JP5583477B2 - トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法 - Google Patents

トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5583477B2
JP5583477B2 JP2010118919A JP2010118919A JP5583477B2 JP 5583477 B2 JP5583477 B2 JP 5583477B2 JP 2010118919 A JP2010118919 A JP 2010118919A JP 2010118919 A JP2010118919 A JP 2010118919A JP 5583477 B2 JP5583477 B2 JP 5583477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
total station
target
axis
tilt
inclination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010118919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011247652A (ja
Inventor
富男 稲葉
政芳 田中
Original Assignee
株式会社ソーキ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソーキ filed Critical 株式会社ソーキ
Priority to JP2010118919A priority Critical patent/JP5583477B2/ja
Publication of JP2011247652A publication Critical patent/JP2011247652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5583477B2 publication Critical patent/JP5583477B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は、トータルステーションの自動追尾目標として機能するトータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法に関する。
従来より距離測定、水平角、鉛直角の測定を行う測量装置として、追尾機能を有する測量装置としてトータルステーションが知られている。このようなトータルステーションでは、該トータルステーションが具備する視準望遠鏡によりコーナキューブ等の対象反射体(トータルステーション用ターゲット)を視準し、視準望遠鏡から追尾光を射出し、前記ターゲットが移動した場合には、前記ターゲットからの反射光を受光するようにして、前記ターゲットを自動的に追尾するようになっている。
上記のようなトータルステーションを利用し、ブルドーザーなどの建設用作業機械を自動的にコントロールするシステムが種々提案されている。このようなシステムとしては、例えば、ブルドーザーのブレードにトータルステーション用ターゲットを立設させ、当該ターゲットを追尾目標としてトータルステーションで追尾するように設定する。そして、施工計画された工事区間の各水平座標位置における仕上げ面の高さとして定義される仕上げ面高さデータが記憶保存されているパーソナルコンピュータに対して、トータルステーションは前記ターゲットを追尾して既知座標点Oから前記ターゲットまでの距離、基準方向から前記ターゲットが存在する方向までの水平角を測定し、既知座標点Oを基準とした追尾目標の水平座標位置を求め、この水平座標位置データをパーソナルコンピュータに転送する。パーソナルコンピュータは求められた各水平座標位置における仕上げ面高さデータ、すなわち、既知座標点Oからの仕上げ面高さデータを呼び出し、ブルドーザーのブレードの油圧制御機器に転送する。前記油圧制御機器は受信された仕上げ面高さデータに基づきブレードを制御し、ブレードは土地が設計された仕上げ高さ(施工高さ)となるようにその土地を掘削又は切削する。このようなトータルステーションを利用した建設用作業機械としては、例えば、特許文献1(特開平11−236716号公報)に開示されているようなものが知られている。
特開平11−236716号公報
従来のシステムにおいては、トータルステーション用ターゲットをポールなどの先端に取り付け、このポールの根元部を建設用作業機械のブレードなどの可動部に設けて、前記ターゲットの高さをかせぐことにより、トータルステーションから良好な視界を得て、自動追尾を行いやすいようにしている。しかしながら、このような構成であると、ポールの傾きによって生じる誤差が大きくなり、精度の高い水平座標位置データを求めることができず問題であった。また、このようなデータに基づいて建設用作業機械の可動部を制御すると、精度の高い施工を行うことができない、という問題があった。
上記のような問題、課題を解決するために、請求項1に係る発明は、トータルステーションから射出されるレーザー光を反射する光学部と、前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における第1の軸の周りの傾きを検出する第1の傾斜センサと、前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における前記第1の軸と直交する第2の軸の周りの傾きを検出する第2の傾斜センサと、前記第1の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第1位置決め用目印と、前記第2の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第2位置決め用目印と、を有する天面と、前記第1の傾斜センサによって検出された第1検出情報と、前記第2の傾斜センサによって検出された第2検出情報とを出力する出力部と、を有することを特徴とするトータルステーション用ターゲットである。
また、請求項に係る発明は、トータルステーションから射出されるレーザー光を反射する光学部と、前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における第1の軸の周りの傾きを検出する第1の傾斜センサと、前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における前記第1の軸と直交する第2の軸の周りの傾きを検出する第2の傾斜センサと、前記第1の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第1位置決め用目印と、前記第2の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第2位置決め用目印と、を有する天面と、前記第1の傾斜センサによって検出された第1検出情報と、前記第2の傾斜センサによって検出された第2検出情報とを出力する出力部と、を有するトータルステーション用ターゲットを、建設用作業機械の可動部に装着し、トータルステーションによって前記トータルステーション用ターゲットの自動追尾を行い、前記前記トータルステーション用ターゲットの位置情報を取得し、前記トータルステーション用ターゲットの前記出力部から出力される前記第1検出情報と前記第2検出情報を取得し、前記位置情報と前前記第1検出情報と前記第2検出情報とから前記可動部における所定箇所の位置座標を算出し、算出された前記位置座標に基づいて前記可動部の位置制御を行うことを特徴とするトータルステーション用ターゲットを用いた建設用作業機械の制御方法である。
本発明のトータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法によれば、傾斜センサに基づく傾斜情報を考慮した、精度の高い水平座標位置データを求めることが可能となるので、このようなデータに基づいて建設用作業機械の可動部を制御すると、精度の高い制御を行うことができるようになる。
本発明の実施の形態に係るトータルステーション用ターゲットと及びそれを用いた建設用作業機械の制御システム構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットを用いた位置座標データの算出工程を説明する図である。 直線A−Bのxz平面投影である直線A’−B’を示す図である。 直線A−Bのyz平面投影である直線A’’−B’’を示す図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットによる検出データに基づいて排土ブレードを制御する方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットによる排土ブレードの制御フローチャートの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの排土ブレードへの適用例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットによる検出データに基づいてスクリード550を制御する方法を説明する図である。 トータルステーション用ターゲットを用いたスクリード制御システムのブロック構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100によるスクリード550の制御フローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットをスリップフォーム装置に適用した例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本発明の実施の形態に係るトータルステーション用ターゲット100と及びそれを用いた建設用作業機械の制御システ
ム構成の概略を示す図である。図1において、100はトータルステーション用ターゲット、200はこのトータルステーション用ターゲット100及びトータルステーション300とデータ通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ、300はトータルステーションをそれぞれ示している。
図1で示すトータルステーション300は、トータルステーション用ターゲット100に向けてパルスレーザ光線を照射し、測定点からのパルス反射光を受光して、各パルス毎に測距を行い、測距結果を平均化して高精度の距離測定を行うものである。また、トータルステーション300は、測距と同時に、パルスレーザ光線の射出方向に係る鉛直角度、水平角度を算出することによって、トータルステーション用ターゲット100における位置座標データを算出することができるようになっている。
また、トータルステーション300は、ターゲットを自動追尾して、このターゲットに対して光波を射出するようになっており、例えば、ニコントリンブル社製トータルステーション5600ATSなどを用いることができる。このようなトータルステーション300は一般的に、外部の情報処理装置と接続可能なインターフェイスが設けられている。
本発明に係るトータルステーション用ターゲット100及びトータルステーション300と通信可能に接続されるパーソナルコンピュータ200としては現在普及している汎用のものを用いることができる。トータルステーション用ターゲット100及びトータルステーション300とパーソナルコンピュータ200とのデータ通信接続にはRS232Cなどの規格の有線による通信を用いることができるし、また、IEEE802.11b/g/nなどの通信規格の無線通信のいずれも用いることができる。
本発明に係るトータルステーション用ターゲット100は、ポールを介して建設用作業機械の可動部に取り付けられ、トータルステーション300がこれを自動追尾することによってトータルステーション用ターゲット100の位置座標データが求められ、さらにこれから建設用作業機械の可動部の所定位置における位置座標データを算出するようにして用いられる。
次に、このようなトータルステーション用ターゲット100についてより詳しく説明する。図2は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。図2は
本発明に係るトータルステーション用ターゲット100は、概略、光学部110及び傾斜センサ部120の2つの機能部から構成されている。トータルステーション用ターゲット100の光学部110には、トータルステーション300から射出されるレーザー光を反射するプリズムなどが設けられており、これによりトータルステーション300はプリズムを目標とし、トータルステーション用ターゲット100を自動追尾することができるようになっている。この光学部110は従来の周知のものを適宜利用することが可能である。
一方、本発明に係るトータルステーション用ターゲット100においては、この光学部110と間の相対位置が変化することがないようにして傾斜センサ部120が固定されている。この傾斜センサ部120内に配されている第1傾斜センサ121及び第2傾斜センサ122によって、トータルステーション用ターゲット100が、どの程度傾斜したかに係る情報を取得することができるようになっている。
より具体的には、傾斜センサ部120内には、前記光学部110と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内におけるx軸の周りの傾き角度(β°)を検出する第1傾斜センサ121と、前記光学部110と間の相対位置が変化すること
がないように固定されると共に、水平面内における前記x軸と直交するy軸の周りの傾き角度(α°)を検出する第2傾斜センサ122とが設けられている。
なお、本実施形態においては、前記x軸と前記y軸とが直交することを前提としたが、データ処理時における演算等が複雑となることを厭わなければ、x軸とy軸とが直交するように構成することは必須の構成要件とはならない。
また、第1傾斜センサ121によって検出された傾きデータである第1検出情報と、前記第2傾斜センサ122によって検出された傾きデータである第2検出情報とは、傾斜センサ部120内に設けられた出力部123から、外部にデータ出力されるようになっている。出力部123から出力されたデータは、有線又は無線によるデータ通信で、パーソナルコンピュータ200に入力され、パーソナルコンピュータ200において適宜データ処理される。
上記のように構成されるトータルステーション用ターゲット100は、例えば長さDのポール130を介して、建設用作業機械のブレードなどの可動部に取り付けられる。そして、パーソナルコンピュータ200は、トータルステーション300で取得される位置データと、第1傾斜センサ121によって検出された傾き角度データ(第1検出情報)と、前記第2傾斜センサ122によって検出された傾き角度データ(第2検出情報)と、から建設用作業機械の可動部の所定位置を算出するよう構成される。
次に、トータルステーション用ターゲット100の変形例について説明する。図3は本発明の他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。先の図2に示す実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100においては、光学部110と傾斜センサ部120とが一体的に設けられていたが、図3に示す他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100においては、光学部110と傾斜センサ部120とは、ポール130の一部などからなる連結部131によって所定距離保たれて設けられるようになっている。
このような実施形態においても傾斜センサ部120内には、光学部110と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内におけるx軸の周りの傾き角度(β°)を検出する第1傾斜センサ121と、前記光学部110と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における前記x軸と直交するy軸の周りの傾き角度(α°)を検出する第2傾斜センサ122と、第1傾斜センサ121によって検出された傾きデータである第1検出情報と、前記第2傾斜センサ122によって検出された傾きデータである第2検出情報とを外部にデータ出力する出力部123とが設けられることにより、先の実施形態と同様の機能を付与させることができる。
以上のように構成されるトータルステーション用ターゲット100から取得されるデータに基づいて、建設用作業機械の可動部の所定位置を算出する方法を具体的に説明する。以下において、図2に示すように、トータルステーション用ターゲット100が長さDのポール130に取り付けられている場合に基づいて説明する。トータルステーション用ターゲット100における位置座標データ(xo,yo,zo)がトータルステーション30
0で取得され、第1傾斜センサ121によって傾き角度データβ°が、また、第2傾斜センサ122によって傾き角度データα°が検出されたときにおけるポール130先端部における位置座標データ(x’,y’,z’)を算出する方法について説明する。
図4は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100を用いた位置座標データの算出工程を説明する図である。図において、Aはトータルステーション用ターゲット100における位置座標データ(xo,yo,zo)を示しており、Bはポール1
30の先端部における位置座標データ(x’,y’,z’)を示している。
また、A’−B’はA−Bをxz平面に投影したものを示している。このとき図4(A)に示すように定義されるα°が、第2傾斜センサ122が検出する傾き角度として定義される。また、A’’−B’’はA−Bをyz平面に投影したものを示している。このとき図4(B)に示すように定義されるβ°が、第1傾斜センサ121が検出する傾き角度として定義される。
図5は直線A−Bのxz平面投影である直線A’−B’を示す図である。当該図から下記(1)式を得ることができる。
Figure 0005583477
また、図6は直線A−Bのyz平面投影である直線A’’−B’’を示す図である。当該図から下記(2)式を得ることができる。
Figure 0005583477
また、点Aと点Bとの間の距離はDであるので下記(3)式が成立する。
Figure 0005583477
(1)式と(2)式とを(3)式に代入することにより、下記(4)式を得ることができる。
Figure 0005583477
ただし、
Figure 0005583477
また、(4)式を(1)式に代入することによって下記(6)式を得ることができる。
Figure 0005583477
同様にして、(4)式を(2)式に代入することによって下記(7)式を得ることができる。
Figure 0005583477
以上に示すように、トータルステーション用ターゲット100における位置座標データ(xo,yo,zo)と、第1傾斜センサ121が検出する傾き角度β°と、第2傾斜セン
サ122が検出する傾き角度α°とから、ポール130の先端部における位置座標データ(x’,y’,z’)を求めることができる。同様にして、ポール130が取り付けられた建設用作業機械における可動部の所定位置の位置座標データについても、パーソナルコンピュータ200によって算出することができる。
次に、以上のようなトータルステーション用ターゲット100を建設用作業機械の可動部に取り付けて該可動部を制御する実施形態について説明する。図7は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100による検出データに基づいて排土ブレード413を制御する方法を説明する図である。図7においては、建設用作業機械としてブルドーザー400を例にとり、その可動部である排土ブレード413にトータルステーション用ターゲット100を取り付けて、設計データ(仕上げ面高さデータ)に基づいて排土ブレード413の高さを制御する例について説明する。
ブルドーザー400においては、排土ブレード413を有しており、この排土ブレード413がブレード昇降機構部412によって昇降されるように構成されている。ブレード昇降制御部411は通信部410で受信される指令に基づいて、ブレード昇降機構部412に対する制御指令を発するようになっている。
パーソナルコンピュータ200は、トータルステーション用ターゲット100からデータ(距離、鉛直角度、水平角度)を取得して、それに基づいてトータルステーション用ターゲット100の位置座標データ位置座標データ(xo,yo,zo)を算出する。一方、
パーソナルコンピュータ200は、トータルステーション用ターゲット100の出力部123から無線通信によりその傾きデータ(α°、β°)を取得して、排土ブレード413の最下部における所定位置の位置座標データ(x’,y’,z’)を算出することができるようになっている。なお、簡単のために、ポール130が延在する方向に排土ブレード413の最下部が存在するものとする。また、ポール130は、排土ブレード413の上部における、排土ブレード413の幅方向略中央付近に取り付けられている。本例では、トータルステーション用ターゲット100から距離Dのところに、排土ブレード413の最下部における(x’,y’,z’)がくるものとする。また、パーソナルコンピュータ200は、仕上げ面高さデータに係る設計データ210をその記憶手段に有しており、これを参照することができるようになっている。また、パーソナルコンピュータ200からは、ブルドーザー400の通信部410に対して制御指令を送信可能に構成されている。
以上のような構成に基づくブルドーザー400の排土ブレード413の昇降制御のための処理について説明する。図8は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲ
ット100による排土ブレード413の制御フローチャートの一例を示す図である。このような制御フローチャートは例えばパーソナルコンピュータ200において実行される。
図8において、ステップS100で、パーソナルコンピュータ200による処理が開始されると、続いて、ステップS101で、トータルステーション300から、トータルステーション用ターゲット100の位置測定情報(距離、鉛直角度、水平角度)を取得する。そして、次に、ステップS102で、取得された距離、鉛直角度、水平角度から直交座標系(xo,yo,zo)位置情報を演算する。
続いて、ステップS103において、トータルステーション用ターゲット100から第1傾斜センサ121及び第2傾斜センサ122の傾き角度情報(α°、β°))を受信する。続いて、ステップS104において、ブレード最下部の位置情報(x’,y’,z’)を算出する。なお、この算出のためには、図4乃至図6に関連して説明した算出方法が用いられる。ステップS105では、ステップS104で算出されたz’と、仕上げ面の高さとして定義される設計データ210との比較を行う。
ステップS106においては、ステップS106における比較結果の乖離が所定値以上であるか否かが判定される。ステップS106における判定結果がNOである場合には、再びステップS101に戻りループする。一方、判定結果がYESである場合には、ステップS107に進み、ブルドーザー400の通信部410に対して、ブレードの昇降動作に関する制御指令を送信する。
以上のように、本発明のトータルステーション用ターゲット100及びそれを用いた建設用作業機械(ブルドーザー400)の制御方法によれば、トータルステーション用ターゲット100の傾斜を考慮した精度の高い水平座標位置データを求めることが可能となる。また、このようなデータに基づいて建設用作業機械の可動部(排土ブレード413)を制御するので、精度の高い制御を行うことができるようになる。
次に本発明の他の実施形態について説明する。図9は本発明の他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットの概略を説明する図である。図9に示す実施形態は、トータルステーション用ターゲット100頂部の天面において、取り付け位置決め用目印が設けられている点で、先の実施形態と相違するものである。図9において、図2と同様の符号が付されている構成については、先の実施形態と同様のものであるので説明を省略する。
これまで説明してきたように、第1傾斜センサ121はx軸の周りの傾き角度(β°)を検出し、第2傾斜センサ122はy軸の周りの傾き角度(α°)を検出するが、上記のようなx軸と、y軸とを把握した上で、トータルステーション用ターゲット100を建設用作業機械の可動部に取り付けることができれば、建設用作業機械の可動部における所定位置の算出を行いやすい。そこで、本実施形態では、トータルステーション用ターゲット100の天面において、取り付け位置決め用目印140を設けて、x軸とy軸とを目視によって把握可能に構成している。
取り付け位置決め用目印140は、2つの取り付け位置決め用の照準線である第1位置決め用目印141及び第2位置決め用目印142からなっている。第1位置決め用目印141は第1傾斜センサ121が傾きを検出するときに基準とするx軸の方向を示し、第2位置決め用目印142は第2傾斜センサ122が傾きを検出するときに基準とするy軸の方向を示している。
以上のような第1位置決め用目印141及び第2位置決め用目印142からなる取り付
け位置決め用目印140が設けられたトータルステーション用ターゲット100によれば、建設用作業機械の可動部における第1の所定位置と、さらにこれとは異なる第2の所定位置を算出することが容易となる。このことを建設用作業機械としてブルドーザー400を例にとり、その可動部である排土ブレード413にトータルステーション用ターゲット100を取り付ける場合で説明する。なお、以下、図7に示すブルドーザー400と同じものを例にとり説明する。
図10は、図9に示す他の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100の排土ブレード413への適用例を説明する図である。図10に示す適用例においては、トータルステーション用ターゲット100を排土ブレード413に取り付ける際には、第1位置決め用目印141及び第2位置決め用目印142を参照して、排土ブレード413の幅方向がx軸方向と同方向となるように、また、ブルドーザー400の進行方向がy軸方向と同方向となるようにして取り付ける。さらに、ポール130は、排土ブレード413の上部における、排土ブレード413の幅方向の一方端付近に取り付けられている。これにより、
上記のような適用例によれば、トータルステーション用ターゲット100から距離Dのところにある、排土ブレード413の最下部(x’,y’,z’)が、これまで説明した方法と同様の方法により算出可能であると共に、(x’,y’,z’)から排土ブレード413の幅方向にW移動した点(x’’,y’’,z’’)を第2傾斜センサ122で検出される傾き角度(α°)に基づいて容易に算出することができる。
以上のような実施形態によれば、建設用作業機械の可動部における第1の所定位置と、さらにこれとは異なる第2の所定位置を算出することが容易となり、第1の所定位置及び第2の所定位置の2つの位置に基づいて、建設用作業機械の可動部を制御することで、より精度の高い制御を行うことができるようになる。
次に、本発明に係るトータルステーション用ターゲット100を他の建設用作業機械の可動部に取り付けて該可動部を制御する他の実施形態について説明する。図11は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100による検出データに基づいてスクリード550を制御する方法を説明する図であり、また、図12はトータルステーション用ターゲット100を用いたスクリード550制御システムのブロック構成の概略を示す図である。また、図11及び図12においては、建設用作業機械としてスリップフォームぺーバー500を例にとり、その可動部であるスクリード550にトータルステーション用ターゲット100を2基取り付けて、設計データ(仕上げ面高さデータ)に基づいてスクリード550の高さを制御する例について説明する。
図11及び図12において、500はスリップフォームぺーバー、501は主制御部、502は通信部、510は右前クローラー走行部、511は右前昇降制御部、512は右前昇降機構部、515は右前連結部、520は左前クローラー走行部、521は左前昇降制御部、522は左前昇降機構部、525は左前連結部、530は右後クローラー走行部、531は右後昇降制御部、532は右後昇降機構部、535は右後連結部、540は左後クローラー走行部、541は左後昇降制御部、542は左後昇降機構部、545は左後連結部、550はスクリードをそれぞれ示している。
図11に示すようなスリップフォームぺーバー500は、滑走路や道路のような、同一断面の連続した舗装構造物を構築するために、コンクリート等の舗装材を所定の形状に成形するスリップフォーム工法で用いられるものである。このスリップフォーム工法では、ダンプ等の運搬車両から供給された舗装材を、スリップフォームペーバ500を使用して、舗装材を敷き均し、所定の断面形状に成形する。
このスリップフォーム工法に使用されるスリップフォームペーバ500は、前後左右に設けられた自走式の台車であるクローラー走行部510、520、530、540と、これらクローラー走行部と連結部515、525、535、545によって連結され、所定の断面形状に舗装材を敷き均すスクリード550と、を有して構成されている。
それぞれのクローラー走行部510、520、530、540には、速度vを制御するための速度制御機構部と、それぞれのクローラー走行部の操舵角θfr、θfl、θrr、θrlを制御するための操舵角制御機構部、及び、前記連結部515、525、535、545の高さhfr、hfl、hrr、hrlを制御するための昇降機構部512、522、532、542が設けられている。
スリップフォーム工法においては、スクリード550の高さにより仕上げ面の高さが決定されるが、スクリード550の高さは、昇降機構部512、522、532、542によって高さhfr、hfl、hrr、hrlが調整されることによって決めることができる。
そこで、上記のような昇降機構部512、522、532、542に対する高さ制御の指令値を算出するために、本実施形態においては、スリップフォームぺーバー500(建設用作業機械)の可動部であるスクリード550の位置をトータルステーション用ターゲット100により把握するようにしている。より具体的には、スリップフォームぺーバー500の長手方向両端部それぞれに本発明に係るトータルステーション用ターゲット100r、100lを図示するように設ける。ここで、スクリード550で均そうとする道路などの幅員方向に傾斜が存在しないような場合においても、トータルステーション用ターゲット100を1基のみ設けるようにするのではなく、スクリード550の両端にトータルステーション用ターゲット100を2基設けることが重要である。なぜならば、スクリード550にはたわみやねじれが生じるので、1基のトータルステーション用ターゲット100でスクリード550の底面部の高さを算出すると、所定の精度を得ることができないからである。
トータルステーション用ターゲット100rの位置座標(x1,y1,z1)に係るデー
タを得るために、トータルステーション用ターゲット100rを自動追尾するトータルステーション300rが、また、トータルステーション用ターゲット100lの位置座標(x2,y2,z2)に係るデータを得るために、トータルステーション用ターゲット100
lを自動追尾するトータルステーション300lが設けられ、トータルステーション300r、300lで取得されたデータ(距離、鉛直角度、水平角度)は、パーソナルコンピュータ200に入力され、先の2つの位置座標が演算される。
さらに、パーソナルコンピュータ200は、トータルステーション用ターゲット100r、100lの各出力部から無線通信によりそれぞれの傾きデータ(αr°、βr°及びαl°、βl°)を取得して、スクリード550の両端部における最下部置の位置座標データ(x1’,y1’,z1’)及び(x2’,y2’,z2’)を算出することができるようになっている。
なお、本例では、トータルステーション用ターゲット100rから鉛直下方に向け距離D1のところに、スクリード550の位置座標(x1’,y1’,z1’)が、また、トータルステーション用ターゲット100lから鉛直下方に向け距離D2のところに、スクリー
ド550の最下部の位置座標(x2’,y2’,z2’)が配されるように設定されている
。これにより、式(1)乃至式(7)で説明した算出方法を適用することにより、(x1
’,y1’,z1’)及び(x2’,y2’,z2’)を算出することができる。
パーソナルコンピュータ200は、スクリード550で均す仕上げ面の高さデータに係
る設計データ210をその記憶手段に有しており、これを参照することができるようになっている。また、パーソナルコンピュータ200からは、スリップフォームぺーバー500の通信部502に対して制御指令を送信可能に構成されている。
スリップフォームぺーバー500においては、連結部515、525、535、545の高さhfr、hfl、hrr、hrlを調整する昇降機構部512、522、532、54に対して、昇降制御部511、521、531、531が制御指令を行うようになっており、この制御指令は主制御部501から送信される。主制御部501に対する指令は、通信部502を介して、パーソナルコンピュータ200から受信することができるようになっている。
以上のような構成に基づくスリップフォームぺーバー500のスクリード550の昇降制御のための処理について説明する。図13は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲット100によるスクリード550の制御フローチャートの一例を示す図である。このような制御フローチャートは例えばパーソナルコンピュータ200において実行される。
ステップS200で、パーソナルコンピュータ200による処理が開始されると、続いて、ステップS201において、トータルステーション300r、300lから、それぞれが自動追尾しているトータルステーション用ターゲット100r、100lの位置測定情報(距離、鉛直角度、水平角度)を取得する。
ステップS202では、トータルステーション300r、300lから取得された距離、鉛直角度、水平角度に基づいて、それぞれのターゲットの直交座標系位置情報(x1
1,z1)及び(x2,y2,z2)を演算する。
ステップS203においては、左右のトータルステーション用ターゲット100r、100lから、それぞれの傾斜センサ部120における第1傾斜センサ121、第2傾斜センサ122で検出された傾斜センサ検出情報(αr,βr)及び(αl,βl)を受信する。
ステップS204では、トータルステーション300rの位置座標(x1,y1,z1
と傾斜センサ検出情報(αr,βr)とからスクリード550の右端下部の位置情報(x1
’,y1’,z1’)を算出し、トータルステーション300lの位置座標(x2,y2,z2)と傾斜センサ検出情報(αl,βl)とからスクリード550の左端下部の位置情報(
2’,y2’,z2’)を算出する。このときの算出方法は、これまでに説明したものを
用いることができる。
ステップS205では、ステップS204で算出されたz1’及びz2’を、仕上げ面の高さとして規定されている設計データ210との比較を行う。
ステップS206では、ステップS205の比較に基づいて各昇降部の目標高さ(hfr,hfl,hrr,hrl)を演算し、ステップS207で、スリップフォームぺーバー500の通信部502に対し、昇降部制御指令を送信する。
以上、本発明のトータルステーション用ターゲット100及びそれを用いた建設用作業機械(スリップフォームぺーバー500)の制御方法によれば、トータルステーション用ターゲット100の傾斜を考慮した精度の高い水平座標位置データを求めることが可能となる。また、このようなデータに基づいて建設用作業機械の可動部(スクリード550)を制御するので、精度の高い制御を行うことができるようになる。
次に、本発明に係るトータルステーション用ターゲット100を他の建設用作業機械の可動部に取り付けて該可動部を制御する他の実施形態について説明する。図14は本発明の実施形態に係るトータルステーション用ターゲットをスリップフォーム装置に適用した例を説明する図である。
図14に示すスリップフォーム装置600において、先の図11に示す実施形態と同様の参照番号が付された構成につては同様のものであるので説明を省略する。本実施形態におけるスリップフォーム装置600では、先のスクリード550に代えて、中央連結部605が設けられている。そして、この中央連結部605から延在する側方連結部610の先端部に、型枠(スリップフォーム)620が設けられる構成となっている。このようなスリップフォーム装置600によれば、型枠(スリップフォーム)620に対して、不図示の注入装置により、コンクリートが矢印Cのごとく注入されつつ、さらに、クローラー走行部510、520、530、540によって型枠(スリップフォーム)620が移動されることで、連続的なコンクリート成形物を施工することが可能となる。
上記のようなスリップフォーム装置600を用いたスリップフォーム工法においては、型枠(スリップフォーム)620の高さにより仕上げ面の高さが決定されるが、型枠(スリップフォーム)620の高さは、昇降機構部512、522、532、542によって高さhfr、hfl、hrr、hrlが調整されることによって決められる。
上記のような昇降機構部512、522、532、542に対する高さ制御の指令値を算出するために、本実施形態においては、スリップフォーム装置600における型枠(スリップフォーム)620の前後に、トータルステーション用ターゲット100f、100rを取り付けることで、型枠(スリップフォーム)620の位置を把握するようにしている。
また、本実施形態においては、トータルステーション用ターゲット100fの位置座標(xf,yf,zf)に係るデータを得るために、トータルステーション用ターゲット10
0fを自動追尾するトータルステーション300fが、また、トータルステーション用ターゲット100rの位置座標(xr,yr,zr)に係るデータを得るために、トータルス
テーション用ターゲット100rを自動追尾するトータルステーション300rが設けられ、トータルステーション300r、300lで取得されたデータ(距離、鉛直角度、水平角度)は、パーソナルコンピュータ200に入力され、2つの位置座標(xf’,yf’,zf’)、(xr’,yr’,zr’)が演算される。演算の方法については、これまで説明した方法と同様のものを用いるようにするため細かい説明は省略する。
以上、本発明のトータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法によれば、傾斜センサに基づく傾斜情報を考慮した、精度の高い水平座標位置データを求めることが可能となるので、このようなデータに基づいて建設用作業機械の可動部を制御すると、精度の高い制御を行うことができるようになる。
100、100r、100l、100f、100r・・・トータルステーション用ターゲット
110・・・光学部
120・・・傾斜センサ部
121・・・第1傾斜センサ
122・・・第2傾斜センサ
123・・・出力部
130・・・ポール
131・・・連結部
140・・・取り付け位置決め用目印
141・・・第1位置決め用目印
142・・・第2位置決め用目印
200・・・パーソナルコンピュータ
210・・・設計データ
300、300r、300l・・・トータルステーション
400・・・ブルドーザー(建設用作業機械)
410・・・通信部
411・・・ブレード昇降制御部
412・・・ブレード昇降機構部
413・・・排土ブレード(可動部)
500・・・スリップフォームぺーバー(建設用作業機械)
501・・・主制御部
502・・・通信部
510・・・右前クローラー走行部
511・・・右前昇降制御部
512・・・右前昇降機構部
515・・・右前連結部
520・・・左前クローラー走行部
521・・・左前昇降制御部
522・・・左前昇降機構部
525・・・左前連結部
530・・・右後クローラー走行部
531・・・右後昇降制御部
532・・・右後昇降機構部
535・・・右後連結部
540・・・左後クローラー走行部
541・・・左後昇降制御部
542・・・左後昇降機構部
545・・・左後連結部
550・・・スクリード(可動部)
600・・・スリップフォーム装置
605・・・中央連結部
610・・・側方連結部
620・・・型枠(スリップフォーム)

Claims (2)

  1. トータルステーションから射出されるレーザー光を反射する光学部と、
    前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における第1の軸の周りの傾きを検出する第1の傾斜センサと、
    前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における前記第1の軸と直交する第2の軸の周りの傾きを検出する第2の傾斜センサと、
    前記第1の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第1位置決め用目印と、前記第2の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第2位置決め用目印と、を有する天面と、
    前記第1の傾斜センサによって検出された第1検出情報と、前記第2の傾斜センサによって検出された第2検出情報とを出力する出力部と、を有することを特徴とするトータルステーション用ターゲット。
  2. トータルステーションから射出されるレーザー光を反射する光学部と、
    前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における第1の軸の周りの傾きを検出する第1の傾斜センサと、
    前記光学部と間の相対位置が変化することがないように固定されると共に、水平面内における前記第1の軸と直交する第2の軸の周りの傾きを検出する第2の傾斜センサと、
    前記第1の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第1位置決め用目印と、前記第2の傾斜センサが傾きを検出するときに基準とする軸の方向を示す第2位置決め用目印と、を有する天面と、
    前記第1の傾斜センサによって検出された第1検出情報と、前記第2の傾斜センサによって検出された第2検出情報とを出力する出力部と、を有するトータルステーション用ターゲットを、建設用作業機械の可動部に装着し、
    トータルステーションによって前記トータルステーション用ターゲットの自動追尾を行い、前記前記トータルステーション用ターゲットの位置情報を取得し、
    前記トータルステーション用ターゲットの前記出力部から出力される前記第1検出情報と前記第2検出情報を取得し、
    前記位置情報と前前記第1検出情報と前記第2検出情報とから前記可動部における所定箇所の位置座標を算出し、
    算出された前記位置座標に基づいて前記可動部の位置制御を行うことを特徴とするトータルステーション用ターゲットを用いた建設用作業機械の制御方法。
JP2010118919A 2010-05-25 2010-05-25 トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法 Active JP5583477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118919A JP5583477B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118919A JP5583477B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011247652A JP2011247652A (ja) 2011-12-08
JP5583477B2 true JP5583477B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=45413103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118919A Active JP5583477B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5583477B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102768026B (zh) * 2012-07-23 2015-07-29 黑龙江科技大学 一种叶片全尺寸快速检测的设备
US8989968B2 (en) * 2012-10-12 2015-03-24 Wirtgen Gmbh Self-propelled civil engineering machine system with field rover
JP2014102118A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Tamagawa Seiki Co Ltd 位置特定システム及びそれを用いての杭打ち位置特定方法
JP2016045002A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 株式会社トプコン 照度測定システム
JP6307475B2 (ja) * 2015-07-21 2018-04-04 株式会社トプコン 照度測定システム
JP2017078688A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社トプコン 測定装置、測定方法および測定用プログラム
JP7029934B2 (ja) * 2017-11-06 2022-03-04 前田道路株式会社 取付用治具
JP7184998B2 (ja) * 2017-11-06 2022-12-06 前田道路株式会社 取付用治具
JP7292831B2 (ja) * 2018-07-13 2023-06-19 株式会社トプコン ターゲット装置及び測量システム
JP6975114B2 (ja) * 2018-09-21 2021-12-01 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP7191736B2 (ja) * 2019-03-11 2022-12-19 株式会社トプコン アスファルトフィニッシャ及びスクリード制御方法
US12006656B2 (en) 2019-03-29 2024-06-11 Komatsu Ltd. Work vehicle, control device for work vehicle, and method for specifying direction of work vehicle

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3541960B2 (ja) * 1993-12-24 2004-07-14 独立行政法人土木研究所 建設機械の3次元位置自動制御方法
JPH0843093A (ja) * 1994-08-03 1996-02-16 Nishimatsu Constr Co Ltd 工事途上における工事完了部分及び重機の位置測定方法
US5771978A (en) * 1996-06-05 1998-06-30 Kabushiki Kaisha Topcon Grading implement elevation controller with tracking station and reference laser beam
JP2001241950A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 Topcon Corp ターゲット、測量装置及び測量方法
JP3119253U (ja) * 2005-12-06 2006-02-16 有限会社画像計測研究所 写真計測用ターゲット、ターゲット貼着用具及び写真計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011247652A (ja) 2011-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5583477B2 (ja) トータルステーション用ターゲット及びそれを用いた建設用作業機械の制御方法
CN109958036B (zh) 自推进式建筑机械以及用于控制自推进式建筑机械的方法
US11313679B2 (en) Self-propelled civil engineering machine system with field rover
JP5055137B2 (ja) 建設機械の制御方法と制御システム
CN102220738B (zh) 铺路机控制装置和方法
US7643923B2 (en) Method and device for monitoring a road processing machine
JP5602452B2 (ja) アスファルトフィニッシャ及びアスファルト舗装の施工法
EP2984233B1 (en) Automatic track alignment control kit and method for automated track alignment
JP2001262611A (ja) 自走式建設機械を計画されたルートにおいて制御する方法
US10895112B2 (en) Slope compensation system for rotary drill machines
JP7191736B2 (ja) アスファルトフィニッシャ及びスクリード制御方法
US11479927B2 (en) Adjustable control point for asphalt paver
US12043964B2 (en) Method of tamping a track in the area for a switch
CN105780634B (zh) 摊铺厚度测量***、方法及摊铺机
US20220341104A1 (en) System and method for controlling a road construction process
CN220132708U (zh) 建筑机器
US20230383486A1 (en) Self-propelled ground-processing machine and method for controlling a self-propelled ground-processing machine, as well as method for processing the ground with one or more self-propelled ground-processing machines
US11976444B2 (en) Work machine with grade control using external field of view system and method
JPH04272303A (ja) 敷均し機械の運転方法
JP2000046550A (ja) 自動追尾計測システムの追尾計測装置移動用台車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5583477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250