JP5621894B2 - 携帯端末、および管理装置 - Google Patents

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Description

本発明はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗で陳列販売される商品の販売価格等をチェックすることが出来る携帯端末、および管理装置に関する。
従来、スーパーマーケット等の店舗では、青果物や鮮魚等の生鮮食品を期間或いは時間を区切って通常販売している価格より安く顧客へ提供する特売を実施することがある。そして、その特売を実施する日は、来店する顧客に、より多く購入してもらう為に陳列する商品の近傍に価格や産地を告知するPOP広告を掲示して販売促進活動が行なわれる。
しかし、青果物や鮮魚等の生鮮食品の流通は、卸売市場を経て店頭に並ぶ「相場商品」であるので値段が変動しやすく、店頭に並ぶ量と販売価格は当日仕入れた量と値段により決定される為、日によって大きく変わることがある。
従って、販売予定価格を変更せざるを得ない場合があり、予め販売促進用に用意していたPOP広告が掲示使用できないことがある。そのような場合に、もしも間違って実売価格と異なる価格が表示されたPOP広告や棚札を掲示使用した場合、顧客が見たPOP広告の表示価格と、代金を精算する精算端末に登録されている実売価格とが相違してしまう為、会計精算する顧客に迷惑を掛けるのみならず、店舗は信用を失ってしまうという大きな問題に発展する可能性がある。
上記のような問題が発生しないように、店員が特売の実施前に携帯端末を使い、商品に付されたコード情報に基づいて精算端末或いは管理装置に登録されている販売価格を前記携帯端末の画面へ表示させて、対象となる商品の近傍に掲示されているPOP広告或いは棚札の表示価格と前記携帯端末に表示されている価格とを見比べ照合チェックする販売価格チェックを行なっている。そして、価格が異なっている場合には、正しいPOP広告の作成や取替えを行なう、精算端末に登録されている販売価格を正しい価格に変更する等の作業が行なわれる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特売商品として販売される青果物や鮮魚等の生鮮食品は、商品にコード情報(バーコード等)が付されていないことが多いために、前記携帯端末を使って販売価格をチェックすることが出来ないという欠点があった。
その為、前記青果物や鮮魚等の生鮮食品の販売価格をチェックする道具として、精算端末に登録されているプリセットキー一覧表(前記精算端末で商品を簡易的に呼び出して会計する為にレジのボタン毎に対応する商品とその販売価格等を設定した内容が記載された一覧表)を帳票出力し、或いは特売商品のリストを印刷し、その印刷した帳票を用いて売価のチェックが行なわれていた。
しかしながら、帳票出力された一覧表を用いての販売価格チェックは、実際に陳列されている商品と一覧表に記載されている商品を照合させるため大変煩雑な作業で、販売価格をチェックする商品の照合間違いや、チェック対象商品の見落としやチェック漏れが発生する可能性があった。
また、青果物や鮮魚等の生鮮食品は帳票(一覧表)を使って販売価格をチェックし、それ以外の商品は携帯端末を使って販売価格をチェックするという二系統の販売価格チェック方式であるため、一連のチェック作業の中で、紙を用いたチェックと携帯端末を用いたチェックとを交互に行なわなければならないこともあり、販売価格チェック作業が煩雑で、余計な時間や手間が掛かるという欠点があった。
特開平8−161638号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、店舗で陳列販売されている全ての商品の表示情報(例えば、販売価格、生鮮食品の鮮度等)を簡単にチェックすることができる携帯端末、および管理装置を提供する。
上記目的を達成する為に本発明の携帯端末は、販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む商品情報を記憶する管理装置とネットワークで接続され、前記商品情報を一つ宛表示して棚札或いはPOP広告の表示内容をチェックする携帯端末において、前記携帯端末が前記商品情報をチェックした時に、前記管理装置において、そのチェックした順番を記憶しておき、前記携帯端末が次回チェックする際、前記携帯端末は前記記憶した順番で前記管理装置から商品情報を呼び出すことを特徴とする。
また、本発明の管理装置は、商品情報を一つ宛表示して棚札或いはPOP広告の表示内容をチェックする携帯端末とネットワークで接続され、販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む前記商品情報を記憶する管理装置において、前記管理装置は、前記端末装置において前記商品情報をチェックした時に、そのチェックした順番を記憶しておき、前記携帯端末が次回チェックする際、前記携帯端末によって前記記憶した順番に商品情報が呼び出されることを特徴とする。
前記販売する商品とは、ネットワークに接続された精算端末(POSレジスタ)で会計処理される商品のことであり、前記管理装置は、販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む商品情報(POS情報)を統括管理するサーバで、前記携帯端末は例えばブラウザ機能を搭載した携帯端末である。尚、前記携帯端末はブラウザを搭載したものに限らず、前記統括管理するサーバから商品情報をバッチで携帯端末に受信保持する方式のものでもよい。この方式を用いる場合、該携帯端末に受信保持した商品ファイルに基づいて商品情報を該携帯端末の表示部へ表示し、チェックした順番を該携帯端末が保持する商品情報へ記憶させ、次回呼出し時に記憶したチェック順に呼出し表示するようにしてもよい。
前記管理装置が記憶する商品情報としては、商品の分類区分(所属)、品名、販売価格の他に、商品のアップデート日付時刻、記憶順、加工(製造)日時、鮮度管理日時(消費期限、賞味期限)、賞味日時、識別情報、チェック日付時刻、チェック(確認)順等が挙げられ、前記チェック順は、棚に商品が並んだ順にチェックした順番を記憶したもので、そのチェックされた日付時刻はチェック日付時刻へ記憶される。また、前記記憶順とは商品データの販売価格を設定或いは変更した順であり、その設定或いは変更された日付時刻は商品のアップデート日付時刻に記憶される。
又、前記管理装置の記憶部に記憶され、携帯端末へ送信される商品情報の表示順としては、前記チェック順以外に、例えば入荷した商品の販売価格をアップデートした順番、商品が入荷した順番、或いは商品の入荷順と販売価格のアップデートした順とを組み合わせた順番を表示順としてもよい。更に、惣菜やパン等の加工食品を店舗内で製造している場合には、加工日時(製造年月日)の順番を表示順としてもよい。
前記アップデートとは、前記商品情報の内容を、より新しいものに設定或いは変更することの意味であり、新規に商品情報が登録追加されることをも含むものである。
上記手段によれば、管理装置で当日販売する商品の販売価格がチェック(アップデート)された順番に商品情報が記憶され、他方、携帯端末から要求手段により商品情報の送信要求をすると、前記管理装置にアップデートされた順番に記憶されている商品情報が携帯端末に送信され、表示手段に表示される。それにより、コード情報(バーコード)が付されていない商品を含む全ての商品がアップデートされた順番に携帯端末の表示手段に表示されるので、商品にコード情報が付されている/いないに関係なく販売価格、鮮度等をチェックすることが出来る。そして、記憶順を商品の入荷順や加工日時順とした場合は、生鮮食品や加工食品の鮮度管理等に有効活用することができる。
前記携帯端末は、前記管理装置が記憶する商品情報の送信要求と該管理装置から商品情報の受信を行う通信手段と、前記商品情報の取扱を識別する識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された識別情報を前記管理装置へ問い合わせる問い合わせ手段と、前記一つ宛表示された商品情報をチェックするチェック手段と、前記チェック手段でチェックされた商品情報毎にチェック順を付与する付与手段と、を備え、前記管理装置は、前記商品情報をチェック順に記憶する記憶部と、前記商品情報を前記携帯端末に記憶順に送信する送信手段と、前記記憶部に前記商品情報の取扱を識別する識別情報を記憶し、更に前記携帯端末から受信した識別情報に基づいて前記商品情報の取扱を承認する承認手段と、を備え、前記携帯端末が前記通信手段による送信要求時に前記識別情報を前記管理装置に送信し、管理装置は前記携帯端末から受信した送信要求の識別情報に合致する記憶順の商品情報が記憶部に存在する場合、該記憶順の商品情報を携帯端末に順次送信し、携帯端末は受信した記憶順の商品情報を表示してチェックし、チェック手段でチェック順を付与して管理装置に送信し、管理装置は記憶部に記憶する前記記憶順の商品情報をチェック順の商品情報として記憶する。
前記携帯端末の入力手段から入力する識別情報としては、商品情報を取り扱う作業者、或いは作業者が使用する携帯端末等の個体識別等が挙げられる。
上記手段によれば、商品情報(例えば、販売価格)をチェックする作業者は、携帯端末より識別情報を入力して送信要求を管理装置に送信すると、該管理装置は記憶部に記憶する識別情報と合致する記憶順の商品情報が存在すると、該当する記憶順の商品情報を携帯端末に順次送信する。携帯端末は受信した記憶順の商品情報を表示手段に表示し、商品陳列棚に陳列された商品の表示内容と比較チェックし、チェックした商品情報にチェック手段によりチェック順が付与され、管理装置に送信される。管理装置は前記チェック順の情報を受信すると記憶部に記憶する前記記憶順の商品情報をチェック順に変更して記憶する。従って、商品情報が作業者によってチェックされたことが管理装置に記憶されている商品情報の商品毎に記録される。
前記携帯端末は、前記管理装置が記憶する商品情報の送信要求と該管理装置から商品情報の受信を行う通信手段と、前記商品情報の取扱を識別する識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された識別情報を前記管理装置へ問い合わせる問い合わせ手段と、前記一つ宛表示された商品情報をチェックするチェック手段と、前記チェック手段でチェックされた商品情報毎にチェック順を付与する付与手段と、を備え、前記管理装置は、前記商品情報をチェック順に記憶する記憶部と、前記商品情報を前記携帯端末に記憶順に送信する送信手段と、前記記憶部に前記商品情報の取扱を識別する識別情報を記憶し、更に前記携帯端末から受信した識別情報に基づいて前記商品情報の取扱を承認する承認手段と、を備え、前記携帯端末が前記通信手段による送信要求時に前記識別情報とチェック順を前記管理装置に送信し、管理装置は前記携帯端末から受信した送信要求の識別情報とチェック順とで前記記憶部を参照し、該記憶部に前記チェック順に対応する商品情報が存在する場合、当該チェック順の商品情報を携帯端末に順次送信するようにしてもよい。
上記手段によれば、商品情報(例えば、販売価格)をチェックする作業者は、携帯端末より識別情報、チェック順が付与された商品情報を管理装置に送信すると、該管理装置は記憶部に記憶する商品情報の中から受信した送信要求の識別情報とチェック順に対応する商品情報を検索し、該当するチェック順の商品情報が存在すると該商品情報が携帯端末に順次送信されてくる。
従って、作業者は前回自分が行なったチェック順で商品情報のチェック作業を行うことができる。それにより、チェック漏れの発生を防止できる。
前記携帯端末は、前記管理装置が記憶する商品情報の送信要求と該管理装置から商品情報の受信を行う通信手段と、前記商品情報の取扱を識別する識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された識別情報を前記管理装置へ問い合わせる問い合わせ手段と、前記一つ宛表示された商品情報をチェックするチェック手段と、前記チェック手段でチェックされた商品情報毎にチェック順を付与する付与手段と、を備え、前記管理装置は、前記商品情報をチェック順に記憶する記憶部と、前記商品情報を前記携帯端末に記憶順に送信する送信手段と、前記記憶部に前記商品情報の取扱を識別する識別情報及びチェック順を記憶し、更に前記携帯端末から受信した識別情報に基づいて前記商品情報の取扱を承認する承認手段と、を備え、前記携帯端末が前記通信手段による送信要求時に前記識別情報とチェック順を前記管理装置に送信し、管理装置は前記携帯端末から受信した送信要求の識別情報と合致するチェック順に対応する商品情報が記憶部に存在しない場合、該管理装置は記憶部に記憶する前記識別情報と合致する記憶順の商品情報を携帯端末に順次送信する。
上記手段によれば、商品情報(例えば、販売価格)をチェックする作業者は、携帯端末より識別情報、チェック順が付与された商品情報を管理装置に送信すると、該管理装置は受信した識別情報が記憶部に登録されているか否かを検索し、該当する識別情報の登録がない場合は識別情報が登録されていない旨のメッセージを前記携帯端末に送信する。又、管理装置に受信した識別情報の登録はあるが、チェック順の商品情報が無い場合(一度チェックされた商品情報が再度アップデートされて記憶順の商品情報となった場合)は、更に商品情報の送信要求である場合は記憶部に記憶する商品情報を検索し、識別情報(部門、所属を含む)が一致するデータ(商品情報)で、未チェックのデータ(未だチェックされていない商品情報)、即ち記憶順(例えば、日付時刻の昇順、日付時刻の降順)のデータ(商品情報)、チェック不要のデータ(例えば、一定期間、販売価格が変動しない商品)を携帯端末に順次送信する。勿論、管理装置の記憶部に未チェックの記憶順の商品情報がなければ終了する。
又、前記記憶部が記憶する商品情報の項目に、該商品情報を送信するか否かを区分けする送信区分と、取扱の順位を設け、前記送信手段は、前記送信区分に基づいて商品情報を送信するか否かを判定し、更に取扱の順位に基づき商品情報を送信するようにしてもよい。
前記送信区分は、例えば販売価格をチェックする必要がある商品と、販売価格をチェックする必要がない商品とに区分けする。又、取扱の順位は、チェックする必要がある商品について取扱の重要度順、例えば、過去に販売価格のチェックでミスが発生した商品、販売価格のチェックをし忘れた商品等を挙げることができる。
上記手段によれば、商品情報(例えば、販売価格)をチェックする必要がない商品と、チェックする必要がある商品とを判定し、商品情報をチェックする必要がある商品だけを携帯端末へ送信することが出来るので、無駄なチェック作業を無くすことができる。しかも、チェックが必要な商品には更に取扱順位(チェックの重要度順)が設定されているので、過去に販売価格のチェックでミスが発生した商品や、販売価格のチェックをし忘れた商品等、チェックの重要度の高い商品からチェックを行うことができる。これにより、チェック作業をミスなく行なうことができる。
前記管理装置の記憶部に記憶される記憶順は、例えば商品情報が記憶された日付時刻の昇順或いは降順に基づいて付与された順番とする。
上記手段によれば、コード情報(バーコード)が付与されていない青果物や鮮魚等の生鮮食品が入荷された順に販売価格等の商品情報をアップデートし陳列させることにより、商品が入荷され陳列された順に商品情報を携帯端末の表示手段に表示でき、販売価格をチェックすることができる。そして、同一の場所を二人で販売価格等の商品情報のチェックを行なう場合、一人は日付時刻の昇順で、もう一人は日付時刻の降順で商品情報を携帯端末の表示手段に表示させてチェックを行うことができるので、チェックする場所が重なる(二重チェックする)ことなく、販売価格等の商品情報のチェック作業を効率よく行うことができる。
また、日付時刻の昇順で携帯端末の表示手段に商品情報を表示することにより、商品の陳列作業を行なう作業者と商品情報のチェック作業を行なう作業者とは作業場所が重なることはなく、お互いの作業の邪魔にならないように作業を行なうことができる。
更に、前記識別情報は、少なくとも前記携帯端末を操作する操作者とその操作者の所属を識別する情報とする。具体的には、操作者が所属する所属部署を識別する番号、所属部署名、操作者の名前等が挙げられる。
上記手段によれば、記憶手段に識別情報毎にチェック順の商品情報を記憶させることが可能となる。それにより、チェック作業における責任の所在を明確にでき、次回のチェック作業も記憶された識別情報毎のチェック順で商品情報が携帯端末に表示されるので、操作者(作業者)が所属する部署の商品情報をチェック順に従って漏れなくチェックすることが可能となる。
又、前記記憶部は、識別情報として操作者の所属を記憶し、送信手段による送信時に前記識別情報の所属と前記記憶部で記憶する所属とが一致する商品情報を送信するようにしてもよい。
上記手段によれば、記憶部に操作者の所属毎に商品情報が記憶順或いはチェック順に記憶することができる。それにより、操作者が所属する部署で販売する商品以外の商品情報は送信手段で送信されないので、不要な商品情報が携帯端末に表示されることはない。従って、不要なチェック作業を無くし、作業負荷を軽減することが出来る。
また、前記携帯端末は、バーコードリーダを備えたものとしてもよい。
上記手段によれば、コード情報(バーコード)が付された商品については、バーコードリーダによって商品に付されたバーコードを読み取り、それに基づいて管理装置或いは精算端末に登録されている商品情報を表示手段に表示してチェックすることができる。従って、単一の携帯端末でコード情報が付されていない商品、及びコード情報が付された商品の両方についてチェック作業を行なうことができる。
本発明によれば、管理装置において、記憶する販売価格等の商品情報が棚札やPOP広告の表示内容との一致をチェックされた順番に記憶され、携帯端末において、次回からチェックする際は、その順番で携帯端末の表示手段に表示することが出来る。それにより、コード情報(バーコード)が付されている/いないに関係なく販売価格等を含む商品情報を商品陳列順にチェックすることが出来るので、POP広告等に表示の商品情報を遅滞なくチェックすることができる。
そして、管理装置に記憶する各商品の商品情報で、変更(アップデート)された順番(記憶順)で携帯端末に前記商品情報を表示させ、該携帯端末が表示する商品情報がチェックされた際に、チェックの有無とそのチェック順とが付与され前記管理装置へ送信され記録されるので、価格等が変更(アップデート)された陳列商品のチェック作業を確実に行うことができ、且つ、次回チェックする順番であるチェック順が記憶されるので、次回のチェック作業が容易となる。
そして、作業者は前回自分が行なったチェック順で商品情報のチェック作業を行うことができる。それにより、作業者毎に作業を習慣化させてチェックミス、チェック漏れの発生を防止できる。
又、商品情報(例えば、販売価格)をチェックする必要がない商品と、チェックする必要がある商品とを判定し、商品情報をチェックする必要がある商品だけを携帯端末へ送信することが出来るので、無駄なチェック作業を無くすことができる。しかも、チェックが必要な商品には更に取扱順位(チェックの重要度順)が設定されているので、過去に販売価格のチェックでミスが発生した商品や、販売価格のチェックをし忘れた商品等、チェックの重要度の高い商品からチェックを行うことができる。これにより、チェック作業をミスなく行なうことができる。
更に、商品が入荷され陳列された順に商品情報を携帯端末の表示手段に表示でき、販売価格等の商品情報をチェックすることができる。そして、同一の場所を二人で販売価格等の商品情報のチェックを行なう場合、一人は日付時刻の昇順で、もう一人は日付時刻の降順で商品情報を携帯端末の表示手段に表示させてチェックを行うことができるので、チェックする場所が重なる(二重チェックする)ことなく、販売価格等の商品情報のチェック作業を効率よく行うことができる。また、日付時刻の昇順で携帯端末の表示手段に商品情報を表示することにより、商品の陳列作業を行なう作業者と商品情報のチェック作業を行なう作業者とは作業場所が重なることはなく、お互いの作業の邪魔にならないように作業を行なうことができる。
又、記憶手段に識別情報毎にチェック順の商品情報を記憶させることが可能となる。それにより、チェック作業における責任の所在を明確にでき、次回のチェック作業も記憶された識別情報毎のチェック順で商品情報が携帯端末に表示されるので、操作者(作業者)が所属する部署の商品情報をチェック順に従って漏れなく確認することが可能となる。
さらに、操作者が所属する部署で販売する商品以外の商品情報は送信手段で送信されないので、不要な商品情報が携帯端末に表示されることはない。従って、不要なチェック作業を無くし、作業負荷を軽減することが出来る。
また、単一の携帯端末でコード情報が付されていない商品、及びコード情報が付された商品の両方についてチェック作業を行なうことができる。
本発明のシステム概念図。 本システムを構成する管理装置の電気ブロック図。 本システムを構成する精算端末の電気ブロック図。 本システムを構成する携帯端末の電気ブロック図。 管理装置の記憶部に記憶される商品情報の内容を示す図。 管理装置の記憶部に記憶される識別情報の内容を示す図。 携帯端末の一例を示す外観図 携帯端末の表示手段に表示される商品情報表示例図。 携帯端末のフローチャート図。 管理装置のフローチャート図。 管理装置のS207(表示データ準備)の詳細を示すフローチャート図。
以下、本発明に係る販売管理システムの実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
本実施例は、スーパーマーケット等の店舗において陳列販売する商品、特にコード情報(バーコード等)が付されていない青果物や鮮魚等の生鮮食品の販売価格(商品情報)が入荷時設定した販売価格に対し変更された場合の販売価格のチェックに関する販売管理システムに関して説明する。
本発明の販売管理システムは、POS情報を統括管理する管理装置(サーバ)と、POSレジスタ(精算端末)と、ブラウザ機能を搭載した携帯端末とをネットワーク接続し、リアルタイムに商品情報を参照し店舗業務をサポートする。
図1は本発明に係る販売管理システムの一例を示す構成図で、販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む商品情報を記憶する管理装置(サーバ)1と、顧客が購入する商品の商品情報を読み出して会計を行なうPOSレジスタ(精算端末)2と、前記管理装置(サーバ)1から商品情報を入手して画面に表示し、チェックする携帯端末3と、前記携帯端末3を前記管理装置1、POSレジスタ(精算端末)2と無線接続するLAN及びアクセスポイント4とで構成されている。
図2は管理装置(サーバ)1の電気ブロック図で、管理装置の動作を統括して制御するCPU1-1にバスを介してROM1-2、RAM1-3、記憶部1-4、通信部1-5、表示部1-6、入力部1-7が接続されて構成されている。
上記CPU1-1は、ROM1-2の制御プログラムに従ってRAM1-3のワークエリアを用いて処理を行なうことにより管理装置の動作を統括して制御する。
上記ROM1-2には前記CPU1-1が実行する、予め決められた制御プログラムが記憶されている。
上記RAM1-3は、前記CPU1-1が動作する為に必要なフラグやレジスタを設け、複数の記憶領域を有し、各ファイルから読み出されたデータが一時的に格納される。
上記記憶部1-4は、書き換え可能な記憶部で、動作プログラムやジャーナルファイル、商品情報(図5参照)、識別情報(図6参照)、及びその他の各種データ等を記憶しており、その記憶内容は種類毎に分けて記憶されている。
上記通信部1-5は、LANを介して精算端末2と情報通信を行い、更に前記LAN上に接続されたアクセスポイント4を介し無線通信によって携帯端末3と情報の授受(送受信)を行なう。尚、帳票等の印字出力は前記LAN上に接続されている印刷装置によりLAN経由で行なわれる。
上記表示部1-6は、商品情報等を表示するもので、液晶表示器、液晶タッチパネル等で構成されている。
上記入力部1-7は、管理装置に接続されたキーボード及びマウス等で構成されている。
前記管理装置(サーバ)1が管理するデータは、公知技術であるSQL(エスキューエル)データベース言語、リレーショナルデータベースマネージメントシステム(RDBMS)を用いてデータを操作することができるデータベースを利用した仕組みで、SQLを用いることで、新しいデータの追加や既存データを任意項目で昇順降順に並べ替えたり、又は必要なデータを必要なデータ形式でその都度参照したり生成したりすることができるものであり、検索するためのキーをその都度組み合わせてデータベースへリクエストすることにより、必要なデータを引き出して利用することができる。
前記POSレジスタ(精算端末)2は買上げ商品の精算を行うレジに設置されるもので、図3の電気ブロック図に示すように、CPU2-1と、前記CPU2-1にバスを介してハードディスク2-2、ROM2-3、RAM2-4、商品に付されているバーコードを読み取るスキャナ部2-5、液晶タッチパネル部2-6、客用表示部2-7、レシート印字部2-8、ドロワ部2-9、通信部2-10、操作部2-11、カードリーダ部2-12、ブザー2-13が接続されて構成されている。
前記ハードディスク2-2は、書き換え可能な記憶部で、前記管理装置1からダウンロード取得した商品情報(図5参照)、識別情報(図6参照)、及びその他の各種情報等を記憶しており、その記憶内容は種類毎に分けて記憶されている。
前記液晶タッチパネル部2-6は、表面がタッチされることで各種の表示と、操作を可能とするもので、各種モードの切換や、各種操作ができるように構成されている。
前記客用表示部は、POSレジスタ(精算端末)2で精算される買上げ商品の情報(品名、販売価格等)を顧客に向けて表示するもので液晶表示器、液晶タッチパネル等で構成されている。
前記カードリーダ部2-12は、メモリーカード(例えば、CFカード)に記憶されたデータ等を読み取る読取機である。
前記携帯端末3は図4の電気ブロック図に示すように、CPU3-1と、前記CPU3-1にバスを介してROM3-2、RAM3-3、商品に付されているバーコードの持つ情報を読み取るスキャナ部3-4、入力されたデータや管理装置(サーバ)1から入手した商品情報等を表示する液晶タッチパネル部(表示手段)3-5、操作部3-6、管理装置(サーバ)1やPOSレジスタ(精算端末)2と通信を行なう通信部(送受信部)3-7、エラー等が発生した時に警報を発するブザー3-8、電源制御部3-9が接続され、更に前記電源制御部3-9に充電式電池3-10が接続されて、携帯端末3が機能するように構成されている。
前記操作部3-6は、図7に示すように、前記スキャナ部3-4をバーコードの読み取り可能状態にするトリガ61(本体の側面にももう1個配置されている)、カーソル位置の1つ前の値を消去するCLEARキー62、画面をスクロールする上下左右カーソルキー63、処理を実行、また入力値を確定するENTERキー64、入力項目に値を入力するときに使用するテンキー65等を備え、商品に付されたバーコードの読み取り、各種の入力(書き換え変更を含む)を行なうようになっている。
前記管理装置(サーバ)1の記憶部に記憶する商品情報は、図5に示すように、商品毎に当該商品を取り扱う所属部署のコード番号、所属名、JANコード、商品名称、通常売価、特売価格、アップデート日付時刻、記憶順、鮮度管理日付時刻、仕入加工(製造)日時、賞味日時(又は消費期限)、データ区分、識別情報、チェック日付時刻、チェック順、チェック区分等の項目によって構成されている。
前記商品情報の「アップデート日付時刻」とは、商品に関するデータ、例えば販売価格等を設定、又は変更修正した日時を表し、一日の内に数回(例えば、午前と午後の二回)販売価格を変更する場合はそのアップデートの都度、当該日時が変更記憶される。
又、「記憶順」とは、前記商品情報が記憶部に記憶された日付時刻の昇順或いは降順に基づいて付与された順番を表す。この記憶順は携帯端末に送信され、携帯端末の表示手段に表示され、商品陳列棚に陳列された商品の商品情報と比較チェックされ、チェック完了時にチェック手段が操作されるとチェック順の番号が付与され、そのチェック順の番号が該携帯端末から管理装置に送信される。そして、管理装置の記憶部に記憶された商品情報の該当商品における「チェック順」の項目にその順番が記憶され、前記「記憶順」の項目は空欄になる。
「鮮度管理日付時刻」とは、その商品の仕入日時又は加工(製造)日時に当該商品の賞味日時(又は消費期限日数)を加算した賞味期限日時(又は消費期限日時)を表す。例えば、図5の商品名称「牛もも薄切り肉」の場合は、仕入加工(製造)日時が2008年6月13日午前8時20分(「20080613082000」)で、賞味日時が「1日」であるから鮮度管理日付日時は前記仕入加工(製造)日時に賞味日時の「1日」を加算した2008年6月14日午前8時20分(「20080614082000」)となる。
前記[データ区分」は、商品情報を携帯端末へ送信してチェックする必要があるか否かを区別し、且つチェックする必要がある商品情報の中で更にチェックの重要度が高いもの等を区分け表示する。具体的には、「00」はチェック不要、「01」はチェック必要、「10」チェック重要、「11」は予備を表す。
前記「識別情報」は、前記商品情報の取扱(チェックの作業)をする従業員(作業者)を識別する情報で、具体的には図6に示すように、識別のコード番号、携帯端末3を操作する従業員(作業者)の「所属」、「所属名」、「従業員名称」等で構成されている。尚、「所属」、「所属名」は前記商品情報(図5参照)の「所属」、「所属名」と同じである。
前記「チェック日付時刻」とは、商品陳列棚に陳列された商品の商品情報を当該商品が所属する所属部署の作業者によって携帯端末が入手した商品情報を表示してチェックした時刻を表す。例えば、「牛もも薄切り肉」は2008年6月13日午前8時20分(20080613082000)に仕入れ加工され、同日午前9時01分(20080613090101)に特売価格がアップデートされているが、「チェック日付時刻」及び「チェック順」の欄が空欄であるということは、未だ商品情報がチェックされていないことを意味する。
「チェック順」とは、前記携帯端末の表示手段(画面)に表示された商品情報をチェックした順に基づいて付与される順番を表し、その順番はチェック日付時刻によって表してもよい。そして、チェック順の商品情報が再度アップデートされた場合はその日時が前記「アップデート日付時刻」の欄に書き込まれ、記憶順の番号が付されて前記「チェック順」の欄は空欄となる。
前記「チェック区分」とは、前記記憶手段に記憶されたチェック順の商品情報が、携帯端末から送信要求に基づいて前記チェック順のデータが参照(利用)されたか否かを表すもので、具体的には「0」が未チェック、「1」がチェック済みを表す。
次に、本発明の販売管理システムの動作を、販売価格のチェックについて図9乃至図11のフローチャートに基づいて説明する。
図9は、携帯端末3のフローチャートで、管理装置1より商品情報を取得して商品陳列棚に陳列された商品の販売価格表示(棚札、POP広告等)と照合チェックする。以下、管理装置1から商品情報を取得するまでの流れを図9のフローチャートに基づいて説明する。尚、スタートは携帯端末3の電源スイッチをONすることで開始する。
S101…従業員が携帯端末3を無線通信、LANを介して管理装置(サーバ)1に接続し、ログインする為の識別情報(ログインID、パスワード)を、操作部3-6を操作して入力する。
S102…携帯端末3の表示部(画面)に表示させるデータ(商品情報)の表示指定を行なう。例えば、チェック順(自分が前回行なったチェック順番)、販売価格が変更登録された日付時刻昇順、販売価格が変更登録された日付時刻降順等の指定を行う。
S103…S102で指定したデータ(商品情報)を管理装置(サーバ)1に送信要求する。初めての送信要求時は、前記データの指定と識別情報が管理装置(サーバ)1に送信される。次回以降は、表示するデータの指定のみが送信される。
S104…管理装置(サーバ)1からデータ(商品情報)を受信する。
S105…受信したデータがエラーであるか否かを判定する。受信したデータが管理装置(サーバ)1からのエラーである場合(YES)はS106へ分岐し、エラーでない場合(NO)はS107へ進む。
S106…エラー情報を携帯端末の表示部(画面)に表示し、所定時間(例えば数秒)表示した後S101へ戻る。
S107…受信した商品情報を液晶タッチパネル部(表示手段)3-5へ表示する(図8参照)。
S108…表示された商品情報を基に該当商品の棚札やPOP広告に表示された販売価格との照合チェックを行なう。表示された商品情報をチェックしない場合(NO)は携帯端末の表示画面(図8参照)中の「前」、「次」の何れかの表示ボタンを選択指示する。「前」又は「次」が指示されるとS103へ戻り、それ以外の場合はS109へ進む。
S109…携帯端末に表示された商品情報を基に該当商品の販売価格の照合チェックを行い、チェック(確認)ボタンを押す或いは販売価格が設定或いは変更されるとS110へ進む。
S110…携帯端末3が備える付与手段によってチェック順の番号が付与される。
S111…S109で販売価格が設定或いは変更された場合は、その設定或いは変更された販売価格データを管理装置に送信、及び次に表示すべきデータ(商品情報)の送信要求を管理装置へ要求するため、(YES)となりS103へ戻る。尚、管理装置から送信すべき商品情報が無い場合、或いは次に表示すべき商品情報の送信要求をすることなく完了ボタンが押された場合にはS112へ進む。
S112…管理装置(サーバ)1へ終了する旨を送信する。尚、最終の商品情報がチェックされた時に未送信のチェック順の商品情報がある場合は、識別情報及びチェックを含み完了データを送信する。
次に、管理装置(サーバ)1の記憶部の概要を図10のフローチャートに基づいて説明する。
S201…携帯端末3からのデータ送信要求(データ受信)を待つ。携帯端末からのデータ送信要求を受信した場合はS202へ進む。
S202…受信したデータが完了データであるかを判定する。完了データを受信した場合(YES)はS211へ分岐し、それ以外の場合(NO)はS203へ進む。
S203…承認(ログイン)済みか否かの判定を行なう。管理装置が受け取った識別情報で、まだ承認していない場合(NO)はS204へ分岐し、既に承認済みである場合(YES)はS205へ進む。
S204…受け取った識別情報を基に管理装置1の記憶部に記憶されている識別情報のファイル(図6参照)を検索し、承認がNGか否かを判定する。識別情報のファイルに前記受け取った識別情報の登録がある場合(NO)はS205へ分岐し、識別情報の登録がない場合(YES)はS206へ進む。
S205…携帯端末へ送信するデータ(商品情報)の準備が済んでいるか否かの判定を行なう。送信するデータの準備が済んでいない場合(NO)はS207へ分岐し、既に送信するデータの準備が済んでいる場合(YES)はS208へ進む。
S206…携帯端末から入力送信された識別情報が管理装置に登録されていない旨のメッセージを送信準備する。
S207…携帯端末に送信するデータの準備を行なう。以下、データの準備について図11のフローチャート(S301〜S307)に基づいて詳細に説明する。
S301…携帯端末から送信要求されたデータ(商品情報)が、チェック順か、記憶順かの判断を行う。チェック順のデータである場合(YES)はS302へ分岐し、記憶順(日付時刻順)である場合(NO)はS304へ進む。
S302…商品情報に、指定された識別情報が登録されているか否かをチェックする。登録されていない場合(NO)はS304へ分岐し、登録されている場合(YES)はS303へ進む。
S303…チェック順の昇順或いは降順でデータをソートして送信の準備を行なう。チェック順のソート順は、携帯端末からの指示により昇順或いは降順でソートが行なわれる。また、ソート時には空欄のデータは対象外のデータとして送信の準備より外される。
S304…携帯端末からの指示により、記憶順(日付時刻)の指定が、降順或いは昇順かに基づいて、日付時刻の昇順或いは降順でデータをソートする。
S305…ソートした順番に番号を付与する。
S208…携帯端末で表示するデータがチェック順であるか否かを判定する。チェック順である場合(YES)はS209へ進み、記憶順(日付時刻順)である場合(NO)はS211へ分岐する。
S209…記憶部に記憶されているチェック順のデータを参照する。
S210…参照できた場合(YES)はS218へ進み、データが送信される。参照できなかった場合(NO)はS213へ分岐する。
S211…携帯端末から送信されたデータにチェック順が含まれているか否かの判定。チェック順が含まれている場合(YES)はS212へ進み、チェック順のデータが含まれていない場合(NO)はS213へ分岐する。
S212…チェック順を記憶部に記憶する。即ち記憶部に記憶した記憶順の商品情報が所属部署の作業者によってチェックされ、そのチェック順の商品情報が携帯端末から管理装置に送信されることで、前記記憶順がチェック順に切り替わり記憶される。尚、チェック順のデータで、販売価格などが変更(アップデート)された場合、該チェック順のデータは記憶順のデータに切り換えられて記憶される。
S213…携帯端末から送信されたデータが送信要求であるか否かを判定。送信要求である場合(YES)はS214へ進み、そうでない(完了)である場合(NO)は終了する。
S214…記憶部に記憶されている商品情報に未チェックのデータ(チェックが済んでいないデータ)が存在するか否かを判定する。即ち、識別情報、所属が一致するデータで、チェック済みデータ(チェック順のデータ)以外に送信すべきデータ(即ち、記憶順のデータ)が存在するか否かを判定する。存在する場合(YES)にはS215へ進み、存在していない場合(NO)は終了する。
S215…記憶順(日付時刻順)でデータを参照する。
S216…記憶順(日付時刻順)のデータ参照でOK(問題なし)である場合(YES)はS218へ分岐し、データが送信される。データ参照がNGである場合(NO)はS217へ進む。
S217…識別情報、所属が一致するデータで、参照すべきデータが無い旨を報知するメッセージの送信準備を行なう。
S218…参照準備されたデータ或いはエラー等の準備されたメッセージを携帯端末へ送信する。図8に携帯端末の液晶タッチパネル部(表示手段)3-5に表示される販売価格のチェック表示画面(商品情報)例を示す。
本発明の販売管理システムは上記構成により、例えば商品の販売価格チェック作業においては、青果物や鮮魚等の生鮮食品が店舗へ入荷した順に、販売価格をアップデートし、その販売価格がアップデートされた商品から店頭に順次陳列される。そして、前記入荷した商品の販売価格のアップデート順に、商品情報が管理装置(サーバ)1の記憶部に記憶保存される。他方、ブラウザ機能を搭載した携帯端末3には、該携帯端末からの送信要求により前記記憶順の商品情報が順次送信され、該携帯端末の液晶タッチパネル部(表示手段)3-5に表示される為、バーコードが付されていない商品の販売価格を確実にチェックすることができる。
又、青果物や鮮魚等の生鮮食品の陳列は、特定の期間変わることが少ないため、携帯端末に商品情報を表示して販売価格をチェックした順番を管理装置に記憶させておくことで、次回販売価格をチェックする時に、その記憶させておいたチェック順に携帯端末の液晶タッチパネル部(表示手段)3-5に商品情報を表示させれば、バーコードが付されていない商品であっても、携帯端末の液晶タッチパネル部(表示手段)3-5に商品が陳列されている順に商品情報を表示させて販売価格をチェックすることができる。
また、特売等を行う場合には、特売商品の販売価格のアップデート及び陳列が優先して行なわれるので、この販売価格が変更された順に携帯端末の液晶タッチパネル部(表示手段)3-5に商品情報を表示させることにより、バーコードが付されていない商品を含み販売価格の変更があった商品の販売価格をチェックすることができる。
更に、前記商品情報には取り扱い順位(チェックの重要度)が項目に含まれているため、過去に販売価格チェックでミスが発生した商品や、販売価格のチェックをし忘れた商品等から販売価格のチェック作業を行なうことができる。
本発明は図示した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。
(1)実施の形態では、販売価格のチェックについて説明したが、販売価格のチェックのみに限らず、鮮度をチェックする鮮度管理、商品の棚卸(在庫管理)、商品の陳列位置及び商品の数をチェックすること等に用いてもよい。これにより、誰もが同じ順で商品のチェック作業を行なうことができるので、漏れなくチェック作業を行なうことができ、後で正しくチェック作業が行なわれたかをチェックした順番に再度確認し直すことができる。
(2)実施の形態では、識別情報を従業員(作業者)を識別する情報として記載しているが、これに限らず、携帯端末番号、陳列位置情報等を識別情報として用いてもよい。
陳列位置情報を識別情報として用いた場合、陳列横順、陳列縦順等のチェック順を指示することもできるので、従業員(作業者)の歩数、及び移動距離を削減することができ、従業員の作業負荷を軽減することができる。
又、識別情報を従業員(作業者)が所属する部門毎の携帯端末番号とした場合、チェック作業を別の従業員(作業者)と交替しても同じチェック順で確認作業を行なうことができるので、チェック作業の標準化と習慣性を持たせることができるので、チェック作業ミスを無くすことができる。
(3)実施の形態では、記憶順を販売価格がアップデートされた順番としているが、これに限らず、商品が入荷した順を記憶順としてもよい。また、商品の入荷順と販売価格のアップデート順とを組み合わせた順を記憶順としてもよい。又、惣菜やパン等の加工食品の場合には、製造年月日(加工時刻)順を記憶順としてもよい。また、日配品(製造後の販売可能期間(賞味期間)が短く、原則として毎日発注、毎日納品される食品(例えば、麺類、豆腐、油揚げ、牛乳、パン、デザート類、フローズン食品等)などで製造日付時刻順を用いることにより、鮮度管理等に有効活用することができる。
(4)チェック順は、チェックした順番に番号を付し、その番号で識別する方法に限らず、チェック日付時刻を付してチェックの順番を識別する、或いはチェック順の番号とチェック日付時刻との両方で識別する、或いは商品コードをチェック順に並べて記憶するようにしてもよい。
(5)携帯端末も商品情報の表示順の決定の方式は、携帯端末で商品ファイルを記憶し商品毎に表示順を記憶してもよい。
(6)表示順の順番の記憶方法は、商品ファイルに表示順の順番を記憶する方式の他に、商品ファイルの商品データと紐付けられた別のファイル(表示順を記憶するテーブル)へ商品毎の表示順の順番を記憶する等何れの方式でもよい。
(7)実施の形態では、ブラウザを搭載した携帯端末を用いて説明を行っているがこれに限らず、統括管理するサーバが記憶する商品情報を携帯端末がバッチで受信保持する方式のものでもよい。この方式を用いる場合、該携帯端末が受信保持した商品ファイルに基づいて商品情報を該携帯端末の表示部へ表示し、チェックした順番を該携帯端末が保持する商品情報に記憶し、次回呼出し時に前記記憶したチェック順に商品情報を呼出して表示するようにしてもよい。この方式により、統括管理するサーバのダウン、或いは通信環境に不備があり通信が出来ない状況であったとしても、該携帯端末は商品情報をその都度問合せ受信する必要が無く、作業者は、動作環境に左右されること無く商品情報のチェック作業を行うことができる。また、統括管理するサーバでアップデートされたデータや、携帯端末が保持する商品情報が変更になったデータを統括管理するサーバと携帯端末とで適宜バッチで送受信しデータを同期させるようにしてもよい。これにより、データの共有と整合性を持たせることを実現できる。
(8)実施の形態では、管理装置の記憶部に記憶する商品情報で該当商品が携帯端末でチェックされると、該当商品の「チェック順」の項目にその順番が記憶され、「記憶順」の項目が空欄になるようにしているがこれに限らず、「チェック順」或いは「記憶順」の項目を空欄にすること無く、付与する順番をその都度増やし続け、付与する順番が制限値になった時に初期値に戻り順番を付与するように繰り返して、夫々が記憶する順番が重ならない(重複しない)ようにする方式を用いてもよい。この場合、該当商品の商品情報がチェック済みであるか否かの判定はチェック区分を用いて行うが、その判定は、チェック済み「1」の場合は「チェック順」が付与されたことを表し、未チェック「0」の場合は「記憶順」が付与されたことを表していると判定することにより、商品情報の記憶された状態を正しく判定することができる。
1…管理装置(サーバ) 2…POSレジスタ(精算端末)
3…携帯端末

Claims (2)

  1. 販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む商品情報を記憶する管理装置とネットワークで接続され、前記商品情報を一つ宛表示して棚札或いはPOP広告の表示内容をチェックする携帯端末において、
    前記携帯端末が前記商品情報をチェックした時に、前記管理装置において、そのチェックした順番を記憶しておき、前記携帯端末が次回チェックする際、前記携帯端末は前記記憶した順番で前記管理装置から商品情報を呼び出すことを特徴とする
    携帯端末。
  2. 商品情報を一つ宛表示して棚札或いはPOP広告の表示内容をチェックする携帯端末とネットワークで接続され、販売する商品の少なくとも品名と販売価格とを含む前記商品情報を記憶する管理装置において、
    前記管理装置は、前記端末装置において前記商品情報をチェックした時に、そのチェックした順番を記憶しておき、前記携帯端末が次回チェックする際、前記携帯端末によって前記記憶した順番に商品情報が呼び出されることを特徴とする
    管理装置。
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