JP5621882B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱素子が実装される回路基板を備える電源装置に関する。
車両に搭載されて車両を走行させるモータを駆動する電源装置は、大電流で充放電されて発熱する。また、ハイブリッドカーにあっては、エンジンや回生制動で充電されて発熱する。発熱は電池の電気性能を低下させる原因となるので、発熱する電池を冷却するために冷却風を送風して冷却している。また、この電源装置は、電池の充放電を制御し、また、安全性を向上するために電装部品を実装する。電装部品として、電池と直列にコンタクタが接続される。コンタクタは、車両のイグニッションスイッチをオフに切り換える状態でオフ状態に切り換えられて、電池の出力を遮断する。また、コンタクタは、イグニッションスイッチをオンに切り換えて、車両を走行させる状態でオンに切り換えられる。オン状態のコンタクタは、電池に流れる大きな充放電電流が流れる。電池の充放電電流は、コンタクタの接触抵抗によってジュール熱を発生させる。さらに大電流を遮断するコンタクタは接点の接触圧も高く、励磁コイルの電流も大きくなって励磁コイルのジュール熱による発熱もある。したがって、オン状態のコンタクタは、接点の電流や励磁コイルのジュール熱による発熱で温度が上昇する。温度が上昇したコンタクタは、周囲の電子部品やプリント基板などに熱障害を与えるおそれがある。また、電装ケースには電流で発熱する抵抗器や半導体等の他の発熱部品も実装される。これらの電装部品の発熱による弊害を防止するために、電池と電装部品の両方に強制送風して冷却する電源装置が開発されている。(特許文献1参照)
特開2008−16189号公報
特許文献1に記載される電源装置を図1に示す。この電源装置は、電池91を冷却する冷却風で電装部品93を冷却する。この構造は、電池91と電装部品93を共通の冷却ファン97で冷却できる。このため、電池91と電装部品93を冷却するために別々の冷却ファンを設ける必要がなく、冷却機構を簡単にできる。ただ、この構造の電源装置は、電池91を冷却する冷却風で電装ケース94の発熱部品を冷却するために、電池ケース92の隣に電装ケース94を配置することから、電装ケース94に収納される発熱部品の発熱が電池91に影響を与える。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電装ケースに収納している発熱部品などの電装部品を冷却できる電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電源装置は、複数の電池と、発熱素子を含む発熱部品と、発熱素子が実装される回路基板と、回路基板を収納する電装ケースと、を備える。この電装ケースは、開口を有すると共に、回路基板が固定される金属ケースと、金属ケースの開口を閉塞する樹脂ケースとを含み、金属ケースは、放熱フィンを有し、発熱素子は、回路基板を介して前記金属ケースに熱結合される。
本発明によれば、回路基板に実装される発熱素子を冷却すると共に、電装ケースを強靭な構造としながら、軽量化することができる。
従来の車両用の電源装置の断面図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の斜視図である。 図2に示す車両用の電源装置の垂直縦断面図である 図3に示す車両用の電源装置の電装ケース部分の拡大断面図である。 図4に示す車両用の電源装置の平面図である。 図2に示す車両用の電源装置の電池ケースと電装ケースの連結構造を示す拡大断面図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置のブロック図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図7に示す車両用の電源装置は、複数の電池1を収納している電池ケース2と、発熱部品3を含む電装部品を収納している電装ケース4と、電池ケース2内の電池1の表面に冷却用の気体を送風して電池1を冷却する流入側のダクト5と、電池1の表面を通過して電池1を冷却した冷却風を排気する排出側のダクト6と、流入側のダクト5から電池1の表面を通過して排出側のダクト6に冷却風を強制送風する送風ファン7とを備える。
電池ケース2に収納している電池1は、内部に強制送風される冷却風で冷却される。電装ケース4は、内部に冷却風を送風しない閉鎖構造であって、表面に露出するように放熱部8を設けている。電装ケース4は、防水構造に密閉された密閉ケースで、表面に設けた放熱部8で内部の熱を放熱する。
放熱部8は、電装ケース4に収納しているコンタクタなどの発熱部品3を放熱して冷却する。図3と図4の電装ケース4は、放熱部8をケースの一部に併用している。この電装ケース4は、放熱部8とする部分をアルミニウムで成形し、あるいは全体をアルミニウムで成形して熱伝導を良くしている。図3と図4の電装ケース4は、上下に分割している。この電装ケース4は、放熱部8に併用される放熱ケース4Aと、この放熱ケース4Aの開口部を閉塞するカバーケース4Bとからなる。この電装ケース4は、放熱ケース4Aの開口部をカバーケース4Bで水密構造に閉塞して密閉ケースとしている。放熱部8に併用される放熱ケース4Aはアルミニウムなどの金属製で、表面の放熱フィン9を設けている。図3と図4の電装ケース4は、上下に分割して下側のケースを放熱ケース4Aとして、上側のケースをカバーケース4Bとしている。ケースを上下に分割して下のケースを金属製の放熱ケース4Aとする電装ケース4は、強靱な金属ケースである放熱ケース4Aに電装部品を固定して、上方の開口部をプラスチック製のカバーケース4Bで閉塞することができる。この構造の電装ケース4は、重い電装部品を放熱ケース4Aに連結して、強靱な構造としながら、カバーケース4Bをプラスチックケースとして軽くできる。
図3と図4の電装ケース4は、下のケースを放熱ケース4Aとしているが、上のケースを放熱ケースとして下のケースをカバーケースとすることもできる。また、電装ケースは、ケース全体を放熱ケースとして、ケースの全面から広い面積で放熱することもできる。
さらに、図4の電装ケース4は、放熱部8に併用される放熱ケース4Aの表面に放熱フィン9を設けている。放熱フィン9は平行な凸条で、表面積を大きくしてより放熱面積を広くしている。平行な放熱フィン9は、空気の流れでスムーズに空気を流動できるように、側面に設けるものにあっては、上下に伸びるように設けられる。放熱フィン9は放熱部8の冷却効率を向上することに加えて、補強リブとなって放熱ケース4Aを補強する。図4の放熱ケース4Aは、底面に放熱フィン9を設けて底面の強度を向上して、重い電装部品を収納できる構造としている。
電装ケース4は、コンタクタやプリチャージ抵抗などの発熱部品3を、放熱部8である放熱ケース4Aに熱結合するように配置する。放熱部8と発熱部品3との熱結合は、発熱部品3を放熱部8の内面に接触するように配置し、あるいは発熱部品3と放熱部8との間に熱伝導ペーストなどを充填して実現する。コンタクタやプリチャージ抵抗は発熱量が大きいので、放熱部8に熱結合状態で配置して、温度上昇を少なくできる。コンタクタやプリチャージ抵抗以外の発熱部品、たとえばパワートランジスタやMOSFET等の発熱素子は、コンタクタやプリチャージ抵抗に比較して発熱量が少ない。したがって、これらの発熱部品は、それ自体に放熱フィンを固定して、電装ケース4の内部に放熱し、あるいはこれらを回路基板17に固定して、回路基板17を介して電装ケース4の放熱部8に熱結合して放熱することができる。
電池1と直列に接続しているコンタクタと、電池1と直列に接続されるプリチャージ抵抗は発熱量の大きい発熱部品3である。車両用の電源装置のブロック図を図7に示す。この図に示すように、車両用の電源装置は、電池1の出力側にコンタクタ10とプリチャージ回路11を接続している。コンタクタ10は、車両を走行させる状態、すなわち車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチがオンに切り換えられる状態でオンに切り換えられる。コンタクタ10は、励磁コイル(図示せず)に通電して接点をオンに切り換えるリレーである。コンタクタ10は、大電流のリレーであるから、オン状態で励磁コイルに流れる電流で発熱し、また接点を流れる大電流によっても発熱する。コンタクタ10の熱エネルギーは、放熱部8に伝導されて放熱される。コンタクタ10は、車両の走行を停止する状態、すなわちイグニッションスイッチをオフに切り換える状態でオフに切り換えられる。
プリチャージ回路11は、プラス側のコンタクタ10Aをオンに切り換える前に、負荷であるDC/ACインバータ14と並列に接続している大容量のコンデンサー15をプリチャージする。コンデンサー15をプリチャージしないでコンタクタ10をオンに切り換えると、コンタクタ10の接点にコンデンサー15の過大なチャージ電流が流れて接点を損傷するからである。プリチャージ回路11は、コンデンサー15のプリチャージ電流を減少するために、プリチャージ抵抗13とプリチャージリレー12とを直列に接続した回路である。マイナス側のコンタクタ10Bとプリチャージリレー12をオンにしてコンデンサー15はプリチャージされる。プリチャージするときのプリチャージ電流は、プリチャージ抵抗13で小さく制限される。プリチャージ電流は、プリチャージ抵抗13の電気抵抗に反比例して小さくなる。したがって、プリチャージ抵抗13は、プリチャージ電流を小さく制限してコンデンサー15をプリチャージする。プリチャージ電流はプリチャージ抵抗13をジュール熱で発熱させる。プリチャージ抵抗13のジュール熱による発熱は、電流の二乗と電気抵抗の積に比例する。プリチャージ電流は大きく、プリチャージ抵抗13はコンデンサー15をプリチャージするプリチャージ電流で発熱する。プリチャージ
回路11でコンデンサー15をプリチャージした後、プラス側のコンタクタ10Aはオンに切り換えてプリチャージリレー12をオフに切り換える。
電装ケース4は、電池1の電圧や電流を検出して電池1の充放電を制御する制御回路16も内蔵している。制御回路16を実現する電子部品は、コンタクタ10やプリチャージ抵抗13に比較して電流が少なく発熱量が少ない。したがって、これらの電子部品は、回路基板17に固定されて、回路基板17を介して放熱ケース4Aに連結されて、放熱ケース4Aから放熱する。
図に示す電源装置は、電池ケース2を金属ケースとして、細長い電池ケース2の一端に電装ケース4を固定している。図の電源装置は、電池ケース2と電装ケース4との間に断熱空気隙間19を設けている。この断熱空気隙間19は、電装ケース4と電池ケース2とを断熱する。断熱空気隙間19は、電池ケース2と電装ケース4の垂直壁27の間にあって上下に伸びるように設けられる。さらに、断熱空気隙間19は、電池ケース2の上下を電装ケース4に連結することなく、上下を開口している。この断熱空気隙間19は、電装ケース4や電池ケース2で加温された空気を煙突のようにスムーズに上昇させて電装ケース4と電池ケース2とを効率よく冷却する。断熱空気隙間19で加温された空気が軽くなって上昇するからである。煙突作用の冷却は、断熱空気隙間19の間隔(d)が狭すぎても、反対に広すぎても少なくなる。断熱空気隙間19の隙間(d)が狭すぎると、空気が流れる抵抗が大きくなる。したがって、断熱空気隙間19の隙間(d)は、好ましくは2mmよりも広く、さらに好ましくは3mmより広くする。反対に断熱空気隙間19が広すぎると、断熱空気隙間19の空気が一体となって上昇しなくなる、すなわち、電装ケース4と電池ケース2の表面部分の空気のみが上昇して、その中間の空気が上昇しなくなる。したがって、断熱空気隙間19の間隔(d)は、好ましくは30mmよりも狭く、さらに好ましくは25mmよりも狭くする。
さらに、図3と図4の電池ケース2は、断熱空気隙間19に突出して、垂直壁27の表面に放熱フィン29を設けている。放熱フィン29は、互いに平行な複数の板状の凸条で、上下に伸びるように設けられる。放熱フィン29は、電池1で加温される垂直壁27の熱で断熱空気隙間19の空気を加温して上昇させる。したがって、断熱空気隙間19に上下に伸びる放熱フィン29を設ける構造は、断熱空気隙間19の空気をよりスムーズに上昇させて、電池ケース2を効果的に冷却する。図3と図4は、断熱空気隙間19に配設される放熱フィン29を電池ケース2に固定するが、この放熱フィンを電装ケースの垂直壁に固定することもできる。
断熱空気隙間19を設けて電装ケース4を電池ケース2に連結するために、図4ないし図6の電源装置は、電池ケース2の表面に、電装ケース4に向かって突出する連結ボス28を設けている。連結ボス28は、電池ケース2の垂直壁27に一体構造に設けている。連結ボス28の中心に雌ネジ孔28Aを設けている。電装ケース4を貫通する止ネジ30がこの連結ボス28にねじ込まれて、電装ケース4は電池ケース2に固定される。この連結構造は、電池ケース2を薄くしながら、電装ケース4を強固にしっかりと固定できる特徴がある。それは、止ネジ30を連結ボス28に深くねじ込んで固定できるからである。言い換えると、止ネジ30の多数のネジ山を連結ボス28にねじ込んで固定できるからである。また、この連結構造は、電装ケース4と電池ケース2を効果的に断熱できる特徴もある。それは、断熱空気隙間19で断熱することに加えて、止ネジ30を連結ボス28にねじ込んで固定する構造によって、電装ケース4と電池ケース2とを局部的に連結するからである。さらに、この連結構造は、電池ケース2に設けている連結ボス28の長さで、断熱空気隙間19の間隔(d)を最適値に調整できる。
図5の電池ケース2は、垂直壁27の両側部の2箇所に連結ボス28を設けており、こ
れらの連結ボス28の間に上下に延びる断熱空気隙間19を設けている。電装ケース4は、電池ケース2の両側に設けた連結ボス28にネジ止めされて、位置ずれしないように電池ケース2に固定している。図の連結構造は、電池ケース2に連結ボス28を設けているが、反対に電装ケースに連結ボスを設けて、電池ケースを貫通する止ネジを連結ボスにねじ込んで、電装ケースを電池ケースに固定することもできる。また、図示しないが、電装ケースと電池ケースとの間に筒状のスペーサを挟み、このスペーサに挿通するように、電装ケースを貫通する止ネジを電池ケースにねじ込んで固定することもできる。
図3に示す電源装置は、電池ケース2の内部にホルダーケース20を配置して、電池ケース2とホルダーケース20との間に流入側のダクト5と排出側のダクト6を設けている。図のホルダーケース20は、3個の電池1を上下方向に並べる状態で、多数の電池1を収納している。ホルダーケース20は、収納している電池1に強制送風して冷却する冷却風の流入口21と排出口22を開口している。図の電池ケース2は、ホルダーケース20の上部に流入口21を、下部に排出口22を開口している。
ホルダーケース20は、電池1を電池モジュールの状態で収納している。電池モジュールは、複数の素電池を直列に接続して直線状に連結したものである。素電池は、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池などの充電できる電池である。図の電池モジュールは、円筒型電池を直線状に連結して円柱状としている。ホルダーケース20に収納している複数の電池モジュールは、互いに直列に接続される。ただ、ホルダーケースの電池モジュールは、直列と並列に接続することもできる。
図3の電源装置は、電池ケース2と、ホルダーケース20との間に、各々のホルダーケース20に冷却風を供給する流入側のダクト5と、ホルダーケース20内を通過した冷却風を排気する排出側のダクト6を設けている。さらに、電源装置は、流入側のダクト5から電池ケース2を通過して排出側のダクト6に冷却風を強制送風する冷却ファン7を備えている。図3の電源装置は、流入側のダクト5に冷却ファン7を連結している。この冷却ファン7は、流入側のダクト5に冷却風を強制的に送風する。
図3の電源装置は、ホルダーケース20の上方に流入側のダクト5を設け、ホルダーケース20の下方に排出側のダクト6を設けている。電源装置は、図3の状態から上下を反転して配置することもできる。上下反転して配置する電源装置は、下から上に冷却風を送風して、ホルダーケース内の電池モジュールを冷却する。下から上に冷却風を送風するホルダーケースは、スムーズに冷却風を流すことができる。
電池ケース2は、下ケース2Aと上ケース2Bからなる。下ケース2Aは、ひとつのホルダーケース20を固定し、あるいは複数のホルダーケースを並べて固定している。上ケース2Bは、ホルダーケース20の上面に固定される。
下ケース2Aは、ホルダーケース20を固定するフレームである。この下ケース2Aは、両側に沿って凸条(図示せず)を設けて、凸条にホルダーケース20の両端部を載せて固定して、ホルダーケース20との間に排出側のダクト6を設けている。この下ケース2Aは、凸条の高さで排出側のダクト6の上下幅を調整する。図示しないが、ホルダーケースと下ケースとの間に排出側のダクトを設ける電源装置は、凸条の高さを、冷却風の流れる方向に向かって次第に高くして、冷却風が流れる方向に排出側のダクトを広くすることができる。
上ケース2Bは、ホルダーケース20の上面を覆うカバーで、ホルダーケース20との間に流入側のダクト5を設けている。この電源装置は、図示しないが、上ケースとホルダーケースとの間隔を、冷却風の流れる方向に向かって次第に狭くして、冷却風が流れる方
向に流入側のダクトを狭くすることができる。
さらに、電池ケース2は、電池モジュールの両端面に位置するエンドプレート(図示せず)を、ホルダーケース20に固定する。エンドプレートは、プラスチック等の絶縁材で成形されて、電池モジュールの両端に設けている電極端子に固定されるバスバーを定位置に連結している。バスバーは、隣接する電池モジュールを直列に接続する金属板である。エンドプレートは、バスバーをネジ止して電池モジュールに固定されて、ホルダーケース20の定位置に固定される。
図3に示すホルダーケース20は、電池モジュールを平行な姿勢で、冷却風の送風方向(図において上下方向)に複数段に並べて収納している。図3のホルダーケース20は、電池モジュールを3段に並べて収納している。
ホルダーケース20は、図4の拡大断面図に示すように、一対の対向壁23の内側に複数段(図において3段)に電池モジュールを収納している。また、一対の対向壁23の流入側と排出側を、流入壁24と排出壁25で閉塞して、一対の対向壁23と流入壁24及び排出壁25でもって閉鎖室を形成して、閉鎖室に電池モジュールを収納している。
図3と図4に示すホルダーケース20は、収納している電池モジュールに冷却風を送風するための流入口21と排出口22とを開口している。流入口21からホルダーケース20に流入される冷却風は、電池モジュールを冷却して排出口22から排出される。
図のホルダーケース20は、流入口21を流入壁24に開口して、排出口22を排出壁25に開口している。流入口21は、流入壁24の両側に開口されて、内部に流入させる冷却風を、流入壁側の電池モジュールと対向壁23との間に送風する。図の流入壁24は、対向壁23の内面の真上に流入口21を開口している。この流入口21は、対向壁24の内面に沿って冷却風を送風して、対向壁23と電池モジュールとの間に冷却風を通過させる。
流入口21は、流入壁24の両側に開口されるが、必ずしも図に示すように対向壁23の内面の真上には特定しない。たとえば、対向壁の内面の真上から中央にずれて位置するように開口することもできる。流入壁側の電池モジュールは、その両側部分にあって、対向壁23に接近する送風隙間26での熱交換量を大きくするが、他の部分での熱交換量を大きくしない。流入壁側の電池モジュールを冷却する冷却風は、他の電池モジュールを冷却する冷却風よりも温度が低く、狭い送風隙間26で効率よく電池モジュールを冷却する。
流入口21が流入壁24の中央に開口されると、流入口21からホルダーケース20内に流入した冷却風は、図において電池モジュールの上半分の表面に沿って流動して、電池モジュールを冷却する。図の電源装置は、流入壁側の電池モジュールの上面を冷却風で冷却することなく、両側にできる対向壁23との送風隙間26でのみ冷却して、他の電池モジュールの冷却バランスを均一にする。
図3と図4の電源装置は、ホルダーケース20の上面であって、流入側のダクト5と対向する面に複数の流入口21を並べて開口している。流入側のダクト5の冷却風は分流して複数の流入口21から、ホルダーケース20に流入し、流入された冷却風でホルダーケース20内の電池1を強制冷却する。
1…電池
2…電池ケース 2A…下ケース
2B…上ケース
3…発熱部品
4…電装ケース 4A…放熱ケース
4B…カバーケース
5…流入側のダクト
6…排出側のダクト
7…送風ファン
8…放熱部
9…放熱フィン
10…コンタクタ 10A…プラス側のコンタクタ
10B…マイナス側のコンタクタ
11…プリチャージ回路
12…プリチャージリレー
13…プリチャージ抵抗
14…DC/ACインバータ
15…コンデンサー
16…制御回路
17…回路基板
19…断熱空気隙間
20…ホルダーケース
21…流入口
22…排出口
23…対向壁
24…流入壁
25…排出壁
26…送風隙間
27…垂直壁
28…連結ボス 28A…雌ネジ孔
29…放熱フィン
30…止ネジ
91…電池
92…電池ケース
93…電装部品
94…電装ケース
97…冷却ファン

Claims (6)

  1. 複数の電池と、
    発熱素子を含む発熱部品と、
    前記発熱素子が実装される回路基板と、
    固定面に隣接して配置される電装ケースであって、前記回路基板を収納する前記電装ケースと、
    前記電装ケースを前記固定面に固定するための固定部材と、を備え、
    前記電装ケースは、
    有底の開口を有すると共に、前記回路基板が固定される金属製の下ケースと、
    前記金属製の下ケースの前記有底の開口を閉塞する樹脂製の上ケースと、を含み、
    前記金属製の下ケースは、
    前記固定部材が挿通される貫通孔が形成される固定部と、
    前記電装ケースの表面に位置するように該金属製の下ケースに設けられ、前記発熱素子と熱結合される放熱フィンと、を含み、
    前記固定部材は、前記樹脂製の上ケースではなく、前記金属製の下ケースを前記固定面に固定するように、前記固定部の貫通孔に挿通されることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記固定部材は、前記固定部に形成された前記貫通孔に挿通される止ネジであることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源装置であって、
    前記放熱フィンは、互いに平行な凸条に形成されることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1から3のいずれかにに記載の電源装置であって、
    前記放熱フィンは、前記金属製の下ケースの底面に設けられることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の電源装置であって、
    さらに、前記放熱フィンと前記発熱部品との間に充填される熱伝導ペーストを備えるこ
    とを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の電源装置であって、
    前記発熱素子は、MOSFETを含むことを特徴とする電源装置。
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