JP5610741B2 - 化粧のり向上用化粧料 - Google Patents

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本発明は、化粧のりを向上させうる化粧料に関するものであって、より詳しくは、コウジ酸および/またはその誘導体と特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体を配合することによって、またさらにはシリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末の少なくとも1種類を併用することによって得られる化粧料を下地製剤として適用することで、メイクアップ時に使用する化粧料、特にファンデーション類の肌へのなじみを良くし、塗りむらを防止する(以下、本願発明において「化粧のり向上」という場合がある)化粧料に関する。
本出願人らが長年研究を続けてきたコウジ酸類は、美白効果や消炎効果など、種々の優れた特徴をもつ多機能性の素材として知られているところである(特許文献1〜8)。また、メイクアップ分野では、保湿剤としての応用も公知である(特許文献9)。
特開昭55−157509号公報 特公昭56−18569号公報 特公昭58−22151号公報 特公昭58−34446号公報 特公昭60−10005号公報 特公昭61−10447号公報 特開昭62−5909号公報 特開平04−198115号公報 特開平01−275515号公報
しかし一方、コウジ酸類は素材自体の経時的な安定性に難点があり、例えば着色を防止するための発明が種々達成されている。特に酸化チタン等の機能性紛体とは即時に着色することから、前処理を含めた製剤技術上の工夫も行なわれ、一定の成果を収めている(特許文献10)。
特開平07−126135号公報
本願発明におけるコウジ酸の用途は、これらの事情に鑑みて更なる応用可能性を追求した結果であり、特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体を配合することによって、またさらにはシリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末の少なくとも1種類を併用することによって得られる新規な化粧のり向上用化粧料を提供するものである。
特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体とは、好適には2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン及び2,2‘−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)であり、これらは日焼け止め化粧料として利用されているが(特許文献11)、本発明のようにコウジ酸類と組合せることによって提供される化粧のり向上用化粧料としての応用例はまだ見出されていない。
特開2008−247897号公報
ファンデーションなどのメイクアップ化粧料を塗布する場合の、いわゆる化粧のりは、肌のコンディションによって変動する。すなわち、荒れた乾燥状態、汗をかいたようなぬれ肌状態によって塗りむらが発生する結果、テカリの際立ちや白浮きが目立つなど、自然な仕上がり状態が阻害されてしまう。
一方、ファンデーションに配合される種々の機能性粉体の微細化処理技術は格段に進歩しており、その技術応用により色素沈着部分のカバー力を向上させ、肌の色むらを解消する物理的手段が有効となった。
しかしながら、使用感においては、肌の細部に粉体が密着しすぎる結果、皮膚呼吸が遮られ、不快な閉塞感を生じるという問題がある。
このようなことから、個人の肌状態に左右されず、不快感なく一定水準の化粧のりが維持できる化粧料の開発が望まれていた。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解決することにあり、特に化粧のり向上のための使用感に優れた化粧料を提供することにある。
個人の肌の状態を季節変動や環境に依存することなく常に一定に保つことは現実には不可能である。
そこで、本発明者らは、肌状態の多少の変動があったとしても、これに影響を受けない化粧のり向上用化粧料が提供できれば、肌への負担も少なく、快適な使用実感が得られると考え、その素材探索と選択に着手した。
化粧崩れや塗りむらを抑制し化粧のりや持続性を向上させるには、化粧時の肌への密着性を適度に高めること、つまりファンデーション類の肌への親和性を良くすることが考えられる。また、テカリ防止機能を期待するためには、皮膚から分泌される余分な皮脂を効率良く吸着しつつ、ファンデーション類中の機能性紛体との親和性を適度に維持することが必須となる。この吸着や親和性が強すぎるとテカリが目立つばかりか、べたつき感が増し、逆に弱すぎるとテカリは低減できたとしても化粧崩れ等が助長される。
そこで、これらの事情に鑑みて親和性と吸着性との機能バランスを考慮して化粧のり向上に適した素材のスクリーニングを継続した。
その結果、コウジ酸又はその配糖体に特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体を組合せることにより、またさらには当該組合せにシリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末を併用することにより所望の効果が得られることを見出し、この知見を元に本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、第一にコウジ酸および/またはその配糖体と特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体を配合したことを特徴とする化粧のり向上用化粧料が提供される。
また第二の発明として、当該化粧料にシリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末の少なくとも1種を併用した化粧のり向上用化粧料が提供される。
本願発明におけるコウジ酸(5−オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロン)としては、5−オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロンの純品、コウジ酸生産能を有する公知の菌株を培養して得られるコウジ酸を主成分とする発酵液、該発酵液の濃縮液、および該発酵液からコウジ酸を抽出して結晶化したものなどが使用される。
コウジ酸誘導体とは、特にはコウジ酸の2位の−CH2OH基に糖類を結合させることによってコウジ酸分子を安定化させたコウジ酸配糖体を指し、これらを単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。
メチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体は、結晶性にすぐれた特定のものであり、具体的には特許第4169962号や特開2008−247897号に例示されるものである。このうち、好適なものとして2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン及び2,2‘−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)が挙げられる。この場合、平均粒径が3μm以下であることが好ましい。
第二の発明におけるシリコーン処理とは、酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末及びナイロン末のそれぞれに、シリコーンで粉体を公知手法によって表面処理することを意味し、表面処理剤として代表的にはメチル水素化ポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどの鎖状、環状の各種シリコーンオイルがいずれも使用できるが、好適にはメチルハイドロジェンポリシロキサンおよびメチルポリシロキサン等が挙げられる。
酸化チタンは微粒子のもので、好適には平均粒径が0.1μm以下のものが使用できる。酸化亜鉛も酸化チタン同様に平均粒径が0.1μm以下のものが好適に使用できるが、板状結晶の紛体がなお好ましい。
シルク末は、主成分がフィブロインという繊維状の絹蛋白質で、好適には平均粒径が10μm以下である。
ナイロン末は、ポリアミド系の繊維でナイロン6、ナイロン11、ナイロン12及びナイロン66が挙げられ、これらの共重合体であっても良いが、好適にはナイロン12又はナイロン12とナイロン6の共重合体であって、かつ、平均粒径が10μm以下である。
本発明の上記機能性成分を含む化粧のり向上用化粧料は、化粧料、医薬部外品として許容し得るクリームや乳液などの外用の形態で患部に直接塗布するなどして使用され、その使用法は、第一の発明に係る製剤を下地クリームとして塗布後、ファンデーション類を塗布することで本発明の目的を達成できる。
作用機序の詳細は不明であるが、当該第一発明の使用によれば、第一の機能性成分であるコウジ酸類と第二の機能性成分であるメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体との相互作用によって、塗布時に適度な皮膚親和性と皮脂吸着性が付与され、その後に使用する機能性紛体の付着バランスの向上を促したため、良好な化粧のりを達成できたものと思われる。
第二の発明に関しては、1剤タイプのみならず、2剤タイプの使用方法を包含するものである。すなわち、第一発明に係る製剤を使用し、さらに第二発明で規定するシリコーン処理粉体物を別剤として併用塗布する2剤型での使用をも含むものである。
当該第二発明の使用によれば、他のファンデーション類の塗布量を軽減できるため、肌に負担をかけずにすみ、特に多汗な場面での適用に優れている。また、粉白粉等のプレストパウダーの使用時、肌への付着性が格段に向上する。シリコーン処理された本発明の第三の機能性成分を併用することによって、より一層皮膚親和性と皮脂吸着性が向上するとともに、当該第三の機能性成分が他のファンデーションに含まれる粉体の付着助剤として有効性を発揮するためだと考えられる。もちろん、第二の発明はそれ自体をファンデーションとして使用することも可能である。
本発明における前記コウジ酸およびその配糖体は、製剤全体に対して、0.1ないし3重量%の範囲で好適に使用され、第二の機能性成分のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体は、好ましくは0.1ないし5重量%であり、かつ、コウジ酸類との比率においては、1:1ないし1:3の範囲である。
第三の機能性成分であるシリコーン処理粉体は、1剤タイプの場合には全体の0.1ないし10重量%、好適には1.0ないし5重量%、かつ、コウジ酸類との比率においては、1:3ないし1:10で十分な効果が発揮できる。
2剤タイプとして使用する場合には、シリコーン処理粉体はそのまま適用してもよく、他にスクワラン、ミリスチン酸オクチルドデシル、モノオレイン酸ソルビタン等公知の結合剤を用いて固形パウダーファンデーション等に製剤化した状態で適用してもよい。製剤化の場合において、処理粉体の配合量は特に制限はない。
本発明の化粧料を調製する場合、通常に用いられる種々の公知の機能性成分、例えば、老化防止剤として公知のレチノール、レチノイン酸、美白剤として公知のコウジ酸、アスコルビン酸、クエルセチン、グルタチオン、ハイドロキノン及びこれらの誘導体、縮合型タンニン類、カフェー酸、エラグ酸等のフェノール性化合物、末梢血管拡張剤としてはビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等の各種ビタミン類、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、消炎剤としては副腎皮質ホルモン、ε−アミノカプロン酸、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントイン等の各種化合物、その他にも胎盤抽出物、甘草抽出物、紫根エキス、乳酸菌培養抽出物などの動植物・微生物由来の各種抽出物等を本発明の効果を損なわない範囲で、その時々の目的に応じて適宜添加して使用することができる。
更に、公知の機能性成分に加え、油脂類などの基剤成分のほか、適宜、公知の保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調製剤、香料、着色剤など種々の添加剤を本発明の目的を損なわない範囲で併用することができる。
すなわち、本発明によれば、第一にコウジ酸および/またはその配糖体と特定のメチレンビス(ヒドロキシフェニル−ベンゾトリアゾール)誘導体を配合したことを特徴とする肌閉塞感のない化粧のり向上用化粧料が提供され、第二の発明として、当該化粧料にシリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末の少なくとも1種を併用した肌閉塞感のない化粧のり向上用化粧料が提供される。
次に実験および処方例を開示して本発明を説明するが、これらの開示は本発明の好適な態様を示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。
<試験例>製剤使用試験
a)試験方法
表1および表2(別表)に示した処方条件で各々の製剤(下地クリーム)を調製した。これを健常人パネラーに使用してもらい、ファンデーションへのなじみ、色むらに関する評価項目を比較した。なお、それぞれの下地クリーム使用後に塗布したファンデーションは、共通の以下の処方で製したパウダリーファンデーションを使用した。
<ファンデーションの処方>
粉体 (重量%)
マイカ 34.0
タルク 25.3
カオリン 6.0
二酸化チタン 9.0
ステアリン酸亜鉛 2.0
ベンガラ 1.0
黄酸化鉄 1.0
黒酸化鉄 0.2
ナイロンパウダー 10.0
結合剤
スクワラン 6.0
酢酸ラノリン 0.5
オクタン酸イソセチル 2.5
ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール 1.0
イソステアリン酸 1.5
<試験結果>
表1および表2(供試試料および実験結果)に示したように、本発明の製剤は、ファンデーションとの相性が良好で、化粧のりの向上が認められた。また、使用感においても、メイク後のファンデーションの肌への密着性を適度に保つ結果、ファンデーション中に含まれる粉体類の肌詰まり感のない使い心地であることが判った。

Figure 0005610741
Figure 0005610741
処方例
以下に本発明の皮膚外用剤の処方例を示す。処方例中、「適量」とは、全体で100重量%になる割合を意味する。
<処方例1>下地クリーム(1) (重量%)
1.コウジ酸 3.00
2.2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)
−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン 4.00
3.ホホバアルコール 1.00
4.1,3−ブチレングリコール 0.50
5.ジメチルシロキサン・メチル
(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体) 5.00
6.ホホバ油 5.00
7.デカメチルシクロペンタンシロキサン 3.00
8.オクタメチルシクロテロラシロキサン 3.00
9.ジメチルポリシロキサン 5.00
10.アスコルビン酸ナトリウム 0.04
11.1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
12.エデト酸二ナトリウム 0.01
13.精製水 適 量
<処方例2>下地クリーム(2) (重量%)
1.コウジ酸 0.10
2.2,2‘−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)
−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール) 1.00
3.ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
4.ポリエチレングリコール400 3.00
5.ポリオキシエチレンセチルエーテル(25.E.O.) 5.00
6.ステアリン酸 5.00
7.アボガド油 1.00
8.アルモンド油 10.00
9.dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 5.00
10.パラオキシ安息香酸エステル 0.20
11.エデト酸二ナトリウム 0.01
12.精製水 適 量
<処方例3>下地クリーム(3) (重量%)
1.コウジ酸グルコシド 0.10
2.2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)
−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン 0.15
3.2,2‘−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)
−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール) 0.05
4.メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化亜鉛 0.50
5.メチルフェニルシロキサン処理シルク末 0.50
6.ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
7.ポリエチレングリコール400 3.00
8.モノオレイン酸ソルビタン 5.00
9.ステアリン酸 3.00
10.アボガド油 1.00
11.アルモンド油 10.00
12.dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 5.00
13.パラオキシ安息香酸エステル 0.20
14.エデト酸二ナトリウム 0.01
15.精製水 適 量
<処方例4>乳液状ファンデーション (重量%)
1.コウジ酸 2.00
2.2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)
−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン 2.00
3.メチルポリシロキサン処理酸化チタン 3.00
4.メチルポリシロキサン処理酸化亜鉛 7.00
5.メチルポリシロキサン処理「ナイロン12−ナイロン6共重合体) 3.50
6.メチルポリシロキサン処理シルク末 0.04
7.ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミン 2.00
8.ステアリン酸 0.50
9.ミリスチン酸 0.50
10.アボガド油 4.00
11.アスコルビン酸 2.00
12.パラオキシ安息香酸エステル 0.20
13.ヒアルロン酸ナトリウム 5.00
14.オウゴンエキス 0.14
15.エデト酸二ナトリウム 0.01
16.精製水 適 量
<処方例5>パウダリーファンデーション (重量%)
粉体
1.タルク 20.00
2.マイカ 35.00
3.カオリン 5.00
4.メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化チタン 10.00
5.メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化亜鉛 5.00
6.メチルハイドロジェンポリシロキサン処理ナイロン末 10.00
結合剤
7.スクワラン 6.00
8.酢酸ラノリン 1.00
9.ミリスチン酸オクチルドデシル 2.00
10.モノオレイン酸ソルビタン 0.50
防腐剤
11.パラオキシ安息香酸エステル 0.20

本発明の適用例としては、本処方例5を処方例1又は処方例2の使用後に使用する。
上記の処方1ないし5は、いずれも表1ないし表2に示した試験結果と同様に、本発明の目的において満足する効果を有する製剤であることが確認された。

−以 上−

Claims (2)

  1. コウジ酸および/またはその配糖体と、
    2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン及び/または2,2’−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)とを配合したことを特徴とする化粧のり向上用化粧料。
  2. シリコーン処理された酸化チタン、酸化亜鉛、シルク末又はナイロン末の少なくとも1種類を含むことを特徴とする請求項1記載の化粧のり向上用化粧料。
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