JP5626589B2 - ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 - Google Patents
ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5626589B2 JP5626589B2 JP2011078741A JP2011078741A JP5626589B2 JP 5626589 B2 JP5626589 B2 JP 5626589B2 JP 2011078741 A JP2011078741 A JP 2011078741A JP 2011078741 A JP2011078741 A JP 2011078741A JP 5626589 B2 JP5626589 B2 JP 5626589B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- time information
- master system
- synchronization
- slave system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
12:34:56:789)が付加され構成される。この通信フレームをスレーブシステム302が受信することにより、スレーブシステム302が内部の時刻情報を更新する。
前記スレーブシステムに対し、前記通信パスを介して予め定められた単位時刻の精度で前記時刻情報を通知する時刻情報送信部と、前記時刻情報を通知した後、前記通知した時刻に前記送信パスを介して前記単位時刻以下の時刻情報をリセットする前記同期信号を送信する同期信号送信部と、を備え、前記スレーブシステムは、前記同期信号を受信した時点で、内部で計時している時刻を前記通知された時刻情報に設定し直して計時を再開する時刻同期制御部、を備え、前記時刻同期制御部にて、前記マスタシステムの時刻に比べ前記スレーブシステムの時刻に遅れが生じている場合は前記単位時刻以下の時刻情報の切り上げ処理を行い、前記マスタシステムに比べ前記スレーブシステムの時刻に進みが生じている場合は前記単位時刻以下の時刻情報の切り下げ処理を行なうことを特徴とする。
図1は、本実施形態1に係るネットワーク機器20Aの構成を示すブロック図である。図1によれば、ネットワーク機器20Aは、時刻情報配信元であるタイムサーバ10と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステム21Aと、マスタシステム21Aから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステム22Aとからなる。特徴は、マスタシステム21Aとスレーブシステム22Aとの間で通信を行なう通信パス23とは別に、マスタシステム21Aからスレーブシステム22Aに対して同期信号を送信する送信パス24を設けたことにある。
図1に示すネットワーク機器20Aでは、まず、時刻同期のための通信プロトコルなどを用い、タイムサーバ10とマスタシステム21Aとの間で上記した時刻同期を行う(ステップS11)。その後、マスタシステム21Aでは、時刻情報送信部211がスレーブシステム22Aに対して通信パス23を用いたシリアル通信によって、例えば、図2(a)に示すフォーマットを持つ通信フレームを送信することにより時刻情報の通知を行う(ステップS12)。
以上説明のように、本実施形態1に係るネットワーク機器20Aによれば、マスタシステム21Aとスレーブシステム22Aとの間の時刻情報通知のための通信遅延に起因する時刻同期のずれを回避することができる。また、マスタシステム21Aはスレーブシステム22Aに対し、通信パス23とは独立して設けられる送信パス24を介して同期信号(アライメント信号)を送信することにより、マスタシステム21Aやスレーブシステム22Aの処理状況や両システム21A、22A間の通信状況に依存しない同期情報のやり取りが可能になる。更には、予めアライメント信号を送信するタイミングをスレーブシステム22A側に通知しておくことにより、任意のタイミングで同期信号を送受信することが可能になる。
上記した実施形態1に係るネットワーク機器20Aでは、時刻リセット信号やアライメント信号(以下、総称してアライメント信号という)は、コマンドによって発行される。このように、アライメント信号がソフトウエアにより生成されるか、あるいはマスタシステム21Aが非リアルタイム環境で動作している場合には、アライメント信号を送信するタイミングでのマスタシステム21Aの内部処理状況によってはアライメント信号の送出が遅延する場合がある。例えば、マスタシステム21Aが高優先度の割り込み処理を実行中等である。これを回避するためには、アライメント信号の送出を優先的に処理する方法が必要である。これを保証する仕組みについて実施形態2として以下に説明する。
以下、図4に示す本実施形態2に係るネットワーク機器20Bの動作について、図5示す動作シーケンス図を参照して詳細に説明する。
上記したタイミングジェネレータ25を使用して時刻同期を行うネットワーク機器20Bの具体的な実装例として、図6に示すISA(International Society of Automation)100ネットワークのバックボーンルータ100を例示して説明する。
以上説明のように本実施形態2に係るネットワーク機器20Bによれば、スレーブシステム22Bに対しマスタシステム21Bとは非同期に所定の間隔でタイミング信号を送信するタイミングジェネレータ25を備え、マスタシステム21Bが、時刻情報の他に、時刻情報の単位時刻以下の時刻をリセットする同期信号と、アライメント値を送信する。これを受けてスレーブシステム22Bが、内部で計時している時刻を受信した時刻情報に再設定して計時を再開し、タイミングジェネレータ25から所定の間隔で送信されるタイミング信号の到来を待って、受信したアライメント値を設定する。
なお、本発明の実施形態1に係るネットワーク機器における時刻同期方法は、例えば、図1において、時刻情報配信元と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステム21Aと、前記マスタシステム21Aから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステム22Aとからなるネットワーク機器20Aにおける時刻同期方法である。そして、前記マスタシステム21Aが、前記スレーブシステム22Aに対し、前記マスタシステム21Aと前記スレーブシステム22Aとを接続する通信パス23を介して前記通信の遅延による影響が無視できる単位時刻の精度で前記時刻情報を通知するステップ(S12)と、前記マスタシステム21Aが、前記時刻情報を通知した後、前記通知した時刻に、前記マスタシステム21Aと前記スレーブシステム22Aとを接続する前記通信パス23とは独立して設けられる送信パス24を介して前記単位時刻以下の時刻情報を定期的にリセットするステップ(S13)と、前記スレーブシステム22Aが、前記同期信号を受信した時点で、内部で計時している時刻を前記通知された時刻情報に設定し直して計時を再開するステップと、を有するものである。
Claims (7)
- 時刻情報配信元と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステムと、前記マスタシステムから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステムとからなるネットワーク機器であって、
前記マスタシステムと前記スレーブシステムとの間で通信を行なう通信パスとは別に、前記マスタシステムから前記スレーブシステムに対して同期信号を送信する送信パスを設け、
前記マスタシステムは、前記スレーブシステムに対し、前記通信パスを介して予め定められた単位時刻の精度で前記時刻情報を通知する時刻情報送信部と、前記時刻情報を通知した後、前記通知した時刻に前記送信パスを介して前記単位時刻以下の時刻情報をリセットする前記同期信号を送信する同期信号送信部と、を備え、
前記スレーブシステムは、
前記同期信号を受信した時点で、内部で計時している時刻を前記通知された時刻情報に設定し直して計時を再開する時刻同期制御部、を備え、前記時刻同期制御部にて、前記マスタシステムの時刻に比べ前記スレーブシステムの時刻に遅れが生じている場合は前記単位時刻以下の時刻情報の切り上げ処理を行い、前記マスタシステムに比べ前記スレーブシステムの時刻に進みが生じている場合は前記単位時刻以下の時刻情報の切り下げ処理を行なうことを特徴とするネットワーク機器。 - 前記単位時刻の精度は、
前記通信の遅延による影響を無視できることを特徴とする請求項1記載のネットワーク機器。 - 前記マスタシステムは、
前記同期信号送信部にて、前記送信パスを介して次の同期信号を送信した後、前記スレーブシステムに設定すべき前記単位時刻以下のアライメント値を示すアライメント信号を送信し、
前記スレーブシステムは、
前記時刻同期制御部にて前記アライメント信号を受信すると、内部で計時している時刻をリセットし、前記アライメント値に再設定して計時を再開することを特徴とする請求項1記載のネットワーク機器。 - 時刻情報配信元と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステムと、前記マスタシステムから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステムとからなるネットワーク機器であって、
前記スレーブシステムに対し、前記マスタシステムとは非同期に所定の間隔でタイミング信号を送信するタイミングジェネレータを備え、
前記マスタシステムは、前記スレーブシステムに対し、前記時刻情報の他に、前記時刻情報の単位時刻以下の時刻をリセットする同期信号、または前記単位時刻以下のアライメント値を示すアライメント信号を送信する同期情報送信部を備え、
前記スレーブシステムは、前記マスタシステムから前記同期信号を受信すると、内部で計時している時刻を前記マスタシステムから通知される時刻情報に再設定して計時を再開し、前記タイミングジェネレータから送信される前記タイミング信号の到来を待って、前記内部で計時している時刻を、前記マスタシステムから受信した前記アライメント信号が示すアライメント値に設定する時刻同期制御部、を備えることを特徴とするネットワーク機器。 - 前記マスタシステムは、
前記スレーブシステムに前記時刻情報を送信する前に、前記タイミングジェネレータに対し、前記タイミング信号の送出間隔を設定することを特徴とする請求項4記載のネットワーク機器。 - 時刻情報配信元と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステムと、前記マスタシステムから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステムとからなるネットワーク機器における時刻同期方法であって、
前記マスタシステムが、
前記スレーブシステムに対し、前記マスタシステムと前記スレーブシステムとを接続する通信パスを介して前記通信の遅延による影響が無視できる単位時刻の精度で前記時刻情報を通知するステップと、
前記マスタシステムが、
前記時刻情報を通知した後、前記通知した時刻に、前記マスタシステムと前記スレーブシステムとを接続する前記通信パスとは独立して設けられる送信パスを介して前記単位時刻以下の時刻情報をリセットするステップと、
前記スレーブシステムが、
同期信号を受信した時点で、内部で計時している時刻を前記通知された時刻情報に設定し直して計時を再開するステップと、
を有することを特徴とするネットワーク機器における時刻同期方法。 - 時刻情報配信元と通信を行って時刻情報を取得するマスタシステムと、前記マスタシステムから時刻情報の提供を受けて時刻同期を行なうスレーブシステムと、前記スレーブシステムに、前記マスタシステムとは非同期に所定の間隔でタイミング信号を送信するタイミングジェネレータと、を備えたネットワーク機器における時刻同期方法であって、
前記マスタシステムが、
前記スレーブシステムに対し、前記時刻情報の他に、前記時刻情報の単位時刻以下の時刻をリセットする同期信号と、前記単位時刻以下のアライメント値を示すアライメント信号とを送信するステップと、
前記スレーブシステムが、
前記マスタシステムから前記同期信号を受信すると、内部で計時している時刻を前記マスタシステムから送信される時刻情報に再設定して計時を再開するステップと、
前記スレーブシステムが、
前記タイミングジェネレータから送信される前記タイミング信号の到来を待って、前記内部で計時している時刻を前記マスタシステムから受信した前記アライメント信号が示すアライメント値に設定するステップと、
を有することを特徴とするネットワーク機器における時刻同期方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011078741A JP5626589B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011078741A JP5626589B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012211881A JP2012211881A (ja) | 2012-11-01 |
JP5626589B2 true JP5626589B2 (ja) | 2014-11-19 |
Family
ID=47265948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011078741A Active JP5626589B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5626589B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3009897B1 (en) | 2013-06-12 | 2024-01-03 | Fuji Electric Co., Ltd. | Distribution device, distribution system, and distribution method |
JP6907088B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-07-21 | 三菱重工業株式会社 | 同期通信ネットワークシステム、分離ノード、母機ノード及び通信制御方法 |
JP7248044B2 (ja) * | 2021-02-26 | 2023-03-29 | 株式会社安川電機 | コントローラ、機器制御システム、時刻同期方法、および時刻同期プログラム |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378697A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | 遠方監視制御装置 |
JPH04277953A (ja) * | 1991-03-05 | 1992-10-02 | Toshiba Corp | Lanの時刻同期装置 |
JPH05134062A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-05-28 | Toshiba Corp | プロセス監視装置の時刻同期方式 |
JPH11295454A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-29 | Kokusai Electric Co Ltd | 時刻同期制御方式及び装置 |
JP2001221874A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-17 | Toshiba Corp | 時刻同期方式 |
JP4123946B2 (ja) * | 2003-01-28 | 2008-07-23 | 株式会社デンソー | 時刻同期システム |
JP4267967B2 (ja) * | 2003-05-14 | 2009-05-27 | 株式会社リコー | 時刻設定方法及び時刻設定装置 |
US20110222561A1 (en) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | General Electric Company | Systems and methods for providing time synchronization |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011078741A patent/JP5626589B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012211881A (ja) | 2012-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1717978B1 (en) | Time synchronization, deterministic data delivery and redundancy for cascaded nodes on full duplex ethernet networks | |
EP2801162B1 (en) | Method and apparatus for communicating time information between time-aware devices | |
EP1525693B1 (en) | Clock synchronizing method over fault-tolerant etherent | |
CN109565435B (zh) | 用于网络同步的***和方法 | |
KR101426325B1 (ko) | 패킷-교환 네트워크를 위한 네트워크 요소 | |
US8576883B2 (en) | Measurement and adjustment of real-time values according to residence time in networking equipment without access to real time | |
EP2817902B1 (en) | Method and network node for processing a precision time protocol | |
CN101447861B (zh) | Ieee 1588时间同步***及其实现方法 | |
JP5328076B2 (ja) | 副ユニットを時間的に同期させる方法及び制御システム、ならびに時間同期可能な副ユニット | |
CN106899370A (zh) | 一种时钟链路切换方法、装置及基站 | |
JP6036179B2 (ja) | 通信装置及び同期方法 | |
KR101636496B1 (ko) | 신호 동기 시스템, 노드 동기 시스템, 신호 동기 방법, 및 노드 동기 방법 | |
WO2011134371A1 (zh) | 一种同步时钟的方法和时钟同步装置 | |
JP5626589B2 (ja) | ネットワーク機器、および同機器における時刻同期方法 | |
WO2015125439A1 (ja) | 通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 | |
JP2005159754A (ja) | 送信タイミング決定方法、バス使用権の調停方法、ネットワークシステム、プログラム | |
US11831403B2 (en) | Network interface card structure and clock synchronization method to precisely acquire heterogeneous PTP synchronization information for PTP synchronization network extension | |
JP7118324B1 (ja) | 転送装置及び時刻同期システム | |
CN105491433B (zh) | 基于1588v2协议的视频同步显示方法和装置及拼接显示*** | |
Luckinger et al. | AUTOSAR-compliant clock synchronization over CAN using software timestamping | |
JP7008894B1 (ja) | 時刻同期従属装置、時刻共有システム、時刻共有方法及びプログラム | |
EP3814868B1 (en) | Precision timing between systems | |
JP6528847B2 (ja) | 制御ネットワークシステム、そのノード装置 | |
CN115801164A (zh) | 网络中的时间同步 | |
CN114629586A (zh) | 一种网口ptp授时功能扩展装置及扩展方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5626589 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |