JP5592407B2 - 移動局のスリープ・モードを調整するための方法およびデバイス - Google Patents

移動局のスリープ・モードを調整するための方法およびデバイス Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークに関し、特に、ワイヤレス通信ネットワーク中のリレー装置および移動局に関する。
モバイル通信は人々の生活を変え、また、人々はモバイル通信ネットワークに対して新たなより高い要求を有している。モバイル・ネットワーク事業者は、移動局のより良いカバレージ、(特にセル・エッジ・ユーザのための)より高いユーザ・スループット、より低い送信レイテンシ、およびより長いバッテリー寿命を提供する必要がある。これらは、IMT−Advanced(International Mobile Technology−Advanced)のターゲットでもあり、いくつかの標準化組織は、次世代モバイル通信、たとえば、IEEE(米国電気電子技術者協会)802.16mおよびLTE−Advanced(Long Term Evolution−Advanced)などのための新しい研究に着手している。
カバレージを拡大し、(特にセル・エッジ・ユーザのための)ユーザ・スループットを向上させるコスト効率の高い方法として、マルチホップ・リレー技法が、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)システムおよびLTE−Advancedにおいて採用されてきた。
より長いバッテリー寿命に関しては、一方では、バッテリー容量を増加させるために高度な設計方法および新しい材料を採用しなければならず、他方では、モバイル通信ネットワークの助けを借りて、移動局(MS)とネットワークとの間のネゴシエーション機構を利用し、たとえば、移動局のスリープ・モードの導入により移動局のアウェイク時間を低減し、したがって移動局の電力消費を節約することができる。ただし、スリープ・モードは、ボイス通信サービスなど、レイテンシ敏感サービス、すなわち、低レイテンシを要求するリアルタイム・サービスに何らかの悪影響を及ぼす。したがって、マルチホップ・リレー・システムにおいてバッテリーの節電と無視できるオーバーヘッドをもつリアルタイム性質との間でどのようにトレード・オフするかが、本発明で解決される技術的問題である。
スリープ・モードは、MSとネットワークとの間のネゴシエーションを意味し、基地局は、「リスニング・ウィンドウ(listening window)」と呼ばれる特別な間隔でのみデータ送信をスケジュールし、MSは、「スリープ間隔(sleeping interval)」と呼ばれる他の間隔中にスリープ・ステータス(sleeping status)を維持する。
マルチホップ・リレー・システムが複数のリンクを含むことを考慮し、BSとMSとの間の経路上のいずれかのリンクにおいて何らかの誤りが生じた場合、再スケジューリングおよび再送信が実施され、そのとき、「リスニング間隔(listening interval)」がMSによって消失されることがある。現在のソリューションは、データをMSに送信するために次の「リスニング間隔」を待つことである。図1に示すように、データを再送信するために次の「リスニング間隔」を待つ詳細なプロシージャは次のように説明され得る。
図1に示すように、たとえば、マルチホップ・リレー・システム中のBS1は集中型スケジューリングを採用し、データ・パケットはHARQ(ハイブリッド自動再送要求)の符号化方式を使用し、リレー局(RS)2が間違ったパケットを検出したときのプロセス・フローは次のように説明される。図1に示すBS1は、ワイヤレス・マルチホップ・リレー・ネットワーク中にあり、BS1は、1つまたは複数のRS2を介してMS3と通信を確立することができ、直接MS3と通信を確立することもできる。
フレームNにおいて、図1のステップiに示すように、BS1は、BS1とRS2との間、またはRS2とRS2との間のリレー・リンクだけでなく、BS1とMS3との間、または、RS2とMS3との間のアクセス・リンクをも含む、BS1とMSとの間のすべてのリンク上のHARQパケットの最初の送信をスケジュールする、すなわち、リレー・リンクおよびアクセス・リンク上のすべてのネットワーク装置のための時間および周波数リソースなどの通信リソースを割り振り、DL HARQバーストを次のホップRS2に送り、その上、図1のステップiに示すように、同じフレームにおいて、BS1は、RSリレーMAPメッセージを含むDL MAPをRS2に送り、RSアクセスMAPメッセージをRS2に送る。
次いで、図1のステップiiに示すように、RS2は、MS3に送られるデータ・フレーム中のDL HARQバーストが間違っているかどうかを検証する。詳細には、RS2はCRC(巡回冗長符号)によって検査することができる。
次いで、図1のステップiiiに示すように、間違っていた場合、RS2は、それ自体のRS DL MAPを変更し、MS3のトランスポートCIDをそれ自体の基本CIDなどの管理CID(接続ID)と置き換え、MS3に送られる間違ったデータ・バーストのデータ・サブキャリアをヌルに設定する。
次いで、ステップivにおいて、RS2は、変更されたDL MAPと、ヌル・データ・サブキャリアと、対応するパイロットとをMS3に送る。MS3のトランスポートCIDがRSの管理CIDに置き換えられるので、実際に、MS3は、それに送られたデータがあることを知らない。
さらに、RS2は、ネットワークによって構成された再送信機構に従って送信失敗を通知するために、NACK(Not Acknowledge)メッセージを送る。次いで、BS1は再送信をスケジュールする。
従来技術の上述の説明は、BS1に最も近いRS2が伝送誤りを検出する例とともに説明される。確実に、誤りを検出するRS2の位置は上述の例によって限定されず、誤りを検出するRS2は、第2のホップ、第3のホップなどの中にあり得る。異なる位置にあるRSは、上述のステップと同様のステップにおいて間違ったパケットを処理し、したがって再び繰り返す必要はない。
BS1のスケジューリングは、データ・パケットの再送信がMS3のリスニング・ウィンドウ内でMS3に到着し、したがってMS3がデータ・パケットを失わないことを保証しなければならない。間違ったパケットが生じない場合、BS1のスケジューリングは、データ・パケットが所定のリスニング・ウィンドウ内でMS3に到着することを保証することができ、ただし、間違ったパケットが生じる場合、BS1は、再送信されたデータ・パケットを所定のリスニング・ウィンドウの次のリスニング・ウィンドウ内でMS3に到着させるように、データ・パケットを再スケジュールする。したがって、現在のソリューションは以下の欠点をもたらす。
1.MS3は、BS1の再送信機構に従って所定のリスニング・ウィンドウの次のリスニング・ウィンドウ内でデータ・パケットを受信することがあり、したがって、これは、より長いレイテンシを生じ、ボイスなどのリアルタイム・サービスのQoS(サービス品質)を低下させ、ユーザ・エクスペリエンスを低下させることになる。
2.ヌル・データ・サブキャリアは有用な情報を搬送しないので、したがって、これは貴重なワイヤレス・リソースを浪費する。
3.中間RS2は、比較的長いスケジューリング遅延のために複数の不成功のトランスポート・パケットを記憶し、それによって多くのストレージが必要とされ、したがってRS2のデバイス・コストが増加する。
従来技術の既存の上述の問題に鑑みて、本発明は、再送信が必要とされるときにスリープ・モードを調整するために移動局を制御するための方法およびデバイスを提案する。
本発明の第1の態様によれば、ワイヤレス・リレー装置において、スリープ・モードを調整するためにリレー装置によって支配される移動局を制御するための方法であって、a.リレー装置の前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を移動局に再送する必要があるかどうかを判定するステップと、b.前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を移動局に再送する必要があるとき、移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を移動局に送るステップとを含む、方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、ワイヤレス移動局において、スリープ・モードを調整するための方法であって、A.リレー装置から移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を受信するステップと、B.調整関係情報に従ってスリープ・モードを調整するステップとを含む、方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、ワイヤレス・リレー装置において、スリープ・モードを調整するためにリレー装置によって支配される移動局を制御するための第1の制御デバイスであって、リレー装置の前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を移動局に再送する必要があるかどうかを判定するための判定手段と、前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を移動局に再送する必要があるとき、移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を移動局に送るための送信手段とを含む、第1の制御デバイスが提供される。
本発明の第4の態様によれば、ワイヤレス移動局において、スリープ・モードを調整するための第2の制御デバイスであって、リレー装置から移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を受信するための受信手段と、調整関係情報に従ってスリープ・モードを調整するための調整手段とを含む、第2の制御デバイスが提供される。
本発明によって提供される技術的方式を使用する利点を次のように列挙する。
(1)比較的短いレイテンシが達成され得、BS1またはRS2は、ユーザ・データをMS3に送るために次のリスニング・ウィンドウまで待つ必要はなく、これにより、レイテンシ敏感サービス、たとえば、ボイス送信およびビデオ送信など、リアルタイム・プロパティに対する高い需要を有するサービスに特に好適なサービス・レベルが高くなる。
(2)ワイヤレス・リソースを完全に、効果的に利用し、従来技術のヌル・データ・サブキャリアの送信を防ぐ。
(3)現在の規格に対する変更は極めて小さく、MAC(Media Access Control)レイヤの管理メッセージのみが定義される必要がある。
(4)RS2の装置に対する需要を減少させ、後続の再送信のための多くのデータを記憶する必要がない。
以下の図面を参照しながら非限定的な実施形態についての詳細な説明を読めば、本発明の他の特徴、目的および利点がより明らかになろう。
従来技術における、RSが間違ったパケットを検出したときのプロセス・フローの例示的な図である。 本発明の一実施形態のネットワーク・トポロジーの概略図である。 本発明の詳細な実施形態による方法の概略流れ図である。 図4aは、エンド・ツー・エンドの再送信機構の概略図であり、図4bはホップ・バイ・ホップの再送信機構の概略図である。 本発明による3種類の異なるスリープ・ウィンドウ調整方式の概略図である。 本発明の詳細な実施形態によるフレーム・フォーマットの概略図である。 本発明の詳細な実施形態によるデバイスのブロック図である。
図面では、同じまたは同様の参照符号は、同じまたは同様のステップ特徴またはデバイス/モジュールを指す。
図2に、本発明の一実施形態のネットワーク・トポロジーの概略図を示す。図2はマルチホップ・リレー・システムを示す。BS1の初期スケジューリングおよび構成を通して、BS1は、MS3に送られるデータ・パケットを処理し、転送するために、BS1を支援するために使用される、それぞれ2a、2b...2nである、そのリンク中のn個のRSを判断する。
図3に、本発明の詳細な実施形態による方法の概略流れ図を示す。本実施形態では、説明するためにRS2bを例にとる。
ステップS10において、RS2bは、第1に、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置がデータ・パケットをMS3に再送信する必要があるかどうかを判定する。図2に示すように、本実施形態では、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置はRS2aである。以下の3つのケースのうちのいずれか1つが生じたとき、RS2bの判定結果は、前のホップ・ネットワーク装置がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があるということになる。
ケース1:RS2bが、RS2aからデータ・パケットを受信し、このデータ・パケットから誤りが生じたことを確認する。
たとえば、RS2bは、巡回冗長検査符号を使用して、RS2aからのデータ・パケットを検査し、データ・パケット誤りを判定し、次いで、RS2bは前のホップ・ネットワーク装置を判定する、すなわち、RS2aは、データ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要がある。確実に、送信機と受信機とは、双方が事前に同意している限り、他の誤り検査符号を使用することもでき、そのすべては本発明の保護範囲に属する。
ケース2:RS2bが、次のホップ・ネットワーク装置からNACKメッセージを受信する。
一実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置はMS3である。MS3がBS1からデータ・パケットを受信した後、MS3はまた、巡回冗長検査符号または他の誤り検査符号を使用して、受信データ・パケットを検査する。検査が不合格であった場合、MS3は、データ・パケットを再送信するようにBS1に要求するために、否定確認メッセージ、すなわち、NACKメッセージをBS1に報告する。NACKメッセージは、リンク中の各RS、すなわち、RS2bおよびRS2aを介してBS1に到着する。RS2bがMS3からNACKメッセージを受信したとき、RS2bは、RS2aがスケジューリング情報をMS3に送信する必要があると判定する。たとえば、集中型スケジューリングのシナリオでは、再送信リソースはBS1によって事前に割り振られ、各RSによって処理され、転送されるので、集中型スケジューリングのシナリオでは、RS2bは、RS2aがスケジューリング情報をMS3に送信する必要があると判定する。
変形実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置がRSであるとき、同様に、RS2bが次のホップ・リレー装置からNACKメッセージを受信した後、RS2bは、RS2aがスケジューリング情報を次のホップ・リレー装置に送信する必要があると判定する。
ケース3:RS2bが、所定の間隔が満了するまでに、次のホップ・ネットワーク機器からフィードバック・メッセージを受信しない。
一実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置はMS3である。RS2bがMS3にデータ・パケットを送信した後、RS2bは、RS2bとMS3との間のホップ数情報など、RS2bとMS3との間の距離を含む、その位置情報を事前に得ることがあり、その場合、RS2bは、MS3のフィードバック・メッセージがRS2bに到着することができるときを推定し得る。フィードバック・メッセージは、ACKなどの肯定確認メッセージと、NACKなどの否定確認メッセージとを含む。たとえば、RS2bはMS3から5ホップ離れており、その場合、データ・パケットがMS3に到着するために5ホップが必要とされ、MS3からRS2bへのフィードバック・メッセージも、RS2bに到着するために5ホップを必要とし、したがって、RS2bはフィードバック・メッセージの到着時間を推定することができる。1)リレー・リンクまたはアクセス・リンクでのデータ・パケットの伝送が失敗し、MS3がデータ・パケットを受信することができないとき、MS3はフィードバック・メッセージを前のホップ・ネットワーク装置に送信せず、それによって、RS2bは、一定の時間間隔内にMS3からフィードバック・メッセージを受信することができない。2)その上、MS3が前のホップ・ネットワーク装置からデータ・パケットを受信し、フィードバック・メッセージを送信した場合、フィードバック・メッセージが伝送中に消失され、また、RS2bは、一定の時間間隔内にMS3からフィードバック・メッセージを受信することができない。たとえば、各データ・パケットがRS2bに到着した後、データ・パケットのフィードバック・メッセージの到着時間を記録するために、このデータ・パケットに対してタイマーをセットアップすることができる。タイマーが、一定の時間間隔が満了し、RS2bがまだMS3からフィードバック・メッセージを受信していないことを示した後、RS2bは、RS2aがデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があると判定する。
変形実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置がRSであるとき、同様に、所定の間隔が満了するまでに、RS2bがまだ次のホップ・ネットワーク機器からフィードバック・メッセージを受信していない場合、RS2bは、RS2aがデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を次のホップ・リレー局に再送信する必要があると判定する。
ステップS10において、RS2bが、RS2aがデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があると判定したとき、本発明はステップS11に入り、RS2bはスリープ・モードの調整関係情報を生成する。
RS2bとBS1との間のネットワーク構成情報のやり取り、共有コンテンツおよび周波数に従って、RS2bは、スリープ・モードの異なる調整情報を生成することができ、これは、説明するために次の3つのソリューションに分けられる。
ソリューション1:
RS2bは、BS1との協調によって、BS1のスケジューリング・ストラテジ、RS2が配置されたリンクによって使用される再送信機構、およびリレー・ネットワークのトポロジーなどを含む、ネットワーク構成関係情報をBS1から得る。
ただし、BS1のスケジューリング・ストラテジは、BS1によって支配されるセルの負荷パラメータ、BS1によってスケジュールされる各移動局の優先度、各異なるサービスの優先度などを含む。たとえば、移動局のためのデータ再送信が必要とされる場合、BS1は、その支配される移動局を異なる優先レベルに分け、BS1は、各MSの異なる優先レベルに従ってMSのための再送信をスケジュールするための待ち時間を判断することができるか、または、BS1は、異なるサービスを異なるレベルに分け、BS1は、サービスの優先度に従ってMSの異なるサービスのための再送信をスケジュールするための待ち時間を判断することもできる。たとえば、MSがVIPユーザであり、その要求されたサービスがボイス・サービスである、すなわち、より短いレイテンシを必要とするとき、BS1は、優先的にこのVIPユーザのための再送信をスケジュールすることができる。
RS2が配置されたリンクによって使用される再送信機構は、それぞれ図4aおよび図4bに示すエンド・ツー・エンドおよびホップ・バイ・ホップの再送信機構を含む。ただし、xは、データ・パケット伝送が失敗したことを意味する。図中の実線と黒三角矢印は、最初に送信されたデータを示し、点線と黒三角矢印はフィードバック情報を示し、実線とひし形矢印は、再送信されたデータを示し、実線と2つの白抜きの三角矢印は、実際は送信されなかったデータを示す。図4aはエンド・ツー・エンドの再送信機構を示し、図4bはホップ・バイ・ホップの再送信機構を示す。図4aに示すように、エンド・ツー・エンドの再送信機構では、各リレー装置はデータ・パケットを処理し、正しいと確認した場合は下方転送し、誤りが生じた場合は下方転送せず、HARQのすべての肯定/否定確認情報が一緒にBS1に配信される。図4aでは、BS1からRS2aに送信されたパケット中に誤りが生じなかったので、BS1は、BS1によって割り振られた再送信のためのリソースを示すためのスケジューリング情報をRS2aに送信するだけでよく、RS2aにデータ・パケットを再送信する必要はなく、RS2aは、データ・パケットをRS2bに再送信し、スケジューリング情報を転送する。対照的に、図4bに示すように、ホップ・バイ・ホップの再送信機構では、RSは、データ・パケット誤りを検出した直後に反応することができる。たとえば、図4bでは、パケット誤りを検出したとき、RS2bは直ちにRS2aに報告することができ、再送信は最も近いRS(たとえばRS2a)において確立され得、それによって反応時間および伝送遅延が短縮されるが、各RSは、一定の伝送効率の低下を犠牲にして、HARQフィードバックを行うためにより多くのリソースを必要とする。
リレー・ネットワークのトポロジーは、RS2bの位置情報などを含み、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数と、RS2bからMS3までのホップ数とを含む。
たとえば、RS2bは、BS1から、リレー・ネットワークの再送信機構がホップ・バイ・ホップのHARQ再送信機構であることを得、したがって、RS2bがデータ・パケット伝送誤りを検出したとき、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置、すなわち、RS2aはデータ・パケットを再送信する。RS2bの位置情報は、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数は2ホップであり、RS2bからMS3までのホップ数は5ホップであることを含む。さらに、MS3がVIPユーザであり、MS3が要求するものがボイス・サービスである場合、RS2bは、RS2aによって再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する正確な到着時間を推定することができ、したがってトリガ・リスニング・ステータスの開始時間が判断され得る。この時点で得られたトリガ・リスニング・ステータスの開始時間はデータ・パケットの正確な到着時間であるので、RS2bは、データ・パケットのサイズに従ってデータ・パケットの伝送時間を計算し、次いで、開始時間とデータ・パケットの伝送時間とに従ってトリガ・リスニング・ステータスの終了時間を計算することができる。図5中のソリューション1に示すように、RS2bは、MS3が、時間T1においてスリープ・ステータスからトリガ・リスニング・ステータスに切り替わる、すなわち、時間T1においてトリガ・リスニング・ウィンドウに入ることを示し、次いで、MS3が、時間T2においてトリガ・リスニング・ステータスからスリープ・ステータスに切り替わることを示し、すなわち、RS2bは、MS3が所定の時間間隔、すなわち、T1からT2までの時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示す。代替的に、RS2bはまた、トリガ・リスニング・ステータスの開始時間T1と所定の時間間隔T1〜T2とを示す指示情報を生成することができる。
ソリューション2:
RS2bは、BS1との協調によって、RS2bが配置されたリンクによって使用されるHARQ再送信機構、リレー・ネットワークのトポロジー、およびRS2bの位置情報などを含む、ネットワーク構成関係情報をBS1から得る。
RS2が配置されたリンクによって使用されるHARQ再送信機構は、それぞれ図4aおよび図4bに示されるエンド・ツー・エンドおよびホップ・バイ・ホップの再送信機構を含む。ソリューション1と同様に、再び繰り返す必要はない。
リレー・ネットワークのトポロジーは、RS2bの位置情報などを含み、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数と、RS2bからMS3までのホップ数とを含む。
たとえば、RS2bは、BS1から、リレー・ネットワークの再送信機構がエンド・ツー・エンドのHARQ再送信機構であることを得、したがって、RS2bがデータ・パケット伝送誤りを検出したとき、BS1はデータ・パケットの再送信をスケジュールする。RS2bの位置情報は、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数は2ホップであり、RS2bからMS3までのホップ数は5ホップであることを含む。次いで、RS2bは、上述の情報に従って、再送信されたデータ・パケットの最も早い到着時間を推定することができ、この時間は、再送信されたデータ・パケットの最も早い到着時間であるので、RS2bは、再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する正確な時間を得ることはできないが、RS2bは、再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する最も早い時間を判定することができる。したがって、図5中のソリューション2に示されるように、RS2bは、時間T3から、MS3がスリープ・ステータスからトリガ・リスニング・ステータスに切り替わり、常にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示すための指示情報を生成する。
ソリューション3:
RS2bがBS1からネットワーク構成情報を得ることができない場合、図5中のソリューション3に示すように、MS3が全スリープ・ウィンドウ内でトリガ・リスニング・ステータスにある必要があることを、RS2bはMS3に通知し、したがって、再送信されたデータ・パケットは消失されない。
ソリューション1および2では、RS2bによって得られるネットワーク構成情報は、BS1とRS2bとがネットワーク構成情報をやり取りした後、ネットワーク構成開始中にRS2bに記憶されたネットワーク構成情報とすることができ、RS2bによって得られるネットワーク構成情報は、RS2bがリアルタイムでBS1に問い合わせた後、BS1がRS2bに送信するネットワーク構成情報とすることもできる。
図6に、可能なMAC管理メッセージ・フォーマットを示す。
管理メッセージはMACメッセージのペイロードの拡張であり、MAC管理メッセージ中の各フィールドは、次のようにそれぞれ詳細に説明される。
− 管理メッセージ・タイプ:
管理メッセージ・タイプは、メッセージは、スリープ・モードを調整するために、すなわち、MS3がトリガ・リスニング・ステータスに入るようにトリガするために使用されるメッセージであることを示す。いわゆるトリガ・リスニング・ステータスはテンポラリ・リスニング・モード(temporary listening mode)である。MS3は、初期設定によれば、この時間間隔内にスリープ・ステータスにあるはずであった。ただし、本発明では、MS3がBS1から再送信されたデータ・パケットを受信することができることを保証するために、MS3は、その時間間隔内にテンポラリ・リスニング・ステータスに入る必要があり、したがって、データ・パケットを再送信するイベントによってリスニング・モードがトリガされる。
− 調整オプション:
調整オプション。2ビットによって示され得る、テンポラリ・トリガ・ウィンドウを調整するためのソリューションを示す情報。たとえば、
00はソリューション1を示す。
01はソリューション2を示す。
10はソリューション3を示す。
11:予約済み。
− リスニング・ウィンドウの開始時間(随意)
リスニング・ウィンドウの開始時間(随意)。すなわち、トリガ・リスニング・ステータスに入るようにトリガするトリガ時間。リスニング・ウィンドウの開始時間情報は、スーパーフレーム数、フレーム数および/またはサブフレーム数によって示され得る。開始時間は、図5に示すソリューション1および2に適用され得る。
− リスニング・ウィンドウの数(随意)
リスニング・ウィンドウの数(随意)。すなわち、トリガ・リスニング・ステータスの持続時間。リスニング・ウィンドウの数情報は、スーパーフレームの数、フレームの数および/またはサブフレームの数によって示され得る。リスニング・ウィンドウの数は、図5に示すソリューション1に適用され得る。
さらに、リスニング・ウィンドウの数をリスニング・ウィンドウの終了時間と置き換えることもできる。
ステップS11において、RS2bは、ネットワーク構成情報の得られた状態に従って上述のメッセージ・フォーマットに基づいてソリューション1〜3から1つを選択することによって、異なるスリープ・モード調整情報を生成する。確実に、メッセージ・フォーマットはこれに限定されず、上記は例示的なメッセージ・フォーマットにすぎない。
次いで、ステップS12において、RS2bは、生成されたスリープ・モードの調整関係情報をMS3に送信する。
ステップS13において、RS2bから受信したスリープ・モードの調整関係情報に従って、MS3は、図5中のソリューションに従ってMS3のスリープ・モードを調整する。それに応じて、MS3はまた、次のように説明される、図5中の3つのソリューションに対応する、3種類の異なる調整モードを使用し得る。
調整方法1:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション1を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが00である場合、MS3は、図5中のソリューション1に従ってスリープ・モードを調整する、たとえば、時間T1においてトリガ・リスニング・ステータスに入り、次いで、時間T2においてトリガ・リスニング・ステータスを完了し、再びスリープ・ステータスに入る。
調整方法2:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション2を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが01である場合、MS3は、ソリューション2に従ってスリープ・モードを調整し、時間T3においてトリガ・リスニング・ステータスに入る。
調整方法3:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション3を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが10である場合、MS3は、ソリューション3に従ってスリープ・モードを調整する、すなわち、スリープ・ステータスに入らないが、リスニング・ステータスを維持する。
さらに、MS3は、データ伝送が完了したことを検出したとき、自動的にスリープ・ステータスに入ることができる。場合によっては、ソリューション1に示すように、MS3は、RS2bの指示に従ってスリープ・ステータスに入ることもできる。
上述の実施形態では、ステップS11はRS2bによって達成される、すなわち、RSとBSの両方がネットワーク装置に属し、事業者によって管理されることを考慮する、ネットワーク構成情報に従って、RS2bはスリープ・モードの調整関係情報を生成し、RSとBSとの間でネットワーク・トポロジーをやり取りすることはネットワーク情報をユーザに開示せず、これはネットワークの安全を保証する。
ネットワークの安全を考慮することなしに、変形実施形態では、ステップS11が省略され得、その場合、ステップS12’において、RS2bによってMS3に送信された調整関係情報はネットワーク構成情報を含む。たとえば、ネットワーク構成情報は、誤りが発見されたRSの位置情報を含み得る。たとえば、RS2bが誤りパケットを検出したとき、RS2bは、第2のホップにおいてデータ・パケット誤りが生じたことを識別するために、識別情報をパケットに追加することができる。さらに、調整関係情報はまた、MSを支配するBSによって構成された再送信機構、BSのスケジューリング・ストラテジなどを含み得る。
次いで、ステップS13において、MS3は、ネットワーク構成情報に従ってスリープ・モードを調整するためのモード調整情報を判断する。たとえば、誤りが発見されたRSの得られた位置情報と、BS1によって構成された再送信機構とに従って、MS3は、MS3のスリープ・モードを調整するためにソリューション1〜3のうちのどの1つを使用すべきかを判断する。動作は基本的にステップS11中の動作と同様であるので、再び繰り返す必要はない。
本実施形態の適用シナリオは、RSおよびMSがスリープ・モードを調整することをサポートすることが可能であるということを、BS1がネットワーク構成の初期期間中に事前にすでに知っており、その場合、BSは、それに応じて再スケジューリングまたは再送信を行い得る、ということである。変形実施形態では、RSおよびMSがスリープ・モードを調整することをサポートすることが可能であるかどうかを、BS1が事前に知ることができなかった場合、本方法は、ステップS12の後に以下のステップをさらに含む。BS1がデータ・パケットをスケジュールするかまたは再送信するためにリアルタイムでRSおよびMSから情報を得るように、MS3は所定の時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあるということを、RS2bはBS1に通知する。
本発明のデバイスの一実施形態は、次のように、図2と組み合わせて図7を参照して詳細に説明される。図7に、本発明の詳細な実施形態によるデバイスのブロック図を示す。一実施形態では、第1の制御デバイス10は図2に示すRS2b中にあり、第2の制御デバイス20は図2に示すMS3中にある。
ただし、第1の制御デバイス10は、判定手段100と、生成手段101と、送信手段102とを含む。
第2の制御デバイス20は、受信手段200と調整手段201とを含み、調整手段201は判断手段2010をさらに含む。
最初に、判定手段100は、第1に、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置がデータ・パケットをMS3に再送信する必要があるかどうかを判定する。図2に示すように、本実施形態では、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置はRS2aである。以下の3つのケースのうちのいずれか1つが生じたとき、RS2bの判定結果は、前のホップ・ネットワーク装置がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があるということになる。
ケース1:RS2bが、RS2aからデータ・パケットを受信し、このデータ・パケットから誤りが生じたことを確認する。
たとえば、RS2bは、巡回冗長検査符号を使用して、RS2aからのデータ・パケットを検査し、データ・パケット誤りを判定し、次いで、判定手段100は前のホップ・ネットワーク装置を判定する、すなわち、RS2aは、データ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要がある。確実に、送信機と受信機とは、双方が事前に同意している限り、他の誤り検査符号を使用することもでき、そのすべては本発明の保護範囲に属する。
ケース2:RS2bが、次のホップ・ネットワーク装置からNACKメッセージを受信する。
本実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置はMS3である。MS3がBS1からデータ・パケットを受信した後、MS3はまた、巡回冗長検査符号または他の誤り検査符号を使用して、受信データ・パケットを検査する。検査が不合格であった場合、MS3は、データ・パケットを再送信するようにBS1に要求するために、否定確認メッセージ、すなわち、NACKメッセージをBS1に報告する。NACKメッセージは、リンク中の各RS、すなわち、RS2bおよびRS2aを介してBS1に到着する。RS2bがMS3からNACKメッセージを受信したとき、判定手段100は、RS2aがスケジューリング情報をMS3に送信する必要があると判定する。たとえば、集中型スケジューリングのシナリオでは、再送信リソースはBS1によって事前に割り振られ、各RSによって処理され、転送されるので、集中型スケジューリングのシナリオでは、判定手段100は、RS2aがスケジューリング情報をMS3に送信する必要があると判定する。
変形実施形態では、RS2bの次のホップ・ネットワーク装置がRSであるとき、同様に、RS2bが次のホップ・リレー装置からNACKメッセージを受信した後、判定手段100は、RS2aがスケジューリング情報を次のホップ・リレー装置に送信する必要があると判定する。
ケース3:RS2bが、所定の間隔が満了するまでに、MSからフィードバック・メッセージを受信しない。
RS2bがMS3にデータ・パケットを送信した後、RS2bは、RS2bとMS3との間のホップ数情報など、RS2bとMS3との間の距離を含む、その位置情報を事前に得ることがあり、その場合、RS2bは、MS3のフィードバック・メッセージがRS2bに到着することができるときを推定し得る。フィードバック・メッセージは、ACKなどの肯定確認メッセージと、NACKなどの否定確認メッセージとを含む。たとえば、RS2bはMS3から5ホップ離れており、その場合、データ・パケットがMS3に到着するために5ホップが必要とされ、MS3からRS2bへのフィードバック・メッセージも、RS2bに到着するために5ホップを必要とし、したがって、RS2bはフィードバック・メッセージの到着時間を推定することができる。1)リレー・リンクまたはアクセス・リンクでのデータ・パケットの伝送が失敗し、MS3がデータ・パケットを受信することができないとき、MS3はフィードバック・メッセージを前のホップ・ネットワーク装置に送信せず、それによって、RS2bは、一定の時間間隔内にMS3からフィードバック・メッセージを受信することができない。2)その上、MS3が前のホップ・ネットワーク装置からデータ・パケットを受信し、フィードバック・メッセージを送信した場合、フィードバック・メッセージが伝送中に消失され、また、RS2bは、一定の時間間隔内にMS3からフィードバック・メッセージを受信することができない。たとえば、各データ・パケットがRS2bに到着した後、データ・パケットのフィードバック・メッセージの到着時間を記録するために、このデータ・パケットに対してタイマーをセットアップすることができる。タイマーが、一定の時間間隔が満了し、RS2bがまだMS3からフィードバック・メッセージを受信していないことを示した後、判定手段100は、RS2aがデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があると判定する。
判定手段100が、RS2aがデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報をMS3に再送信する必要があると判定したとき、生成手段101はスリープ・モードの調整関係情報を生成する。
RS2bとBS1との間のネットワーク構成情報のやり取り、共有コンテンツおよび周波数に従って、生成手段101は、スリープ・モードの異なる調整情報を生成することができ、これは、説明するために次の3つのソリューションに分けられる。
ソリューション1:
RS2bは、BS1との協調によって、BS1のスケジューリング・ストラテジ、RS2が配置されたリンクによって使用される再送信機構、およびリレー・ネットワークのトポロジーなどを含む、ネットワーク構成関係情報をBS1から得る。
ただし、BS1のスケジューリング・ストラテジは、BS1によって支配されるセルの負荷パラメータ、BS1によってスケジュールされる各移動局の優先度、各異なるサービスの優先度などを含む。たとえば、移動局のためのデータ再送信が必要とされる場合、BS1は、その支配される移動局を異なる優先レベルに分け、BS1は、各MSの異なる優先レベルに従ってMSのための再送信をスケジュールするための待ち時間を判断することができるか、または、BS1は、異なるサービスを異なるレベルに分け、BS1は、サービスの優先度に従ってMSの異なるサービスのための再送信をスケジュールするための待ち時間を判断することもできる。たとえば、MSがVIPユーザであり、その要求されたサービスがボイス・サービスである、すなわち、より短いレイテンシを必要とするとき、BS1は、優先的にこのVIPユーザのための再送信をスケジュールすることができる。
RS2が配置されたリンクによって使用される再送信機構は、それぞれ図4aおよび図4bに示すエンド・ツー・エンドおよびホップ・バイ・ホップの再送信機構を含む。ただし、xは、データ・パケット伝送が失敗したことを意味する。図中の実線と黒三角矢印は、最初に送信されたデータを示し、点線と黒三角矢印はフィードバック情報を示し、実線とひし形矢印は、再送信されたデータを示し、実線と2つの白抜きの三角矢印は、実際は送信されなかったデータを示す。図4aはエンド・ツー・エンドの再送信機構を示し、図4bはホップ・バイ・ホップの再送信機構を示す。図4aに示すように、エンド・ツー・エンドの再送信機構では、各リレー装置はデータ・パケットを処理し、正しいと確認した場合は下方転送し、誤りが生じた場合は下方転送せず、HARQのすべての肯定/否定確認情報が一緒にBS1に配信される。図4aでは、BS1からRS2aに送信されたパケット中に誤りが生じなかったので、BS1は、BS1によって割り振られた再送信のためのリソースを示すためのスケジューリング情報をRS2aに送信するだけでよく、RS2aにデータ・パケットを再送信する必要はなく、RS2aは、データ・パケットをRS2bに再送信し、スケジューリング情報を転送する。対照的に、図4bに示すように、ホップ・バイ・ホップの再送信機構では、RSは、データ・パケット誤りを検出した直後に反応することができる。たとえば、図4bでは、パケット誤りを検出したとき、RS2bは直ちにRS2aに報告することができ、再送信は最も近いRS(たとえばRS2a)において確立され得、それによって、反応時間および伝送遅延が短縮されるが、各RSは、一定の伝送効率の低下を犠牲にして、HARQフィードバックを行うためにより多くのリソースを必要とする。
リレー・ネットワークのトポロジーは、RS2bの位置情報などを含み、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数と、RS2bからMS3までのホップ数とを含む。
たとえば、RS2bは、BS1から、リレー・ネットワークの再送信機構がホップ・バイ・ホップのHARQ再送信機構であることを得、したがって、RS2bがデータ・パケット伝送誤りを検出したとき、RS2bの前のホップ・ネットワーク装置、すなわち、RS2aはデータ・パケットを再送信する。RS2bの位置情報は、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数は2ホップであり、RS2bからMS3までのホップ数は5ホップであることを含む。さらに、MS3がVIPユーザであり、MS3が要求するものがボイス・サービスである場合、RS2bは、RS2aによって再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する正確な到着時間を推定することができ、したがってトリガ・リスニング・ステータスの開始時間が判断され得る。この時点で得られたトリガ・リスニング・ステータスの開始時間はデータ・パケットの正確な到着時間であるので、生成手段101は、データ・パケットのサイズに従ってデータ・パケットの伝送時間を計算し、次いで、開始時間とデータ・パケットの伝送時間とに従ってトリガ・リスニング・ステータスの終了時間を計算することができる。図5中のソリューション1に示すように、RS2bは、MS3が、時間T1においてスリープ・ステータスからトリガ・リスニング・ステータスに切り替わる、すなわち、時間T1においてトリガ・リスニング・ウィンドウに入ることを示し、次いで、MS3が、時間T2においてトリガ・リスニング・ステータスからスリープ・ステータスに切り替わることを示し、すなわち、RS2bは、MS3が所定の時間間隔、すなわち、T1からT2までの時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示す。代替的に、RS2bはまた、トリガ・リスニング・ステータスの開始時間T1と所定の時間間隔T1〜T2との指示情報を生成することができる。
ソリューション2:
RS2bは、BS1との協調によって、RS2bが配置されたリンクによって使用されるHARQ再送信機構、リレー・ネットワークのトポロジー、およびRS2bの位置情報などを含む、ネットワーク構成関係情報をBS1から得る。
RS2が配置されたリンクによって使用されるHARQ再送信機構は、それぞれ図4aおよび図4bに示されるエンド・ツー・エンドおよびホップ・バイ・ホップの再送信機構を含む。ソリューション1と同様に、再び繰り返す必要はない。
リレー・ネットワークのトポロジーは、RS2bの位置情報などを含み、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数と、RS2bからMS3までのホップ数とを含む。
たとえば、RS2bは、BS1から、リレー・ネットワークの再送信機構がエンド・ツー・エンドのHARQ再送信機構であることを得、したがって、RS2bがデータ・パケット伝送誤りを検出したとき、BS1はデータ・パケットの再送信をスケジュールする。RS2bの位置情報は、たとえば、RS2bからBS1までのホップ数は2ホップであり、RS2bからMS3までのホップ数は5ホップであることを含む。次いで、RS2bは、上述の情報に従って、再送信されたデータ・パケットの最も早い到着時間を推定することができる。この時間は、再送信されたデータ・パケットの最も早い到着時間であるので、RS2bは、再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する正確な時間を得ることはできないが、RS2bは、再送信されたデータ・パケットがMS3に到着する最も早い時間を判定することができる。したがって、図5中のソリューション2に示されるように、生成手段101は、時間T3から、MS3がスリープ・ステータスからトリガ・リスニング・ステータスに切り替わり、常にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示すための指示情報を生成する。
ソリューション3:
RS2bがBS1からネットワーク構成情報を得ることができない場合、図5中のソリューション3に示すように、MS3が全スリープ・ウィンドウ内でトリガ・リスニング・ステータスにある必要があることを示す情報を、生成手段101は生成し、したがって再送信されたデータ・パケットは消失されない。
ソリューション1および2では、RS2bによって得られるネットワーク構成情報は、BS1とRS2bとがネットワーク構成情報をやり取りした後、ネットワーク構成開始中にRS2bに記憶されたネットワーク構成情報とすることができ、RS2bによって得られるネットワーク構成情報は、RS2bがリアルタイムでBS1に問い合わせた後、BS1がRS2bに送信するネットワーク構成情報とすることもできる。
図6に、可能なMAC管理メッセージ・フォーマットを示す。
管理メッセージはMACメッセージのペイロードの拡張であり、MAC管理メッセージ中の各フィールドは、次のようにそれぞれ詳細に説明される。
− 管理メッセージ・タイプ:
管理メッセージ・タイプは、メッセージは、スリープ・モードを調整するために、すなわち、MS3がトリガ・リスニング・ステータスに入るようにトリガするために使用されるメッセージであることを示す。いわゆるトリガ・リスニング・ステータスはテンポラリ・リスニング・モードである。MS3は、初期設定によれば、この時間間隔内にスリープ・ステータスにあるはずであった。ただし、本発明では、MS3がBS1から再送信されたデータ・パケットを受信することができることを保証するために、MS3は、その時間間隔内にテンポラリ・リスニング・ステータスに入る必要があり、したがって、データ・パケットを再送信するイベントによってリスニング・モードがトリガされる。
− 調整オプション:
調整オプション。2ビットによって示され得る、テンポラリ・トリガ・ウィンドウを調整するためのソリューションを示す情報。たとえば、
00はソリューション1を示す。
01はソリューション2を示す。
10はソリューション3を示す。
11:予約済み。
− リスニング・ウィンドウの開始時間(随意)
リスニング・ウィンドウの開始時間(随意)。すなわち、トリガ・リスニング・ステータスに入るようにトリガするトリガ時間。リスニング・ウィンドウの開始時間情報は、スーパーフレーム数、フレーム数および/またはサブフレーム数によって示され得る。開始時間は、図5に示すソリューション1および2に適用され得る。
− リスニング・ウィンドウの数(随意)
リスニング・ウィンドウの数(随意)。すなわち、トリガ・リスニング・ステータスの持続時間。リスニング・ウィンドウの数情報は、スーパーフレームの数、フレームの数および/またはサブフレームの数によって示され得る。リスニング・ウィンドウの数は、図5に示すソリューション1に適用され得る。
さらに、リスニング・ウィンドウの数をリスニング・ウィンドウの終了時間と置き換えることもできる。
生成手段101は、ネットワーク構成情報の得られた状態に従って上述のメッセージ・フォーマットに基づいてソリューション1〜3から1つを選択することによって、異なるスリープ・モード調整情報を生成する。確実に、メッセージ・フォーマットはこれに限定されず、上記は例示的なメッセージ・フォーマットにすぎない。
次いで、送信手段102は、生成手段101によって生成されたスリープ・モードの調整関係情報をMS3に送信する。
RS2bから受信したスリープ・モードの調整関係情報に従って、第2の制御デバイス20中の受信手段200は、図5中のソリューションに従ってMS3のスリープ・モードを調整する。それに応じて、MS3はまた、次のように説明される、図5中の3つのソリューションに対応する、3種類の異なる調整モードを使用し得る。
調整方法1:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション1を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが00である場合、調整手段201は、図5中のソリューション1に従ってスリープ・モードを調整する、たとえば、時間T1においてトリガ・リスニング・ステータスに入り、次いで、時間T2においてトリガ・リスニング・ステータスを完了し、再びスリープ・ステータスに入る。
調整方法2:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション2を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが01である場合、調整手段201は、ソリューション2に従ってスリープ・モードを調整し、時間T3においてトリガ・リスニング・ステータスに入る。
調整方法3:
MS3によって受信されたスリープ・モードの調整関係情報が、MS3がソリューション3を使用すべきことを示す場合、たとえば、図6を参照して、MAC管理メッセージのペイロード中の調整オプションが10である場合、調整手段201は、ソリューション3に従ってスリープ・モードを調整する、すなわち、スリープ・ステータスに入らないが、リスニング・ステータスを維持する。
さらに、MS3は、データ伝送が完了したことを検出したとき、自動的にスリープ・ステータスに入ることができる。場合によっては、ソリューション1に示すように、MS3は、RS2bの指示に従ってスリープ・ステータスに入ることもできる。
上述の実施形態では、RSとBSの両方がネットワーク装置に属し、事業者によって管理されることを考慮する、ネットワーク構成情報に従って、RS2b中の第1の制御デバイス10中の生成手段101は、スリープ・モードの調整関係情報を生成し、RSとBSとの間でネットワーク・トポロジーをやり取りすることは、ネットワーク情報をユーザに開示せず、これはネットワークの安全を保証する。
ネットワークの安全を考慮することなしに、変形実施形態では、第1の制御デバイス10は生成手段を含まないことがあり、その場合、送信手段102によってMS3中の受信手段200に送信された調整関係情報はネットワーク構成情報を含む。たとえば、ネットワーク構成情報は、誤りが発見されたRSの位置情報を含み得る。たとえば、判定手段100が誤りパケットを検出したとき、RS2bは、第2のホップにおいてデータ・パケット誤りが生じたことを識別するために、識別情報をパケットに追加することができる。さらに、調整関係情報はまた、MSを支配するBSによって構成された再送信機構、BSのスケジューリング・ストラテジなどを含み得る。
調整手段201は判断手段2010をさらに含む。判断手段2010は、ネットワーク構成情報に従ってスリープ・モードを調整するためのモード調整情報を判断する。たとえば、誤りが発見されたRSの得られた位置情報と、BS1によって構成された再送信機構とに従って、MS3は、MS3のスリープ・モードを調整するためにソリューション1〜3のうちのどの1つを使用すべきかを判断する。判断手段2010によって行われる動作は、基本的に、生成手段101によって行われる動作と同様であるので、再び繰り返す必要はない。
本実施形態の適用シナリオは、RSおよびMSがスリープ・モードを調整することをサポートすることが可能であるということを、BS1がネットワーク構成の初期期間中に事前にすでに知っており、その場合、BSは、それに応じて再スケジューリングまたは再送信を行い得る、ということである。変形実施形態では、RSおよびMSがスリープ・モードを調整することをサポートすることが可能であるかどうかを、BS1が事前に知ることができなかった場合、第1の制御デバイスは、次のような通知手段(図7に図示せず)をさらに含む。BS1がデータ・パケットをスケジュールするかまたは再送信するためにリアルタイムでRSおよびMSから情報を得るように、MS3は所定の時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあるということを、通知手段はBS1に通知する。
本発明の実施形態について上記のように説明したが、本発明は、特定のシステム、装置および詳細なプロトコルに制限されず、当業者は、添付の特許請求の範囲内で様々な変形または修正を行うことができる。

Claims (14)

  1. スリープ・モードを調整するためにリレー装置によって支配される移動局をワイヤレス・リレー装置において制御する方法であって、
    a.前記リレー装置の前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を前記移動局に再送する必要があるかどうかを判定するステップと、
    b.前記リレー装置を支配する基地局から得られたネットワーク構成情報に従って調整関係情報を生成するステップと、
    .前記前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を前記移動局に再送する必要があるとき、前記移動局のスリープ・モードを調整するための前記調整関係情報を前記移動局に送るステップとを含む、方法。
  2. 前記調整関係情報は、前記移動局が所定の時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示すための情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記調整関係情報は、前記移動局がスリープ・ウィンドウ内の所定の時間間隔内にトリガ・リスニング・ステータスにあることを示すための情報を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク構成情報が、マルチホップ・リレー・ネットワーク中の前記リレー装置の位置情報を含み、前記ステップが、
    前記位置情報に従って前記トリガ・リスニング・ステータスの開始時間を判断するステップをさらに含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ネットワーク構成情報が、再送信機構と、前記基地局のスケジューリング・ストラテジとをさらに含み、前記ステップが、
    前記位置情報、前記再送信機構、および前記基地局の前記スケジューリング・ストラテジに従って、
    前記トリガ・リスニング・ステータスの前記開始時間および終了時間、及び前記トリガ・リスニング・ステータスの前記開始時間および前記トリガ・リスニング・ステータスの持続時間、のうちのいずれか1つを判断するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記ステップの後に、前記方法は、
    前記移動局が前記所定の時間間隔内に前記トリガ・リスニング・ステータスにあることを前記前のホップ・ネットワーク機器に通知するステップをさらに含む、請求項4または5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記再送信機構が、
    前記マルチホップ・リレー・ネットワークがホップ・バイ・ホップの再送信であること、及び、前記マルチホップ・リレー・ネットワークがエンド・ツー・エンドの再送信であること、のうちのいずれか1つを含み、
    前記スケジューリング・ストラテジが、
    前記基地局によって支配されるセルの負荷パラメータ、及び、各移動局をスケジュールするための前記基地局のための優先度、のうちのいずれか1つまたは複数に基づく、請求項またはのいずれか1項に記載の方法。
  8. ワイヤレス移動局において、スリープ・モードを調整する方法であって、
    A.リレー装置から前記移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を受信するステップであって、前記調整関係情報は前記リレー装置を支配する基地局から得られたネットワーク構成情報に従うステップと、
    B.前記調整関係情報に従ってスリープ・モードを調整するステップとを含む、方法。
  9. 前記調整関係情報は、前記移動局がトリガ・リスニング・ステータスの所定の時間間隔内にあることを示すための情報を含み、前記ステップBが、
    前記時間間隔に従って前記トリガ・リスニング・ステータスになるステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記ステップBが、
    B1.前記調整関係情報に従ってスリープ・モードを調整するためのモード調整情報を判断するステップと、
    B2.前記モード調整情報に従って前記スリープ・モードを調整するステップとをさらに含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記調整関係情報は、
    前記移動局が配置されたマルチホップ・リレー・ネットワーク中で間違ったデータ・パケットを受信した前記リレー装置の位置情報と、
    前記移動局を支配する基地局によって構成された再送信機構と、
    前記基地局のスケジューリング・ストラテジとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記移動局が前記トリガ・リスニング・ステータスにおいてデータ受信を完了したときに前記移動局がまだスリープ・ウィンドウにある場合、スリープ・ステータスに入る、請求項乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. ワイヤレス・リレー装置において、スリープ・モードを調整するためにリレー装置によって支配される移動局を制御する第1の制御デバイスであって、
    前記リレー装置の前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を前記移動局に再送する必要があるかどうかを判定する判定手段と、
    前記前のホップ・ネットワーク機器がデータ・パケットおよび/またはスケジューリング情報を前記移動局に再送する必要があるとき、前記移動局のスリープ・モードを調整するための調整関係情報を前記移動局に送る送信手段とを含
    前記調整関係情報は前記リレー装置を支配する基地局から得られたネットワーク構成情報に従う、第1の制御デバイス。
  14. ワイヤレス移動局において、スリープ・モードを調整する第2の制御デバイスであって、
    リレー装置から前記移動局のスリープ・モードを調整する調整関係情報を受信する受信手段と、
    前記調整関係情報に従ってスリープ・モードを調整する調整手段とを含
    前記調整関係情報は前記リレー装置を支配する基地局から得られたネットワーク構成情報に従う、第2の制御デバイス。
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