JP5624013B2 - 扉開閉制御装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、一対の扉の制御に用いられる扉開閉制御装置に係り、特に、上記一対の扉にそれぞれ対応する2つのセンサから同時に起動信号が出力された場合であっても、一方の扉のみを開けるとともに他方の扉を閉じた状態とし、両方の扉が同時に開放されてしまうことを防止することができるように工夫したものに関する。
従来の扉開閉制御装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1には車両通行扉開閉装置が記載されており、これは、例えば、場内への外気の流入を嫌う食品や精密機械等の工場の場内と場外との間に位置する部屋に用いられるものである。すなわち、上記部屋には2つの扉があり、この2つ扉のそれぞれについて設けられた扉開閉駆動装置と、これら扉開閉駆動装置に接続されたインターロック装置とから構成されている。
そして、この部屋の外側において一方の扉に車両が接近すると、車両検知装置(センサ)から信号が出力され、上記一方の扉が開駆動される。それと同時に、他方の扉は開かないように閉インターロックされる。そして、上記車両が完全に上記部屋内に進入すると上記一方の扉が閉駆動されるとともに上記他方の扉の閉インターロックが解除される。
その後、上記車両が上記部屋の内側から上記他方の扉に接近すると、車両検知装置(センサ)から信号が出力され、上記他方の扉は開駆動される。それと同時に、上記一方の扉は開かないように閉インターロックされる。上記車両が完全に上記部屋から出ると、上記他方の扉が閉駆動されるとともに上記一方の扉の閉インターロックが解除される。
なお、上記他方の扉から車両が上記部屋内に進入して一方の扉から出る場合も同様である。
また、例えば、クリーンルームの出入り口に設けられるエアシャワー室にも、上記クリーンルーム内への外気の流入を防ぐため、前述したような扉開閉制御装置が用いられている。
特公平7−122378号公報
しかし、上記従来の構成では、次のような問題があった。
すなわち、上記部屋の外側において、上記2つの扉の両方に対してそれぞれ車両が同時に接近した場合には、2つの車両検知装置(センサ)から出力された信号が両方の扉開閉駆動装置に同時に入力されるとともに、上記両方の扉開閉駆動装置から同時にインターロック装置へ状態信号が出力されるため、上記二つの扉が同時に開駆動されてしまい、閉インターロック機能が動作しないことが懸念されていた。そして、上記閉インターロック機能が動作しなければ、上記部屋によって場内と場外が連通し、場内に外気が流入してしまうことになる。
本発明は、このような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、例えば、一つの部屋に一対の扉が設けられている場合において、両方の扉に対応するセンサから同時に信号が出力された場合であっても、一方の扉のみを開け、他方の扉を閉じた状態とし、両方の扉が同時に開いてしまうことを確実に防止できる扉開閉制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するべく請求項1に記載された扉開閉制御装置は、複数の扉毎に設けられた扉制御器と、上記複数の扉毎に設けられ扉を開けようとする対象物の有無を検出するセンサと、上記複数の扉毎に設けられ上記センサからの起動信号が入力されるコネクタと、上記コネクタを介して上記起動信号が入力されそれに対応する許可信号を上記コネクタに出力するインターロック制御装置と、を具備し、上記インターロック制御装置は、複数のコネクタを介して同時に起動信号が入力された場合に、開放させる扉のみに対応するコネクタに許可信号を出力して該扉を開放させ、その他の扉は開放させないものであり、上記コネクタは、常時は上記センサからの起動信号が入力されると上記起動信号をそのまま上記インターロック制御装置に出力し、上記インターロック制御装置から許可信号が入力されると対応する上記扉制御器に対して開信号を出力し、上記コネクタは、対応する扉が開いている状態で起動信号が入力された場合は上記起動信号を対応する上記扉制御器へそのまま出力するものであることを特徴とするものである。
また、請求項2記載の扉開閉制御装置は、請求項1記載の扉開閉制御装置において、上記コネクタは上記インターロック制御装置と2線式で接続されていることを特徴とするものである。
以上述べたように、請求項1記載の扉開閉制御装置によると、複数の扉毎に設けられた扉制御器と、上記複数の扉毎に設けられ扉を開けようとする対象物の有無を検出するセンサと、上記複数の扉毎に設けられ上記センサからの起動信号が入力されるコネクタと、上記コネクタを介して上記起動信号が入力されそれに対応する許可信号を上記コネクタに出力するインターロック制御装置と、を具備し、上記インターロック制御装置は、複数のコネクタを介して同時に起動信号が入力された場合に、開放させる扉のみに対応するコネクタに許可信号を出力して該扉を開放させ、その他の扉は開放させないものであるため、複数のセンサから同時に起動信号が出力された場合に、上記開放させる扉のみならず、上記その他の扉までもが開放されてしまうことを防ぐことができる。
また、請求項2記載の扉開閉制御装置によると、請求項1記載の扉開閉制御装置において、上記コネクタは、常時は上記センサからの起動信号が入力されると上記起動信号をそのまま上記インターロック制御装置に出力し、上記インターロック制御装置から許可信号が入力されると対応する上記扉制御器に対して開信号を出力するものであるため、上記扉制御器で入力できる信号と上記インターロック制御装置から出力できる信号との間に電気的な仕様の違いがあっても、容易に上記扉開閉制御装置を構成することができる。また、リレー回路により上記起動信号の経路を切り換えているため、上記扉開閉制御装置を安価且つ容易に実現することができる。
また、請求項3記載の扉開閉制御装置によると、請求項2記載の扉開閉制御装置において、上記コネクタは、対応する扉が開いている状態で起動信号が入力された場合は上記リレー回路により上記起動信号を対応する上記扉制御器へそのまま出力するものであるため、例えば、閉動作中の扉を開く場合は、インターロック制御装置側に起動信号が出力されないので、インターロック制御装置への負荷を軽減させることができる。また、リレー回路により上記起動信号の経路を切り換えているため、上記扉開閉制御装置を安価且つ容易に実現することができる。
また、請求項4記載の扉開閉制御装置によると、請求項1〜3の何れかに記載の扉開閉制御装置において、上記コネクタは上記インターロック制御装置と2線式で接続されているので、設置面積を少なくすることができるとともに、上記扉開閉制御装置の配線作業やメンテナンスを容易なものとすることができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による扉開閉制御装置を設置して室の扉を制御する様子を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による扉開閉制御装置を示す回路図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による扉開閉制御装置のインターロック制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による扉開閉制御装置のインターロック制御装置における処理内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による扉開閉制御装置における信号の流れを示した図で、図5(a)は一方のセンサからのみ起動信号が出力された場合を示す図、図5(b)は他方のセンサのみから起動信号が出力された場合を示す図、図5(c)は両方のセンサから同時に起動信号が出力された場合を示す図である。
以下、図1乃至図5を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。本実施の形態は、本願発明による扉開閉制御装置1を工場として使用するクリーンルームに適用した例を示すものである。
本実施の形態による扉開閉制御装置1は、例えば、図1に示すような形態で用いられる。まず、クリーンルーム3があり、このクリーンルーム3の出入口には室5が設置されている。この室5は、上記クリーンルーム3と場外6の間に設けられた部屋である。上記室5の場外側(図1中左側)には扉7が設置されており、また、上記室5のクリーンルーム3側(図1中右側)には扉7′が設置されている。上記扉7、扉7′は常時は閉じられていて上記室5は閉鎖されている。
上記扉7は、図2に示すモータ8によって開駆動又は閉駆動され、上記扉7′も、図2に示すモータ8′によって開駆動又は閉駆動される。また、上記扉7にはその開放を物理的に禁止するロック装置10(図2に示す)が設けられており、同様に、上記扉7′にもその開放を物理的に禁止するロック装置10′(図2に示す)が設けられている。上記ロック装置10、10′は、例えば、ソレノイドとプランジャとコイルスプリング等から構成されていて、励磁時には、プランジャがコイルスプリングのスプリング力に抗して突出し、それによって、ロックされ、一方、非励磁時には、プランジャがコイルスプリングのスプリング力によって復帰し、ロックが解除される構成になっている。
上記扉開閉制御装置1は、上記扉7、7′の夫々に対応して設置されたセンサ15、15′と、上記扉7、7′の夫々に対応して設置された扉制御器9、9′と、上記扉7、7′の夫々に対応して設置されたコネクタ19、19′と、インターロック制御装置17とから構成されている。以下、順次詳細に説明していく。
まず、上記扉制御器9、9′の構成から説明していく。上記扉制御器9は、コントローラ11と、開閉検出スイッチ13とから構成されている。同様に、上記扉制御器9′も、コントローラ11′と開閉検出スイッチ13′とから構成されている。上記コントローラ11は、モータ8とロック装置10を制御するものであり、同様に、上記コントローラ11′は、モータ8′とロック装置10′を制御するものである。
次に、上記扉制御器9のコントローラ11について説明すると、上記コントローラ11は、上記扉7が閉じた状態のときは、上記ロック装置10によって上記扉7をロックし、後述する起動信号や開信号が入力されると、上記ロック装置10によるロックを解除して上記扉7を開駆動させる。そして、上記扉7が開いた状態で一定時間が経過すると、上記扉7を閉駆動する。
なお、上記扉制御器9′のコントローラ11′も上記モータ8′とロック装置10′に対して同様の制御を行う。
次に、上記扉制御器9の開閉検出スイッチ13について説明する。上記開閉検出スイッチ13は、上記扉7が完全に閉じた状態で「オフ」となっており、上記扉7が少しでも開いた状態になっていれば「オン」となる。
なお、上記扉制御器9′の開閉検出スイッチ13′も同様に動作する。
また、上記扉7の内側及び外側には上記扉7を通過しようとする人や物を検出するセンサ15、15がそれぞれ設けられている。また、上記扉7′の内側及び外側にも上記扉7′を通過しようとする人や物を検出するセンサ15′、15′がそれぞれ設けられている。
なお、上記センサ15、15′としては、例えば、光電センサやタッチセンサが考えられる。
また、上記センサ15、15は、上記扉7を通過しようとする人や物を検出すると、起動信号を出力するものである。また、上記センサ15′、15′も、上記扉7′を通過しようとする人や物を検出すると、同様に起動信号を出力するものである。
また、上記クリーンルーム3内には、上記扉7、7′のロック装置10、10′によるロックを禁止するロック禁止信号を出力する非常警報装置16が設置されている。
なお、この非常警報装置16の一例としては、例えば、火災報知器等が考えられる。
次に、図2及び図3を参照して、インターロック制御装置17について説明する。
上記インターロック制御装置17は、図3に示すように、マイクロプロセッサ21と、論理演算回路22a、22b、22c、22d、22e、22f、22g、22h、22i、22j、22k及び入出力ポート24を備えた入出力切換器23と、モード設定スイッチ25、27と、表示用LED29、31、33、35とから構成されている。
上記マイクロプロセッサ21は、信号の入出力を行うためのピン37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69を備えており、これらピン37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69を介して信号の入出力が行われる。
上記ピン37は上記入出力切換器23の論理演算回路22aに接続されており、上記非常警報装置16からのロック禁止信号が、論理演算回路22a及びピン37を介し、上記マイクロプロセッサ21に入力される。また、上記ピン39は上記入出力切換器23の論理演算回路22bを介して入出力ポート24に接続されている。そして、既に説明した開閉検出スイッチ13からの扉7の開閉状態を示す信号が、上記コネクタ19及び上記入出力ポート24及び論理演算回路22b及びピン39を介して、上記マイクロプロセッサ21に入力される。また、ピン41も上記ピン39と同様に上記コネクタ19′側に接続されていて、開閉検出スイッチ13′からの扉7′の開閉状態を示す信号が、上記コネクタ19′及び上記入出力ポート24及び論理演算回路22c及びピン41を介して、上記マイクロプロセッサ21に入力される。
上記ピン43〜上記ピン57は、図3に示すように、上記入出力切換器23の上記論理演算回路22d〜22kを介して、上記コネクタ19、19′側に接続されており、これらピン43〜上記ピン57及び論理演算回路22d〜22kを介して、起動信号がマイクロプロセッサ21に入力されるとともに、許可信号がマイクロプロセッサ21から出力される。また、上記ピン59は上記モード設定スイッチ25に接続されており、上記ピン61は上記モード設定スイッチ27に接続されている。また、上記ピン63、65、67、69はそれぞれ上記表示用LED29、31、33、35に接続されている。
また、上記入出力切換器23には、上記コネクタ19に対する信号の入出力を行う入出力ポート71と、上記コネクタ19′に対する信号の入出力を行う入出力ポート71′が接続されている。上記入出力ポート71には接続端子71a、71bが備えられており、上記入出力ポート71′には接続端子71a′、71b′が備えられている。すなわち、上記インターロック制御装置17と上記コネクタ19又は上記コネクタ19′とは2線で接続されている。
上記入出力切換器23は、既に説明したように、論理演算回路22a〜22kと入出力ポート24を備えていて、上記コネクタ19、19′及び上記マイクロプロセッサ21との間に接続されている。また、上記入出力切換器23は、上記マイクロプロセッサ21から上記ピン43〜57を介して論理演算回路22d〜22kに電気信号が入力されることによって、入力又は出力される信号の経路や向きを適宜制御する。それによって、センサ15、15′からの起動信号が入力される状態、マイクロプロセッサ21から許可信号が出力される状態、センサ15、15′からの起動信号の入力が禁止される状態の何れかの状態に切り換えられるように構成されている。
上記モード設定スイッチ25、27は、その「オン/オフ」により、扉7、7′の開閉をどのように制御するかのモードを決定するためのものである。具体的に説明すると、上記モード設定スイッチ25が「オン」であれば上記扉7は自動制御され、上記モード設定スイッチ25が「オフ」であれば上記扉7は手動で開閉しなければならない。また、上記モード設定スイッチ27が「オン」であれば上記扉7′は自動制御され、上記モード設定スイッチ27が「オフ」であれば上記扉7′は手動で開閉しなければならない。
なお、本実施の形態においては、上記モード設定スイッチ25、27が共に「オン」となっている場合、すなわち、上記扉7、7′の両方が自動制御される場合を想定して説明している。
上記表示用LED29〜35は、上記扉7、7′の状態を表示するものである。具体的に説明すると、上記表示用LED29が「点灯」した状態は上記扉7が閉じた状態であることを表わし、上記表示用LED29が「消灯」した状態は上記扉7が開いた状態であることを表わす。また、上記表示用LED31が「点灯」した状態は上記扉7がロック状態であることを表わし、上記表示用LED31が「消灯」した状態は上記扉7がロック解除状態であることを表わす。また、上記表示用LED33が「点灯」した状態は上記扉7′が閉じた状態であることを表わし、上記表示用LED33が「消灯」した状態は上記扉7′が開いた状態であることを表わす。また、上記表示用LED35が「点灯」した状態は上記扉7′がロック状態であることを表わし、上記表示用LED35が「消灯」した状態は上記扉7′がロック解除状態であることを表わす。
次に、図2を参照して、コネクタ19、19′の構成について説明する。上記コネクタ19は、接続端子73a、73b、75a、75b、77a、77b、79a、79bを備えている。上記接続端子73a、73bはセンサ15、15に接続されさていて、上記接続端子75a、75bは扉制御器9の開閉検出スイッチ13に接続されている。また、上記接続端子77a、77bは上記扉制御器9のコントローラ11に接続されていて、上記接続端子79a、79bはインターロック制御装置17に接続されている。
上記コネクタ19には第1リレー81が設けられている。この第1リレー81は、上記接続端子79a、79bを介して、インターロック制御装置17からの許可信号が入力されると、接点83を閉じて上記接続端子77a、77b間を導通させ、それによって、上記コントローラ11に開信号が出力されるように構成されている。また、上記コネクタ19には第2リレー85が設けられている。この第2リレー85は常時は接点87、89を閉じるとともに接点91、93を開放させておく。この状態においては、上記センサ15からの起動信号は上記接続端子79a、79bを介して、インターロック制御装置17にそのまま入力される。しかし、扉制御器9の開閉検出スイッチ13から信号が入力されると、上記第2リレー85は上記接点87、89を開放させて上記接点91、93を閉じる。これによって、上記センサ15からの起動信号は上記接続端子77a、77bを介して、上記扉制御器9のコントローラ11にそのまま入力される構成になっている。
また、上記コネクタ19には、ダイオード95、97、コンデンサ99、抵抗101が設けられている。
上記コネクタ19′も同様の構成となっており、以下、対応する構成要素には上記コネクタ19の構成要素と同一の番号に「′」を付した符号を用いて説明する。
以上の構成を基に、図4及び図5を参照しながら、その作用を説明する。
まず、本実施の形態における扉開閉制御装置1の動作の概要について説明する。
最初に扉7と扉7′の両方が閉じた状態となっている。そして、上記扉開閉制御装置1は、センサ15のみが人や物を検知した場合、すなわち、「センサ15のみから起動信号が出力された場合」は、扉7を開け、扉7′を閉じたままにする。
また、センサ15′のみが人や物を検知した場合、すなわち、「センサ15′のみから起動信号が出力された場合」は、上記扉7′を開け、上記扉7を閉じたままにする。
そして、上記センサ15と上記センサ15′の両方が同時に人や物を検知した場合、すなわち、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」は、上記扉7を開け、上記扉7′を閉じたままにすることで、上記扉7と上記扉7′の両方が同時に開いてしまうことを防止している。
ちなみに、「センサ15のみから起動信号が出力された場合」と、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」においては、上記扉7を開け、上記扉7′を閉じたままにするという共通の動作を行うようになっている。
なお、上記扉7、7′は、完全に開いた後は、所定の時間の経過後に閉じるようになっている。
次に、上記マイクロプロセッサ21において行われる処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1では、センサ15、15′からの起動信号の入力待ちの状態にある。このときは、扉7、7′は閉じた状態であり、クリーンルーム3と場外6とが連通しないようになっている。また、入出力切換器23はセンサ15、15′からの起動信号入力待ち状態となっている。そして、上記センサ15、15′からの起動信号の入力があった場合は、ステップS2に移行する。
上記ステップS2では、上記センサ15から起動信号が入力されたか否かが判別される。そして、上記センサ15から起動信号が入力されたと判別された場合には、ステップS3へと移行する。本実施の形態の場合においては、前述したように、「センサ15のみから起動信号が出力された場合」と「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」は共通の処理(後述するステップS3〜S6の処理)を行うため、上記ステップS2においては上記センサ15から起動信号の入力がされたことのみを判別すればよい。つまり、上記センサ15から起動信号が入力される場合に後述するステップS3〜S6の処理を行うようにすれば、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」であっても、上記扉7、7′の両方が同時に開いてしまうことを防止することができるようになっているものである。
上記ステップS3では、上記入出力切換器23が許可信号出力状態に切り換えられ、コネクタ19へと許可信号が出力される。この許可信号により、上記コネクタ19の第1リレー81が動作し、上記接点83が閉じられて扉制御器9に対して開信号が出力される。そして、上記開信号を入力した上記扉制御器9によって上記扉7の開動作が行われる。
次に、ステップS4へと移行する。このステップS4においては、上記入出力切換器23が入出力ポート71′からの起動信号の入力が禁止される状態に切り換えられており、それによって、上記センサ15′からインターロック制御装置17への起動信号の入力が無効化され、上記扉7′の開放は規制される。次に、ステップS5へ移行する。
上記ステップS5では、上記センサ15に対応する上記扉7が完全に閉じた状態か否かが判別される。すなわち、上記ステップS3の処理によって開放された上記扉7は、完全に開いた後、一定時間経過後に閉じられることになるが、この閉動作によって上記扉7が完全に閉じた状態となっているかどうかが開閉検出スイッチ13の状態によって判別される。完全に閉じた状態であると判別された場合にはステップS6に移行する。一方、上記扉7が少しでも開いた状態であれば上記ステップS4の処理へと戻る。すなわち、上記ステップS4と上記ステップS5を繰り返して、上記扉7′が開くのを防止しつつ、上記扉7が完全に閉じるまで待つ。そして、上記扉7が完全に閉じれば、上記ステップS6へと移行する。
上記ステップS6では、入出力切換器23を起動信号入力待ちの状態とすることにより上記センサ15′からの起動信号の無効化を解除し、再び上記センサ15、15′からの起動信号をインターロック制御装置17に入力できるようにする。そして、ステップS7の処理へ移行する。上記ステップS7では、処理を終了するか否かの判別(例えば、電源スイッチが「オフ」とされているか否かの判別)が行われ、処理を終了しないと判別された場合には上記ステップS1へと戻る。
一方、上記ステップS2において、上記センサ15からの起動信号が入力されていないと判別された場合は、ステップS8へと移行する。
なお、ステップS2の判別において、上記センサ15からの起動信号が入力されていないと判別された場合には、自動的に「センサ15′のみから起動信号が出力された場合」ということになる。これは、上記ステップS8へと移行する場合は、上記センサ15からの起動信号は入力されていなかった場合、すなわち、上記センサ15のみから起動信号が入力された場合でも上記センサ15、15′の両方から同時に起動信号を入力された場合でもない場合であり、この場合に入力されている起動信号は上記センサ15′からの起動信号のみとなるからである。
上記ステップS8では、入出力切換器23が許可信号出力状態に切り換えられ、それによって、コネクタ19′へと許可信号が出力される。この許可信号により、上記コネクタ19′の第1リレー81′が動作し、上記接点83′が閉じられて扉制御器9′に対して開信号が出力される。そして、上記開信号を入力した上記扉制御器9′によって上記扉7′の開動作が行われることになる。次に、ステップS9へと移行する。
上記ステップS9においては、入出力切換器23が入出力ポート71からの起動信号の入力が禁止される状態に切り換えられており、それによって、上記センサ15からインターロック制御装置17への起動信号の入力が無効化されて上記扉7の開放が規制される。次に、ステップS10へ移行する。
上記ステップS10では、上記センサ15′に対応する上記扉7′が完全に閉じた状態か否かが判断される。すなわち、上記ステップS8において開動作が行われた上記扉7′も、完全に開いた後、一定時間経過後に閉じられることになるが、この閉動作によって上記扉7′が完全に閉じた状態となっているかどうかが開閉検出スイッチ13′の状態によって判断される。完全に閉じた状態であると判別された場合にはステップS11に移行する。一方、上記扉7′が少しでも開いた状態であれば上記ステップS9の処理へと戻る。すなわち、上記ステップS9と上記ステップS10を繰り返して、上記扉7が開くのを防止しつつ、上記扉7′が閉じるまで待つ。
上記ステップS11では、入出力切換器23を起動信号の入力を受け入れる状態とすることにより上記センサ15からの起動信号の無効化を解除し、再び上記センサ15、15′からの起動信号をインターロック制御装置17に入力できるようにする。そして、上記ステップS7の処理へと移行する。
なお、非常警報装置16からロック禁止信号が入力された場合には、上記インターロック制御装置17から上記コネクタ19、19′へ許可信号が出力される。そして、上記扉制御器9、9′に開信号が出力され、上記扉7、7′の開動作が行われる。そして、上記扉7、7′はロック禁止信号がOFFとなるまで開いた状態となる。これにより、例えば、火災などの非常時においては、クリーンルーム3と場外6とは室5によって連通され、避難や換気などが行いやすい状態となる。
以上が、マイクロプロセッサ21において行われる処理の内容である。
次に、図4のフローチャートで説明した扉開閉制御装置1の動作を、図5を使用して整理してみる。すなわち、「センサ15のみから起動信号が出力された場合」、「センサ15′のみから起動信号が出力された場合」、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」の3つの場合がある。それら3つの場合を図5(a)、(b)、(c)にそれぞれ別個に示す。
まず、「センサ15のみから起動信号が出力された場合」の上記扉開閉制御装置1の動作について確認する。この場合は、図5(a)に示すようなものとなる。
上記センサ15から起動信号が出力されると、該起動信号はコネクタ19を介して上記インターロック制御装置17にそのまま入力される。すなわち、図5(a)の矢印Aが上記起動信号の流れを示すものである。
そして、上記起動信号を入力したインターロック制御装置17においては、図4のフローチャートに示すように、次のような処理が行われる。まず、ステップS2によって上記センサ15の起動信号が入力されたと判断される。次のステップS3では、コネクタ19へと許可信号が出力され、上記コネクタ19から扉制御器9に対して開信号が出力されて、扉7の開動作が行われる。上記許可信号は図5(a)において矢印Bで示されており、上記開信号は図5(a)中において矢印Cで示されている。また、ステップS4において、上記センサ15′からの起動信号の入力が禁止され、扉7′の開放が禁止される。
上記扉7が完全に開くと、上記扉制御器9は、その時点から一定時間経過後に、上記扉7の閉動作を行う。そして、ステップS4とステップS5を繰り返して、上記扉7′が開くのを防止しつつ、上記扉7が完全に閉じるのを待つ。
そして、開いた上記扉7が再び完全に閉じると、ステップS6に移行して、上記センサ15′からの起動信号の入力の禁止を解除し、ステップS7に移行して、処理を終了しない場合には、再び上記ステップS1の起動信号を待機する状態へと戻る。
次に、「センサ15′のみから起動信号が出力された場合」の上記扉開閉制御装置1の動作について確認する。この場合は、図5(b)に示すようなものとなる。
上記センサ15′から起動信号が出力されると、該起動信号はコネクタ19′を介して上記インターロック制御装置17にそのまま入力される。すなわち、図5(b)の矢印A′が上記起動信号の流れを示すものである。
そして、上記起動信号を入力したインターロック制御装置17においては、図4のフローチャートに示すように、次のような処理が行われる。まず、ステップS2において、センサ15からの起動信号の入力がなかったと判断され、ステップS8に移行する。このステップS8ではコネクタ19′へと許可信号が出力され、上記コネクタ19′から扉制御器9′に対して開信号が出力されて、扉7′の開動作が行われる。上記許可信号は図5(b)において矢印B′で示されており、上記開信号は図5(b)中において矢印C′で示されている。また、ステップS9において、上記センサ15からの起動信号の入力が禁止され、扉7の開放が禁止される。
上記扉7′が完全に開くと、上記扉制御器9′は、その時点から一定時間経過後に、上記扉7′の閉動作を行う。そして、ステップS9とステップS10を繰り返して、上記扉7が開くのを防止しつつ、上記扉7′が完全に閉じるのを待つ。
そして、開いた上記扉7′が再び完全に閉じると、ステップS11に移行して、上記センサ15からの起動信号の入力の禁止を解除し、ステップS7に移行して、処理を終了しない場合には、再び上記ステップS1の起動信号を待機する状態へと戻る。
次に、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」の上記扉開閉制御装置1の動作について確認する。この場合は、図5(c)に示すようなものとなる。
上記センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力されると、上記センサ15からの起動信号はコネクタ19を介して上記インターロック制御装置17にそのまま入力されるとともに、上記センサ15′からの起動信号もコネクタ19′を介して上記インターロック制御装置17にそのまま入力される。すなわち、図5(c)の矢印A及び矢印A′が上記起動信号の流れを示すものである。
そして、上記センサ15からの起動信号と上記センサ15′からの起動信号の両方を同時に入力した上記インターロック制御装置17においては、図4のフローチャートに示すように、次のような処理が行われる。この場合は、ステップS2によって上記センサ15からの起動信号が入力されたと判別された場合に含まれる。この場合、実際には上記センサ15、15′の両方から同時に起動信号が入力されているが、ステップS2においては、上記センサ15から起動信号の入力の有無のみが判別される。
そして、前述したようなステップS3〜S5の処理を行い、上記扉7のみを開動作させる処理を行い、上記扉7を優先させて開き、上記扉7′は閉じた状態とする。開いた上記扉7が再び完全に閉じられれば、ステップS6に移行し、上記センサ15′からの起動信号の入力の禁止を解除し、ステップS7に移行して、処理を終了しない場合には、再び上記ステップS1の起動信号を待機する状態へと戻る。
このときの許可信号は、図5(c)中の矢印Bで表されたものであり、開信号は図5(c)中の矢印Cで表されたものである。すなわち、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」でも、上記扉7を優先させて開き、上記扉7′は閉じた状態とすることにより、上記扉7、7′の両方が同時に開いてしまうことを防いでいる。これによって、クリーンルーム3と場外とが室5によって連通され、上記クリーンルーム3内に外気が流入することを防いでいる。
前述した例においては、上記扉7、7′のうち、上記扉7を優先させて開け、上記扉7′は閉じることとしたが、上記扉7′を優先させて開け、上記扉7を閉じるようにすることもできる。
なお、上記扉7が開いている状態において、上記センサ15から起動信号が出力された場合は以下のような処理が行われる。まず、上記扉7が開いた状態では扉制御器9内の開閉検出スイッチ13が「オン」となっている。そのため、コネクタ19内の第2リレー85が作動し、接点87、89が開放された状態になっているとともに、接点91、93が閉じた状態になっている。このとき、上記センサ15から起動信号が出力されると、上記起動信号は上記コネクタ19内を介して、扉制御器9のコントローラ11にそのまま入力される。すなわち、上記起動信号はインターロック制御装置17には入力されず、上記起動信号によって完全に閉じていない状態の上記扉7に対する開動作が上記扉制御器9に直接指示されることになる。
このように処理することにより、例えば、再び閉まろうとしている上記扉7や、開く途中の状態の上記扉7から、人や物が室5内に進入しようとしている場合には、上記インターロック制御装置17を介さずに、上記扉7を開駆動させることになる。
また、上記扉7′が開いている状態において、上記センサ15′から起動信号が出力された場合も、扉制御器9′の開閉検出スイッチ13′、コネクタ19′、扉制御器9′のコントローラ11′によって、同様の処理が行われる。
以上、本実施の形態によると次のような効果を奏することかできる。
まず、上記扉開閉制御装置1は、扉7、7′が閉じている待機状態において、「センサ15、15′の両方から同時に起動信号が出力された場合」であっても、上記起動信号はコネクタ19、19′を介して一旦インターロック制御装置17に入力され、上記インターロック制御装置17の判断により、一方の扉制御器にのみ開信号を出力し、他方の扉制御器には対応する扉の閉状態を維持させるような信号の無効化を行うことができる。そのため、例えば、扉7を開け、扉7′を閉じた状態とすることで、室5によってクリーンルーム3と場外が連通し、外気が上記クリーンルーム3内に流入してしまうのを防ぐことができる。
また、上記扉7又は上記扉7′が開いている状態において、上記開いている扉7又は扉7′に対応するセンサ15又はセンサ15′から起動信号が出力された場合は、上記起動信号はインターロック制御装置17には入力されず、コネクタ19又はコネクタ19′を介して扉制御器9又は扉制御器9′に入力されるので、上記インターロック制御装置17のマイクロプロセッサ21に負荷をかけることなく、上記開いている扉7又は扉7′を開動作させることができる。
また、上記コネクタ19、19′は、上記インターロック制御装置17からの許可信号を入力されると、改めて開信号を発生させ、上記扉制御器9、9′に出力するため、上記扉制御器9、9′で入力できる信号と上記インターロック制御装置17から出力できる信号との間に電気的な仕様の違いがあっても、前述のような制御を行う上記扉開閉制御装置1を容易に構成することができる。
また、上記コネクタ19と上記コネクタ19′を用いて、上記扉開閉制御装置1を構成しているため、既存のインターロック制御装置を上記インターロック制御装置17として用いて、上記コネクタ19、19′を加えることで、容易に上記扉開閉制御装置1を構成することができる。
また、上記コネクタ19は第1リレー81及び第2リレー85を用いたものであり、上記コネクタ19′も第1リレー81′及び第2リレー85′を用いたものであるため、上記コネクタ19、19′、ひいては、上記扉開閉制御装置1を安価且つ容易に構成することができる。
更に、上記センサ15は上記コネクタ19を介して上記インターロック制御装置17に接続されており、上記センサ15′は上記コネクタ19′を介して上記インターロック制御装置17に接続されているため、上記センサ15、15′を直接上記インターロック制御装置17に接続する場合に比べ、配置や配線の自由度が高くなる。そのため、配線作業やメンテナンスが容易である。また、上記コネクタ19、19′は上記インターロック制御装置17と2線で接続されているため、設置面積を少なくすることができると共に、配線作業を容易なものとすることができる。
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前述した一実施の形態の場合は、制御に用いられるセンサや扉制御器を2つずつとしたが、それ以上のセンサや扉制御器が用いられる場合も考えられる。その場合、任意の1つの扉のみを開くことのみならず、任意の複数の扉を開くことも考えられる。
また、前述した一実施の形態においては、閉じた状態の扉7、7′を開駆動させる場合、センサ15又はセンサ15′から一旦インターロック制御装置17に起動信号が入力され、その後、インターロック制御装置17から開駆動させたい上記扉7又は上記扉7′に対応するコネクタ19又はコネクタ19′に対して許可信号が出力されるようになっている。そして、この許可信号が入力された上記コネクタ19又は上記コネクタ19′が改めて開信号を発生させ、その開信号を対象となる上記扉制御器9又は上記扉制御器9′に対して出力するようになっている。しかし、上記閉じた状態の扉7、7′を開駆動させる場合において、上記センサ15又は上記センサ15′からの起動信号を上記コネクタ19又は上記コネクタ19′を介して入力されることで上記インターロック制御装置17が許可信号を出力したあと、該許可信号を入力された上記コネクタ19、19′が内部の経路を切り替えて、上記センサ15やセンサ15′からの起動信号が上記扉制御器9、9′に対して出力されるようにすることも考えられる。
また、前述した一実施の形態においては、扉7、7′は、完全に開いた状態になってから一定時間経過後に閉動作が行われるものであったが、その他の条件によって閉動作を開始することも考えられる。例えば、完全な開状態において、閉めたいという意図で操作するタッチセンサなどによる信号を入力した場合に閉まるようにすることが考えられる。
また、上記センサ15、15′の種類についても様々なものが考えられ、例えば、磁気カードや指紋、網膜パターン等を利用した認証システムを利用することも考えられる。
本発明は、例えば、一対の扉の制御に用いられる扉開閉制御装置に係り、特に、両方の扉に対応するセンサから同時に信号の入力がされた場合でも、一方の扉のみを開けるとともに他方の扉を閉じた状態とし、両方の扉が同時に開いてしまうことを確実に防止することができるように工夫したもの係り、例えば、クリーンルームに設けられたエアシャワー室の扉の制御に好適である。
1 扉開閉制御装置
7 扉
7′ 扉
9 扉制御器
9′ 扉制御器
15 センサ
15′ センサ
17 インターロック制御装置
19 コネクタ
19′ コネクタ
81 第1リレー
81′ 第1リレー
85 第2リレー
85′ 第2リレー

Claims (2)

  1. 複数の扉毎に設けられた扉制御器と、
    上記複数の扉毎に設けられ扉を開けようとする対象物の有無を検出するセンサと、
    上記複数の扉毎に設けられ上記センサからの起動信号が入力されるコネクタと、
    上記コネクタを介して上記起動信号が入力されそれに対応する許可信号を上記コネクタに出力するインターロック制御装置と、
    を具備し、
    上記インターロック制御装置は、複数のコネクタを介して同時に起動信号が入力された場合に、開放させる扉のみに対応するコネクタに許可信号を出力して該扉を開放させ、その他の扉は開放させないものであり、
    上記コネクタは、常時は上記センサからの起動信号が入力されると上記起動信号をそのまま上記インターロック制御装置に出力し、上記インターロック制御装置から許可信号が入力されると対応する上記扉制御器に対して開信号を出力し、
    上記コネクタは、対応する扉が開いている状態で起動信号が入力された場合は上記起動信号を対応する上記扉制御器へそのまま出力するものであることを特徴とする扉開閉制御装置。
  2. 請求項1記載の扉開閉制御装置において、
    上記コネクタは上記インターロック制御装置と2線式で接続されていることを特徴とする扉開閉制御装置。
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