JP5610504B2 - 回転式入力装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、回転式入力装置及び当該回転式入力装置を備える電子機器に関する。
従来、携帯端末機やAV機器、パーソナルコンピュータ等の電子機器に採用され、回転操作子の回転操作によって入力操作を行う回転式入力装置が知られている。こうした回転式入力装置では、回転操作子の回転に連動して、電子機器の表示画面に表示された選択項目が順に切替選択されるようになっており、操作者が目的の選択項目が選択されるまで回転操作子を手動で回転させた後に、その選択を確定する操作を行うことで、選択された選択項目に応じた指示が入力される。
このような回転式入力装置では、単に回転操作子の回転操作を行うだけで、画面上の各選択項目が切替選択されるため、画面上の選択項目を選択したということを操作者が手や指の感覚として把握しにくいという問題があった。
そこで、例えば特許文献1には、ジョグダイヤルの回転位置に応じて、ジョグダイヤルの回転方向と同じ方向又は逆方向に回転力を加えることで、操作感に可変性を持たせる技術が開示されている。具体的には、選択要素に接近していく区間においてジョグダイヤルが付勢回転し、選択要素が選択されている区間においてジョグダイヤルがフリー回転し、選択要素(選択項目)を過ぎた区間においてジョグダイヤルが負荷回転する。
また、特許文献2には、ダイヤルの回転操作の速度に応じて2種類の操作処理を切り替えることで、操作処理の違いを操作感覚にて認識可能とする技術が開示されている。
特開2003−228455号公報 特開2003−345499号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、ジョグダイヤルを回転させ、ある選択項目から次の選択項目に遷移させた場合には、操作感に可変性を持たせることができるものの、ジョグダイヤルを押下した場合には、操作感を与えることができないものであった。
また、上記特許文献2の技術も同様に、ダイヤルの回転操作において操作処理の違いを操作感覚にて認識可能であるものの、ダイヤルを押下した場合には、操作感を与えることができないものであった。
すなわち、上記特許文献1、2の技術は何れも、回転操作子の押圧操作による入力が確実になされたか否かを判断できる感覚的な合図がなかった。
本発明の課題は、回転操作子の押圧操作に対して、よりリアルな操作感を実現させ、押圧操作による入力がなされたことを確実に認識することができる回転式入力装置及びこの回転式入力装置を備える電子機器を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る回転式入力装置は、
操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に、前記押圧操作による入力が行われたことを示す力覚を呈示する力覚呈示手段とを備え、
前記圧力検知手段は、前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、

を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転式入力装置において、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転式入力装置において、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の回転式入力装置において、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明に係る回転式入力装置は
操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に力覚を呈示する力覚呈示手段と、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、を備え、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させ、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明に係る電子機器は、
請求項1〜5の何れか一項に記載の回転式入力装置と、表示部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の電子機器において、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記表示部の表示画面に表示された画像のうち、前記押圧操作による前記所定の圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する表示制御手段を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項に記載の電子機器において、
音声を出力する音声出力部と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記音声出力部から音声を出力させる音声制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回転操作子に対して軸方向の所定の圧力が掛かった場合、回転操作子に回転力が付与され当該回転操作子を操作する操作者に力覚が呈示されることとなる。このため、回転操作子の押圧操作に対して、よりリアルな操作感を実現され、操作者は、押圧操作による入力がなされたことを確実に認識することができる。
本発明を適用した本実施形態の回転式入力装置を備える携帯電話機の斜視図である。 本実施形態の携帯電話機の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態の回転式入力装置の外観斜視図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 本実施形態の回転式入力装置の分解図である。 表示部に表示された表示画面の一例を示す図である。 表示部に表示された表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の携帯電話機において行われる力覚呈示処理を示すフローチャートである。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施形態では、本発明に係る回転式入力装置を備える電子機器として、無線通信によって音声通話を行う携帯電話機を例示して説明することとする。
なお、以下の説明では、本実施形態の携帯電話機1において、回転式入力装置10や表示部33が備える表示画面331が配置された側を前側、回転式入力装置10や表示画面331が配置された側と対向する側を後側とする。そして、表示画面331が配置された側を上側、回転式入力装置10が配置された側を下側とし、前後方向及び上下方向の双方に直交する方向を左右方向とする。
また、本実施形態では、回転式入力装置10により携帯電話機1に各種の操作入力が行われ、例えば回転式入力装置10の回転操作子13を回転操作した場合、この回転操作に応じて表示部33に表示された画面が選択切替されたりスクロールされたりする。また、回転式入力装置10の回転操作子13を押下操作した場合、この押下操作に応じて回転操作子13に回転力が付与され、操作者に力覚が呈示される。
ここで、「力覚」とは、単なる振動による触覚ではなく、回転操作子を回転させるときに指にかかる重さの感覚をいう。具体的には、回転が軽いと感じたり、重いと感じたりする感覚のことをいう。より具体的には、例えば、回転操作子13を3〜6msec或いは1〜5度で、且つ0.05Ncm以上の力で回転させる場合に指にかかる感覚をいう。
携帯電話機1は、例えば、図1及び図2に示すように、操作者が入力操作を行うための回転式入力装置10と、この回転式入力装置10によって操作される携帯電話機ユニット30と、携帯電話機1を統括制御するメイン制御部40と、を備えて構成される。
まず、本実施形態の回転式入力装置10について説明する。
回転式入力装置10は、例えば、図2〜図5に示すように、操作者が手動で回転させることが可能な回転操作子13と、回転操作子13の後側に設けられ、回転操作子13を回転自在に支持する支持台18と、を備えており、全体が略円盤形状を成している。
回転操作子13は、中央に開口部131aを有する円形状の前面部131と、前面部131の縁部から全周に亘って後方に向かって突出する周面部132と、を備えており、支持台18の前側を覆う位置に設けられることで、回転式入力装置10の前面及び周面を成している。
前面部131は、操作者が回転操作を行うための操作面となっており、操作者は、前面部131の一点を指先で押えながら或いは周面部132を摘んで、回転操作子13を回転させることで、携帯電話機ユニット30に対する入力操作を行う。
回転操作子13は、例えばアルミニウム等の放熱性のある材料、外部からの衝撃に対する耐性が強い材料によって形成されていてもよいし、樹脂などによって形成されていてもよい。
支持台18は、ベース181と、このベース181に連結されたPCB基板182と、を備えており、回転操作子13の後側の開口を覆う位置に設けられることで、回転式入力装置10の後面を成している。
ベース181は、中央が開口した略ドーナツ盤状の台座部1811と、台座部1811の周縁部から外側に向かって延出する4つの延出部1812と、を備えている。
各延出部1812には、ネジ取り付け用のネジ孔1812aと、ネジ孔1812aよりも外側の後面に後方に向かって延出する突起1812bと、が設けられている。
ベース181は、例えばポリカーボネート等の材料により形成されている。
PCB基板182は、回転操作子13と略同一の外径を有する平板円環状を成しており、略中央の開口部182aには、ベース181の台座部1811が嵌め込まれて取り付けられている。また、PCB基板182には、ベース181の各延出部1812の後面に突設された突起1812bを取り付けるための取付孔182bが、各突起1812bに対応して4つ設けられている。そして、ベース181の台座部1811をPCB基板182の開口部182aに取り付けるとともに、ベース181の各突起1812bをPCB基板182の各取付孔182bに嵌入させることによって、PCB基板182とベース181とが一体的に連結されている。
また、PCB基板182には、ベース181のネジ孔1812aと重なり合う位置に、ネジ孔1812aよりもやや径の大きい孔部182cが、各ネジ孔1812aに対応して4つ設けられており、PCB基板182の後方側からPCB基板182の孔部182cを介してベース181のネジ孔1812aに、ネジ19が螺合されることによって、PCB基板182とベース181とが固定されている。
また、PCB基板182の後面側には、回転操作子13に対する軸方向(前後方向)圧力を検知する圧力検知手段としての押圧検知部20が配置されている。
さらに、回転操作子13の前面部131の開口部131aの内周面には、ベアリング12が配設され、このベアリング12の中央の貫通孔12aには、回転操作子13の回転軸となるビス11が挿通されて設けられている。そして、回転操作子13の前方側から、ビス11をベアリング12の貫通孔12aに挿入し、さらに、後方に突出したビス11の後端部を、ベース181が備える台座部1811の中央の開口1811aの内周面に形成された雌ネジに螺嵌させることによって、ビス11と支持台18とが固定されている。これにより、支持台18に対して回転操作子13がビス11周りに回転自在に連結されている。
また、回転操作子13と支持台18との間には空間が形成され、この空間には、回転操作子13の回転位置(回転角度)を検出する回転検出部14と、回転操作子13に回転力を付与する回転駆動手段としての超音波モータ16と、回転式入力装置10を統括制御する制御部21と、メイン制御部40との間で各種信号の送受信を行う入出力部22と、等が配設されている。
回転検出部14は、例えば、リング状のコードホイール141と、コードホイール141の回転角変位を検出するフォトインタラプタ142と、から構成される。
コードホイール141は、コードホイール141の中心が回転操作子13の中心と一致するように配置された状態で、回転操作子13の前面部131の内面(後面)に固着されており、回転操作子13の回転に連動して回転する。コードホイール141の後面には、光を反射させる反射面が、A相、B相の2つの検出パターンで周方向に沿って所定のピッチで印刷されている。
フォトインタラプタ142は、LED等の発光素子1421と、フォトIC等の受光素子1422と、から構成される反射型フォトインタラプタであり、PCB基板182の前面上のコードホイール141に対向する位置に搭載され、制御部21と接続している。
受光素子1422は、少なくとも2つの受光面を有し、互いに90度の位相差を有するA相、B相の検出信号を出力するようになっている。
フォトインタラプタ142は、発光素子1421がコードホイール141に向けて発した光の反射光を受光素子1422で受光してカウントすることで、回転操作子13の回転量及び回転方向を検出し、当該検出結果を制御部21に出力する。制御部21は、フォトインタラプタ142からの検出結果を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力し、そして、メイン制御部40において、当該検出結果に基づいて、回転操作子13の回転角度が特定される。
超音波モータ16は、例えば、圧電素子163と、リング状のステータ(振動体)162と、ステータ162の前面に接触するロータ161と、等から構成され、制御部21からの制御信号に従って駆動して、回転操作子13を軸周りに回転させる。
ステータ162は、ベース181が備える台座部1811の前面に形成されたリング状の凹部1811bに嵌入され、平板円環状の両面テープ17によってベース181に固定されている。
ステータ162の前部には、周方向に沿って配設された複数の凸部が備わり、ステータ162の後面には、駆動信号に基づく駆動電圧の印加に応じて振動エネルギーを発生させる複数の圧電素子163が、ステータ162の周方向に沿って配置されている。
ロータ161は、例えば高分子ポリエチレン等の材料により形成されており、平板円環状を成している。
ロータ161は、コードホイール141の内周側であって、ステータ162と回転操作子13とにより挟まれる位置に配設され、ロータ161の中心が回転操作子13の中心と一致するように配置された状態で、平板円環状の両面テープ15によって回転操作子13に固定されており、回転操作子13の回転に連動して回転する。すなわち、ロータ161の前面は、回転操作子13の前面部131の後面に接着された両面テープ15の後面に接着されており、そして、ロータ161は、その後面が、ステータ162の凸部と接触している。ロータ161の後面は摩擦係数が高くなっており、その後面に接触するステータ162の振動により発生する進行波の向きと反対方向に回転するようになっている。
圧電素子163は、制御部21と接続しており、制御部21から圧電素子163に所定の駆動信号に応じた駆動電圧が印加されると、圧電素子163の超音波振動によってステータ162全体が振動して進行波がロータ161に伝達され、ロータ161が回転する。そして、このロータ161の回転力が回転操作子13に伝達されることによって、回転操作子13が回転するようになっている。さらに、圧電素子163に印加する駆動電圧の駆動周波数を制御することによって、圧電素子163の超音波振動による回転操作子13の回転力の大きさや回転方向を自在に設定できるようになっている。
押圧検知部20は、圧力検知手段の一部として、PCB基板182の後面の上側、下側、左側及び右側の4箇所それぞれに固着された4つの感圧センサ201を備えており、制御部21と接続している。この4つの感圧センサ201は、回転操作子13の軸周りにおいて等間隔に配置されている。
押圧検知部20は、回転操作子13が軸方向(前後方向)に押圧されたことを各感圧センサ201で検知し、当該検知結果を制御部21に出力する。
制御部21は、押圧検知部20からの検知結果を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力する。そして、メイン制御部40において、当該検知結果に基づいて、回転操作子13の押圧された位置が特定され、この回転操作子13の押圧された位置における押圧力が算出される。
なお、感圧センサ201としては、例えば、抵抗膜式、拡散式、成膜式、静電容量式、機械式等の感圧センサを用いることができる。
また、本実施形態では4つの感圧センサ201を備えた構成について説明したが、感圧センサ201の数は、4つに限ることはなく、2つ以上であれば任意である。
また、上述の回転操作子13、コードホイール141、ロータ161は、回転中心軸がそれぞれ同軸となる位置に配設されており、支持台18に固定された回転軸としてのビス11周りに回転されるようになっている。
制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、(何れも図示省略。)等を備えて構成されている。
制御部21は、入出力部22を介してメイン制御部40と接続しており、回転式入力装置10を構成する各部から入力された信号を、メイン制御部40に出力すると共に、メイン制御部40から入力される制御信号に従って、回転式入力装置10を構成する各部の動作を集中制御する。
具体的には、制御部21は、回転検出部14のフォトインタラプタ142と接続しており、入出力部22を介してメイン制御部40から入力される制御信号に従って、フォトインタラプタ142の発光素子1421に光を発光するよう指示し、フォトインタラプタ142の受光素子1422から入力される検出結果である検出信号を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力する。これにより、メイン制御部40において、回転操作子13の回転角度が特定される。
また、制御部21は、超音波モータ16と接続しており、入出力部22を介してメイン制御部40から入力される制御信号に従って、超音波モータ16の圧電素子163に所定の駆動信号を出力する。これにより、回転操作子13が軸周りに回転する。
また、制御部21は、押圧検知部20と接続しており、押圧検知部20から入力される検知結果である検知信号を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力する。これにより、メイン制御部40において、回転操作子13の押圧された位置と、回転操作子13が押圧された際の押圧力と、が特定される。
入出力部22は、メイン制御部40と接続され、回転式入力装置10を構成する各部から入力された信号をメイン制御部40に出力する一方、メイン制御部40から入力される制御信号を制御部21に出力する。
具体的には、入出力部22は、回転検出部14から出力される回転量や回転方向に基づいて、制御部21において検出された回転操作子13の回転位置である回転角度を示す信号を、携帯電話機ユニット30側に送信する。また、入出力部22は、PCB基板182の後側に配設された4つの各感圧センサ201から出力される検出値に基づいて、制御部21において検出された回転操作子13の回転操作における押圧力及び押圧位置を示す信号を、携帯電話機ユニット30側に送信する。
なお、回転検出部14や各感圧センサ201から出力される信号を、A/D変換せずに、アナログ信号のまま携帯電話機ユニット30側に送信するように構成されていても良い。
次に、本実施形態に係る携帯電話機ユニット30について説明する。
携帯電話機ユニット30は、図2に示すように、アンテナ(図示省略)を備え、外部機器との間で無線信号を送受信する通信部31と、操作者が第三者と通話を行う通話部32と、表示画面331上に各種画面を表示させる表示部33と、音声出力を行う音声出力部34と、携帯電話機1全体を統括制御するメイン制御部40と、を備えて構成される。
なお、外部機器との間で無線信号による通話機能を実現するための通信部31や通話部32は、公知の技術を用いるため、詳しい説明は省略する。
表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面331を備えて構成され、メイン制御部40からの指示にしたがって、表示画面331に各種画面を表示させる。
表示画面331に表示された各種画面は、操作者による回転操作子13の回転操作や押下操作に応じて切替えられる。
例えば、図6に示すように、表示画面331に複数のサムネイル画面が表示されている場合、操作者により回転操作子13の前面部131が回転操作されると、当該回転操作に応じて、表示画面331に表示されたサムネイル画面が順次切り替え選択される。図6は、回転操作によって選択されたサムネイル画面が拡大されている状態を示した例である。
また、表示画面331に複数のサムネイル画面が表示されている場合、操作者により回転操作子13の前面部131が押下操作されると、図7に示すように、押下操作された時点で選択されていた画像(選択部分)の表示態様が変更される。
ここで、表示態様の変更とは、選択部分を、それ以外の部分と識別可能な表示に変更することであって、例えば、色彩の反転、縁取り、影付け、等の強調表示である。図7は、押下操作によって選択されたサムネイル画面が縁取りで強調表示されている状態を示した例である。
このように操作者により回転操作子13の前面部131が押下操作された場合、メイン制御部40は、押下操作された時点で選択されていた画像(押下位置)に基づく各種操作を実行する。各種操作の具体的な内容としては、例えば、図6、7に示すように、電話機能、メール機能、アドレス帳表示、カレンダー表示、WEB接続、RSSリーダー機能、カメラ撮影、ノート機能、ヘルプ機能、ミュージック機能、写真表示、地図表示、などの既知の機能が挙げられる。
音声出力部34は、スピーカ(図示省略)等を備えており、メイン制御部40から入力される音声出力信号に基づいて音声データをスピーカに再生させる。
メイン制御部40は、メインCPU401、RAM402、ROM403等を備えて構成され、回転式入力装置10の制御部21と接続されている。メイン制御部40は、回転式入力装置10から送られてくる入力操作信号に基づいて、携帯電話機ユニット30の各部を制御する。
メインCPU401は、携帯電話機ユニット30および回転式入力装置10の各部から入力された入力信号に応じて、ROM403に格納された処理プログラム等を読み出してRAMに展開して実行し、各部に制御信号を出力することにより、回転式入力装置全体の制御を行う。
RAM402は、メインCPU401により実行される各種プログラムを展開するプログラム格納領域や、入力データやこれらの処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域を備え、CPUのワークエリアとして用いられる。
ROM403は、処理プログラムやデータ等を予め記憶しており、例えば、回転検出プログラム403a、圧力検知プログラム403b、力覚呈示プログラム403c、押下位置特定プログラム403d、実行プログラム403e、表示制御プログラム403f、音声制御プログラム403g、等の各種処理プログラムを格納している。
なお、ROM403に、回転操作子13の押下位置と、押下位置毎に割当られた操作内容と、を対応付けた操作内容特定テーブルを記憶させ、操作者により任意の位置が押下された際に、メインCPU401はこの操作内容特定テーブルを参照して、処理を実行することとしても良い。
回転検出プログラム403aは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13の回転位置(回転角度)を検出する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、回転検出プログラム403aを実行することにより、操作者が回転操作子13に対して回転操作を行った場合に、回転操作子13の回転量及び回転方向をフォトインタラプタ142により検出し、当該検出結果に基づいて、回転操作子13の回転角度を特定する。
圧力検知プログラム403bは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13に対する軸方向の圧力を検知する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bを実行することにより、操作者が回転操作子13に対して押下操作を行った場合に、回転操作子13が軸方向(前後方向)に押圧されたことを押圧検知部20の各感圧センサ201により検知する。
メインCPU401は、かかる圧力検知プログラム403bを実行することで、押圧検知部20と共に圧力検知手段として機能する。
力覚呈示プログラム403cは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13を操作する操作者に力覚を呈示する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合、力覚呈示プログラム403cを実行することにより、超音波モータ16により回転操作子13に回転力を付与して、当該回転操作子13を操作する操作者に力覚を呈示する。
より具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって感圧センサ201により回転操作子13に対する軸方向の所定の押圧(X1)が検知された際、力覚呈示プログラム403cを実行することにより、超音波モータ16により回転操作子13に回転力を付与して、回転操作子13を一方向に所定の角度だけ回転(順回転)させる。
そして、上記したように所定の押圧(X1)の検知に応じて回転操作子13を順回転させた後に、押圧の緩和に応じて回転操作子13を逆回転させる制御を行うこととしても良い。
具体的には、メインCPU401は、回転操作子13を順回転させた後も、感圧センサ201により回転操作子13に掛かる押圧の検知を続行する。すなわち、回転操作子13に所定の押圧(X1)以上の押圧が掛かっている間は、感圧センサ201は検知を続ける。そして、検出している時点において回転操作子13に掛かっている押圧が緩和した場合には逆回転を実行する。
なお、感圧センサ201により押圧の緩和が検知された際、回転操作子13を逆回転させないように設定することとしても良い。
また、このとき、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって検知された回転操作子13に対する軸方向の圧力の大きさに応じて、段階的に、力覚を変化させることもできる。
具体的には、軸方向の圧力の大きさが予め決められた範囲内(X1〜X2:X1<X2)の場合、回転操作子13に第1値の回転力を付与することで力覚を呈示し、軸方向の圧力の大きさがX2より大きい場合、回転操作子13に付与する回転力を第1値よりも大きな第2値の回転力とすることでより大きな力覚を呈示する。
なお、軸方向の圧力の大きさに応じて力覚を変化させ方法として、上記のように段階的に変化させる以外にも、連続的に変化させるようにすることとしても良い。
メインCPU401は、かかる力覚呈示プログラム403cを実行することで、力覚呈示手段として機能する。
押下位置特定プログラム403dは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13が押下された際の回転操作子13における押下位置を特定する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合、押下位置特定プログラム403dを実行することにより、感圧センサ201の各々で加圧量を検知し、各感圧センサ201の加圧量をベクトル演算して、回転操作子13の押圧された位置を特定し、その押圧された位置における押圧力を算出する。
具体的には、本実施形態においては4つの感圧センサ201が備えられており、例えば、各感圧センサ201に対応する4つの位置と、4つの感圧センサ201のうち隣り合う2つの感圧センサ201の中間に対応する4つの位置と、の8つの位置の特定が可能に構成されている。
メインCPU401は、かかる押下位置特定プログラム403dを実行することで、押下位置特定手段として機能する。
実行プログラム403eは、例えば、メインCPU401に、押下位置に基づく操作内容を実行する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、押下位置特定プログラム403dの実行によって回転操作子13が押下された際の回転操作子13における押下位置が特定された場合、実行プログラム403eを実行することにより、選択項目のうち、その特定された押下位置の方向にある項目を選択してその項目の内容を実行する。
メインCPU401は、かかる実行プログラム403eを実行することで、実行手段として機能する。
表示制御プログラム403fは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13に対する軸方向の圧力が検知された場合に、表示画面331に表示された画像の表示態様を変更する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合に、押下位置特定プログラム403dによって特定された押下位置に対応した表示画面331上の画像の表示制御を行う。すなわち、所定の圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する(図7参照。)。
メインCPU401は、かかる表示制御プログラム403fを実行することで、表示制御手段として機能する。
音声制御プログラム403gは、例えば、メインCPU401に、回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合に、音声を出力する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合に、音声出力部34のスピーカにより所定の音声を出力する。
メインCPU401は、かかる音声制御プログラム403gを実行することで、音声制御手段として機能する。
なお、本実施形態における回転式入力装置10は、上述の回転検出部14、超音波モータ16、押圧検知部20、制御部21、入出力部22、メイン制御部40によって構成されている。
次に、本実施形態の携帯電話機1(回転式入力装置10)の力覚呈示処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1において、操作者により回転操作子13に対する操作が行われると、ステップS2において、メイン制御部40は、かかる操作において、軸方向に所定の圧力(X1)が検知されるか否かを判断する。
そして、軸方向に所定の圧力が検知されない場合(ステップS2;NO)、続くステップS3において、メイン制御部40は、当該回転操作子13に対する操作に応じた処理を実行し、その後、ステップS2に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、軸方向に所定の圧力が検知された場合(ステップS2;YES)、続くステップS4において、メイン制御部40は、4つの感圧センサ201それぞれで検知された加圧量をベクトル演算して、回転操作子13における押下位置を特定する。
次いで、ステップS5において、メイン制御部40は、特定された押下位置における圧力の大きさ(X1〜X2であるか、X2以上であるか)を算出する。
次いで、ステップS6において、メイン制御部40は、算出した圧力の大きさに基づいて、付与する力覚のパターン(第1値の回転力か第2値の回転力か)を決定する。
次いで、ステップS7において、メイン制御部40は、回転操作子13に回転力を付与して操作者に力覚を呈示する。
次いで、ステップS8において、メイン制御部40は、表示制御処理又は音声出力処理を実行する。
次いで、ステップS9において、メイン制御部40は、軸方向の圧力が緩和したか否かを判断し、圧力が緩和していない場合(ステップS9;NO)、ステップS9に戻ってこの判断を繰り返す。
一方、軸方向の圧力が緩和した場合(ステップS9;YES)、続くステップS10において、メイン制御部40は、回転操作子13に回転力を付与して操作者に力覚を呈示する。
次いで、ステップS11において、メイン制御部40は、ステップS4で特定された押下位置に基づく各種操作を実行して、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、回転操作子13に対して軸方向の圧力が掛かった場合、回転操作子13に回転力が付与され当該回転操作子13を操作する操作者に力覚が呈示されることとなる。このため、回転操作子13の押圧操作に対して、よりリアルな操作感を実現され、操作者は、押圧操作による入力がなされたことを確実に認識することができる。
また、回転操作子13を前後方向に沈みこませずに力覚の呈示が可能であるため、装置の薄型化を実現することができる。
また、回転操作子に対して軸方向の圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、付与する力覚が変化するため、異なる大きさの押圧による入力操作を実感でき、よりリアルな操作感を実現することができる。
また、回転操作子13の押下位置に基づいて操作内容が特定されるため、より使いやすくすることができる。
また、回転操作子13に対して軸方向の圧力が検知された際に、回転操作子13を一方向に所定の角度回転させることで、操作者に好適な力覚を付与することができる。すなわち、操作者へ擬似的なクリック感を与えることができる。
また、回転操作子13に対して軸方向の圧力が検知された際に、回転操作子13を一方向に所定の角度回転させると共に、この軸方向の圧力が緩和された際に、回転操作子13を他方向に所定の角度回転させることで、操作者に好適な力覚を付与することができる。すなわち、操作者へ擬似的なクリック感を与えることができる。
また、回転操作子13に対して軸方向の圧力が検知された際に、表示画面331においてその時点で選択されていた選択部分の表示態様が変更されるため、力覚の付与と画面表示態様の変更が同時に実行されることとなり、より使いやすくすることができる。
また、回転操作子13に対して軸方向の圧力が検知された際に、音声が出力されるため、力覚が付与と音声出力が同時に実行されることとなり、より使いやすくすることができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る回転式入力装置を備える電子機器として携帯電話機を例示したが、本発明の回転式入力装置は携帯電話機に限られることなく、回転式入力装置による入力操作を行うことができる限り如何なる電子機器にも適用することができる。例えば、携帯型オーディオプレーヤ、PDA(Personal Digital Assistance)等の他の携帯型端末装置や、テレビジョン受像機等のAV機器、パーソナルコンピュータ等に本発明の回転式入力装置を適用しても良い。また、回転式入力装置は、電子機器に予め組み込まれていても良く、また、単体の外付け装置として電子機器に接続して使用することとしても良い。
また、例えば、上記実施形態では、回転操作子13の回転位置を検出する回転検出手段として、円環状のコードホイール141とフォトインタラプタ142とから成る光学式の回転検出部14を例示したが、回転検出部14は回転検出手段の一例であり、回転操作子13の回転位置を検出するものであれば如何なる構成を用いても良い。例えば、メカ式(接点式)、磁気式、電極の静電容量変化によって位置検出を行う静電式の回転検出手段等を用いることができる。
さらに、回転操作子13の回転量及び回転方向に加え、絶対位置を検出可能なアブソリュート型のロータリー・エンコーダを用いても良い。
また、例えば、上記実施形態では、回転操作子13を回転駆動させる回転駆動手段として超音波モータ16を例示したが、超音波モータ16は回転駆動手段の一例であり、回転操作子13を回転駆動させるものであれば如何なる構成を用いても良い。例えば、静電荷同士の吸引と反発を動力として駆動する静電アクチュエータや、磁場(磁界)と電力の相互作用による力を利用して駆動する電磁式アクチュエータ、磁歪アクチュエータ、油圧シリンダ、空気圧シリンダによるもの等を用いることができる。また、回転駆動手段における駆動の制御として、アクチュエータの動力をそのまま回転操作子等の被駆動体に伝えるものであってもよく、または、駆動パルス数に比例して動作するステッピングモータ等であっても良い。また、被駆動体を回転させることによって駆動するアクチュエータであってもよく、または、被駆動体をリニアに運動させることによって駆動するリニアアクチュエータであっても良い。
1 携帯電話機
10 回転式入力装置
13 回転操作子
14 回転検出部
141 コードホイール
142 フォトインタラプタ
16 超音波モータ(回転駆動手段)
20 押圧検知部(圧力検知手段)
201 感圧センサ
30 携帯電話機ユニット
33 表示部
331 表示画面
34 音声出力部
40 メイン制御部
401 メインCPU
402 RAM
403 ROM
403a 回転検出プログラム
403b 圧力検知プログラム(圧力検知手段)
403c 力覚呈示プログラム(力覚呈示手段)
403d 押下位置特定プログラム(押下位置特定手段)
403e 実行プログラム(実行手段)
403f 表示制御プログラム(表示制御手段)
403g 音声制御プログラム(音声制御手段)

Claims (8)

  1. 操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
    前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
    前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に、前記押圧操作による入力が行われたことを示す力覚を呈示する力覚呈示手段とを備え、
    前記圧力検知手段は、前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、
    前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
    前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする回転式入力装置。
  2. 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させることを特徴とする請求項1に記載の回転式入力装置。
  3. 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転式入力装置。
  4. 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の回転式入力装置。
  5. 操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
    前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
    前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に力覚を呈示する力覚呈示手段と、
    前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
    前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、を備え、
    前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させ、
    前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする回転式入力装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の回転式入力装置と、表示部と、を備えることを特徴とする電子機器
  7. 前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記表示部の表示画面に表示された画像のうち、前記押圧操作による圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 音声を出力する音声出力部と、
    前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記音声出力部から音声を出力させる音声制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
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