JP5617883B2 - 磁気吸着装置 - Google Patents

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Description

本発明は磁性体を磁気力によって保持する磁気吸着装置に関する。
この種の磁気吸着装置には種々の構造のものが知られている。
特許文献1に示される磁気吸着装置10は図17、図18に示すように次の構造をなしている。
すなわち、斜めに対向して配置された2つの固定永久磁石11、12を有するとともに、磁性体を吸着する吸着部13を有する強磁性ブロック14と、この強磁性ブロック14の内腔15に軸線を中心として回転自在に装着された永久磁石組立体16とを有する。永久磁石組立体16は、棒状の磁性部材17の中央に永久磁石18を組み込んだものであり、磁性部材の両側にN極部とS極部とを有している。永久磁石組立体16にはハンドル19が取り付けられ、ハンドル19を操作することによって180°の角度範囲で回転可能となっている。
磁気吸着装置10は、ハンドル19が図17の位置に回転されている際には、固定永久磁石11、12の磁力が永久磁石組立体16の磁力で打ち消され、吸着部13に磁束が漏洩しないので、磁性体(被吸着部材)が吸着部13に吸着されない。一方、ハンドル19が図18の位置に回転された際には、固定永久磁石11、12、および永久磁石組立体16からの磁束が吸着部13間に漏洩するので、磁性体が吸着部13に吸着可能となる。
特表2002−518268号公報
しかしながら、上記磁気吸着装置10には次のような課題がある。
すなわち、ハンドル19の操作により永久磁石組立体16を回転するとき、固定永久磁石11、12の磁極と永久磁石組立体16のN極部、S極部との磁極間の反発力が大きく、ハンドル切り替えトルクが大きい。このため、特に薄板や丸棒を吸着する場合、吸着状態への切り替え時のハンドルが重く、平板の厚み、鋼管のサイズ、肉厚によっては吸着切り替えができない場合があった。一方、磁性体の解放時には、ハンドルが急激に回転し、ハンドルが破損するなどのおそれがあった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ON-OFF切り替え時のハンドルトルクが小さく、ハンドルの跳ね返りが小さく、操作性、操作感のよい磁気吸着装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、本発明に係る磁気吸着装置は、一方向に伸びる内腔を備える磁気回路ブロックであって一対のスペーサにより前記内腔の周りの方向に間隔をおいた2つの磁極部材に分割され、前記スペーサのうちの一方のスペーサを挟む部位が吸着部に形成された磁気回路ブロックと、N極部およびS極部を有する永久磁石組立体であって、前記磁気回路ブロックの内腔内に内腔の軸線を中心に回転可能に配置され、前記吸着部における磁性体の吸着および解放を行うべく前記内腔の軸線の周りに離間した第1の位置および第2の位置に選択的に回転可能に設けられ、前記磁性体の解放位置たる前記第1の位置において、前記N極部およびS極部が前記スペーサを挟む反対側位置になるように設けられ、前記磁性体の吸着位置である前記第2の位置に向けて回転される際、前記スペーサのうちの他方のスペーサを横切る側の前記N極部または前記S極部が、前記他方のスペーサを連続的または断続的に横切る形状に形成されるとともに、前記一方のスペーサを横切る側の前記S極部または前記N極部が、前記一方のスペーサを連続的または断続的に横切る形状に形成された永久磁石組立体と、 前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部のうちの一方の磁極が位置する側の、前記磁気回路ブロックの分割された一方の磁極部材に固定され、前記永久磁石組立体の一方の磁極の極性と反対の極性を有する一方の固定永久磁石と、前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部のうちの他方の磁極が位置する側の、前記磁気回路ブロックの分割された他方の磁極部材に固定され、前記永久磁石組立体の他方の磁極の極性と反対の極性を有する他方の固定永久磁石とを具備し、前記他方のスペーサを横切る側の前記N極部または前記S極部が、前記永久磁石組立体の軸方向に伸びるとともに、該軸方向の部位において、前記永久磁石組立体の周方向に順次位相をずらして形成され、前記一方のスペーサを横切る側の前記S極部または前記N極部が、前記永久磁石組立体の軸方向に伸びるとともに、該軸方向の部位において、前記永久磁石組立体の周方向に順次位相をずらして形成されているとともに、前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部が、前記永久磁石組立体の周方向において、前記他方のスペーサ側にそれぞれ偏位して設けられていることを特徴とする。
また、請求項2は、前記永久磁石組立体の前記N極部および前記S極部が、棒状の磁性部材の外周部に、外周側がそれぞれN極およびS極となる永久磁石片が固定されることにより、前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3は、前記N極およびS極となる前記永久磁石片がそれぞれ複数、前記棒状の磁性部材の外周部に、該棒状の磁性部材の軸線方向に間隔をおいて、かつ該棒状の磁性部材の周方向に順次位相をずらして固定されて、それぞれ前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする。
また、請求項4は、前記磁性部材の中心と前記スペーサの両端部とのなす角度が20°であり、前記磁性部材の中心と前記各永久磁石片の両端部とのなす角度が100°であり、前記N極側およびS極側の各永久磁石片が、それぞれ前記磁性部材の周方向に20°ずつ位相をずらして前記磁性部材に固定されていることを特徴とする。
また、請求項5は、前記各永久磁石片が螺旋状をなし、前記棒状の磁性部材の外周部に固定されて、それぞれ前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする。
また、請求項6は、前記永久磁石組立体が、棒状の磁性部材に設けられた貫通孔に永久磁石が装着され、該永久磁石を挟む両側の磁性部材の外周部に、それぞれ、該棒状の磁性部材の軸線方向に間隔をおいて、かつ該棒状の磁性部材の周方向に順次位相をずらして突部が形成されて成り、該突部がそれぞれ前記N極部および前記S極部をなすことを特徴とする。
また、請求項7は、前記永久磁石組立体が、棒状の磁性部材に設けられた貫通孔に永久磁石が装着され、該永久磁石を挟む両側の磁性部材の外周部に、それぞれ、螺旋状をなす突部が形成されて成り、該突部がそれぞれ前記N極部および前記S極部をなすことを特徴とする。
本発明によれば、ON-OFF切り替え時のハンドルトルクが小さく、ハンドルの跳ね返りが小さく、操作性、操作感のよい磁気吸着装置を提供できる。
磁気吸着装置の斜視図である。 磁気吸着装置の側面図である。 磁気吸着装置の内部構造を示す縦断面図である。 永久磁石組立体の斜視図である。 永久磁石組立体における永久磁石片の取付け状態を示す説明図である。 永久磁石組立体を磁性体の解放位置から20°回転した状態を示す磁気吸着装置の縦断面図である。 永久磁石組立体を磁性体の解放位置から40°回転した状態を示す磁気吸着装置の縦断面図である。 永久磁石組立体を磁性体の解放位置から60°回転した状態を示す磁気吸着装置の縦断面図である。 永久磁石組立体を磁性体の解放位置から180°回転した状態を示す磁気吸着装置の縦断面図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 永久磁石組立体の他の実施の形態を示す斜視図である。 従来の磁気吸着装置の磁性体解放状態における縦断面図である。 従来の磁気吸着装置の磁性体吸着状態における縦断面図である。
以下本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は永久磁石式の磁気吸着装置の斜視図、図2はその側面図、図3はその内部構造を示す縦断面図(構造をわかりやすくするためハッチングを省略している)、図4は永久磁石組立体の斜視図、図5は永久磁石組立体における永久磁石片の取付け状態を示す説明図、図6〜図9は永久磁石組立体を回転したときの永久磁石片とスペーサとの位置関係を示す断面図である。
永久磁石式の磁気吸着装置20は、一方向に伸びる内腔22を備える磁気回路ブロック24と、内腔22の軸線の周りに回転可能に内腔22内に配置された永久磁石組立体26と、磁気回路ブロック24の一端部及び他端部に取り付けられた端板28および30と、永久磁石組立体26の一端部に結合された棒状のハンドル32とを含む。
内腔22は、磁気回路ブロック24を長手方向に貫通していて、その両端部は端板28および30で閉塞される構造となっている。内腔22の断面形状は円形である。
磁気回路ブロック24は、2つのスペーサ34、35により内腔22の周方向に間隔をおいた磁性材料製の2つの磁極部材36、37に分割されている。磁極部材36、37の、一方のスペーサ35を挟む部位は、磁性体(被吸着体)の吸着部38、38となっている。なお、吸着部は、磁極部材36、37に磁性材料からなる他の部材を取り付けて吸着部としてもよい(図示せず)。
各スペーサ34、35は、非磁性材料の板の形に形成されており、両磁極部材36、37に挟まれている。スペーサ34、35は、溶接または接着剤によって両磁極部材36、37に固定されている。
また、磁気回路ブロック24内において、他方のスペーサ34を挟むとともに、永久磁石組立体26と対向する位置に、2つの板状の固定永久磁石40、41が組み込まれている。固定永久磁石40、41は保磁力の大きな磁気材料、例えばフェライト磁石や希土類磁石によって形成されている。
一方の固定永久磁石40は、厚み方向に磁化され、永久磁石組立体26に対向する側がS極に、その反対側の面がN極に形成されている。また、他方の固定永久磁石41は、厚み方向に磁化され、一方の固定永久磁石40とは逆に、永久磁石組立体26に対向する側がN極に、その反対側の面がS極に形成されている。なお、一方の固定永久磁石40の、永久磁石組立体26に対向する面側をN極に、その反対側の面をS極に形成し、他方の固定永久磁石41の、永久磁石組立体26に対向する面側をS極に、その反対側の面をN極に形成してもよい。
永久磁石組立体26は、周面にN極部およびS極部を有する。そして永久磁石組立体26は、前記のように磁気回路ブロック24の内腔22内に内腔22の軸線を中心に回転可能に配置され、吸着部38、38における磁性体(被吸着部材)の吸着および解放を行うべく内腔22の軸線の周りに離間した第1の位置(図3の位置)および第2の位置(図9の位置)に選択的に回転可能に設けられている。
永久磁石組立体26は、磁性体の解放位置たる第1の位置(図3の位置)において、N極部およびS極部がスペーサ34、35を挟む反対側位置になるように設けられている。図3の例では、上記第1の位置において、一方の固定永久磁石40のS極に対向する側がN極部に、他方の固定永久磁石41のN極に対向する側がS極部に形成されている。これにより、他方の固定永久磁石41から一方の固定永久磁石に向かう磁束が打ち消され、吸着部38、38に吸着力が生じない。
すなわち、磁性体の解放位置たる第1の位置において、永久磁石組立体26の側の磁極の極性を、対向する固定永久磁石40、41の磁極の極性と反対の極性となるようにする。
本実施の形態において、永久磁石組立体26は、磁性体の解放位置たる前記第1の位置において、前記のようにN極部およびS極部が前記スペーサを挟む反対側位置になるように設けられるとともに、永久磁石組立体26が磁性体の吸着位置である第2の位置(図9の位置)に向けて回転される際、前記スペーサのうちの他方のスペーサ34を横切る側のN極部またはS極部が、他方のスペーサ34を連続的または断続的に横切る形状に形成されていることを特徴とする。
図3〜図9に係る実施の形態では、永久磁石組立体26は、棒状の磁性材料からなる磁性部材42の周面に、永久磁石片44を固定して、上記N極部およびS極部を形成している。
永久磁石片44は、保磁力の大きな磁石材料、例えばフェライト磁石や希土類磁石によって形成されている。また、永久磁石片44は、外周面が、磁気回路ブロック24の内腔22の内周面に沿う円弧面となる、断面円弧状に形成されている。
そして、図3、図4に示すように、本実施の形態において、永久磁石片44は、上記第1の位置Aにおいて、一方の固定永久磁石40に対向する側に、N極第1磁石片45、N極第2磁石片46の、2個の永久磁石片44を、磁性部材42の軸線方向に若干の間隔をおいて配置している。また、上記第1の位置において、他方の固定永久磁石41に対向する側に、S極第1磁石片47、S極第2磁石片48の、2個の永久磁石片44を、磁性部材42の軸線方向に若干の間隔をおいて配置している。
なお、N極第1および第2磁石片45、46は、厚さ方向に磁化され、外周面側がN極で、内周面側がS極であり、内周面側を磁性部材42に向けて接着剤等によって磁性部材42に固定されている。また、S極第1および第2磁石片47、48は、厚さ方向に磁化され、外周面側がS極で、内周面側がN極であり、内周面側を磁性部材42に向けて接着剤等によって磁性部材42に固定されている。
図4に示すように、N極第1磁石片45およびN極第2磁石片46は、上記のように磁性部材42の軸線方向に若干の間隔をおいて配置されているとともに、磁性部材42の周方向に互いの位相をずらして配置されている。さらには、図3や図5に明確なように、両磁石片45、46は、磁性部材42の周面上において、他方のスペーサ34側に偏位して設けられている。
スペーサ34、35や、磁石片の大きさ、位相のずれ角は特に限定されるものではないが、好適には、図5に示すように、磁性部材42の中心とスペーサ34、35の両端部とのなす角度が20°に設定され、磁性部材42の中心と各N極第1および第2磁石片45、46の両端部とのなす角度が100°に設定され、2個のN極第1および第2磁石片45、46の位相のずれ角が20°に設定されている。
S極第1および第2磁石片47、48は、磁性部材42の外周の反対側の、N極第1および第2磁石片45、46と対象位置に、N極第1および第2磁石片45、46と同一の大きさ、位相のずれ角で配置されている。
また、前記第1の位置において、N極第1磁石片45の端縁が、他方のスペーサ34の直近に位置している。また、S極第2磁石片48の端縁と一方のスペーサ35との間の間隔は、磁性部材42の中心とS極第2磁石片48の端縁および一方のスペーサ35の端縁とのなす角度が約40°となる大きな間隔で空いている。
次に、ハンドル32は、基部側において端板30から突出する部位の磁性部材42の端部に回動自在に軸支され、またハンドル32の基部側端部が磁性部材42側に設けた弾性を有する付勢部材(図示せず)により内側から押圧されることで、ハンドル32の先端部側が端板30に当接するように付勢されている。
磁性体(被吸着部材)を吸着不能のOFF状態になる上記第1の位置において、ハンドル32は、図1におけるX位置にある。
ハンドル32を、磁性体を吸着可能のON状態になる上記第2の位置にまで回動した際、ハンドル32は、端板30における溝50内に落ち込み、安定的に維持される。ハンドル32が溝50内に位置するとき、ストッパ52を回動させて、その先端のフック部53をハンドル32に係止することで、ハンドル32の溝50からの抜け止めをすることができ、磁性体を吸着した状態を安定的に維持でき、安全を図ることができる。
なお、図1において、55は、クレーン等による吊り下げの際のフック部等を係止する係止リングである。また、56はガードであり、磁気吸着装置20の端板28、30を外部の衝撃から保護する。ガード56は、磁気吸着装置20を磁性体(被吸着部材)へセットする際の把手部としても利用可能である。
次に、図3〜図9により、本実施の形態における、磁性体の吸着動作(ON〜OFF間の切り替え)について説明する。
図3は前記のように磁気吸着装置20がOFFの状態を示している。すなわち、固定永久磁石40、41の側の極性と、永久磁石組立体26の永久磁石の側の極性とが打ち消し合い、磁気吸着装置20はOFF状態となる。
図6に示すように、ハンドル32の操作により、永久磁石組立体26が反時針回転方向に20°回転されると、N極第1磁石45が他方のスペーサ34を超えて反対側の同極(N極)の磁極部材37の側に移動し始める位置関係になる。N極第2磁石46は最初の磁極部材36の範囲内に留まっている。これにより、固定永久磁石41の側の極性と永久磁石組立体26の永久磁石の側の極性との打ち消し合いが減じられ、吸着部38、38に磁束が漏洩し始め、吸着部38、38に吸着力が生じ始める。なお、N極第1磁石45が他方のスペーサ34を横切り、同極(N極)側の磁極部材37側に移動する際、反発力を受けるが、N極部は、N極第1および第2磁石45、46に分割され、位相がずれているので、その反発力は小さく、ハンドル32が受ける回転トルクは小さい。
図7に示すように、永久磁石組立体26が反時針回転方向に40°回転されると、N極第1磁石45はさらに同極(N極)の磁極部材37中に20°の角度範囲で移動するとともに、N極第2磁石46が他方のスペーサ34を超えて同極(N極)の磁極部材37の側に移動し始める位置関係にある。このとき、S極第1および第2磁石47、48は依然として最初の磁極部材37中にある。これにより、固定永久磁石41の側の極性と永久磁石組立体26の永久磁石の側の極性との打ち消し合いがさらに減じられ、吸着部38、38での吸着力が強まる。この場合も、N極第1磁石45、N極第2磁石46が順次同極(N極)側の磁極部材37中に移動するので、ハンドル32の受ける回転トルクは順次大きくなるだけで、ハンドル操作は容易である。
図8に示すように、永久磁石組立体26が反時針回転方向に60°回転されると、N極第1および第2磁石45、46が同極(N極)の磁極部材37中にさらに移動し、また、S極第2磁石48が一方のスペーサ35を横切り、反対側(S極)の磁極部材36中に移動し始める。これにより、固定永久磁石41の側の極性と永久磁石組立体26の永久磁石の側の極性との打ち消し合いがまたさらに減じられ、吸着部38、38での吸着力がさらに強まる。この場合も、ハンドル32の受ける回転トルクは順次大きくなるだけであり、ハンドル32操作が楽に行える。
図9に示すように、永久磁石組立体26が反時針回転方向に180°回転されると、N極第1および第2磁石45、46が同極(N極)の磁極部材37中に全て移動し、また、S極第1磁石47およびS極第2磁石48が反対側(S極)の磁極部材36中に全て移動する。これにより、吸着部38、38において、固定永久磁石41、40側からの吸着力に、N極第1および第2磁石45、46、およびS極第1および第2磁石47、48側からの吸着力が加わり、磁気吸着装置20が完全にON状態となる。この場合のハンドル32操作も容易に行える。なお、この位置でハンドル32は溝50中に落ち込み、またストッパ52のフック部43がハンドル32に係止されることによって、磁性体(被吸着部材)の吸着が安全に維持される。
上記のように、本実施形態では、N極第1および第2磁石45、46、S極第1および第2磁石47、48を、磁性部材42上の他方のスペーサ34側に偏位させて配置している。また、N極第1磁石45とN極第2磁石46とを磁性部材42の周方向に互いに位相をずらして配置し、S極第1磁石47とS極第2磁石48も互いに磁性部材42の周方向に位相をずらして配置している。これにより、可動磁石、すなわちN極第1磁石45およびN極第2磁石46が順次時間をずらして他方のスペーサ34を横切ることになる。このため、可動磁石が、一度に同時に他方のスペーサ34を横切る場合に比べて、可動磁石に働く反発力が分散され、ハンドル32の受ける回転トルクは小さく分散され、ハンドル操作が容易となる。
磁性体の吸着を解放する(磁気吸着装置をOFFする)には、ハンドル32(永久磁石組立体26)を上記と逆方向に回転させればよい。
この場合も、ハンドル32(永久磁石組立体26)に働く力が順次小さくなるので、ハンドル32がONからOFFに戻る際の急激な回転も抑えられ、手を挟んだり、ハンドル32が破損する等の不具合を解消できる。
このように、磁性体の吸着のON、OFFいずれの場合も、ハンドル32の回転時の角度によるトルクの差が小さくなるため、ハンドル32の操作の感触を非常にスムースで、優れたものにすることができる。
次に、図10は永久磁石組立体26の他の実施の形態を示す斜視図である。
本実施の形態では、N極部およびS極部における永久磁石片44を各3個ずつ設けている。この場合も上記と同様の作用効果を得ることができる。
図11は永久磁石組立体26のさらに他の実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態の永久磁石組立体26は、N極部およびS極部の永久磁石片44を各5個ずつ設けている。また、N極部、S極部の永久磁石片44グループを、特に他方のスペーサ34側に偏位させることなく、各半周部全体に亘って設けている。この場合にもハンドル32の回転トルクを小さくできる。なお、ON〜OFFへのハンドル32の回転角は大きくなる。
図12は永久磁石組立体26のまたさらに他の実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態の永久磁石組立体26では、N極部およびS極部の永久磁石片44を個片ではなく、磁性部材42のそれぞれほぼ半周分に亘る連続的な螺旋状に設けている。本実施の形態では、永久磁石片44の加工は厄介であるが、ハンドル32にかかる回転トルクを連続的に変化させることができる。
図13〜図15は永久磁石組立体26のそれぞれさらに別の実施の形態を示す斜視図である。
図13〜図15に示す永久磁石組立体26の実施の形態では、棒状の円柱状の磁性部材43の周面に、反対側の周面にまで貫通する貫通孔60を設け、この貫通孔60内に板状の永久磁石62を挿入して接着剤等によって固定している。永久磁石62は厚み方向に磁化されている。そして、磁性部材43の周面を加工して所要形状の突部64を形成している。この突部64がN極部とS極部になる。
図13に示す永久磁石組立体26では、突部64を、他方のスペーサ34側に偏位する各エリアで各4つのブロック状に形成している。また各ブロック状の突部は磁性部材43の周方向に位相をずらして設けている。本実施の形態でも、前記各実施の形態と同様にハンドル32の回転トルクを小さくでき、ハンドル操作を容易にできる等の効果を奏する。
図14に示す永久磁石組立体26では、突部64を、5つのブロック状に形成している。また各ブロックは、磁性部材43のほぼ半周分に亘るエリアで周方向に位相をずらして設けている。本実施の形態でも同様にハンドル操作が容易となる。
図15に示す永久磁石組立体26では、突部64を、他方のスペーサ34に偏位する各エリアで、ほぼ螺旋状に連続する突部64に形成している。また、図16に示す永久磁石組立体26では、突部64を、磁性部材43の各半周分に亘るエリアで、ほぼ螺旋状に連続する突部64に形成している。図15、図16に示す実施の形態でも、上記と同様にハンドルの操作性を向上させることができる。
上記の各実施の形態では、磁気回路ブロック24内に固定永久磁石40、41を配置した磁気吸着装置20を示した。しかしながら、この固定永久磁石40、41を設けない磁気吸着装置とすることもできる(図示せず)。この場合にも、永久磁石組立体26は上記各実施の形態と同様に構成する。なお、この場合に、磁気回路ブロック24内に固定永久磁石を配置しないので、永久磁石組立体26に配置する永久磁石片や永久磁石は、磁性体を吸着保持できるに十分な磁力を有する永久磁石片や永久磁石を用いる必要がある。
また上記各実施の形態では、永久磁石組立体26において、N極部、S極部を軸方向に伸び、該軸方向において順次周方向に偏位する形状に形成したが、例えば周方向に台形状に形成するなど、要は、永久磁石組立体26が磁性体の吸着位置である第2の位置に向けて回転される際、スペーサのうちの他方のスペーサ34を横切る側のN極部またはS極部が、他方のスペーサ34を連続的または断続的に横切る形状に形成されていればよい。
20 磁気吸着装置、22 内腔、24 磁気回路ブロック、26 永久磁石組立体、28 端板、30 端板、32 ハンドル、34 他方のスペーサ、35 一方のスペーサ、36 磁極部材、38 吸着部、40 固定永久磁石、41 固定永久磁石、42 磁性部材、43 磁性部材、44 永久磁石片、45 N極第1磁石、46 N極第2磁石、47 S極第1磁石、48 S極第2磁石、50 溝、52 ストッパ、53 フック部、55 吊りリング、56 ガード、60 貫通孔、62 永久磁石、64 突部

Claims (7)

  1. 一方向に伸びる内腔を備える磁気回路ブロックであって一対のスペーサにより前記内腔の周りの方向に間隔をおいた2つの磁極部材に分割され、前記スペーサのうちの一方のスペーサを挟む部位が吸着部に形成された磁気回路ブロックと、
    N極部およびS極部を有する永久磁石組立体であって、前記磁気回路ブロックの内腔内に内腔の軸線を中心に回転可能に配置され、前記吸着部における磁性体の吸着および解放を行うべく前記内腔の軸線の周りに離間した第1の位置および第2の位置に選択的に回転可能に設けられ、前記磁性体の解放位置たる前記第1の位置において、前記N極部およびS極部が前記スペーサを挟む反対側位置になるように設けられ、前記磁性体の吸着位置である前記第2の位置に向けて回転される際、前記スペーサのうちの他方のスペーサを横切る側の前記N極部または前記S極部が、前記他方のスペーサを連続的または断続的に横切る形状に形成されるとともに、前記一方のスペーサを横切る側の前記S極部または前記N極部が、前記一方のスペーサを連続的または断続的に横切る形状に形成された永久磁石組立体と、
    前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部のうちの一方の磁極が位置する側の、前記磁気回路ブロックの分割された一方の磁極部材に固定され、前記永久磁石組立体の一方の磁極の極性と反対の極性を有する一方の固定永久磁石と、
    前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部のうちの他方の磁極が位置する側の、前記磁気回路ブロックの分割された他方の磁極部材に固定され、前記永久磁石組立体の他方の磁極の極性と反対の極性を有する他方の固定永久磁石とを具備し、
    前記他方のスペーサを横切る側の前記N極部または前記S極部が、前記永久磁石組立体の軸方向に伸びるとともに、該軸方向の部位において、前記永久磁石組立体の周方向に順次位相をずらして形成され、
    前記一方のスペーサを横切る側の前記S極部または前記N極部が、前記永久磁石組立体の軸方向に伸びるとともに、該軸方向の部位において、前記永久磁石組立体の周方向に順次位相をずらして形成されているとともに、
    前記第1の位置における前記永久磁石組立体のN極部およびS極部が、前記永久磁石組立体の周方向において、前記他方のスペーサ側にそれぞれ偏位して設けられていることを特徴とする磁気吸着装置。
  2. 前記永久磁石組立体の前記N極部および前記S極部が、棒状の磁性部材の外周部に、外周側がそれぞれN極およびS極となる永久磁石片が固定されることにより、前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気吸着装置。
  3. 前記N極およびS極となる前記永久磁石片がそれぞれ複数、前記棒状の磁性部材の外周部に、該棒状の磁性部材の軸線方向に間隔をおいて、かつ該棒状の磁性部材の周方向に順次位相をずらして固定されて、それぞれ前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする請求項2記載の磁気吸着装置。
  4. 前記磁性部材の中心と前記スペーサの両端部とのなす角度が20°であり、前記磁性部材の中心と前記各永久磁石片の両端部とのなす角度が100°であり、前記N極側およびS極側の各永久磁石片が、それぞれ前記磁性部材の周方向に20°ずつ位相をずらして前記磁性部材に固定されていることを特徴とする請求項3記載の磁気吸着装置。
  5. 前記各永久磁石片が螺旋状をなし、前記棒状の磁性部材の外周部に固定されて、それぞれ前記N極部および前記S極部に形成されていることを特徴とする請求項2記載の磁気吸着装置。
  6. 前記永久磁石組立体が、棒状の磁性部材に設けられた貫通孔に永久磁石が装着され、該永久磁石を挟む両側の磁性部材の外周部に、それぞれ、該棒状の磁性部材の軸線方向に間隔をおいて、かつ該棒状の磁性部材の周方向に順次位相をずらして突部が形成されて成り、該突部がそれぞれ前記N極部および前記S極部をなすことを特徴とする請求項1記載の磁気吸着装置。
  7. 前記永久磁石組立体が、棒状の磁性部材に設けられた貫通孔に永久磁石が装着され、該永久磁石を挟む両側の磁性部材の外周部に、それぞれ、螺旋状をなす突部が形成されて成り、該突部がそれぞれ前記N極部および前記S極部をなすことを特徴とする請求項1記載の磁気吸着装置。
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