斜状に高くなる傾斜部を有することを特徴とする電気接続箱。
  4. 前記補強リブは、複数であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  5. 前記補強リブは、前記回路基板側に山形の頂部が突出するV字状をなすことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
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