JP5631700B2 - 影画像表示システム、影画像表示方法、及び影画像表示プログラム - Google Patents
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Description
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る影画像表示システム、影画像表示方法、及び影画像表示プログラムは、商業施設、オフィス、及びアミューズメント施設を含む任意の空間において、動物の影の画像を利用して各種の制御を行うためのものである。
次に、各実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態1について説明する。この形態は、影画像を装置制御のインターフェースとして利用する形態である。
図1は、実施の形態1に係る影画像表示システム1を適用した空間の斜視図である。図1に示すように、この空間には、床と壁が配置されており、その内部又は外部近傍に影画像表示システム1が配置されている。ここでは、床に人が立ち、この人の影画像が壁に投影されるものとする。従って、壁の表面は、影画像を投影する投影面として機能する。
カメラ10は、人を撮像する撮像手段であり、撮像した画像を影画像表示装置30に出力する。例えば、カメラ10は、床に人が立つと想定される領域に向けて設置されている。このカメラ10は、例えば、赤外線サーモグラフィカメラとして構成され、撮像領域における赤外線を検出し、当該赤外線の波長分布に基づいて、撮像領域の温度分布画像を出力する。このようにサーモグラフィカメラを使用することで、照度が不足している場合や背景が雑多な場合であっても、撮像された画像に基づいて人の輪郭を正確に検出することが可能になる。ただし、このような必要性がない場合には、光学式カメラを使用してもよい。
プロジェクタ20は、後述する影生成部34cにて生成された影画像を出力する画像出力手段である。例えば、プロジェクタ20は、壁に画像を投影可能な位置であって、床に人が立つと想定される領域と投影光線とが相互に干渉しない位置に設置されている。例えば、プロジェクタ20は、液晶プロジェクタやDLPプロジェクタの如き任意構造の公知のプロジェクタとして構成される。
影画像表示装置30は、影画像表示に関する制御を行う制御装置であり、入力部31、出力部32、記憶部33、及び制御部34を備えて構成される。この影画像表示装置30には、上述のカメラ10及びプロジェクタ20が有線又は無線にて接続されている。
次に、このように構成される影画像表示システム1によって実行される影画像表示処理について説明する。図6は影画像表示処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。
この実施の形態1によれば、人の画像に基づいて輪郭が抽出され、この輪郭に基づいて影画像が生成されて出力され、さらに、人の位置に応じた制御が行われるため、人という物理的な存在ではなく、人の影画像という仮想的な画像を利用して様々な制御を行うことができ、影画像をインターフェースとして利用した場合には、仮想的な面白みのあるインターフェースを構築することができる。
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、影画像を装置制御のインターフェースとして利用する形態であり、特に、影画像に他の画像を重畳して表示する形態である。ただし、実施の形態1の構成及び方法と同様の構成及び方法については、実施の形態1で使用したものと同一の符号を付して説明を省略し、あるいは単に説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係る影画像表示システム2を機能概念的に例示するブロック図である。この図7に示すように、この影画像表示システム2は、カメラ10、プロジェクタ20、及び影画像表示装置40を備えて構成されている。
次に、このように構成される影画像表示システム2によって実行される影画像表示処理について説明する。図10は影画像表示処理のフローチャートである。ただし、SB1、SB2は、図6のSA1、SA2とそれぞれ同じであるため、その説明を省略する。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、操作用インターフェースと人の位置との相対的な位置関係に応じた制御を行うので、様々な形状や位置の操作用インターフェースを利用した多様性のある制御を行うことが可能になる。
次に、実施の形態3について説明する。この形態は、影画像をセキュリティに利用する形態である。ただし、実施の形態1の構成及び方法と同様の構成及び方法については、実施の形態1で使用したものと同一の符号を付して説明を省略し、あるいは単に説明を省略する。
図12は、実施の形態3に係る影画像表示システム3を機能概念的に例示するブロック図である。この図12に示すように、この影画像表示システム3は、カメラ10、プロジェクタ20、カードリーダ50、及び影画像表示装置60を備えて構成されている。
次に、このように構成される影画像表示システム3によって実行される影画像表示処理について説明する。図15は影画像表示処理のフローチャートである。ただし、SC1は、図6のSA1と同じであるため、その説明を省略する。
実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、人の画像に基づいて輪郭が抽出され、この輪郭に基づいて影画像が生成されて出力され、さらに、人の位置に応じた制御が行われるので、人という物理的な存在ではなく、人の影画像という仮想的な画像を利用して様々な制御を行うことができるので、影画像をセキュリティー情報として利用した場合には、仮想的な情報による緩やかな監視を行うことで、監視される人の不快感を和らげることができる。
以上、各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。さらに、本発明によって、上述していない課題を解決したり、上述していない効果を奏することもある。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、影画像表示装置30、40、60の機能を、複数のサーバやパーソナルコンピュータに分散してもよい。
各実施の形態の構成や処理は、相互に混在したり、入れ替えることができる。例えば、実施の形態2においては、操作用インターフェースを壁に投影し、この操作用インターフェースに人が触れた場合に所定制御を行うこととしているが、この機能を実施の形態1に適用してもよい。
実施の形態1、2では、人の動作に基づいて制御を行っているが、人の状態(例えば、所定位置に所定時間以上停止している状態)や軌跡(例えば、右腕の先端がS字カーブに沿って移動した)に基づいて、制御を行ってもよい。また、実施の形態2では、操作用インターフェースに人が触れた場合に所定制御を行うこととしているが、操作用インターフェースに対する所定範囲に人の体の一部が入った場合に所定制御を行う等、制御の基準となる操作用インターフェースとの関係性についても変更することができる。
10 カメラ
20 プロジェクタ
30、40、60 影画像表示装置
31 入力部
32 出力部
33 記憶部
33a 操作内容定義情報DB
33b 輪郭履歴情報DB
33c 位置履歴情報DB
33d 商品情報DB
33e セキュリティ情報DB
34 制御部
34a 位置検出部
34b 輪郭抽出部
34c 影生成部
34d 画像出力部
34e 動作検出部
34f 操作制御部
50 カードリーダ
Claims (6)
- 動物を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記動物の画像に基づいて、前記動物の位置を検出する位置検出手段と、
前記撮像手段により撮像された前記動物の画像に基づいて、前記動物の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭抽出手段にて抽出された輪郭に基づいて、前記動物の影画像を生成する影生成手段と、
前記影生成手段にて生成された影画像を出力する画像出力手段であって、前記撮像手段にて撮像された動物を挟んで当該撮像手段とは反対側に位置する投影面に対して前記影画像を投影出力する画像出力手段と、
前記位置検出手段にて検出された前記動物の位置に応じた制御を行う制御手段と、
を備える影画像表示システム。 - 前記位置検出手段にて検出された前記動物の位置に基づいて、前記動物の動作を検出する動作検出手段を備え、
前記制御手段は、前記動作検出手段にて検出された前記動物の動作に応じた制御を行う、
請求項1に記載の影画像表示システム。 - 前記画像出力手段は、前記影画像の出力領域内に、操作用インターフェースを出力し、
前記制御手段は、前記影画像の出力領域内に出力された前記操作用インターフェースと、前記位置検出手段にて検出された前記動物の位置との相対的な位置関係に応じた制御を行う、
請求項1又は2に記載の影画像表示システム。 - 前記影画像に重畳して表示する重畳画像を格納する重畳画像格納手段を備え、
前記制御手段は、前記位置検出手段にて検出された前記動物の位置に応じて、前記影画像に重畳して表示すべき重畳画像を前記重畳画像格納手段から取得すると共に、当該取得した重畳画像の表示位置を決定し、当該取得した重畳画像を当該決定した位置に基づいて前記影画像に重畳して表示する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の影画像表示システム。 - 動物を撮像手段にて撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより撮像された前記動物の画像に基づいて、前記動物の位置を検出する位置検出ステップと、
前記撮像ステップにより撮像された前記動物の画像に基づいて、前記動物の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
前記輪郭抽出ステップにて抽出された輪郭に基づいて、前記動物の影画像を生成する影生成ステップと、
前記影生成ステップにて生成された影画像を出力する画像出力ステップであって、前記撮像手段にて撮像された動物を挟んで当該撮像手段とは反対側に位置する投影面に対して前記影画像を投影出力する画像出力ステップと、
前記位置検出ステップにて検出された前記動物の位置に応じた制御を行う制御ステップと、
を含む影画像表示方法。 - 請求項5に記載の方法をコンピュータに実行させる影画像表示プログラム。
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JP2010250663A JP5631700B2 (ja) | 2010-11-09 | 2010-11-09 | 影画像表示システム、影画像表示方法、及び影画像表示プログラム |
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2010
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