JP5632973B2 - 複合二元冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施態様は、二つの高温側冷凍回路と、二つの低温側冷凍回路とを、同一筐体に搭載した複合二元冷凍サイクル装置に関する。
二元冷凍サイクル装置は、筐体に、高温側圧縮機、四方切換え弁、水・冷媒熱交換器の冷媒側流路、高温側膨張装置、カスケード熱交換器の高温冷媒流路を、冷媒管を介して連通する高温側冷凍回路と、低温側圧縮機、四方切換え弁、カスケード熱交換器の低温冷媒流路、低温側膨張装置、空気熱交換器を、冷媒管を介して連通する低温側冷凍回路と、水・冷媒熱交換器の水側流路にポンプを備えた温水配管が接続される。
低温側冷凍回路の低温側圧縮機から吐出された冷媒は、カスケード熱交換器の低温冷媒流路に導かれて凝縮熱を発生する。この凝縮熱を高温側冷凍回路におけるカスケード熱交換器の高温冷媒流路で吸熱し、水・冷媒熱交換器の冷媒側流路で放熱して、この水・冷媒熱交換器の水側流路に接続する温水配管内の水または温水を加温する。
日本国特許公開公報特開2007−198693号には、二元冷凍サイクル装置が記載されている。
近時は、より高効率の加温をなすべく、2つの二元冷凍サイクル装置を温水配管に対して直列または並列に接続した複合二元冷凍サイクル装置が提供されようとしている。
この複合二元冷凍サイクル装置では、低温側冷凍回路に蒸発器として空気熱交換器が用いられていて、ここに導かれた冷媒は外気と熱交換して蒸発する。そのため、外気温が極く低温になると外気に含まれる水分が凍結して霜になり、そのまま付着する。
当然、除霜が必要となる。除霜方式としては、高温側冷媒回路及び低温側冷凍回路のそれぞれの四方切換え弁を切換えて行う逆サイクル除霜や、低温側冷凍回路の圧縮機の吐出冷媒を、カスケード熱交換器をバイパスさせて蒸発器に導くホットガス除霜が考えられる。
しかし、前者の場合には、利用側の温水を熱源とするために短時間で除霜を完了できるメリットはあるものの、温水出口温度を入口温度よりも低下させてしまうという不具合がある。後者の場合には、上記不具合は生じないものの、除霜に必要な熱源に乏しいために除霜時間の増大を招き、結果として温水を加温できない時間が増加する不具合がある。
このような事情から、2つの二元冷凍サイクルを備えていても、構成の簡素化を得るとともに、温水配管を流れる水または温水の温度をできるだけ下げずに、しかも、短時間で除霜できる複合二元冷凍サイクル装置が望まれている。
本実施形態では、高温側圧縮機から吐出された冷媒と水とを熱交換する水・冷媒熱交換器をそれぞれ有する二つの高温側冷凍回路と、空気熱交換器からなる蒸発器をそれぞれ有する二つの低温側冷凍回路とを同一筐体に搭載するとともに、それぞれの高温側冷凍回路がカスケード熱交換器により二つの低温側冷凍回路の両方と熱交換可能に構成され、高温側冷凍回路の水・冷媒熱交換器に水または温水を流通させる温水配管を備えた。
さらに、上記二つの低温側冷凍回路は、一方の低温側冷凍回路が空気熱交換器からなる蒸発器の除霜運転を行うとき、他方の低温側冷凍回路はカスケード熱交換器で放熱を行うように制御される。
図1は、第1の実施形態に係る、複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。 図2は、第2の実施形態に係る、複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。 図3は、第3の実施形態に係る、複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。 図4は、第4の実施形態に係る、複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。 図5は、各実施形態に用いられる、カスケード熱交換器の概略の構成図である。 図6は、第3、第4の実施形態に用いられる、水・冷媒熱交換器の概略の構成図である。 図7は、各実施形態に用いられる、冷媒の凝縮温度と、蒸発温度と、カスケード温度の関係を示す図である。 図8は、各実施形態に用いられる、高温側冷媒と、低温側冷媒の、冷凍機油への相溶性を示す図である。
以下、本実施形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、第1の実施形態おける、たとえば給湯システムとして用いられる複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。
複合二元冷凍サイクル装置は、同一の筐体K内に搭載される、熱媒体である水または温水を流通する温水配管Hと、第1の高温側冷凍回路R1aと、第2の高温側冷凍回路R1bと、第1の低温側冷凍回路R2aと、第2の低温側冷凍回路R2b及び、図示しない制御部とから構成される。
温水配管Hは、一端部を給水源、貯湯タンクまた復水側(戻り側)バッファタンクの吸込み部に接続し、他端側は貯湯タンク、給湯栓または往水側(利用側)バッファタンク等の製品出湯側に接続される。
筐体K内において、温水配管Hにはポンプ1が接続されるとともに、この下流側に所定間隔を存して第1の高温側冷凍回路R1aにおける第1の水・冷媒熱交換器2Aの水側流路3aと、第2の高温側冷凍回路R1bにおける第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bとが接続される。
上記第1の高温側冷凍回路R1aは、高温側圧縮機5の吐出部から、上記第1の水・熱交換器2Aにおける冷媒側流路6と、高温側レシーバ7と、高温側膨張装置8と、第1のカスケード熱交換器9の高温冷媒流路10と、上記高温側圧縮機5の吸込み部に冷媒管Pを介して順次、接続される。
第2の高温側冷凍回路R1bは、高温側圧縮機11の吐出部から、上記第2の水・熱交換器2Bにおける冷媒側流路12と、高温側レシーバ13と、高温側膨張装置14と、第2のカスケード熱交換器15の高温冷媒流路16と、上記高温側圧縮機11の吸込み部に冷媒管Pを介して順次、接続される。
第1の低温側冷凍回路R2aにおいて、低温側圧縮機18の吐出部は四方切換え弁19の第1のポートに冷媒管Pを介して接続される。四方切換え弁19の第2のポートは第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20に、第3のポートは第1の蒸発器である第1の空気熱交換器21に、それぞれ冷媒管Pを介して接続される。
四方切換え弁19の第4のポートは、アキュームレータ22と低温側圧縮機18の吸込み部に直列に冷媒管Pを介して接続される。
一方、第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20は、低温側レシーバ23と低温側膨張装置24を直列に備えた冷媒管Pを介して前記空気熱交換器21に接続される。前記空気熱交換器21に対向して、送風ファンFが配置される。
第2の低温側冷凍回路R2bにおいて、低温側圧縮機25の吐出部は四方切換え弁26の第1のポートに冷媒管Pを介して接続される。四方切換え弁26の第2のポートは第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27に、第3のポートは第2の蒸発器である第2の空気熱交換器28に、それぞれ冷媒管Pを介して接続される。
四方切換え弁26の第4のポートは、アキュームレータ29と低温側圧縮機25の吸込み部に直列に冷媒管Pを介して接続される。
一方、上記第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27は、低温側レシーバ30と低温側膨張装置31を直列に備えた冷媒管Pを介して上記空気熱交換器28に接続される。上記空気熱交換器28に対向して送風ファンFが配置される。
第1のカスケード熱交換器9と第2のカスケード熱交換器15を備えたことから、第1の低温側冷凍回路R2aにおいて、四方切換え弁19と第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20とを連通する冷媒管Pと、上記第1の低温冷媒流路20と低温側レシーバ23とを連通する冷媒管Pのそれぞれから分岐した分岐冷媒管Paが、第2のカスケード熱交換器15における第1の低温冷媒流路33に接続する。
また、第2の低温側冷凍回路R2bにおける四方切換え弁26と第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27とを連通する冷媒管Pと、上記第2の低温冷媒流路27と低温側レシーバ30とを連通する冷媒管Pのそれぞれから分岐した分岐冷媒管Pbが、第1のカスケード熱交換器9における第2の低温冷媒流路34に接続する。
このようにして構成される二元冷凍サイクル装置であり、冷凍サイクル運転(加熱運転モード)開始の指示を受けた制御部は後述するように制御し、第1の高温側冷凍回路R1aと、第2の高温側冷凍回路R1bと、第1の低温側冷凍回路R2a及び第2の低温側冷凍回路R2bに冷媒を導き循環させる。
すなわち、上記第1の高温側冷凍回路R1aでは、冷媒が、高温側圧縮機5−第1の水・冷媒熱交換器2Aにおける冷媒側流路6−高温側レシーバ7−高温側膨張装置8−第1のカスケード熱交換器9における高温冷媒流路10−高温側圧縮機5− の順に導かれ循環する。
第1の水・冷媒熱交換器2Aにおける冷媒側流路6が凝縮器として作用し、第1のカスケード熱交換器9における高温冷媒流路10が蒸発器として作用する。
第1の低温側冷凍回路R2aでは、低温側圧縮機18から吐出される冷媒が、 −四方切換え弁19−第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20−低温側レシーバ23−低温側膨張装置24−第1の空気熱交換器21−四方切換え弁19−アキュームレータ22−低温側圧縮機18− の順に導かれ循環する。
また、第2の高温側冷凍回路R1bでは、冷媒が、高温側圧縮機11−第2の水・冷媒熱交換器2Bにおける冷媒側流路12−高温側レシーバ13−高温側膨張装置14−第2のカスケード熱交換器15における高温冷媒流路16−高温側圧縮機11− の順に導かれ循環する。
第2の水・冷媒熱交換器2Bにおける冷媒側流路12が凝縮器として作用し、第2のカスケード熱交換器15における高温冷媒流路16が蒸発器として作用する。
第2の低温側冷凍回路R2bでは、低温側圧縮機25から吐出される冷媒が、 −四方切換え弁26−第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27−低温側レシーバ30−低温側膨張装置31−第2の空気熱交換器28−四方切換え弁26−アキュームレータ29−低温側圧縮機25− の順に導かれ循環する。
さらに、第1の低温側冷凍回路R2aでは、四方切換え弁19から先で分岐する分岐冷媒管Paに冷媒が導かれ、第2の低温側冷凍回路R2bの、第2のカスケード熱交換器15における第1の低温冷媒流路33を循環する。
また、第2の低温側冷凍回路R2bでは、四方切換え弁26から先で分岐する分岐冷媒管Pbに冷媒が導かれ、第1の低温側冷凍回路R2aの、第1のカスケード熱交換器9における第2の低温冷媒流路34を循環する。
第1のカスケード熱交換器9において、第1の低温冷媒流路20と第2の低温冷媒流路34が凝縮器として作用し、上述のように第1の高温側冷凍回路R1aの高温冷媒流路10が蒸発器として作用する。すなわち、第1、第2の低温冷媒流路20,34で冷媒が凝縮して凝縮熱を放出し、その凝縮熱を高温冷媒流路10において冷媒が吸熱しながら蒸発する。
温水配管Hにポンプ1を介して導かれる水は、第1の水・冷媒熱交換器2Aの水側流路3aにおいて、第1の高温側冷凍回路R1aで凝縮作用をなす第1の水・冷媒熱交換器2Aの冷媒側流路6から高温の凝縮熱を吸熱し、高温度に上昇する。第1の水・冷媒熱交換器2Aの水側流路3aにおいて高温化した温水は、第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bに導かれる。
第2のカスケード熱交換器15において、第1の低温冷媒流路33と第2の低温冷媒流路27が凝縮器として作用し、上述のように第2の高温側冷凍回路R1bの高温冷媒流路16が蒸発器として作用する。すなわち、第1、第2の低温冷媒流路33,27で冷媒が凝縮して凝縮熱を放出し、その凝縮熱を高温冷媒流路16において冷媒が吸熱しながら蒸発する。
第1の水・冷媒熱交換器2Aから第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bに導かれる温水は、第2の高温側冷凍回路R1bで凝縮作用をなす第1の水・冷媒熱交換器2Bの冷媒側流路12から高温の凝縮熱を吸熱し、高温度に上昇する。すなわち、第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bで、設定温度まで上昇する。
第2の水・冷媒熱交換器2Bから出た設定温度に上昇した温水は、貯湯タンク、給湯栓、または往水側のバッファタンク等の製品出湯側に導かれる。そして、再び第1、第2の水・冷媒熱交換器2A,2Bに導かれ、加熱されて貯湯タンクまたは往水側のバッファタンクに循環する。もしくは、給湯栓に直接給湯される。
外気温が極く低温の場合は、第1の低温側冷凍回路R2aと第2の低温側冷凍回路R2bの蒸発器である第1、第2の空気熱交換器21,28に霜が付着して熱交換効率が低下する。そこで、これら第1、第2の空気熱交換器21,28の除霜運転を行う。
このとき、第1、第2の空気熱交換器21,28の除霜運転を同時に行うのではなく、たとえば第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の空気熱交換器21の除霜運転を行い、この除霜終了後に第2の低温側冷凍回路R2bにおける第2の空気熱交換器28の除霜運転を行うようにする。
逆に、第2の空気熱交換器28の除霜運転を行い、この除霜終了後に第1の空気熱交換器21の除霜運転を行うようにしてもよい。
第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の空気熱交換器21の除霜運転を先に行う場合は、第1の低温側冷凍回路R2aの四方切換え弁19を逆サイクルに切換える。第2の低温側冷凍回路R2bの四方切換え弁26は加熱運転のそのままで良い。
第1の高温側冷凍回路R1aの圧縮機5と、第2の高温側冷凍回路R1bの圧縮機11は停止、もしくは微速運転させる。加熱運転中の第2の低温側冷凍回路R2bの圧縮機25は、運転周波数を上げて、加熱能力の増加を図る。
この状態では、温水は加熱されないためポンプ1は停止させる。ただし、利用側の要求等により温水を循環し続ける必要がある場合には、ポンプ1の運転を継続しても良い。
第1の低温側冷凍回路R2aにおいては、低温側圧縮機18から吐出される高温高圧の冷媒が、四方切換え弁19を介して直接、第1の空気熱交換器21に導かれて凝縮し、凝縮熱を放出して付着している霜を溶融する。
第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20と、第2のカスケード熱交換器15における第1の低温冷媒流路33において冷媒が蒸発するが、第2の低温側冷凍回路R2bは加熱運転を継続しているため、これらの蒸発熱に相当する熱量を、第1のカスケード熱交換器9における第2の低温冷媒流路34と、第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27に対して、凝縮熱という形で供給し続ける。
ここで、第1の高温側冷凍回路R1aの圧縮機5と、第2の高温側冷凍回路R1bの圧縮機11とを除霜中に停止させた場合には、第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20と第2の低温冷媒流路34は、隣接してはいないものの、熱交換器のプレートに形成された突起部同士が金属接触しているために、プレート金属の熱伝導により熱の授受が可能である。
なお、第2のカスケード熱交換器15における、第1の低温冷媒流路33と第2の低温冷媒流路27についても同様である。
また、第1の高温側冷凍回路R1aの圧縮機5と、第2の高温側冷凍回路R1bの圧縮機11とを、除霜中に加熱運転で微速運転させた場合には、第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20と第2の低温冷媒流路34の間にある第1の高温冷媒流路10、及び、第2のカスケード熱交換器15における第1の低温冷媒流路33と第2の低温冷媒流路27の間にある第2の高温冷媒流路16に流れが生じるため、高温冷媒流路10及び16内の冷媒の相変化を伴う熱の授受も可能となる。
したがって、第1のカスケード熱交換器9と第2のカスケード熱交換器15では、除霜中の第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の低温冷媒流路20と33が、加熱運転中の第2の低温側冷凍回路R2bにおける第2の低温冷媒流路34と27から吸熱して除霜中の二元サイクルを構築する。
このように、熱の供給源が確保されているため、短時間で除霜を完了させることができる。温水を熱源としていないため、除霜中の温水配管Hにおける温水の極端な温度低下を防止できる。
また、ポンプ1の停止が可能なため、加熱されない温水の流出を防止できる。ただし、利用側の要求等により温水を循環し続ける必要がある場合には、ポンプ1の運転を継続しても良い。
第1の空気熱交換器21の除霜が終了したら、第2の空気熱交換器28の除霜に移る。すなわち、第1の低温側冷凍回路R2aの四方切換え弁19を通常の加熱運転に切換え、第2の低温側冷凍回路R2bの四方切換え弁26を逆サイクルに切換える。
そして、各冷凍回路R1a,R1b,R2b,R2aの圧縮機5,11,18,25を、上述のように駆動する。
第2の低温側冷凍回路R2bにおいては、低温側圧縮機25から吐出される高温高圧の冷媒が、四方切換え弁26を介して直接、第2の空気熱交換器28に導かれて凝縮し、凝縮熱を放出して付着している霜を溶融する。
第1のカスケード熱交換器9における第2の低温冷媒流路34と、第2のカスケード熱交換器15における第2の低温冷媒流路27において冷媒が蒸発するが、第1の低温側冷凍回路R2aは加熱運転しているため、これらの蒸発熱に相当する熱量を、第1のカスケード熱交換器9における第1の低温冷媒流路20と、第2のカスケード熱交換器15における第1の低温冷媒流路33に対して、凝縮熱という形で供給し続ける。
ここで、第1の高温側冷凍回路R1aの圧縮機5と、第2の高温側冷凍回路R1bの圧縮機11とを除霜中に停止させた場合、ならびに、加熱運転で微速運転させた場合の、熱の授受の形態については、前に説明したものと同様であるため省略する。
したがって、第1のカスケード熱交換器9と第2のカスケード熱交換器15では、除霜中の第2の低温側冷凍回路R2bにおける第2の低温冷媒流路34と27が、加熱運転中の第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の低温冷媒流路20と33から吸熱して除霜中の2元サイクルを構築する。
熱の供給源が確保されているため、短時間での除霜完了を可能とする。温水を熱源としていないため、除霜中の温水配管Hにおける温水の極端な温度低下を防止できる。ポンプ1の停止が可能なため、加熱されない温水の流出を防止できる。ただし、利用側の要求等により温水を循環し続ける必要がある場合には、ポンプ1の運転を継続しても良い。
このようにして第2の空気熱交換器28の除霜運転が終了したら、第2の低温側冷凍回路R2bにおいて四方切換え弁26を通常の加熱運転に切換え、第1の高温側冷凍回路R1aの圧縮機5と、第2の高温側冷凍回路R1bの圧縮機11と、ポンプ1が停止中であったなら、ポンプ1を駆動すればよい。
したがって、第1、第2の高温側冷凍回路R1a、R1bにおいては四方切換え弁とアキュームレータを不要として、構成の簡素化を図れる。
除霜時に熱の供給源が確保できるため、短時間で除霜を完了させることができる。圧縮機を必要以上に温度低下させることがないため、除霜後の加熱運転復帰時の能力立ち上がりが早い。また、温水を熱源としないため、除霜時にポンプを停止させることができ、設定温度以下の温水が流出することを防止できる。
図2は、第2の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。
ここでは、温水配管Hの構成が、第1の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置とは異なる。他の構成部品は第1の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置と同様であり、同一の構成部品に付いては同番号を付して新たな説明を省略する。
温水配管Hは、一端部を給水源、貯湯タンクまた復水側(戻り側)バッファタンクの吸込み部に接続して筐体K内に延出され、ここでポンプ1が接続される。ポンプ1から先で温水配管Hは2本の分岐温水配管Ha,Hbに分岐される。
そのうちの1本の分岐温水配管Haに第1の水・冷媒熱交換器2Aの水側流路3aが接続され、他方の分岐温水配管Hbに第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bが接続される。
第1の水・冷媒熱交換器2Aの水側流路3aには冷媒側流路6が熱交換可能に一体的に設けられる。第2の水・冷媒熱交換器2Bの水側流路3bには冷媒側流路12が熱交換可能に一体的に設けられる。
各分岐温水配管Ha,Hbは、第1、第2の水・冷媒熱交換器2A,2Bの水側流路3a,3bが接続したあと、1本の温水配管Hにまとまって、貯湯タンク、給湯栓または往水側(利用側)バッファタンク等の製品出湯側に接続される。
第1の水・冷媒熱交換器2Aの冷媒側流路6から先は、上述の第1の高温側冷凍回路R1aを介して第1の低温側冷凍回路R2aと、第2の低温側冷凍回路R2bが接続される。また、第2の水・冷媒熱交換器2Bの冷媒側流路12から先は、上述の第2の高温側冷凍回路R1bを介して第1の低温側冷凍回路R2aと、第2の低温側冷凍回路R2bが接続される。
したがって、上述の加熱運転と、除霜運転が行われる。
図3は、第3の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。この第3の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置は、二つの高温側冷凍回路の水・冷媒熱交換器を一体に形成したものである。
ここでは、温水配管Hに接続される水・冷媒熱交換器2の構成が、第1、第2の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置とは異なる。他の構成部品は第1、第2の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置と同様であり、同一の構成部品に付いては同番号を付して新たな説明を省略する。
すなわち、第1、第2の実施形態で説明した第1の水・冷媒熱交換器2Aと第2の水・冷媒熱交換器2Bは、それぞれ第1の高温側冷凍回路R1aと第2の高温側冷凍回路R2bに対応して備えた。
これに対して第3の実施形態における水・冷媒熱交換器2は、温水配管Hに接続される水側流路3の一面側に第1の高温側冷凍回路R1aの冷媒側流路6aが位置し、他面側に第2の高温側冷凍回路R1bの冷媒側流路12aが位置する。
このように、1つの水・冷媒熱交換器2に3つの流体を流すことが可能であり、構成の簡素化を得られる。
なお、外気温が上昇したり、加熱負荷が低下したりして、要求能力が低下した際には、第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bの高温側圧縮機5,11と、第1、第2の低温側冷凍回路R2a,R2bの低温側圧縮機18,25の運転周波数を減段して、加熱能力を低下させることになる。
しかしながら、各圧縮機5,11,18,25を下限周波数以下に減段することは困難である。そこで、さらに加熱能力を低下させる必要がある場合は、第1の低温側冷凍回路R2aと第2の低温側冷凍回路R2bの、いずれか一方の低温側圧縮機18,25を停止する。
このことで、第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bにおけるカスケード熱交換器9,15内部の冷媒の飽和蒸発温度ならびに飽和凝縮温度を同時に低下させる。第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bにおける圧縮機5、11が吸込む冷媒密度も低下させる。
このことにより、第1、第2の高温側冷凍回路の冷媒循環量を低下させて、加熱能力のさらなる低減を可能とする。このようにして、低負荷時の最低容量段数の低減を図ることが可能となす。
図4は、第4の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図である。
詳しくは、図3に示す複合二元冷凍サイクル装置を、温水配管Hに対して2つ直列に接続してなる。すなわち、温水配管Hに接続される水側流路3の一面側に第1の高温側冷凍回路R1aの冷媒側流路6aが位置し、他面側に第2の高温側冷凍回路R1bの冷媒側流路12aが位置する水・冷媒熱交換器2を、互いに所定間隔を存して2セット取付ける。
また、第1の高温側冷凍回路R1aには、第1のカスケード熱交換器9における高温冷媒流路10が接続され、この一面側に第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の低温冷媒流路20が、他面側に第2の低温側冷凍回路R2bにおける第2の低温冷媒流路34が設けられることは変りが無い。
第2の高温側冷凍回路R1bには、第2のカスケード熱交換器15における高温冷媒流路16が接続され、この一面側に第1の低温側冷凍回路R2aにおける第1の低温冷媒流路33が、他面側に第2の低温側冷凍回路R2bにおける第2の低温冷媒流路27が設けられることも同様である。
このように全く同様な構成のものを温水配管Hに対して2セット備え、それぞれが一斉に駆動することで、給水源、貯湯タンクまた復水側(戻り側)バッファタンクの吸込み部から温水配管Hに導かれた、1セットの場合の2倍に相当する流量の水または温水を高温の温水にして、貯湯タンク、給湯栓または往水側(利用側)バッファタンク等の製品出湯側に出湯する。
除霜運転は、合計4つの低温側冷凍回路R2a,R2bの空気熱交換器21,28を1個ずつ、個別に実施する。このとき、温水加熱に寄与することができる加熱運転継続中の低温側冷凍回路が2つ存在する。
すなわち、たとえばポンプ1の吐出部に近い側における、第1の低温側冷凍回路R2aまたは第2の低温側冷凍回路R2bの除霜運転中は、ポンプ1の吐出部に近い側における、第1の高温側冷凍回路R1aと第2の高温側冷凍回路R1bとが停止、または微速運転中であり、温水加熱に寄与することができない。
しかしながら、ポンプ1の吐出側から遠い側における第1、第2の低温側冷凍回路R2a,R2bを加熱運転とし、ポンプ1の吐出側から遠い側における第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bを加熱運転とすることにより、温水配管Hでは連続して熱量の取出しが可能である。
また、ポンプ1の吐出部から遠い側の、第1の低温側冷凍回路R2aまたは第2の低温側冷凍回路R2bの除霜運転中は、ポンプ1の吐出部に遠い側における、第1の高温側冷凍回路R1aと第2の高温側冷凍回路R1bとが停止、または微速運転中であり、温水加熱に寄与することができない。
しかしながら、ポンプ1の吐出側から近い側における第1、第2の低温側冷凍回路R2a,R2bを加熱運転、ポンプ1の吐出側から近い側における第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bを加熱運転とすることにより、温水配管Hでは連続して熱量の取出しが可能となる。
上記ポンプ1にインバータタイプを採用した場合には、除霜運転時に水量を絞ることにより、出口水温を一定に維持することも可能である。
なお、ここで用いられる第1、第2のカスケード熱交換器9,15は、高温冷媒流路10,16と、第1の低温冷媒流路20、33及び第2の低温冷媒流路34,27の、3つの流路が、複数の仕切り(プレート)で仕切られた空間部で形成されるプレート式熱交換器である。
第1、第2のカスケード熱交換器9,15は、互いに同一の構成であるので、以下、第1のカスケード熱交換器9を適用して、図5にもとづいて説明する。
第1のカスケード熱交換器9を構成する器体40の一側面に、高温冷媒導入口40aと高温冷媒導出口40bが互いに離間した端部に設けられる。高温冷媒導入口40aには高温側膨張装置8に連通する冷媒管Pが接続され、高温冷媒導出口40bには高温側圧縮機5の吸込み部に連通する冷媒管Pが接続される。
器体40内に、高温冷媒流路10が構成される。高温冷媒流路10は、高温冷媒導入口40aと高温冷媒導出口40bに接続し、互いに平行で端部が閉塞される主流路41aと、これら主流路41a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の高温冷媒分岐流路41bとからなる。
器体40の他側面には、第1の低温冷媒導入口42aと、第2の低温冷媒導入口43aとが、互いに隣接した位置に設けられる。さらに、器体40の同じ側面で離間した位置に第1の低温冷媒導出口42bと、第2の低温冷媒導出口43bとが、互いに隣接した位置に設けられる。
第1の低温冷媒導入口42aには、第1の低温側冷凍回路R2aにおける四方切換え弁19の第2のポートと連通する冷媒管Pが接続される。第1の低温冷媒導出口42bには、同冷凍回路R2aにおける低温側レシーバ23と連通する冷媒管Pが接続される。
第2の低温冷媒導入口43aには、第2の低温側冷凍回路R2bにおける四方切換え弁26の第2のポートと連通する冷媒管Pが接続される。第2の低温冷媒導出口43bには、同冷凍回路R2bにおける低温側レシーバ30と連通する冷媒管Pが接続される。
器体40内において、第1の低温冷媒導入口42aと第1の低温冷媒導出口42bに連通する、第1の低温冷媒流路20が構成される。さらに、第2の低温冷媒導入口43aと第2の低温冷媒導出口43bに連通する、第2の低温冷媒流路34が構成される。
第1の低温冷媒流路20は、第1の低温冷媒導入口42aと第1の低温冷媒導出口42bに接続して互いに平行で端部が閉塞される主流路44aと、これら主流路44a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の第1の低温冷媒分岐流路44bとからなる。
第2の低温冷媒流路34は、第2の低温冷媒導入口43aと第2の低温冷媒導出口43bに接続して互いに平行で端部が閉塞される主流路45aと、これら主流路45a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の第2の低温冷媒分岐流路45bとからなる。
結局、器体40内において、高温冷媒流路10を構成する高温冷媒分岐流路41bと、第1の低温冷媒流路20を構成する第1の低温冷媒分岐流路44b及び第2の低温冷媒流路34を構成する第2の低温冷媒分岐流路45bは、互いに所定間隔を存して平行に設けられる。
換言すれば、高温冷媒分岐流路41bを挟んで、一面側に第1の低温冷媒分岐流路44bが、他面側に第2の低温冷媒分岐流路45bが設けられ、第1、第2の低温冷媒分岐流路44b、45bが高温冷媒分岐流路41bに対して交互に位置する。
このようにして構成される第1のカスケード熱交換器9であり、高温側冷凍回路R1aにおいて、高温冷媒導入口40aから高温冷媒流路10に導かれた高温冷媒は、一方の主流路41aから複数の高温冷媒分岐流路41bに分流され、再び他方の主流路41aに集流されて高温冷媒導出口40bから導出される。
第1の低温側冷凍回路R2aでは、第1の低温冷媒導入口42aから第1の低温冷媒流路20に導かれた低温冷媒は、一方の主流路44aから複数の第1の低温冷媒分岐流路44bに分流され、再び他方の主流路44aに集流されて第1の低温冷媒導出口42bから導出される。
第2の低温側冷凍回路R2bから分流した冷媒は、第2の低温冷媒導入口43aから第2の低温冷媒流路34を構成する、一方の主流路45aから複数の第2の低温冷媒分岐流路45bに分流され、再び他方の主流路45aに集流されて第2の低温冷媒導出口43bから導出される。
すなわち、第1のカスケード熱交換器9において、平行な複数の高温冷媒分岐流路41bに対して、第1の低温冷媒分岐流路44bと第2の低温冷媒分岐流路45bが交互に、かつ互いに仕切りを挟んで設けられることになる。
第1のカスケード熱交換器9を構成する器体40と、各流路を仕切る仕切りの素材は、熱伝導性に優れたものが用いられている。第1のカスケード熱交換器9の以上説明した流路構成と、構成素材の選択により、高温冷媒と第1の低温冷媒及び第2の低温冷媒は効率良く熱交換し、熱交換効率の向上を得られる。
なお、高温冷媒導入口40aと、高温冷媒導出口40bと、第1の低温冷媒導入口42aと、第2の低温冷媒導入口43aと、第1の低温冷媒導出口42b及び第2の低温冷媒導出口43bは、それぞれ器体40のいずれの側面に設けても良く、何等制限はない。
例えば、高温冷媒導入口40aと、高温冷媒導出口40bと、第1の低温冷媒導入口42aと、第2の低温冷媒導入口43aと、第1の低温冷媒導出口42b及び第2の低温冷媒導出口43bを、全て器体40の同一の側面に設けても良い。
図6は、第3、第4の実施形態に用いられる水・冷媒熱交換器2の概略構成を示す。 すなわち、水・冷媒熱交換器2は、水側流路3と、第1の冷媒側流路6a及び第2の冷媒側流路12aの、3つの流路が、複数の仕切り(プレート)で仕切られた空間部で形成されるプレート式熱交換器である。
なお説明すると、水・冷媒熱交換器2を構成する器体50の一側面に、水導入口51aと水導出口51bが互いに離間した端部に設けられる。水導入口51aにはポンプ1に連通する温水配管Hが接続され、水導出口51bには貯湯タンク、給湯栓または往水側(利用側)バッファタンク等の製品出湯側に連通する温水配管Hが接続される。
器体50内に、水側流路3が構成される。水側流路3は、水導入口51aと水導出口51bに接続し、互いに平行で端部が閉塞される主流路52aと、これら主流路52a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の水側分岐流路52bとからなる。
器体50の他側面には、第1の高温冷媒導入口53aと、第2の高温冷媒導入口54aとが、互いに隣接した位置に設けられる。さらに、器体50の同じ側面で離間した位置に第1の高温冷媒導出口53bと、第2の高温冷媒導出口54bとが、互いに隣接した位置に設けられる。
第1の高温冷媒導入口53aには、第1の高温側冷凍回路R1aにおける高温側圧縮機5と連通する冷媒管Pが接続される。第1の高温冷媒導出口53bには、同冷凍回路R1aにおけるレシーバ7と連通する冷媒管Pが接続される。
第2の高温冷媒導入口54aには、第2の高温側冷凍回路R1bにおける高温側圧縮機11と連通する冷媒管Pが接続される。第2の高温冷媒導出口54bには、同冷凍回路R1bにおける高温側レシーバ13と連通する冷媒管Pが接続される。
器体50内において、第1の高温冷媒導入口53aと第1の高温冷媒導出口53bに連通する、第1の冷媒側流路6aが構成される。さらに、第2の高温冷媒導入口54aと第2の高温冷媒導出口54bに連通する、第2の冷媒側流路12aが構成される。
第1の冷媒側流路6aは、第1の高温冷媒導入口53aと第1の高温冷媒導出口53bに接続して互いに平行で端部が閉塞される主流路55aと、これら主流路55a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の第1の高温冷媒分岐流路55bとからなる。
第2の冷媒側流路12aは、第2の高温冷媒導入口54aと第2の高温冷媒導出口54bに接続して互いに平行で端部が閉塞される主流路56aと、これら主流路56a間に亘って連通され、互いに所定間隔を存して平行な複数の第2の高温冷媒分岐流路56bとからなる。
結局、器体50内において、水側流路3を構成する水側分岐流路52bと、第1の冷媒側流路6aを構成する第1の高温冷媒分岐流路55b及び第2の冷媒側流路12aを構成する第2の高温冷媒分岐流路56bは、互いに所定間隔を存して平行に設けられる。
換言すれば、水側分岐流路52bを挟んで、一面側に第1の高温冷媒分岐流路55bが、他面側に第2の高温冷媒分岐流路56bが設けられ、第1、第2の高温冷媒分岐流路55b、56bが水側分岐流路52bに対して交互に位置する。
このようにして構成される水・冷媒熱交換器2であり、温水配管Hから水側流路3に導かれた水または温水は、一方の主流路52aから複数の水側分岐流路52bに分流され、再び他方の主流路52aに集流されて水側導出口51bから導出される。
第1の高温側冷凍回路R1aでは、第1の高温冷媒導入口53aから高温冷媒流路6aに導かれた高温冷媒は、一方の主流路55aから複数の第1の高温冷媒分岐流路55bに分流され、再び他方の主流路55aに集流されて第1の高温冷媒導出口53bから導出される。
第2の高温側冷凍回路R1bでは、第2の高温冷媒導入口54aから高温冷媒流路12aに導かれた高温冷媒は、一方の主流路56aから複数の第2の高温冷媒分岐流路56bに分流され、再び他方の主流路56aに集流されて第2の高温冷媒導出口54bから導出される。
すなわち、水・冷媒熱交換器2において、平行な複数の水側分岐流路52bに対して、第1の高温冷媒分岐流路55bと第2の高温冷媒分岐流路56bが交互に、かつ互いに仕切りを挟んで設けられることになる。
水・冷媒熱交換器2を構成する器体50と、各流路を仕切る仕切りの素材は、熱伝導性に優れたものが用いられている。水・冷媒熱交換器2の以上説明した流路構成と、構成素材の選択により、水または温水と、2つの高温冷媒は効率良く熱交換し、熱交換効率の向上を得られる。
なお、水側導入口51aと、水側導出口51bと、第1の高温冷媒導入口53aと、第2の高温冷媒導入口54aと、第1の高温冷媒導出口53b及び第2の高温冷媒導出口54bは、それぞれ、器体50のいずれの側面に設けても良く、何等制限はない。
例えば、水側導入口51aと、水側導出口51bと、第1の高温冷媒導入口53aと、第2の高温冷媒導入口54aと、第1の高温冷媒導出口53b及び第2の高温冷媒導出口54bを、全て器体50の同一の側面に設けても良い。
図4の複合二元冷凍サイクル装置において、外気温が上昇したり、加熱負荷が低下したりして、要求能力が低下した際には、各高温側冷凍回路R1a,R1bと、各低温側冷凍回路R2a,R2bにおける圧縮機5,11,18,21の運転周波数を減段して加熱能力を低下させることになる。
しかしながら、各圧縮機5,11,18,21の下限周波数以下に減段することは困難である。
そこで、さらに加熱能力を低下させる必要がある場合には、1ステップとして、ポンプ1から遠い方の、第1の低温側冷凍回路R2aにおける低温側圧縮機18もしくは第2の低温側冷凍回路R2bにおける低温側圧縮機25のいずれか一方を停止させる。
このことにより、ポンプ1から遠い方の、第1の高温側冷凍回路R2aと第2の高温側冷凍回路R2bにおけるカスケード熱交換器9,15内部の冷媒の飽和蒸発温度ならびに飽和凝縮温度を同時に低下させる。
また、第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bにおける圧縮機5、11が吸込む冷媒密度を低下させることになり、第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bの冷媒循環量を低下せしめ、加熱能力のさらなる低減を可能とする。
2ステップとして、ポンプ1に近い側の、第1の低温側冷凍回路R2aにおける低温側圧縮機18もしくは第2の低温側冷凍回路R2bにおける低温側圧縮機25のいずれか一方を停止させる。
このことにより、ポンプ1に近い側の第1の高温側冷凍回路R1aと第2の高温側冷凍回路R1bにおけるカスケード熱交換器9,15内部の冷媒の飽和蒸発温度ならびに飽和凝縮温度を同時に低下させ、第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bにおける圧縮機5、11が吸込む冷媒密度を低下させることにより、第1、第2の高温側冷凍回路の冷媒循環量を低下せしめ、加熱能力のさらなる低減を可能とする。
3ステップとして、ポンプ1に遠い側の第1、第2の高温側冷凍回路R1a,R1bにおける高温側圧縮機5、11と、運転を継続していた第1の低温側冷凍回路R2aにおける低温側圧縮機18、または、第2の低温側冷凍回路R2bにおける低温側圧縮機25を停止させる。(つまり、ポンプ1に遠い側の高温側と低温側の冷凍回路が全停止となる) もしくは、ポンプ1に近い側の高温側と低温側の冷凍回路を全停止させる。
このようにして、加熱能力のさらなる低減を可能とした。すなわち、低負荷時の最低容量段数の低減を図ることができる。
なお、図7に示すように、二元冷凍サイクル装置では、低温側冷凍回路より高温側冷凍回路での冷媒の凝縮温度が高くなる。そのため、低温側冷媒としてR410Aを用いた場合、高温側冷媒ではこれより同等温度で圧力の低い冷媒である、高沸点の冷媒を選択する必要がある。
そうすることによって、低温側冷凍回路と高温側冷凍回路で凝縮温度が異なっても、その圧力はそれほど相違はなく、同等程度の耐圧である冷凍サイクル部品で、高温側・低温側冷凍回路を構成することができ、コスト的にも有利となる。
また、冷凍機油への冷媒の溶解度は、冷凍機油の温度が上ることで低下するが、圧力が上ることでも上昇する。実際の運転時には、凝縮温度(圧力)と油温には相関関係が有り、凝縮温度とともに油温も上昇するため、図8に示すようにR410A冷媒とエステル油の組合せの場合は、冷媒溶解度はあまり変化しない。
しかし、R134a冷媒とエステル油の組合せの場合は、油温が高いことによる油自体の動粘度低下があり、冷凍機油への相溶性がよいことによる油への冷媒溶解度大により、R410Aサイクルに対してR134aサイクルの冷凍機油の動粘度は著しく低い。 したがって、上記の結果によりR134aサイクルは、吐油量が増加し、さらには冷凍機油の動粘度低下による油膜形成の不足により圧縮機の潤滑不足を起す懸念がある。
これを解決するためには、高温側圧縮機5、11で使用する冷凍機油の動粘度を上げるか、高温側冷媒の高温側冷凍油への相溶性を下げればよい。動粘度を上げることにより、冷媒が溶け込んでも、ある程度の動粘度を確保することができ、その結果、吐油量は低下する。
また、相溶性を下げることにより、冷媒溶解度を減らすことができ、実運転状態での動粘度をある程度高く保つことができ、結果的に吐油量は低下する。よって、油回収運転のような特殊な運転を行う必要が無くなる。
すなわち、このような高温側圧縮機5,11と、低温側圧縮機18,25に封入される冷凍機油の40℃における動粘度は、高温側圧縮機>低温側圧縮機とする。実使用領域での粘度低下を抑え、性能低下を最小限に抑えることができる。
さらに、高温側圧縮機5、11と、低温側圧縮機18,25に封入される冷凍機油は、各々の冷媒の油への溶解度が、同等の温度と圧力で、高温側圧縮機<低温側圧縮機とする。実使用領域での粘度低下・吐油量の増加を抑え、性能低下を最小限に抑えることができる。
以上、本実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、実施形態の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (4)

  1. 高温側圧縮機から吐出された冷媒を水と熱交換する水・冷媒熱交換器をそれぞれ有する二つの高温側冷凍回路と、空気熱交換器からなる蒸発器をそれぞれ有する二つの低温側冷凍回路とを同一筐体に搭載するとともに、上記それぞれの高温側冷凍回路がカスケード熱交換器により上記二つの低温側冷凍回路のそれぞれ両方と熱交換可能に構成され、上記高温側冷凍回路の水・冷媒熱交換器の水側流路に水または温水を流通させる温水配管を備えた複合二元冷凍サイクル装置であり、
    上記二つの低温側冷凍回路は、一方の低温側冷凍回路がその蒸発器の除霜運転を行うとき、他方の低温側冷凍回路は上記カスケード熱交換器で放熱を行うように制御されることを特徴とする複合二元冷凍サイクル装置。
  2. 上記カスケード熱交換器は、高温側冷凍回路に連通する高温冷媒流路と、一方の低温側冷凍回路に連通する第1の低温冷媒流路と、他方の低温側冷凍回路に連通する第2の低温冷媒流路を備えるとともに、上記高温冷媒流路の一面側に第1の低温冷媒流路を配置し、他面側に第2の低温冷媒流路を配置したプレート式熱交換器により構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置。
  3. 上記二つの高温側冷凍回路の水・冷媒熱交換器は一体に形成されるとともに、上記温水配管に接続する水流路と、一方の高温側冷凍回路に連通する第1の冷媒側流路と、他方の高温側冷凍回路に連通する第2の冷媒側流路を備え、
    上記水流路の一面側に第1の冷媒側流路を配置し、他面側に第2の冷媒側流路を配置したプレート式熱交換器により構成されることを特徴とする請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置。
  4. 外気温が上昇したり加熱負荷が低下したりして、要求能力が低下した際に、第1の低温側冷凍回路もしくは第2の低温側冷凍回路における低温側圧縮機のいずれか一方を停止することで、第1の高温側冷凍回路と第2の高温側冷凍回路のカスケード熱交換器温度を同時に低下させ、加熱能力の低下を得るように制御される
    ことを特徴とする請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置。
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