JP5581584B2 - ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム - Google Patents

ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5581584B2
JP5581584B2 JP2008293729A JP2008293729A JP5581584B2 JP 5581584 B2 JP5581584 B2 JP 5581584B2 JP 2008293729 A JP2008293729 A JP 2008293729A JP 2008293729 A JP2008293729 A JP 2008293729A JP 5581584 B2 JP5581584 B2 JP 5581584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
blade server
mounting
blade
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008293729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010122760A (ja
Inventor
俊也 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008293729A priority Critical patent/JP5581584B2/ja
Publication of JP2010122760A publication Critical patent/JP2010122760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5581584B2 publication Critical patent/JP5581584B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明はいわゆるブレードサーバシステムに関し、特にブレードサーバのケース本体への実装に関する。
ブレードサーバとは、1枚の基板にコンピュータとして必要な要素、たとえばプロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどを実装したサーバ専用機である。これらのブレードサーバは、ケース本体内に必要な枚数を実装することによって相互に接続され、使用可能となる。このケース本体には、実装された各々のブレードサーバを相互に接続するミッドプレーン、各々のブレードサーバに電力を供給する電源装置、および筐体内部を冷却する冷却装置も装備される。
このようにケース本体内に必要な枚数のブレードサーバを実装して構成されたブレードサーバシステムを利用することにより、大量の記憶容量と処理能力を有する大規模システムを、小さいスペースで構築することができる。さらに、配線の取り回しや、ハードウェアの保守も容易となる。
これに関連する技術として、次のような技術文献が公開されている。特許文献1には、無線ネットワークシステムを構成する機器が、互いに重複しない機器種別符号を有することによって登録ミスが発生しないという技術が記載されている。特許文献2には、ラックに搭載されている各機器に対応して点灯するLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)を備え、これによって各機器の接続関係を判別しやすくするという技術が記載されている。
特許文献3には、ケージへのパッケージの実装誤りがあった場合に発光ダイオードを点灯させてその実装誤りを知らせるという技術が記載されている。そして特許文献4には、システムへの被挿抜装置の誤挿入があった場合に、この誤挿入を検出して知らせるという技術が記載されている。
特開2002−186034号公報 特開2004−178214号公報 特開平05−080888号公報 特開平09−297634号公報
ブレードサーバシステムでは、ケース本体に実装可能なブレードサーバは、予め定められた搭載ルールによって、該ケース上に実装される位置が限定されなければならない。そのような搭載ルールに従って実装しないと、ブレードサーバが正常に動作しない、電源容量が十分に確保されない、冷却が十分にされないなどのような問題が発生しうる。これらは、そのブレードサーバのみならず、同一のケース本体に実装された全てのブレードサーバの動作を不安定にさせる原因となる。
また、ケース本体に実装したブレードサーバがブレードサーバシステムとして正しく動作するためには、実装するケース本体ごとに定められたルールに基づいて設定を行う必要がある。従来技術では、保守員が事前に保守マニュアルを参照して該ブレードサーバが該ケース本体に実装可能であるか否かを確認し、このケース本体に合わせてたとえばIPアドレスなどの各種設定を人手で行う必要があった。
この確認が十分でなかった場合、あるいは設定を間違った場合は、該ブレードサーバが正常に動作しないばかりか、同一のケース本体に実装された他のブレードサーバの動作まで不安定にさせる原因となる。さらに、この設定は該ブレードサーバをケース本体に実装した後に行う必要があったので、該ブレードサーバをケース本体に実装してもすぐにシステムとして使用できないという問題があった。
前述の各特許文献1〜4には、上記の問題を解決しうるに足りる構成の記載は見あたらない。機器をケースに実装した後に、その実装が誤りであることを知らせる構成は、特許文献3および4にみられる。しかしながら、該ブレードサーバをケース本体に実装する前に、それが実装可能であるか否かを判別できるような構成は、特許文献1〜4のいずれにもみられない。
本発明の目的は、保守員が手作業による確認を行わなくても、該ブレードサーバが該ケース本体に実装可能であるか否かをその実装の前に容易に確認でき、ケース本体ごとに定められたルールに基づいてブレードサーバを実装可能とするブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るブレードサーバシステムは、複数のサーバ用スロットを備える外装筐体を有するケース本体を備え、サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装することによって構成されるブレードサーバシステムであって、ケース本体およびブレードサーバが、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装されず且つブレードサーバの全機能を使用可能でない状態で相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段を各々に有し、ケース本体が、ブレードサーバをサーバ用スロットに実装する際の搭載ルールを記録している搭載ルール記憶手段と、搭載ルールに従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かについて実装判断すると共に、該判断結果を接続手段を介してブレードサーバに返信する搭載ルール確認手段とを有し、ブレードサーバが、ケース本体から伝達された判断結果を表示する第1の表示手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るケース本体は、複数のサーバ用スロットを備え、サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装してブレードサーバシステムを構成することが可能な外装筐体であるケース本体であって、サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態のブレードサーバと相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段と、ブレードサーバをサーバ用スロットに実装する際の搭載ルールを記録している搭載ルール記憶手段と、搭載ルールに従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断する搭載ルール確認手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るブレードサーバは、外装筐体を有するケース本体が備える単数もしくは複数のサーバ用スロットに実装可能なブレードサーバであって、サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態でケース本体と相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段と、ケース本体から伝達された判断結果を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るブレードサーバの実装方法は、複数のサーバ用スロットを備える外装筐体を有するケース本体にあって、サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装するブレードサーバの実装方法であって、ブレードサーバをサーバ用スロットに実装せず且つブレードサーバの全機能を使用可能でない状態で、ケース本体がブレードサーバとのケーブルによる接続を検出し、ケース本体が、あらかじめ記憶されたブレードサーバをサーバ用スロットに実装する際の搭載ルールに従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断し、ケース本体が、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かの判断結果をブレードサーバに返信し、ブレードサーバが、判断結果を表示する
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るブレードサーバの実装プログラムは、複数のサーバ用スロットを備え、サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装してブレードサーバシステムを構成することが可能な外装筐体を有するケース本体が備えているコンピュータに、サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態のブレードサーバと相互にケーブルによって接続してデータ通信を行う手順と、あらかじめ記憶されたブレードサーバをサーバ用スロットに実装する際の搭載ルールに従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断する手順とを実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る他のブレードサーバの実装プログラムは、外装筐体を有するケース本体が備える単数もしくは複数のサーバ用スロットに実装可能なブレードサーバが備えているコンピュータに、サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態でケース本体と相互にケーブルによって接続してデータ通信を行う手順と、ケース本体から伝達された判断結果を表示する手順とを実行させることを特徴とする。
本発明は、上述したように実装する前のブレードサーバをケース本体に接続し、搭載ルールに従ってブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断するように構成したので、これによって、該ブレードサーバが該ケース本体に実装可能であるか否かをその実装の前に容易に確認でき、ケース本体ごとに定められたルールに基づいてブレードサーバを実装可能とするという、従来にない優れたブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラムを提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態の構成について添付図に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の基本的な内容について説明し、その後でより具体的な内容について説明する。
本実施形態に係るブレードサーバシステム1は、複数のサーバ用スロット2101〜2124を有する外装筐体であるケース本体(収納ケース10)を備え、サーバ用スロット2101〜2124に単数もしくは複数のブレードサーバ20を実装することによって構成され、収納ケース10およびブレードサーバ20が、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装されていない状態で相互に接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段を各々に有し、
収納ケース10が、ブレードサーバ20をサーバ用スロット2101〜2124に実装する際の搭載ルール(図9の搭載可能装置情報53および実装ルール54)を記録している搭載ルール記憶手段113と、この搭載ルールに従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かについて実装判断すると共に、該判断結果を接続手段を介してブレードサーバに返信する搭載ルール確認手段111とを有する。一方のブレードサーバ20は、収納ケースから伝達された判断結果を表示する第1の表示手段(表示手段25)を有する。
また、ブレードサーバ20は、当該ブレードサーバ20の装置情報52を記憶する装置情報記憶部261と、装置情報52を接続手段を介して収納ケースに送信する制御手段21とを備え、
収納ケース10の搭載ルール確認手段111が、接続手段を介して取得した装置情報52を搭載ルールと比較することにより、前述の実装判断を行う。
収納ケース10はさらに、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装される際に使用される設定情報61を記録している設定情報記憶手段114と、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装可能である場合に、設定情報61を接続手段を介してブレードサーバに送信する設定情報作成手段112とを有する。
そして、ブレードサーバ20は、この設定情報作成手段112から受信した設定情報61を記憶する設定情報記憶部263を備え、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装される際に、制御手段21が設定情報記憶部263に記憶された設定情報61を利用してブレードサーバ20を設定する。
収納ケース10はさらに、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装可能であると搭載ルール確認手段111が判断した場合に、ブレードサーバ20を実装するのに最適なサーバ用スロットを指示する第2の表示手段(表示手段1101〜1124)を有する。そしてブレードサーバ20の第1の表示手段(表示手段25)が、この最適なサーバ用スロットとは異なるサーバ用スロットに実装された場合に警告を発する。
そして収納ケース10は、単数もしくは複数の冷却ファン30を実装可能なファン用スロット2201〜2212と、単数もしくは複数の電源装置40を実装可能な電源用スロット2301〜2304とを有し、搭載ルールが冷却ファン30および電源装置40が収納ケース10に実装されている個数によって変化するようになっている。
ここでいう接続手段は、収納ケースおよびブレードサーバの各々が有するコネクタ16および26と、これらのコネクタの間を接続するケーブル50とによって構成されている。
この構成を備えることにより、本発明は、該ブレードサーバが該収納ケースに実装可能であるか否かをその実装の前に容易に確認でき、収納ケースごとに定められたルールに基づいてブレードサーバを実装可能となる。
以下、これをより詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るブレードサーバシステム1の構成を示す説明図である。ブレードサーバシステム1は、外装筐体である収納ケース10と、各々にブレードサーバ20(以後、サーバ20という)を実装可能な24個のサーバ用スロット2101〜2124と、各々のサーバ用スロットにサーバ20が実装可能であることを表示する24個の表示手段1101〜1124と、サーバ20から送信された装置情報を受信する装置情報受信手段14と、サーバ20に対して設定情報を送信する設定情報送信手段13とを備える。
収納ケース10の後面には、各々に冷却ファン30を実装可能な16個のファン用スロット2201〜2212と、各々に電源装置40を実装可能な4個の電源用スロット2301〜2304とが装備されている。また収納ケース10の内部には、収納ケース10に実装された装置全体の管理を行う管理手段11と、各スロットに接続された各々の装置と各表示手段とを管理手段11に接続するミッドプレーン12とが装備されている。もちろん、ここで示した各スロットおよび表示手段の数は例として示しているに過ぎず、ここで示した例とは異なっていてもよい。
以後、サーバ用スロット2101〜2124の中の任意の1つをサーバ用スロット21xxということがある。同様に、表示手段1101〜1124の中の任意の1つを表示手段11xxということがある。ここで、表示手段11xxは、xxで表される番号が同一であるサーバ用スロット21xxの状態について表示するものである。このxxをスロット番号(01〜24)ということがある。
図2は、図1で示したサーバ用スロット2101〜2124に実装可能であるサーバ20の構成を示す説明図である。サーバ20の前面には、サーバ20の状態を表示する表示手段25と、収納ケース10に対してサーバ20の装置情報,障害履歴を送信する装置情報送信手段24と、収納ケース10からサーバ20に送信された設定情報を受信する設定情報受信手段23とが装備されている。
サーバ20の後面には、サーバ20が収納ケース10に実装されている時に収納ケース10のミッドプレーン12と接続するためのミッドプレーン接続手段22とが装備されている。またサーバ20の内部には、サーバ20内の装置全体の制御を行う制御手段21と、サーバ20固有の装置情報,障害履歴を記録し収納ケース10から入手した設定情報を記憶する記憶手段26とが装備されている。
そして、後述の通り、サーバ20はサーバ用スロット2101〜2124に実装せず、収納ケース10にケーブル50で接続することが可能である。サーバ20は、収納ケース10にケーブル50で接続された状態では、その全機能を使用できる状態である必要はなく、ただ本明細書で説明する動作が可能でありさえすればよい。
図3は、図1〜2で示したサーバ20をサーバ用スロット2101〜2124に実装せず、収納ケース10にケーブル50で接続した状態での、サーバ20と管理手段11の内部構成をより詳細に示す説明図である。また図4は、サーバ20を収納ケース10にケーブル50で接続した状態の外観を示す説明図である。
収納ケース10の前面にはコネクタ16が備えられ、またサーバ20の前面にはコネクタ27が備えられ、このコネクタ16とコネクタ27との間をケーブル50で接続することにより、サーバ20はサーバ用スロット2101〜2124に実装しない状態で収納ケース10と接続して、後述の動作を行うことが可能である。図4で、網掛けで表示されているサーバ用スロット2101〜2124は、既にサーバ20が実装されていることを示す。
図5は、表示手段1101〜1124および表示手段25の点灯状態と、その点灯状態によって示される収納ケース10およびサーバ20の状態を表す表である。収納ケース10には前述の表示手段1101〜1124が備えられていると同時に、サーバ20の前面にも表示手段25が備えられており、この表示手段25は制御手段21によってその表示(点灯)状態を切り替えることが可能である。
図3に戻って、管理手段11の内部には、プロセッサやRAM(Random Access Memory)などによって構成される制御手段11aと、不揮発性記憶装置である記憶手段11bとが備えられる。制御手段11aは、サーバ20の装置情報と搭載ルールとを比較しサーバ20が収納ケース10に実装可能であるかどうかを判断して確認する搭載ルール確認手段111と、サーバ20の設定情報を作成する設定情報作成手段112といった機能部をコンピュータプログラムとして実行する。またこれらの機能部は、記憶手段11bに記憶されたサーバ20の搭載ルールを記録している搭載ルール記憶手段113と全てのサーバ20の設定情報を記録している設定情報記憶手段114とを実行時に参照する。
一方のサーバ20の記憶手段26は、サーバ20の装置情報を記憶する装置情報記憶部261と、サーバ20の障害履歴を記憶する障害履歴記憶部262と、サーバ20の設定情報を記憶する設定情報記憶部263とを記憶している。制御手段21は、プロセッサやRAMなどによって構成され、記憶手段26に記憶されたこれらの情報を参照して、以後に説明する動作をコンピュータプログラムとして実行する。
保守員は、サーバ20を収納ケース10のサーバ用スロット2101〜2124に実装する前に、まずサーバ20と収納ケース10とをケーブル50で接続する。これによって、サーバ20の制御手段21と収納ケース10の管理手段11が相互に通信が可能になると、サーバ20の制御手段21はサーバ20の表示手段25を収納ケース10との接続が完了したことを示す黄色に点灯する。
これによって、装置情報送信手段24と装置情報受信手段14とが相互に接続され、同時に設定情報送信手段13と設定情報受信手段23とが相互に接続され、データの交換が可能となる。サーバ20で、制御手段21は記憶手段26に対して装置情報記憶部261に記憶された装置情報と障害履歴記憶部262に記憶された障害履歴とを読み出すように指示する。サーバ20の制御手段21は記憶手段26から読み出した装置情報と障害履歴をサーバ20の装置情報送信手段24に送る。サーバ20の装置情報送信手段24はケーブル50を使用して収納ケース10の装置情報受信手段14に対してサーバ20の装置情報と障害履歴を送信する。
一方の収納ケース10では、装置情報受信手段14がサーバ20から受信したサーバ20の装置情報と障害履歴を収納ケース10の管理手段11内の搭載ルール確認手段111に送る。搭載ルール確認手段111は管理手段11内の搭載ルール記憶手段113に記憶された搭載ルールに従って、サーバ20が収納ケース10に実装可能であるかを判断する。
搭載ルール確認手段111は、サーバ20が収納ケース10に実装可能であると判断した場合に、最適なサーバ用スロット21xxに対応する表示手段11xxを緑色に点灯させる。
この点灯と同時に、搭載ルール確認手段111は設定情報作成手段112に設定情報を作成するように指示する。この指示を受け設定情報作成手段112は、設定情報記憶手段114からサーバ20を実装するスロット位置に対応する設定情報を読み出し、読み出された設定情報を設定情報送信手段13に送信する。設定情報送信手段13は、この設定情報をケーブル50を使用してサーバ20の設定情報受信手段23に送信する。
再びサーバ20で、設定情報受信手段23は受信した設定情報を制御手段21に送信する。制御手段21は、受け取った設定情報を確認し、収納ケース10に対して実装可能であることが確認できると、表示手段25をサーバ20が収納ケース10に実装可能であることを示す緑色に点灯させる。制御手段21は同時に、設定情報受信手段23から受け取った設定情報を記憶手段26内の設定情報記憶部263に記録する。
保守員は表示手段25と表示手段11xxがともに緑色に点灯していることを確認した上で、サーバ20を収納ケース10を接続しているケーブル50を取り外し、緑色に点灯している表示手段11xxに対応するサーバ用スロット21xxにサーバ20を実装することができる。
図6は、サーバ20をサーバ用スロット2101〜2124に実装した状態を示す説明図である。この状態で、サーバ20は記憶手段26の設定情報記憶部263に記録された設定情報に基づいてミッドプレーン12を介して収納ケース10の管理手段11との通信が可能となり、収納ケース10上でサーバ20の全機能を使用することが可能となる。
ここで、サーバ20は収納ケース10に実装不可能である(サーバ20を実装可能なサーバ用スロット2101〜2124が存在しない)と搭載ルール確認手段111が判断した場合、搭載ルール確認手段111は設定情報作成手段112にサーバ20が実装不可能であることを通知する。サーバ20が実装不可能であると通知された設定情報作成手段112は設定情報の作成は行わず、設定情報送信手段13はサーバ20が収納ケース10に実装できないことをサーバ20の設定情報受信手段23に通知する。
収納ケース10に実装不可能であることを受信した設定情報受信手段23は、その旨を制御手段21に伝達する。それに応じて制御手段21は、表示手段25をサーバ20が実装できないことを示す赤色に点灯させる。ここで保守員は他のサーバ20を準備することになる。
図7は、図3で示した障害履歴記憶部262に記憶された障害履歴51の一例を示す説明図である。障害履歴51は、項番51aと、各々の障害の発生日時51bとその障害内容51c、そしてそれらの障害の現在の状態51dといった情報を含む。図7では、過去に障害が3回発生しているが、現在はそれら全ての障害が回復しているという例が示されている。
図8は、図3で示した装置情報記憶部261に記憶された装置情報52の一例を示す説明図である。図9は、図3で示した搭載ルール記憶手段113に記憶された搭載ルールの一例を示す説明図である。図9(a)は、収納ケース10に実装可能なサーバ20の条件である搭載可能装置情報53を示す。
図8および図9(a)で、表の中のメーカ52a,53aはサーバ20の製造メーカ名、種別52b,53bはサーバ20の種類を示し、形状52c,53cはサーバ20が占有するサーバ用スロット2101〜2124のスロット数、最大電力52d,53dはサーバ20が使用する消費電力の最大値を示し、最高温度52e,53eはサーバ20が発生する温度の最大値を示し、型番52f,53fはサーバ20の型番を示す。装置情報52の全項目が、搭載可能装置情報53で示される条件に合致していれば、サーバ20は収納ケース10に実装可能である。
図9(b)は、サーバ20が収納ケース10に実装可能である場合に、どのようにサーバ20が収納ケース10に実装するかのルールである実装ルール54を示す。ここでは実装順序54aが「スロット番号が最小のものから順番に」実装するというルールを示している。
図10は、図3で示した搭載ルール確認手段111が行う、サーバ20が収納ケース10に実装可能であるか否かの判断を示すフローチャートである。サーバ20が収納ケース10にケーブル50で接続されると、そのことを認識した搭載ルール確認手段111が動作を開始し、まずサーバ20から装置情報52および障害履歴51を入手し(図10:ステップS101〜102)、この障害履歴51からこのサーバ20が使用可能であるかどうか確認する(図10:ステップS103)。
図7に記載の障害履歴51の例では、過去に障害が3回発生しているが現在の状態では全ての障害が回復していることからこのサーバ20は使用可能であると判断され、後述のステップS104に進む。ここで、障害履歴51に現在も継続中の障害が1つでも記録されている場合は、サーバ20は使用不可であると判断され、後述のステップS109に進む。
ステップS103でサーバ20が使用可能であると判断された場合、搭載ルール確認手段111は次にサーバ20の装置情報52からこのサーバ20が収納ケース10に実装可能であるかどうかを判断する(図10:ステップS104)。図8に記載の装置情報52の例では、メーカ、種別、形状、最大電力、最高温度、型番のいずれの条件52a〜fも、図9に記載の搭載可能装置情報53の各項目53a〜fに適するので、後述のステップS105に進む。ここで、1つでも搭載可能装置情報53に適さない種目があれば、サーバ20は収納ケース10に実装不可能と判断され、後述のステップS109に進む。
ステップS104でサーバ20が収納ケース10に実装可能であると判断された場合、搭載ルール確認手段111は図9(b)に示される実装ルール54に基づいて、サーバ用スロット2101〜2124のうちいずれにサーバ20を実装するのが最適であるかを決定する(図10:ステップS105)。
図11は、サーバ用スロット2101〜2124に実装されている装置の状態の一例を示す説明図である。同図では、サーバ用スロット2101はスロット番号1、サーバ用スロット2102はスロット番号2…サーバ用スロット2124はスロット番号24、という形でスロット番号を示しており、1スロット占有のサーバ20がスロット番号1〜6,8に各々実装され、2スロット占有のサーバ20がスロット番号7および10に実装されている。これ以外のスロットにはサーバ20が実装されていないので、「−」という記号を表示している。
ここで、これから実装されようとしているサーバ20が1スロット占有である場合、ステップS105では搭載ルール54に基づき、空きスロットの中でスロット番号が最小であるサーバ用スロット2109が選定される。また、サーバ20が2スロット占有である場合、ステップS105では2つ以上隣接した空きスロットの中でスロット番号が最小であるサーバ用スロット2109および2112が、これも搭載ルール54に基づいて選定される。
搭載ルール54に基づいて最適な空きスロットが選定された場合、後述のステップS106に進む。ただし、ここで搭載ルール54に適した空きスロットが収納ケース10に存在しない場合、サーバ20は収納ケース10に実装できないと判断され、後述のステップS109に進む。
搭載ルール確認手段111は、ステップS105で選定された最適なサーバ用スロット21xxに対応する表示手段11xxを緑色に点灯させ(図10:ステップS106)、設定情報作成手段112に設定情報の作成を指示し(図10:ステップS107)、処理を終了する(図10:ステップS110)。
ステップS103〜105で、サーバ20は収納ケース10に実装できないと判断された場合、搭載ルール確認手段111は設定情報送信手段13に「実装不可能」の旨をサーバ20の設定情報受信手段23に対して送信するよう指示して(図10:ステップS109)、処理を終了する(図10:ステップS110)。
図12は、搭載ルール確認手段111からステップS107で指示を受けた設定情報作成手段112が行う設定情報の作成の動作、および作成された設定情報に基づく設定情報受信手段23と制御手段21の動作を示すフローチャートである。また、図13は図3に示した設定情報記憶手段114に記憶されている設定情報61の一例を示す説明図である。図14は、設定情報作成手段112が作成して設定情報受信手段23に送信する設定情報61の一例を示す説明図である。
図13の設定情報61では、サーバ用スロット2101〜2124の各々のスロットに対応するIPアドレス61aと識別番号61b、および全てのスロットに共通する収納ケース名61cとサーバの動作モード61dが示されている。ここに示された例では、収納ケース10に実装されたサーバ20は全て同じ動作モードを設定することにより一つのシステムとして稼動することを前提としている。実際の実施形態では、この例に限定されない。たとえば設定情報61が、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイなどのような情報を適宜含むようにしてもよい。
設定情報作成手段112は、動作を開始するとまず設定情報記憶手段114に記憶されている設定情報を読み出し(図12:ステップS201〜202)、搭載ルール確認手段111によって決定された最適なサーバ用スロット21xxに対応する設定情報を設定情報送信手段13に送信し、ケーブル50を介してサーバ20の設定情報受信手段23に送信させて(図12:ステップS203)、処理を終了する(図12:ステップS204)。図14は、図12のステップS202〜203で、決定された最適なサーバ用スロット21xxがスロット番号「9」(サーバ用スロット2109)である場合に対応して決定された設定情報を例として示している。
設定情報を受け取った設定情報受信手段23(図12:ステップS205〜6)は、この設定情報を制御手段21に送信する(図12:ステップS207)。制御手段21は、表示手段25を緑色に点灯させ(図12:ステップS208)、この設定情報を記憶手段26内の設定情報記憶部263に記録する(図12:ステップS209)。ここで記憶された設定情報は、サーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装された際に使用される。
ここで保守員は、図10のステップS106で点灯した表示手段11xxの示すサーバ用スロット21xxに、サーバ20を実装する。制御手段21は、サーバ用スロット21xxに正しくサーバ20が実装されたかを判断する(図12:ステップS210)。点灯した表示手段11xxに正しく実装された場合、設定情報記憶部263に記憶された設定情報を使用してサーバ20を設定して(図12:ステップS211)、処理を終了する(図12:ステップS212)。ここで、この設定情報に基づくサーバ20のIPアドレスなどの設定については、たとえばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などのような公知技術を適用することができる。
ステップS210で、点灯した表示手段11xxに対応したサーバ用スロット21xxとは異なるサーバ用スロットにサーバ20が実装された場合、エラー処理を行って(図12:ステップS213)、改めてステップS210の判断に戻る。ここでいうエラー処理は、たとえば警告音を鳴らしてもよいし、また表示手段25を赤色で点滅させてもよい。このことによって、保守員に間違いを知らせ、正しいサーバ用スロット21xxにサーバ20を実装するように促す。ただし、実際のエラー処理はこの例に限定されない。
図15は、収納ケース10後面のファン用スロット2201〜2212への冷却ファン30の実装、および電源用スロット2301〜2304への電源装置40の実装の様子を示す説明図である。
ファン用スロット2201〜2212に実装されている冷却ファン30の個数により、サーバ20から放熱可能な熱の総容量が決まる。また、電源用スロット2301〜230に実装されている電源装置40の個数により、サーバ20に供給可能な電力の総容量が決まる。従って、収納ケース10に実装された冷却ファン30および電源装置40の個数により、収納ケース10に実装可能なサーバ20の台数の上限が決定される。
これらの冷却ファン30および電源装置40が収納ケースに実装されている個数などに応じて決定されるサーバ20の実装台数の上限も、搭載ルール確認手段111がサーバ20が収納ケース10に実装可能であるかどうかを判断する上での材料とすることができる。また、冷却ファンが設置されている付近のサーバ用スロット2101〜2124にだけサーバ20を実装可能であるなどのように搭載ルールを設定することもできる。
(全体的な動作)
次に、上記の第1の実施形態の全体的な動作について説明する。複数のサーバ用スロットを有する外装筐体である収納ケースにあって、サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装することによってブレードサーバシステムを構成するブレードサーバの実装方法であって、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装されていない状態で、収納ケース10とブレードサーバ20とを相互に接続し(図10:ステップS101〜102)、収納ケース10が、あらかじめ記憶されたブレードサーバをサーバ用スロットに実装する際の搭載ルール(図9の搭載可能装置情報53および実装ルール54)に従って、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断し(図10:ステップS104)、この判断結果をブレードサーバに返信する(図10:ステップS109)。ブレードサーバは、この判断結果を表示する(図12:ステップS208)。
ブレードサーバ20は、あらかじめ記憶された自らの装置情報52を収納ケース10に送信し、収納ケース10が、この装置情報52を搭載ルールと比較することにより、ブレードサーバがサーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断する(図10:ステップS104)。
そして収納ケース10は、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装可能である場合に、あらかじめ記憶された設定情報61をブレードサーバ20に送信する(図10:ステップS107、および図12:ステップS203)。ブレードサーバ20は、この設定情報61を記憶し(図12:ステップS209)、ブレードサーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装される際に、記憶された設定情報61を利用してブレードサーバ20を設定する(図12:ステップS211)。
ここで、上記各動作ステップについては、これをコンピュータで実行可能にプログラム化し、これらを前記各ステップを直接実行するコンピュータである制御手段11aおよび制御手段21に実行させるようにしてもよい。
この動作により、第1の実施形態は以下のような効果を奏する。
収納ケース10にサーバ20を実装する際、サーバ20がサーバ用スロット2101〜2124に実装可能であるかの確認、そのサーバに障害がなく正常に動作が可能であるかの確認、およびサーバ20を収納ケース10に実装する前に必要な設定を、保守員の人手でなく収納ケース10とサーバ20が相互に通信して自動的に行う。このことによって、より確実な作業が可能となるため、収納ケース10にサーバ20を増設することによって発生する不具合の発生を軽減することができ、ブレードサーバシステム1全体の安定性を向上することができる。
また、従来はサーバ20を収納ケース10に実装した後に行っていた各種設定を、実装する前に事前に行うことが可能となる。従って、サーバ20を収納ケース10に実装すると、すぐにサーバ20が使用可能となるので、サーバ20の装置交換に掛かる保守時間が短縮でき、システム全体の稼働時間の向上につながる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るブレードサーバシステム301は、本発明の第1の実施形態においてはケーブル50を利用していた接続手段を、近距離無線通信によってデータ通信を行う無線通信手段317および327に置き換えた点以外は、第1の実施形態と同一である。以下、これをさらに詳述する。
図16は、本発明の第2の実施形態に係るブレードサーバシステム301の構成を示す説明図である。ブレードサーバシステム301は、外装筐体である収納ケース310と、各々にサーバ320を実装可能な24個のサーバ用スロットを備えている。この収納ケース310には無線通信手段317、サーバ320には無線通信手段327がそれぞれ備えられている。収納ケース310とサーバ320は、これらの無線通信手段によって、近距離無線通信によるデータ通信が行える。第1の実施形態に係るブレードサーバシステム1ではケーブル50によって行っていた通信と同内容の通信を、ここではこの近距離無線通信によって行う。
上記に示した点以外は、収納ケース310は第1の実施形態に係る収納ケース10と、サーバ320は第1の実施形態に係るサーバ20と、それぞれ同一の構成を備え、同一の動作を行う。そして、それらによる作用および効果も同一である。ここでいう近距離無線通信としては、たとえばブルートゥース(登録商標)、ワイヤレスUSB、IrDAなどのような任意の通信方法を利用することができる。
この構成を備えることにより、ブレードサーバシステム301ではケーブル50による接続の必要もなくなり、より手軽にサーバ320の収納ケース310への実装の可否を判断して、適切な設定情報を交換することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができる。
本発明は、ブレードサーバシステムに対して適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るブレードサーバシステムの構成を示す説明図である。 図1で示したサーバ用スロットに実装可能であるサーバの構成を示す説明図である。 図1〜2で示したサーバをサーバ用スロットに実装せず、収納ケースにケーブルで接続した状態での、サーバと管理手段の内部構成をより詳細に示す説明図である。 サーバを収納ケースにケーブルで接続した状態の外観を示す説明図である。 表示手段の点灯状態と、その点灯状態によって示される収納ケースおよびサーバの状態を表す表である。 サーバをサーバ用スロットに実装した状態を示す説明図である。 図3で示した障害履歴記憶部に記憶された障害履歴の一例を示す説明図である。 図3で示した装置情報記憶部に記憶された装置情報の一例を示す説明図である。 図3で示した搭載ルール記憶手段に記憶された搭載ルールの一例を示す説明図である。図9(a)は、収納ケースに実装可能なサーバの条件である搭載可能装置情報を示す。図9(b)は、サーバが収納ケースに実装可能である場合に、どのようにサーバが収納ケースに実装するかのルールである実装ルールを示す。 図3で示した搭載ルール確認手段が行う、サーバが収納ケースに実装可能であるか否かの判断を示すフローチャートである。 サーバ用スロットに実装されている装置の状態の一例を示す説明図である。 搭載ルール確認手段から指示を受けた設定情報作成手段が行う設定情報の作成の動作、および作成された設定情報に基づく設定情報受信手段と制御手段の動作を示すフローチャートである。 図3に示した設定情報記憶手段に記憶されている設定情報の一例を示す説明図である。 設定情報作成手段が作成して設定情報受信手段に送信する設定情報の一例を示す説明図である。 収納ケース後面のファン用スロットへの冷却ファンの実装、および電源用スロットへの電源装置の実装の様子を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るブレードサーバシステムの構成を示す説明図である。
符号の説明
1、301 ブレードサーバシステム
10、310 収納ケース
1101〜1124、11xx 表示手段
11 管理手段
11a 制御手段
11b 記憶手段
111 搭載ルール確認手段
112 設定情報作成手段
113 搭載ルール記憶手段
114 設定情報記憶手段
12 ミッドプレーン
13 設定情報送信手段
14 装置情報受信手段
16 コネクタ
317 無線通信手段
20、320 サーバ
21 制御手段
22 ミッドプレーン接続手段
2101〜2124、21xx サーバ用スロット
2201〜2212 ファン用スロット
2301〜2304 電源用スロット
23 設定情報受信手段
24 装置情報送信手段
25 表示手段
26 記憶手段
261 装置情報記憶部
262 障害履歴記憶部
263 設定情報記憶部
27 コネクタ
327 無線通信手段
30 冷却ファン
40 電源装置
50 ケーブル
51 障害履歴
52 装置情報
53 搭載可能装置情報
54 実装ルール
61 設定情報

Claims (15)

  1. 複数のサーバ用スロットを備える外装筐体を有するケース本体を備え、前記サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装することによって構成されるブレードサーバシステムであって、
    前記ケース本体および前記ブレードサーバが、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装されず且つ前記ブレードサーバの全機能を使用可能でない状態で相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段を各々に有し、
    前記ケース本体が、前記ブレードサーバを前記サーバ用スロットに実装する際の搭載ルールを記録している搭載ルール記憶手段と、前記搭載ルールに従って、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かについて実装判断すると共に、該判断結果を前記接続手段を介して前記ブレードサーバに返信する搭載ルール確認手段とを有し、
    前記ブレードサーバが、前記ケース本体から伝達された判断結果を表示する第1の表示手段を有することを特徴とするブレードサーバシステム。
  2. 前記ブレードサーバが、当該ブレードサーバの装置情報を記憶する装置情報記憶部と、前記装置情報を前記接続手段を介して前記ケース本体に送信する制御手段と
    を備え、
    前記ケース本体の前記搭載ルール確認手段が、前記接続手段を介して取得した前記装置情報を前記搭載ルールと比較することにより、前記実装判断を行うことを特徴とする、請求項1に記載のブレードサーバシステム。
  3. 前記ケース本体は、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装される際に使用される設定情報を記録している設定情報記憶手段と、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能である場合に、前記設定情報を前記接続手段を介して前記ブレードサーバに送信する設定情報作成手段とを有することを特徴とする、請求項2に記載のブレードサーバシステム。
  4. 前記ブレードサーバが、前記ケース本体の前記設定情報作成手段から受信した前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を備え、
    前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装される際に、前記制御手段が前記設定情報記憶手段に記憶された前記設定情報を利用して前記ブレードサーバを設定することを特徴とする、請求項3に記載のブレードサーバシステム。
  5. 前記ケース本体が、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であると前記搭載ルール確認手段が判断した場合に、前記ブレードサーバを実装するのに最適な前記サーバ用スロットを指示する第2の表示手段を有することを特徴とする、請求項1に記載のブレードサーバシステム。
  6. 前記ブレードサーバの前記第1の表示手段が、前記最適なサーバ用スロットとは異なるサーバ用スロットに実装された場合に警告を発することを特徴とする、請求項5に記載のブレードサーバシステム。
  7. 前記ケース本体が、単数もしくは複数の冷却ファンを実装可能なファン用スロットと、単数もしくは複数の電源装置を実装可能な電源用スロットとを有し、
    前記搭載ルールが前記冷却ファンおよび前記電源装置が前記ケース本体に実装されている個数によって変化することを特徴とする、請求項1に記載のブレードサーバシステム。
  8. 複数のサーバ用スロットを備え、前記サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装してブレードサーバシステムを構成することが可能な外装筐体であるケース本体であって、
    前記サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態の前記ブレードサーバと相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段と、
    前記ブレードサーバを前記サーバ用スロットに実装する際の搭載ルールを記録している搭載ルール記憶手段と、
    前記搭載ルールに従って、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断する搭載ルール確認手段と
    を有することを特徴とするケース本体。
  9. 外装筐体を有するケース本体が備える単数もしくは複数のサーバ用スロットに実装可能なブレードサーバであって、
    前記サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態で前記ケース本体と相互にケーブルによって接続してデータ通信を行うことが可能な接続手段と、
    前記ケース本体から伝達された判断結果を表示する表示手段と
    を有することを特徴とするブレードサーバ。
  10. 複数のサーバ用スロットを備える外装筐体を有するケース本体にあって、前記サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装するブレードサーバの実装方法であって、
    前記ブレードサーバを前記サーバ用スロットに実装せず且つ前記ブレードサーバの全機能を使用可能でない状態で、前記ケース本体が前記ブレードサーバとのケーブルによる接続を検出し、
    前記ケース本体が、あらかじめ記憶された前記ブレードサーバを前記サーバ用スロットに実装する際の搭載ルールに従って、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断し、
    前記ケース本体が、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かの判断結果を前記ブレードサーバに返信し、
    前記ブレードサーバが、前記判断結果を表示する
    ことを特徴とするブレードサーバの実装方法。
  11. 前記ブレードサーバが、あらかじめ記憶された自らの装置情報を前記接続手段を介して前記ケース本体に送信し、
    前記ケース本体が、前記接続手段を介して取得した前記装置情報を前記搭載ルールと比較することにより、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断することを特徴とする、請求項10に記載のブレードサーバの実装方法。
  12. 前記ケース本体が、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能である場合に、あらかじめ記憶された設定情報を前記ブレードサーバに送信することを特徴とする、請求項10に記載のブレードサーバの実装方法。
  13. 前記ブレードサーバが、前記ケース本体から受信した前記設定情報を記憶し、
    前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装される際に、記憶された前記設定情報を利用して前記ブレードサーバを設定することを特徴とする、請求項12に記載のブレードサーバの実装方法。
  14. 複数のサーバ用スロットを備え、前記サーバ用スロットに単数もしくは複数のブレードサーバを実装してブレードサーバシステムを構成することが可能な外装筐体であるケース本体が備えているコンピュータに、
    前記サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態の前記ブレードサーバと相互にケーブルによって接続してデータ通信を行う手順と、
    あらかじめ記憶された前記ブレードサーバを前記サーバ用スロットに実装する際の搭載ルールに従って、前記ブレードサーバが前記サーバ用スロットに実装可能であるか否かを判断する手順と
    を実行させることを特徴とするブレードサーバの実装プログラム。
  15. 外装筐体を有するケース本体が備える単数もしくは複数のサーバ用スロットに実装可能なブレードサーバが備えているコンピュータに、
    前記サーバ用スロットに実装されず且つ全機能を使用可能でない状態で前記ケース本体と相互にケーブルによって接続してデータ通信を行う手順と、
    前記ケース本体から伝達された判断結果を表示する手順と
    を実行させることを特徴とするブレードサーバの実装プログラム。
JP2008293729A 2008-11-17 2008-11-17 ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム Expired - Fee Related JP5581584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293729A JP5581584B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293729A JP5581584B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010122760A JP2010122760A (ja) 2010-06-03
JP5581584B2 true JP5581584B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=42324072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008293729A Expired - Fee Related JP5581584B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5581584B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011118058A1 (de) 2011-11-09 2013-05-16 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh Serversystem und Verfahren zum Übertragen wenigstens eines chassis-spezifischen Konfigurationswertes
CN115756104A (zh) * 2022-11-08 2023-03-07 超聚变数字技术有限公司 服务器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11112706A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Canon Inc データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体
US6661334B1 (en) * 2000-09-26 2003-12-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods and apparatus for verifying the installation of components in a system
JP2004303701A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Seiko Epson Corp プラグ誤挿入防止システム、プラグ、プラグ差込部、プラグ制御プログラム、非接触識別タグ制御プログラム、及び、プラグ差込部制御プログラム
JP2004355351A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Hitachi Ltd サーバ装置
JP2005339983A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Fujitsu Ltd コネクタ識別・接続管理装置
JP2007226582A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Hitachi Ltd ラックマウント型機器の構成管理方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010122760A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4415981B2 (ja) プログラマブル・コントローラのリモートターミナル装置
JP4725719B2 (ja) ブレードサーバシステムおよびその管理方法
US6754723B2 (en) System comprising host device that determines compatibility of firmware for connected peripheral device and downloads optimum firmware if peripheral device is not compatible
CN109074414B (zh) 用于配置配电箱的方法及***
JP2007102764A5 (ja)
CN103314359A (zh) 用于更新固件的***和方法
CN111045866B (zh) 一种bmc故障处理方法、装置、电子设备及存储介质
US9477456B2 (en) Method for installing and simultaneously updating operating system software
EP2746935A1 (en) User interface with splash screen
JP4932324B2 (ja) 動作要求受付装置、プログラム、記録媒体、動作要求受付装置の制御方法、通信システム及び通信システムの運用方法
JP5581584B2 (ja) ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム
CN114008984B (zh) 计算机可读存储介质以及管理方法
CN111427602A (zh) 一种vpx机箱的智能平台管理控制器在线升级固件的方法
JP2020147250A (ja) 電子制御装置
JP2009193358A (ja) 情報処理装置
JP2008181572A (ja) Plcシステム
JP6030911B2 (ja) 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
WO2010020137A1 (zh) 上电保护方法、模块及***
US10108823B2 (en) Configuring an embedded electronic device by reading a radiofrequency tag
JP4721689B2 (ja) 電子機器にファームウエアをインストールする方法およびプリント基板
JP2007039206A (ja) エレベーター制御システム
CN111913551B (zh) 重置基板管理控制器的控制方法
JP2012216112A (ja) コンピュータシステムおよび周辺機器の情報取得方法
JP2010036546A (ja) プリンタシステム
JP7074294B2 (ja) コンピュータシステムの管理装置及び管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5581584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees