JP5610504B2 - 回転式入力装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
このような回転式入力装置では、単に回転操作子の回転操作を行うだけで、画面上の各選択項目が切替選択されるため、画面上の選択項目を選択したということを操作者が手や指の感覚として把握しにくいという問題があった。
また、特許文献2には、ダイヤルの回転操作の速度に応じて2種類の操作処理を切り替えることで、操作処理の違いを操作感覚にて認識可能とする技術が開示されている。
また、上記特許文献2の技術も同様に、ダイヤルの回転操作において操作処理の違いを操作感覚にて認識可能であるものの、ダイヤルを押下した場合には、操作感を与えることができないものであった。
すなわち、上記特許文献1、2の技術は何れも、回転操作子の押圧操作による入力が確実になされたか否かを判断できる感覚的な合図がなかった。
操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に、前記押圧操作による入力が行われたことを示す力覚を呈示する力覚呈示手段とを備え、
前記圧力検知手段は、前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする。
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させることを特徴とする。
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に力覚を呈示する力覚呈示手段と、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、を備え、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させ、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする。
請求項1〜5の何れか一項に記載の回転式入力装置と、表示部と、を備えることを特徴とする。
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記表示部の表示画面に表示された画像のうち、前記押圧操作による前記所定の圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する表示制御手段を備えることを特徴とする。
音声を出力する音声出力部と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記音声出力部から音声を出力させる音声制御手段を備えることを特徴とする。
本実施形態では、本発明に係る回転式入力装置を備える電子機器として、無線通信によって音声通話を行う携帯電話機を例示して説明することとする。
なお、以下の説明では、本実施形態の携帯電話機1において、回転式入力装置10や表示部33が備える表示画面331が配置された側を前側、回転式入力装置10や表示画面331が配置された側と対向する側を後側とする。そして、表示画面331が配置された側を上側、回転式入力装置10が配置された側を下側とし、前後方向及び上下方向の双方に直交する方向を左右方向とする。
ここで、「力覚」とは、単なる振動による触覚ではなく、回転操作子を回転させるときに指にかかる重さの感覚をいう。具体的には、回転が軽いと感じたり、重いと感じたりする感覚のことをいう。より具体的には、例えば、回転操作子13を3〜6msec或いは1〜5度で、且つ0.05Ncm以上の力で回転させる場合に指にかかる感覚をいう。
回転式入力装置10は、例えば、図2〜図5に示すように、操作者が手動で回転させることが可能な回転操作子13と、回転操作子13の後側に設けられ、回転操作子13を回転自在に支持する支持台18と、を備えており、全体が略円盤形状を成している。
前面部131は、操作者が回転操作を行うための操作面となっており、操作者は、前面部131の一点を指先で押えながら或いは周面部132を摘んで、回転操作子13を回転させることで、携帯電話機ユニット30に対する入力操作を行う。
回転操作子13は、例えばアルミニウム等の放熱性のある材料、外部からの衝撃に対する耐性が強い材料によって形成されていてもよいし、樹脂などによって形成されていてもよい。
各延出部1812には、ネジ取り付け用のネジ孔1812aと、ネジ孔1812aよりも外側の後面に後方に向かって延出する突起1812bと、が設けられている。
ベース181は、例えばポリカーボネート等の材料により形成されている。
また、PCB基板182の後面側には、回転操作子13に対する軸方向(前後方向)圧力を検知する圧力検知手段としての押圧検知部20が配置されている。
受光素子1422は、少なくとも2つの受光面を有し、互いに90度の位相差を有するA相、B相の検出信号を出力するようになっている。
フォトインタラプタ142は、発光素子1421がコードホイール141に向けて発した光の反射光を受光素子1422で受光してカウントすることで、回転操作子13の回転量及び回転方向を検出し、当該検出結果を制御部21に出力する。制御部21は、フォトインタラプタ142からの検出結果を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力し、そして、メイン制御部40において、当該検出結果に基づいて、回転操作子13の回転角度が特定される。
ステータ162の前部には、周方向に沿って配設された複数の凸部が備わり、ステータ162の後面には、駆動信号に基づく駆動電圧の印加に応じて振動エネルギーを発生させる複数の圧電素子163が、ステータ162の周方向に沿って配置されている。
ロータ161は、コードホイール141の内周側であって、ステータ162と回転操作子13とにより挟まれる位置に配設され、ロータ161の中心が回転操作子13の中心と一致するように配置された状態で、平板円環状の両面テープ15によって回転操作子13に固定されており、回転操作子13の回転に連動して回転する。すなわち、ロータ161の前面は、回転操作子13の前面部131の後面に接着された両面テープ15の後面に接着されており、そして、ロータ161は、その後面が、ステータ162の凸部と接触している。ロータ161の後面は摩擦係数が高くなっており、その後面に接触するステータ162の振動により発生する進行波の向きと反対方向に回転するようになっている。
押圧検知部20は、回転操作子13が軸方向(前後方向)に押圧されたことを各感圧センサ201で検知し、当該検知結果を制御部21に出力する。
制御部21は、押圧検知部20からの検知結果を、入出力部22を介してメイン制御部40に出力する。そして、メイン制御部40において、当該検知結果に基づいて、回転操作子13の押圧された位置が特定され、この回転操作子13の押圧された位置における押圧力が算出される。
なお、感圧センサ201としては、例えば、抵抗膜式、拡散式、成膜式、静電容量式、機械式等の感圧センサを用いることができる。
また、本実施形態では4つの感圧センサ201を備えた構成について説明したが、感圧センサ201の数は、4つに限ることはなく、2つ以上であれば任意である。
制御部21は、入出力部22を介してメイン制御部40と接続しており、回転式入力装置10を構成する各部から入力された信号を、メイン制御部40に出力すると共に、メイン制御部40から入力される制御信号に従って、回転式入力装置10を構成する各部の動作を集中制御する。
具体的には、入出力部22は、回転検出部14から出力される回転量や回転方向に基づいて、制御部21において検出された回転操作子13の回転位置である回転角度を示す信号を、携帯電話機ユニット30側に送信する。また、入出力部22は、PCB基板182の後側に配設された4つの各感圧センサ201から出力される検出値に基づいて、制御部21において検出された回転操作子13の回転操作における押圧力及び押圧位置を示す信号を、携帯電話機ユニット30側に送信する。
なお、回転検出部14や各感圧センサ201から出力される信号を、A/D変換せずに、アナログ信号のまま携帯電話機ユニット30側に送信するように構成されていても良い。
携帯電話機ユニット30は、図2に示すように、アンテナ(図示省略)を備え、外部機器との間で無線信号を送受信する通信部31と、操作者が第三者と通話を行う通話部32と、表示画面331上に各種画面を表示させる表示部33と、音声出力を行う音声出力部34と、携帯電話機1全体を統括制御するメイン制御部40と、を備えて構成される。
なお、外部機器との間で無線信号による通話機能を実現するための通信部31や通話部32は、公知の技術を用いるため、詳しい説明は省略する。
表示画面331に表示された各種画面は、操作者による回転操作子13の回転操作や押下操作に応じて切替えられる。
ここで、表示態様の変更とは、選択部分を、それ以外の部分と識別可能な表示に変更することであって、例えば、色彩の反転、縁取り、影付け、等の強調表示である。図7は、押下操作によって選択されたサムネイル画面が縁取りで強調表示されている状態を示した例である。
このように操作者により回転操作子13の前面部131が押下操作された場合、メイン制御部40は、押下操作された時点で選択されていた画像(押下位置)に基づく各種操作を実行する。各種操作の具体的な内容としては、例えば、図6、7に示すように、電話機能、メール機能、アドレス帳表示、カレンダー表示、WEB接続、RSSリーダー機能、カメラ撮影、ノート機能、ヘルプ機能、ミュージック機能、写真表示、地図表示、などの既知の機能が挙げられる。
なお、ROM403に、回転操作子13の押下位置と、押下位置毎に割当られた操作内容と、を対応付けた操作内容特定テーブルを記憶させ、操作者により任意の位置が押下された際に、メインCPU401はこの操作内容特定テーブルを参照して、処理を実行することとしても良い。
具体的には、メインCPU401は、回転検出プログラム403aを実行することにより、操作者が回転操作子13に対して回転操作を行った場合に、回転操作子13の回転量及び回転方向をフォトインタラプタ142により検出し、当該検出結果に基づいて、回転操作子13の回転角度を特定する。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bを実行することにより、操作者が回転操作子13に対して押下操作を行った場合に、回転操作子13が軸方向(前後方向)に押圧されたことを押圧検知部20の各感圧センサ201により検知する。
メインCPU401は、かかる圧力検知プログラム403bを実行することで、押圧検知部20と共に圧力検知手段として機能する。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合、力覚呈示プログラム403cを実行することにより、超音波モータ16により回転操作子13に回転力を付与して、当該回転操作子13を操作する操作者に力覚を呈示する。
具体的には、メインCPU401は、回転操作子13を順回転させた後も、感圧センサ201により回転操作子13に掛かる押圧の検知を続行する。すなわち、回転操作子13に所定の押圧(X1)以上の押圧が掛かっている間は、感圧センサ201は検知を続ける。そして、検出している時点において回転操作子13に掛かっている押圧が緩和した場合には逆回転を実行する。
具体的には、軸方向の圧力の大きさが予め決められた範囲内(X1〜X2:X1<X2)の場合、回転操作子13に第1値の回転力を付与することで力覚を呈示し、軸方向の圧力の大きさがX2より大きい場合、回転操作子13に付与する回転力を第1値よりも大きな第2値の回転力とすることでより大きな力覚を呈示する。
なお、軸方向の圧力の大きさに応じて力覚を変化させ方法として、上記のように段階的に変化させる以外にも、連続的に変化させるようにすることとしても良い。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合、押下位置特定プログラム403dを実行することにより、感圧センサ201の各々で加圧量を検知し、各感圧センサ201の加圧量をベクトル演算して、回転操作子13の押圧された位置を特定し、その押圧された位置における押圧力を算出する。
具体的には、本実施形態においては4つの感圧センサ201が備えられており、例えば、各感圧センサ201に対応する4つの位置と、4つの感圧センサ201のうち隣り合う2つの感圧センサ201の中間に対応する4つの位置と、の8つの位置の特定が可能に構成されている。
メインCPU401は、かかる押下位置特定プログラム403dを実行することで、押下位置特定手段として機能する。
具体的には、メインCPU401は、押下位置特定プログラム403dの実行によって回転操作子13が押下された際の回転操作子13における押下位置が特定された場合、実行プログラム403eを実行することにより、選択項目のうち、その特定された押下位置の方向にある項目を選択してその項目の内容を実行する。
メインCPU401は、かかる実行プログラム403eを実行することで、実行手段として機能する。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合に、押下位置特定プログラム403dによって特定された押下位置に対応した表示画面331上の画像の表示制御を行う。すなわち、所定の圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する(図7参照。)。
メインCPU401は、かかる表示制御プログラム403fを実行することで、表示制御手段として機能する。
具体的には、メインCPU401は、圧力検知プログラム403bの実行によって回転操作子13に対する軸方向の所定の圧力が検知された場合に、音声出力部34のスピーカにより所定の音声を出力する。
メインCPU401は、かかる音声制御プログラム403gを実行することで、音声制御手段として機能する。
まず、ステップS1において、操作者により回転操作子13に対する操作が行われると、ステップS2において、メイン制御部40は、かかる操作において、軸方向に所定の圧力(X1)が検知されるか否かを判断する。
そして、軸方向に所定の圧力が検知されない場合(ステップS2;NO)、続くステップS3において、メイン制御部40は、当該回転操作子13に対する操作に応じた処理を実行し、その後、ステップS2に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、軸方向に所定の圧力が検知された場合(ステップS2;YES)、続くステップS4において、メイン制御部40は、4つの感圧センサ201それぞれで検知された加圧量をベクトル演算して、回転操作子13における押下位置を特定する。
次いで、ステップS5において、メイン制御部40は、特定された押下位置における圧力の大きさ(X1〜X2であるか、X2以上であるか)を算出する。
次いで、ステップS6において、メイン制御部40は、算出した圧力の大きさに基づいて、付与する力覚のパターン(第1値の回転力か第2値の回転力か)を決定する。
次いで、ステップS7において、メイン制御部40は、回転操作子13に回転力を付与して操作者に力覚を呈示する。
次いで、ステップS8において、メイン制御部40は、表示制御処理又は音声出力処理を実行する。
次いで、ステップS9において、メイン制御部40は、軸方向の圧力が緩和したか否かを判断し、圧力が緩和していない場合(ステップS9;NO)、ステップS9に戻ってこの判断を繰り返す。
一方、軸方向の圧力が緩和した場合(ステップS9;YES)、続くステップS10において、メイン制御部40は、回転操作子13に回転力を付与して操作者に力覚を呈示する。
次いで、ステップS11において、メイン制御部40は、ステップS4で特定された押下位置に基づく各種操作を実行して、本処理を終了する。
また、回転操作子13を前後方向に沈みこませずに力覚の呈示が可能であるため、装置の薄型化を実現することができる。
さらに、回転操作子13の回転量及び回転方向に加え、絶対位置を検出可能なアブソリュート型のロータリー・エンコーダを用いても良い。
10 回転式入力装置
13 回転操作子
14 回転検出部
141 コードホイール
142 フォトインタラプタ
16 超音波モータ(回転駆動手段)
20 押圧検知部(圧力検知手段)
201 感圧センサ
30 携帯電話機ユニット
33 表示部
331 表示画面
34 音声出力部
40 メイン制御部
401 メインCPU
402 RAM
403 ROM
403a 回転検出プログラム
403b 圧力検知プログラム(圧力検知手段)
403c 力覚呈示プログラム(力覚呈示手段)
403d 押下位置特定プログラム(押下位置特定手段)
403e 実行プログラム(実行手段)
403f 表示制御プログラム(表示制御手段)
403g 音声制御プログラム(音声制御手段)
Claims (8)
- 操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に、前記押圧操作による入力が行われたことを示す力覚を呈示する力覚呈示手段とを備え、
前記圧力検知手段は、前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする回転式入力装置。 - 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させることを特徴とする請求項1に記載の回転式入力装置。
- 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転式入力装置。
- 前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の回転式入力装置。
- 操作者の回転操作を受けて、軸周りに回転可能な回転操作子と、
前記回転操作子に回転力を付与する回転駆動手段と、
前記回転操作子の軸周りに複数個設置されており、前記回転操作子に対する軸方向の押圧操作による圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記回転駆動手段により前記回転操作子に回転力を付与して当該回転操作子を操作する操作者に力覚を呈示する力覚呈示手段と、
前記圧力検知手段の各々で検知された加圧量をベクトル演算して、前記回転操作子における押下位置を特定する押下位置特定手段と、
前記押下位置特定手段により特定された押下位置に基づく操作内容を実行する実行手段と、を備え、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により検知された圧力の大きさに応じて、段階的に若しくは連続的に、前記力覚を変化させ、
前記力覚呈示手段は、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された際に、前記回転操作子を一方向に所定の角度回転させると共に、その後、前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力の緩和が検知された際に、前記回転操作子を他方向に所定の角度回転させることで操作者へ前記力覚を付与することを特徴とする回転式入力装置。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の回転式入力装置と、表示部と、を備えることを特徴とする電子機器。
- 前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記表示部の表示画面に表示された画像のうち、前記押圧操作による圧力が検知された時点で選択されていた選択部分の表示態様を変更する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
- 音声を出力する音声出力部と、
前記圧力検知手段により前記押圧操作による圧力が検知された場合に、前記音声出力部から音声を出力させる音声制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
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