JP5583834B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(以下LEDと記す)、Electroluminescence(以下ELと記す)等を光源とし、該光源を駆動する駆動回路を備える照明装置に関する。
近年、LEDを光源とする照明装置が様々な用途、形状で開発されている。その特徴として長寿命、低消費電力という利点がある。しかし、照明装置に求められる光量が大きくなるにつれて、光出力を高くするために複数のチップLEDを高密度に集積したLEDや、高出力型のLEDが光源として用いられる場合がある。
そういった場合において、光出力や消費電力の増大に伴って光源や光源を駆動する駆動回路部に実装される、IC,抵抗,ダイオード等の駆動電流が流れることにより発熱する発熱部品からの、発熱量は大きくなる。特に、発熱部品からの発熱の影響により、駆動回路部に実装される発熱部品を含む駆動回路部への熱的負荷が高まり、それに伴う駆動回路部の劣化や故障に繋がるという問題が生じる。このためLEDやEL等を光源とする照明装置では、駆動回路部に実装される発熱部品からの熱を効率的に放熱する必要があった。
従来、LED照明の放熱のための構造として、例えば光源であるLEDを配置した基板を取り付けた金属製のベースと、金属製の放熱部と一体に形成された光源取り付け面を面接触させる構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−73478号公報
特許文献1では、光源であるLEDからの熱の放熱効率を向上させる構造についての記載がなされている。
本発明の照明装置は、光源と、前記光源を駆動し、発熱部品を実装する駆動回路部と、前記発熱部品からの熱を放熱する放熱部と、前記駆動回路部を内部に収容し、前記放熱部の内面から離隔して固定する固定部と、前記放熱部と別体として形成され、熱伝導性を有する伝熱部とを備える照明装置において、前記固定部は、前記発熱部品に対向する面が部分的に切り取られた形状をしており、前記伝熱部は、前記固定部の切り取られた部分に設けられ、一面が前記発熱部品に対向し、前記一面に対向する他面が前記放熱部の内側の壁面に接続されて前記発熱部品からの熱を前記放熱部へ伝導するようにしてあることを特徴とする。
本発明の実施の形態1に係る照明装置の外観図である。 図1の照明装置の分解斜視図である。 図1の要部横断面図である。 図1の要部縦断面図である。 図4における透光部の要部拡大縦断面図である。 図2における駆動回路部の要部拡大斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る照明装置の要部横断面図である。 本発明の実施の形態3に係る照明装置の要部横断面図である。 図8の放熱部の要部縦断面図である。 特許文献1に記載の照明装置の要部縦断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る照明装置100の外観図であり、図2は図1の照明装置100の分解斜視図であり、図3は図1の照明装置100の要部横断面図であり、図4は図1の照明装置100の要部縦断面図であり、図5は図4における透光部の要部拡大縦断面図であり、図6は図2における駆動回路部の要部拡大斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置100は、図2に示すように光源である複数のLEDモジュール11が実装された光源モジュール1と、光源モジュール1を覆うドーム状の透光部2と、光源モジュール1を駆動するための複数の駆動回路部品31、31、31、…を有する駆動回路部3と、光源モジュール1と駆動回路部3が実装する発熱部品31a、31a、31a…が発する熱を放熱するための放熱部4と、駆動回路部3に電気的に接続され外部電源に接続される円筒状の口金部5と、口金部5と放熱部4とを連結する連結体6と、光源モジュール1が取り付けられ放熱部4に固定される放熱板7と、駆動回路部3を放熱部4内部に固定して収容するための固定部8と、駆動回路部3から放熱部4に熱を伝導するための熱伝導部材9とを備えている。
光源モジュール1は、図2、図4に示すように、円盤状の光源基板12上に、本照明装置100の光源であるLEDモジュール11を実装し、LEDモジュール11を実装しない側の面にて放熱板7に設置し、ねじ(図示せず)で取り付けてある。LEDモジュール11は、例えば、LED素子と、該LED素子を封止し、蛍光体が分散された封止樹脂と、入力端子及び出力端子とを備えてなる表面実装型LEDである。光源モジュール1で発生した熱は、放熱板7の周縁から外部の空気中へ放熱するか、または放熱板7から放熱部4に伝導し、該放熱部4を通して外部の空気中へ放熱することができる。
放熱板7は、図2、図4に示すように透光部2側の面71の周縁には、溝状の取付溝72が設けてあり、面71の周縁部には三箇所のねじ用穴71a、71a、71aが設けてある。透光部2は外縁2aを取付溝72に嵌合した状態で、接着剤で接合することで放熱板7に取り付けられる。また放熱板7の放熱部4側の面73の周縁には、後述する放熱部4の係合溝42に係合するための凹凸形状の係合部74が設けてある。
放熱部4は、例えばアルミニウム等の熱伝導性の高い金属性材料からなり、口金部5を接続する方から透光部2の方(垂直方向)へかけて放熱部4の断面が拡径するような円筒形状をなしている。
放熱部4の、透光部2に近い側の端部の周縁には鍔部41が設けてあり、該鍔部41の放熱板7に対向する側の周面には先述の係合部74と係合することで放熱板7に固定するための溝状の係合溝42が設けてある。さらに鍔部41の内側周縁において、三箇所に垂直方向に設けてあるねじ用穴43a、43a、43aを有するボス部43が設けてある。放熱部4と放熱板7を係合溝42と係合部74を係合させ、ねじ用穴71a、71a、71aとねじ用穴43a、43a、43aを整合させた状態で、放熱板7を放熱部4にねじで固定する。
放熱部4の外周面には、垂直方向に長い複数の放熱溝44、44、44、…が形成され、放熱部4に伝わった熱は、放熱溝44、44、44、…の表面を介して外部の空気中に放熱することができる。
図3、図4に示すように、放熱部4は、内部に収容部45として空洞が形成されており、LEDモジュール11へ所要の電力を供給するための駆動回路部3を収容している。また、収容部45には、駆動回路部3を収容部45内で放熱部4の内側の壁面に隔離して固定するための固定部8が設けられている。固定部8は、電気絶縁性を有する樹脂等の材料製であり、収容部45へ挿入可能な口金部5の側から透光部2側へ拡径する略円筒形状をなしている。
駆動回路部3は、固定部8内側の嵌合部81、81に駆動回路部3の縁部32aを嵌合させることにより固定部8に固定され収容部45へ挿入される。その際固定部8の周縁に設けられた位置決め部82、82、82と放熱部周縁に設けられたボス部43、43、43とが当接することにより放熱部4の周方向に対する固定部8の位置決めがなされる。また固定部8は、放熱部4の内側の底面に形成された支持凸部46と固定部8の放熱板7側の枠に設けられた突起83、84とにより放熱部4の長手方向に対する位置決めがなされる。
また固定部8は、駆動回路部品31、31、31、…を構成する発熱部品31a、31a、31a…および発熱部品以外の回路部品31b、31b、31b、…と、放熱部4の内周面との間を固定部8が塞がないように、発熱部品31a、31a、31a…および回路部品31b、31b、31b、…に対向する面が部分的に切り取られたような形状をなしている。これにより駆動回路部品31、31、31、…からの熱は、固定部8に妨げられることなく放熱部4に伝導することができる。
放熱部4の内部には、駆動回路部3の発熱部品31a、31a、31a…に対向し、発熱部品31a、31a、31a…に近接するような面47aを有する凸型の伝熱部47が、放熱部4の内側の壁面に形成されている。発熱部品31a、31a、31a…と伝熱部47の面47aの近接する間隔Gは、後述する熱伝導部材9が挿入できる程度の3mmから5mmである。伝熱部47は、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属性材料からなり、これは放熱部4と同材料で一体型であってもよいし、別体として接着剤等で放熱部4の内側の壁面に接続されていてもよい。
伝熱部47を別体として形成する場合には、伝熱部47に放熱部4と比較して軽量である材料を用いることにより、収容部45の一部に伝熱部47を形成することによる照明装置100の重量化を抑制することができる。
発熱部品31a、31a、31a…が伝熱部47の面47aに、対向して近接させるように収容部45に駆動回路部3を収容することで、発熱部品31a、31a、31a…から発生した熱が速やかに伝熱部47に伝導し、従来技術に比べ収容部45内での熱の滞留時間が短くなる。従って、収容部45内での温度上昇を軽減でき、これにより各駆動回路部品31、31、31、…やLEDモジュール11、その他部品への熱的負荷が軽減できる。
図2、図4に示すように、放熱部4の口金部5側には、放熱部4と口金部5との間に連結体6が設けられており、連結体6は放熱部4と口金部5を連結する。連結体6は樹脂等の等の電気絶縁性を有する材料製であり、所要の電力を口金部5から駆動回路部3に供給するための電源線(図示せず)を通すため略円筒型をなしている。
連結体6は放熱部4と接続するための放熱部接続部61と、放熱部接続部61と一体的に形成され口金部5を保持する口金接続部62とからなる。放熱部4の連結体6側の面における周縁の内側の三箇所には、放熱部4と連結体6を接続するためのねじ用穴48、48、48があり、同様に放熱部接続部61の周縁に設けられたねじ用穴61a、61a、61aとねじ(図示せず)により放熱部4と放熱部接続部61は接続されている。口金接続部62は外周面にネジ加工が施してあり、口金部5の内周面と螺合して口金部5と接続されている。
口金部5は、内側に空洞51を有しており、一端側が開口し、他端側は底を有している。口金部は外周面に電球ソケットと螺合して外部の電源と電気的に接続するためのネジ加工が施されている一極端子52と、口金部5の底面に設けられた他極端子53とからなる。一極端子52と他極端子53とは絶縁されている。
また図3、図4に示すように、伝熱部47の面47aと発熱部品31a、31a、31a…との間には、高い熱伝導性と電気絶縁性を有し柔軟性のあるシート状の熱伝導部材9(例えば、シリコーンゲルシート)が伝熱部43と発熱部品31aに接するように設置されている。
熱伝導部材9は、電気絶縁性を有しているので、駆動回路部3と伝熱部47が短絡することを防ぐことができる。また、熱伝導部材9は柔軟性を有するので、発熱部品31a、31a、31a…と伝熱部47の面47aに密着させることで周部に熱を逃がさず、さらに高い熱伝導率を有するので発熱部品31a、31a、31a…から発生する熱を、収容部45内の空気を介して放熱部4に伝導するよりも効率的に放熱部4に熱伝導し放熱部4から効率的に放熱することができる。
透光部2は、図4、図5に示すように乳白色のガラス製であって、光源モジュール1からの光射出方向側を覆うようなドーム型の形状をなしている。透光部2の内側表面2bには、透光部に衝撃等の負荷がかかった際に透光部の飛散を防止するための飛散防止膜21が塗布してある。飛散防止膜21は、シリコーンゴム系合成樹脂等からなる膜基材21aと光源モジュール1からの光を拡散する拡散材21bを混合して塗布される。
拡散剤21bは、例えば、結晶構造を有し、光学的性質が、屈折率が大きく、光吸収能が小さく、光散乱能が高いものであればよい。拡散剤として、例えば、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化珪素、炭酸カルシウム、二酸化珪素等が用いられる。
また、膜基材21aに、拡散剤21bに加えて又は拡散剤21bに代えて蛍光体を添加してもよい。蛍光体として、例えば、イットニウムが用いられる。なお、本実施の形態において、飛散防止膜21の膜厚は、約30(μm)である。また、本実施の形態においては、膜基材21aとしてシリコーンゴムを用いているが、これに限定されず、衝撃によりカバー4が破損したときに破片が飛散しないように、破断することなく伸びることが可能な材料製であればよく、弾性又は延性を有する材料製であればよい。
飛散防止膜21は、透光部内側表面2bに吹き付けて全面に散布した後、100℃で予備乾燥にかけた後、150℃で焼き付けて固着させる。なお膜基材21aと拡散材21bは混合せずそれぞれ別々に重ねて塗布することもできる。飛散防止膜21は、塗布した際にLEDモジュール11からの光量が低下しない性質を有することが好ましい。なお飛散防止膜21の塗布面は透光部2の内側表面2bに限ったものではなく、外側表面または両面であってもよい。さらに、透光部2には、ポリカーボネート等の合成樹脂等を用いることもできる。
飛散防止膜21によって、透光部2に落下の衝撃等による負荷がかかった際に、飛散防止膜21を構成する膜基材21aが有する延性により、透光部2の破片が飛散することを防止できる。さらに、光源であるLEDモジュール11からの光は、透光部2の内側表面に塗布された飛散防止膜21に入射し、入射した光は飛散防止膜21を構成する拡散剤21bにより拡散されつつ透過して、透光部2から出射する。このように光を拡散させて照射させることにより、LEDのように光指向性の強い光源を用いる場合に生じる眩しさ(グレア)を低減させることが可能となる。
駆動回路部は、紙フェノール、またはガラスエポキシ等からなる基板32の両面に駆動回路部品31、31、31、…を実装している。基板32の、伝熱部47の面47aに近接する側の面には、駆動回路部品31を構成する複数の発熱部品31a、31a、31a…(例えばブリッジダイオード、IC、抵抗、ダイオード等)が実装されており、反対側の面には、駆動回路部品31を構成する発熱部品以外の回路部品31b、31b、31b、…が実装されている。
発熱部品31a、31a、31a…は、図6に示すように、垂直方向に長いシート状の熱伝導部材9が覆うことを容易にするために、垂直方向に列状に並んで配置されている。
なお、全部の発熱部品31a、31a、31a…を基板32の伝熱部47の面47aに近接する側の面に配置する必要はなく、一部であっても良い。その際、少なくとも基板32の伝熱部47の面47aに近接する側の面に実装された発熱部品からの発熱量が、他方の面に実装された発熱部品からの発熱量より大きくなるように、発熱部品31a、31a、31a…を振り分けて配置する。
発熱部品31a、31a、31a…を基板32の伝熱部47の面47aに近い面へ集めることで、発熱部品31a、31a、31a…を熱伝導部材9に接触させ、発熱部品31a、31a、31a…をから発生する熱を直接熱伝導部材9へ伝え、発熱部品31a、31a、31a…からの熱が収容部45内の空気に伝導して収容部45内にとどまることを抑制し、熱伝導部材9から伝熱部47へとより効率的に伝導することができる。
また基板32の両面に回路部品を実装可能とする構成とすることによって基板32の面積を有効に活用でき、基板32を大型化させることなく駆動回路部品31、31、31、…を実装することが可能となるので、駆動回路部3を小型にまとめることができる。
また、駆動回路部3を構成する基板32は収容部45の形状に合わせて、駆動回路部品31、31、31、…の実装面の水平方向の幅が口金部5の方に向かって狭く、透光部2の方に向かって広い形状となっている。基板32の口金部5側の端部32bの幅は、口金部5内部の空洞51の水平方向の幅よりも狭く、口金部5の内部に基板32の端部32bを収容することができるので、有効に収容部45の空間を利用することが可能となり、照明装置100全体の小型化に寄与している。
また、駆動回路部3と口金部5は、電源を駆動回路部3に供給するために電源線(図示せず)で接続されている。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2に係る照明装置110の、要部横断面図である。なお、実施の形態1と同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
実施の形態2に係る照明装置110は、実施の形態1の放熱部4と同様に、放熱部4の内部に駆動回路部3を収容できる収容部45を有する。収容部45には、放熱部4の内周面から収容部45の一部を埋めるように、略半円柱状の伝熱部49が形成されている。
また収容部45には、発熱部品31a、31a、31a…が伝熱部49の面49aに対向して近接するように、駆動回路部3が固定部8に固定されながら収容されている。発熱部品31a、31a、31a…と、伝熱部49の面49aが近接する間隔Gは3mmから5mmである。
さらに、実施の形態1と同様に、駆動回路部3と伝熱部49の面49aとの間に、熱伝導部材9が発熱部品31a、31a、31a…と伝熱部49の面49aに接するように挿入されている。
伝熱部49は例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属製材料からなり、放熱部4と同材料でも別材料でもよいし、放熱部4と一体に形成されていても別体として接着剤などで放熱部4に接続されていてもよい。また、伝熱部49の軽量化を図るために、伝熱部49内部に空洞や穴等を施してもよい。
伝熱部49の形状を放熱部4の内周面から収容部45の一部を埋めるような略半円柱状とすることで、実施の形態1のような凸型の伝熱部47を形成する際に生じる伝熱部47と放熱部4の内周面との段差を埋められ、発熱部品31a、31a、31a…に近接する面49aの面積を拡大できる。これにより、発熱部品31a、31a、31a…に近接する面の幅に合わせて発熱部品31a、31a、31a…を配置する必要がない。従って、発熱部品31a、31a、31a…の位置が面49aと平行方向にずれても、発熱部品31a、31a、31a…を伝熱部49の面49aと近接させることができる。また、伝熱部49の体積を伝熱部47の体積よりも増大させることができるので、伝熱部47よりも熱抵抗を低減でき、照明装置110の温度上昇を軽減させることができる。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3に係る照明装置120の要部横断面図であり、図9は図8の放熱部の要部縦断面図である。なお、実施の形態1と同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
実施の形態3に係る照明装置120は、伝熱部49において、実施の形態2と同じく図8に示すような略半円柱状である。放熱部4の内側には垂直方向に、深さ0.5mmから2mm、幅0.5mmから2mmの溝状の複数の凹凸で形成された吸熱溝410が形成されている。なお、放熱部4の内側の吸熱溝410は伝熱部49の面49aにおける熱伝導部材9と接触する部分には施されていない。なお放熱部4の内側の吸熱溝410の形状は放熱部4の内側壁面の表面積を増大させることが目的であるので、垂直方向の凹凸の溝に限定されるものではなく、水平方向の凹凸の溝、凹部、凸部、または格子状の溝等であってもよいし、寸法も上記に限ったものではない。
上述の放熱部4の内側壁面の吸熱溝410により、放熱部4の内側の表面積を拡大することができ、収容部45内の空気との接触面積が広がり、発熱部品31a、31a、31a…から発生する熱を吸収する面積が増加することで放熱部4への伝導効率を向上させることができ、収容部45内の温度上昇を軽減することができる。なお、前記放熱部4の内側壁面の吸熱溝410は実施の形態3のみならず実施の形態1および実施の形態2にも用いることが可能であり、同様の効果を得ることができる。
放熱部4の内部壁面には全面に黒色塗料(図示せず)を塗布してある。黒色塗料には赤外線の吸収効率が高い塗料(例えばカーボンが入った塗料)を使用している。これにより、放熱部4が発熱部品31a、31a、31a…から発生した放射熱を吸収する効率が上がり、速やかに放熱部から外気中へ放熱することで収容部45内の温度上昇を軽減することができる。なお、黒色塗料はカーボンが入った塗料に限定するものではなく、ラッカー等でもよく、黒色に限らず暗色系(例えば深灰色)の塗料であってもよい。また、前記黒色塗料は実施の形態1および実施の形態2にも用いることが可能であり、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4に係る照明装置を説明する。なお、上述した実施の形態1から3に係る照明装置と同様の構成については説明を省略し、実施の形態4の照明装置が有する特徴部分についてのみ説明する。
実施の形態4に係る照明装置は、実施の形態1から3の照明装置のように発熱部品を近接させて発熱部品からの熱を放熱部に伝導させる伝熱部を有しておらず、駆動回路部に実装された発熱部品を直接放熱部の内側壁面に近接させるようにして収容部に駆動回路部を収容することにより、発熱部品から発生した熱を速やかに放熱部へ伝導させることができ、効率的に放熱部から放熱することを可能とするものである。
なお、前記発熱部品と前記放熱部の内側壁面の間に、熱伝導性の高い熱伝導部材を介装していることが好ましい。上記実施の形態で説明した通り、熱伝導部材を介装することによって、発熱部品からの発熱をより効率よく放熱部に伝導させることが可能となる。
以上説明したように、前記発熱部品を前記放熱部の内側壁面に近接させることで、該発熱部品から発生した熱が速やかに前記放熱部の内側壁面から該放熱部に伝導し、従来技術に比べ前記収容部内での熱の滞留時間が短くなる。従って、前記収容部内での温度上昇を軽減でき、前記駆動回路部品や、光源、その他部品への熱的負荷を軽減できる。
以上、実施の形態1、2、3、および4において、光源としてLEDを採用した形態を例示して説明したが、これに限られるものではなく、EL(Electroluminescence)等でもよい。また照明装置の形態として、電球型の照明装置の形態を例示したが、本発明は既存の電球型の照明装置に限られるものではなく、ダウンライトやシーリングライト等のほかの形状の照明装置にも適用することが可能である。
1 光源モジュール
3 駆動回路部
4 放熱部
9 熱伝導部材
31a 発熱部品
45 収容部
47 伝熱部
49 伝熱部
410 吸熱溝

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源を駆動し、発熱部品を実装する駆動回路部と、
    前記発熱部品からの熱を放熱する放熱部と、
    前記駆動回路部を内部に収容し、前記放熱部の内面から離隔して固定する固定部と、
    前記放熱部と別体として形成され、熱伝導性を有する伝熱部とを備える照明装置において、
    前記固定部は、
    前記発熱部品に対向する面が部分的に切り取られた形状をしており、
    前記伝熱部は、
    前記固定部の切り取られた部分に設けられ、
    一面が前記発熱部品に対向し、前記一面に対向する他面が前記放熱部の内側の壁面に接続されて前記発熱部品からの熱を前記放熱部へ伝導するようにしてあることを特徴とする照明装置。
  2. 前記伝熱部は、
    前記固定部の切り取られた部分を埋めるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記固定部は、
    電気絶縁性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記伝熱部は、
    前記放熱部と比較して軽量である材料からなることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の照明装置。
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