JP5625261B2 - 輝度向上用光学シート - Google Patents
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Description
さらに、図10に例示したプリズムフィルムを用いる装置では、プリズムフィルムの枚数が2枚必要であるため、フィルムの吸収による光量の低下が大きいだけでなく、部材数の増加によりコストが上昇する原因にもなっていた。
そのような磨耗痕の発生を防ぐためには、表面に耐擦傷性の高い材料をコーティングする手法などを用いることも可能だが、コーティング層による光のロスやコストアップ、反りの問題等が発生してしまう為、完全な解決策には至っていない。
ただし、前記θ1及び前記θ2が40°となるレンズ表面部が複数存在する場合には、それらのうち最もレンズ頂点部に近い位置をA及びBとする。
また、第二凸レンズの延在方向に垂直なレンズ断面における各第二凸レンズの形状例を図1に示す。
光学シートは、透光性の基材4と、第一レンズアレイ2と、第二レンズアレイ3とを備える。
第一レンズアレイ2は、透光性の基材4の片面に、一方向に延在する微細な多数の第一凸レンズ2Aが平行に配列されて構成されている。
第二レンズアレイ3は、各第一凸レンズ2Aの頂部に、第一凸レンズ2Aの延在方向に交差する方向(本実施の形態では直交する方向)に延在する微細な多数の第二凸レンズ3Aが平行に配列されて構成されている。
第一凸レンズ2Aは台形プリズムであり、第二凸レンズ3Aは三角プリズムであり、したがって、台形プリズムの頂部に、三角プリズムが形成されて成る。光学シートに形成されるレンズが一方向の場合、レンズ配列方向側にのみ集光効果が得られる。従って、視野が狭い方向と広い方向とが存在する。
図7(b)は、図7(a)に示した光学シートの、平面Pにおける断面形状の平面視を表した図である。すなわち、図7(b)は、第二凸レンズ3Aの延在方向に垂直なレンズ断面における第二凸レンズ3Aの形状を示す。
即ち、請求項1に記載の発明は、w1がw2の3%以上であり、且つ30%以下であることを特徴とする光学シートであると言い換えることができる。
それら第二凸レンズ3Aの前記平面Pにおける断面形状の平面視を表した図を、図2〜図6に示す。
また、微細な凹凸は光学密着、ムラ、ニュートンリングなどの外観特性を向上することもできる。
また、主となる材質の中に分散された透明粒子を具備することも可能である。
なお、最終的に同一の表面形状を有する光学シートを作製できるならば、その作製手段については特に制限は無い。
光源15からの光Kは、直接、或いは反射板17で反射した後に拡散板5に入射する。その後、拡散板5の出射面から光学シート1の入射面に到達する。最終的に光は光学シート1の出射面からLとして出射される。Lは偏光板21に挟まれた液晶層19に到達する。ここを透過した光はSへと出射し、観察者に視認される。なお、使用する光学シートの枚数は、適宜増やしても良い。
なお、図面では構成を分かり易くするため便宜上、拡散板5と、光学シート1と、偏光板21とを離して描いているが、実際には、拡散板5と、光学シート1と、偏光板21とは重ねて配置される。
(磨耗痕の評価方法)
1045mm×596mmのサイズに断裁した拡散板及び光学シートを筐体内に設置した46インチの薄型液晶テレビを梱包箱に収納し、前記テレビが直立するように梱包箱を立てた状態で、室温にて上下、左右、前後の三方向に各60分ずつ振動させた。その際の振動条件として、振動数は5〜50Hz、振幅は0.2〜19.8mmとしている。
振動終了後すぐに前記テレビ筐体から光学シートを取り出し、目視及びレーザー顕微鏡にて偏光板21との摩擦による光学シート1のレンズ表面の磨耗痕の有無を確認した。
(レンズ頭頂部の長さの検証)
前記レンズ頭頂部の幅の長さw1が異なるいくつかの光学シートを用いて、w1の違いによるレンズ表面の耐擦傷性の差異を調べた。
上記の評価方法を用いて磨耗痕の調査をすると、前記レンズ断面におけるレンズ両端部を結ぶ直線距離w2に対し、前記w1が2%以下のとき激しい磨耗痕が確認され、3%以上のときには磨耗痕の発生が抑制され、また5%以上のときには磨耗痕が全く発生しなかった。
これにより、w1が少なくともw2の3%以上であるときには耐擦傷性が向上するということを判じられ、またw1が少なくともw2の5%以上であるときには耐擦傷性が更に著しく向上するということが判った。
2・・・第一レンズアレイ
3・・・第二レンズアレイ
4・・・基材
5・・・拡散板
6・・・光学シート
7・・・第一レンズアレイ型部
8・・・第二レンズアレイ型部
15・・・光源
17・・・反射板
19・・・液晶層
21・・・偏光板
51・・・光源
52・・・反射板
71・・・偏光板
72・・・液晶パネル
73・・・偏光板
74・・・プリズム
75・・・プリズム
76・・・光源
77・・・反射フィルム
78・・・拡散フィルム
79・・・導光板
81・・・反射板
K・・・光源からの光
L・・・光学部材からの出射光
S・・・ディスプレイの視認方向
Claims (3)
- 透光性の基材の片面に、一方向に延在する微細な多数の第一凸レンズが平行に配列されて成る第一レンズアレイを備え、前記各第一凸レンズの頂部上に、前記第一凸レンズの延在方向に交差する方向に延在する微細な多数の第二凸レンズが平行に配列されて成る第二レンズアレイが形成されてなる光学シートであって、
前記第一レンズアレイの各第一凸レンズが台形プリズム形状であり、
前記各第二凸レンズの延在方向に垂直な前記第二凸レンズのレンズ断面が、上底の両端に位置する角部が丸みを帯びた略台形状であり、
前記各第二凸レンズの延在方向に垂直なレンズ断面における各第二凸レンズのレンズ表面上の二本の接線と前記基材とが成す鋭角をそれぞれθ1及びθ2とし、前記θ1及びθ2が40°となるレンズ表面部の箇所をそれぞれA及びBとしたとき、前記A及びBを含んでレンズ先端側の部位全域をレンズ頭頂部と呼び、前記A及びBを結ぶ直線距離をレンズ頭頂部の幅と呼ぶこととすると、
前記レンズ頭頂部の幅の長さが、前記レンズ断面におけるレンズ両端部を結ぶ直線距離の5%以上で、且つ30%以下であることを特徴とする光学シート。 - 請求項1に記載の光学シートにおいて、前記基材の他方の面が、略平坦部と、前記平坦部から突出する多数の突起部とで構成されることを特徴とする光学シート。
- 請求項1または2に記載の光学シートを搭載したディスプレイ用バックライト・ユニット及び画像表示ディスプレイ。
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