JP5606035B2 - ノイズ低減装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばノート型パーソナルコンピュータ(以下、適宜、「ノートパソコン」と略称する)などの電子機器でカメラ装置を備えたものに組み込まれるノイズ低減装置に関する。
周知のように、近年では、例えばノートパソコン等の電子機器においてカメラ装置を備えたものが普及しつつある。尚、特に、携帯性が求められるノートパソコン等については、堅牢性を確保する等のために、その筐体が例えばマグネシウム(Mg)などの金属材料を用いて成形により製作されるものが多くなって来ている。
電子機器に備えられるカメラ装置は、一般に、当該カメラ装置を駆動制御するカメラ駆動回路を実装したモジュール基板(カメラモジュール基板)に搭載されている。そして、カメラ装置の動作中においては、前記カメラ駆動回路から電波ノイズが輻射(放射)される。つまり、カメラモジュール基板上のカメラ駆動回路は、電波的には一種のノイズ源としての一面を有していることになる。
ところで、近年では、外部との無線通信機能を有する電子機器が広範に普及しており、例えばノートパソコン等についても、外部との無線通信のために無線通信用のアンテナを内蔵したものが多くなって来ている。また、例えばノートパソコン等の電子機器に備えられる表示パネルには、多くの場合、当該表示パネルの表示動作を駆動制御する表示駆動回路を実装した表示モジュール基板が付設されている。
従って、カメラ装置を電子機器に備える場合、当該カメラ装置のカメラ駆動回路と、同じ電子機器に内蔵された無線通信用アンテナ及び前記表示パネルの表示駆動回路などとの電波的な干渉が問題となる。つまり、カメラ駆動回路から輻射されるノイズが、無線通信用アンテナのアンテナ特性(特に受信感度)や表示パネルの表示特性に悪影響を及ぼすという問題が生じる。また、同じ電子機器に内蔵されたものでなくても、当該電子機器の近辺に存在する例えば携帯電話等の他の電子機器類についても、その動作特性等に悪影響を及ぼし兼ねない、といった問題がある。
かかる問題に対して、ノイズ源であるカメラ駆動回路を実装したカメラモジュール基板を導電体テープ等で被覆することでノイズの低減を図る方法が知られている。例えば、特許文献1には、導電繊維や導電シート等でなる導電体層を含むシート状の放射ノイズ抑制体を、回路基板に実装されたCPUの上面に貼着して、回路基板から放射されるノイズを低減するようにした構成が開示されている。
特開2000−133986号公報
しかしながら、前記従来のようにカメラモジュール基板を導電体テープ等で覆う方法では、導電体テープ等の貼着作業に手間が掛かる上、基板を導電体で覆うことに伴って当該基板に絶縁物を設置する必要が生じ、部品点数の増加と作業工数の更なる増大を招くという問題があった。
本発明は、かかる技術課題に鑑みてなされたもので、比較的簡単な構成で、電子機器に備えるカメラ装置のカメラ駆動回路から輻射されるノイズが周囲に及ぼす影響を抑制できるノイズ低減装置を提供することを、基本的な目的とする。
このため、本発明に係るノイズ低減装置は、カメラ装置の駆動回路基板を金属筐体内部に配置した電子機器に組み込まれるノイズ低減装置であって、前記金属筐体と一体的に形成されて前記駆動回路基板の周縁を囲む導電性枠体を備え、前記金属筐体と前記導電性枠体とで、前記駆動回路基板を収容する凹所が形成され、前記導電性枠体には、当該導電性枠体の一部を切り欠いて形成した開口から枠体外部へ通じる通路を形成する一対の導電性通路壁が付設されるとともに、該一対の導電性通路壁に跨って配置され、これら導電性通路壁および導電性通路底部と協働して、前記通路内を通って前記駆動回路基板に接続されるケーブルを囲む導電性封止部材を更に備え、前記金属筐体は、外板と、前記外板に対向するベースフレームとを有し、前記外板は、背面パネルと、前記背面パネルの上部に接合される上部カバーとを有し、前記金属筐体の、前記上部カバーが前記ベースフレームに対向する箇所には前記導電性枠体および導電性通路壁が形成され、前記背面パネルと前記ベースフレームとの間には液晶パネルが配置され、前記導電性封止部材は柔軟性の高い材料で形成されたガスケットである、ことを特徴としたものである。
本発明によれば、カメラ装置の駆動回路基板の周縁を囲む導電性枠体と金属筐体とで形成された凹所内に前記駆動回路基板を収容することにより、当該駆動回路基板からのノイズが凹所の外部に輻射されることを有効に抑制できる。すなわち、金属筐体と一体的に形成された導電性枠体を設けるだけの比較的簡単な構成で、カメラ装置の駆動回路からのノイズが前記凹所の外部に輻射されて周囲に悪影響を及ぼすことを、有効に抑制することができる。また、前記導電性枠体の一部を切り欠いて形成した開口から枠体外部へ通じる通路を通ってカメラ装置の駆動回路基板に接続されるケーブルは、前記通路を形成する導電性通路壁および導電性通路底部と導電性封止部材とによって前記通路内で囲まれるので、前記ケーブルを通す通路部分からノイズが導電性枠体の外部に輻射されることも効果的に抑制できる。
実施形態に係るノートパソコンの使用可能状態を示す全体斜視図 前記ノートパソコンの不使用状態を示す全体斜視図 前記ノートパソコンの不使用状態における平面図 前記ノートパソコンの不使用状態における側面図 前記ノートパソコンの第1筐体の構成を概略的に示す分解斜視図 前記第1筐体のカメラモジュール基板取付部を拡大して示す拡大正面図 前記カメラモジュール基板取付部を拡大して示す拡大斜視図 前記カメラモジュール基板を取り付けた状態を拡大して示す拡大正面図 前記カメラモジュール基板の下方にガスケットを装着した状態を示す拡大正面図 図9のY10−Y10線に沿った縦断面図
本発明のノイズ低減装置は、上述の構成を基本として、以下のような態様をとることができる。すなわち、上述の構成のノイズ低減装置において、前記導電性通路壁は前記上部カバーに形成された多数の平行な突出片のうちの一対であり、前記導電性封止部材は、前記導電性通路壁に加え前記多数の突出片に跨って配置されている、ことが好ましい。
この場合には、導電性封止部材を、導電性通路壁に加え多数の突出片に跨って安定した配置とすることができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施形態について、所謂ノートパソコンを例にとって、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語、「時計回り方向」、「反時計回り方向」)を使用する場合があるが、それらの使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものではない。
図1及び図2は、本実施形態に係るノートパソコンの使用可能状態(開状態)および不使用状態(閉状態)をそれぞれ示す斜視図である。また、図3及び図4は、前記ノートパソコンの不使用状態における平面図および側面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る情報処理装置としてのノートパソコンWは、例えば液晶式とされた表示パネル画面を有する表示部10と、該表示部10に入力される表示信号を生成し得る操作制御部30とを備えている。該操作制御部30は、キーボード等の入力装置32、該入力装置32による入力操作等に基づいて表示部へ出力する表示信号を生成する信号処理回路や中央演算処理装置(所謂CPU)、更にはそれらの周辺部品(何れも不図示)などを含むものである。また、ユーザ(使用者)がノートパソコンWを操作する操作状態において当該ユーザから見てキーボード32の手前側には、タッチパッド33が設けられており、ユーザはこのタッチパッド33を上下左右になぞるだけで、カーソルの移動や表示画面12のスクロール等を行うことができる。
前記表示部10は、表示部側の筐体11(第1筐体)に格納されてその周縁および背面が覆われており、一方、制御操作部30は操作制御部側の筐体31(第2筐体)に格納され、両筐体11,31は、ヒンジ機構20により開閉可能に結合されている。
より詳しく説明すれば、第1筐体11および第2筐体31は共に、平面視における全体としての基本形状が略長方形状に形成されており、その一辺11r,31r側(つまり、ユーザがノートパソコンWを操作する操作状態における当該ユーザから見た後辺側)どうしをヒンジ機構20を介して結合することにより、ヒンジ軸21(図4参照)を中心にして両筐体が相対的に開閉動作を行えるようになっている。尚、本明細書において、前記「長方形」とは、その一形態として「正方形」である場合を含むものである。
図5は、第1筐体11の構成を概略的に示す分解斜視図である。この図に示すように、第1筐体11は、正面視で四辺形の枠状をなすベースフレーム14と、該ベースフレーム14と対向配置される背面パネル15と、該背面パネル15の上部に接合される上部カバー16とで構成されている。尚、前記ベースフレーム14の基端側の左右両端部には、ヒンジ機構20のカバー体25(ヒンジカバー)が一体に形成されている。かかるヒンジカバー25をベースフレーム14とは別体に設けても良い。このベースフレーム14の枠体の前面部分は、表示部10の組立状態で、第1筐体11の外縁と表示画面12のガラス板との間に位置する縁取り部分となる所謂エスカッション部分14aであり、一種の化粧板の役割を果たしている。
表面がガラス板で覆われた液晶パネル18は、ベースフレーム14と背面パネル15及び上部カバー16との間に保持される。この背面パネル15と上部カバー16とを一体的に接合することで、第1筐体11の外板17(アウタパネル)が構成されている。
また、前記液晶パネル18の下端側には、その表示を駆動制御する表示駆動回路を実装した表示モジュール基板Sdが付設されている。
前記背面パネル15は、好ましくは機械的剛性等の点で、例えばマグネシウム(Mg)等の金属製であり、ベースフレーム14は、好ましくは、例えばプラスチック製である。また、上部カバー16は、例えば天井パネル16a等を含む一部がプラスチック製で、他の部分は例えばマグネシウム等の金属製である。尚、第2筐体31の主要部分も、好ましくは機械的剛性等の点で、例えばマグネシウム等の金属製である。
本実施形態では、前記第1筐体11側に、外部との無線通信用のアンテナAnが取り付けられる。この無線通信用アンテナAnとしては、基板(アンテナ基板)上にアンテナパターンを構成した薄型でコンパクトなものが採用されている。尚、かかる無線通信用アンテナAnをノートパソコンWの筐体に取り付ける場合、より良好なアンテナ特性を確保するためには、一般に、使用時にユーザの手指が触れ易い操作制御部側の第2筐体31よりも表示部側の第1筐体11に取り付ける方が好ましい、とされている。
また、表示部側の第1筐体11にアンテナを取り付ける場合、アンテナ基板Anの液晶パネル18からの距離(つまり、液晶パネル18の表示モジュール基板Sdからの距離)を大きく保つほど、表示モジュール基板Sdに実装されたノイズ発生源としての表示駆動回路から遠くなり、より良好なアンテナ特性が得られることが知られている。
このため、本実施形態では、第1筐体11の前記一辺11r側(ヒンジ側)と対向する他辺11f側(図1及び図4参照)の端部に位置する上部カバー16の天井パネル16aの内面に沿って、アンテナ基板Anが配置されている。本実施形態では、4枚のアンテナ基板Anが、上部カバー16のプラスチック製天井パネル16aに沿って平行に延びるように配置され、該天井パネル16aの内面に、例えば接着剤を適用して貼り付けられている。
尚、上部カバー16の天井パネル16aを除く部分は、例えばマグネシウム(Mg)等の金属製であり、アンテナ基板Anは、その側端部の近傍が、金属製のクリップ金具(不図示)を介して上部カバー16の金属部分に接続されて接地される。前記クリップ金具には、アンテナ基板An上のアンテナ素子に接続されたアンテナケーブル(不図示)の接続端部の近傍が保持される。
本実施形態では、この4枚のアンテナ基板Anの中央の2枚の間に位置する領域に、カメラ装置Cmが配置されている。このカメラ装置Cmは、当該カメラ装置Cmを駆動制御するカメラ駆動回路(不図示)を実装したモジュール基板Sc(カメラモジュール基板)に搭載されている。該カメラモジュール基板Scは、正面視で長方形の板状に形成されている。尚、カメラ装置Cmの配設位置に対応して、第1筐体11のベースフレーム14のエスカッション部分14aの上部中央には、カメラ装置Cmのレンズを臨ませるためのレンズ開口部14hが設けられている。
図6及び図7は前記第1筐体11のカメラモジュール基板Scの取付部をそれぞれ拡大して示す拡大正面図および拡大斜視図、図8は前記取付部にカメラモジュール基板Scを取り付けた状態を拡大して示す拡大正面図、図9は前記カメラモジュール基板Scの下方に導電性ガスケットを装着した状態を示す拡大正面図、また、図10は、図9のY10−Y10線に沿った縦断面図である。
図6及び図7から良く分かるように、第1筐体11の上部カバー16の天井パネル16aの近傍で、正面視において中央の2枚のアンテナ基板Anの間に位置する領域、つまりカメラ装置Cmの配設位置に対応する領域には、カメラモジュール基板Scを収容する基板収容凹所40が設けられている。該基板収容凹所40は、より好ましくは、上部カバー16の金属部分と一体成形されており、上部カバー16の壁部でなる底壁部41と、カメラモジュール基板Scの周縁を囲む正面視で長方形状の枠体部42とで構成されている。前記底壁部41には、ネジ部材39(図8及び図9参照)を用いて前記カメラモジュール基板Scを締結固定するための複数の固定用ボス部41bが立設されている。
前記枠体部42は、天井パネル16aと近接した上壁部42aと、該上壁部42aに対向して平行に延びる下壁部42bと、該下壁部42bと前記上壁部42aとを連結する左右の側壁部42c,42dとで構成されている。
図8及び図9から良く分かるように、カメラモジュール基板Scは、基板収容凹所40内に収容した上でネジ部材39を固定用ボス部41bにねじ込むことにより、前記基板収容凹所40内に(つまり、上部カバー16の金属部分でなる底壁部41と、上部カバー16の金属部分と一体成形された導電性の枠体部42とで形成された凹所40内に)固定されている。
このように、上部カバー16の金属部分でなる底壁部41と、上部カバー16の金属部分と一体成形された導電性の枠体部42とで形成された基板収容凹所40内に、カメラ装置Cmのカメラモジュール基板Scを収容することにより、当該カメラモジュール基板Scからのノイズが基板収容凹所40の外部に輻射されることを有効に抑制できる。すなわち、第1筐体11の上部カバー16の金属部分と一体的に形成された導電性枠体部42を設けるだけの比較的簡単な構成で、カメラ装置Cmのカメラモジュール基板Scからのノイズが前記凹所40の外部に輻射されて周囲に悪影響を及ぼすことを、有効に抑制することができるのである。
すなわち、当該カメラ装置Cmのカメラモジュール基板Scから輻射されるノイズが、同じノートパソコンWに内蔵された無線通信用アンテナAnのアンテナ特性(特に受信感度)や液晶パネル18の表示特性、更には、当該ノートパソコンWの近辺に存在する例えば携帯電話等の他の電子機器類についても、その動作特性等に悪影響を及ぼすことを、有効に抑制することができる。
また、前記基板収容凹所40の枠体部42の一部を構成する下壁部42bには、その一部を切り欠いて開口部42hが形成されている。この下壁部42bの外側には、下壁部42bと一体成形された多数の平行な突出片43が外方に向かって延びている。この多数の突出片43は、後述するガスケット50の導通と、基板収容凹所40の下壁部42bの機械的強度を向上させている。これら突出片43の中央の2枚43cは、前記開口部42hの左右の縁部から外方へ向かって延設され、開口部42hから枠体部42の外部へ通じる通路44を形成する一対の導電性通路壁43cを構成している。
この通路44の底部には、カメラ装置Cmのカメラモジュール基板Scに接続されるケーブル49(所謂、インターフェイス・ケーブル)を載せるケーブル台座44bが、第1筐体11の上部カバー16の金属部分と一体成形されている。
更に、前記下壁部42bの左右延長部分42eの外側には、導電性封止部材としての導電性ガスケット50を載置させるガスケット装着部45が、第1筐体11の上部カバー16の金属部分と一体成形されている。
本実施形態では、図9及び図10に示すように、前記開口部42hから枠体部42の外部へ通じる通路44を形成する一対の導電性通路壁43cを跨るようにして、導電性ガスケット50が配設されている。この導電性ガスケット50は、導電性が付与された例えばゴム又は軟質樹脂など柔軟性の高い材料を用いて、図10に示されるように、より好ましくは押圧力に対して弾性変形するように中空状に形成されている。そして、この導電性ガスケット50が、前記導電性通路壁43c、多数の突出片43および導電性通路台座44bと協働して、前記通路44内を通ってカメラモジュール基板Scに接続されるインタフェース・ケーブル49を囲んでいる。
このように、導電性の枠体部42の一部を切り欠いて形成した開口部42hから枠体部42の外部へ通じる通路44を通ってカメラ装置Cmのカメラモジュール基板Scに接続されるケーブル49は、前記通路44を形成する導電性通路壁43cおよび導電性通路台座44bと導電性ガスケット50とによって前記通路44内で囲まれるので、前記ケーブル49を通す通路44部分からノイズが導電性枠体部42の外部に輻射されることも効果的に抑制できるのである。
尚、以上の説明は、ノートパソコンを例にとったものであったが、本発明はかかる場合に限定されるものではなく、カメラ装置の駆動回路基板を金属筐体内部に配置した他の種々の電子機器に組み込まれるノイズ低減装置においても、有効に適用することができる。
このように、本発明は、上述の実施形態や変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や設計上の改良等を行い得るものであることは、言うまでもない。
本発明は、例えばノートパソコンなどの電子機器におけるノイズ低減装置として、有効に利用することができる。
11 第1筐体
16 第1筐体の上部カバー
18 液晶パネル
40 基板収容凹所
41 底壁部
42 枠体部
42h 枠体部の開口部
43c 通路壁
44 通路
44b 通路の台座
45 ガスケット装着部
49 インタフェース・ケーブル
50 導電性ガスケット
Cm カメラ装置
Sc カメラモジュール基板
W ノートパソコン

Claims (2)

  1. カメラ装置の駆動回路基板を金属筐体内部に配置した電子機器に組み込まれるノイズ低減装置であって、
    前記金属筐体と一体的に形成されて前記駆動回路基板の周縁を囲む導電性枠体を備え、
    前記金属筐体と前記導電性枠体とで、前記駆動回路基板を収容する凹所が形成され、
    前記導電性枠体には、当該導電性枠体の一部を切り欠いて形成した開口から枠体外部へ通じる通路を形成する一対の導電性通路壁が付設されるとともに、
    該一対の導電性通路壁に跨って配置され、これら導電性通路壁および導電性通路底部と協働して、前記通路内を通って前記駆動回路基板に接続されるケーブルを囲む導電性封止部材を更に備え、
    前記金属筐体は、外板と、前記外板に対向するベースフレームとを有し、
    前記外板は、背面パネルと、前記背面パネルの上部に接合される上部カバーとを有し、
    前記金属筐体の、前記上部カバーが前記ベースフレームに対向する箇所には前記導電性枠体および導電性通路壁が形成され、
    前記背面パネルと前記ベースフレームとの間には液晶パネルが配置され、
    前記導電性封止部材は柔軟性の高い材料で形成されたガスケットである、
    ことを特徴とするノイズ低減装置。
  2. 前記導電性通路壁は前記上部カバーに形成された多数の平行な突出片のうちの一対であり、
    前記導電性封止部材は、前記導電性通路壁に加え前記多数の突出片に跨って配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
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