JP5601482B2 - リソース割当てシグナリング - Google Patents

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Description

本発明は通信システム内のリソースの割当てのための制御シグナリングに関する。本発明は、限定はしないが、周波数分割多元接続(FDMA)通信システムにおいてアップリンク及び/又はダウンリンクのユーザーデータ通信のための物理リソースブロック(PRB)の割当てをシグナリングするために用いられる制御チャネルリソースの効率的な割当てに特に関連している。
本出願は、2010年2月10日付けで出願された、英国特許出願第1002215.0号に基づき、該特許出願からの優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。
無線通信システムにおいて、ユーザーデバイスは、エアーインターフェースを介してデータを送受信するために、物理無線リソースを割り当てる必要があり、ユーザーデバイスは制御シグナリングによって、該ユーザーデバイスのリソース割当てを通知されなければならない。UTRAN(UMTS(ユニバーサル移動通信システム)地上無線アクセスネットワーク)のロングタームエボリューション(LTE)では、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)がスケジューリング割当て及び他の制御情報を搬送し、スケジューリング割当てをセル内のユーザーにシグナリングするために用いられるPDCCHリソースが、サービング(serving)基地局によって動的に割り当てられる。
PDCCHは、1つ又は複数の連続した制御チャネル要素(CCE)の集合体からなり、1つのCCEは基地局セルの利用可能な物理無線リソースの一部を占有する。1つのセル内で利用可能なCCEの全数は、そのセルのシステム帯域幅、及び所与のサブフレームにおいてPDCCH送信のために予約されるOFDM(直交周波数分割多重化)シンボルの数による。所与のCCEを用いて、UL(アップリンク)又はDL(ダウンリンク)のいずれかのリソース割当てをシグナリングすることができ、1つのセル内のCCEリソースはDLスケジューラとULスケジューラとの間で共有されなければならない。CCE割当てを受信し損ねた候補ユーザーデバイスはブロックされたと言われる。CCEブロッキングは、メインスケジューラが、低減され、かつ準最適な候補ユーザーデバイスリストに基づいて動作していることを意味するので、全セルスループットに悪影響を及ぼす。
CCE割当ての1つの既知の方法では、UL CCE割当て及びDL CCE割当てが同時に実行されるものと仮定される。CCEリソースはULユーザー及びDLユーザーに順に割り当てられる。この結果、ULとDLとの間の「ブロッキング」の確率は概ね等しくなる。しかしながら、幾つかの実施態様では、ULスケジューラ及びDLスケジューラは物理的に別々のプロセッサ上で動作し、サブフレーム内の異なる時刻において実行する。この場合、UL及びDLのためのCCE割当て処理は同時に実行することはできない。
CCE割当ての別の既知の方法では、DLのために割り当てられるCCEの数が或るしきい値以上になるまで、DLユーザー(すなわち、送信されるダウンリンクデータを有するユーザーデバイス)が最初に割り当てられ、その後、ULユーザー(すなわち、送信するアップリンクデータを有するユーザーデバイス)がDLによって使用されなかったCCEの中からCCEを割り当てられる。この方法の利点は、UL CCE割当て及びDL CCE割当てが同時に実行される必要がないので、ULスケジューラ及びDLスケジューラが異なる時刻において実行できることである。しかしながら、CCE UL割当てのための自由度が、DLに対して既に行なわれたCCE割当てによって制限されるので、この方法は、UL CCEブロッキングの確率が高いという不都合がある。
それゆえ、CCE割当てのための代替の方法及び装置が必要とされている。
一態様によれば、本発明は、CCEが少なくとも2つのサブセットに分割され、それにより、各サブセットがULユーザー又はDLユーザーをスケジューリングするために排他的に使用されるように予約される、CCE割当てのための方法及び装置を提供する。
一態様によれば、本発明は、制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースを含む複数の通信リソースを用いて複数のユーザーデバイスと通信するように動作可能な通信デバイスを提供する。該通信デバイスは、分割データを有する制御チャネルリソースアロケーターを備え、該分割データは、前記制御チャネルリソースのアップリンクサブセット及びダウンリンクサブセットへの分割を規定し、前記制御チャネルリソースアロケーターは、前記制御チャネルリソースの割当てを制御すべく前記分割データを用い、アップリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記アップリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信され、かつダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記ダウンリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信されるように動作可能である。
制御チャネル要素は1つの系列に配列することができ、前記分割データは前記制御チャネル要素の複数のグループを規定することができ、各グループは制御チャネルリソースの連続したブロックを含み、前記アップリンクサブセット及び前記ダウンリンクサブセットはそれぞれ複数のグループを含むことができる。前記分割データは制御チャネル要素の固定サイズのグループを規定することができる。前記通信デバイスは、複数のサブフレームを用いて前記ユーザーデバイスと通信することができ、前記制御チャネルリソースアロケーターは、異なるサブフレームにおいて異なるサイズのグループを規定する分割データを含む。
前記アップリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループ、及び前記ダウンリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループは、前記制御チャネル要素系列内に均等に分布することができる。前記アップリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループ、及び前記ダウンリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループは、前記制御チャネル要素系列内に擬似ランダムに分布することができる。
一実施の形態では、前記制御チャネルリソースアロケーターは、i)前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、ii)前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、及びiii)ユーザーデバイスごとに、該ユーザーデバイスがリソース割当てメッセージを見つけるために走査することになる制御チャネル要素を規定するデータを受信し、前記受信されたデータを用いて、前記アップリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有するユーザーデバイスのサブセットを選択し、かつ前記ダウンリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する前記ユーザーデバイスのサブセットを選択する。
前記デバイスは、データチャネルリソースを前記アップリンクユーザーデバイスにスケジューリングし、該アップリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスにアップリンクデータを送信できるようにし、かつ前記ダウンリンクユーザーデバイスにデータチャネルリソースをスケジューリングし、該ダウンリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスによって送信されることになるダウンリンクデータを受信できるようにするスケジューラを備えることができる。
前記デバイスはまた、前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージを生成するように動作可能であり、かつ前記制御チャネルリソースアロケーターによって割り当てられた前記制御チャネルリソースを用いて、前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスに前記生成されたリソース割当てメッセージを送信するように動作可能な通信コントローラも備えることができる。前記制御チャネルリソースアロケーターは、各アップリンクユーザーデバイス及び各ダウンリンクユーザーデバイスにそれぞれの制御チャネルリソースを割り当てることができ、前記通信コントローラは、スケジューリングされたユーザーデバイスごとに、該ユーザーデバイスに割り当てられた前記制御チャネル要素を用いて前記リソース割当てメッセージを送信することができる。
別の態様によれば、本発明は、制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースを含む複数の通信リソースを用いて複数のユーザーデバイスと通信する通信デバイスによって実行される方法を提供する。該方法は、前記制御チャネルリソースのアップリンクサブセット及びダウンリンクサブセットへの分割を規定する分割データを前記通信デバイス内に保持することと、前記制御チャネルリソースの割当てを制御すべく、アップリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記アップリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信され、かつダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記ダウンリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信されるように、前記分割データを用いることと、を含む。
本発明は、全ての開示された方法について、対応するユーザー通信デバイス又はネットワーク通信デバイス上で実行するための対応するコンピュータープログラム又はコンピュータープログラム製品も提供する。本発明は、本方法を実施するように構成されるか又は動作可能なユーザー通信デバイス及びネットワーク通信デバイス、並びに該デバイスの構成要素、並びにこれらを更新する方法も提供する。
例示としてのみ与えられ、添付の図面を参照して説明される一実施形態の以下の詳細な説明から、本発明のこれらの態様及び種々の他の態様が明らかとなる。
電話網に接続された基地局と通信する複数のユーザー移動(セルラー)電話を含む通信システムを概略的に示す図である。 図1に示されるシステムの無線リンクを介して通信する際に用いられる汎用フレーム構造を概略的に示す図である。 周波数サブキャリアがリソースブロックに分割される方法、及びタイムスロットが複数のOFDMシンボルに分割される方法を概略的に示す図である。 図1に示す基地局の主要構成要素を示すブロック図である。 図1に示す移動電話の主要構成要素を示すブロック図である。 連続したCCEをUL CCE割当て及びDL CCE割当てのための2つのグループにグループ分けすることができる方法を示す図である。 連続したCCEをUL CCE割当て及びDL CCE割当てのための2つのグループにグループ分けすることができる別の方法を示す図である。 連続したCCEをUL CCE割当て及びDL CCE割当てのための2つのグループにグループ分けすることができる別の方法を示す図である。 連続したCCEをUL CCE割当て及びDL CCE割当てのための2つのグループにグループ分けすることができる別の方法を示す図である。
概説
図1は移動(セルラー)通信システム1を概略的に示しており、その通信システムでは、移動電話3−0、3−1及び3−2のユーザーが基地局5及び電話網7を介して他のユーザー(図示せず)と通信することができる。この実施形態では、基地局5は、移動電話3にダウンリンクデータを送信するのに直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)技法を用い、移動電話3は、該移動電話のアップリンクデータを基地局5に送信するのに単一キャリア周波数分割多重アクセス(FDMA)技法を用いる。基地局5は、移動電話3ごとにアップリンク及びダウンリンク両方におけるリソースを割り当てる役割を果たし、PDCCH内の複数のCCEを用いて、スケジューリングされた各移動電話3にその割当てを通知する。本発明は、基地局5がリソース割当てのためのCCEを割り当てる方法に特に関連している。
LTEサブフレームデータ構造
基地局5が移動電話3にリソースを割り当てる特定の方法を検討する前に、LTEリリース8(Rel8)について合意された一般フレーム構造、したがってこれらのリソースが表すものについて説明する。上記で言及されたように、ダウンリンクの場合、OFDMA技法を用いて基地局5がエアーインターフェースを介して個々の移動電話3にユーザーデータを送信できるようになり、アップリンクの場合、SC(シングルキャリア)−FDMA技法を用いて、移動電話3がエアーインターフェースを介して基地局5にそのデータを送信できるようになる。各方向に送信されることになるデータの量に応じて、基地局5によって各移動電話3に様々なサブキャリアが(所定の時間にわたって)割り当てられる。これらのサブキャリア及び時間の割当ては、LTE仕様書において物理リソースブロック(PRB)として規定される。それゆえ、PRBは時間及び周波数次元を有する。基地局5は、該基地局5がサービス提供しているデバイスごとにPRBを動的に割り当て、制御チャネル(PDCCH)において、サブフレーム(TTI)ごとの割当てを、スケジューリングされた移動電話3のそれぞれにシグナリングする。
図2aに示されるように、エアーインターフェースによる基地局5とのLTE Rel 8通信のために合意された汎用フレーム構造は10ミリ秒長であり、1ミリ秒持続時間の10個のサブフレーム(送信時間間隔(TTI)として知られる)を含む。各サブフレーム又はTTIは0.5ミリ秒持続時間の2個のスロットを含む。各スロットは、標準サイクリックプレフィックス(CP)が用いられるか、拡張サイクリックプレフィックスが用いられるかに応じて、6個又は7個のOFDMAシンボルを含む。利用可能なサブキャリアの全数は、システムの全送信帯域幅による。LTE仕様は、1.4MHz〜20MHzのシステム帯域幅のためのパラメーターを規定し、現在、1つのPRBは、1スロットに12個又は24個の連続したサブキャリアを含むように規定される。LTE仕様によれば、基地局スケジューラによって割り当てられるリソース割当ての最も小さな要素として、2スロットにわたるPRBも規定されている。その後、これらのサブキャリアは1つのコンポーネントキャリア上で変調され、信号が所望の送信帯域幅にアップコンバートされる。したがって、送信信号は、Nsymbシンボルの持続時間にわたるNBW個のサブキャリアを含み、図2bに示されるように、リソースグリッドで表すことができる。グリッド内の各ボックスは1シンボル周期にわたる単一のサブキャリアを表しており、リソース要素と呼ばれる。図示されるように、この場合、12個の連続したサブキャリア及びサブキャリア毎の7個のシンボルから、各PRB21が形成されるが、実際には、各サブフレームの第2のスロットにおいても同じ割当てが行なわれる。移動電話のためのリソース割当てデータを含む制御チャネルは、各サブフレーム15の最初の3個のOFDMシンボル内で連続したCCEにおいて送信される。
基地局
図3は、本発明の一実施形態において用いられる基地局5の主要構成要素を示すブロック図である。図示されるように、基地局5は送受信機回路21を備え、送受信機回路21は、1つ又は複数のアンテナ23を介して、移動電話3に対し信号を送受信し、かつ、ネットワークインターフェース25を介して、電話網7に対し信号を送受信するように動作可能である。送受信機回路21の動作は、メモリ29に格納されるソフトウェアに従って、1つ又は複数のコントローラ(プロセッサ)27によって制御される。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム31と、通信制御モジュール33と、アップリンクスケジューラ35と、ダウンリンクスケジューラ37と、CCE割当てモジュール39とを含む。通信制御モジュール33は、基地局5と移動電話3との間及び基地局5と電話網7との間の通信を制御するように動作可能である。アップリンクスケジューラ35は、該スケジューラ35のアップリンクデータを受信する移動電話3との通信において、送受信機回路21によって用いられるリソースを割り当てるように動作可能であり、ダウンリンクスケジューラ37は、該スケジューラのダウンリンクデータを送信する移動電話3との通信において、送受信機回路21によって用いられるリソースを割り当てるように動作可能である。CCE割当てモジュール39は、アップリンクスケジューラ35又はダウンリンクスケジューラ37によって現在のサブフレーム15においてデータを送信又は受信するようにスケジューリングされる移動電話3に送信されるPRBリソース割当てメッセージを搬送するために用いられる制御チャネルシグナリングのためのCCEを割り当てるように動作可能である。CCE割当てモジュールは、制御チャネル要素をアップリンクCCE及びダウンリンクCCEに分割する分割データ41、並びに各移動電話3が現在のサブフレーム15においてどのCCEを復号するように構成されるかを規定する移動電話(MT)データ43を用いて、これを行なう。CCE割当てモジュール39は、この分割データ及びこのMTデータを基地局5内の別のモジュール又はコアネットワーク内のデバイスのいずれかから受信することになる。
移動電話
図4は、図1に示される各移動電話3の主要構成要素を概略的に示す。図示されるように、移動電話3は送受信機回路71を含み、該送受信機回路は、1つ又は複数のアンテナ73を介して基地局5に対し信号を送受信するように動作可能である。図示されるように、移動電話3は少なくとも1つのコントローラ(プロセッサ)75を含み、該コントローラは移動電話3の動作を制御し、送受信機回路71並びにスピーカー77、マイクロフォン79、ディスプレイ81及びキーパッド83に接続される。コントローラ(プロセッサ)75は、メモリ85内に格納されるソフトウェア命令に従って動作する。図示されるように、これらのソフトウェア命令は、とりわけ、オペレーティングシステム87、リソース決定モジュール89及び通信制御モジュール91を含む。リソース決定モジュール89は、PDCCH内のCCEを復号し、移動電話3が現在のサブフレームにおいてアップリンク若しくはダウンリンクのいずれか、又は両方に任意の物理リソースブロックを割り当てられたかを判断し、割り当てられた場合には、それらの割当てが何であるかを判断するように動作可能である。その後、通信制御モジュール91は、基地局5によって割り当てられたリソースを用いる基地局5との通信を制御するように動作可能である。
上記の説明において、基地局5及び移動電話3は、理解しやすくするために、複数の別々のモジュール(通信制御モジュール、リソース割当てモジュール及びスケジューラモジュール等)を有するものとして説明されている。或る適用形態、例えば、既存のシステムが本発明を実施するように変更された場合には、これらのモジュールはこのようにして設けられる場合があるが、他の適用形態、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に入れて設計されたシステムでは、これらのモジュールは全体としてオペレーティングシステム又はコードの中に組み込むことができるので、これらのモジュールは別々のエンティティとして区別できない場合もある。別々のモジュールが設けられる場合、上記のモジュールのうちの1つ又は複数のモジュールの機能を単一のモジュールによって実行することもできる。例えば、CCE割当てモジュールの機能、並びにULスケジューラ及びDLスケジューラの機能は単一のスケジューラモジュールによって実行することができる。
CCE割当て
CCE割当てに関する一般的な問題、及びCCE割当てモジュール39がリソースシグナリングのためのCCEを割り当てることができる種々の方法が、ここで記述される。
移動電話3がエアーインターフェースを介してデータを送受信することができるために、移動電話3には物理リソースブロックを割り当てる必要があり、移動電話3には、LTEの場合にはPDCCH内での制御シグナリングによって該移動電話3のリソース割当てを通知しなければならない。PDCCHは、1つ又は複数の連続した制御チャネル要素(CCE)の集合体からなり、1つのCCEは基地局セルの利用可能な物理リソースブロックの一部を占有する。LTEでは、各CCEは9個のリソース要素グループに対応し、各リソース要素グループは8ビットの制御データに対応する。1つのセル内で利用可能なCCEの全数は、セルのシステム帯域幅、及び所与のサブフレームにおいてPDCCH送信のために予約されるOFDMシンボルの数による。LTEでは、各サブフレームの最初の3個のOFDMシンボルが、PDCCH制御データを搬送することに充てられる。
LTEのために規定されるPDCCHは、以下の表1に記載されるような複数のフォーマットをサポートする。これらのフォーマットは様々な符号化率に対応しており、その結果、セルのエッジに位置する移動電話3は、該移動電話3のリソース割当てメッセージのために、セルの中心に近い移動電話3よりも高いPDCCHフォーマット(それゆえ、より多くのCCEリソース)を必要とする場合がある。所与の移動電話3によって必要とされるPDCCHフォーマットは、そのチャネル条件に従って経時的に変化する場合があり、フォーマットは基地局5によって動的に選択される。移動電話3がリソース割当てメッセージを検出し損なう場合があることを覚悟して、より低いフォーマットを割当てることができる。
Figure 0005601482
サブフレーム15において複数のPDCCHを送信することができるが、n個の連続したCCEからなるPDCCHは、i mod n=0を満たすCCEにおいてのみ開始することができる。ただし、iはCCE番号である。
所与のCCEを用いてULリソース割当て又はDLリソース割当てのいずれかをシグナリングすることができ、セル内のCCEリソースはULスケジューラ35とDLスケジューラ37との間で共有されなければならない。
移動電話3は、リソース割当てをいつシグナリングされることになるか、又はリソース割当てをシグナリングするためにどのCCEが用いられることになるか、又はどのPDCCHフォーマットが用いられることになるかをあらかじめ知らない。それゆえ、各移動電話3は、リソース割当てメッセージを見つけるために、サブフレーム15ごとにPDCCHを搬送するために用いられるリソースを走査しなければならない。このプロセスの複雑さを妥当な限度内に抑えるために、各移動電話3のリソース決定モジュール89は、セル内のCCEのサブセットのみを探索する。このセブセットは経時的に変化し、CCE割当てモジュール39(図3に示されるMTデータ43によって規定される)及び移動電話3内のリソース決定モジュール89の両方に既知であるユーザー固有擬似ランダムプロセスによって規定される。
PDCCH動作の更なる詳細については、読者は3GPP TS 36.211 Version 9.0.0, 「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation」のセクション6.8.1及び3GPP TS 36.213 Version 9.0.1,「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」のセクション9.1.1を参照されたい。それらの文献の内容は参照により本明細書に援用される。
各移動電話3が任意の所与のサブフレーム15においてCCEのサブセットのみを監視しているということは、CCE割当てモジュール39にとって、CCE割当て問題を更に難しくする。なぜなら、それは、サブフレーム内に未使用のCCEが存在する場合であっても、どのCCEが他の移動電話3に既に割り当てられているかによって、所与の移動電話3にCCEリソースを割当てできない場合があることを意味するためである。
最良の全体性能を得るために、CCEリソース割当て(CCE割当てモジュール39によって実行される)は、スケジューラ処理(ULスケジューラ35及びDLスケジューラ37によって実行される)の一部として実行されるべきである。しかしながら、これは、スケジューリングアルゴリズムを著しく複雑にする可能性がある。効率は下がるが、より実用的な解決策は、メインスケジューリングアルゴリズムの前に、最初にCCE割当てを実行することである。言い換えると、CCE割当てモジュール39は、送信するアップリンクデータを有する全ての移動電話3、及び基地局5が送信するダウンリンクデータを有する全ての移動電話3の詳細を受信することになり、効率的なCCE割当てを達成することができる候補移動電話3のサブセットを識別することになる。そのとき、(暫定的な)CCE割当てを受信するのに成功した候補移動電話3のみが、メインスケジューリングアルゴリズムのための候補と見なされる。これは好ましい手法であり、本実施形態において講じられる手法である。
この実施形態では、CCE割当てモジュール39は分割データ41を用いてCCEを2つのサブセットに分割し、各サブセットがULスケジューラ35又はDLスケジューラ37のいずれかによって排他的に用いられるように予約される。この場合、UL CCE割当て及びDL CCE割当ては同時に実行される必要はなく、UL及びDLに関するブロッキングは同様になるであろう。
CCE割当てモジュール39がこれを行なうことができる1つの方法は、2つの連続したブロックへのCCEの分割を規定することである。しかしながら、これは好ましくない。その理由は、所与の移動電話3によって走査されるCCEサブセットが全体として2つの被分割部分(partitions)のうちの1つに含まれることになり、これは1つの方向(UL又はDL)における通信が失われることを意味することになる可能性が高いからである。例えば、移動電話のサブセットがUL被分割部分内に含まれる場合には、その移動電話が(少なくともそのサブフレームにおいて)DLデータを受信するようにスケジューリングすることはできないであろう。
代替的には、分割データ41は連続したCCEをULとDLとの間で交互に入れ替える、例えば、偶数番目のCCEをULに、奇数番目のCCEをDLに割当てすることによって分割を規定することができる。しかしながら、1つの移動電話3についてのCCE割当ては連続的なCCEからなるものでなければならず、この方法を用いることは、PDCCHフォーマット0しか用いることができず(上記の表1を参照)、より高いPDCCHフォーマットを必要とする移動電話3は永久にブロックされることを意味することになるので、この手法も好ましくない。
ここで、複数の他の更に好ましい分割方法が記述される。
方法1
この方法1では、分割データ41は、UL割当て又はDL割当てのいずれかのために連続したCCEのグループを交互に入れ替わるように予約する。これは、4CCEのグループサイズについては図5に示されており、8CCEのグループサイズについては図6に示されている。当業者には認識されるように、4CCEのグループサイズの場合、PDCCHフォーマット3は用いることができないが、これは、セルサイズ等によって、幾つかの状況においては受け入れることができる。
一般的に、グループサイズを小さくすると、結果としてCCE割当てがより効率的になる(それゆえ、全セルスループットがより良好になる)が、PDCCHフォーマットの制約が増えるという犠牲を払うことになる。
方法2
分割データ41がサブフレーム間のグループサイズの変化を規定することを除けば、この方法2は上記の方法1に類似である。図7は、隣接するサブフレームにおいてグループサイズが4CCEと8CCEとの間で交互に入れ替わる一例を示す。この方法によれば、CCE割当てモジュール39及びUL/DLスケジューラ35/37は、より大きなPDCCHフォーマットを必要とする移動電話3を、幾つかのサブフレーム15においてのみではあるが、スケジューリングできる。残りのサブフレームでは、より小さなグループサイズを用いることによってスケジューリング効率が改善される。
方法3
この方法3では、分割データ41は、上記の方法1の場合と同様に、CCEを固定サイズの複数のグループに編成するが、UL及びDLの交互パターンを用いる代わりに、それらのグループはUL又はDLのいずれかに擬似ランダムに割当てられる。擬似ランダム割当てでは、隣接するグループはしばしば同じリンク方向に割り当てられることになり、1つのグループよりも大きな連続したブロックを必要とするPDCCHフォーマットのための送信機会を与える。図8は、4CCEのグループサイズがUL又はDLに対して擬似ランダムに割当てされる一例を示す。
分割データ41は、UL及びDL両方のために予約されるCCEの割合が一定であるように生成されることが好ましい。これは、例えば、ULに対してグループの最初の半分及びDLに対して残りを割り当て、その後、結果として生じるグループ分布を規定する分割データ41を生成する前に、それらのグループを擬似ランダムに並べ替えることによって達成することができる。
上記で説明した方法の全てにおいて、UL及びDLに対して等しいCCEリソースが予約されるものと仮定されている。しかしながら、これは必ずしも当てはまらない。CCE割当てモジュール39は、例えば、任意の所与の時点のUL及びDLの相対的なセル負荷に基づいて、UL及びDLのために予約されるCCEリソースの割合を動的に調整することを選択することができる。上記の方法はいずれもこれに対応するように容易に適合させることができる。
上記の実施形態において、CCE割当てモジュール39は、分割データ41を用いて、制御データを異なるユーザーデバイスに搬送する際に用いるためのCCEの2つのサブセットを規定した。当業者であれば理解するように、分割データ41が被分割部分を規定することができる種々の方法がある。例えば、分割データ41は、単に各サブセット内にCCEのCCE番号を含むことによって、各サブセット内のCCEを規定することができるか、又はサブフレームのうちの1つ又は複数において被分割部分を動的に決定するために、CCE割当てモジュール39によって実行されることになるステップを規定することができる。
変更及び代替
以上、詳細な実施形態について説明した。当業者であれば理解するように、上記の実施形態に具体化された本発明の恩恵を更に受けつつ、これらの実施形態に対して、複数の変更及び代替を行うことができる。ここで、例示として、これらの代替及び変更のうちの複数について説明する。
上記の実施形態では、上記で説明したリソース割当て技法が用いられた、移動電話に基づく電気通信システムを説明した。当業者であれば理解するように、こうした通信のためのリソースをスケジューリングするための技法を、複数のリソースブロックを用いる任意の通信システムにおいて用いることができる。一般的な場合においては、基地局は、複数の異なるユーザーデバイスと通信する通信ノードに置き換えられる。例えば、本明細書全体を通じて、用語「移動電話」が用いられているが、説明される方法及び装置は、任意の通信ユーザーデバイス、例えば携帯情報端末、ラップトップコンピューター、ウェブブラウザー等に等しく適用可能である。
上記の実施形態では、基地局は、20MHzの動作帯域幅を有すると仮定され、各リソースブロックは12個又は24個のサブキャリアを含んでいた。当業者であれば理解するように、本発明は、この特定のサイズの帯域幅にもリソースブロックサイズにも、説明したサブキャリアの周波数間隔にも限定されない。
上記の実施形態では、複数のソフトウェアモジュールについて説明した。当業者であれば理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイル形式又は非コンパイル形式で提供されてもよく、基地局若しくは移動電話に、コンピューターネットワークを介した信号として供給されてもよく、又は記録媒体上において供給されてもよい。さらに、このソフトウェアの一部又は全部によって実施される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を用いて実施されてもよい。しかしながら、ソフトウェアモジュールの使用によって、基地局5及び移動電話3の機能を更新するために該基地局5及び移動電話3を更新することが容易になるため、ソフトウェアモジュールの使用が好ましい。また、上記で説明したモジュールは、別個のモジュールとして規定されない場合があり、代わりに、基地局及び/又は移動電話のオペレーティングシステム内に組み込んでもよい。
種々の他の変更は当業者には明らかであり、ここでは、更に詳細には説明しない。
以下は、現在提案されている3GPP標準規格において本発明を実施することができる方法の詳細な説明である。種々の特徴が不可欠であるか、又は必要であるように記述されるが、これは、例えば、その標準規格によって課せられる他の要件に起因して、提案された3GPP標準規格の場合のみ当てはまる場合がある。それゆえ、ここで述べられることは、本発明を多少なりとも制限するものと解釈されるべきではない。
LTEにおけるPDCCHのためのCCE割当て方法
無線通信システムにおいて、ユーザーがデータを送受信するには、該ユーザーに物理無線リソースを割り当てる必要があり、該ユーザーに制御シグナリングによってそのリソース割当てを通知しなければならない。LTEでは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)がスケジューリング割当て及び他の制御情報を搬送し、そのセル内のユーザーにスケジューリング割当てをシグナリングするために用いられるPDCCHリソースが動的に割り当てられる。
PDCCHは、1つ又は複数の連続した制御チャネル要素(CCE)の集合体からなり、1つのCCEはセルの利用可能な物理無線リソースの一部を占有する。セル内で利用可能なCCEの全数はセルのシステム帯域幅及び所与のサブフレームにおいてPDCCH送信のために予約されるOFDMシンボルの数による。
PDCCHは、表2に記載されるような複数のフォーマットをサポートする。これらのフォーマットは異なる符号化率に対応しており、セルのエッジにいるユーザーは、そのリソース割当てメッセージのために、セルの中心付近にいるユーザーよりも高いPDCCHフォーマット(それゆえ、より多くのCCEリソース)を必要とする場合がある。所与のユーザーによって必要とされるPDCCHフォーマットは、そのチャネル条件に従って経時的に変化する場合があり、そのフォーマットは基地局によって動的に選択される。ユーザーがリソース割当てメッセージを検出し損なう場合があることを覚悟して、より低いフォーマットを割当てることができる。
Figure 0005601482
n個の連続したCCEからなるPDCCHは、i mod n=0を満たすCCEにおいてのみ開始することができる。ただし、iはCCE番号である。
1つのサブフレームにおいて複数のPDCCHを送信することができる。
所与のCCEを用いてULリソース割当て又はDLリソース割当てのいずれかをシグナリングすることができ、セル内のCCEリソースはDLスケジューラとULスケジューラとの間で共有されなければならない。
ユーザーは、リソース割当てをいつシグナリングされることになるか、又はリソース割当てをシグナリングするためにどのCCEが用いられることになるか、又はどのPDCCHフォーマットが用いられることになるかをあらかじめ知らない。それゆえ、各ユーザーは、リソース割当てメッセージを見つけるために、サブフレームごとにPDCCHを走査しなければならない。このプロセスの複雑さを妥当な限度内に抑えるために、各ユーザーは、セル内のCCEのサブセットのみを探索する。このサブセットは経時的に変化し、UE及び基地局の両方にとって既知であるユーザー固有擬似ランダムプロセスによって規定される。
PDCCH動作の更なる詳細については、参考文献1のセクション6.8.1及び参考文献2のセクション9.1.1を参照されたい。
参考文献1:3GPP TS 36.211「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation」
http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.211/36211-880.zip
参考文献2:3GPP TS 36.213「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」
http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.213/36213-880.zip
各ユーザーが任意の所与のサブフレームにおいてCCEのサブセットのみを監視しているということは、明らかに基地局にとってCCE割当て問題を更に難しくする。なぜなら、それは、セル内に未使用のCCEが存在する場合であっても、どのCCEが他のユーザーに既に割り当てられているかによって、所与のユーザーにCCEリソースを割当てできない場合があることを意味するためである。
最良の全体性能を得るために、CCEリソース割当ては、スケジューラ処理の一部として実行されるべきである。しかしながら、これは、スケジューリングアルゴリズムを著しく複雑にする可能性がある。効率は下がるが、より実用的な解決策は、メインスケジューリングアルゴリズムの前に、最初にCCE割当てを実行することである。この場合、(暫定的な)CCE割当てを受信するのに成功する候補ユーザーのみが、メインスケジューリングアルゴリズムのための候補と見なされる。これが、本明細書において想定される手法である。
CCE割当てを受信し損ねた候補ユーザーは、ブロックされたと言われる。CCEブロッキングは、メインスケジューラが、低減され、かつ準最適な候補ユーザーリストに基づいて動作していることを意味するので、全セルスループットに悪影響を及ぼす。
ULスケジューラとDLスケジューラとの間でCCEリソースを共有する必要があることに起因して、更に厄介な問題が生じる。実際の実施態様では、ULスケジューラ及びDLスケジューラは物理的に別々のプロセッサにおいて動作している場合があり、サブフレーム内の異なる時刻において実行する場合があることが起こり得る。この場合、UL及びDLのためのCCE割当て処理は同時に実行することはできない。
ここで、CCE割当てを実行するための幾つかの方法が記述される。
方法A(関連技術)
この方法は、UL CCE割当て及びDL CCE割当てを同時に実行できるものと仮定する。CCEリソースはULユーザー及びDLユーザーに順に割り当てられる。この結果、ULとDLとの間のブロッキングの確率は概ね等しくなる。
方法B(関連技術)
この方法では、DLのために割り当てられるCCEの数が或るしきい値以下になるまで、DLユーザーが最初に割り当てられ、その後、ULユーザーがDLによって使用されなかったCCEの中からCCEを割り当てられる。
この方法の利点は、UL CCE割当て及びDL CCE割当てが同時に実行される必要がないので、ULスケジューラ及びDLスケジューラが異なる時刻において実行できることである。しかしながら、CCE UL割当てのための自由度がDLに対して既に行なわれているCCE割当てによって制限されるので、この方法は、UL CCEブロッキングの確率が高いという不都合がある。
方法C(新たな提案)
この方法では、CCEが2つのサブセットに分割され、各サブセットは、ULスケジューラ又はDLスケジューラのいずれかによって排他的に用いられるように予約される。
この場合、UL CCE割当て及びDL CCE割当ては同時に実行される必要はなく、UL及びDLのためのブロッキングは同様になるであろう(ただし、UL及びDLの両方が全CCEリソースのサブセットからのみ選択することができるので、方法Aよりも依然として幾分劣る)。
これを行なうための1つの方法は、CCEを2つの連続したブロックに分割することである。しかしながら、所与のユーザーによって走査されるCCEサブセットが全体として、2つの被分割部分のうちの1つに含まれる可能性があるので、これは良くない方法である。例えば、ユーザーのサブセットがUL被分割部分内に含まれる場合には、そのユーザーを(少なくともそのサブフレームにおいて)DL上でスケジューリングすることはできないであろう。
代替的な方法は、CCEをULとDLとの間で交互に入れ替えること、例えば、偶数番目のCCEをULに、奇数番目のCCEをDLに割当てることであろう。しかしながら、1人のユーザーのためのCCE割当ては連続したCCEからならなければならないので、これは、PDCCHフォーマット0のみを用いることができ(表2を参照)、より高いPDCCHフォーマットを必要とするユーザーは永久にブロックされることを意味することになることを意味するであろう。
ここで、幾つかの他の分割方法が記述される。
方法C1
この方法では、連続したCCEのグループが、UL又はDLのいずれかのために交互に入れ替わるように予約される。これは、4のグループサイズについては図5に示されており、8のグループサイズについては図6に示される(4のグループサイズの場合、PDCCHフォーマット3は用いることができないことは明らかであるが、これは、セルサイズ等によっては受け入れることができる)。
一般的に、グループサイズを小さくすると、結果としてCCE割当てがより効率的になる(それゆえ、全セルスループットがより良好になる)が、PDCCHフォーマットの制約が増えるという犠牲を払うことになる。
方法C2
グループサイズがサブフレーム間で変更されることを除けば、この方法は方法C1に類似である。図7は、グループサイズが4と8との間で交互に入れ替わる一例を示す。
この方法によれば、より大きなPDCCHフォーマットを用いるユーザーを、幾つかのサブフレームにおいてのみではあるが、スケジューリングできる。残りのサブフレームでは、より小さなグループサイズを用いることによってスケジューリング効率が改善される。
方法C3
この方法では、方法C1の場合と同様に、CCEは固定サイズの複数のグループに編成されるが、UL及びDLの交互パターンを用いる代わりに、それらのグループはUL又はDLのいずれかに擬似ランダムに割当てられる。擬似ランダム割当てでは、隣接するグループはしばしば同じリンク方向に割り当てられることになり、1つのグループよりも大きな連続したブロックを必要とするPDCCHフォーマットのための送信機会を与える。
UL及びDLの両方のために予約されるCCEの割合が一定であるように擬似ランダム割当てが行なわれることが好ましいことに留意されたい。これは、ULに対してグループの最初の半分及びDLに対して残りを割当て、その後、それらのグループを擬似ランダムに並べ替えることによって達成することができる。
示された例の全てにおいて、UL及びDLに対して等しいCCEリソースが予約されるものと仮定されている。しかしながら、これは必ずしも当てはまるものではない。基地局は、例えば、任意の所与の時点のUL及びDLの相対的なセル負荷に基づいて、UL及びDLのために予約されるCCEリソースの割合を動的に調整することを選択することができる。上記の方法はいずれもこれに対応するように容易に適合させることができる。
3−0〜3−2 移動電話
5 基地局
7 電話網
21、71 送受信機回路
23、73 アンテナ
25 ネットワークインターフェース
27、75 コントローラ
29、85 メモリ
31、87 オペレーティングシステム
33、91 通信制御モジュール
35 ULスケジューラ
37 DLスケジューラ
39 CCE割当てモジュール
41 分割データ
43 MTデータ
77 スピーカー
79 マイクロフォン
81 ディスプレイ
83 キーパッド
89 リソース決定モジュール

Claims (19)

  1. 制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースを含む複数の通信リソースを用いて複数のユーザーデバイスと通信するように動作可能な通信デバイスであって、
    該通信デバイスは、分割データを有する制御チャネルリソースアロケーターを備え、
    該分割データは、前記制御チャネルリソースのアップリンクサブセット及びダウンリンクサブセットへの分割を規定し、
    前記制御チャネルリソースアロケーターは、前記制御チャネルリソースの割当てを制御すべく前記分割データを用い、アップリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記アップリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信され、かつダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記ダウンリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信されるように動作可能であり、
    前記制御チャネルリソースアロケーターはまた、i)前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、ii)前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、及びiii)ユーザーデバイスごとに、該ユーザーデバイスがリソース割当てメッセージを見つけるために走査することになる制御チャネル要素を規定するデータを受信するように動作可能であり、
    前記制御チャネルリソースアロケーターはさらに、前記受信されたデータを用いて、前記アップリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有する前記ユーザーデバイスのサブセットを選択し、かつ前記ダウンリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する前記ユーザーデバイスのサブセットを選択するように動作可能であり、
    前記制御チャネル要素が1つの系列に配列され、
    前記アップリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループ、及び前記ダウンリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループは、前記制御チャネル要素が配列された1つの系列内に擬似ランダムに分布し、
    前記制御チャネルリソースアロケーターはさらに、任意の時点のアップリンク及びダウンリンクの相対的なセル負荷に基づいて、アップリンク及びダウンリンクのために予約される制御チャネルリソースの割合を動的に調整することを選択可能である通信デバイス。
  2. 記分割データは前記制御チャネル要素の複数のグループを規定し、各グループは前記制御チャネルリソースの連続したブロックを含み、前記アップリンクサブセット及び前記ダウンリンクサブセットはそれぞれ複数の前記グループを含む請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 前記分割データは制御チャネル要素の固定サイズのグループを規定する請求項2に記載の通信デバイス。
  4. 前記通信デバイスは、複数のサブフレームを用いて前記ユーザーデバイスと通信するように動作可能であり、前記制御チャネルリソースアロケーターは、異なるサブフレームにおいて異なるサイズのグループを規定する分割データを含む請求項2又は3に記載の通信デバイス。
  5. 前記分割データは各サブフレーム内に固定サイズのグループを規定する請求項4に記載の通信デバイス。
  6. データチャネルリソースを前記アップリンクユーザーデバイスにスケジューリングし、前記アップリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスにアップリンクデータを送信できるように動作可能であり、かつ前記ダウンリンクユーザーデバイスにデータチャネルリソースをスケジューリングし、前記ダウンリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスによって送信されることになるダウンリンクデータを受信できるように動作可能なスケジューラを備える請求項1〜のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  7. 前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージを生成するように動作可能であり、かつ前記制御チャネルリソースアロケーターによって割り当てられた前記制御チャネルリソースを用いて、前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスに前記生成されたリソース割当てメッセージを送信するように動作可能な通信コントローラを備える請求項に記載の通信デバイス。
  8. 前記制御チャネルリソースアロケーターは、各アップリンクユーザーデバイス及び各ダウンリンクユーザーデバイスにそれぞれの制御チャネルリソースを割り当てるように動作可能であり、前記通信コントローラは、スケジューリングされたユーザーデバイスごとに、該ユーザーデバイスに割り当てられた前記制御チャネルリソースを用いて前記リソース割当てメッセージを送信するように動作可能である請求項に記載の通信デバイス。
  9. 無線通信システムの基地局である請求項1〜のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  10. 制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースを含む複数の通信リソースを用いて複数のユーザーデバイスと通信する通信デバイスによって実行される方法であって、
    該方法は、前記制御チャネルリソースのアップリンクサブセット及びダウンリンクサブセットへの分割を規定する分割データを前記通信デバイス内に保持することと、
    前記制御チャネルリソースの割当てを制御すべく、アップリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記アップリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信され、かつダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージが前記ダウンリンクサブセット内の前記制御チャネルリソースを用いて送信されるように、前記分割データを用いることと、を含み、
    さらに、i)前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、ii)前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する複数のユーザーデバイスを規定するデータ、及びiii)ユーザーデバイスごとに、リソース割当てメッセージを受信するために前記ユーザーデバイスが利用可能な制御チャネル要素を規定するデータを受信することと、
    前記アップリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスに送信されることになるアップリンクデータを有する前記ユーザーデバイスのサブセットを選択し、かつ前記ダウンリンクユーザーデバイスとして、前記通信デバイスが送信することになるダウンリンクデータを有する前記ユーザーデバイスのサブセットを選択すべく、前記受信されたデータを用いることと、を含
    前記制御チャネル要素が1つの系列に配列され、
    前記アップリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループ、及び前記ダウンリンクサブセットに属する前記制御チャネル要素のグループは、前記制御チャネル要素が配列された1つの系列内に擬似ランダムに分布し、
    さらに、任意の時点のアップリンク及びダウンリンクの相対的なセル負荷に基づいて、アップリンク及びダウンリンクのために予約される制御チャネルリソースの割合を動的に調整することを選択可能とした、方法。
  11. 記分割データは前記制御チャネル要素の複数のグループを規定し、各グループは前記制御チャネルリソースの連続したブロックを含み、前記アップリンクサブセット及び前記ダウンリンクサブセットはそれぞれ複数の前記グループを含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記分割データは制御チャネル要素の固定サイズのグループを規定する請求項11に記載の方法。
  13. 複数のサブフレームを用いて前記ユーザーデバイスと通信することを含み、前記保持することは、異なるサブフレームにおいて異なるサイズのグループを規定する分割データを保持する請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記分割データを保持することは、各サブフレーム内に固定サイズのグループを規定する分割データを保持する請求項13に記載の方法。
  15. 前記アップリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスにアップリンクデータを送信できるようにすべく、データチャネルリソースを前記アップリンクユーザーデバイスにスケジューリングすることと、前記ダウンリンクユーザーデバイスが前記通信デバイスによって送信されることになるダウンリンクデータを受信できるようにすべく、前記ダウンリンクユーザーデバイスにデータチャネルリソースをスケジューリングすることと、を含む、請求項1014のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスのためのリソース割当てメッセージを生成することと、前記制御チャネルリソースの割当てによって割り当てられた前記制御チャネルリソースを用いて、前記スケジューリングされたアップリンクユーザーデバイス及び前記スケジューリングされたダウンリンクユーザーデバイスに前記生成されたリソース割当てメッセージを送信することと、を含む請求項15に記載の方法。
  17. 各アップリンクユーザーデバイス及び各ダウンリンクユーザーデバイスにそれぞれの制御チャネルリソースを割り当てることを含み、前記生成されたリソース割当てメッセージを送信することは、スケジューリングされたユーザーデバイスごとに、該ユーザーデバイスに割り当てられた前記制御チャネルリソースを用いて前記リソース割当てメッセージを送信する請求項16に記載の方法。
  18. 請求項1〜のいずれか一項に記載の通信デバイスと1つ又は複数のユーザーデバイスとを含む通信システム。
  19. プログラマブル通信デバイスに請求項1017のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピューター実施可能命令を含むコンピューター実施可能命令記録媒体。
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