JP5580346B2 - 無線通信端末装置、無線通信基地局装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信端末装置、無線通信基地局装置及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、参照信号の送受信を行う無線通信端末装置、無線通信基地局装置及び無線通信方法に関する。
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)の発展形であるLTE−Advancedの上り回線では、端末の複数アンテナ送信(SU−MIMO(Single User-Multiple Input Multiple Output))のサポートが検討されている。SU−MIMOは、1つの端末が同一時刻かつ同一周波数に複数のアンテナポートからデータ信号を送信し、データ信号を空間上で仮想的な通信路(ストリーム)を用いて空間多重する技術である。
SU−MIMOによる性能改善効果を得るためには、基地局は、参照信号の1つであるサウンディングリファレンスシグナル(以下、「SRS(Sounding Reference Signal)」という)を用いて、端末の各アンテナからの伝搬路(チャネル)状況を知る必要があり、このため、端末はSRSを各アンテナから送信しなければならない。なお、サウンディングとは、端末と基地局間の伝搬路品質を推定すること意味する。
LTEのSRSは、上り回線データチャネルのチャネル品質を推定するために、サブフレームの末尾のシンボルにデータと時間多重され、送信される。
LTEでは、送信アンテナが1本のため、SRSは端末に1つのSRSを送信するだけであったが、LTE−Advancedにおいて、端末がN本のアンテナを有するようになれば、SRS送信に因るオーバーヘッドがN倍に増加し、SRS領域が不足することが懸念される。
そこで、単位時間当たりにセル内で送信可能なSRS数、すなわち、SRSキャパシティを改善する方法として、データ復調用参照信号(以下、「DMRS(DeModulationReference Signal)という」向けの符号リソースを利用する方法が知られている(非特許文献1参照)。
非特許文献1には、基地局が端末に対して、上り回線向けスケジューリング情報(ULグラント(UL Grant)とも呼ばれる)を利用してSRS送信を指示することが開示されている。基地局からのスケジューリング情報によって送信が促されるSRSをスケジュールドSRS(Scheduled SRS)と呼ぶ。ここで、図1にLTEのデータ信号の送信指示を行うULグラントで通知される情報を示す。ULグラントには、スロット間の周波数ホッピングの有無を指示するFHフラグ(Hopping flag)や、DMRS用の巡回シフト量(以下、「CS(Cyclic shift for DMRS)量」という)等を示す所定のビット数が含まれる。
端末は、基地局からULグラントによって、SRS送信が指示されると、PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)におけるDMRSが配置されるべきSC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)シンボルにおいてSRSを送信する。DMRSは、図2に示すように、データ信号のスケジューリング単位である1サブフレーム(2スロット構成)の各スロットの中央シンボルを用いて送信される。ここで、DMRSとSRSはともに、同一の系列(ZC(Zadoff-Chu)系列)を巡回シフトした巡回シフト系列を用いた信号である。よって、SRSは、DMRSと異なるCS量を用いてDMRSと同一帯域に符号多重することができる。
このため、LTEのSRSは、1サブフレームの末尾シンボルのみで送信する仕様であったが、さらに、スロットの中央シンボル(DMRSシンボル位置)でもSRSを送信できるので、SRSキャパシティを向上させることができる。
ここで、DMRS用のULグラントに含まれるFHフラグは、スケジュールドSRSに対しても適用できる。すなわち、FHフラグがFHを行うこと(FHあり)を示す場合、スロット1,2の2つの帯域でSRSを送信できるので、複数帯域のチャネル品質を測定できる利点がある。また、FHフラグがFHを行わないこと(FHなし)を示す場合、スロット1,2の同一帯域のSRSを平均化し、干渉の影響を低減(ランダム化)できる利点がある。また、スロット1,2の同一帯域のSRSにウォルシュ(Walsh)系列を乗算することで、異なる帯域幅のDMRSとの多重が可能になる利点もある。
上述したように、FHあり又はFHなしの場合において、1つの端末がSRSをスロット1及びスロット2で送信することが考えられる。さらに、1つの端末が一方のスロットだけでSRSを送信することにより、端末当たりのSRS送信リソースの消費が抑えられる利点があるため、SRSをスロット1又はスロット2のいずれかだけで送信することも考えられる。つまり、図3に示すように、SRSを送信するスロットが端末間で異なるように1つのサブフレーム内で多重されることにより、単位時間当たりでSRSを送信できる端末数を増やすことができる。
しかしながら、基地局が、セル内の各端末のSRS用送信スロットを動的に切り替えるには、ULグラントにSRS用送信スロット情報を新たに追加する必要がある。これにより、ULグラントのサイズ(シグナリングビット数)が増加してしまうという問題がある。つまり、基地局が1つの端末に対して、「スロット1のみで送信」、「スロット2のみで送信」、「スロット1、2の両方で送信」の3パターンを送信スロット情報として指示するためには、ULグラントに2ビット追加することが必要である。よって、上述したFHフラグ(1ビット)に加えて送信スロット情報(2ビット)がさらに必要である。
本発明の目的は、シグナリングビット数の増加を抑制しつつ、セル内の各端末のSRS用送信スロットを動的に切り替える無線通信端末装置、無線通信基地局装置及び無線通信方法を提供することである。
本発明の端末装置は、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを記憶する参照信号送信制御手段と、前記通知情報を受信する受信手段と、受信した前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、前記サウンディング用参照信号をマッピングするマッピング手段と、マッピングされた前記サウンディング用参照信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の基地局装置は、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを記憶する参照信号送信制御手段と、前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、端末装置から受信した受信信号に含まれるサウンディング用参照信号を抽出する抽出手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線通信方法は、端末装置が、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみで前記サウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを記憶し、基地局装置から前記通知情報を受信し、受信した前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、前記サウンディング用参照信号を前記基地局装置に送信する、構成を採る。
本発明の無線通信方法は、基地局装置が、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみで前記サウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを記憶し、前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、端末装置から受信した受信信号に含まれるサウンディング用参照信号を抽出する、構成を採る。
本発明によれば、シグナリングビット数の増加を抑制しつつ、セル内の各端末のSRS用送信スロットを動的に切り替えることができる。
LTEにおけるデータ信号送信の指示を行うULグラントによって通知される情報を示す図 スロットの中央シンボルにDMRSとSRSを配置する様子を示す図 SRSを送信するスロットが端末間で異なるように1つのサブフレーム内で多重される様子を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るSRS用のFHフラグと各スロットの送信電力情報とを通知ビットに対応づけた様子を示す図 FHありの場合においてサブフレーム内の1つのスロットのみでSRSを送信する様子を示す図 FHなしの場合においてサブフレーム内の1つのスロットのみでSRSを送信する様子を示す図 本発明の実施の形態1に係るSRS用のFHフラグと各スロットの送信電力情報とを通知ビットに対応づけた他の様子を示す図 本発明の実施の形態2、3に係る端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2、3に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るSRS用のFHフラグと各スロットの送信電力情報とを通知ビットに対応づけた様子を示す図 本発明の実施の形態2に係るSRS用のFHフラグと各スロットの送信電力情報とを通知ビットに対応づけた他の様子を示す図 アンテナ毎及びスロット毎に巡回シフト量を設定する様子を示す図 アンテナ当たり1つのSRSを1つのサブフレーム内で送信する場合における、アンテナ毎及びスロット毎に巡回シフト量を設定する様子を示す図 従来の巡回シフト量設定方法に基づき、複数の端末に巡回シフト量を設定した様子を示す図 本発明の実施の形態3に係る巡回シフト量設定方法を示す図 本発明の実施の形態3に係る巡回シフト量設定方法に基づき、複数の端末に巡回シフト量を設定した様子を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る無線通信端末装置(以下、「端末」という)100の構成を示すブロック図である。以下、図4を用いて端末の構成について説明する。
受信RF部102は、アンテナ101を介して、無線通信基地局装置(以下、「基地局」という)から送信された信号を受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して復調部103に出力する。復調部103は、受信RF部102から出力された受信信号から上り回線向けスケジューリング情報(ULグラント)を復調し、復調されたスケジューリング情報をスケジューリング情報復号部104に出力する。
スケジューリング情報復号部104は、復調部103から出力されたスケジューリング情報を復号し、巡回シフト量設定部105、SRS送信制御部106及びマッピング部109に出力する。なお、スケジューリング情報には、図1に示したような、スロット間周波数ホッピングフラグ(Hopping flag)、参照信号用CS量通知情報(Cyclic shift for DMRS)、周波数リソース割当情報(RB assignment)、データサイズ(MCS+RV)、パワコン情報(PUSCH TPC)等が含まれる。
巡回シフト量設定部105は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる参照信号用CS量通知情報からRS(Reference Signal:参照信号)用系列の巡回シフト量を取得し、取得した巡回シフト量を位相回転部108に出力する。
SRS送信制御部106は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる通知ビットを取得し、通知ビットに予め対応付けられたSRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報(SRS用送信スロット情報に相当)とを求める。SRS送信制御部106は、求めたFHフラグをマッピング部109に出力し、求めた各スロットのSRS送信電力情報(具体的には、「スロット1のみで送信」、「スロット2のみで送信」、「スロット1、2の両方で送信」のいずれかの情報)を送信電力制御部112に出力する。なお、SRS送信制御部106の詳細については後述する。
RS生成部107は、RS用系列(例えば、ZC(Zadoff-Chu)系列)を生成し、生成したRS用系列を位相回転部108に出力する。
位相回転部108は、巡回シフト量設定部105から出力された巡回シフト量に基づいて、時間領域での巡回シフト量に相当する位相回転をRS生成部107から出力されたRS用系列の各サンプルに施し、位相回転処理されたRS用系列をマッピング部109に出力する。ここで、RS用系列は、RS用系列の各サンプルがサブキャリアに割り当てられるため、周波数領域の信号である。周波数領域での位相回転処理は、時間領域での巡回シフト処理と等価である。
マッピング部109は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる周波数リソース割当情報と、SRS送信制御部106から出力されたFHフラグとに基づいて、位相回転部108から出力されたRS用系列を各スロットの周波数リソースにマッピングする。具体的には、FHフラグがFHなしを示す場合、マッピング部109は、周波数リソース割当情報によって示されるスロット1及びスロット2の周波数帯域(周波数リソース)にRS用系列をマッピングする。一方、FHフラグがFHありを示す場合、マッピング部109は、周波数リソース割当情報によって示されるスロット1の周波数帯域にRS用系列をマッピングし、周波数リソース割当情報によって示されるスロット2の周波数帯域に予めシステムで定義された周波数リソースホッピング量を加えた周波数帯域に、RS用系列をマッピングする。マッピング部109は、周波数帯域にRS用系列がマッピングされた信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部110に出力する。
IFFT部110は、マッピング部109から出力された信号にIFFT処理を施し、IFFT処理を施した信号をCP(Cyclic Prefix)付加部111に出力する。CP付加部111は、IFFT部110から出力された信号の後尾部分と同じ信号をCPとして信号の先頭に付加し、CPを付加した信号を送信電力制御部112に出力する。
送信電力制御部112は、SRS送信制御部106から出力された各スロットのSRS送信電力情報に従って、CP付加部111から出力された信号の送信電力を設定し、送信電力を設定した信号を送信RF部113に出力する。具体的には、SRSを送信するスロットには、予め基地局から指示された所定の送信電力(=P)を設定し、SRSを送信しないスロットには、送信電力を0に設定する。
送信RF部113は、送信電力制御部112から出力された信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をSRSとして、アンテナ101を介して送信する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る無線通信基地局装置(以下、「基地局」という)200の構成を示すブロック図である。以下、図5を用いて基地局200の構成について説明する。
受信RF部202は、アンテナ201を介して受信した信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理を施した受信信号をCP除去部203に出力する。CP除去部203は、受信RF部202から出力された受信信号の先頭に付加されたCPを除去し、CPを除去した受信信号をFFT(Fast Fourier Transform)部204に出力する。
FFT部204は、CP除去部203から出力された受信信号にFFT処理を施して周波数領域の信号に変換し、周波数領域に変換した信号をデマッピング部208に出力する。
スケジューリング情報保持部205は、端末100に通知した上り回線向けスケジューリング情報を保持し、受信する所望端末のスケジューリング情報をSRS送信制御部206、巡回シフト量設定部207及びデマッピング部208に出力する。
SRS送信制御部206は、スケジューリング情報保持部205から所望端末に送信した通知ビットを取得し、通知ビットに予め対応付けられたFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報(SRS用送信スロット情報に相当)とを求める。SRS送信制御部206は、求めたFHフラグの情報をデマッピング部208に出力し、求めたFHフラグの情報及びSRS送信電力情報を合成部210に出力する。
巡回シフト量設定部207は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に含まれる参照信号用CS量通知情報から所望端末の巡回シフト量を取得し、取得した巡回シフト量をチャネル推定部209に出力する。
デマッピング部208は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に含まれる所望端末の周波数リソース割当情報及びSRS送信制御部206から出力されたFHフラグの情報に基づいて、FFT部204から出力された周波数領域の信号から、スロット1及びスロット2における所望端末の送信帯域に対応するSRS信号を抽出し、スロット1及びスロット2において抽出したSRS信号をチャネル推定部209に出力する。なお、デマッピング部208は抽出手段として機能する。
チャネル推定部209は、スロット1及びスロット2において、デマッピング部208から出力されたSRS信号から送受信間で既知であるRS用系列を複素除算して、周波数領域における相関信号を求める。さらに、チャネル推定部209は、周波数領域における相関信号にIDFT処理を施すことで時間領域の相関信号(遅延プロファイル)を算出する。この遅延プロファイルには複数端末のSRS信号(参照信号)が含まれている。チャネル推定部209は、巡回シフト量設定部207から出力された所望端末の巡回シフト量を用いて、算出された遅延プロファイルから所望端末の巡回シフト量に相当する相関信号(端末の信号が含まれる時間領域)以外をマスクすることにより、所望端末のチャネル推定値を抽出する。チャネル推定部209は、スロット1及びスロット2において抽出した所望端末のチャネル推定値を合成部210に出力する。
合成部210は、SRS送信制御部206から出力されたFHフラグの情報及びSRS送信電力情報に基づいて、チャネル推定部209から出力されたスロット1及びスロット2のチャネル推定値を合成する。FHフラグの情報がFHなしを示す場合において、スロット1及びスロット2でSRSが送信されていれば、合成部210は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値を合成する。具体的には、合成部210は、想定されるスロット1とスロット2間のチャネル変動の大きさに応じて、電力合成と同相合成とを切り替える。つまり、チャネル変動が大きいときに合成部210が電力合成を行うことで、干渉の影響がランダム化される。チャネル変動が小さいときに合成部210が同相合成を行うことで、受信SNR(推定精度)が改善される。一方、FHフラグの情報がFHありを示す場合、離れたSRS送信帯域間のチャネル品質は異なるため、合成部210は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値の合成を行わない。つまり、合成部210は、2つのチャネル推定値(スロット1及びスロット2のSRS送信帯域におけるチャネル推定値)をそのまま出力する。また、SRSが送信されないスロットがある場合、合成部210は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値を合成しない。
次に、上述した端末100のSRS送信制御部106の動作について説明する。なお、基地局200のSRS送信制御部206もSRS送信制御部106と同様の動作を行うので、ここでは、この説明は省略する。
SRS送信制御部106は、図6に示すように、SRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報とが2ビットの通知ビットに対応づけられたテーブルを備える。SRS送信制御部106は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる通知ビットに対応するFHフラグの情報とSRS送信電力情報とをテーブルから取得する。
ここで、図6におけるPは、予め基地局から指示された所定の送信電力を示し、例えば、式(1)に示すLTEで用いられるSRSの送信電力の式によって求められる。
P=Poffset+P+10・log(M)+α・PL+f …(1)
式(1)において、Poffset、P、αは、基地局が端末へ指示するパラメータであり、Mは割当周波数リソースブロック数、PLは端末が測定したパスロスレベルである。また、fはクローズドループ制御される送信電力制御値であり、過去の送信電力制御値を含めた加算結果である。
図6に示すように、サブフレーム内の全てのスロット(本実施の形態においては、スロット1及びスロット2)でSRSが送信される場合には、FHフラグが対応付けられ(FHフラグが“FHあり”あるいは“FHなし”に設定される)、サブフレーム内の1つのスロット(スロット1又はスロット2)のみでSRSが送信される場合には、FHフラグが対応付けられない(FHフラグが“−”またはNULLなどに設定される)。なお、この対応づけは、予めシステム毎、または、基地局毎に定められ、基地局と端末との間で共有しておく。
このように、サブフレーム内の1つのスロット(スロット1又はスロット2)のみでSRSを送信する場合に、FHフラグが対応付けられない理由は、図7に示すように、FHありの場合(図7A)でも、FHなしの場合(図7B)でも、一方のスロットでSRSを送信すると他方のスロットでSRSを送信しないため、FHという概念そのものが用をなさなくなるからである。
これにより、通知ビットは2ビットとなり、FHフラグ(1ビット)と送信スロット情報(2ビット)とを独立で通知する場合と比較して、通知ビット数が1ビット低減することができる。
次に、SRSの送信電力について説明する。特に、FHなしの場合で、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合のSRS送信電力について説明する。この場合、必要な精度で1つの帯域におけるチャネル品質を推定するには、送信電力が過剰になることがある。
受信側でスロット1とスロット2のSRSを同相合成してチャネル品質を推定する(受信SNRを測定する)と雑音成分が低減できるため、1スロットのみのSRSで測定した受信SNRと比べて最大3dB、SNRが改善することができる。そのため、受信SNRの改善分だけ端末は送信電力を下げても、必要な精度でチャネル品質を推定することができる。よって、FHなしで、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合に、その他の条件と同様の送信電力でSRSを送信すると送信電力が過剰となり、端末の消費電力が浪費してしまう。
ここで、スロット1とスロット2のSRSを同相合成することによるSNRの改善量は、端末のチャネル変動量(移動速度)に依存する。端末の移動速度が遅い場合は、スロット1とスロット2間のチャネル変動が小さく、スロット1とスロット2とのチャネル品質がほぼ同じになるため、同相合成によってSNRが約3dB改善する効果が期待できる。一方、端末の移動速度が速い場合は、スロット1とスロット2間のチャネル変動も速くなり、スロット1とスロット2とのチャネル品質は異なるので、同相合成による改善の効果は期待できない。この場合には、電力合成を行うことによって、雑音の影響をランダム化(平均化)させるとよい。
よって、FHなしの場合で、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合に、常に端末がSRSの送信電力を3dB下げると、同相加算による効果が得られない受信側において、チャネル推定精度が劣化してしまう。
そこで、FHなしの場合で、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合に、端末は変数ΔP(基地局が予め端末に設定するパラメータ)だけSRSの送信電力を下げる。つまり、基地局(受信側)がスロット1のSRSとスロット2のSRSとを同相合成することで得られるSNR改善量をΔPとして各端末へ通知することで、端末は適切な送信電力でSRSを送信することができる。例えば、チャネル変動が速い端末(高速移動端末)はΔP=0、それ以外の端末(低速移動端末)はΔP=3dBを設定しておく。なお、ΔPは端末単位ではなく、セル単位(セル内の全端末共通)で設定されてもよい。また基地局の設置場所(高速移動端末が多く存在する環境か、低速移動端末が多く存在する環境か)によってΔPはセル毎に設定されてもよい。
この場合、SRS送信制御部106は、図8に示すように、SRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報とが対応づけられた通知ビット2ビットを用いて、FHフラグの情報とSRS送信電力情報とを得る。FHなしの場合で、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合のみ、SRS送信制御部106は、式(2)のようにΔPを考慮してSRSの送信電力を設定する。
P=Poffset+P+10・log(M)+α・PL+f−ΔP …(2)
このように実施の形態1によれば、SRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報とを2ビットの通知ビットに対応付けることにより、シグナリングビット数の増加を抑制しながら、一方のスロットのみにSRS送信を指示することができ、セル内の各端末のSRSの送信スロットを動的に切り替えることができる。
また、FHなしの場合で、サブフレーム内の全てのスロットでSRSを送信する場合には、変数ΔP(基地局が設定する所定のパラメータ)だけSRSの送信電力を下げることにより、端末の消費電力を低減することができる。
なお、SRS用のULグラントが、従来のPUSCH(DMRS)用のULグラントを再利用する場合には、SRS送信とPUSCH(DMRS)送信のいずれであるかを区別する情報が必要となる。例えば、図1のデータサイズを示すパラメータである「MCS+RV」を用いることが考えられる。このパラメータにおいて、データサイズを0にすることで、SRSの送信を指示することができ、データサイズが0以外では、PUSCH(DMRS)送信を指示することができる。
また、ULグラントに含まれる、SRS送信には必要ない情報、例えば、図1のNDI(New Data Indicator:初回パケットか再送パケットかを示すフラグ)を実施の形態で示すFHフラグとSRS送信電力情報(SRS用送信スロット情報)として利用すればよい。つまり、SRS送信の場合、FHフラグ(1ビット)とNDI(1ビット)の2ビットを、図6又は図8に示す通知ビット2ビットに読み変えることにより、従来のPUSCHのULグラントを再利用することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る端末300の構成を示すブロック図である。ただし、図9は図4に対して、アンテナを1本追加し、それに伴い1アンテナ分の送信処理を追加した点が異なる。以下、実施の形態1とは異なる機能を有する構成について説明する。
巡回シフト量設定部301は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれるアンテナ毎の参照信号用CS量通知情報から、各アンテナから送信されるRS用系列の巡回シフト量を取得し、取得した巡回シフト量を送信処理部304−1、304−2の各位相回転部108に出力する。
SRS送信制御部302は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれるアンテナ毎のSRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報(SRS用送信スロット情報に相当)とを含む情報を取得する。SRS送信制御部302は、取得したFHフラグを送信処理部304−1、304−2の各マッピング部109に出力し、取得した各スロットのSRS送信電力情報を送信処理部304−1、304−2の送信電力制御部305に出力する。なお、SRS送信制御部302の詳細については後述する。
RS生成部303は、RS用系列(例えば、ZC系列)を生成し、生成したRS用系列をアンテナ毎に設けられた送信処理部304−1、304−2の各位相回転部108に出力する。
位相回転部108、マッピング部109、IFFT部110及びCP付加部111は、実施の形態1と同様に機能し、送信処理部304として包括され、送信処理部304がアンテナ毎に設けられる。
送信電力制御部305は、SRS送信制御部302から出力される、アンテナ毎の各スロットのSRS送信電力情報に従って、送信処理部304−1、304−2の各CP付加部111から出力された信号の送信電力を設定し、送信電力を設定した各信号をそれぞれ送信RF部306−1、306−2に出力する。具体的には、送信電力制御部305は、SRSを送信するスロットに、予め基地局から指示された所定の送信電力(=P)を設定し、SRSを送信しないスロットに、送信電力を0に設定する。
図10は、本発明の実施の形態2に係る基地局400の構成を示すブロック図である。ただし、図10は図5に対して、アンテナを1本追加し、それに伴い1アンテナ分の受信処理を追加した点が異なる。以下、実施の形態1とは異なる機能を有する構成について説明する。
受信RF部202、CP除去部203、FFT部204、デマッピング部208及びチャネル推定部209は、実施の形態1と同様に機能し、受信処理部401として包括され、受信処理部401がアンテナ毎に設けられる。
スケジューリング情報保持部402は、端末300に通知した上り回線向けスケジューリング情報を保持し、受信する所望端末のスケジューリング情報を受信処理部401−1、401−2の各デマッピング部208、SRS送信制御部403及び巡回シフト量設定部404に出力する。
SRS送信制御部403は、スケジューリング情報保持部402から所望端末に送信した通知ビットを取得し、通知ビットに予め対応付けられたアンテナ毎のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報(SRS用送信スロット情報に相当)とを求める。SRS送信制御部206は、求めたFHフラグの情報を受信処理部401−1、401−2の各デマッピング部208に出力し、求めたFHフラグの情報及びSRS送信電力情報を合成部405に出力する。
巡回シフト量設定部404は、スケジューリング情報保持部402から出力されたスケジューリング情報に含まれる参照信号用CS量通知情報から所望端末のアンテナ毎の巡回シフト量を取得し、取得したアンテナ毎の巡回シフト量を受信処理部401−1、401−2の各チャネル推定部209に出力する。
合成部405は、SRS送信制御部403から出力されたFHフラグの情報及びSRS送信電力情報に応じて、受信処理部401−1、401−2の各チャネル推定部209から出力された所望端末のアンテナ毎のスロット1及びスロット2のチャネル推定値を合成する。FHフラグの情報がFHなしを示す場合において、スロット1及びスロット2でSRSが送信されていれば、合成部405は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値をアンテナ毎に合成する。一方、FHフラグの情報がFHありを示す場合、離れたSRS送信帯域間のチャネル品質が異なるため、合成部405は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値の合成を行わない。つまり、合成部405は、2つのチャネル推定値(スロット1及びスロット2のSRS送信帯域におけるチャネル推定値)をそのまま出力する。また、各アンテナにおいてSRSが送信されないスロットがある場合は、合成部405は、スロット1及びスロット2のチャネル推定値を合成しない。
ここで、送信アンテナ数=2の場合、送信アンテナ数=1の場合と比較してSRSの送信パターンが増加するので、通知ビット数も増加してしまう。送信アンテナ数=2の場合、アンテナ当たり1つのSRSを送信する(スロット1又はスロット2のいずれかでSRSを送信する)パターンだけで下記に示す4パターンがあり、さらに、スロット1,2ともにSRSを送信するパターン5を含めると、送信電力情報として5パターンがある。この結果、通知ビットとして3ビットの通知ビットが必要になる。ただし、下記のPはSRSを送信すること、0はSRSを送信しないことを示す。
パターン1:
(スロット1、スロット2)=アンテナ#1(P、0)、アンテナ#2(P、0)
パターン2:
(スロット1、スロット2)=アンテナ#1(0、P)、アンテナ#2(0、P)
パターン3:
(スロット1、スロット2)=アンテナ#1(P、0)、アンテナ#2(0、P)
パターン4:
(スロット1、スロット2)=アンテナ#1(0、P)、アンテナ#2(P、0)
パターン5:
(スロット1、スロット2)=アンテナ#1(P、P)、アンテナ#2(P、P)
ところで、LTE−Advancedシステムでは、端末が複数アンテナで信号を同時送信する場合、各アンテナの送信電力の合計が、予め定められた最大送信電力を超えてはならないという規定がある。そのため、複数アンテナで同時送信する上記パターン1及び2は、パターン3及び4と比較して、アンテナ当たりの最大送信電力が制限されるという欠点があるので、上記パターン1及び2の使用用途は少ないと考えられる。そこで、アンテナ当たり1つのSRSを1つのサブフレーム内で送信する場合は、端末はパターン1及び2を使わずに、パターン3及び4を使えばよい。
また、パターン5については、上述したように、FHありにすることで、スロット1及びスロット2の2つの帯域でSRSを送信できるので、各アンテナで複数の帯域のチャネル品質を測定できる利点がある。また、FHなしに設定し、各アンテナのスロット1及びスロット2の同一帯域のSRSを平均化することで、干渉の影響が低減(ランダム化)できる利点があるので、パターン5の使用用途はある。パターン5は、複数アンテナからSRSを同時送信することで最大送信電力が制限されるが、主に送信電力に余力があるセル中心付近の端末がパターン5を設定すれば、電力制限の影響はない。複数アンテナからSRSを同時送信することで、MIMO送信時の端末のRANK情報(空間多重数)及び空間多重するためのPMI(Precoding Matrix Indicator)情報を適切に更新することができる。
次に、上述した端末300のSRS送信制御部302の動作について説明する。なお、基地局400のSRS送信制御部403もSRS送信制御部302と同様の動作を行うので、ここでは、この説明は省略する。
SRS送信制御部302は、図11に示すように、SRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報とが2ビットの通知ビットに対応づけられたテーブルを備える。SRS送信制御部302は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる通知ビットに対応するFHフラグの情報とSRS送信電力情報とをテーブルから取得する。
1つのスロットのみでSRSを送信する場合、図11の通知ビット“01”と“10”に示される送信パターンは、SRSを送信するアンテナをスロット間で入れ替える送信パターンとすることで、端末はアンテナ当たり1つのSRSを送信する。これにより、上述したように最大送信電力の制限を受けずに、端末はアンテナ当たり1つのSRSを送信することができる。
以上により、通知ビットは送信アンテナ=1の場合と同じ2ビットとなり、FHフラグ(1ビット)とSRS送信スロット情報(3ビット)とを独立で通知する場合と比較して、通知ビット数を2ビット低減することができる。
また、送信アンテナ数が1と2で、通知ビット数は変わらないので、端末の送信アンテナ数に応じて送信電力情報を読み変えることにより、同一のULグラント(制御チャネル)を利用することができる。
このように実施の形態2によれば、端末の送信アンテナ数が2本の場合、SRS用のFHフラグと各スロットのSRS送信電力情報とを2ビットの通知ビットに対応付けることにより、シグナリングビット数の増加を抑制しながら、アンテナ毎に一方のスロットのみにSRS送信を指示することができ、セル内の各端末のSRSの送信スロットを動的に切り替えることができる。
なお、送信アンテナ数が2本より多い場合は、2スロットで構成される1サブフレーム内では各アンテナのSRSを送信することができないため、端末はサブフレームを分けて送信すればよい。例えば、送信アンテナ数が4本(アンテナ#1〜#4とする)の場合、端末は、アンテナ#1,#2のSRSを1つのサブフレームで上述したように送信し、アンテナ#3,4のSRSを別のサブフレームで同じく上述したように送信すればよい。
また、図12に示すように、FHなしの場合で、スロット1及びスロット2でSRSを送信する場合のみ、SRS送信制御部305は、ΔP(基地局が予め端末に設定するパラメータ)だけSRSの送信電力を下げてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る端末及び基地局の構成は、実施の形態2に示した図9及び図10の構成と同様であり、巡回シフト量設定部の機能が異なるのみなので、図9及び図10を援用して、巡回シフト量設定部について説明する。なお、端末の巡回シフト量設定部と基地局の巡回シフト量設定部は同様の動作を行うので、ここでは、端末の巡回シフト量設定部についてのみ説明する。
ここでは、LTEの巡回シフト量の設定方法を単純拡張した方法を前提とする。まず、アンテナ#Nのスロット#Mで送信するSRS用の巡回シフト量をCSAnt#N、Slot#Mと表すと、CSAnt#N、Slot#Mは以下のように設定される。ただし、スロット2で用いる巡回シフト量は、スロット1で用いる巡回シフト量に所定のオフセット(=ΔCS)を加えた巡回シフト量を用いる。また、アンテナ2で用いる巡回シフト量は、アンテナ1で用いる巡回シフト量に所定のオフセット(=Offset)を加えた巡回シフト量を用いる(図13参照)。
CSAnt#1、Slot#1=ULグラントで通知する巡回シフト量(=CS)
CSAnt#2、Slot#1=CS+Offset
CSAnt#1、Slot#2=CS+ΔCS
CSAnt#2、Slot#2=CS+ΔCS+Offset
ここで、実施の形態2で説明したように、アンテナ当たり1つのSRSを1つのサブフレーム内で送信する場合、巡回シフト系列のリソース消費が増えるため、符号多重の自由度が低下するという問題がある。例えば、図11の通知ビット“01”が指示された端末Aは、以下のような巡回シフト量を用いる(図14参照)。
CSAnt#1、Slot#1=CS
CSAnt#2、Slot#1=送信なし
CSAnt#1、Slot#2=送信なし
CSAnt#2、Slot#2=CS+ΔCS+Offset
この場合、基地局は、CS+ΔCSの巡回シフト量をULグラントで別の端末Bに対して設定することができない。スロット1及びスロット2でSRSを送信する端末Bに、CS+ΔCSの巡回シフト量を設定すると、端末Bはスロット2でCS+ΔCS+Offsetの巡回シフト量を用いるので、端末Bのスロット2は端末Aの巡回シフト量と衝突してしまう(図15参照)。
そこで、実施の形態3に係る巡回シフト量設定部は、SRSを送信するアンテナをスロット間で入れ替える場合、SRS用の巡回シフト量をアンテナ間で入れ替える。つまり、以下のように巡回シフト量を用いる(図16参照)。
CSAnt#1、Slot#1=CS
CSAnt#2、Slot#1=送信なし
CSAnt#1、Slot#2=送信なし
CSAnt#2、Slot#2→CSAnt#1、Slot#2=CS+ΔCS
同様に、図11の通知ビット“10”が指示された端末は、以下のような巡回シフト量を用いる。
CSAnt#1、Slot#1=送信なし
CSAnt#2、Slot#1=CS+Offset
CSAnt#1、Slot#2→CSAnt#2、Slot#2=CS+ΔCS+Offset
CSAnt#2、Slot#2=送信なし
これにより、図17に示すように、従来、SRSを送信しないアンテナで用いる巡回シフト量(CS又はCS+Offset)を他端末が利用できるので、巡回シフト系列のリソースを効率良く利用でき、複数の端末を柔軟に多重することができる。
このように実施の形態3によれば、端末の送信アンテナ数が2本であって、スロット1又はスロット2のいずれかでSRSを送信する際、アンテナ間で異なるスロットが用いられる場合、SRS用の巡回シフト量をアンテナ間で入れ替える。それにより、SRSを送信しないアンテナで用いる巡回シフト量を他端末が利用できるので、巡回シフト系列のリソースを効率良く利用でき、複数端末を柔軟に多重することができる。
なお、上記各実施の形態におけるスケジュールドSRSは、ULグラント(上り回線向けスケジューリング情報通知)で送信を促されるデータを付随しない参照信号を指し、この名称に限らず、別の名称であってもよい。例えば、“Aperiodic SRS”又は“Dynamic aperiodic sounding”又は“sounding via DMRS”であってもよい。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
なお、上記実施の形態ではアンテナとして説明したが、本発明はアンテナポート(antenna port)でも同様に適用できる。
アンテナポートとは、1本または複数の物理アンテナから構成される、論理的なアンテナを指す。すなわち、アンテナポートは必ずしも1本の物理アンテナを指すとは限らず、複数のアンテナから構成されるアレイアンテナ等を指すことがある。
例えば3GPP LTEにおいては、アンテナポートが何本の物理アンテナから構成されるかは規定されず、基地局が異なる参照信号(Reference signal)を送信できる最小単位として規定されている。
また、アンテナポートはプリコーディングベクトル(Precoding vector)の重み付けを乗算する最小単位として規定されることもある。
2010年2月10日出願の特願2010−027958の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる無線通信端末装置、無線通信基地局装置及び無線通信方法は、例えば、LTE−Advancedなどの移動通信システムに適用できる。
101、201 アンテナ
102、202 受信RF部
103 復調部
104 スケジューリング情報復号部
105、207、301、404 巡回シフト量設定部
106、206、302、403 SRS送信制御部
107、303 RS生成部
108 位相回転部
109 マッピング部
110 IFFT部
111 CP付加部
112、305 送信電力制御部
113、306−1、306−2 送信RF部
203 CP除去部
204 FFT部
205、402 スケジューリング情報保持部
208 デマッピング部
209 チャネル推定部
210、405 合成部
304−1、304−2 送信処理部
401−1、401−2 受信処理部

Claims (8)

  1. 1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを受信する受信手段と、
    受信した前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、前記サウンディング用参照信号をマッピングするマッピング手段と、
    マッピングされた前記サウンディング用参照信号を送信する送信手段と、
    を具備する端末装置。
  2. 前記周波数ホッピングを行わずに、かつ、前記1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信する場合、マッピングされた前記サウンディング用参照信号の送信電力を所定値分下げる送信電力制御手段を具備する請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記所定値は、チャネル変動速度が速い場合には低く設定され、前記チャネル変動速度が遅い場合には高く設定される請求項2に記載の端末装置。
  4. 複数の送信アンテナを具備し、
    前記受信手段は、前記複数の送信アンテナ毎に1つのサブフレーム内の1つのスロットを用い、かつ、前記複数の送信アンテナ間で異なるスロットを用いて前記サウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報を記憶する請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記複数の送信アンテナ毎に1つのサブフレーム内の1つのスロットが用いられ、かつ、前記複数の送信アンテナ間で異なるスロットが用いられる場合、前記サウンディング用参照信号に用いる予め定められた巡回シフト量を前記複数の送信アンテナ間で入れ替えて設定する巡回シフト量設定手段を具備する請求項4に記載の端末装置。
  6. 1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを受信する受信手段と、
    前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、端末装置から受信した受信信号に含まれるサウンディング用参照信号を抽出する抽出手段と、
    を具備する基地局装置。
  7. 端末装置が、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみで前記サウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを、基地局装置から受信し、
    受信した前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、前記サウンディング用参照信号を前記基地局装置に送信する、
    無線通信方法。
  8. 基地局装置が、1つのサブフレーム内の全てのスロットでサウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報と、スロット間の周波数ホッピングを行うか否かを示す周波数ホッピングフラグとが対応付けられた通知情報と、1つのサブフレーム内の1つのスロットのみで前記サウンディング用参照信号を送信することを示す送信スロット情報が対応付けられた通知情報とを、端末装置から受信し、
    前記通知情報に対応する前記周波数ホッピングフラグ及び前記送信スロット情報に基づいて、前記端末装置から受信した受信信号に含まれるサウンディング用参照信号を抽出する、
    無線通信方法。
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JPN6014025502; NTT DoCoMo et al.: 'Sounding RS Parameters in E-UTRAN Uplink' 3GPP R1-081405 , 20080331, 3GPP *

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