JP5591853B2 - 直交誤差補償回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、受信機に使用する直交誤差補償回路に関する。
従来の直交誤差補償回路は、90°位相器で発生した位相誤差を検出し、その検出結果に応じて、位相誤差を補正している。
特開2004−266416号公報
従来の受信機においては、アナログベースバンドフィルタのアナログ素子ばらつきで生じる位相誤差を考慮していなかったため、90°位相器で発生した位相誤差を正確に検出できないという問題がある。
発明が解決しようとする課題は、上記に鑑みてなされたものであって、アナログベースバンドフィルタのアナログ素子のばらつきで生じる位相誤差が生じる場合でも直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域についても高精度に直交位相誤差を補正する直交誤差補償回路を提供することを目的とする。
実施形態によれば、直交誤差補償回路は、同相成分の信号および直交成分の信号が入力され、第1フィルタと、第1乗算器と、第1減算器と、第2フィルタと、相関算出回路と、を備える。第1フィルタは、同相成分の信号のうち、第1周波数より低い低域信号成分のみを通過させる。第1乗算器は、同相成分の信号と制御値とを乗算する。第1減算器は、直交成分の信号から第1乗算器の出力を減算する。第2フィルタは、第1減算器の出力のうち、第2周波数より低い低域信号成分のみを通過させる。相関算出回路は、第1フィルタの出力と第2フィルタの出力との相互相関値を算出し、相互相関値を制御値とする。第1周波数及び第2周波数は、同相成分の信号帯域および直交成分の信号帯域に含まれている。
第1の実施形態に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 一般的なダイレクトコンバージョン型受信機の一例を示す図。 アナログ素子のばらつきの影響による位相差を示す図。 本実施形態での周波数対直交位相誤差の特性を示す図。 第1の実施形態の第1の変形例に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 第1の実施形態の第2の変形例に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 相関算出回路の一例を示すブロック図。 帯域通過型フィルタ(BPF)の一例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 第3の実施形態に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 第4の実施形態に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。 第5の実施形態に係る直交誤差補償回路の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る直交誤差補償回路について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る直交誤差補償回路について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る直交誤差補償回路のブロック図である。
本実施形態の直交誤差補償回路100は、減算器101、低域通過フィルタ(LPF)102及び103、相関算出回路104、乗算器105を備える。直交誤差補償回路100は、直交検波された同相成分(Ich)の信号と直交成分(Qch)の信号とを入力する。
乗算器105は、入力されるIch信号と相関算出回路104の出力信号とを乗算し、乗算した信号を減算器101に入力する。
減算器101は、入力されるQch信号から乗算器105の出力信号を減算し、減算した信号を直交誤差補正後の直交出力信号として出力する。
LPF102は、入力されるIch信号から低域信号成分のみを通過させる。LPF103は、減算器101の出力信号から低域信号成分のみを通過させる。なお、LPF102及びLPF103のカットオフ周波数はIch信号及びQch信号の帯域内にある。
相関算出回路104は、入力した2つの信号の相互相関値(制御値とも称す)を算出する。図1の場合では、LPF102の出力信号とLPF103の出力信号との相互相関値を算出する。ここで、この相関値は、対象信号の位相誤差に生じる干渉信号の混入割合を示す指標となる。相関算出回路104は、この相互相関値に適切な利得を与え、前述した乗算器105に入力する。相関算出回路104及び減算器101によるフィードバック作用により、相関値が小さくなるように(無相関に近づくように)制御する。
次に、直交誤差補償回路の動作原理について、一般的なダイレクトコンバージョン型受信機の例を用いて図2を参照して説明する。図2は、一般的なダイレクトコンバージョン型受信機の一例を示すブロック図である。
ダイレクトコンバージョン型受信機200は、アンテナ201、低雑音増幅器(LNA)202、ミキサ203および204、局部発振器213、アナログベースバンドフィルタ206および207、ベースバンド増幅器208および209、ADコンバータ210および211、ディジタル信号処理回路212を備える。
アンテナ201で受信した信号をLNA202にて増幅し2系統に分配される。この分配した信号をそれぞれミキサ203および204が、各々局部発振器213から供給される周波数とミキシングすることにより周波数変換する。ここで、局部発振器213は、ミキサ203には直接、ミキサ204にはπ/2位相器205を介して接続される。したがって、周波数変換されたそれぞれのベースバンド信号はπ/2位相の位相差を持つ。この2系統の信号は、アナログベースバンドフィルタ206および207により不要周波数成分(ミキシングにより生成される高調波成分や干渉信号成分、DCオフセット成分)を各々除去し、ベースバンド増幅器208および209により所望の信号強度まで増幅され、ADコンバータ210および211にてアナログディジタル変換(analog-to-digital conversion)が施される。このディジタルデータを用いてディジタル信号処理回路212で信号の復調処理を行なう。
ここで、π/2位相器205がアナログ素子のばらつきの影響で、位相誤差がαだけ進んでいる場合について説明を行う。
ミキサ203および204への入力信号をs(t)=2I(t)cos(2πft)−2Q(t)sin(2πft)とする。局部発振器213からミキサ203への入力はcos(2πft)、局部発振器213からπ/2位相器205を介してミキサ204への入力はcos(2πft+π/2+α)=−sin(2πft+α)となる。ミキサ出力信号の同相成分の信号および直交成分の信号をアナログベースバンドフィルタ206、207にて高調波成分をそれぞれ除去した信号の、同相成分の信号I’(t)および直交成分の信号Q’(t)は次式となる。

同相成分I’(t)=I(t) (1)
直交成分Q’(t)=Q(t)cos(α)+I(t)sin(α) (2)

π/2位相器205の位相誤差が存在する環境下においては、直交成分にI(t)sin(α)が不要信号として生じ、さらにcos(α)だけ直交振幅誤差が発生するため特性が劣化する。ここで、位相誤差で生じる直交成分の不要信号I(t)sin(α)は、式(1)、(2)で示した通り、同相成分の信号I(t)と相関をもつ信号となる。信号成分I(t)とQ(t)に相関はなく、同相成分の信号I(t)と直交成分に生じる不要信号I(t)sin(α)の間に相関がある。
次に、この相関を持つことに着目し、この不要信号を取り除くことについて説明する。ここでは、直交誤差補償回路100に直交誤差がある信号の同相成分の信号(I’(t))と直交成分の信号(Q’(t))が入力される場合について説明する。さらに、直交成分に生じる不要信号I(t)sin(α)を取り除くことにはLPF102および103は本質的な働きはしないので、この不要信号の除去に関するここでの説明ではLPF102および103がない場合について説明する。
相関算出回路104はI’(t)とQ’(t)の相関値を算出した結果に適切な利得を与え、乗算器105に入力する。乗算器105は、同相成分の信号(I’(t))と相関算出回路104の出力を乗算し、減算器101に出力する。減算器101は、入力される直交成分の信号(Q’(t))から乗算器105の出力を減算し、出力する。すなわち、相関算出回路104及び減算器101によるフィードバック作用により、相関値が小さくなるように(無相関に近づくように)制御するため、結果として相関算出回路104の出力はsin(α)に収束し直交成分の不要信号成分は除去され、直交誤差補償を行うことができる。この結果、直交成分の信号Q’(t)からI(t)sin(α)を取り除くことができ、直交成分の信号Q’(t)=Q(t)cos(α)となる。cos(α)は後段で振幅補正をすればよい(例えば図12参照)。
しかしながら、直交誤差はこの位相誤差αだけが要因ではなく、別の要因でも発生する。この別の要因について図3を参照して説明する。
アナログベースバンドフィルタ206および207は、アナログ素子のばらつきの影響により位相特性が各々異なってしまうという問題がある。一例として、アナログベースバンドフィルタが3次バタワース型のLPF特性と、1次バタワース型の高域通過フィルタ(HPF)の特性を持つ帯域通過型フィルタ(BPF)を仮定し、それぞれのLPF及びHPFのカットオフ周波数にずれが生じたことによるフィルタ間の位相差を図3に示す。図3では、アナログベースバンドフィルタ206および207にそれぞれ含まれるLPFのカットオフ周波数が1GHzと1.02GHzと2%のずれが生じ、アナログベースバンドフィルタ206および207にそれぞれ含まれるHPFのカットオフ周波数が10MHzと10.5MHzと5%のずれが生じている場合である。
これらのようにカットオフ周波数にずれが生じることにより、これが直交位相誤差の原因となる。ここでHPFのカットオフ周波数の誤差をLPFのカットオフ周波数の誤差より大きくした理由は、LPFのカットオフ周波数のずれの主要因は、抵抗とキャパシタのばらつきで生じるのに対して、HPFではこの抵抗とキャパシタのばらつきに加えフィードバックループのゲイン特性のばらつきにも依存するためである。図3に示すように、周波数に依存して異なる位相誤差となり、LPF、HPF特性のカットオフ周波数付近で位相差が大きくなる。
次に、π/2位相器205の位相誤差α=3度、アナログベースバンドフィルタのカットオフ周波数が上述した様にばらついた場合の、周波数対直交位相誤差の特性について図4を参照して説明する。図4は、図3に示した特性曲線に一定の(周波数に依存しない)位相誤差α=3度を加算した曲線を示している。
図4に示すように周波数に依存して異なる直交位相誤差を、LPF102および103がない直交誤差補償回路100で補正を行おうとしても、アナログベースバンドフィルタによる直交位相誤差の影響により、直交位相誤差は一定値にならないので、π/2位相器205の位相誤差を補正することができない。
そこで実施形態に係る直交誤差補償回路100では、相関算出回路104の入力前で、前記アナログフィルタで位相差が小さい帯域(ここに示した例では100MHz付近を含みそれよりも周波数が小さい帯域)の信号を通過させるLPFで信号をフィルタリングしてから、相関を算出することにより、アナログベースバンドフィルタの影響を軽減し、高精度にπ/2位相器205で発生する位相誤差の補正を行うことができる。すなわち、図4の特性曲線のうちの高周波数側の信号をカットすることにより、ほぼ一定値である直交位相誤差を補正すればよくなり、上述したように相関算出回路104及び減算器101によるフィードバック作用によって、高精度にπ/2位相器205で発生する位相誤差の補正を行うことができる。
アナログ回路とディジタル回路が混載している集積回路に於いては、ディジタル回路のクロック信号に起因するスプリアス(動作クロックの整数倍に不要波が発生する)がアナログ回路で発生することがある。このようなスプリアスの影響を軽減するため、LPFでスプリアスをフィルタリングしてから相関を算出することにより、さらにスプリアスの影響も軽減し、高精度にπ/2位相器205で発生する位相誤差の補正を行うことができる。
(第1の変形例)
本実施形態に係る直交誤差補償回路100の第1の変形例について図5を参照して説明する。図5は第1の変形例に係る直交誤差補償回路500を示すブロック図である。直交誤差補償回路500は、直交誤差補償回路100に含まれるLPF102および103がそれぞれ帯域通過型フィルタ(BPF)502および503に変更になっていることのみが、直交誤差補償回路100とは異なる。
BPF502は、入力されたIch信号から、低域及び高域の信号成分を除去して残りの信号成分のみを通過させる。BPF503は、減算器101の出力信号から、低域及び高域の信号成分を除去して残りの信号成分のみを通過させる。BPF502、503は、FIR(有限インパルス応答)フィルタで構成してもよいし、IIR(無限インパルス応答)フィルタで構成してもよい。
この場合、相関算出回路104は、BPF502の出力信号とBPF503の出力信号との相互相関値を算出することになる。第1の変形例では、BPF502および503を使用することにより、アナログベースバンドフィルタ206および207に起因する直交位相誤差の大きくなる周波数帯域を除去して、直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について直交位相誤差を補正することができる。直交誤差補償回路100では除去しなかった低周波数帯域も除去することで、直交誤差補償回路100での場合よりもさらに直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について補正することができるので、直交誤差補償回路500での直交位相誤差の補正精度は直交誤差補償回路100よりも高くなる。
(第2の変形例)
本実施形態に係る直交誤差補償回路100の第2の変形例について図6を参照して説明する。図6は第1の変形例に係る直交誤差補償回路600を示すブロック図である。直交誤差補償回路600は、直交誤差補償回路100に含まれる要素に加え、HPF601および602をそれぞれ乗算器105の前段および減算器101の前段に設置したものである。
HPF601は、入力されたIch信号から、高域信号成分のみを通過させ、乗算器105およびLPF102に入力する。
HPF602は、入力されたQch信号から、高域信号成分のみを通過させ、減算器101に入力する。
この場合、相関算出回路104は、HPF601およびLPF102を通過した信号とHPF602およびLPF103を通過した信号との相互相関値を算出することになり、結局、効果としては第1の変形例と同様になる。すなわち、第2の変形例では、HPF601およびLPF102、およびHPF602およびLPF103を使用することにより、アナログベースバンドフィルタ206および207に起因する直交位相誤差の大きくなる周波数帯域を除去して、直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について直交位相誤差を補正することができる。直交誤差補償回路100では除去しなかった低周波数帯域も除去することで、直交誤差補償回路100での場合よりもさらに直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について補正することができるので、直交誤差補償回路600での直交位相誤差の補正精度は直交誤差補償回路100よりも高くなる。
以下に相関算出回路104、BPF502および503、LPF102および103、HPF601および602について図7および図8を参照して説明する。図7は相関算出回路104の一例を示すブロック図であり、図8はBPFの一例(BPF800)を示すブロック図であり、中にLPFの一例とHPFの一例を含んでいることを示している。
相関算出回路104は、乗算器701および703、積分器702を備える。乗算器701は、2つの入力信号を乗算し、この出力を積分器702で積分している。そして、相関算出回路104は、積分器502の出力に適切な利得Gstep704を乗算器503にて乗算し出力している。これらの入力信号はそれぞれ、図1および図6の例ではLPF102および103を通過した信号であり、図5の例ではBPF502および503を通過した信号である。
BPF800は、減算器801、積分器802、乗算器803、遅延器805、および加算器806を備える。
BPF800の入力信号と乗算器801の出力を減算器801で減算し出力する。減算器801の出力を積分器802で積分し、乗算器803で制御係数Gloop804を乗算し減算器801に出力する。また、減算器801の出力を遅延器805および加算器806に入力する。遅延器805では、入力した信号に対し所定の遅延を施し出力する。加算器806は遅延器805の出力と減算器801の出力を加算し出力する。
バンドパスフィルタの動作原理について説明する。積分器802および乗算器803をフィードバックし減算器801に入力するため、これらによって高域通過フィルタ(HPF)を構成している。HPFのカットオフ周波数はループゲインGloopで決定することができる。また、遅延器805にて所定の遅延を加えた信号とを加算器806にて加算することにより、これらによって低域通過フィルタ(LPF)を構成している。LPFのカットオフ周波数は遅延器805の遅延量により決定することができる。それぞれのカットオフ周波数は、前述したアナログベースバンドフィルタの帯域内に設定すればよい。
上述では、アナログベースバンドフィルタ206および207のフィルタの形状を帯域通過フィルタとして説明したが、アナログベースバンドが低域通過フィルタの場合には、BPF102、103の形状を低域通過フィルタとすればよい。
また、直交誤差補正回路の入力信号の同相成分(Ich)と直交成分(Qch)とを入れ替えても、上述した効果を同様に奏することができる。この入れ替えによる効果の維持は以下の全ての実施形態の直交誤差補償回路においても同様である。
なお上記では、アナログベースバンドフィルタ206および207の後段に直交誤差補償回路100、500、600を設置する場合について説明している。直交誤差補償回路100、500、600は例えば、ADコンバータ210とディジタル信号処理回路212との間からIchを入力し、ADコンバータ211とディジタル信号処理回路212との間からQchを入力する。この他に、ベースバンド増幅器208とADコンバータ210との間からIchを入力し、ベースバンド増幅器209とADコンバータ211との間からQchを入力してもよいし、これとは別にアナログベースバンドフィルタ206とベースバンド増幅器208との間からIchを入力し、アナログベースバンドフィルタ207とベースバンド増幅器209との間からQchを入力してもよい。以上の説明は以下の実施形態で説明する他の直交誤差補償回路でも同様である。
また直交誤差補償回路100、500、600が、アナログベースバンドフィルタ206および207よりも前段、すなわち、ミキサ203とアナログベースバンドフィルタ206との間からIchを入力し、ミキサ204とアナログベースバンドフィルタ207との間からQchを入力してもよい、この場合でも補正の誤差精度は従来よりも改善される。以上の説明は以下の実施形態で説明する他の直交誤差補償回路でも同様である。
以上に説明した第1の実施形態によれば、アナログベースバンドフィルタのアナログ素子のばらつきで生じる位相誤差が生じる場合でも、直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について直交位相誤差を補正することができるので、より高い補正精度を得ることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態に係る直交誤差補償回路900は、直交誤差補償回路500に含まれる一方のBPFを遅延器に変更したことのみ第1の実施形態の第1の変形例とは異なる。
本実施形態に係る直交誤差補償回路900について図9を参照して説明する。
直交誤差補償回路900は、直交誤差補償回路500でBPF503を遅延器901に変更したものである。その他は直交誤差補償回路500と同様である。
遅延器901は、減算器101の出力信号からBPF502の郡遅延だけ遅延し出力する。
図9の相関算出回路104は、BPF502の出力と遅延器901の出力信号との相互相関値を算出する。ここで、上記相関は、対象信号の位相誤差に生じる干渉信号の混入割合を示す指標となる。相関算出回路104は、適切な利得を与え、乗算器105に入力する。相関算出回路104及び減算器101によるフィードバック作用により、上記相関が小さくなるように(無相関に近づくように)制御される。
直交誤差補償回路900の動作原理について説明を行う。
カットオフ周波数をアナログベースバンドフィルタ206および207の帯域内としたBPF502にてIch信号をフィルタリングし、アナログベースバンドフィルタに起因する直交位相誤差の影響が少ない信号成分を取り出す。また、遅延器901では減算器101の出力をBPF502で生じる郡遅延分の遅延を加えて相関算出回路104に入力する。BPF502でフィルタリングしているので、フィルタリングした信号帯域に対してのみ有相関となる。結果として、BPF502でフィルタリングした帯域に対して、相関算出回路104及び減算器101によるフィードバック作用により、相関が小さくなるように制御され、BPF502でフィルタリングした帯域に対して直交位相誤差補償を行う。本実施形態では、1つのBPFを1つの遅延器で構成できるため、回路規模の削減を図ることができる。
以上に説明した第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を得つつ回路規模を削減することができる。
ここでは、直交誤差補償回路500のBPF503を遅延器901に変更した場合について説明したが、直交誤差補償回路100のLPF103を遅延器901に変更してもよいし、直交誤差補償回路600のLPF103を遅延器901に変更しても同様の効果を奏する。また、遅延器901を設置する位置はIch側すなわち、BPF502、LPF102のある位置でもよく、この場合にはQch側にBPF503、LPF103を設置する。このように変更しても上記と同様の効果を奏する。このような変更は以下の全ての実施形態において行ってもよく、いずれの場合でも上記と同様の効果を奏する。
(第3の実施形態)
本実施形態に係る直交誤差補償回路1000は、直交誤差補償回路500に含まれる減算器および乗算器をもう一組追加してIch側とQch側とで対称になるように設定したことが第1の実施形態の第1の変形例とは異なる。
本実施形態に係る直交誤差補償回路1000について図10を参照して説明する。
直交誤差補償回路1000は、減算器1001および1002、乗算器1003および1004、BPF502および503、相関算出回路104を備える。直交誤差補償回路1000は、直交検波された同相成分(Ich)の信号と直交成分(Qch)の信号とが入力される。
減算器1001は、入力されたIch信号から乗算器1003の出力を減算し、直交誤差補正後の同相出力信号として出力する。
減算器1002は、入力されたQch信号から乗算器1004の出力を減算し、直交誤差補正後の直交出力信号として出力する。
図10のBPF502は、減算器1001の出力信号を帯域通過フィルタにより、低域及び高域の信号成分を除去する。図10のBPF503は、減算器1002の出力信号を帯域通過フィルタにより、低域及び高域の信号成分を除去する。
図10の相関算出回路104は、BPF502の出力信号とBPF503の出力信号との相互相関値を算出する。ここで、この相関値は、対象信号の位相誤差に生じる干渉信号の混入割合を示す指標となる。相関算出回路104は、適切な利得を与え、乗算器1003および1004に入力する。相関算出回路104及び減算器1001および1002によるフィードバック作用により、この相関値が小さくなるように(無相関に近づくように)制御される。
直交誤差補償回路1000の動作原理について説明を行う。
第1の実施形態では、π/2位相器205で位相がπ/2よりαだけ進んでいる場合の受信信号の同相成分および直交成分を式(1)、式(2)でモデル化した。ところで、位相差は同相成分と直交成分との相対値となるため、局部発振器213からミキサ203への入力をcos(2πft−α/2)、ミキサ203への入力をcos(2πft+π/2+α/2)=−sin(2πft+α/2)とモデル化してもよい。本実施形態では回路がIch側とQch側で対称であるので、このモデルを採用する。ミキサ出力信号の同相および直交成分をアナログベースバンドフィルタ206、207にて高調波成分をそれぞれ除去した信号は次式となる。

同相成分I’’(t)=I(t)cos(α/2)+Q(t)sin(α/2) (3)
直交成分Q’’(t)=Q(t)cos(α/2)+I(t)sin(α/2) (4)

同相成分にQ(t)sin(α/2)が、直交成分にI(t)sin(α/2)が不要信号として生じるため特性が劣化する。式(3)、式(4)の右辺のそれぞれ第1項目が所望信号となり、第2項目が不要信号となる。同相成分の不要信号は直交成分の所望信号と相互相関を持ち、直交成分の不要信号は同相成分の所望信号と相互相関を持つ。
図10の相関算出回路104ではI’’(t)とQ’’(t)の相関値を算出した結果に適切な利得を与え、乗算器1003および1004に入力する。乗算器1004では、同相成分の信号(I’’(t))と相関算出回路104の出力を乗算し、減算器1002に出力する。減算器1002では、入力される直交成分の信号(Q’’(t))から乗算器1004の出力を減算し、出力する。また乗算器1003では、直交成分の信号(Q’’(t))と相関算出回路104の出力を乗算し、減算器1001に出力する。減算器1001では、入力される同相成分の信号(I’’(t))から乗算器1003の出力を減算し、出力する。すなわち、相関算出回路104及び減算器1001および1002によるフィードバック作用により、相関値が小さくなるように(無相関に近づくように)制御するため、結果として相関算出回路104の出力はsin(α/2)に収束し直交成分の不要波成分は除去され、直交位相誤差補償を行うことができる。この結果、位相補償後の信号は、次式となる。

同相成分I’’’(t)=I(t)cos(α/2) (5)
直交成分Q’’’(t)=Q(t)cos(α/2) (6)

第1の実施形態とは異なり本実施形態では、直交振幅誤差が生じないため、位相誤差補償後の振幅補正をする必要がない。
以上に説明した第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を奏し、かつ位相誤差補償後の振幅補正をする必要がなくなる。
(第4の実施形態)
本実施形態に係る直交誤差補償回路1100は、第1の実施形態の第1の変形例に係る直交誤差補償回路500に、FFT演算器1101と、直交補償回路1102と、直交誤差特性推定回路1103と、を追加したことが第1の実施形態の第1の変形例と異なる。
本実施形態に係る直交誤差補償回路1100について図11を参照して説明する。図11は第4の実施形態に係る直交誤差補償回路のブロック図である。
直交誤差補償回路1100は、直交誤差補償回路500、FFT演算器1101、直交補償回路1102、直交誤差特性推定回路1103を備える。直交誤差補償回路500では、前述したようにπ/2位相器205で生じる位相誤差を補正しているので、アナログベースバンドフィルタ206および207のカットオフ周波数付近の周波数帯の直交誤差のみ補正すればよい。
FFT演算器1101は、直交誤差補償回路500の出力をフーリエ変換(FFT:fast Fourier transform)し、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換する。
直交誤差特性推定回路1103は、アナログベースバンドフィルタ206および207のカットオフ周波数付近の周波数帯の直交誤差特性を推定する。直交誤差特性の推定方法としては、プリアンブル信号あるいはパイロット信号等の既知の信号を用いることにより直交誤差特性の推定を行なうことができる。
直交補償回路1102は、直交誤差特性推定回路1103で推定した直交誤差情報を入力し、推定した直交誤差情報を基づき、アナログベースバンドのカットオフ周波数付近の周波数帯の信号の直交誤差の影響を除去するための補償を行う。直交補償回路1102は、FFT演算器1101の出力信号において、各周波数帯の位相誤差を補正する。このように、アナログベースバンドのカットオフ周波数付近の周波数帯の位相誤差のみ補正すればよいので、アナログベースバンドが扱う全周波数に渡って補正するよりも演算量を削減できる。
以上の第4の実施形態によれば、カットオフ周波数付近の周波数帯の直交誤差の影響を除去できるので、第1の実施形態よりも補正精度が高くなる。
(第5の実施形態)
本実施形態に係る直交誤差補償回路1200は、直交誤差補償回路500の後段に振幅誤差補正回路1201を付加したことが第1の実施形態の第1の変形例と異なる。
本実施形態に係る直交誤差補償回路1200について図12を参照して説明する。図12は第5の実施形態に係る直交誤差補償回路のブロック図である。
振幅誤差補正回路1201は、直交振幅誤差を検出し、補正し出力する。直交位相誤差で生じる直交振幅誤差の補正を行う。具体的には、上記の式(1)、(2)を参照すると、位相誤差で生じる直交成分の不要信号I(t)sin(α)を取り除いた後に、振幅誤差補正回路1201が同相成分の信号I’(t)=I(t)と、直交成分の信号Q’(t)=Q(t)cos(α)との間でcos(α)だけの直交振幅誤差が生じるので、|I’(t)/Q’(t)|=|I(t)/Q(t)|となるように直交振幅誤差の補正を行う。
以上の第5の実施形態によれば、直交位相誤差の補正だけでなく直交振幅誤差の補正も行うので、第1の実施形態よりも補正精度が高くなる。
以上の実施形態によれば、アナログベースバンドフィルタのアナログ素子のばらつきで生じる位相誤差が生じる場合でも、直交位相誤差の変動が小さな周波数帯域について直交位相誤差を補正することができるので、より高い補正精度を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100、500、600、900、1000、1100、1200・・・直交誤差補償回路、101、801、1001、1002・・・減算器、102、103・・・低域通過フィルタ(LPF)、104・・・相関算出回路、105、701、703、803、1003、1004・・・乗算器、200・・・ダイレクトコンバージョン型受信機、201・・・アンテナ、202・・・低雑音増幅器(LNA)、203、204・・・ミキサ、213・・・局部発振器、206、207・・・アナログベースバンドフィルタ、208、209・・・ベースバンド増幅器、210、211・・・ADコンバータ、212・・・ディジタル信号処理回路、502、503、800・・・帯域通過型フィルタ(BPF)、601、602・・・高域通過フィルタ(HPF)、702、802・・・積分器、805、901・・・遅延器、806・・・加算器、1101・・・FFT演算器、1102・・・直交補償回路、1103・・・直交誤差特性推定回路、1201・・・振幅誤差補正回路。

Claims (7)

  1. 同相アナログベースバンドフィルタと直交アナログベースバンドフィルタとによってそれぞれ濾波された同相成分の信号および直交成分の信号が入力される直交誤差補償回路において、
    前記同相成分が入力され、前記同相アナログベースバンドフィルタと直交アナログベースバンドフィルタの特性ずれに起因する位相誤差が最小となる周波数成分を通過させる第1フィルタと、
    前記同相成分の信号と制御値とを乗算する第1乗算器と、
    前記直交成分の信号から前記第1乗算器の出力を減算する第1減算器と、
    前記第1減算器の出力信号が入力され前記位相誤差が最小となる周波数成分を通過させる第2フィルタと、
    前記第1フィルタの出力と前記第2フィルタの出力との相互相関値を算出し、該相互相関値を制御値とする相関算出回路と、を備える直交誤差補償回路。
  2. 同相アナログベースバンドフィルタと直交アナログベースバンドフィルタとによってそれぞれ濾波された同相成分の信号および直交成分の信号が入力される直交誤差補償回路において、
    前記同相成分の信号を入力する第1回路と、
    前記同相成分の信号と制御値とを乗算する第1乗算器と、
    前記直交成分の信号から前記第1乗算器の出力を減算する第1減算器と、
    前記第1減算器の出力を入力する第2回路と、
    前記第1回路の出力と前記第2回路の出力との相互相関値を算出し、該相互相関値を制御値とする相関算出回路と、を備え、
    前記第1回路及び前記第2回路の一方は、前記同相アナログベースバンドフィルタと直交アナログベースバンドフィルタの特性ずれに起因する位相誤差が最小となる周波数成分を通過させる第3フィルタであり、前記第1回路及び前記第2回路の他方は前記第3フィルタの群遅延だけ信号を遅延して出力する遅延器である直交誤差補償回路。
  3. 前記同相成分の信号と、前記第1減算器の出力をフーリエ変換し、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換回路と、
    前記フーリエ変換回路の出力において、アナログベースバンドフィルタのカットオフ周波数付近の周波数帯の直交誤差を推定し、該直交誤差の補正を行う周波数領域直交補償回路と、をさらに備える請求項1または請求項2に記載の直交誤差補償回路。
  4. 前記同相成分の信号と、前記第1減算器の出力とを入力し、それら信号の振幅誤差の検出および補正を行う振幅補正回路をさらに備える請求項1または請求項2に記載の直交誤差補償回路。
  5. 前記直交成分の信号と制御値とを乗算する第2乗算器と、
    前記同相成分の信号から前記第2乗算器の出力を減算する第2減算器と、をさらに備え、
    前記第1フィルタまたは前記第3フィルタは、前記第2減算器の出力のうち、直交成分を通過させるアナログベースバンドフィルタの位相誤差が最小となる信号成分を通過させる請求項1または請求項2に記載の直交誤差補償回路。
  6. 前記第1減算器の出力と、前記第2減算器の出力とをフーリエ変換し、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換回路と、
    前記フーリエ変換回路の出力において、アナログベースバンドフィルタのカットオフ周波数付近の周波数帯の直交誤差を推定し、該直交誤差の補正を行う周波数領域直交補償回路と、をさらに備える請求項5に記載の直交誤差補償回路。
  7. 前記第1減算器の出力と、前記第2減算器の出力とを入力し、それら信号の振幅誤差の検出および補正を行う振幅補正回路をさらに備える請求項5に記載の直交誤差補償回路。
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