JP5601461B2 - ケーブル接続箱の密閉構造体 - Google Patents

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本発明は、ケーブル接続箱の密閉構造体に関する。
従来、ケーブル接続箱の内部に封入されている絶縁油の漏れを防止するために、ケーブルとケーブルを被覆する接続管との間に、幾つかのパッキングを装着してなる密閉構造体が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照。)。
この密閉構造体におけるパッキングは、締付金具によってケーブルと接続管との間に押し込められて、ケーブルと接続管に圧着している。特に、締付金具は、ケーブル側に向けた傾斜面をパッキングに押し付けているので、パッキングの内面がケーブルの表面に強く圧着した状態で、ケーブルと接続管の間を密閉している。
特開平9−191551号公報
昭和63年電気学会全国大会一般講演 講演論文集pp.1722-1723、275KV低損失OFケーブル用無鉛工接続箱の実用化、神野光生ほか
しかしながら、上記文献に記載された密閉構造体の場合、長期的な使用に伴いパッキングの弾性力が低下してしまうと、そのパッキングの外面の面圧が接続管側に加わらなくなってしまうことがあり、パッキングと接続管の間で油漏れが生じやすくなってしまうことがあった。
本発明の目的は、密閉構造体の密閉性能を向上させることである。
以上の課題を解決するため、本発明の態様は、
電力ケーブルを接続管で被覆してなるケーブル接続箱における、電力ケーブルと接続管の間を密閉する密閉構造体であって、
前記電力ケーブルの外周面に密着するケーブル側パッキングと、
前記ケーブル側パッキングと前記接続管との間に介装され、前記ケーブル側パッキングと密接する内面が、前記接続管と密接する外面よりも幅が広い台形パッキングと、
前記電力ケーブル側に向けた第1傾斜面を有し、その第1傾斜面を前記台形パッキングの一方の傾斜面と当接させる第1締付部材と、
前記電力ケーブル側に向けた第2傾斜面を有し、その第2傾斜面を前記台形パッキングの他方の傾斜面と当接させる第2締付部材と、
前記台形パッキングの一方の傾斜面と前記第1傾斜面とが密着するように、前記第1締付部材を前記台形パッキングに向けて弾性的に付勢する付勢部材と、
前記台形パッキングの他方の傾斜面と前記第2傾斜面とが密着するように、前記第2締付部材を前記台形パッキングに向けて押し付ける押付部材と、
前記第1締付部材又は第2締付部材と前記接続管との間に挟持されて、前記第1締付部材又は第2締付部材と前記接続管に圧着する環状のシール部材と、
を備えることを特徴とする。
電力ケーブルを接続管で被覆してなるケーブル接続箱における、電力ケーブルと接続管の間を密閉する密閉構造体は、電力ケーブルの外周面に密着するケーブル側パッキングと、ケーブル側パッキングと接続管との間に介装された台形パッキングとを備えている。
このケーブル接続箱の密閉構造体において、台形パッキングが第1締付部材の第1傾斜面と第2締付部材の第2傾斜面とに挟まれるように締め付けられて、台形パッキングの内面がケーブル側パッキングと密接し、台形パッキングの外面が接続管と密接するようになっているので、電力ケーブルと接続管の間をケーブル側パッキングと台形パッキングとで密閉することができる。
さらに、このケーブル接続箱の密閉構造体は、第1締付部材又は第2締付部材と接続管に圧着する環状のシール部材を備えているため、ケーブル側パッキング及び台形パッキングとシール部材とが協働して、密閉構造体の密閉性能を向上させることができる。
本発明の密閉構造体は、好ましくは、前記シール部材は、前記第2締付部材の外周面側に備えられており、
前記ケーブル側パッキングと前記接続管との間に、前記第1締付部材、前記台形パッキング、前記第2締付部材の順に押し込み、前記台形パッキングを前記第1締付部材と前記第2締付部材で締め付けている。
このケーブル接続箱の密閉構造体において、ケーブル側パッキングと接続管との間に、第1締付部材、台形パッキング、第2締付部材の順に各部材を押し込み、ケーブル側パッキングと接続管の間に各部材を配設している。
そして、台形パッキングよりも奥に押し込む第1締付部材でなく、ケーブル側パッキングと接続管の間に押し込む程度(深さ)が比較的短くて浅い、第2締付部材に環状のシール部材を取り付けるようにすることで、第1締付部材と台形パッキングと第2締付部材の組み付けを行いやすくして、密閉構造体の組み付け作業を効率的に行うことを可能にしている。
本発明によれば、ケーブル接続箱の密閉構造体が、台形パッキングに加えて、第2締付部材と接続管に圧着する環状のシール部材を備えているので、台形パッキングとシール部材のオイルシール性能をあわせ持ち、密閉構造体の密閉性能を向上させることができる。
ケーブル接続箱の密閉構造体を示す断面図である。 密閉構造体の一部を分解して示した説明図である。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、ケーブル接続箱の密閉構造体を示す断面図である。図2は、密閉構造体の一部を分解して示した説明図である。
ケーブル接続箱3は、図1に示すように、電力ケーブル1を被覆する接続管2の両端側に密閉構造体100を設けて成る。なお、図1では、接続管2の一端側の密閉構造体100を図示している。
このケーブル接続箱3における電力ケーブル1と接続管2の間には、絶縁油を収容しており、その絶縁油がケーブル接続箱3から漏れ出ないように、密閉構造体100が接続管2の端部で、電力ケーブル1と接続管2の間を密閉している。
電力ケーブル1は、例えば、OFケーブル(油浸紙絶縁ケーブル)であり、中心導体、内部半導電層、絶縁紙巻層、外部半導電層、アルミ被覆層、防食シース等から構成されている。このケーブル接続箱3部分の電力ケーブル1では、ケーブルの外周面にアルミ被覆層が露出している。
接続管2は、例えば、銅製の円筒管2aと、円筒管2aの端部に一体に設けられている封止管部2bとを備えている。この封止管部2bは、密閉構造体100のバネユニット50を支持するガイド部2cと、密閉構造体100の締付ユニット60を取り付けるための締付ボルト62を螺入する螺子穴2dを有している。
ケーブル接続箱の密閉構造体100は、図1に示すように、電力ケーブル1の外周面に密着しているケーブル側パッキング10と、ケーブル側パッキング10と接続管2(封止管部2b)との間に介装されている台形パッキング20と、台形パッキング20の一方の傾斜面と当接する第1傾斜面31を有する第1締付部材30と、台形パッキング20の他方の傾斜面と当接する第2傾斜面41を有する第2締付部材40と、第1締付部材30を台形パッキング20に向けて付勢するバネユニット50と、第2締付部材40を台形パッキング20に向けて押し付ける締付ユニット60と、第2締付部材40と接続管2(封止管部2b)との間に挟持されている環状のシール部材であるOリング70等を備えている。
ケーブル側パッキング10は、電力ケーブル1の外周面に密着する環状のパッキン部材である。ケーブル側パッキング10は、パッキング固定具11a,11bの間に挟まれて保持されており、そのパッキング固定具11a,11bを、例えば、エポキシパテなどの接着材料12で電力ケーブル1の外周面に貼着することで、ケーブル側パッキング10を電力ケーブル1の外周面に固定している。なお、ケーブル側パッキング10の内周面は、電力ケーブル1のアルミ被覆層の外周面に対応する凹凸を有しており、ケーブル側パッキング10がアルミ被覆層に密着しやすい形状になっている。
また、パッキング固定具11aは、ケーブルと交差する方向に延在する固定フランジ部13と、その固定フランジ部13に螺着している固定ボルト14を備えている。この固定ボルト14で固定フランジ部13と封止管部2bを締結することで、パッキング固定具11aを介して接続管2を電力ケーブル1に固定することができる。
台形パッキング20は、ケーブル側パッキング10と密接する内面が、接続管2と密接する外面よりも幅が広く、その断面が台形形状を呈する環状のパッキン部材である。
また、この台形パッキング20の内面の縁から外面の縁に亘るテーパー状の面は、それぞれ電力ケーブル1とは反対側にその面を向けた傾斜面になっている。
第1締付部材30は、台形パッキング20の一方の傾斜面と対向するように、電力ケーブル1側に向けた第1傾斜面31を有している。
この第1締付部材30は、ケーブル側パッキング10と接続管2(封止管部2b)との間に介装されている。
そして、第1締付部材30は、バネユニット50によって台形パッキング20側に付勢されて、第1締付部材30の第1傾斜面31と台形パッキング20の一方の傾斜面とが密着するようになっており、相対的に第1締付部材30が台形パッキング20を押圧する構造を成している。
第2締付部材40は、台形パッキング20の他方の傾斜面と対向するように、電力ケーブル1側に向けた第2傾斜面41を有している。
この第2締付部材40は、ケーブル側パッキング10と接続管2(封止管部2b)との間に介装されている。
そして、第2締付部材40は、締付ユニット60によって台形パッキング20側に押し付けられて、第2締付部材40の第2傾斜面41と台形パッキング20の他方の傾斜面とが密着するようになっており、相対的に第2締付部材40が台形パッキング20を押圧する構造を成している。
バネユニット50は、封止管部2bのガイド部2cが軸支する軸部材51と、軸部材51を軸心にして連設されている付勢部材としての複数の皿バネ52とを備えている。
軸部材51は、その軸方向に進退可能に軸部材51の一端をガイド部2cに挿通しており、他端が第1締付部材30の基面の孔部30aに嵌入している。この軸部材51が第1締付部材30の移動に伴いガイド部2cで進退することに応じて、第1締付部材30と封止管部2bとの間で、複数の皿バネ52が弾性変形するようになっている。
そして、弾性変形して縮んだ皿バネ52が復元する反発力によって、バネユニット50が第1締付部材30を台形パッキング20に向けて弾性的に付勢する。そして、バネユニット50は、台形パッキング20の一方の傾斜面に第1傾斜面31が密着するように、第1締付部材30を台形パッキング20に向けて弾性的に押圧する。
締付ユニット60は、ボルト用ねじ穴61aとビス用ねじ穴61bを有する締付フランジ61と、ボルト用ねじ穴61aに螺着している締付ボルト62と、ビス用ねじ穴61bに螺着している止めねじ型の押付部材である締付ビス63とを備えている。
締付ボルト62は、ボルト用ねじ穴61aを通じて、封止管部2bの螺子穴2dに螺合しており、締付ボルト62が締付フランジ61を接続管2に締結している。接続管2(封止管部2b)に取り付けた締付フランジ61は、ケーブル側パッキング10と封止管部2bとの間に介装されている第2締付部材40が、その間から抜け出ないように第2締付部材40の基面に当接している。その締付フランジ61におけるビス用ねじ穴61bは、第2締付部材40に対応する位置にあって、そのビス用ねじ穴61bに螺着している締付ビス63が、第2締付部材40の基面に接触可能になっている。
そして、締付ユニット60の締付ビス63を第2締付部材40に向けて螺入することで、締付ビス63が第2締付部材40を台形パッキング20に向けて押し付ける。そして、締付ユニット60は、台形パッキング20の他方の傾斜面に第2傾斜面41が密着するように、第2締付部材40を台形パッキング20に向けて押圧する。
なお、固定ボルト14と締付ボルト62を共通のボルトとしてもよく、その共通ボルトで固定フランジ部13と封止管部2bを締結するとともに、締付フランジ61を封止管部2bに締結するようにしてもよい。
Oリング70は、第2締付部材40の外周面に設けた環状の溝部に圧入するように取り付けており、第2締付部材40と接続管2(封止管部2b)に圧着している。
次に、ケーブル接続箱の密閉構造体100の組み付け工程と、密閉構造体100の密閉機能(オイルシール性)について説明する。
まず、電力ケーブル1同士を所定の手順で接続し、電力ケーブル1のアルミ被覆層にパッキング固定具11a,11bを貼着して、その電力ケーブル1の外周面にケーブル側パッキング10を固定する。ついで、ケーブルの接続部分を覆う配置に接続管2をセットする。
この際、図2に示すように、接続管2の封止管部2bにおけるガイド部2cにバネユニット50を配設しておく。
この後、ケーブル側パッキング10と接続管2(封止管部2b)との間に、第1締付部材30、台形パッキング20、第2締付部材40の順に各部材を押し込み、ケーブル側パッキング10と封止管部2bの間に各部材を配設する。
なお、第2締付部材40の外周面にOリング70を取り付けているため、第2締付部材40をケーブル側パッキング10と封止管部2bの間に押し込む際にOリング70に起因する摩擦抵抗がかかるので、第2締付部材40は第1締付部材30に比べて押し込み難いことがある。
但し、台形パッキング20よりも奥に挿し込む第1締付部材30にOリング70を取り付けていると、Oリング70に起因する摩擦抵抗の作用のために、その第1締付部材30をバネユニット50に突き当てるまで挿し込む作業に時間がかかってしまい、組み付け作業効率が悪化してしまう恐れがある。また、第1締付部材30の押し込みが中途半端になる作業管理上の懸念がある。
そこで、ケーブル側パッキング10と封止管部2bの間に挿し込む程度(深さ)が比較的短くて浅い、第2締付部材40にOリング70を取り付けた方が、密閉構造体100の組み付け作業の作業効率の点から好ましいので、Oリング70を第2締付部材40に取り付けている。
次いで、ビス用ねじ穴61bに締付ビス63を取り付けた締付フランジ61を締付ボルト62で封止管部2bに締結する。なお、締付フランジ61を封止管部2bに締結した後に、締付ビス63をビス用ねじ穴61bに螺入してもよい。
さらに、図1に示すように、固定ボルト14で固定フランジ部13と封止管部2bを締結することで、電力ケーブル1と接続管2の間を密閉する密閉構造体100が組みあがる。
そして、密閉構造体100の締付ユニット60における締付ビス63を第2締付部材40に向けて螺入する程度を調整し、締付ユニット60によって第2締付部材40を台形パッキング20に向けて押圧すると、皿バネ52の反発力によってバネユニット50が第1締付部材30を台形パッキング20に向けて押圧する。
この第1締付部材30と第2締付部材40とで挟まれて加圧された台形パッキング20の内面がケーブル側パッキング10に圧着するとともに、その台形パッキング20の外面が封止管部2bに圧着することで、台形パッキング20によるオイルシールがなされる。
特に、電力ケーブル1側に向けた第1傾斜面31と第2傾斜面41とで挟まれて締め付けられた台形パッキング20は、それら傾斜面31,41に倣って、その内面がケーブル側パッキング10により強く圧着するようになっているので、台形パッキング20の内面側のオイルシール性は安定している。更に、台形パッキング20の内面の幅が広いため、より良好なオイルシール性能を奏する。
一方、第2締付部材40の外周面にOリング70を取り付けているため、台形パッキング20の外面側のオイルシール性を、Oリング70によるオイルシール性で補償することができる。そして、台形パッキング20の外面とOリング70の協働によって、良好なオイルシール性能を奏する。
このように、ケーブル接続箱の密閉構造体100は、台形パッキング20に加えて、第2締付部材40の外周面に取り付けたOリング70を備えているので、台形パッキング20とOリング70のオイルシール性能をあわせ持ち、密閉構造体100の密閉性能を向上させている。
特に、長期的な使用に伴い台形パッキング20の弾性力が低下した場合、台形パッキング20が封止管部2bに圧着する面圧が低下し、台形パッキング20の外面側のオイルシール性が悪化してしまうことがあっても、Oリング70によるオイルシール性が付加されているので、密閉構造体100としてのオイルシール性を維持することができる。
なお、台形パッキング20の内面はケーブル側パッキング10に対してより強く圧着するようになっており、当初の面圧が比較的高いので、台形パッキング20の弾性力が低下しても、台形パッキング20の内面側のオイルシール性に異常が生じることはほとんどない。
また、台形パッキング20を挟むように配設する第1締付部材30と第2締付部材40のうち、台形パッキング20よりも奥に配設する第1締付部材30でなく、台形パッキング20よりも手前側であって、ケーブル側パッキング10と封止管部2bの間に挿し込む程度が比較的短い第2締付部材40にOリング70を取り付けることで、第1締付部材30と台形パッキング20と第2締付部材40の組み付けを行いやすくして、密閉構造体100の組み付け作業を効率的に行うことを可能にしている。
なお、以上の実施の形態においては、第2締付部材40の外周面にOリング70を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1締付部材30の外周面にOリング70を設けるようにしてもよい。
また、封止管部2bの内周面側に凹溝を設けここにOリングを挿入し、そのOリングが第2締付部材40と第1締付部材30の少なくとも一方に圧着して、封止管部2bと第2締付部材40の間、または封止管部2bと第1締付部材30の間に密着するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 電力ケーブル
2 接続管
2a 円筒管
2b 封止管部
3 ケーブル接続箱
10 ケーブル側パッキング
20 台形パッキング
30 第1締付部材
31 第1傾斜面
40 第2締付部材
41 第2傾斜面
50 バネユニット
51 軸部材
52 皿バネ(付勢部材)
60 締付ユニット
61 締付フランジ
62 締付ボルト
63 締付ビス(押付部材)
70 Oリング(シール部材)
100 ケーブル接続箱の密閉構造体

Claims (2)

  1. 電力ケーブルを接続管で被覆してなるケーブル接続箱における、電力ケーブルと接続管の間を密閉する密閉構造体であって、
    前記電力ケーブルの外周面に密着するケーブル側パッキングと、
    前記ケーブル側パッキングと前記接続管との間に介装され、前記ケーブル側パッキングと密接する内面が、前記接続管と密接する外面よりも幅が広い台形パッキングと、
    前記電力ケーブル側に向けた第1傾斜面を有し、その第1傾斜面を前記台形パッキングの一方の傾斜面と当接させる第1締付部材と、
    前記電力ケーブル側に向けた第2傾斜面を有し、その第2傾斜面を前記台形パッキングの他方の傾斜面と当接させる第2締付部材と、
    前記台形パッキングの一方の傾斜面と前記第1傾斜面とが密着するように、前記第1締付部材を前記台形パッキングに向けて弾性的に付勢する付勢部材と、
    前記台形パッキングの他方の傾斜面と前記第2傾斜面とが密着するように、前記第2締付部材を前記台形パッキングに向けて押し付ける押付部材と、
    前記第1締付部材又は第2締付部材と前記接続管との間に挟持されて、前記第1締付部材又は第2締付部材と前記接続管に圧着する環状のシール部材と、
    を備えることを特徴とするケーブル接続箱の密閉構造体。
  2. 前記シール部材は、前記第2締付部材の外周面側に備えられており、
    前記ケーブル側パッキングと前記接続管との間に、前記第1締付部材、前記台形パッキング、前記第2締付部材の順に押し込み、前記台形パッキングを前記第1締付部材と前記第2締付部材で締め付けていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続箱の密閉構造体。
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