JP5597830B1 - 電球式シーリングライト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体板10と、本体板を被覆する照明カバー20と、本体板外面中央に固着した引掛けプラグ装置30と本体板10の内面に設けた電球螺入用ソケット50とを備え、ソケット50を対向状又は放射状に本体板内面に設けて、LED電球の配光を本体板内面中央に集光して照明カバーを明暗なく光らせ、また、吊り下げコード装置80により、天井吊り下げペンダントライトとしても使用できるようにし、さらに、電球の取替、組合せにより、各種用途に応じた照明ができるようにしたもの。
【選択図】 図2−2
Description
これに対し、ヒートシンクを設けたLED電球は、漸次、量産化されてきて価格はかなり低下し、従来型の一般電球形の白熱電球、蛍光灯電球等が使用されている照明器具に漸次使用されつつあるが、照明器具としての利用用途として、多灯を必要とするシーリングライトとしての利用は不向きとされていた。その理由は、ヒートシンクを設けたLED電球は白熱電球に比べ直下方向には明るいが、ヒートシンクのため口金方向には暗く、従ってシーリングライトの透光性乳白色の照明カバー内に入れると、暗くなる部分ができて照明カバー全体が明暗がないように光らない欠点があった。
そこで本発明者は、複数個のヒートシンクを設けたLED電球の配置を対向状又は放射状に本体板に設けて本体板の中央部に向け配光すれば、本体板を被覆する照明カバーの照明に明暗が生じない上に、LED電球又は蛍光灯電球をシーリングライトに使用すれば、安定器やアダプター等が不要となり、大きく重量軽減できるので、本体板に軽量な合成樹脂板が使用できることを見出し、また、LED電球及び蛍光灯電球を自由に選択(組み合わせを含む)することにより各用途に応じた照明ができることを見出し、さらに、本体板を軽量で透明色、不透明色、半透明色又は透光色の合成樹脂板にすれば、吊り下げペンダントライトとして効果的な照明ができることを見出し、本発明の開発に成功した。
また、本発明は、大きな節電効果と最適な照明量が得られると共に、照明カバーを明暗がないように光らせることができるようにした電球式シーリングライトを提供するものである。
また、本発明は、構造簡単で極めて安価に製作でき、各種のLED電球又は蛍光灯電球を自由に選択して各用途に応じた照明ができるようにした電球式シーリングライトを提供するものである。
さらに、本発明は、吊り下げペンダントライトとしても照明できるようにした電球式シーリングライトを提供するものである。
また、本発明の電球式シーリングライトは、上記課題を達成するため、図示するように、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記本体板中央部外面に固着した引掛けプラグと天井配線器具との間に着脱可能に電気接続できる天井吊り下げコード装置であって、上端に前記天井配線器具に着脱可能に電気接続できる引掛けプラグを設け、下端に前記本体板外面に固着した前記引掛けプラグ装置に着脱可能に電気接続できるようにした接続装置を設けている電灯コードからなり、前記接続装置が、コードカバーと、前記コードカバーに、それぞれ内嵌する、コード穴と1対のボルトナット挿入孔とを設けた止板と、前記電灯コードに着脱可能に圧着できるようにした挟着板からなるコードストッパーと、引掛けシーリングとを備えて、前記電灯コード下端の1対の引出線を前記引掛けシーリングの引出線差込み孔に挿着し、前記コードストッパーの挟着板を前記引出線又は前記引出線近くのコード部分に着脱可能に圧着して固着すると共に、その直上に設けた前記止板の1対のボルトナット挿入孔と前記引掛けシーリングの1対の貫孔に挿入した1対のボルトナットにより、前記止板を前記コードストッパーの挟着板の直上に位置するように固定したのち、前記コードカバーにより前記止板、前記コードストッパー、前記電灯コード下端及び前記引掛けシーリングを被覆できるようにしたものである。
また、本発明の電球式シーリングライトは、上記課題を達成するため、図示するように、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記コードストッパーが、内面にすべり止め加工した1対又は1個の挟着板を形成した合成樹脂板と前記各合成樹脂板の1対の貫孔に挿入できるようにした合成樹脂製ボルトナットとを備えているものである。
また、本発明の電球式シーリングライトは、上記課題を達成するため、図示するように、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記本体板中央部外面に固着した引掛けプラグと天井配線器具との間に着脱可能に電気接続できる天井吊り下げコード装置であって、上端に前記天井配線器具に着脱可能に電気接続できる引掛けプラグを設け、下端に前記本体板外面に固着した前記引掛けプラグ装置に着脱可能に電気接続できるようにした接続装置を設けている電灯コードからなり、前記接続装置が、コードカバーと、前記コードカバーに、それぞれ内嵌する、コード穴と1対のボルトナット挿入孔とを設けた止板と、前記電灯コードに着脱可能に結び目を形成できるようにしたコードストッパーと、引掛けシーリングとを備えて、前記電灯コード下端の1対の引出線を前記引掛けシーリングの引出線差込み孔に挿着し、前記コードストッパーの直上に設けた前記止板の1対のボルトナット挿入孔と、前記引掛けシーリングの1対の貫孔に挿入した1対のボルトナットにより、前記止板を前記コードストッパーに形成した結び目の直上に位置するように固定したのち、前記コードカバーにより前記止板、前記結び目のコードストッパー、前記電灯コード下端及び前記引掛けシーリングを被覆できるようにしたものである。
本発明において、本体板外面に固着した引掛けプラグ装置は、天井に取り付けられる丸形又は角形の引掛けシーリングや露出型又は埋込型の引掛けローゼットなどの公知の天井配線器具の引掛け穴に、引掛けを挿入して着脱可能に嵌着することにより電気接続して本体板の貫孔を介してシーリングライト内に給電する装置である。
引掛けプラグ装置は、引掛けプラグと、その外底面にコード通し孔を除いて上端を固着したおねじ筒と、前記おねじ筒の外周面に螺合するめねじ筒又はナットからなり、引掛けプラグを前記めねじ筒又はナットを介して本体板外面中央部にその底面を固着してコード引出線をおねじ筒内を介して本体板内面に引出し、ソケット等と電気接続するものである。
本体板は、本発明では、蛍光灯を使用した従来のシーリングライトの鋼製本体板のようなトレイ状の頑丈なものは、重い安定器やアダプター等を不要とするので、軽量な合成樹脂板製が好ましく、さらに、前記本体板が合成樹脂製の場合、特に天井吊り下げ形のペンダントライトとして使用する場合には、合成樹脂板は透明色、不透明色、半透明色又は透光色その他各種色合いの組み合わせのもので製作することもできる。
照明カバーは、一般にセード(Shade)と称せられる透光性乳白色のシーリングライト用の公知の合成樹脂製わん状カバーで、本体板の形状及びサイズ、電球の大きさ及び電球数等に合わせて着脱可能に被覆されるものである。
電球螺入用ソケットは、白色合成樹脂製のもので接続配線付きのものが好ましく、また、ソケット支持板はL形板のほか、バンド状、台状のものでもよい。本願発明では、電球螺入用ソケットは、螺入したヒートシンクを設けたLED電球が点灯したとき、本体板内面の中央部に向けて配光できるように、本体板内面に対向状又は放射状に取りつけて、照明カバーで被覆したとき、照明カバーを明暗がないよう光らせることが必要である。
照明カバーは、それ自体又は本体板の周縁にねじ締め、その他の公知の着脱装置を取りつけて本体板に着脱可能に被覆できるように形成する。
電灯コードは、上端に取り付ける引掛けプラグは、外観的に体裁のよい公知の丸型のおわん状のものが好ましく、また、下端に取り付ける接続装置は、外観的に体裁のよい公知のコードカバー(キャップ)により被覆されることが好ましい。
接続装置は、本体板外面中央部に固着した前記引掛けプラグ装置に着脱可能に電気接続すると共に、天井から吊り下げられた電灯コードの下端の電気接続を安全に維持するもので、平板状の止板とコードストッパーと公知の引掛けシーリングとを組み合わせてコードカバー(キャップ)で被覆できるようにしたものである。
本発明では、前記コードストッパーは、電灯コードを着脱可能に圧着する挟着板を利用するもの及び電灯コードの着脱可能な結び目を利用するものが使用され、天井直付けのシーリングライトを天井吊り下げペンダントライトとして使用した場合の照明器具の安全維持をはかるものである。
また、本発明は、従来のシーリングライトのアダプター装置がなく、また、従来の蛍光管の安定器がないので、構造簡単かつ軽量となり、本体板に軽量な合成樹脂板を使用して極めて安価に製作できる。また、本発明は、LED電球又は蛍光灯電球を自由に選択して節電効果と最適の照明量が得られる。また、本発明では、複数個のLED電球又は蛍光灯電球を使用することができるので、LED一体型の照明器具と異なり、各種のLED電球又は蛍光灯電球の選定、組合せにより、台所用、食卓用、寝室用、浴槽用、中庭用、植物育成用、などの各種用途に応じた照明に使用できる。例えば、LED電球の昼白色電球と電球色電球とを組合せて使用して生体リズムを調整したり、目の保護をしたりすることができる。
さらに、本発明は、本体板に透明色、不透明色、半透明色又は透光色などの無色、白色その他の色合いの合成樹脂板を使用して、天井吊り下げペンダントライトとして効果的な照明ができる。
図1−1では、公知の配線及び公知の照明カバーの着脱装置が省略されている。
図1−2では、公知の配線が省略されている。
本発明実施例の電球式シーリングライトは、円形トレイ状の本体板10と、わん状の透光性乳白色の合成樹脂製照明カバー20を備えている。
本体板10は合成樹脂製円形トレー状のもので、白色の円板11と円板11の周縁に形成した白色の側板12とからなり、円板11は、2個のLED電球40をそれぞれ螺入した2個の白色合成樹脂製ソケット50を、L形白色の合成樹脂製支持板51を介して、円板11内面に取りつけている。また、円板11の外面中央部には、引掛けプラグ装置30の公知の角型の引掛けプラグ300のコード穴(図示しない)を除く外底面を本体板10中央部の引出線のための貫孔13と連通できるように、接着剤を介して本体板10の円板11と固着している。
引掛けプラグ装置30は、上部に天井に取り付けた引掛けシーリング又は引掛けローゼット60の引掛け穴(図示しない)に挿入して電気接続される金属製引掛け31が設けられると共に、前記コード穴(図示しない)と本体板10の円板11の貫孔13とを介して、本体板10の円板11内面に設けられたソケット50に配線接続されるものである。
また、2個のソケット50は、支持板51を介して、円板11の中央部に向けて対向状に配置できるように、本体板10の円板11内面に取りつけられ、ソケット50の電球螺入口(図示しない)に螺入した前記LED電球40を点灯したとき、前記各LED電球40の発光部分42は、図示するように、本体板10の円板内面の中央部に向けて配光できるように配置される。
照明カバー20は、本体板10の側板12内側に設けた公知の着脱装置(図示しない)を介して着脱可能に嵌合できるように形成される。
本発明実施例は、上述のように構成されるので、本体板10の円板11外面に固着した引掛けプラグ装置30の引掛け31を天井70の引掛けシーリング又は引掛けローゼット60の引掛け穴(図示しない)に引掛けて電気接続したのち、2個のLED電球40を点灯すると、2個のLED電球40は本体板10の円板11内面の中央部に向って配光されて照明カバー20は、明暗のないように光ることになる。
また、本発明は、各種のLED電球又は蛍光灯電球を自由に選択して節電効果と最適な照明量が得られると共に、前述したように各使用目的(例えば、LED電球の昼白色、電球色の選択及び組合わせ)に応じた照明が得られる。
図2−1では、公知の配線及び公知の照明カバーの着脱装置が省略されている。
図2−2では、公知の配線が省略されている。
本発明実施例の電球式シーリングライトは、円形トレイ状の本体板10Bと、わん状の透光性乳白色の合成樹脂製照明カバー(図示しない)を備えている。
本体板10Bは、合成樹脂製で白色の円板11Bと円板11Bの周縁に設けた白色の側板12Bとからなり、円板11Bは、4個のLED電球40をそれぞれ螺入した4個の白色の合成樹脂製ソケット50を、L形白色の合成樹脂製支持板51を介して、円板11B内面に取りつけている。また、円板11B外面の中央部には、引掛けプラグ装置30Bが固着されている。引掛けプラグ装置30Bは、引掛けプラグ300Bを上部に設けると共に、引出線を下部に設けた公知の丸型のもので、下部の複数個の螺孔15Bに螺入するねじ301Bを介して本体板10Bと固着される。引掛けプラグ300Bの引出線(図示しない)は、本体板10Bの貫通孔14Bを介して本体板10Bの円板11Bの内面に引き出される。
また、必要に応じ、本体板10Bの円板11Bに電球点灯熱による吸排気用小孔(図示しない)、又は、特開2013−26060号公報で示したような遮光反射板付の吸排気用小孔(図示しない)を設けてもよい。
また、4個のソケット50は、支持板51を介して、円板11B内面の中央部に向けて十字の放射状に配置できるように、本体板10Bの円板11B内面に取りつけられ、ソケット50の電球螺入口(図示しない)に螺入したLED電球40を点灯したとき、各LED電球40の発光部分42は、図示するように、本体板10Bの円板11B内面の中央に向けて配光できるように形成されている。
照明カバーは、実施例1の図1−3と同様に、本体板10Bの側板12B内側に設けた公知の着脱装置(図示しない)を介して着脱可能に嵌合できるように形成される。
本発明実施例は、上述のように構成されるので、本体板10B外面11Bに固着した引掛けプラグ装置30Bを引掛け31Bを介して天井70の引掛けシーリング又は引掛けローゼット(図示しない)の引掛け穴(図示しない)に引掛けて電気接続したのち、4個のLED電球40を点灯すると、4個のLED電球40は本体板10Bの円板11B内面中央部に向って配光されて照明カバーは、明暗のないように光ることになる。
また、本発明は、LED電球又は蛍光灯電球を自由に選択して節電効果と最適な照明量が得られると共に、前述したように各使用目的に応じた照明が得られる。
本発明実施例の電球式シーリングライトは、円形トレイ状の本体板10Cと、わん状の透光性乳白色の合成樹脂製照明カバー20Cと、天井吊り下げペンダントライト用天井吊り下げコード装置(以下、単に吊り下げコード装置という。)80とを備えている。
本体板10Cは、透光性乳白色の円板11Cと円板11Cの周縁に設けた透光性乳白色の側板12Cとからなり、円板11Cは、4個のLED電球(図示しない)をそれぞれ螺入した白色の合成樹脂製ソケット(図示しない)4個を、L形透明の合成樹脂製支持板(図示しない)を介して、円板11C内面に取りつけている。また、円板11C外面の中央部には、引掛けプラグ装置30Cが固着されている。本体板10Cの円板11Cに対する引掛けプラグ装置30Cの固着は、図3−2に示すように、引掛けプラグ300Cの底面のコード穴(図示しない)まわりに接着等により固着させてコード80を内孔に連通できるようにしたおねじ筒301Cを本体板10Cの円板11Cの中央の貫孔13Cに挿入して2個のナット302Cでダブルナットとして螺着する。
また、4個の前記ソケットは、前記支持板(図示しない)を介して、円板11C内面の中央部に向けて十字の放射状に配置できるように、円板11C内面に取りつけられ(図示しない)、前記ソケットの電球螺入口(図示しない)に螺入したLED電球(図示しない)を点灯したとき、各LED電球の発光部分(図示しない)は、本体板10Cの円板11C内面の中央部に向けて配光できるように形成されている。
照明カバー20Cは、本体板10Cの円板11C内面の側板12Cに着脱可能に嵌合できるように形成されている。
従って、本体板10Cの円板11C外面に固着した引掛けプラグ装置30Cを引掛け(図示しない)を介して天井70の引掛けシーリング又は引掛けローゼット60の引掛け穴(図示しない)に引掛けて電気接続したのち、4個のLED電球(図示しない)を点灯すると、4個のLED電球は本体板10C内面の中央部に向って配光されて照明カバー20Cは、明暗のないように光ることになる。
次に、天井配線器具として天井70に配線された引掛けシーリング又は引掛けローゼット60と本体板10C上面に固着した引掛けプラグ装置30Cとの間に、着脱可能に電気接続できる吊り下げコード装置80を連結して、本発明電球式シーリングライトを、天井吊り下げペンダントライトとして使用できる場合の実施例を以下に記載する。
吊り下げコード装置80は、電灯コード800を介して上端に、前記天井配線器具60に着脱可能に電気接続できる丸型の引掛けプラグ30Eを設け、下端に、前記本体板10C外面に固着した引掛けプラグ装置30Cに着脱可能に電気接続できるようにした配線装置60Cをコードカバー90内に設けている。
配線装置60Cは、図3−3に示すように、コードカバー90と、コードカバー90にそれぞれ内嵌する、コード穴620Cと1対のボルトナット611Cの挿入孔(図示しない)とを設けた止板62Cと、前記電灯コード800の下端に着脱可能に圧着できるようにした1対の挟着板631Cからなるコードストッパー63Cと、引掛けシーリング61Cとを備え、前記電灯コード800下端の1対の引出線81を、絶縁圧着端子811を介して、前記引掛けシーリング61Cの1対の引出線差込み孔(図示しない)に挿着し、前記コードストッパー63Cの挟着板631Cを、前記1対の引出線81の上方のコード部分に着脱可能に圧着すると共に、その直上に前記止板62Cの1対のボルトナット611Cの1対の挿入孔(図示しない)と、前記引掛けシーリング61Cの1対のボルトナット孔(図示しない)に挿入した1対のボルト611Cにより、前記コードストッパー63Cの挟着板631C直上に位置するように止板62Cを1対のナット611Cで締めて固定したのち、前記コードカバー90により前記電灯コード800の下端、前記引掛けシーリング61C、前記コードストッパー63C及び前記止板62Cを被覆できるようにする。
なお、コードストッパー63Cは、裏面にすべり止め加工(図示しない)をした合成樹脂板631Cと前記合成樹脂板の貫孔(図示しない)に挿入できるようにした合成樹脂製ボルトナット632Cとからなっている。前記合成樹脂板631C裏面のすべり止め加工としては、両面粘着テープ、貼着用ゴムテープなどが使用される。
さらに、止板62Cの固定には、1対のボルト611Cに対し、止板62C上面又は(及び)下面にナット611Cの螺着を増やすこともできる。
配線装置60Cの代わりに配線装置60Dを使用することができる。配線装置60Dの実施例が図3−4に示されている。
配線装置60Dは、図3−4に示すように、コードカバー90と、コードカバー90にそれぞれ内嵌する、コード穴620Dと1対のボルトナット611Dの挿入孔(図示しない)とを設けた止板62Dと、前記電灯コード800の下端に着脱可能に結び目631Dができるようにしたコードストッパー63Dと、引掛けシーリング61Dとを備え、前記電灯コード800下端の1対の引出線81を、絶縁圧着端子811を介して、前記引掛けシーリング61Dの1対の引出線差込み孔(図示しない)に挿着し、前記コードストッパー63Dの結び目631Dを、前記1対の引出線81の上方のコード部分に着脱可能に結ぶと共に、その直上に前記止板62Dの1対の挿入孔(図示しない)と、前記引掛けシーリング61Dの1対のボルトナット孔(図示しない)に挿入した1対のボルト611Dとにより、前記コードストッパー63Dの結び目631D直上に位置するように止板62Dを1対のナット611Dで締めて固定したのち、前記コードカバー90により前記電灯コード800の下端、前記引掛けシーリング61D、前記コードストッパー63D及び前記止板62Dを被覆できるようにする。なお、止板62Dの固定には、1対のボルト611Dに対し、止板62D上面又は(及び)下面にナット611Dの螺着を増やしてもよい。
したがって、吊り下げコード装置80の下端の配線装置60C又は60Dを、本体板10、10B又は10Cの円板11、11B又は11C外面中央に固着した引掛けプラグ装置30、30B又は30Cに電気接続し、上端の引掛けプラグ30Eを天井の配線器具60に電気接続して、LED電球を点灯すると、LED電球は本体板10、10B又は10Cの円板11、11B又は11C内面の中央部に向けて配光されて照明カバー20又は20Cは、明暗のない天井吊り下げのペンダントライトとして光ることになる。
また、本発明は、LED電球又は蛍光灯電球を自由に選択して節電効果と最適な照明量が得られると共に、前述したように各使用目的に応じた照明が得られる。
11、11B、11C 本体板の円板
12、12B、12C 本体板の側板
20、20C 照明カバー
30、30B、30C 引掛けプラグ装置
300、300B、300C 引掛けプラグ
40 LED電球
41 LED電球のヒートシンク
42 LED電球の発光部分
50 電球螺入用ソケット
60 天井配線器具(引掛けシーリング又は引掛けローゼット)
60C、60D 吊り下げコードの接続装置
61C、61D 引掛けシーリング
611C、611D ボルトナット
62C、62D 止板
63C、63D コードストッパー
631C 圧着用合成樹脂製挟着板
631D コードの結び目
632C 合成樹脂製ボルトナット
70 天井
80 天井吊り下げコード装置
800 電灯コード
81 コードの引出線
90 コードカバー
Claims (4)
- 本体板と、前記本体板に着脱可能に被覆できるように形成した透光性乳白色の照明カバーと、上端に、引掛けプラグを固着すると共に、内部に前記引掛けプラグから引出された電灯コードを前記本体板内面に導入できるようにしたおねじ筒であって、めねじ筒又はナットによって螺着されて前記本体板中央部に設けた貫孔を介して、前記引掛けプラグの底面を固着できるようにした引掛けプラグ装置と、前記本体板内面に設けられた複数個の電球螺入用ソケットとを備え、前記電球螺入用ソケットに螺入した発光ダイオードを使用した電球形ランプ(以下、単にLED電球という。)が点灯したとき、前記本体板内面の中央部に向けて配光できるように、前記ソケットを対向状又は放射状に配置して、前記本体板に被覆した前記照明カバーを明暗のないように光らせると共に、前記LED電球又は電球形蛍光ランプ(以下、単に蛍光灯電球という。)を自由に選択して各用途に応じた照明ができるようにしたことを特徴とした電球式シーリングライト。
- 前記本体板中央部外面に固着した引掛けプラグと天井配線器具との間に着脱可能に電気接続できる天井吊り下げコード装置であって、上端に前記天井配線器具に着脱可能に電気接続できる引掛けプラグを設け、下端に前記本体板外面に固着した前記引掛けプラグ装置に着脱可能に電気接続できるようにした接続装置を設けている電灯コードからなり、前記接続装置が、コードカバーと、前記コードカバーに、それぞれ内嵌する、コード穴と1対のボルトナット挿入孔とを設けた止板と、前記電灯コードに着脱可能に圧着できるようにした挟着板からなるコードストッパーと、引掛けシーリングとを備えて、前記電灯コード下端の1対の引出線を前記引掛けシーリングの引出線差込み孔に挿着し、前記コードストッパーの挟着板を前記引出線又は前記引出線近くのコード部分に着脱可能に圧着して固着すると共に、その直上に設けた前記止板の1対のボルトナット挿入孔と前記引掛けシーリングの1対の貫孔に挿入した1対のボルトナットにより、前記止板を前記コードストッパーの挟着板の直上に位置するように固定したのち、前記コードカバーにより前記止板、前記コードストッパー、前記電灯コード下端及び前記引掛けシーリングを被覆できるようにしたことを特徴とした請求項1記載の電球式シーリングライト。
- 前記コードストッパーが、内面にすべり止め加工した1対又は1個の挟着板を形成した合成樹脂板と前記各合成樹脂板の1対の貫孔に挿入できるようにした合成樹脂製ボルトナットとを備えていることを特徴とした請求項2記載の電球式シーリングライト。
- 前記本体板中央部外面に固着した引掛けプラグと天井配線器具との間に着脱可能に電気接続できる天井吊り下げコード装置であって、上端に前記天井配線器具に着脱可能に電気接続できる引掛けプラグを設け、下端に前記本体板外面に固着した前記引掛けプラグ装置に着脱可能に電気接続できるようにした接続装置を設けている電灯コードからなり、前記接続装置が、コードカバーと、前記コードカバーに、それぞれ内嵌する、コード穴と1対のボルトナット挿入孔とを設けた止板と、前記電灯コードに着脱可能に結び目を形成できるようにしたコードストッパーと、引掛けシーリングとを備えて、前記電灯コード下端の1対の引出線を前記引掛けシーリングの引出線差込み孔に挿着し、前記コードストッパーの直上に設けた前記止板の1対のボルトナット挿入孔と、前記引掛けシーリングの1対の貫孔に挿入した1対のボルトナットにより、前記止板を前記コードストッパーに形成した結び目の直上に位置するように固定したのち、前記コードカバーにより前記止板、前記結び目のコードストッパー、前記電灯コード下端及び前記引掛けシーリングを被覆できるようにしたことを特徴とした請求項1記載の電球式シーリングライト。
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