JP5603353B2 - 防湿シール - Google Patents

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Description

本発明は、防湿シールに関する。
従来、用途(使用目的)は相違するが、図14に示すように、ゴム製のOリング31と横断面C字型の樹脂皮膜32にて、180°の範囲にわたって被覆したシール30が知られている。例えば、特許文献1にあっては、樹脂皮膜32が耐腐食性樹脂として、腐食ガス側33に配置して、ゴム製Oリング31を腐食から保護するシール30であった。
さらに、従来、ゴム製Oリングの横断面における360°全周にわたって樹脂フィルムを被覆したシールも公知である(特許文献2参照)。
ところで、精密電気機器や精密光学機器等に於て、湿気の低減を強く要望される場合がある。つまり、大気中の湿気の浸入を、極端に嫌う内部の部位が存在する場合がある。
特開平11−2328号公報 特開平1−120484号公報
上述のように、大気中の湿気を極端に嫌う要望に対し、図14に例示の従来の構造のシール30を使用した場合、防湿機能が不十分であることが判明した。即ち、図14のシール30は断面が円形であるため、相手部材34から圧縮荷重を受けた圧縮使用状態に於て、樹脂皮膜32がシール溝底面35及び相手部材34に密着する範囲が少ないと共に、その境目36がシール溝底面35及び相手部材34に対して、安定した形状で接触せず、気密性(シール性)自体に問題を生じ、湿気を十分に遮断することが難しい。また、断面が円形であるので、撚れを生じ易く、180°の位置に存在する境目36が(回転方向に)位置ずれして、ゴム製のOリング31の内部を介して、湿気が浸入する場合もあって、湿気を完全に遮断することが至難であった。また、特許文献2に開示されたシールでは、全外表面が樹脂フィルムからなるOリングであるため、気密性が満足できない場合が多く、密封すべき2つの面と面との間隙寸法にばらつきが大きい場合には、一層、気密性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、防湿性能に優れ、安定して湿気の浸入を阻止でき、かつ、気密性にも優れた簡易な構造のシールを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、湿潤気体側から乾燥気体側へ湿気が通過するのを防止する防湿シールであって、横断面形状が、第1膨出部と第2膨出部が中間首部を介して連結された一体形状であって、湿潤気体側に配設される上記第1膨出部は、相手面に直交する方向に長軸を有する楕円形であり、ゴムシール面部を有し、かつ、乾燥気体側に配設される第2膨出部は、内部ゴム部と、該内部ゴム部を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜とから、構成されており、上記防湿樹脂被膜によって防湿樹脂シール面部が形成され、乾燥気体側端面部がアール状先端部に形成され、該先端部の曲率半径より大きな曲率半径乃至ストレート状の勾配面をもって肉厚寸法が増加しつつ、丸山型の上記防湿樹脂シール面部に連続し、全体横断面形状は、丸味のあるヤジリ形状乃至先細舌片状であって、基端部から上記ゴムシール面部までの寸法W と、上記先端部から上記防湿樹脂シール面部までの寸法W 10 を、W 10 >W に設定したものである。
また、上記中間首部は、弯曲凹状の凹窪部を有し、上記第2膨出部の全体外表面を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜は、湿潤気体側へ連続して延伸されて、上記凹窪部の全外表面を被覆して、先端は上記第1膨出部の裾まで至っているものである。
本発明に係る防湿シールによれば、第1膨出部のゴムシール面部は十分な弾発力を発揮してシール性を維持し、かつ、第2膨出部は湿気の通過を確実に阻止し、全体として、気密性(密封性能)と優れた防湿性を発揮する。
特に、湿気難透過性樹脂にて樹脂皮膜を形成すれば、内部ゴム部の弾発力を受けて、樹脂シール面部が弾発的に強く相手部材と圧接し、一層優れた気密性(密封性能)と防湿性を発揮できる。
本発明の第1の実施の形態を示す要部断面図である。 装着未圧縮状態の要部断面図である。 寸法関係の説明図である。 圧縮使用状態を示す要部断面図である。 製造方法を説明する要部断面図である。 製造方法を説明する要部断面図である。 製造方法を説明する要部断面図である。 1の参考例を示す要部断面図である。 2の参考例を示す要部断面図である。 の実施の形態を示す要部断面図である。 3の参考例を示す要部断面図である。 4の参考例を示す要部断面図である。 5の参考例を示す要部断面図である。 従来例を示す要部断面図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1〜図7に示した第1の実施の形態に於て、本発明に係る防湿シールSは、精密電気機器、精密電子応用機器、精密光学機器等に使用され、大気等の湿潤気体側Yから(密封空室部として上記各機器の内部に相当する)乾燥気体側Zへ湿気が(図4中の矢印F方向に)通過するのを防止するシールである。いわゆるフランジタイプの場合を例示している。
この防湿シールSの横断面形状は、第1膨出部1と第2膨出部2が中間首部3を介して連結された一体形状であって、第1膨出部1は湿潤気体側Yに配設され、この第1膨出部1は(中間首部3近傍の外表面を除いた)略全体がゴムにて形成され、従って、相手面4,5に対して(図4のように)圧接するゴムシール面部6,6を有する。
そして、乾燥気体側Zに配設される上記第2膨出部2は、内部ゴム部7と、該内部ゴム部7を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜8とから、構成されている。このようにして、第2膨出部2は、少なくともその外表面が(湿気難透過性樹脂から成る)防湿樹脂シール面部10,10を有する。従って、図4に示すように、相手面4,5に対して圧接する防湿樹脂シール面部10,10が形成される。
ところで、図1〜図7に示した第1の実施の形態では、固定平面シールの場合を例示しており、第1平坦面11には、横断面矩形のシール溝13が凹設され、このシール溝13に(本発明に係る)防湿シールSが内装され、前記相手面5は、このシール溝13の平坦面状溝底面13Aが該当する。また、第2平坦面12は平面状の相手面4が該当している。例えば、第1平坦面11は、各種機器のケーシングの窓部(開口部)の周囲上面に相当し、また、第2平坦面12(相手面4)は、窓部(開口部)を閉じる蓋体の下面に相当する。
また、本発明の防湿シールSは、図1〜図4では、第1・第2平坦面11,12の間に形成される間隙G(図4参照)を密封するものであると言える。
上記第1膨出部1を構成するゴム材と、中間首部3の内部ゴム部3Aと、第2膨出部2のゴム材とは、同一ゴム素材15から、図5〜図7に示すように、一体成形され、エチレンプロピレン系ゴム,ふっ素系ゴム,ニトリル系ゴム,ブチル系ゴム等の各種ゴムを適用可能である。
また、防湿樹脂被膜8は、図5〜図7に示すように、フィルム(シート)状素材18を上下金型16,17にてプレス成型するのが好ましいが、その材質としては、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)等のふっ素系樹脂が好適である。なお、防湿樹脂ブロック体9として、図13に示すような形状とする場合等では、PTFE,PFA,FEP等のふっ素系樹脂や、ウレタン系樹脂を使用するも好ましい。
また、図1〜図7に於て、第1膨出部1は、平坦面12,11に直交する方向(図2の上下方向)に僅かに細長状の楕円形であり、また、第2膨出部2は、内径端が小さなアール状先端部19を有し、その先端部19から、大きな曲率半径乃至ストレート状の勾配面20,20をもって肉厚寸法が増加しつつ、丸山型のシール面部10,10に連続し、全体横断面形状は、丸味のあるヤジリ形状乃至先細舌片状である。
また、中間首部3は、弯曲凹状の凹窪部21,21を有し、丸山型のシール面部6とシール面部10の裾野を、滑らかに、連続形成している。
ところで、図1〜図7に示す第1の実施の形態では、第2膨出部2の全体外表面を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜8は、湿潤気体側Yへ連続して延伸されて、凹窪部21の全外表面を被覆して、先端は第1膨出部1の裾まで至っている。このように、防湿樹脂被膜8を十分延伸して、両内部ゴム部7,3Aを包囲することによって、図4に示した圧縮使用状態下で、湿潤気体側Yから矢印F方向への湿気の浸入を、確実に阻止できる。
また、図4に示すように、防湿シールSが相手面4・相手面5のいずれに対しても、2箇所ずつの山部、即ち、ゴムシール面部6と防湿樹脂シール面部10にて、密に圧接し、気体に対するシール、及び、湿気に対するシール(遮断)を、確実かつ安定姿勢にて、行っていることが判る。
次に、図3に於て、各部の望ましい寸法関係について説明する。まず、シール溝13の幅寸法W13よりも防湿シールSの幅寸法Wを小さく設定し、かつ、全体形状に於て、防湿シールSが先端部19及び基端部22が、図2に示す未圧縮状態に於て、間隙G,Gを形成するように余裕をもって、シール溝13へ内装され、しかも、図4に示す圧縮使用状態でも、間隙G´,G´が残るように、設定するか、あるいは、上記間隙G,G(G´,G´)の内のいずれか一方を無し(零)として、シール溝13の両側壁面の内の一方に接触させても良い(図示省略)。
また、シール溝13の深さ寸法H13よりも、第1膨出部1の厚さ寸法T、及び、第2膨出部2の厚さ寸法Tを、各々大きく設定して、図2から図4に示したように、十分な弾性圧縮変形を起こさせて、ゴムシール面部6及び防湿樹脂シール面部10が相手面4,5に対する弾発的接触面圧を十分に発生させ、密封性(シール性)を確保する。なお、上記厚さ寸法T,Tを相等しく設定するのが良いが、防湿樹脂被膜8の剛性(硬さ)に応じて、相違させても好ましい。
また、中間首部3の厚さ寸法Tは、シール溝13の深さ寸法H13よりも小さく設定し、各シール面部6,10が十分に弾性的に圧縮変形可能として、各々の密封性能(シール性)を発揮させる。
また、図3に於て、基端部22からゴムシール面部6までの寸法Wよりも、先端部19から防湿樹脂シール面部10までの寸法W10を大に設定することで、図5から図6に示すように、上金型16と下金型17にて、フィルム状(シート状)の素材18,18を、ゴム素材15の上下面の先端に被覆一体化する際に、素材18,18の変形量も少なくプレス成型が容易であると共に、皺等が発生せずに、美しく平滑に先端が形成される。なお、図6のようにプレス成型の後に、上下金型16,17を開放して、図7のように取出し、矢印K,Kの方向からカッタ23,23にて切断して先端を形成する。
このようにW10 として、寸法W10を十分に大きく設定することで、勾配面20,20の傾斜角度が緩やかとなって、図5から図6へのプレス成型が容易となる。
また、図3に於て、防湿樹脂被膜8の延伸端8Aまでの幅方向の寸法Wは、以下の数式のように設定する。
10<W<(W−W
好ましくは、
1.1×W10<W<0.9×(W−W
とする。このようにすれば、図4に示した圧縮使用状態下にて、最大の接触面圧が発生するシール面部6,10の中央から外れた位置に、延伸端8Aが配設されることとなり、シール性能に悪影響を及ぼさないで済むからである。
次に、図8と図9は、本発明と関係が深い第1・第2の参考例を示し、図1〜図3と同一符号は同様の構成であるので重複説明を省略するが、相違する点は以下の通りである。
即ち、図8では、第1膨出部1と第2膨出部2は横断面円形状として、中間首部3を介して連結したダンベル型の横断面形状であり、また、図9では、第1膨出部1と第2膨出部2は横断面楕円形として、太く短い中間首部3を介して連結した形状である。
そして、図8,図9のいずれにあっても、防湿樹脂被膜8の内径端部19Aは(図1の形状と比較して)大きい曲率半径のアール形であり、かつ、延伸端8Aを図1の場合よりも短くして、凹窪部21の谷底中央近傍としても自由であることを示す。
ところで、図1〜図9で図示した(いわゆるフランジタイプの)相互に平行な平坦面状の相手面4,5を密封する防湿シールSに於て、内径側と外径側を逆とするも自由である。即ち、乾燥気体側Zを外径側として、これに対応して、図2と図4に於ける防湿シールSは左右反転させて配設することとなる。
次に、図10に示した本発明の第の実施の形態、及び、図11,図12に示した第3の参考例、第4の参考例に於て、横断面形状は、前述の図1,図8,図9と各々同一であるが、(前述のフランジタイプに対して)円筒タイプとして、軸心Lを中心とする円環形状として、相手面が円周面であって、この円周面に対して、ゴムシール面部6と防湿樹脂シール面部10が密に接触して、密封作用及び防湿作用をなす。
特に、図10の横断面形状は図3等で説明した通りである。(図11と図12の横断面形状は、各々、図8と図9と同一である。)
次に、図13に示した第5の参考例の防湿シールSは、その横断面外形形状が、第1の実施の形態と同一であるが、第1膨出部1全体と中間首部3の半分をゴム製とし、第2膨出部2全体と中間首部3の残りの半分を、湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂ブロック体9として、上記中間首部3の中央にて、接着又は融着や溶着等にて連結して一体ものとしている。この図13の防湿シールSは、その第2膨出部2の外表面は、(当然ながら)防湿樹脂シール面部10,10を有していると言える。また、いわゆるフランジタイプと円筒タイプのいずれにも応用自由である。さらに、(図示省略するが)図8〜図12に於けるフィルム状(シート状)の防湿樹脂被膜8に代えて、第2膨出部2の全体(さらには中間首部3の一部)を、図13に示すような防湿樹脂ブロック体9をもって、構成することも可能である。
本発明に係る防湿シールは、以上述べたように、湿気の浸入(図4の矢印F参照)を阻止し、かつ、安定した密封性能(シール性)を発揮することができる一体構造(一体もの)のゴム・樹脂複合シール(パッキン)であると言える。特に、図1〜図12に示す第1・第2の実施の形態のように、ゴム製パッキンに、湿気を通しにくい(PCTFE等の)樹脂材質のフィルム(シート)状の防湿樹脂被膜8を被覆包囲したコンパクトで簡易な取扱い易いシールである。
また、第1膨出部1のゴム、及び、首部3と第2膨出部2の内部ゴム部3A,7を一体ものとすると共に、このゴム材質として、ブチルゴムやふっ素ゴム等の空気透過率の小さいゴムを用いることが望ましい。また、上述のフィルム状(シート状)の防湿樹脂被膜8の肉厚寸法は、50μm〜100μm程度であっても、十分に湿気を遮断できる。また、本発明に係る防湿シールSの適用圧力は、真空から2気圧までの低圧力範囲である。
本発明は、以上述べたように、湿潤気体側Yから乾燥気体側Zへ湿気が通過するのを防止する防湿シールであって、横断面形状が、第1膨出部1と第2膨出部2が中間首部3を介して連結された一体形状であって、湿潤気体側Yに配設される第1膨出部1はゴムシール面部6,6を有し、かつ、乾燥気体側Zに配設される第2膨出部2は少なくとも外表面が湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂シール面部10,10を有する構成であるので、安定姿勢で(撚れ等を生ずることなく)シール溝内に保持でき、第1膨出部1のゴムシール面部6,6によって確実に気体密封性能を発揮し、かつ、第2膨出部2の防湿樹脂シール面部10,10によって湿気を遮断して湿気の乾燥領域(乾燥気体側Z)への浸入を防止できる。従って、湿気を極端に嫌う機密部品や素材を、内部に備えている各種機械器具に好適なコンパクトでシンプルな防湿シールを提供できた。
また、第2膨出部2は、内部ゴム部7と、内部ゴム部7を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜8とから、構成されているので、例えば、図5〜図7に示したような成型金型にて、フィルム状(シート状)の防湿樹脂素材18,18をゴム素材15に被覆して、容易かつ安価に製造可能であり、しかも、第2膨出部2の弾発性を十分に得られて、シール面部10,10の接触面圧も高く、密封性及び湿気遮断性を同時に発揮する。
1 第1膨出部
2 第2膨出部
3 中間首部
4 相手面
5 相手面
6 ゴムシール面部
7 内部ゴム部
8 防湿樹脂被膜
10 防湿樹脂シール面部
19 先端部
20 勾配面
21 凹窪部
22 基端部
寸法
10 寸法
Y 湿潤気体側
Z 乾燥気体側(乾燥領域)
S 防湿シール

Claims (2)

  1. 湿潤気体側(Y)から乾燥気体側(Z)へ湿気が通過するのを防止する防湿シールであって、横断面形状が、第1膨出部(1)と第2膨出部(2)が中間首部(3)を介して連結された一体形状であって、
    湿潤気体側(Y)に配設される上記第1膨出部(1)は、相手面(4)(5)に直交する方向に長軸を有する楕円形であり、ゴムシール面部(6)(6)を有し、
    かつ、乾燥気体側(Z)に配設される第2膨出部(2)は、内部ゴム部(7)と、該内部ゴム部(7)を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜(8)とから、構成されており、上記防湿樹脂被膜(8)によって防湿樹脂シール面部(10)(10)が形成され、乾燥気体側端面部がアール状先端部(19)に形成され、該先端部(19)の曲率半径より大きな曲率半径乃至ストレート状の勾配面(20)(20)をもって肉厚寸法が増加しつつ、丸山型の上記防湿樹脂シール面部(10)(10)に連続し、全体横断面形状は、丸味のあるヤジリ形状乃至先細舌片状であって、
    基端部(22)から上記ゴムシール面部(6)までの寸法(W )と、上記先端部(19)から上記防湿樹脂シール面部(10)までの寸法(W 10 )を、W 10 >W に設定したことを特徴とする防湿シール。
  2. 上記中間首部(3)は、弯曲凹状の凹窪部(21)(21)を有し、
    上記第2膨出部(2)の全体外表面を包囲状に被覆した湿気難透過性樹脂から成る防湿樹脂被膜(8)は、湿潤気体側(Y)へ連続して延伸されて、上記凹窪部(21)の全外表面を被覆して、先端は上記第1膨出部(1)の裾まで至っている請求項1記載の防湿シール。
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