JP5595613B1 - 歯車の位相算出装置、歯車の位相算出方法、及び、歯車加工装置 - Google Patents

歯車の位相算出装置、歯車の位相算出方法、及び、歯車加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】歯車の位相の算出精度をより向上する。
【解決手段】本発明の歯数Zの歯車の位相を算出する方法は、歯車の角度cと、この角度cにおける歯車の外周の凹凸に応じた値とが関連付られた歯車振幅信号S(c)を前記歯車の少なくとも一回転分取得する歯車振幅信号取得ステップと、歯車振幅信号S(c)を周波数分解した場合における、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを算出する位相算出ステップと、位相算出部により検出された位相Bに基づき、歯合わせ調整角度を算出する歯合わせ角度算出ステップと、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、歯車の位相算出装置、歯車の位相算出方法、及び、歯車加工装置に関し、特に、歯車の位相算出装置及び方法、並びに、この装置及び方法を用いて検出した歯車の位相に基づき歯車を加工する歯車加工装置に関する。
歯切り盤によって歯切り加工された歯車は、ギア音の低減等のため、研削仕上げ加工により歯切り誤差を修正される、研削仕上げ加工では、ワーク歯車に対してねじ状砥石などの研削工具の歯が所定の位相で噛みあうように、ワーク歯車の歯の山谷の位相を求めて位相合わせを行う必要がある。
このような、ワーク歯車の基準方向に対する歯車の山谷の位相を求める方法として、例えば、特許文献1には、変位センサにより左歯面及び右歯面を検出し、変位センサから出力されたセンサ信号に基づいて歯車の位相合わせを行う方法が開示されている。
特開2008−110445号公報
ここで、引用文献1に記載された方法をより詳細に説明する。引用文献1に記載された方法では、まず、変位センサから出力されたセンサ信号に基づき、ワーク歯車の各歯の左歯面角度及び右歯面角度を求める。なお、ワーク歯車の歯数をZとし、各歯を歯番号j(0〜Z−1)として識別する。また、歯数がZであるため、隣接する歯の左歯面同士の角度及び右歯面同士の角度は理論上ともに360/Zとなる。
そして、各歯の左歯面角度及び右歯面角度と、歯番号0の歯を基準として算出した理論上の左歯面角度及び右歯面角度との差である累積ピッチ誤差e[k]を算出する。歯番号jの左歯面の角度をC[2j]、右歯面の角度をC[2j+1]とすれば、累積ピッチ誤差e[k]は以下の式により算出できる。
C[2j]=C[0]+j*360/Z+e[2j]
C[2j+1]=C[1]+j*360/Z+e[2j+1]
次に、上記算出した左歯面の累積ピッチ誤差e[2j]の最大値であるmax(e[2j])、及び右歯面の累積ピッチ誤差e[2j+1]の最小値min(e[2j+1])(絶対値が最大となる累積ピッチ誤差)を求める。
そして、下記の式により、ワーク歯車の位相を算出する。
歯の位相[deg]=(C[0]+C[1])/2+(max(e[2j])+min(e[2j+1])/2
なお、(C[0]+C[1])/2は、基準方向に対する第1歯の中央の角度を示す。
しかしながら、上記求めた歯の位相[deg]は、歯番号1の歯の左歯面の角度、歯番号1の歯の右歯面の角度、左歯面の累積ピッチ誤差が最大となる歯における左歯面最大累積ピッチ誤差、及び右歯面の累積ピッチ誤差が最小となる歯における右歯面最小累積ピッチ誤差に基づいて、歯の位相を算出している。すなわち、歯車の数によらず、4つの歯面の角度に基づいて、歯の位相を算出していることとなる。
これに対して、近年、自動車用ギア等の低騒音化が求められており、より高精度の歯車の加工が望まれており、これに伴い、歯の位相の算出精度の向上も必要とされている。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、歯車の位相の算出精度をより向上することである。
本発明の歯車の位相算出方法は、歯数Zの歯車の位相を算出する方法であって、歯車の角度cと、この角度cにおける歯車の外周の凹凸に応じた値とが関連付られた歯車振幅信号S(c)を歯車の少なくとも一回転分取得する歯車振幅信号取得ステップと、歯車振幅信号S(c)を周波数分解した場合における、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを算出する位相算出ステップと、位相算出部により検出された位相Bに基づき、歯合わせ調整角度を算出する歯合わせ角度算出ステップと、を備えることを特徴とする。
このような構成の本発明によれば、歯車振幅信号S(c)を周波数解析し、周波数解析した歯車振幅信号における歯数Zに応じた角度ピッチに対応する位相を算出してため、実質的に全ての前方の歯面及び後方の歯面の角度に基づいて位相を算出することとなり、より高精度な位相の算出を行うことができる。
本発明において、好ましくは、位相算出ステップでは、所定の歯の前後の歯面を基準として決定した各歯の前後の歯面の理論上の角度位置と、歯車振幅信号に基づき決定された各歯の前後の歯面の角度位置との差である各歯の前後の歯面の累積ピッチ誤差と、前後の歯面の累積ピッチ誤差の全歯の平均値との差を0に近似して歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを算出する。
また、本発明において、好ましくは、位相算出ステップでは、所定の歯の前後の歯面の角度位置と、前後の歯面の累積ピッチ誤差の全歯の平均値とに基づき、位相Bを算出する。
また、本発明において、好ましくは、歯車振幅信号取得ステップでは、角度cが歯車の歯の両歯面の間に相当する場合には所定の値となり、角度cが隣接する歯の歯面の間に相当する場合には0となるような歯車振幅信号S(c)を取得し、位相算出ステップでは、位相をB、各歯を識別する歯番号をj(j=0〜Z-1)、歯番号jの歯面の前方及び後方の角度をC[2j],C[2j+1]、とした場合に、以下の式に基づき、位相Bを算出する。
[数1]
C[2j]=C[0]+j*360/Z+e[2j]
C[2j+1]=C[1]+j*360/Z+e[2j+1]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
B≒(C[0]+C[1]+Ea[0]+Ea[1])/2
このような構成の本発明によれば、近似を行うことにより、位相の計算に必要な計算回数を低減することができ、より拘束に位相を算出することができる。
また、本発明において、好ましくは、位相算出ステップでは、歯車振幅信号S(c)をフーリエ変換し、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを求める。
また、本発明において、好ましくは、位相算出ステップでは、位相をB、歯車の歯数をZとした場合に、以下の式に基づき、位相Bを算出する。
[数2]

Figure 0005595613

Figure 0005595613

Figure 0005595613
このような本発明によれば、フーリエ解析を用いることにより、位相の算出精度をより向上できる。
また、本発明の歯車の位相検出装置は、歯数Zの歯車の位相を検出する装置であって、歯車の角度cと、この角度cにおけるワーク歯車の外周の凹凸に応じた値とが関連付られた歯車振幅信号S(c)を歯車の少なくとも一回転分取得する歯車振幅信号取得手段と、歯車振幅信号S(c)を周波数分解した場合における、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相を検出する位相算出手段と、位相算出部により検出された位相に基づき、歯合わせ調整角度を算出する歯合わせ角度算出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の歯車の加工装置は、上記の歯車の位相算出装置と、歯車の位相算出装置により検出された歯車の位相に基づき、歯車の位置を調整し、歯車を加工する加工装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、歯車の位相の検出精度をより向上することができる。
第1実施形態の歯車加工装置の歯車を加工する部位を示す斜視図である。 図1の歯車加工装置における位相算出装置の構成を示す概略図である。 センサ振幅信号をパルス信号へと変換する方法を説明するための図である。 計測ユニットへ入力された角度信号、及びON−OFF信号の関係を示す図である。 歯車振幅信号S(c)及びこの歯車振幅信号S(c)とワーク歯車の歯面との関係を説明するための図であり、(A)はワーク歯車を(B)は歯車振幅信号S(c)をそれぞれ示す。 歯数31のワーク歯車について測定した累積ピッチ誤差を示すグラフである。 歯数208のワーク歯車について測定した累積ピッチ誤差を示すグラフである。 シミュレートした累積ピッチ誤差のデータである。
以下、本発明の歯車加工装置の第1実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の歯車加工装置の歯車を加工する部位を示す斜視図である。同図に示すように、第1実施形態の歯車加工装置1は、ボブ盤等の歯切り盤により歯切りされたワーク歯車6を仕上げ加工するための装置であり、ワーク歯車6を支持する歯車支持機構2と、ワーク歯車6を研削する歯車研削機構4とを備える。
歯車支持機構2は、図示しない回転駆動装置により、回転駆動可能な回転軸8を備える。回転軸8の先端部には、歯切り盤により歯切りされたワーク歯車6が固定される。また、歯車支持機構2は、歯車研削機構4に対する歯車6の位置を調整するため、前後上下左右いずれの方向にも移動可能である。
歯車研削機構4は、図示しない回転駆動装置により回転可能な回転軸10と、回転軸10の先端に取り付けられた研削部材12とを備える。研削部材12としては、例えば、ねじ状砥石を用いることができる。歯車研削機構4の回転軸10は、歯車支持機構2の回転軸8に対して直交するように設けられている。
本実施形態の歯車加工装置1は、まず、後述する位相算出装置によりワーク歯車6の位相を検出し、検出した位相に基づきワーク歯車6の歯と研削部材12の歯との歯合わせ(角度調整)を行う。そして、歯車研削機構4の研削部材12の研削歯と、ワーク歯車6の歯とを組み合わせた状態で、歯車支持機構2及び歯車研削機構4の回転駆動装置を同期させながら回転させることにより、ワーク歯車の仕上げを行う。
以下、本実施形態の歯車加工装置における位相算出装置の構成について詳細に説明する。
図2は、図1に示す歯車加工装置における位相算出装置20の構成を示す概略図である。同図に示すように、位相算出装置20は、変位センサ22と、変位センサ22に接続されたアンプ24と、エンコーダ26と、アンプ24及びエンコーダ26に接続された計測ユニット28とを備える。
エンコーダ26は、例えば、インクリメント形式のロータリーエンコーダであり、歯車支持機構2の回転軸8に取り付けられている。エンコーダ26は、歯車支持機構2の回転軸8が回転されると、Z相、A相、及びB相のパルス信号を出力する。Z相のパルス信号は、回転軸8が360°回転するごとに1パルスだけ出力される。A相及びB相のパルス信号は位相が互いに90°ずれた信号であり、回転軸8が360°回転されるとそれぞれ所定のパルス数だけ出力される。これらZ相、A相、及びB相のパルス信号(以下、角度信号という)は、計測ユニット28に入力される。
変位センサ22は、例えば、光学式の測距計等を用いることができ、測距方向がワーク歯車6の中心に向けられている。変位センサ22は、変位センサ22からワーク歯車6の歯面までの距離を測定し、この距離に応じた信号(すなわち、ワーク歯車の外周の凹凸に応じた信号、以下、センサ振幅信号という)を出力する。このようにして出力されたセンサ振幅信号はアンプ24へと入力される。
アンプ24では入力されたセンサ振幅信号をパルス信号へと変換する。図3は、センサ振幅信号をパルス信号へと変換する方法を説明するための図である。アンプ24には、予め、閾値が設定されており、歯車振幅信号がこの閾値を超えた場合には、値1の信号を出力し、歯車振幅信号がこの閾値以下の場合には、値0の信号を出力する。これにより、図3(A)に示す変位センサ22から出力された歯車振幅信号は、同図(B)に示すようなパルス信号(以下、ON−OFF信号という)に変換される。
計測ユニット28は、角度信号と、ON−OFF信号とをA−D変換し、デジタル角度信号及びON−OFFデジタル信号へと変換する。計測ユニット28は、これらデジタル角度信号及びON−OFFデジタル信号に基づき、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるデジタル歯車振幅信号S(c)を生成する。そして、デジタル歯車振幅信号S(c)をフーリエ変換し、フーリエ変換したデジタル歯車振幅信号S(c)のピッチP=360/Zの成分の位相を求め、この位相に基づき、歯合わせ角度を算出する。
以下、計測ユニット28が歯合わせ角度を算出する原理を説明する。なお、以下の説明では、歯車振幅信号S(c)がアナログ信号(連続関数)である場合について説明するが、デジタル信号(離散関数)である場合にも同様に算出することができる。また、以下の説明では、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるセンサ振幅信号を1又は0の2値からなるON−OFF信号に変換した信号を歯車振幅信号S(c)として用いる場合について説明するが、これに限らず、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるセンサ振幅信号を歯車振幅信号S(c)として用いることも可能である。
図4は、計測ユニット28へ入力された角度信号、及びON−OFF信号の関係を示す図である。Z相にパルスが現れた時点を基準角度、すなわち、0°とし、再び、Z相にパルスが現れた時点を360°とする。次に、A相及びB相のパルス数に基づき、各時点の基準角度に対する角度を算出する。そして、このように算出した基準角度に対する角度とON−OFF信号とを結びつけることにより、0°〜360°の角度範囲における歯車振幅信号S(c)を生成する。
図5は、このようにして生成された歯車振幅信号S(c)及びこの歯車振幅信号S(c)とワーク歯車6の歯面との関係を説明するための図であり、(A)はワーク歯車を(B)は歯車振幅信号S(c)をそれぞれ示す。同図に示すように、歯車振幅信号S(c)の最初のパルスの立ち上がりの角度C(1)は、ワーク歯車6の基準角度からワーク歯車の回転方向Aと逆方向(以下、測定方向という)に最初の歯(歯番号0とする)の測定方向前側の歯面(左歯面)の角度に相当する。また、歯車振幅信号S(c)の最初のパルスが0となる角度C(1)は、ワーク歯車6の基準角度から測定方向に最初の歯(歯番号0)の測定方向後側の歯面(右歯面)の角度に相当する。以下、同様に歯番号を基準角度から測定方向に各歯の歯番号を0〜Z−1とすると、歯番号jの歯の前方側歯面の角度はC[2j]となり、後方側歯面の角度はC[2j+1]となる。
また、ワーク歯車6が誤差なく加工されている場合には、隣接する前方の歯面同士(または、後方の歯面同士)の角度は360/Z[deg]となる。そして、各歯面において、ワーク歯車6が誤差なく加工されていると仮定すると、C[0]及びC[1]を基準とすれば、それぞれの前方及び後方の歯面の理論上の歯面の角度位置C'[k]は、C'[2j]=C[0]+j*360/Z、及び、C'[2j+1]=C[1]+j*360/Zとなる。この理論上の歯面の角度位置C'[k]と、実際の歯面の角度位置との差(以下:累積ピッチ誤差という)をe[k](k=0〜2z-1)とすると、以下の式が成立する。なお、e[0]及びe[1]は0とする。
[数3]
Figure 0005595613
C[2j]=C[0]+j*360/Z+e[2j]
C[2j+1]=C[1]+j*360/Z+e[2j+1]
なお、式中、j:歯番号(j=0〜Z-1)、c:測定対象歯車の角度(deg)、C[k]:歯面角度(deg)、e[k]:累積ピッチ誤差(deg)である。
歯車振幅信号S(c)は、ワーク歯車によらず360°ピッチのピッチ関数となる。そこで、この歯車振幅信号S(c)をフーリエ展開すると、以下の通り表される。
[数4]
Figure 0005595613

Figure 0005595613

Figure 0005595613
ここで、ワーク歯車の角度ピッチ(ピッチ)P=360/Zの成分は、n=Z(歯数)の項であり、その成分の位相がワーク歯車の歯の位相となる。ピッチP=360/Zの成分の振幅をA、位相をBとすると、
[数5]
Figure 0005595613
と表すことができる。
さらに、上式は以下のように変形できる。
[数6]
Figure 0005595613
よって、歯の位相B[deg]は、以下の式により算出できる。
[数7]
Figure 0005595613

Figure 0005595613

Figure 0005595613
なお、歯の位相B[deg]が0°の場合には、エンコーダからZ相パルスが出力された基準角度が、ワーク歯車の歯の中央の角度と一致する。
このように、歯車振幅信号S(c)をフーリエ変換し、フーリエ変換した歯車振幅信号のピッチP=360/Zの成分の位相を求め、この位相に基づき、ワーク歯車の谷の底部と、歯車研削機構4の研削部材12の山の頂部とが一致するような歯合わせ角度を算出することができる。
以下、第1実施形態の歯車加工装置により、ワーク歯車6を仕上げ加工する方法を説明する。なお、位相算出装置20には、予めワーク歯車6の歯数Zが設定されている。
まず、歯車支持機構2の歯車支持機構2の回転軸8の先端部にワーク歯車6を取り付ける。そして、歯車支持機構2によりワーク歯車6を回転させる。
歯車支持機構2によりワーク歯車6が回転すると、エンコーダ26が角度信号を生成し、この角度信号は計測ユニット28へ入力される。また、これと並行して変位センサ22はワーク歯車6の外周までの距離に応じた歯車振幅信号を出力する。なお、歯車支持機構2は、角度信号のZ相のパルス信号において、少なくとも2つのパルスが含まれるような角度以上、ワーク歯車6を回転させる。
変位センサ22から出力された歯車振幅信号は、アンプ24へと入力される。アンプ24は、歯車振幅信号が予め設定された閾値以上の間は値1であり、歯車振幅信号が閾値以下の場合には値0であるON−OFF信号を出力する。アンプ24から出力された振幅パルス信号は計測ユニット28へ入力される。
計測ユニット28は、角度信号、及び、ON−OFF信号をA−D変換してデジタル角度信号、及び、デジタルON−OFF信号を取得する。そして、計測ユニット28は、図4を参照して説明したように、デジタル角度信号と、デジタルON−OFF信号とに基づき、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるデジタル歯車振幅信号S(c)を生成する(歯車振幅信号取得ステップ)。
次に、計測ユニット28は、デジタル歯車振幅信号S(c)を高速フーリエ変換(FFT)する。そして、計測ユニット28はFFTしたデジタル歯車振幅信号S(c)のピッチP=360/Zの成分の位相を取得する(位相算出ステップ)。そして、この位相に基づきワーク歯車の山が、研削部材12の谷と一致するような歯合わせ角度を算出する(歯合わせ角度算出ステップ)。
そして、歯車支持機構2は、算出された歯合わせ角度だけワーク歯車6を回転させ、この状態で歯車研削機構4の研削部材12がワーク歯車6に向かって近接される。そして、この状態で歯車支持機構2の回転駆動装置によりワーク歯車6を回転させながら、これと同期させて歯車研削機構4の回転駆動装置により研削部材12を回転させることにより、ワーク歯車の仕上げ加工を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、歯車振幅信号S(c)をフーリエ変換により周波数解析し、フーリエ変換した歯車振幅信号における歯数Zに応じた角度ピッチに対応する位相を算出している。このため、実質的に全ての前方の歯面及び後方の歯面の角度に基づいて位相を算出することとなり、より高精度な位相の算出を行うことができる。
ここで、第1実施形態において説明した方法では、フーリエ展開(FFT)によりワーク歯車の位相を算出し、これに基づき歯合わせ角度を算出しているため、計測ユニット28における計算量が多くなり、歯合わせに時間がかかってしまう。
そこで、出願人は、精度良く、かつ、少ない計算量で歯合わせ角度を算出する方法を提案する。なお、本実施形態では、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるセンサ振幅信号を1又は0の二値からなるON−OFF信号に変換した信号を歯車振幅信号S(c)として用いる。
まず、第2実施形態におけるワーク歯車の位相の算出方法の原理を説明する。
上述の通り、歯車振幅信号S(c)は、C[2j]≦C≦C[2j+1]の範囲では1、それ以外では0であるため、上記の数7のa(n),b(n)は、以下のように書き直すことができる。
[数8]
Figure 0005595613

Figure 0005595613

Figure 0005595613

Figure 0005595613
数8を展開すると以下の通りになる。
[数9]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
ここで、回転方向前方歯面の累積ピッチ誤差の全ての歯の平均をEa[0]とし、回転方向後方歯面の累積ピッチ誤差の全ての歯の平均をEa[1]とする。Ea[0]及びEa[1]は、以下のように表される。
[数10]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
そして、各歯面における累積ピッチ誤差との差は以下の通り表される。
δ[2j]=e[2j]-Ea[0]
δ[2j+1]=e[2j+1]-Ea[1]
したがって、上記の数8は、以下の通り書き換えられる。
[数11]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
ここで、|C[0]+C[1]+Ea[0]+Ea[1]|>>|δ[2j+1]+δ[2j]|なので、δ[2j]≒0、かつ、δ[2j+1]≒0とすると、上記の式は、以下のように書き換えられる。
[数12]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
したがって、歯の位相B[deg]は、以下の式により算出できる。
[数13]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
これを解くと以下のようになる。
[数14]
Figure 0005595613
したがって、以下の通りEa[0]、Ea[1]を算出すれば、位相Bは、歯番号1の前後の歯面の角度位置C[0],C[1]と、前方歯面及び後方歯面の累積ピッチ誤差の全ての歯の平均Ea[0]
,E[1]に基づき、B≒(C[0]+C[1]+Ea[0]+Ea[1])/2により近似できる。
[数15]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
このように第2実施形態では、歯車振幅信号S(c)のワーク歯車のピッチ(ピッチ)P=360/Zの周波数成分を算出する際に、各歯面における累積ピッチ誤差と、平均累積ピッチ誤差の差が0であると近似して位相を算出する。これにより、ワーク歯車のピッチ(ピッチ)P=360/Zの周波数成分の計算がより容易になる。
以下、第2実施形態の歯車加工装置により、ワーク歯車6を仕上げ加工する方法を説明する。なお、第2実施形態の歯車加工装置は、計測ユニット28による位相を算出する方法が異なるのみであり、その構成は第1実施形態と同様である。
位相算出装置20には、予めワーク歯車6の歯数Zが設定されている。
まず、歯車支持機構2の歯車支持機構2の回転軸8の先端部にワーク歯車6を取り付ける。そして、歯車支持機構2によりワーク歯車6を回転させる。
歯車支持機構2によりワーク歯車6が回転すると、エンコーダ26が角度信号を生成し、この角度信号は計測ユニット28へ入力される。また、これと並行して変位センサ22はワーク歯車6の外周までの距離に応じた歯車振幅信号を出力する。なお、歯車支持機構2は、角度信号のZ相のパルス信号において、少なくとも2つのパルスが含まれるような角度以上、ワーク歯車6を回転させる。
変位センサ22から出力された歯車振幅信号は、アンプ24へと入力される。アンプ24は、歯車振幅信号が予め設定された閾値以上のとなる間は所定の値であり、歯車振幅信号が閾値以下の場合には0であるON−OFF信号を出力する。アンプ24から出力された振幅パルス信号は計測ユニット28へ入力される。
計測ユニット28は、角度信号、及び、ON−OFF信号をA−D変換してデジタル角度信号、及び、デジタルON−OFF信号を取得する。そして、計測ユニット28は、図3を参照して説明したように、デジタル角度信号と、デジタルON−OFF信号とに基づき、Z相パルスが出力された角度位置を基準(0°)とした0〜360°の角度におけるデジタル歯車振幅信号S(c)を生成する(歯車振幅信号取得ステップ)。
次に、計測ユニット28は、デジタル歯車振幅信号S(c)に基づき累積ピッチ誤差を算出する。なお、累積ピッチ誤差は下記式に基づき算出できる。
C[2j]=C[0]+j*360/Z+e[2j]
C[2j+1]=C[1]+j*360/Z+e[2j+1]
次に、計測ユニット28は、回転方向前方歯面の平均累積ピッチ誤差Ea[1]とし、回転方向後方歯面の平均累積ピッチ誤差Ea[0]を以下の式に基づき算出する。
[数16]
Figure 0005595613

Figure 0005595613
次に、計測ユニット28は、B≒(C[0]+C[1]+Ea[0]+Ea[1])/2により近似して位相Bを算出する(位相算出ステップ)。そして、この位相に基づきワーク歯車の山が、研削部材12の谷と一致するような歯合わせ角度を算出する(歯合わせ角度算出ステップ)。
そして、歯車支持機構2は、算出された歯合わせ角度だけワーク歯車6を回転させ、この状態で歯車研削機構4の研削部材12がワーク歯車6に向かって近接される。そして、この状態で歯車支持機構2の回転駆動装置によりワーク歯車6を回転させながら、これと同期させて歯車研削機構4の回転駆動装置により研削部材12を回転させることにより、ワーク歯車の仕上げ加工を行う。
本実施形態によれば、各歯面の累積ピッチ誤差と、累積ピッチ誤差の平均値との差δを0に近似して歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相を算出することにより、位相を算出する計算における計算回数を少なくすることができ、位相算出の時間を低減できる。
なお、上記の各実施形態では、位相算出装置を歯車の仕上げを行う加工装置に適用した場合について説明したが、これに限らず、歯車の歯合わせが必要な装置であれば、本発明の位相算出装置を適用できる。
ここで、発明者らは、第1及び第2実施形態による位相の算出方法と、従来の算出方法(特許文献1に記載された方法)とについてその計算精度を比較検討したので以下説明する。
本検討では、まず、歯数31及び歯数208のワーク歯車について第1実施形態の方法(以下、「実施例1」という)、第2実施形態の方法(以下、「実施例2」という)、及び、従来の算出方法(以下、「比較例」という)により位相を算出した。図6は、歯数31のワーク歯車について測定した累積ピッチ誤差を示すグラフであり、図7は、歯数208のワーク歯車について測定した累積ピッチ誤差を示すグラフである。これらのグラフに示すように、歯数31及び歯数208のワーク歯車に関し、累積ピッチ誤差はいずれも小さい値である。
これら歯数31及び歯数208のワーク歯車に関して、実施例1、2及び比較例の方法により算出した位相を表1に示す。
Figure 0005595613
表1に示すように、算出された位相は、実施例1、2ともに比較例と非常に近い値となっている。
さらに、発明者らは、変位センサから出力される信号に大きなノイズがのり、算出された累積ピッチ誤差が大きくなった場合をシミュレートし、実施例1、2及び比較例の方法により算出した位相と、シミュレートする上で設定した歯車の位相とを比較した。図8は、シミュレートした累積ピッチ誤差のデータである。同図に示すように、本検討では、累積ピッチ誤差にノイズの影響により一部大きなノイズが乗った状態をシミュレートしている。
シミュレートする際に想定した位相と、比較例、実施例1、及び実施例2の方法により算出した位相とを表2に示す。
Figure 0005595613
表2に示すように、比較例では、本来の位相に対して1.2°の差が生じてしまっている。これに対して、実施例1の方法では、本来の位相に対する差が0.0086°と非常に小さい値となっている。また、実施例2の方法でも、本来の位相に対する差が0.06°と比較例に比べて、非常に小さな値となっている。
以上の通り、本検討により、第1実施形態及び第2実施形態で説明した方法によれば、従来に比べて非常に高い精度でワーク歯車の位相を算出することができることが確認された。
1 歯車加工装置
2 歯車支持機構
4 歯車研削機構
6 ワーク歯車
8 回転軸
10 回転軸
12 研削部材
20 位相算出装置
22 変位センサ
24 アンプ
26 エンコーダ
28 計測ユニット

Claims (8)

  1. 歯数Zの歯車の位相を算出する方法であって、
    前記歯車の角度cと、この角度cにおける前記歯車の外周の凹凸に応じた値とが関連付られた歯車振幅信号S(c)を前記歯車の少なくとも一回転分取得する歯車振幅信号取得ステップと、
    前記歯車振幅信号S(c)を周波数分解した場合における、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを算出する位相算出ステップと、
    前記位相算出ステップにて算出された位相Bに基づき、歯合わせ調整角度を算出する歯合わせ角度算出ステップと、を備えることを特徴とする歯車の位相算出方法。
  2. 前記位相算出ステップでは、
    所定の歯の前後の歯面を基準として決定した各歯の前後の歯面の理論上の角度位置と、歯車振幅信号に基づき決定された各歯の前後の歯面の角度位置との差である各歯の前後の歯面の累積ピッチ誤差と、前記前後の歯面の累積ピッチ誤差の全歯の平均値との差を0に近似して歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを算出することを特徴とする請求項1記載の歯車の位相算出方法。
  3. 前記位相算出ステップでは、
    所定の歯の前後の歯面の角度位置と、各歯の前後の歯面の累積ピッチ誤差の全歯の平均値とに基づき、前記位相Bを算出することを特徴とする請求項1記載の歯車の位相算出方法。
  4. 前記歯車振幅信号取得ステップでは、角度cが前記歯車の歯の両歯面の間に相当する場合には所定の値となり、角度cが隣接する歯の歯面の間に相当する場合には0となるような歯車振幅信号S(c)を取得し、
    前記位相算出ステップでは、位相をB、各歯を識別する歯番号をj(j=0〜Z-1)、歯番号jの歯面の前方及び後方の角度をC[2j],C[2j+1]、とした場合に、以下の式に基づき、位相Bを算出することを特徴とする請求項1記載の歯車の位相算出方法。
    [数1]
    C[2j]=C[0]+j*360/Z+e[2j]
    C[2j+1]=C[1]+j*360/Z+e[2j+1]
    Figure 0005595613

    Figure 0005595613
    B≒(C[0]+C[1]+Ea[0]+Ea[1])/2
  5. 前記位相算出ステップでは、
    前記歯車振幅信号S(c)をフーリエ変換し、前記歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相Bを求めることを特徴とする請求項1記載の歯車の位相検出方法。
  6. 前記位相算出ステップでは、前記位相をB、前記歯車の歯数をZとした場合に、以下の式に基づき、位相Bを算出することを特徴とする請求項1記載の歯車の位相算出方法。
    [数2]
    Figure 0005595613

    Figure 0005595613

    Figure 0005595613
  7. 歯数Zの歯車の位相を検出する装置であって、
    前記歯車の角度cと、この角度cにおける前記歯車の外周の凹凸に応じた値とが関連付られた歯車振幅信号S(c)を前記歯車の少なくとも一回転分取得する歯車振幅信号取得手段と、
    前記歯車振幅信号S(c)を周波数分解した場合における、歯数Zに応じた歯車の角度ピッチPの位相を検出する位相算出手段と、
    前記位相算出手段により算出された位相に基づき、歯合わせ調整角度を算出する歯合わせ角度算出手段と、を備えることを特徴とする歯車の位相算出装置。
  8. 請求項7に記載の歯車の位相算出装置と、
    前記歯車の位相算出装置により検出された歯車の位相に基づき、前記歯車の位置を調整し、前記歯車を加工する加工装置と、を備えることを特徴とする歯車の加工装置。
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