JP5615832B2 - 自動化制御システムにおけるデータ伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信媒体を介して互いに通信する空間的に分散配置されている複数個のステーションと、対応する制御システムとを有する自動化制御システムにおいてデータを伝送する方法に関する。具体的には、本発明は、制御ユニットを、自動化制御システムのリモートセンサおよび/またはアクチュエータと通信させる方法に関する。
互いに離れた制御システムの複数個のステーション間でデータ通信するためにいわゆるフィールドバスを使用することは、制御および自動化技術において十分周知である。フィールドバスを備える制御システムの一実施例が下記特許文献1に記述されている。特許文献1において、フィールドバスはインターバス・プロトコルに従って動作する。
制御ユニットに設けられているいわゆるバスマスターは、所定の開始ワード(ループバック・ワードといわれる)と、制御ユニットとともにフィールドバスに接続されている多数のステーションに正確に一致する多数のデータフィールドとを有するデータフレームを生成する。バスマスターおよび他のステーションは環状構造に接続されており、ステーションが一種のシフトレジスタを形成する。バスマスターによって生成されるデータフレームは、バスマスターが環状構造の最後のステーションから開始ワードを再び受信するまで、ステーションを段階的にシフトする。制御信号によって、バスマスターはさらにすべてのステーションに対して、この瞬間にステーションに位置するデータフィールドを読み取って、それにステーション自体の新たな伝送データを割り当てられるよう信号を出す。その後、バスマスターは新たなデータサイクルを始め、開始ワードを含むデータフレームは環状シフトレジスタで再び順繰りにシフトする。そのため、ステーションの伝送データは連続的にバスマスターに到着する。
そのためインターバス・プロトコルの特徴は周期的に再循環する単一のデータフレームであり、その一部はいつでも各ステーションにそれぞれ記憶されて、バスマスターの制御信号に応答して、個々のステーションは割り当てられたデータフィールドから情報を読み取った後、それ自身の情報をこれらのデータフィールドに書き込む。機能原理は機関車(開始ワードの形で)によって牽引される循環列車として表すことができ、個々のステーションは個別に割り当てられた貨車から情報を引き出して、同じ貨車に情報を「積み込む」。
この原理の利点はタイミング挙動が決まることである。データフレームの長さおよび/またはステーションの数を基に、バスマスターが1サイクルですべてのステーションに問い合わせるまでにかかる時間を確実に予測することが可能である。
しかし、すべてのステーションがそのステーションに割り当てられるデータフレーム内の位置から読み出して、書き込まなければならないことがインターバスの欠点であり、これは特殊なプロトコルチップを使用して受け入れ可能な速度で実施するしかない。そのためすべてのステーションに特殊なインターバスプロトコルチップが必要である。比較的少量のみのデータをあるステーションから、およびあるステーションに伝送するアプリケーションの場合、インターバスのコンセプトは複雑すぎ、また高価になりすぎることが多い。
分散配置されているステーション間での通信を周期的に循環するデータフレームを介して実施する別のフィールドバスシステムが、下記特許文献2により周知である。この特許文献2の好適な実施形態では、循環するデータフレームはイーサネット(登録商標)・テレグラムを使用してあるステーションから次のステーションに送信される。この場合、個々のステーションはデータフレーム内に個別に割り当てられたデータフィールドから読み出して、書き込みもしなければならず、それには受け入れ可能な速度に到達するために特殊なプロトコルチップを必要とする。さらに、イーサネット(登録商標)・テレグラムは比較的大きなプロトコルのオーバーヘッドおよびテレグラムのオーバーヘッドを要し、そのためこの周知のシステムの強みは、比較的大型の情報ユニットを備える非常にパワフルな通信システムを必要とするアプリケーションにおいて、より感じられる。
下記特許文献3は、複数個のステーションを接続して環状構造を形成する別の方法を開示している。この場合も、ユーザデータの前にくる開始ワードをあるステーションから次のステーションに渡して、個々のステーションは開始ワードにそれ自身のユーザデータを付加する。この周知の方法はアドレスデータなしで動作する、具体的には、長さの短いユーザデータを伝送することを目的としている。
さらに、ステーションがそれ自身のデータテレグラムを介して互いに通信できる複数のフィールドバスシステムがある。ステーションは典型的にはいわゆるT分岐を介して共通ラインに接続されている。あるステーションがデータテレグラムを送る場合、他のすべてのステーションはそれを聞くことができる。2個の伝送ステーションが同時に送信するときに発生する衝突または伝送の競合は優先順位の割り当てまたは他の調停方法によって解決しなければならない。このようなフィールドバスの実施例は、CANバス、Profibus、SafetyBus p、デバイスネットまたはASIと呼ばれ当業者には周知である。これらのバスシステムは、短絡または断線がバス上のデータ通信からではなく物理的な測定方法によってしか判断できないという欠点のある共通バスラインを使用する。加えて、このようなバスシステムは、ある位置で短絡または断線が発生した場合に、ライン全長で機能しなくなる。長いラインおよび高速のデータ伝送速度の場合、終端インピーダンスが必要で、各ステーションはあるステーションが置き換えられた場合に再割り当てしなければならない個々のアドレスを受信しなければならない。バスシステムが、例えば緊急停止ボタンの起動またはそれから生じるアクチュエータのスイッチオフ指示に関する情報など、安全関連データも伝送する場合、アドレスの割り当ては安全関連であり、そのため複雑である。
下記特許文献4は安全性が不可欠なプロセスを制御する方法およびデバイスを開示しており、リモートI/Oユニットが単一チャンネルラインを介して安全関連プロセスデータを制御ユニットに、リモートユニットが送信すべき有用なデータを一旦「プレーンテキストで」、2度目は符号化した形態で伝送することにより、多様な多重伝送を使用して送る。
独国特許出願公開第199 28 517(A1)号明細書 独国特許出願公開第10 2004 063 213 (B4)号明細書 独国特許出願公開第10 2006 040 709 (A1)号明細書 独国特許出願公開第103 20 522(A1)号明細書
以上のような背景技術に照らして、本発明の目的は、中央制御ユニットにさまざまなセンサおよびアクチュエータを単純でコスト効果的に接続できる(データ伝送)方法および制御システムを提供することである。「単純でコスト効果的」とは、ここではシステムの実装および動作のために必要なハードウェアならびにそのための支出およびコストの両方に関する。本発明の目的は、とくに、安価なハードウェアおよび複雑でない構成で効率的なバス利用を達成することである。さらに、本発明の方法および制御システムは安全関連情報の伝送を可能にすることになる。
本発明の態様によると、前記目的は、順次接続されて直列(シリーズ)のステーションを形成する空間的に分散配置されている複数個のステーションを有する自動化制御システムでデータを伝送する次の方法によって達成される。すなわち前記シリーズは第1ステーションと、少なくとも1個の第2ステーションと、最後のステーションとを有しており、第1ステーションおよびすべての第2ステーションはそれぞれシリーズ内に後続ステーションを有しており、すべての第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれシリーズ内に先行ステーションを有している。この方法は、(1)第1ステーションが第2ステーションと最後のステーションとを足した数に等しい数の個別データテレグラムを生成するステップであって、各データテレグラムはステーションのうちの1個に正確にアドレス指定される、前記生成ステップと、(2)第1ステーションはデータテレグラムを所定の時間間隔で1個ずつその後続ステーションに送信するステップで、データテレグラムはステーションの逆の順序でアドレス指定される、前記送信ステップと、(3)すべての第2ステーションはその各先行ステーションからデータテレグラムを受信して、受信したデータテレグラムをその各後続ステーションにバケツリレー方式で、前記第2ステーション自体にアドレス指定されるデータテレグラムを受信するまで送信するステップと、(4)第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれ第1ステーションにアドレス指定される個々の応答テレグラムを生成し、個々の応答テレグラムをその各先行ステーションにバケツリレー方式で送信するステップと、を含む。
本発明の別の態様によると、本発明の目的は、少なくともいくつかがセンサを接続する入力コネクタまたはアクチュエータを接続する出力コネクタを有する空間的に分散配置されている複数個のステーションを有する制御システムによって達成される。前記制御システムにおいて、ステーションは順次接続されて直列(シリーズ)のステーションを形成し、シリーズは第1ステーションと、少なくとも1個の第2ステーションと、最後のステーションとを有しており、第1ステーションおよびすべての第2ステーションはそれぞれシリーズ内に後続ステーションを有しており、すべての第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれシリーズ内に先行ステーションを有している。さらに、(1)第1ステーションは第2ステーションと最後のステーションとを足した数に等しい数の個別データテレグラムを生成するよう設計されており、すべてのデータテレグラムはステーションのうちの1個に正確にアドレス指定され、(2)第1ステーションはさらにデータテレグラムを所定の時間間隔で1個ずつその後続ステーションに送信するよう設計されており、データテレグラムはステーションの逆の順序でアドレス指定され、(3)すべての第2ステーションはその各先行ステーションからデータテレグラムを受信して、受信したデータテレグラムをその各後続ステーションにバケツリレー方式で、前記第2ステーション自体にアドレス指定されるデータテレグラムを受信するまで送信するように設計され、(4)第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれ第1ステーションにアドレス指定される個々の応答テレグラムを生成して、個々の応答テレグラムをその各先行ステーションにバケツリレー方式で送信するように設計されている。
本発明の方法および本発明の制御システムは、比較のためにいずれの周知の方法またはシステムを採用するかによって、さまざまな側面において今までに周知の方法およびシステムとは異なっている。一方で、本発明の方法および本発明のシステムのステーションは順次接続されて直列(シリーズ)のステーションを形成する。そのため、本発明の方法および本発明のシステムは環状構造の代わりにライントポロジーを使用している。データテレグラムは1個ずつ、第1ステーションから隣接する第2ステーションに、さらにそこから(および他のすべてのステーションからも同様に)それぞれの隣接するステーションにシリアルに送信される。その結果、システムの各ライン部には単一のデータテレグラムのみが存在する。シリーズ内の個々のステーション間のポイント・ツゥ・ポイント接続のため、さまざまなステーション用のデータテレグラム間の衝突が避けられる。アービトレーションの必要性は低くなる。
好ましくは、第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれそれにアドレス指定されるデータテレグラムにのみ応答してそれぞれ個々の応答テレグラムを送信するので、システムのライン部でのデータテレグラムと応答テレグラム間の衝突も避けられる。この場合、アービトレーションは実質的に完全になくすことができる。
また他方では、本発明の方法および本発明のシステムはステーションに個々にアドレス指定される個々のデータテレグラムと、対応する個々の応答テレグラムとを使用する。各ステーションは「それ自体」のテレグラムを送受信する。ステーションは他のステーションのテレグラムの読み取りおよび/または理解ができてはならず、すべてのステーション用の共通データフレームの必要もない。その結果、一方では、システム全体で共通するデータフレームの個々に割り当てられるデータフィールドにすばやく読み取りおよび書き込みをできるようにするために、インターバスおよび類似の方法の場合に必要とされる特殊なプロトコルチップを不要とすることが可能である。
原則として、テレグラムをすべてのステーションに確実に通過できれば、すべてのステーションはデータテレグラムを受信して、他のステーションの対応するテレグラムと整合しない応答テレグラムを送信することが可能である。例えば、第2ステーションのアドレスデータは最後のステーションのアドレスデータとは異なるデータテレグラム上の位置にあることが可能である。アドレスデータの種類および構造もステーション間で異なることが可能である。アドレス指定されるステーションが受信されるデータテレグラム内にそのアドレスを検出して読み取ることができればよい。物理的レベルがOSI参照モデルに従ってデータテレグラムおよび応答テレグラムが別のステーションに渡せる程度に統一されていれば、個々のデータテレグラムおよび応答テレグラムの長さならびに内部プロトコル構造もステーション間で異なることが可能である。
2つのステーション間のラインが遮断される、または他の何らかの形で誤作動する場合、遮断の上流および下流にあるステーション間の通信は一般に継続できる。その結果、ライン故障が必然的にシステム全体を使用不能にすることはなく、テレグラムトラフィックによって局所化できる。
本発明の方法を用いて、第1ステーションとその後続ステーションとの間の第1ライン部で高いバス利用率を達成することも可能である。ここで、バス利用は第1ステーションの動作速度に最適に適応できる。他のステーションが第1ステーションから遠ざかるほど、対応するライン部のバス利用率の低下が大きくなる。しかし、このことは、第1ステーションが第1部で最適なクロックレートでその後続ステーションと通信できるかぎり、制御システムの効率に総体的な悪影響をもつものではない。
最後に、本発明の方法および本発明のシステムは、(第1ステーションの視点から見て)「先入れ/後出し」の原則に従って統一的に定義された通信によって、好適な実施形態に基づいて以下詳細に説明する個々のステーションへの非常に効率的なアドレスの自動割当を可能にする。その結果、他のアドレスベースのシステムでは必要な構成の複雑さの大部分が不要になる。このことは、安全関連データを生成または処理するステーションへのアドレスの割り当ては安全関連のステップであるため、データテレグラムおよび応答テレグラムが少なくともある程度まで安全関連データを含んでいる場合に特に有利である。明確に定義される通信構造により、安全関連ステーションは、欧州規格EN954−1のカテゴリ3または4(またはISO13849またはIEC/EN61 508に従う同様な要求事項)に関してフェールセーフにアドレスを割り当てられることもできる。
以上をまとめると、本発明の方法および本発明の制御システムはこのように比較的単純かつコスト効果的なハードウェアコンポーネントで、管理および構成に関しての複雑さの度合いが低く、高いバス利用率で実施できる。よって、前述した目的は完全に達成される。
本発明の好適な改良形態において、ステーションはすべてのデータテレグラムをほぼ同時にそれぞれの後続ステーションに送信する。この改良形態は全体的なバス利用率の最適化に有利に寄与する。しかし、データテレグラムは個別のデータテレグラムであり続けるため、ステーションがデータテレグラムを厳密に同時に送信する必要はない。
別の改良形態において、第2ステーションおよび最後のステーションは、個々の応答テレグラムをほぼ同時に生成するために、受信したデータテレグラムを互いにほぼ同時に処理する。この改良形態はバス利用率の最適化および、個々のステーション間のデータ通信の高速化にも有利に貢献する。さらに、この改良形態は大量のステップをしばしば同期して行わなければならない、または少なくとも互いに調和したタイミングで行わなければならない自動化制御システムに特に適する。
別の改良形態において、第1ステーションは、データテレグラムが最初に送信される前に、複数個のアドレス割当テレグラムを生成して、それをその後続ステーションに送信し、第2ステーションおよび最後のステーションはそれぞれアドレス割当テレグラムに基づいて固有のステーションアドレスが割り当てられる。アドレス割当テレグラムは、オペレータが始動できる初期化モードおよび/または再起動をするかまたは電圧が復旧すると自動的に始動される初期化モードで有利に生成および送信される。あるいは、または加えて、他の改良形態では、個々のステーションはそれぞれのステーションにアドレスを個々に割り当てるために使用できるインターフェースおよび/または一または複数個のスイッチを有することが可能である。好適な改良形態では、手動アドレス割り当てに加えて好適な自動アドレス割り当てを許可することが可能だとしても、当該インターフェースおよびスイッチは必要ない。自動アドレス割り当てを備える好適な改良形態はより単純でより高速なシステムの構成を可能にする。さらに、手動入力から生じる誤りも避けられる。また、個々のステーションは保護タイプIP67のハウジングに、より簡易かつコスト効果的に統合できるので、噴霧水または水の飛沫がかかるおそれのある場所での使用を促す。第1ステーションからのアドレス割当テレグラムの使用は他のすべてのステーションに対する制御が第1ステーションに与えられ、アドレス衝突を容易に回避できるという利点も提供する。
別の改良形態において、固有のステーションアドレスを受信したすべての第2ステーションはそれぞれの後続ステーションにアドレス割当テレグラムを送信する。この改良形態において、直列(シリーズ)のステーション内の前から後へ、すなわち第1ステーションの後続ステーションから最後のステーションに自動アドレス割り当てがなされる。この改良形態の特に好適な変型例では、各ステーションはそれに割り当てられたアドレスを受信したら、アドレス構成テレグラムを第1ステーションに送信する。こうしてフェールセーフなアドレス割り当てを非常にすばやくかつ容易に実施できる。
別の改良形態において、すべての第2ステーションは第1バスコネクタおよび別の第2バスコネクタを有しており、すべての第2ステーションは第1バスコネクタを介してその先行ステーションに、第2バスコネクタを介してその後続ステーションに接続されている。この改良形態において、少なくともすべての第2ステーション(好ましくは最後のステーションも)2個の独立したインターフェースを有する。2個のバスコネクタは好ましくは互いにDC分離されている。そのため第2ステーションはデータテレグラムおよび応答テレグラムを同時にかつ互いに独立して送受信できる。これにより非常に高速かつフレキシブルなデータ通信が可能であり、個々のステーションのデータテレグラムおよび応答テレグラムの長さが異なる場合には特に有利である。この改良形態のある特に好適な変型例では、すべてのバスコネクタは伝送信号を生成する個別のコントローラモジュールを備える。そのためすべてのステーションは中継器として機能し、その結果ステーション間で比較的大きなライン長をとることができる。
別の改良形態において、バスコネクタはCANバスにコンパチブルである。この改良形態では、CANバスハードウェアは通信構造とバケツリレー方式で組み合わせることができる。この改良形態はCANバスにコンパチブルなモジュールが非常に普及しており、従って低コストで利用できるために有利である。さらに、CANバスモジュールは本発明のために非常に容易に使用できるOSIモデルの低レベルで、障害復旧および是正機能を統合し、証明している。しかし、この改良形態の特徴は、CANバスの調停手順を本発明の通信構造の結果として使用しないことにある。
別の改良形態において、第1ステーションはデータテレグラムを周期的に繰り返す時間間隔で送信し、各データテレグラムは時間間隔によって異なるコードワードを含んでおり、第2ステーションおよび最後のステーションは時間の経過とともに変化するコードワードの関数としてそれぞれ個々の応答テレグラムを生成する。この改良形態は、安全関連データを第1ステーションと別のステーションとの間で交換する場合に非常に有利である。この意味での安全関連データとは、例えば、緊急停止ボタンの状態(起動されている、起動されていない、未定義)、またはそれから生じるアクチュエータへのスイッチオフ指示に関する情報である。この改良形態は当該安全関連データでも単一のデータライン上で伝送できるようにする。可変コードワードを使用することによって、例としてしばしば緊急停止ボタンによくあるように、データが多くの時間間隔の間に変化しなくても、伝送される安全関連データの妥当性を点検できる。
別の改良形態において、第1ステーションはすべての第2ステーションおよび最後のステーションのために個々のデータテレグラムを生成して送信し、少なくとも2つの異なるステーション用の個々のデータテレグラムは構造的に異なる。構造的に異なるデータテレグラムは、特に、その構造および構成が異なる。例えば、あるデータテレグラムのアドレスデータは相対的に前方に位置する一方、別のステーションへのデータテレグラムのアドレスデータは相対的に後方、または他の任意の位置に位置することができよう。アドレスデータの構造および/または長さ、例えばチェックサム(CRC)など、プロトコルデータの数および用途、または可変コードワードを使用するデータの多様な多重伝送が構造的な違いの基礎を形成できる。この改良形態は、ステーションが共通のデータフレームを共有しなければならないのではなく、代わりに個別のテレグラムを介して通信するという事実に起因する本発明の通信構造の有利な可能性を利用する。
当然ながら、上記明記した特徴および以下説明する特徴はそれぞれ明記する組み合わせで使用できるだけでなく、本発明の範囲を逸脱することなく他の組み合わせまたは単独でも使用できる。
本発明の制御システムの好適な実施形態の略図である。 図1の制御システムにおける周期的なデータトラフィックを説明する略図である。 本発明の方法によるデータ通信中の後の時間の段階における図1の制御システムを示す略図である。
本発明の実施形態を図面に図示し、以下の説明でより詳細に説明する。
図1において、本発明の制御システムの実施形態の全体を参照番号10で示す。制御システム10はここでは、ロボット12の速度および質量のためにその動きが人に対してリスクとなるロボット12を保護する役目を果たす。当該ロボットは典型的には固定保護フェンスおよび可動保護ドア、ライトカーテンおよび類似のアクセス保護装置を使用しており、緊急停止ボタンを使用して保護される。単純にするために、図1は1つの緊急停止ボタン14しか図示していない。コンタクトブレーカはそれぞれ参照番号16および18で示す。ロボット12の駆動用電力供給路にコンタクトブレーカ16,18の作動コンタクトが互いに直列に配列されている。
緊急停止ボタン14が起動される場合、保護ドアが開く場合、またはライトカーテンが横切られる場合、ロボット12はコンタクトブレーカ16,18を使用してフェールセーフにシャットダウンしなければならない。この状況において「フェールセーフ」とは、制御システム10内で故障が発生した場合でも安全機能が失われないことを意味する。例えば、コンタクトブレーカ16の作動コンタクトが前のスイッチングプロセスのためにヒューズがとび、もはや開かなくなる場合にあたるであろう。しかし、電力供給はコンタクトブレーカ18の作動コンタクトによりなお切断できるため、この故障により安全性が失われることはない。同様に、制御システム10の他のコンポーネントに必要な単一故障安全性は、冗長性および/または統合テスト機能によって達成できる。
図1は、単純にするために、ロボット12を保護するための制御システム10しか示しておらず、ロボット12の運転動作を制御するための制御システムは示していない。原則として、両方の制御システムは1つの制御ユニットに実装できる。しかし、今まで多くの場合、ここで参照番号20で表す個別の制御ユニットが安全機能のために使用されている。実施形態の制御ユニット20はフェールセーフに確立されており、ここではすべての動作を冗長に実行し、それを互いに比較する2つの冗長プロセッサ22a,22bに基づいて単純化した形態で示している。後者の比較は矢印24で示す。
バスモジュールと呼ばれるものを参照番号26で示しており、それは制御ユニット20に統合でき、または個別のアセンブリとして制御ユニット20に接続されている。図示する実施形態では、バスモジュール26は制御ユニット20のハウジングに装着できる個別ハウジング内のアセンブリである。この実施形態では、バスモジュール26は本発明に関して第1ステーションとなる。
参照番号28,30,32および34は別のステーションを示しており、ステーション34はここでは本発明に関して最後のステーションである。ステーション28から34はそれぞれDC分離されている2つのバスコネクタ36,38を有し、これらは互いに独立して使用できる。バスモジュール26およびステーション28から34は順次接続されてライン部40によって直列(シリーズ)のステーション41を形成する。
例えば、第1ライン部40aはバスモジュール26のバスコネクタ(ここでは単一接続)36をステーション28の第1バスコネクタ36に接続する。第2ライン部40bはステーション28の第2バスコネクタ38を次のステーション30の第1バスコネクタ36に接続する。そのため、バスモジュール26を含むすべてのステーションはポイント・ツゥ・ポイント接続を介して少なくとも1個、最大で2個の隣接ステーションに接続されている。ステーション28はバスモジュール26の後続ステーションであるとともに、ステーション30の先行ステーションである。どのステーションも2個より多くの他のステーションには接続されない。
この場合、ステーション28から34は、例えば緊急停止ボタン14などの手動で起動されるシグナリングデバイスを含むセンサの接続用、および例えばコンタクトブレーカ16,18などのアクチュエータの接続用のリモートI/Oユニットである。好適な実施形態では、ステーション28から34は保護タイプIP67のハウジングに収容され、そのため噴霧水、さらには水の飛沫に対しても保護される。他の実施形態では、ステーション28から34はモジュールキャリアに差し込み接続されるプラグタイプのモジュールにすることが可能であり、または他のハウジング設計に収容できる。
ここでは、各ステーション28から34は、両方のバスコネクタ36,38に接続されているインターフェースモジュール42を有する。好適な実施形態では、インターフェースモジュール42は、所定の信号処理ステップまたはデータ処理ステップを実行できるマイクロコントローラまたはASICである。これらの処理ステップは、例えばセンサデータを条件付けて制御ユニット20に送ること、コンタクトブレーカ16,18などのアクチュエータを駆動するために制御ユニット20からのアクチュエータデータを処理することを含む。
各ステーション28から34は、センサおよび/またはアクチュエータを接続できる多数の接続ソケット44を有する。図1の実施形態では、緊急停止ボタン14は順方向ライン46および戻りライン48を介して接続ソケット44に接続されている。戻りライン48を介してフィードバックされるクロック信号50は順方向ライン46を介して緊急停止ボタン14に伝送される。このように、ステーション32は緊急停止ボタン14の起動状態を判断して、データテレグラムを使用して制御ユニット20に報告できる。
本発明の方法によると、バスモジュール26は、あるステーションから次のステーションにバケツリレー方式で渡される多数の個別データテレグラム52を生成する。図1では、第1データテレグラム52aは第1ライン部48を介してバスモジュール26からステーション28に送信されている。ステーション28は同じデータテレグラム52aをステーション30に渡す。ステーション30は次のステーション32に変更せずに同じデータテレグラム52aを送信する。同時に、すなわち、同じ時間間隔で、ステーション28はデータテレグラム52bをステーション30に送信する。同様に、同時に、バスモジュール26は第3データテレグラム52cをステーション28に送信する。
全体的に見て、この実施形態ではバスモジュール26は4個の個別データテレグラムを生成し(図1では4番目のデータテレグラムは図示していない)、それを4連続した時間間隔で直列のステーション41に送信する。各データテレグラム52はステーションアドレス56と相関するアドレス(ここでは個別に図示していない)を含むアドレスフィールド54を含む。図1の実施形態では、ステーション28はアドレス001を有し、ステーション30はアドレス010を有し、ステーション32はアドレス011を有し、ステーション34はアドレス100を有する。好適には、ステーション28から34へのアドレスの割り当ては、図1で点線のみを使用して表されるアドレス割当テレグラム58を使用して行うが、これはアドレス割り当てが図1に図示するデータテレグラム52の送信を行うより前に行うためである。
特に好適な実施形態では、各データテレグラム52は時間間隔によって変化するコードワード60も含む。ある実施形態では、コードワード60は1通信サイクル全体が終了するたびに変更される。これは図2を参照しながら以下により詳細に説明する。別の実施形態では、コードワードはそれより長い時間間隔、または短い時間間隔でも、制御ユニットにより変更される。
図2は1通信サイクル全体を表す円64を示す。通信サイクル64は、バスモジュール26が第1データテレグラム52aをその後続ステーション、すなわちステーション28に送信する第1の時間間隔66aから始まる。他のステーション30から34はこの時間間隔66aでは、当該「未使用」時間間隔で個々のステーション間で直接相互通信が起こらない限りデータテレグラム52を送信しないが、本発明の実施形態では完全に可能である。しかし、好適には、個々のステーション間での当該相互通信は起こらない。
第2時間間隔66bで、ステーション28は受信したデータテレグラム52aをステーション30に渡す。さらに、前記ステーション28は同じ時間間隔66b内でバスモジュール26から第2データテレグラム52bを受信する。第3時間間隔66cで、3つのデータテレグラム52a,52b,52cはステーション26,28,30および32の間のさまざまなライン部の途中にある。第4時間間隔66dで、バスモジュール26は第4データテレグラムをステーション28に送信する一方で、最後のステーション34は第1データテレグラム52aを受信する。そのため、第2ステーションと最後のステーションとを足した数に対応する多数の時間間隔66a〜66dの後で、すべてのステーションはそれにアドレス指定されるデータテレグラム52を受信したことになる。
図1による好適な実施形態では、個々のステーション28から34はそれぞれ、データテレグラム52のアドレスフィールド54に基づいて、データテレグラムが前記ステーションにアドレス指定されたかどうかを検出する。この代わりに、他の実施形態では、このようにデータテレグラムが前記ステーションにアドレス指定されたかどうかを検出するために、ステーションは直列(シリーズ)のステーション内のそれぞれの位置を検出して、渡されたデータテレグラム52の数をカウントすることも可能である。このような実施形態では、アドレスがデータテレグラムの数から暗示的に求められるため、データテレグラム52に明示アドレスフィールド54を不要とすることが考えられる。
各ステーションがそれにアドレス指定されたデータテレグラムを受信した後、ステーション28から34は受信したデータテレグラムをほぼ同時に処理する。明らかにするために、データ処理に必要な時間は図2には図示していない。
その後、各ステーション28から34は、第1ステーション26にアドレス指定される応答テレグラム70をその先行ステーションに送信する。
この状況を図3に示している。第1応答間隔66eで、最後のステーション34はその応答テレグラム70aをその先行ステーション32に送信する。同じ間隔において、ステーション28はその応答テレグラム70dをバスモジュール26に送信し、そのため制御ユニット20に送信する。次の時間間隔66fで、バスモジュール26はステーション30から応答テレグラム70cを受信する。次の時間間隔66gで、バスモジュール26はステーション32から応答テレグラム70bを受信する。通信サイクル64の最後の時間間隔66hで、バスモジュール26は最後のステーション34の応答テレグラム70aを受信する。そうすると新たな通信サイクル64の開始が可能になり、図2の矢印72で表されている。
第1ステーション26のアドレスは、アドレスが応答テレグラム70の伝送および/または受信方向からすでに明らかなため、応答テレグラム70に暗示的に包含できる。しかし、第1ステーションは、例えばアドレス000など、明示アドレスを有することもできる。そのため、原則的には、応答テレグラム70は第1ステーション26をアドレス指定するために明示アドレス情報項目を含む必要はない。
この方法において、通信サイクル64全体の間にデータテレグラムおよび応答テレグラムは第1ライン部40aを介して伝送されるため、この第1ライン部40a(第1バスセグメント)は相当な待ち時間なく最適な程度に利用される。すなわち、データテレグラムまたは応答テレグラムは各時間間隔66で第1ラインエレメント40aを介して伝送される。第2ラインエレメント40bは、第1時間間隔66aまたは最終時間間隔66hでこのラインエレメント40bを介してデータテレグラムまたは応答テレグラムが伝送されないため、やや利用が劣る。他のすべての時間間隔66ではテレグラムは伝送される。ライン部またはバスセグメントが第1ステーション26から遠くなるほど、そのセグメント上のバス利用は低下するが、第1ライン部40aを最適な程度に利用でき、バスモジュール26または制御ユニット20の処理速度に適応できるため不利にはならない。
そのため、第1ステーション26は第1時間間隔66aでデータテレグラム52aを最後のステーション34に送信する。ステーション26はその後さらにデータテレグラムを送信し、このデータテレグラムは第1ステーションからの距離に関して逆の順序で第2ステーションにアドレス指定される。この場合、ステーション28から34のすべてが応答テレグラム70をほぼ同時に第1ステーション26に送信することになり、応答テレグラム70は距離が異なる結果異なる時間間隔66eから66hで第1ステーション26に到達する。
共通のデータフレームとは対照的に、インターバスまたは同様な方法で使用されると、データ通信は互いに独立した個別のデータテレグラムおよび応答テレグラムに基づいて起こり、個々にアドレス指定できる。第1ステーション26は各通信サイクル64で他のすべてのステーション28から34をアドレス指定しないことが基本的に可能であり、その結果ステーション28から34は異なるサイクルで問い合わせできる。このためバス利用をより個別に、制御システム10のプロパティに適応させることが可能となる。
好適な実施形態では、各ステーション28から34には固有のアドレス56が割り当てられる。これは好ましくは、手動で始動できるか、または電圧が復旧するときに自動的に始動できる初期化モードでアドレス割当テレグラム58を使って行われ、非常に有利である。初期化モードでは、第1ステーション26は第1アドレス割当テレグラム58をその後続ステーション28に送信する。後続ステーション28がそれに割り当てられたアドレスを有していなかった場合、アドレス割当テレグラム58に含まれているアドレス(ここではアドレス001)を採用して、第1ステーション26への確認テレグラムによってアドレス割り当てを確認する。第1ステーション26はさらに別(他)のアドレスを有する別のアドレス割当テレグラムをその後続ステーション28に送信する。後続ステーション28はそれに割り当てられたアドレスをすでに有しているため、アドレス割当テレグラム58を次のステーション30に渡す。後者はアドレスを採用して、アドレス割り当てを確認する。このように、シリーズ内のすべてのステーションは固有のアドレスを受信し、そのアドレスは、もっとも単純な場合では、シリーズ内の各ステーションの位置に対応する。確認テレグラムに基づいて、第1ステーション26にどれくらい多くの次のステーションが接続されているかが通知される。安全関連のステーションの場合、割り当てられたアドレスは別のテレグラムトラフィックを使用して有利に検証できる。
すでに指摘したように、本発明の方法および本発明のデバイスは、さまざまなステーション34,32にアドレス指定されるデータテレグラム52a,52bが互いに構造的に異なることが可能である程度にフレキシブルであり、これは2つのデータテレグラム52a,52bによって図1に模式的に表している。
好適な実施形態では、ステーション28から34は第1ステーション26への伝送データを、第1ステーション26によって各データテレグラム52とともに送信されるコードワード60で符号化する。好適な実施形態では、第1ステーションは新たな通信サイクル64のたびにコードワードを変更する。好適な実施形態では、ステーション28から34はさらに未符号化情報、いわば「プレーンテキスト」も送信する。このように、第1ステーション26は他のステーションからデータを重複して受信し、異なる送信(プレーンテキストおよび可変符号化)に基づいて妥当性チェックを行うことができる。具体的には、可変コードワードを使用することによって、個々のステーションのデータが多数の時間間隔の間一定だとしても、縮退故障を発見することが可能である。これらの実施形態では、制御システム10は安全関連プロセスの制御に特によく適する。時間の経過とともに変化するコードワード60に基づくデータの符号化に関するさらなる詳細は上記特許文献4に記述されており、参照によりその全体を本明細書に組み込む。

Claims (10)

  1. 順次接続されて直列(シリーズ)のステーション(41)を形成する空間的に分散配置された複数個のステーション(26〜34)を有する自動化制御システム(10)におけるデータ伝送方法であって、
    前記シリーズは第1ステーション(26)と、少なくとも1個の第2ステーション(28〜32)と、最後のステーション(34)とを含み、前記第1ステーション(26)およびすべての第2ステーション(28〜32)はそれぞれ前記シリーズ(41)内に後続ステーションを有しており、前記すべての第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)はそれぞれ前記シリーズ(41)内に先行ステーションを有しており、
    前記第1ステーション(26)が前記第2ステーション(28〜32)と前記最後のステーション(34)とを足した数に等しい数の個別データテレグラム(52)を生成するステップであって、前記各データテレグラム(52)は前記ステーション(28〜34)のうちの1個にアドレス指定される、前記生成ステップと、
    前記第1ステーション(26)が前記データテレグラム(52)を1個ずつ所定の時間間隔でその後続ステーション(28)に送信するステップであって、前記データテレグラム(52)は前記第1ステーション(26)からの距離に関して逆の順序でアドレス指定される、前記送信ステップと、
    前記すべての第2ステーション(28〜32)がその各先行ステーションからデータテレグラム(52)を受信して、前記受信したデータテレグラム(52)をその各後続ステーションにバケツリレー方式で、前記第2ステーション自体にアドレス指定されるデータテレグラム(52)を受信するまで送信するステップと、
    前記第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)がそれぞれ前記第1ステーション(26)にアドレス指定される個々の応答テレグラム(70)を生成して、前記個々の応答テレグラム(70)をその各先行ステーションにバケツリレー方式で送信するステップと、を含み、
    前記第1ステーション(26)が前記すべての第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)用に生成する、少なくとも2つの異なるステーション(32,34)のための個々のデータテレグラム(52)は、アドレスデータの構造、長さおよび/または位置の点で構造的に異なり、
    前記第1ステーション(26)および前記第2ステーション(28〜32)は前記データテレグラム(52)をほぼ同時にその各後続ステーションに送信する、方法。
  2. 前記第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)は、前記受信したデータテレグラム(52)を互いにほぼ同時に処理し、前記個々の応答テレグラム(70)をほぼ同時に生成することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1ステーション(26)は、データテレグラム(52)が最初に送信される前に、複数個のアドレス割当テレグラム(58)を生成して、それをその後続ステーション(28)に送信し、前記アドレス割当テレグラム(58)に基づいて前記第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)のそれぞれに固有のステーションアドレス(56)が割り当てられることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 固有のステーションアドレス(56)を受信した前記第2ステーション(28〜32)のすべては前記アドレス割当テレグラム(58)をその各後続ステーションに送信することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記すべての第2ステーション(28〜32)は第1および離れた第2のバスコネクタ(36,38)を有しており、前記すべての第2ステーション(28〜32)は前記第1バスコネクタ(36)を介してその先行ステーションに接続されているとともに、前記第2バスコネクタ(38)を介してその後続ステーションに接続されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記バスコネクタ(36〜38)はCANバスにコンパチブルであることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1ステーション(26)は前記データテレグラム(52)を周期的に繰り返す時間間隔(66)で送信し、各データテレグラム(52)は時間間隔ごとに変化するコードワード(60)を含んでおり、前記第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)は時間の経過とともに変化する前記コードワード(60)の関数として前記各個々の応答テレグラム(70)を生成することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記個々のデータテレグラム(52)は、プロトコルデータの数および用途の点で、構造的に異なることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 少なくともいくつかはセンサ(14)を接続する入力コネクタ(44)またはアクチュエータ(16,18)を接続する出力コネクタを有する空間的に分散配置された複数個のステーション(26〜34)を有する制御システムであって、
    前記ステーション(26〜34)は順次接続されて直列(シリーズ)のステーション(41)を形成しており、前記シリーズ(41)は第1ステーション(26)と、少なくとも1個の第2ステーション(28〜32)と、最後のステーション(34)とを含み、前記第1ステーション(26)および前記すべての第2ステーション(28〜32)のそれぞれが前記シリーズ(41)内に後続ステーションを有しており、前記すべての第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(31)のそれぞれは前記シリーズ(41)内に先行ステーションを有しており、さらに、
    前記第1ステーション(26)は前記第2ステーション(28〜32)と前記最後のステーション(34)とを足した数に等しい数の個別データテレグラム(52)を生成するように設計されており、すべてのデータテレグラム(32)は前記ステーション(28〜34)のうちの1個にアドレス指定され、
    前記第1ステーション(26)は前記データテレグラム(52)を1個ずつ所定の時間間隔(66)でその後続ステーション(28)に送信するようにさらに設計されており、前記データテレグラム(52)は前記第1ステーション(26)からの距離に関して逆の順序でアドレスされ、
    前記すべての第2ステーション(28〜32)はその各先行ステーションからデータテレグラム(52)を受信して、前記受信したデータテレグラム(52)をその各後続ステーションにバケツリレー方式で、前記第2ステーション自体にアドレス指定されるデータテレグラム(52)を受信するまで送信するように設計され、
    前記第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)のそれぞれは、前記第1ステーション(26)にアドレス指定される個々の応答テレグラム(70)を生成して、前記個々の応答テレグラム(70)をその各先行ステーションにバケツリレー方式で送信するように設計され、
    前記第1ステーション(26)が前記すべての第2ステーション(28〜32)および前記最後のステーション(34)用に生成する、少なくとも2つの異なるステーション(32,34)のための個々のデータテレグラム(52)は、アドレスデータの構造、長さおよび/または位置の点で構造的に異なり、
    前記第1ステーション(26)および前記第2ステーション(28〜32)は前記データテレグラム(52)をほぼ同時にその各後続ステーションに送信する、制御システム。
  10. センサ(14)およびアクチュエータ(16,18)のいずれかもしくは両方を接続する多数のコネクタ(44)を備え、第1および離れた第2のバスコネクタ(36,38)を備え、さらにリモート周辺機器を請求項9の制御システム(10)において第2ステーションまたは最後のステーション(28〜34)として動作するように設計されている通信モジュール(42)を備える、請求項9に記載の制御システム(10)に用いるリモート周辺機器。
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