JP5592092B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾用の複数の発光体を備える装飾装置を有する遊技機に関する。
従来、装飾用の複数の発光体を備える装飾装置を有する遊技機としては、例えば、基板上に配設されたセグメントLEDを、リフレクタにより8字形状に区画することにより、該区画された各表示セグメントによりセグメント表示部を形成するとともに、該セグメント表示部の前面側に縦断面略コ字形の導光板を配設して、該導光板の端面に導光板LEDを対向配置し、セグメントLEDを各表示セグメント毎に選択的に発光させることにより、セグメントLEDからの光が導光板を経て前方へ投光されて数字・文字等の図形を表示できるとともに、導光板LEDにより面発光部となる該導光板を面状に発光(面発光部)させることで、セグメント表示部の周囲領域を発光させて、多彩な図柄表示を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−321258号公報(第8頁、第2図)
しかしながら、これら特許文献1にあっては、セグメント表示部の光と面発光部の光とが混成してしまうので、セグメント表示部の発光による図柄の境界が混成によってぼけて、図柄の明瞭性が悪くなり、発光による装飾効果が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、発光によって高い装飾効果を得ることのできる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
装飾用の複数の発光体を備える装飾装置(発光表示器100)を有する遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
前記装飾装置は、
所定の第1領域(飾り文字ユニット121の内部)を照光する第1発光体(文字内LED102)と、
前記第1領域に隣接した第2領域(飾り文字ユニット121の外部の背面基板125上の領域)を照光する第2発光体(背面LED101)と、
前記第1発光体と前記第2発光体の間を仕切るように配置された仕切部材(文字箱体124)と、
前記第1発光体、前記第2発光体並びに前記仕切部材の前面に設けられ、前記第1発光体の光と前記第2発光体の光とを透過可能な透性を有する第1導光板(導光板114)と、
前記第1導光板の端面(光投入部116)から該第1導光板内に光を入射する第3発光体(導光板LED103)と、
を備え、
前記第1導光板は、前記仕切部材の前方端面(文字箱体124の前方端面123)に位置する部分が、前記第3発光体からの入射光により発光する境界対応発光部(発光部115)とされていることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切部材により第1発光と第2発光体とを仕切ることで第1発光と第2発光体の光が混成することが防止されるとともに、これら仕切部材の前方端面に位置する第1導光板の境界対応発光部が独自に発光することで、第1領域と第2領域の境界が強調されて表示の明瞭性が向上するので、発光によって高い装飾効果を得ることができる遊技機を提供することができる。
本発明の請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記装飾装置(発光表示器100)は、
前記第1発光体(文字内LED102)、前記第2発光体(背面LED101)並びに前記仕切部材(文字箱体124)の前面に、前記第1導光板(導光板114)と並列して設けられ、前記第1発光体の光と前記第2発光体の光とを透過可能な透明性を有する第2導光板(第2の導光板140)と、
前記第2導光板の端面から該第2導光板内に光を入射する第4発光体(導光板LED103’)と、
を備え、
前記第2導光板は、所定の装飾領域(飾り文字「A」の文字に囲まれた文字外部の領域)が前記第4発光体からの入射光により発光する装飾発光部(発光部141)とされていることを特徴としている。
この特徴によれば、明瞭化された表示が、装飾発光部の発光により装飾されるので、より高い装飾効果を得ることができる。
本発明の請求項3に記載の遊技機は、請求項1または2に記載の遊技機であって、
前記第3発光体(導光板LED103)の発光色(青または赤)が、該第3発光体とともに発光する前記第1発光体(文字内LED102)或いは前記第2発光体(背面LED101)の発光色(青または赤)と同一であることを特徴としている。
この特徴によれば、境界対応発光部の発光色が、同時に発光する第1領域または第2領域の発光色と同一であるため、第1領域または第2領域と境界対応発光部との連続性を保ちつつ、発光部の輪郭を明確化できるので、装飾性を向上できる。
本発明の請求項4に記載の遊技機は、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第3発光体(導光板LED103)の発光色(白)が、前記第1発光体(文字内LED102)の第1発光色(青)または該第1発光色と異なる前記第2発光体(背面LED101)の第2発光色(赤)の少なくとも一方と異なり、前記第1発光体を発光させたとき前記第3発光体を発光させることを特徴としている。
この特徴によれば、境界対応発光部が、隣接する第1領域或いは第2領域の発光色と必ず異なる色で発光するため、これらの色の違いによって第1領域と第2領域との境界を明確化できるので、装飾性を向上できる。
本発明の請求項5に記載の遊技機は、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記装飾装置(発光表示器100)は、前記第1発光体(文字内LED102)、前記第2発光体(背面LED101)並びに前記仕切部材(文字箱体124)と、前記第1導光板(導光板114)との間に光拡散部材(拡散板120)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、第1発光体や第2発光体や仕切部材が視認されて装置が見苦しくなることを防止できるとともに、第1発光体や第2発光体から放射された光が拡散されるので、第1領域並びに第2領域の輝度ムラを低減できる。
本発明の遊技機は、
透明なアクリル樹脂板(アクリル板61)から成り、該アクリル樹脂板の前面に遊技球が流下する遊技領域(遊技領域7)が形成されている遊技盤(遊技盤6)を有し、前記装飾装置(発光表示器100)が、前記遊技領域内において遊技球が衝突し得るとともに、前記アクリル樹脂板との当接部(基台ケース130とアクリル板61表面との当接部)の外周辺部において、前記アクリル樹脂板と装飾装置との間に間隙(空隙64)を有するように設置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、アクリル樹脂板の装飾装置との当接部の外周辺部が、遊技球の衝突により装飾装置にて擦られて微細な擦過粉を生じ、これら擦過粉によって装飾装置に覆われていない遊技領域の透明性が低下してしまうことによる不都合の発生を回避することができる。
実施例におけるパチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 遊技制御基板(主基板)の回路構成例を示すブロック図である。 演出制御基板、ランプドライバ基板および音声出力基板の回路構成例を示すブロック図である。 (a)は、実施例における遊技盤6を示す全体図であり、(b)は、遊技盤6の発光表示器100の設置部を示す側面図である。 (a)は、実施例に用いた発光表示器100の正面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図であり、(c)は、下面図である。 実施例に用いた発光表示器100の分解斜視図である。 発光表示器100における背面LED101と文字内LED102の配置状況を示す図である。 (a)〜(c)は、導光板LED103と導光板114との配置状況を示す図である。 (a)、(b)は、発光表示器100における発光態様を示す図である。 (a)、(b)は、発光表示器100における発光態様を示す図である。 (a)、(b)は、発光表示器100における発光態様を示す図である。 その他の形態の飾り文字ユニット121’を示す図である。 (a)、(b)は、その他の形態の第2導光板140を示す図である。
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示せず)と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠2の背面には、図4に示す遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する透明なアクリル製のアクリル板61と、そのアクリル板61に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
遊技領域7の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置9が設けられているとともに、該演出表示装置9の上部中央位置には、遊技の進行に応じて内部に設けられた発光ダイオード(LED)が発光することで、所定の図形を表示可能な発光表示器100が設けられている。尚、発光表示器100は、その下方部分が出表示装置9に入り込む一方、その上方部分が演出表示装置9から上方側に遊技領域7内にはみ出すように設けられており、遊技領域7を流下する遊技球が該発光表示器100にも衝突可能とされている。
演出表示装置9では、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示に同期した演出図柄(飾り図柄)の可変表示(変動)が行われる。よって、演出表示装置9は、識別情報としての演出図柄(飾り図柄)の可変表示を行う可変表示装置に相当する。演出表示装置9は、演出制御基板に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。演出制御用マイクロコンピュータが、第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられているとともに、該可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備える。
遊技盤6における特別可変入賞球装置20の向かって左側には、識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器8aが設けられている。この実施例では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。一方、遊技盤6における特別可変入賞球装置20の向かって右側には、識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
この実施例では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器と総称することがある。
第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14に入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技や小当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄(飾り図柄ともいう)の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合わせが停止表示される。
演出表示装置9の下方に設けられた可変入賞球装置15には、前述したように第1始動入賞口13が設けられており、該第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される(図2参照)。
また、可変入賞球装置15には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口14に極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13は演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13との間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13の周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13の周辺での釘配列を、遊技球を第1始動入賞口13に導きづらくして、第2始動入賞口14の入賞率の方を第1始動入賞口13の入賞率よりもより高くするようにしてもよい。
第1特別図柄表示器8aの左近傍位置には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器(例えば、LED)からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
第2特別図柄表示器8bの右近傍位置には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する4つの表示器(例えば、LED)からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
なお、この実施例では、図1に示すように、第2始動入賞口14に対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。
また、可変入賞球装置15の下方に設けられている特別可変入賞球装置20は開閉板を備えており、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。
遊技盤6の右側方下部には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示する。
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施例では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口14に遊技球が入賞可能な状態)に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示器(例えば、LED)を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯する表示器を1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯する表示器を1減らす。さらに、通常状態に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間が長くなり、かつ、開放回数が増加される。すなわち、遊技球が始動入賞しやすくなる(つまり、特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。また、この実施例では、時短状態(特別図柄の可変表示時間が短縮される遊技状態)においても、可変入賞球装置15の開放時間が長くなり、かつ、開放回数が増加される。
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当りとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。
また、特別図柄や演出図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行われる可能性が高まる。
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾LED25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27R,27Lが設けられている。また、遊技領域7の外周上部であって、2つのスピーカ27R,27Lの間に位置する部位には枠LED28が設けられている。枠LED28および装飾LED25、並びに発光表示器100は、パチンコ遊技機1に設けられている演出用の発光体の一例である。なお、上述した演出用(装飾用)の各種LEDの他にも演出のためのLEDやランプが設置されている。
また、打球供給皿3を構成する部材に、遊技者が操作可能な操作手段としての操作部150が設けられている。操作部150には、遊技者が押圧操作することが可能とされ、内部にLED150bを内在することで点灯可能な透明樹脂部材から成る押圧操作部(図示略)が設けられている。なお、押圧操作部の下方には、押圧操作部の押圧操作を検出するための操作スイッチ150aが設けられている(図3参照)。
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成されたガイドレール40(図4(a)参照)を通って遊技領域7に入り、演出表示装置9や発光表示器100、並びに遊技領域7に立設された多数の誘導釘に衝突しながら、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施例では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
乱数回路503は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
乱数回路503は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路503が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路503が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aへの始動入賞が生じたときに乱数回路503から数値データをランダムRとして読み出し、特別図柄および演出図柄の変動開始時にランダムRにもとづいて特定の表示結果としての大当り表示結果にするか否か、すなわち、大当りとするか否かを決定する。そして、大当りとすると決定したときに、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に移行させる。
尚、これら大当りの種別としては、通常遊技状態に比べて大当りが発生する確率が高い確率変動状態(以下、確変状態ともいう)に移行する確率変動大当り(確変大当り)と、確率変動状態に移行しない通常大当りがあり、これらのいずれの大当りとするかについても、ランダムR或いは乱数回路503からの個別の乱数により決定される。
このような大当り遊技状態が発生する特定の表示態様は、大当り図柄と呼ばれ、この例では予め複数種類定められている。尚、確変大当りが決定された場合の大当り図柄は、確変図柄といい、通常大当りが決定された場合の大当り図柄である通常図柄とは異なる図柄が予め割り当てられている。
このように大当り遊技状態が発生した場合には、特別可変入賞球装置20の開閉板が開成して遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期間(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより終了し、その後、遊技者にとって不利な第2の状態となる。第1の状態となっている特別可変入賞球装置20に進入した打玉がカウントスイッチ23により検出されれば、その回の第1の状態の終了を待って再度開閉板が開成されて第1の状態となる。この第1の状態の繰返し継続制御は、本実施例では最大15回まで実行可能とされている。
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグや合算保留記憶数カウンタの値など)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施例では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。
遊技制御用マイクロコンピュータ560のリセット端子には、電源基板からのリセット信号(図示せず)が入力される。電源基板には、遊技制御用マイクロコンピュータ560等に供給されるリセット信号を生成するリセット回路が搭載されている。なお、リセット信号がハイレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560等は動作可能状態になり、リセット信号がローレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560等は動作停止状態になる。従って、リセット信号がハイレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560等の動作を許容する許容信号が出力されていることになり、リセット信号がローレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560等の動作を停止させる動作停止信号が出力されていることになる。なお、リセット回路をそれぞれの電気部品制御基板(電気部品を制御するためのマイクロコンピュータが搭載されている基板)に搭載してもよい。
さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ560の入力ポートには、電源基板からの電源電圧が所定値以下に低下したことを示す電源断信号が入力される。すなわち、電源基板には、遊技機において使用される所定電圧(例えば、DC30VやDC5Vなど)の電圧値を監視して、電圧値があらかじめ定められた所定値にまで低下すると(電源電圧の低下を検出すると)、その旨を示す電源断信号を出力する電源監視回路が搭載されている。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560の入力ポートには、RAMの内容をクリアすることを指示するためのクリアスイッチが操作されたことを示すクリア信号(図示せず)が入力される。
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aからの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。さらに、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路(図示せず)も主基板31に搭載されている。
この実施例では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9との表示制御を行う。
図3は、中継基板77、演出制御基板80、ランプドライバ基板35および音声出力基板70の回路構成例を示すブロック図である。なお、図3に示す例では、ランプドライバ基板35および音声出力基板70には、マイクロコンピュータは搭載されていないが、マイクロコンピュータを搭載してもよい。また、ランプドライバ基板35および音声出力基板70を設けずに、演出制御に関して演出制御基板80のみを設けてもよい。
演出制御基板80は、演出制御用CPU91およびRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ90を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。演出制御基板80において、演出制御用CPU91は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ82および入力ポート83を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU91は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)89に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
この実施例では、演出制御用マイクロコンピュータ90と共動して演出表示装置9の表示制御を行うVDP89が演出制御基板80に搭載されている。VDP89は、演出制御用マイクロコンピュータ90とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、VDPによって生成された画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP89は、VRAM内の画像データを演出表示装置9に出力する。
演出制御用CPU91は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(演出図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用CPU91は、キャラクタROMから読み出したデータをVDP89に出力する。VDP89は、演出制御用CPU91から入力されたデータにもとづいて表示制御を実行する。
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ82に入力する。入力ドライバ82は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路74が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図3には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。さらに、単方向性回路である出力ポート571を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポート571は、図2に示されたI/Oポート部57の一部である。また、出力ポート571の外側(中継基板77側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。
さらに、演出制御用CPU91は、出力ポート85を介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU91は、出力ポート84を介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ351を介してLEDドライバ352に入力される。LEDドライバ352は、駆動信号を枠LED28や、装飾LED25や、発光表示器100内の各LED(背面LED101、文字内LED102、導光板LED103、スポットLED104)に駆動信号を供給する。なお、LED以外の発光体が設けられている場合には、それを駆動する駆動回路(ドライバ)がランプドライバ基板35に搭載される。
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバ702を介して音声合成用IC703に入力される。音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。増幅回路705は、音声合成用IC703の出力レベルを、ボリューム706で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27R,27Lに出力する。音声データROM704には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
また、演出制御用CPU91は、入出力ポート86を介して操作部150に接続されており、該入出力ポート86を介して操作部150内のLED50bを駆動する信号を出力するとともに、操作部150内の操作スイッチ150aから遊技者の押圧操作に応じて出力される操作信号が入力される。
次に、遊技機の動作について、主基板31における遊技制御用マイクロコンピュータ560が実行するメイン処理に基づいて簡潔に説明する。遊技機に対して電源が投入され電力供給が開始されると、リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになり、遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)は、プログラムの内容が正当か否か確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、メイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する。次にスタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する。そして、内蔵デバイスの初期化(内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の初期化など)を行った後、RAMをアクセス可能状態に設定する。
そして、RAMクリア処理を行う。なお、RAMクリア処理によって、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)は0に初期化されるが、任意の値またはあらかじめ決められている値に初期化するようにしてもよい。また、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)をそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し、初期化時設定テーブルの内容を順次作業領域に設定する。これらの処理によって、例えば、図示しない普通図柄当り判定用乱数カウンタ、特別図柄バッファ、総賞球数格納バッファ、特別図柄プロセスフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。
また、CPU56は、サブ基板(主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板。)を初期化するための初期化指定コマンド(遊技制御用マイクロコンピュータ560が初期化処理を実行したことを示すコマンドでもある。)をサブ基板に送信する(ステップS13)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ90は、初期化指定コマンドを受信すると、演出表示装置9において、遊技機の制御の初期化がなされたことを報知するための画面表示、すなわち初期化報知を行う。
また、CPU56は、乱数回路503を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS14)。CPU56は、例えば、乱数回路設定プログラムに従って処理を実行することによって、乱数回路503にランダムRの値を更新させるための設定を行う。
そして、ステップS15において、CPU56は、所定時間(例えば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なう。すなわち、初期値として例えば2msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施例では、2ms毎に定期的にタイマ割込がかかるとする。
初期化処理の実行が完了すると、CPU56は、メイン処理で、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理を繰り返し実行する。表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理を実行するときには割込禁止状態に設定し、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態に設定する。この実施例では、表示用乱数とは、大当りとしない場合の特別図柄の停止図柄を決定するための乱数や大当りとしない場合にリーチとするか否かを決定するための乱数であり、表示用乱数更新処理とは、表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。また、初期値用乱数更新処理とは、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。この実施例では、初期値用乱数とは、普通図柄に関して当りとするか否か決定するための乱数を発生するためのカウンタ(普通図柄当り判定用乱数発生カウンタ)のカウント値の初期値を決定するための乱数である。遊技の進行を制御する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータ560が、遊技機に設けられている演出表示装置、可変入賞球装置、球払出装置等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、普通図柄当り判定用乱数のカウント値が1周(普通図柄当り判定用乱数の取りうる値の最小値から最大値までの間の数値の個数分歩進したこと)すると、そのカウンタに初期値が設定される。
なお、この実施例では、リーチ演出は、演出表示装置9において可変表示される演出図柄(飾り図柄)を用いて実行される。また、特別図柄の表示結果を大当り図柄にする場合には、リーチ演出は常に実行される。特別図柄の表示結果を大当り図柄にしない場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数を用いた抽選によって、リーチ演出を実行するか否か決定する。ただし、実際にリーチ演出の制御を実行するのは、演出制御用マイクロコンピュータ90である。
タイマ割込が発生すると、CPU56は、図示しないタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断検出処理を実行する。電源断信号は、例えば電源基板に搭載されている電源監視回路が、遊技機に供給される電源の電圧の低下を検出した場合に出力する。そして、電源断検出処理において、CPU56は、電源断信号が出力されたことを検出したら、必要なデータをバックアップRAM領域に保存するための電力供給停止時処理を実行する。次いで、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23、および入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aの検出信号を入力し、それらの状態判定を行う。
次に、CPU56は、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う表示制御処理を実行する。第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび普通図柄表示器10については、出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
また、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う。CPU56は、さらに、初期値用乱数および表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う。
さらに、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う。特別図柄プロセス処理では、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
次いで、普通図柄プロセス処理を行う。普通図柄プロセス処理では、CPU56は、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ90に演出制御コマンドを送出する処理を行う。
さらに、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う。
また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23、および各入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aの検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する。具体的には、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23および入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aのいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
この実施例では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を出力ポートに出力する(出力処理)。
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う。CPU56は、例えば、特別図柄プロセス処理でセットされる開始フラグがセットされると終了フラグがセットされるまで、変動速度が1コマ/0.2秒であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される表示制御データの値を+1する。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、ステップS22において駆動信号を出力することによって、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bにおける第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示を実行する。
さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う。CPU56は、例えば、普通図柄の変動に関する開始フラグがセットされると終了フラグがセットされるまで、普通図柄の変動速度が0.2秒ごとに表示状態(「○」および「×」)を切り替えるような速度であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される表示制御データの値(例えば、「○」を示す1と「×」を示す0)を切り替える。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、駆動信号を出力することによって、普通図柄表示器10における普通図柄の演出表示を実行する。
その後、割込許可状態に設定し、処理を終了する。
この実施例では、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態になった後にリーチ演出が実行され、最終的に演出表示装置9における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリア9L、9C、9Rに、演出図柄が揃って停止表示される。
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当りである「5」が停止表示される場合には、演出表示装置9において、演出図柄の可変表示態様が「突然確変大当り」である場合と同様に演出図柄の可変表示が行われた後、所定の小当り図柄(突然確変大当り図柄と同じ図柄。例えば「135」)が停止表示されることがある。第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当り図柄である「5」が停止表示されることに対応する演出表示装置9における表示演出を「小当り」の可変表示態様という。
ここで、小当りとは、大当りと比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施例では0.1秒間の開放を2回)まで許容される当りである。なお、小当り遊技が終了した場合、遊技状態は変化しない。すなわち、確変状態から通常状態に移行したり通常状態から確変状態に移行したりすることはない。また、突然確変大当りとは、大当り遊技状態において大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施例では0.1秒間の開放を2回)まで許容されるが大入賞口の開放時間が極めて短い大当りであり、かつ、大当り遊技後の遊技状態を確変状態に移行させるような大当りである(すなわち、そのようにすることにより、遊技者に対して突然に確変状態となったかのように見せるものである)。つまり、この実施例では、突然確変大当りと小当りとは、大入賞口の開放パターンが同じである。そのように制御することによって、大入賞口の0.1秒間の開放が2回行われると、突然確変大当りであるか小当りであるかまでは認識できないので、遊技者に対して高確率状態(確変状態)を期待させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
次に、本実施例のパチンコ遊技機1に用いた遊技盤6について、図1及び図4(a)に基づき説明すると、遊技盤6は、図4(a)の正面図に示すような外観形状とされた板状の構造体であり、その前面には、ガイドレール40によって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域7が形成されている。
この遊技領域7内には、前述した発光表示器100や演出表示装置9、可変入賞球装置15、特別可変入賞球装置20、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、ゲート32、普通図柄表示器10、普通図柄保留記憶表示器41、装飾LED25が設けられているとともに、遊技球が進入することで所定数の遊技球の払出しが実施される入賞口29、30、33、39が設けられており、これら入賞口29、30、33、39に進入した遊技球は、遊技盤6の背面側に誘導されて、各入賞口29、30、33、39に対応して設けられた入賞口スイッチ29a、30a、33a、39aにて検出される。
尚、遊技領域内には、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の誘導釘が設けられている。
打球供給皿(上皿)4から供給され、パチンコ遊技機1の下方に設けられた打球操作ハンドル5の操作によって揺動されるハンマー(図示略)によって、遊技領域7に向けて発射された遊技球は、ガイドレール40に沿って遊技領域7に入り、その後、遊技領域を流下していく。いずれの入賞口29、30、33、39や可変入賞球装置15、特別可変入賞球装置20等に入賞しなかった遊技球はアウト口26に流入することで、パチンコ遊技機1の背面側に誘導されてパチンコ遊技機1の下方からアウト玉として排出される。
本実施例の遊技盤6は、前述したように透明なアクリル板61により形成されており、演出表示装置9や発光表示器100、可変入賞球装置15等が配置されていない、遊技球が流下可能な遊技領域7が透明とされ、遊技盤6の前方側から、遊技盤6の背面側を視認できるようになっている。
ここで、本実施例に用いた発光表示器100について、主に図5〜図11を用いて以下に説明する。
本実施例の発光表示器100は、演出表示装置9から独立した単独の表示器とされており、図5(a)に示すように、略ハート形とされた飾りケース110に囲まれ、宝石のような多面体形状に形成された透明なアクリル樹脂製の外部レンズ111から成る略ハート形の表示部100’内に、所定の図形である「A」の飾り文字が、該発光表示器100に内蔵されている前述した背面LED101、文字内LED102、導光板LED103が点灯されることで、浮かび上がるように表示される。
発光表示器100は、図6に示すように、発光表示器100の前面側から、発光表示器100の前面外周を覆う飾りケース110と、主に外周部に多面体部分が形成され、透明なアクリル樹脂製の外部レンズ111と、中心部から放射状に多面体部分が形成され、透明なアクリル樹脂製の内部レンズ112と、前記外部レンズ111と内部レンズ112とを飾りケース110との間に挟持して保持するとともに、導光板114と拡散板120とを基台ケース130との間に挟持して保持する固定ホルダ113と、飾り文字「A」の輪郭が発光部115とされた透明なアクリル樹脂製の導光板114と、該導光板114の上方端部に形成された光投入部116から導光板114内に光を入射する複数の導光板LED103が一列状に配置された基板から成る導光板照光モジュール117と、白濁したアクリル板から成り、入射する光を拡散する拡散板120と、飾り文字「A」の外形形状を有した、前方側に開口する有底箱状の文字箱体124を有し、その底部所定位置に該飾り文字「A」の内部を照光する文字内LED102が配置されている飾り文字ユニット121と、多数の背面LED101が点在して配置された略ハート状の基板から成り、飾り文字「A」の外部の領域を照光する背面基板125と、最も背面側に設けられ、背面基板125や飾り文字ユニット121の収納、並びに固定ホルダ113との間に導光板114や拡散板120を挟持して保持するとともに、発光表示器100を遊技盤6に固定するための基台ケース130とから構成されている。
導光板照光モジュール117において、導光板LED103が実装されている実装面と反対面の中央部位置には、図6に示すように、スポットLED104が前面に設けられた箱状のケーブル導出部119が設けられており、スポットLED104が発光することで、外部レンズ111に設けられているスポット発光部111’が発光するようになっている。
また、基台ケース130の上部中央位置には、箱状のケーブル導出部119が嵌着可能な嵌着部137が設けられており、該嵌着部137にケーブル導出部119を嵌着することで、導光板照光モジュール117を基台ケース130に固定できるようになっている。
基台ケース130は、図6に示すように、略ハート形をした有底箱状の樹脂製ケースとされており、その上方と下方の両端部位置に、該基台ケース130を遊技盤6にネジ固定するためのネジ固定部136が設けられている。
また、底面には、背面基板125を装着固定するためのネジ穴が形成された、上下2つの柱状突起132が形成されており、背面基板125に形成されたネジ孔128からネジを挿入して固定することで、背面基板125が基台ケース130に、底面との間に所定の間隙を有して固定される(図5(b)参照)。
また、基台ケース130の左右の側壁には、背面基板125の外周に設けられた切欠部と係合することで、該背面基板125を柱状突起132にガイドしつつ、該背面基板125の移動を規制するための円筒部131が設けられている。
尚、底面に設けられた134は、導光板照光モジュール117から導出された接続ケーブル118が挿通される挿通口であり、135は、背面基板125から導出された接続ケーブル127が挿通される挿通口であり、133は、飾りケース110の前方側から挿入される固定ネジ109のネジ受け部である。
背面基板125には、図6、図7に示すように、その前面側に、チップ型のLED素子からなる複数の背面LED101が、点在するように実装されており、該背面LED101により、飾り文字ユニット121の遮光性を有する文字箱体124により仕切られた文字内部以外の領域が、照光される。
また、図7に示すように、飾り文字ユニット121も、文字箱体124の底面所定位置に、チップ型のLED素子からなる複数の文字内LED102が、点在するように実装されていて、文字箱体124により仕切られた文字内部が文字内LED102によって照光される。尚、これら文字内LED102の配置位置や個数は、文字全体が文字内LED102によってほぼ均一に照光されるように、飾り文字の形状等に応じて適宜に決定すれば良い。
また、背面基板125には、飾り文字ユニット121の背面に形成されている接続端子122が挿通される装着穴126が設けられており、該装着穴126に接続端子122を挿通してハンダ付けすることで、飾り文字ユニット121が背面基板125に実装されて固定されるとともに、該接続端子122を介して電気的に接続されることで、背面基板125から供給される電力により、飾り文字ユニット121内に設けられた文字内LED102が点灯される。
このように、有底箱状の飾り文字ユニット121が、背面LED101が実装された背面基板125上に配置され、該飾り文字ユニット121の文字箱体124底部に文字内LED102を設けることで、背面LED101の発光色の光が飾り文字ユニット121内部に入射して、文字内LED102の発光色の光と混成することが防止され、飾り文字の内部は文字内LED102によってのみ照光されことで、飾り文字ユニット121による飾り文字「A」は、文字内LED102の発光色のみにより表示される。
尚、本実施例では、第1領域となる文字箱体124の内部である飾り文字内部を照光する第1発光体や、第2領域となる飾り文字外部を照光する第2発光体として、チップ型のLED素子である文字内LED102や背面LED101を用いており、このようにすることは、LED素子を用いることで、発光による発熱を抑えることや、少ない面積に多くのLED素子を実装でき、LED素子の配置の自由度を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら文字内LED102や背面LED101を、スルホール端子を有するチップ型以外のLED素子を用いたり、或いは、発光ダイオード以外の発光素子、例えば、面状に発光するエレクトロルミネッセンス(EL)素子や、小型の電球等を用いるようにしても良い。
また、本実施例では、文字内LED102や背面LED101のチップ型のLED素子として、R(赤)、G(緑)、B(青)に発光が可能であって、これらR(赤)、G(緑)、B(青)を同時に発光することで白色光を発光可能であるとともに、発光する色を組み合わせることで、7色の発光が可能なLED素子を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらLED素子として、所定の色のみに発光可能な単色LED素子を用いるようにしても良い。
また、本実施例では、有底箱状の飾り文字ユニット121を用いており、このようにすることは、背面LED101の光が、間隙等から飾り文字の内部に入射してしまうことを良好に防ぐことができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、飾り文字ユニット121を底面のない側壁のみの飾り文字ユニット121’とし、背面基板125上の該飾り文字ユニット121’の内部に位置する領域(第1領域)に、文字内LED102を実装し、該飾り文字ユニット121’の外部に位置する領域(第2領域)に背面LED101を設けるようにしても良い。但し、この場合には、飾り文字ユニット121’と背面基板125との接合部から、背面LED101の光が飾り文字内部に入射しないようにすることが好ましい。
尚、これら飾り文字ユニット121’の構成とする場合においては、例えば、本発明の導光板114に代えて、飾り文字ユニット121’を導光部材とし、該飾り文字ユニット121’の下端面にLEDを設けて、飾り文字の輪郭となる該飾り文字ユニット121’の前方端面を発光させるようにすることが考えられるが、この場合には、文字ユニット121’の前方端面から放射された光が拡散板120にて拡散されて、飾り文字の輪郭がぼけてしまうのに対し、本発明の場合には、導光板114が拡散板120の前方に設けられているので、これら飾り文字の輪郭がぼけてしまうことがなく、明瞭な輪郭を発光表示できる。
拡散板120と導光板114は、図5(b)並びに図6に示すように、第1領域を成す飾り文字ユニット121と、第2領域を成す飾り文字ユニット121の外部領域を成す背面基板125を覆うように、飾り文字ユニット121の直上位置に設けられており、飾り文字ユニット121の光や、背面LED101の光が、拡散板120により適宜に拡散された後、導光板114並びに、導光板114の前方に配置される内部レンズ112、外部レンズ111を透過することで、これら透過光を表示部100’において視認することができる。
つまり、拡散板120は、文字内LED102、背面LED101並びに文字箱体124と、導光板114との間に設けられており、このようにすることで、文字内LED102、背面LED101が視認されて発光表示器100が見苦しくなることを防止できるとともに、文字内LED102、背面LED101から放射された光が拡散されるので、飾り文字ユニット121の内部や飾り文字ユニット121の外部の領域の輝度ムラを低減できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら拡散板120を設けないようにしても良い。
ここで、本実施例の導光板114並びに導光板照光モジュール117について、図8を用いて詳述すると、導光板照光モジュール117には、図8に示すように、所定数のチップ型の導光板LED103が、一列状に並んで実装されている。そして、導光板114の上方端部は、各導光板LED103を収容可能な半円形の切欠部が所定間隔に形成された光投入部116とされており、各導光板LED103から放射された光を導光板114内に効率良く入射させることができるようになっている。
また、導光板114には、図8(b)に示すように、飾り文字ユニット121の前方端面123の直上に位置する部位に、導光板114を成すアクリル部材と屈折率が異なる樹脂による発光部115が飾り文字「A」の輪郭を成すように形成されており、導光板LED103が発光することによって導光板114内に入射した光が、導光板114内を伝播して発光部115に到達すると、屈折率の違いによって全反射されずに発光部115内に入射することで、該発光部115から導光板114の表面側に放射されることで、飾り文字「A」の輪郭となる発光部115が発光するようになっている。
これら発光部115を形成する方法としては、例えば、導光板114を成すアクリル部材と屈折率が異なる樹脂で、比較的透明性を有する樹脂、例えば、ポリエステル系樹脂を母材とするスクリーンインクを用いて、スクリーン印刷により形成すれば良い。尚、これらスクリーンインクに、光拡散材を分散させたものを使用しても良い。
このようにスクリーンインク等による印刷により、導光板114の表面に凸状となる発光部115を形成することは、容易にかつ高い寸法精度にて飾り文字「A」の輪郭を成す発光部115を形成できるばかりか、図8(b)に示すように、発光部115が導光板114の表面上に形成されるので、図8(c)の導光板114’に示すように、導光板114’の表面に凹部を形成して発光部115’とした場合に比較して、これら凹部によって導光板114’内を進行する光が減衰されてしまうことが少なく、導光板照光モジュール117から遠方となる発光部115’または発光部115’に囲まれた内部の発光部115’の発光強度が、著しく低くなってしまうことを防止できるとともに、発光部115が凸状とされていることで、該発光部115の下方から入射してくる文字内LED102の光等が、該凸状の発光部115により前方方向以外の方向に屈折されるので、該発光部115の発光色に、文字内LED102の発光色や背面LED101の発光色が混入してまうことを低減できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、文字等の図形の形状が囲まれた内部を有しない場合や、或いは導光板114の厚みが十分取れる場合等には、これら導光板114を、図8(c)のように、発光部115’を凹部とした導光板114’としても良いし、更には、これら以外の方法によって発光部115を形成しても良い。
尚、導光板照光モジュール117に設けられている導光板LED103やスポットLED104のチップ型のLED素子としても、文字内LED102や背面LED101と同じくR(赤)、G(緑)、B(青)に発光が可能であって、これらR(赤)、G(緑)、B(青)を同時に発光することで白色光を発光可能であるとともに、発光する色を組み合わせることで、7色の発光が可能なLED素子を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらLED素子として、所定の色のみに発光可能な単色LED素子を用いるようにしても良い。
ここで、発光表示器100の遊技盤6への配置状況について図4(b)を用いて説明する。発光表示器100は、まず、基台ケース130に形成されたネジ固定部136によりアクリル板61にネジ固定される。
アクリル板61上の発光表示器100が配置される所定位置には、図4(b)に示すように、内側面が基台ケース130の背面に突出する突起部と係合して発光表示器100の設置位置の位置出しを可能とするとともに、該突起部を収納するための凹部62と、ランプドライバ基板35接続される接続ケーブル118、127が挿通されるケーブル挿通孔63が形成されている。
これらアクリル板61の表面と当接する基台ケース130の背面外周部には、ほぼ全周に渡って図4(b)に拡大表示するように、段部139が形成されており、該段部139によって、アクリル板61(遊技盤6)の表面と基台ケース130との当接面の外周辺部に空隙64が形成されるようになっており、このようにすることで、発光表示器100に遊技球が衝突して基台ケース130が振動することにより、基台ケース130の外周角部よってアクリル板61の表面が削られて微細な擦過粉を生じ、これら擦過粉によって発光表示器100に覆われていない遊技領域7の透明性が低下してしまうことを防止できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら段部139を設けないようにしても良い。
また、本実施例では、空隙64を設けるのみとしているが、これらの空隙64に、液状ゴム材等の弾性部材を充填することで、例え、空隙64内部にて擦過粉が発生しても、該擦過粉が遊技領域7内に進入しないようにしても良い。
また、本実施例では、空隙64を基台ケース130に段部139を設けることで形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら空隙64を、例えば、基台ケース130のアクリル板61との当接面の外形よりも、少し小さい外形形状を有する所定厚みのスペーサを、基台ケース130とアクリル板61との間に挟んで、空隙64を形成するようにしても良い。尚、この場合において、スペーサの材質を、適宜な弾性を有する弾性体とするようにしても良い。
そして、このようにして配置、固定された基台ケース130に、上述したように、導光板照光モジュール117を取付けるとともに、飾り文字ユニット121が実装された背面基板125をネジ固定した後、その上部に拡散板120と導光板114を配置し、その前方側から固定ホルダ113を装着することで拡散板120と導光板114を基台ケース130に固定する。
そして、該固定ホルダ113の前方側に、内部レンズ112と外部レンズ111とを重ね合わせて配置した後、その前方側から飾りケース110をかぶせて、該飾りケース110の下方をネジ109にて固定する。
このようにして遊技盤6に取付けされた発光表示器100は、図9〜図11に示すように発光する。
具体的には、図9(a)のように、いずれのLEDの点灯がない状態において、導光板LED103のみを、例えば、白色に発光させた場合には、図9(b)に示すように、導光板114の発光部115のみが発光するので、表示部100’には、飾り文字「A」の輪郭のみが白色に発光表示される。
また、文字内LED102のみを、例えば、青色に発光させた場合には、図10(a)に示すように、表示部100’には、青色に発光する飾り文字「A」が表示される。
そして、文字内LED102に加えて導光板LED103を点灯した場合には、図10(b)に示すように、表示部100’には、白色に発光する輪郭を有する青色に発光する飾り文字「A」が表示される。このように、図柄の境界となる飾り文字「A」の輪郭が強調されて飾り文字「A」の明瞭性が向上するので、発光によって高い装飾効果を得ることができる。
尚、上記した例では、飾り文字「A」を青色、文字の輪郭となる発光部115を白色に発光させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2領域となる飾り文字「A」以外の領域を照光する背面LED101を発光させない場合には、発光部115を飾り文字「A」と同色の青色に発光させるようにしても良く、このようにすれば、図柄の境界となる発光部115の発光色が、同時に発光する飾り文字「A」の発光色と同一なので、境界を明確化できる。
つまり、本発明の第3発光体となる導光板LED103の発光色を、該導光板LED103とともに発光する第1発光体となる文字内LED102の発光色と同一とするようにしても良い。
一方、背面LED101のみを、例えば、赤色に発光させた場合には、図11(a)に示すように、飾り文字「A」以外の領域が、点状に発光する表示が表示部100’に表示される。
尚、図11においては、非点灯とされた飾り文字「A」を白色にて示しているが、これは、図10において、飾り文字「A」の点灯状態を黒色にて示していることから、飾り文字「A」の非点灯状態を白色にて示したものであって、飾り文字「A」が背面LED101と同様に点灯されているものではない。
また、図示しないが、背面LED101とともに、導光板LED103を発光させる場合には、上述したように、導光板LED103を白色に発光させるのではなく、背面LED101と同じ発光色となる、赤色に発光させるようにしても良い。
つまり、本発明の第3発光体となる導光板LED103の発光色を、該導光板LED103とともに発光する第2発光体となる背面LED101の発光色と同一とするようにしても良い。
そして、背面LED101、文字内LED102、導光板LED103を全て点灯した場合には、図11(b)に示すように、表示部100’には、飾り文字「A」以外の領域が点状に発光するとともに、白色に発光する輪郭を有する青色に発光する飾り文字「A」が表示される。
このように、本発明の第3発光体となる導光板LED103の発光色を、第1発光体となる文字内LED102の発光色並びに第2発光体となる背面LED101の発光色と異なるようにしたので、境界となる飾り文字「A」の輪郭を明確化できる。
尚、本実施例では、導光板LED103の発光色を、第1発光体となる文字内LED102の発光色並びに第2発光体となる背面LED101の発光色とも異なる白色としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、このように、文字内LED102の発光色と背面LED101の発光色とが異なる場合であれば、導光板LED103の発光色を、文字内LED102の発光色または背面LED101の発光色のいずれか一方と同じとするようにしても良い。
つまり、本発明の第3発光体となる導光板LED103の発光色を、第1発光体となる文字内LED102の発光色または第2発光体となる背面LED101の発光色の少なくとも一方と異なるようにすれば良い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、飾り文字「A」の輪郭が発光部115とされた導光板114を1枚のみ有する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら導光板114以外に、該導光板114と同様に、アクリル製とされることで背面LED101や文字内LED102からの光を透過可能な透明性を有し、例えば、図13(a)に示すように、飾り文字「A」の文字に囲まれた文字外部の領域を発光部141とする第2の導光板140を設けて、該発光部141を発光部115と同色或いは異色に点灯するようにしても良く、このようにすることで、明瞭化された飾り文字「A」の表示が、発光部141の発光により装飾されるので、より高い装飾効果を得られる。
尚、これら第2の導光板140を設ける場合には、図13(b)に示すように、導光板114に対応する導光板LED103と、第2の導光板140に対応する導光板LED103’とを、所定間隔を設けて2列に実装するとともに、導光板LED103や導光板LED103’の光が、対応しない導光板114や第2の導光板140に入射することを防止する遮光性を有する遮光板145を設けて、これら導光板LED103や導光板LED103’に対して、各導光板114や第2の導光板140を並列に設けるようにすれば良い。
つまり、本発明の第1発光体となる文字内LED102、本発明の第2発光体となる背面LED101並びに本発明の仕切部材となる飾り文字ユニット121の前面に、本発明の第1導光板となる導光板114と並列して設けられ、文字内LED102の光と背面LED101の光とを透過可能な透明性を有する第2の導光板140と、該第2の導光板140の端面から該導光板内に光を入射する第4発光体となる導光板LED103’を設け、第2の導光板140は、所定の装飾領域である発光部141が導光板LED103’からの入射光により発光するようにしても良い。尚、所定の装飾領域は、飾り文字「A」の文字に囲まれた文字外部の領域に限らず、表示する図形に応じて適宜に決定すれば良い。
また、前記実施例では、文字内LED102の発光色を青、背面LED101の発光色を赤、導光板LED103の発光色を白とした場合を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら発光色は、適宜に決定すれば良い。
また、前記実施例では、導光板114や第2の導光板140の材質としてアクリル樹脂を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら材質としては、導光板内での光の減衰が少ない高い透明性を有し、機械的強度のある透明材料であれば利用することができ、例えば、ポリカードネート樹脂等を使用しても良い。
また、前記実施例では、発光表示器100を遊技盤6に固定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら発光表示器100を遊技盤5に対して、例えば、演出表示装置9の前方において昇降可能に設けておき、遊技の進行に応じて、これら発光表示器100を昇降させるようにしても良い。
1 パチンコ遊技機
6 遊技盤
61 アクリル板
64 空隙
100 発光表示器
101 背面LED
102 文字内LED
103 導光板LED
103’ 導光板LED(第2の導光板用)
114 導光板
115 発光部
121 飾り文字ユニット
123 前方端面
124 文字箱体124
125 背面基板
130 基台ケース
140 第2の導光板
141 発光部

Claims (5)

  1. 装飾用の複数の発光体を備える装飾装置を有する遊技機であって、
    前記装飾装置は、
    所定の第1領域内を照光する第1発光体と、
    前記第1領域に隣接した第2領域内を照光する第2発光体と、
    前記第1発光体と前記第2発光体の間を仕切るように配置された仕切部材と、
    前記第1発光体、前記第2発光体並びに前記仕切部材の前面に設けられ、前記第1発光体の光と前記第2発光体の光とを透過可能な透性を有する第1導光板と、
    前記第1導光板の端面から該第1導光板内に光を入射する第3発光体と、
    を備え、
    前記第1導光板は、前記仕切部材の前方端面に位置する部分が、前記第3発光体からの入射光により発光する境界対応発光部とされていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記装飾装置は、
    前記第1発光体、前記第2発光体並びに前記仕切部材の前面に、前記第1導光板と並列して設けられ、前記第1発光体の光と前記第2発光体の光とを透過可能な透明性を有する第2導光板と、
    前記第2導光板の端面から該第2導光板内に光を入射する第4発光体と、
    を備え、
    前記第2導光板は、所定の装飾領域が前記第4発光体からの入射光により発光する装飾発光部とされていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第3発光体の発光色が、該第3発光体とともに発光する前記第1発光体或いは前記第2発光体の発光色と同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記第3発光体の発光色が、前記第1発光体の第1発光色または該第1発光色と異なる前記第2発光体の第2発光色の少なくとも一方と異なり、前記第1発光体を発光させたとき前記第3発光体を発光させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記装飾装置は、前記第1発光体、前記第2発光体並びに前記仕切部材と、前記第1導光板との間に光拡散部材を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
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