JP5577943B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、排気通路に排出される排気ガスの一部を吸気通路に還流する排気ガス還流(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置を備えた内燃機関に関する。
自動車等に搭載される内燃機関(エンジンともいう)には、燃焼室から排出される排気ガス中に含まれるNOx(窒素酸化物)を低減するために、EGR装置が設けられている(例えば特許文献1参照)。
EGR装置は、排気通路に排出される排気ガスの一部をEGR通路を介して吸気通路に還流ガスとして再循環させ、混合気に混入させて燃焼温度を下げることによってNOxの発生を抑制している。
このEGR装置を備えるエンジンでは、その燃焼室へのEGRガスの導入により新気量が低減するため、特にディーゼルエンジンにおいてスモークが発生しやすくなることが知られている。これに対応するために、EGR通路にEGRクーラを設け、EGR通路を通過する高温のEGRガスを冷却して体積を減少させることにより新気量の増大を図り、スモークの発生を抑制するようにしている。また、EGR通路に、EGRクーラをバイパスするためのバイパス通路を設けるとともに、EGR通路とバイパス通路とに流入するEGRガス量の割合を調整する制御バルブを設けることがある。
ところで、例えば特許文献2に示されているように、冷却水をヒータコアとEGRクーラとに流通させてエンジンに戻さないクーラ冷却水循環経路を確保する状態と、冷却水をヒータコアとエンジンとに流通させてEGRクーラに流さない機関冷却水循環経路を確保する状態とを選択するような構成がある。この特許文献2に係る従来例は、エンジンの暖機時に暖機促進とEGRガスの冷却とを両立することを可能にしている。
特開2010−031749号公報 特開2005−113761号公報
上記特許文献2に係る従来例では、水停止中にEGRクーラの冷却水循環を行うための専用冷却水通路を設けるとともに、流路切換弁や外部ウォーターポンプを余分に設けなければならず、コストが増加するとともに、設置スペースが増大するという問題がある。また、ウォーターポンプの停止中にEGRクーラ内に残留する冷却水の過剰昇温を回避するように制御動作を変更するという点については何ら開示されていない。
このような事情に鑑み、本発明は、EGR装置と冷却装置と制御装置とを備える内燃機関において、比較的簡易な構成でありながら、ウォーターポンプを休止可能にするとともに、休止中にEGRクーラ内に残留する冷却水の過剰昇温を回避可能にすることを目的としている。
本発明に係る内燃機関は、EGR装置と冷却装置と制御装置とを備えている。前記EGR装置は、内燃機関の排気通路に排出される排気ガスの一部を吸気通路に還流するEGR通路と、このEGR通路に設置されるEGRクーラとを備えている。前記冷却装置は、冷却水を内燃機関とEGRクーラとの間で循環させる冷却通路と、前記冷却水を圧送させるウォーターポンプとを備えている。前記制御装置は、休止条件が成立したときに前記ウォーターポンプを停止もしくは制限して冷却水循環量を減少させる休止モード実行部と、前記ウォーターポンプの休止モード中に前記EGRクーラ内の冷却水温度が規定値以上と判定した場合に前記休止モードを解除して前記ウォーターポンプを作動させる休止モード解除部とを備えている。
この構成では、特許文献2に係る従来例のように余分な構成要素を装備することなく、制御装置による動作制御を変更することによって、ウォーターポンプの無駄なエネルギー消費を減らすための休止モードを実行可能にするとともに、ウォーターポンプの休止モードの実行中にEGRクーラ内に残留する冷却水が過剰に昇温することを回避できるようにしている。このようにウォーターポンプを休止させてから必要に応じて復帰させることが可能になる。
好ましくは、前記ウォーターポンプは、内燃機関からの回転動力をベルトを介して受けて回転するプーリと、内燃機関のポンプ渦流室に設置されるポンプインペラを有するシャフトと、プーリからシャフトへの動力伝達を遮断する解放状態あるいはプーリからシャフトへの動力伝達を行う係合状態にする電磁クラッチとを備え、前記制御装置は、ウォーターポンプ停止時に前記電磁クラッチを解放させる一方、ウォーターポンプ作動時に前記電磁クラッチを係合させる。
ここでは、ウォーターポンプの構成やウォーターポンプを作動、停止させるための形態を特定している。このようにウォーターポンプについて公知のように内燃機関を駆動源とする構成に特定した場合、休止モードによりウォーターポンプを停止させると、内燃機関の負担が軽減されて燃費向上に貢献できるようになる。
好ましくは、前記冷却装置は、冷却水を内燃機関とラジエータとの間で循環させるラジエータ通路と、前記冷却水を前記冷却通路またはラジエータ通路で循環させるための切換弁とをさらに備えている。
好ましくは、前記休止モード解除部は、前記EGRクーラ内の冷却水温度が沸騰判定値以上か否かを判定する判定部と、沸騰判定値未満と判定した場合に休止モードを継続する一方、沸騰判定値以上と判定した場合に休止モードを解除してウォーターポンプを作動させる対処部とを含む。
ここでは、ウォーターポンプの休止モードの継続と解除とを選択できるように特定している。この構成によれば、休止モードを解除するタイミングを適正化することが可能になる。
好ましくは、前記判定部は、内燃機関から取り出される冷却水の温度を取得して推定水温初期値とする処理と、EGRガスからの受熱によるEGRクーラ内の冷却水の単位時間当たりの温度変化量ΔTを算出する処理と、この温度変化量ΔTを前記推定水温初期値に加算することにより冷却水温度の推定値Tを算出する処理と、この推定値Tが沸騰判定値X以上であるか否かを判定する処理とを行う。
ここでは、休止モードを解除するための判定処理内容を特定している。この構成では、EGRクーラ内に残存している冷却水の昇温をセンサなどで計測するのではなく、推定しているので、センサを追加装備する無駄を無くせるようになる。
好ましくは、前記EGR装置は、前記EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、前記EGR通路の開度および前記バイパス通路の開度を調節する制御弁とをさらに備え、前記温度変化量ΔTを算出する処理は、EGRガスがEGRクーラを通過する状態であるのかバイパス通路を通過する状態であるのかを調べて、EGRクーラを通過する状態であると判定した場合にEGRガスから冷却水への熱伝達係数を予め特定した定数Aに設定する一方で、バイパス通路を通過する状態であると判定した場合に前記熱伝達係数を予め特定した定数B(ただしB<A)に設定する処理と、前記EGR通路入口のEGRガス温度から前記推定水温初期値を減算した結果に前記熱伝達係数の定数を乗算することにより、EGRガスからEGRクーラ内の冷却水への伝達熱量ΔQを算出する処理と、前記EGR通路、EGRクーラ、バイパス通路の形状に基づいて予め設定される比熱容量Cで前記算出した伝達熱量ΔQを除算することにより温度変化量ΔTを算出する処理とを含む形態とされる。
ここでは、EGR装置の構成と、温度変化量ΔTを算出する処理内容とを特定している。この構成では、温度変化量ΔTを算出するにあたって、EGR装置におけるEGRガスの現在の流通形態を認識するようにしているから、温度変化量ΔTを正確に算出することが可能になる。これにより、EGR装置におけるEGRガスの現在の流通形態に応じて、休止モードを解除するタイミングを適正化することが可能になる。
本発明に係る内燃機関は、比較的簡易な構成でありながら、ウォーターポンプの休止モードを実行可能にするとともに、休止モード中にEGRクーラ内に残留する冷却水が過剰に昇温することを回避できるようになる。
本発明に係る内燃機関の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の内燃機関における冷却装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図2のウォーターポンプの一実施形態の概略構成を示す断面図である。 図1および図2のECUによる制御ルーチンを示すフローチャートである。 図4のステップS3の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図5に、本発明の一実施形態を示している。この実施形態では、内燃機関1としてコモンレール式筒内直噴4気筒ディーゼルエンジンを例に挙げている。
−エンジン−
この実施形態での内燃機関1は、燃料供給系2、燃焼室3、吸気系6、排気系7などを備えている。
燃料供給系2は、サプライポンプ21、コモンレール22、インジェクタ(燃料噴射弁)23、遮断弁24、燃料添加弁25、燃圧制御弁26、燃料調量弁27、機関燃料通路28、及び、添加燃料通路29などを備えている。
サプライポンプ21は、燃料タンクから燃料を汲み上げ、この汲み上げた燃料を高圧にした後、機関燃料通路28を介してコモンレール22に供給する。コモンレール22は、サプライポンプ21から供給された高圧燃料を所定圧力に保持(蓄圧)する蓄圧室としての機能を有し、この蓄圧した燃料を各インジェクタ23に分配する。インジェクタ23は所定電圧が印加されたときに開弁して、燃焼室3内に燃料を噴射供給する電磁駆動式の開閉弁である。
また、サプライポンプ21は、燃料タンクから汲み上げた燃料の一部を、添加燃料通路29を介して燃料添加弁25に供給する。燃料添加弁25は、所定電圧が印加されたときに開弁して、排気系7の排気ポート71から後述する排気マニホールド72内に燃料を添加する電磁駆動式の開閉弁である。遮断弁24は、緊急時に添加燃料通路29を遮断して燃料供給を停止する。
吸気系6は、シリンダヘッドに形成された吸気ポートに接続される吸気マニホールド62を備え、この吸気マニホールド62に、吸気通路を構成する吸気管64が接続されている。また、吸気系6には、上流側から順にエアクリーナ65、エアフローメータ32、後述するインタークーラ61、スロットルバルブ63、吸気温センサ33、吸気圧センサ34が配設されている。
吸気系6の吸気管64には、下記ターボチャージャ5の過給によって昇温した吸入空気を強制冷却するためのインタークーラ61が設けられている。このインタークーラ61の下流側には電子制御式のスロットルバルブ63が設けられている。このスロットルバルブ63は、その開度を無段階に調整することが可能な流量制御弁であり、所定の条件下において吸入空気の流路面積を絞り、この吸入空気の供給量を調整(低減)する機能を有している。
排気系7は、シリンダヘッドに形成された排気ポート71に接続される排気マニホールド72を備え、この排気マニホールド72に、排気通路を構成する排気管73,74が接続されている。また、この排気通路には触媒装置4が配設されている。
触媒装置4は、例えばNSR(Nox Storage Reduction)触媒41とDPNR(Diesel Particulate‐Nox Reduction system)触媒42とを備えている。
内燃機関1には、ターボチャージャ(過給機)5が設けられている。このターボチャージャ5は、タービンシャフト51を介して連結されたタービンホイール52及びコンプレッサインペラ53を備えている。
また、内燃機関1にはEGR装置8が設けられている。このEGR装置8は、排気の一部を適宜吸気系(吸気通路)6に還流させて燃焼室3へ再度供給することにより燃焼温度を低下させ、これによってNOx発生量を低減させる装置である。
EGR装置8は、吸気系6の吸気マニホールド62と排気系7の排気マニホールド72とに接続されるEGR通路81を備えている。このEGR通路81において吸気マニホールド62との接続部には、排気系7から吸気系6に導入されるEGRガス量(排気還流量)を調整するためのEGRバルブ82が設けられている。
また、EGR通路81には、当該EGR通路81を通過(還流)するEGRガスを冷却するためのEGRクーラ83が設けられている。このEGR通路81には、EGRクーラ83をバイパスするためのバイパス通路84が設けられている。EGR通路81とバイパス通路84との合流部には、EGRクーラ83のEGRガス通過流量とバイパス通路84のEGRガス通過流量との流量比を調整するための制御弁85が設けられている。この制御弁85の開度は、後述する制御装置(ECU:Electronic Control Unit)10により制御される。
―冷却装置―
内燃機関1の冷却装置9は、図2に示すように、ラジエータ回路91と、ラジエータバイパス回路92とを備えている。
ラジエータ回路91は、内燃機関1に設置されるウォーターポンプ96により内燃機関1から冷却水(例えばLLC:Long Life Coolant)を取り出してラジエータ93を通してから内燃機関1に戻すための循環路である。
ラジエータバイパス回路92は、ウォーターポンプ96により内燃機関1から冷却水を取り出してEGRクーラ83およびヒータコア94を通してから内燃機関1に戻すための循環路である。このラジエータバイパス回路92は、請求項の冷却通路に相当する。
EGRクーラ83は、EGR通路81内に設置されて当該EGR通路81内を流れるEGRガスを冷却するための熱交換器である。ヒータコア94は、車室内を暖房するための熱交換器であって、ヒータコア94で奪った冷却水熱が送風ファン(図示省略)などによって車室内に供給されるようになっている。
内燃機関1とラジエータ回路91との間で冷却水を循環させる状態(温調状態)または内燃機関1とラジエータバイパス回路92との間で冷却水を循環させる状態(昇温促進状態)との切り換えは、サーモスタット95などの切換弁により行われる。
このサーモスタット95は、サーモワックスなどの感熱部の膨張、収縮によって作動する公知の構成であり、冷却水温度が暖機温度未満の場合(冷間運転時)にラジエータ93に冷却水を流通させないことで冷却水の昇温を促進させる状態にする一方、冷却水温度が暖機温度以上の場合(通常運転時)にラジエータ93に冷却水を流通させて冷却水熱をラジエータ3から大気に放出させる状態にする。
ウォーターポンプ96は、内燃機関1のクランクシャフト(符号省略)の回転動力を動力として作動されるものであって、図3に示すように、ポンプインペラ961、ポンプインペラシャフト962、プーリ963、電磁クラッチ964などを備えている。
ポンプインペラ961は、内燃機関1のポンプ渦流室に設置されている。ポンプインペラシャフト962は、内燃機関1の冷却水還流口11の内径側にラジアルベアリング(符号省略)を介して回転自在に取り付けられている。プーリ963には、内燃機関1のクランクシャフトプーリ(図示省略)に巻き掛けられるベルト97が巻き掛けられる。
電磁クラッチ964は、プーリ963の内径側に設置されている。この電磁クラッチ964は、電磁石となるコイル965が巻回されたボビン966、コイル965に吸着または離隔されるアーマチュア967、アーマチュア967をポンプインペラシャフト962に回転一体に固定する板ばね968などを備えている。ポビン965は、内燃機関1の冷却水還流口11の外径側にラジアルベアリング(符号省略)を介して回転自在に取り付けられている。
この電磁クラッチ964の動作を説明する。コイル965への通電を行うと、コイル965に発生する電磁力によってアーマチュア967が吸着されることになるので、ポンプインペラシャフト962とプーリ963とが一体回転する係合状態になる。この係合状態では、内燃機関1のクランクシャフトプーリの回転がベルト97を通じてプーリ963に伝達されている場合に、このプーリ963と一体にポンプインペラシャフト962が回転させられることになって、このポンプインペラシャフト962によって内燃機関1内の冷却水を冷却水取り出し口へ送り出すようになる。この状態がウォーターポンプ96の作動状態である。
一方、コイル965への通電を停止すると、板ばね968によってコイル965からアーマチュア967が離隔されることになるので、ポンプインペラシャフト962とプーリ963とが相対回転する解放状態になる。この解放状態では、内燃機関1のクランクシャフトプーリの回転がベルト97を通じてプーリ963に伝達されている場合でも、このプーリ963が空転するから、ポンプインペラシャフト962が回転しない。この状態がウォーターポンプ96の作動停止状態である。
このような電磁クラッチ964の動作は、ECU10により制御される。つまり、ECU10は、ウォーターポンプ96の作動条件が成立したときに、コイル965に対する通電を行い、ウォーターポンプ96の停止条件が成立したときに、コイル965に対する通電を停止するようになっている。
−センサ類−
内燃機関1の各部位には、各種センサが取り付けられており、それぞれの部位の環境条件や、内燃機関1の運転状態に関する信号を出力する。
例えば、エアフローメータ32は、吸気系6のスロットルバルブ63の上流側に配置され、吸入空気量に応じた検出信号を出力する。吸気温センサ33は、吸気マニホールド62に配置され、吸入空気の温度に応じた検出信号を出力する。吸気圧センサ34は、吸気マニホールド62に配置され、吸入空気圧力に応じた検出信号を出力する。
A/Fセンサ35は、排気系7の触媒装置4の下流側の排気管74に配置され、排気ガス中の酸素濃度(排気A/F)に応じた検出信号を出力する。排気温センサ36は、排気系7の触媒装置4の下流側の排気管74に配置され、排気ガスの温度(排気温度)に応じた検出信号を出力する。レール圧センサ37はコモンレール22内に蓄えられている燃料の圧力に応じた検出信号を出力する。
−ECU−
ECU10は、図示していないが、CPU、ROM、RAM、バックアップRAMなどを備えている。ROMは、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。また、RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMは、例えば内燃機関1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
このECU10は、下記するセンサなどから入力される情報に基づいて、内燃機関1の各種制御を実行する。このECU10には、内燃機関1の冷却水取り出し側の冷却水温に応じた検出信号を出力する水温センサ31(図2参照)、エアフローメータ32、吸気温センサ33、吸気圧センサ34、A/Fセンサ35、排気温センサ36、レール圧センサ37、アクセルペダルの踏み込み量に応じた検出信号を出力するアクセル開度センサ(図示省略)、内燃機関1の出力軸であるクランクシャフトの回転数(エンジン回転数)を検出するクランクポジションセンサ(図示省略)などが接続されている。
次に、図4および図5に示すフローチャートを参照して、冷却装置9の動作を説明する。図4のフローチャートに示すECU10の制御ルーチンは、所定時間(例えば数msec〜数十msec程度)毎に繰り返して実行される。
まず、ステップS1において、ウォーターポンプ96の休止条件が成立したか否かを判定する。ここで、休止条件としては、次の4つが挙げられ、いずれかに該当する場合に休止条件が成立していると判定される。
(1)水温センサ31からの出力信号に基づいて内燃機関1の冷却水取り出し側の冷却水温度が休止許可温度(例えば暖機温度)未満であること。(2)ソーク時間が例えば2時間以上の場合(内燃機関1の冷却水取り出し側の冷却水温度が暖機温度未満になっていると推定される場合)であること。(3)運転者のヒータスイッチ操作によるヒータ要求が無いこと。(4)エンジン回転数が規定値未満であり、かつ内燃機関1の熱負荷(燃料噴射量)が規定値未満であること。なお、エンジン回転数の規定値は、ウォーターポンプ96の電磁クラッチ964の作動保障回数(係合回数)を達成するための係合時摩耗量と、エンジン回転数との関係を予め実験などにより把握し、その結果に基づいて適宜設定される。熱負荷の規定値は、内燃機関1の熱負荷(燃料噴射量)と、内燃機関1の口開き量(シリンダヘッドとシリンダブロックとの係合部の隙間)との関係を予め実験などにより把握し、その結果に基づいて適宜設定される。
つまり、前記(1)〜(4)のすべてに該当しない場合には、前記ステップS1で否定判定し、このフローチャートを終了する。しかし、前記(1)〜(4)のいずれかに該当する場合には、前記ステップS1で肯定判定し、続くステップS2においてウォーターポンプ96の電磁クラッチ964を解放状態にすることにより、ウォーターポンプ96を停止させる。この状態が、内燃機関1の燃費向上を図るための休止モード、あるいは省エネルギーモード、あるいはエコモードなどと呼ばれる。
このようにしてウォーターポンプ96を停止させた休止モードを実行すると、EGRクーラ83内の冷却水が流動しなくなるので、このEGRクーラ83内に残留している冷却水が昇温し始めることになる。
そこで、ステップS3において、EGRクーラ83内の冷却水温度Tを求めてから、続くステップS4において前記ステップS3で求めた冷却水温度Tが沸騰判定値X以上か否かを判定する。なお、冷却水(LLC)の沸点がLLCの不凍液濃度に応じて異なるので、前記沸騰判定値Xは、予め、使用環境での冷却水の沸点を実験により把握するか、あるいは大気圧での沸点を基準にして使用環境を加味して補正することにより特定したうえで、この特定値から適宜のマージンを差し引いて実際の沸騰温度よりも適宜小さな値に設定するのが好ましい。
ここで、T<Xの場合には前記ステップS4で否定判定して、このフローチャートを終了する。この場合にはウォーターポンプ96の休止モードが継続される。一方、T≧Xの場合には前記ステップS4で肯定判定して、続くステップS5で、ウォーターポンプ96を再度作動させることによって休止モードを解除する。これにより、冷却水が循環されるようになって、EGRクーラ83内の冷却水温度が過剰昇温することが回避されるようになる。この後、このフローチャートを終了する。
この実施形態では、前記ステップS3においてEGRクーラ83内の冷却水温度Tを推定するようにしているので、その推定方法について図5のフローチャートを参照して詳細に説明する。
つまり、ステップS11において、内燃機関1の冷却水取り出し口における冷却水温度を水温センサ31の出力に基づいて取得し、この取得値を推定水温初期値とする。
続くステップS12において、EGRガス流量およびEGRガス温度を算出する。このEGRガス流量はエアフローメータ32からの出力に基づいて算出する。また、EGRガス温度は吸気マニホールド62の吸気圧センサ34からの出力に基づいてそれぞれ算出する。これらの算出方法は、公知であるので、詳細な説明を割愛する。
次に、ステップS13において、EGRガスの現在の流通経路はEGRクーラ83側であるのかバイパス通路84側であるのかを調べる。この現在の流通経路は、制御弁85の状態を調べることにより認識することが可能である。
ここで、EGRクーラ83側である場合にはステップS14に移行して熱伝達係数の定数AをECU10の適宜のメモリから読み出すが、バイパス通路84側である場合にはステップS15に移行して熱伝達係数の定数BをECU10の適宜のメモリから読み出す。
なお、熱伝達係数の定数A,Bは、予め、EGR通路81、EGRクーラ83、バイパス通路84の形状に基づいて計算されて、ECU10の適宜のメモリに記憶されている。この熱伝達係数の定数A,Bの関係は、A>Bとなる。
つまり、EGRクーラ83近傍のEGR通路81内のEGRガスからEGRクーラ83内に残存する冷却水に対する伝達熱量は、バイパス通路84内のEGRガスからEGRクーラ83内に残存する冷却水に対する伝達熱量に比べて大幅に大きくなるので、EGRガスをEGRクーラ83近傍のEGR通路81に流通させる形態にしている場合のほうが、EGRガスをバイパス通路84に流通させる形態にしている場合に比べてEGRクーラ83内の冷却水が昇温しやすい。このことから、熱伝達係数の定数A,Bの関係が前記したようになる。
この後、ステップS16において伝達熱量ΔQを算出してから、続くステップS17において前記ステップS16で算出した伝達熱量ΔQを用いて単位時間(図4の制御ルーチンの実行周期)当たりの推定温度変化量ΔTを算出する。
伝達熱量ΔQの算出式は、ΔQ=熱伝達係数×(EGRガス温度−推定水温初期値)で表される。この算出式に、前記ステップS14またはステップS15で読み出した熱伝達係数の定数AまたはBと、前記ステップS11で求めた推定水温初期値と、前記ステップS12で算出したEGRガス温度とを代入することにより、伝達熱量ΔQを求める。
一方、推定温度変化量ΔTの算出式は、ΔT=ΔQ/Cで表される。Cは比熱容量である。この比熱容量Cは、予め、EGR通路81、EGRクーラ83、バイパス通路84の形状に基づいて計算されて、ECU10の適宜のメモリに記憶されている。
続くステップS18において、前記ステップS17で算出した推定温度変化量ΔTを前記ステップS11で求めた推定水温初期値に加算することにより、EGRクーラ83内の冷却水温度の推定値Tとする。この後、このフローチャートを終了して、図4に示すステップS4に移行する。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、EGR装置8と冷却装置9と制御装置10とを備える内燃機関1において、特許文献2に係る従来例のように余分な構成要素を装備することなく、制御装置による動作制御を変更することによって、ウォーターポンプ96の無駄なエネルギー消費を減らすための休止モードを実行可能にしているとともに、ウォーターポンプ96の休止モードの実行中にEGRクーラ83内に残留する冷却水が所定温度以上に昇温するような場合に休止モードを解除してウォーターポンプ96を作動させることを可能にしている。
これにより、内燃機関1の負担を軽減して燃費を向上することが可能になるとともに、ウォーターポンプ96の休止中にEGRクーラ83内に残留する冷却水が沸騰することを回避できるようになる。
また、この実施形態では、ウォーターポンプ96の休止モードを解除するために、EGRクーラ83内に残存している冷却水の昇温をセンサなどで計測するのではなく、推定しているので、センサを追加装備する無駄やコスト上昇を抑制できるようになる。
さらに、この実施形態では、休止モード中におけるEGRクーラ83内の冷却水の温度変化量ΔTを算出するにあたって、EGR装置8におけるEGRガスの現在の流通形態を認識しているから、温度変化量ΔTを正確に算出することが可能になる。これにより、EGR装置8におけるEGRガスの現在の流通形態に応じて、休止モードを解除するタイミングを適正化することが可能になる。
−他の実施形態−
(1)上記実施形態では、本発明に係る内燃機関1を筒内直噴4気筒ディーゼルエンジンに適用した例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、気筒数は任意であるとともに、他のタイプのディーゼルエンジンにも本発明を適用することは可能である。
(2)上記実施形態では、ウォーターポンプ96の休止モード中においてEGRクーラ83内に残留する冷却水温度を推定するようにした例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、EGRクーラ83に残留する冷却水温度を図示していないがセンサなどで直接計測して取得するようにしてもよい。
1 内燃機関
31 水温センサ
32 エアフローメータ
34 吸気圧センサ
6 吸気系
62 吸気マニホールド
7 排気系
72 排気マニホールド
8 EGR装置
81 EGR通路
82 EGRバルブ
83 EGRクーラ
84 バイパス通路
85 制御弁
9 冷却装置
91 ラジエータ回路
92 ラジエータバイパス回路
93 ラジエータ
95 サーモスタット
96 ウォーターポンプ
961 ポンプインペラ
962 ポンプインペラシャフト
963 プーリ
964 電磁クラッチ
97 ベルト
10 ECU(制御装置)

Claims (5)

  1. EGR装置と冷却装置と制御装置とを含み、
    前記EGR装置は、内燃機関の排気通路に排出される排気ガスの一部を吸気通路に還流するEGR通路と、このEGR通路に設置されるEGRクーラとを備え、
    前記冷却装置は、冷却水を内燃機関とEGRクーラとの間で循環させる冷却通路と、前記冷却水を圧送させるウォーターポンプとを備え、
    前記制御装置は、休止条件が成立したときに前記ウォーターポンプを停止もしくは制限して冷却水循環量を減少させる休止モード実行部と、前記ウォーターポンプの休止モード中に前記EGRクーラ内の冷却水温度が規定値以上と判定した場合に前記休止モードを解除して前記ウォーターポンプを作動させる休止モード解除部とを備えている、ことを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、
    前記ウォーターポンプは、内燃機関からの回転動力をベルトを介して受けて回転するプーリと、内燃機関のポンプ渦流室に設置されるポンプインペラを有するシャフトと、プーリからシャフトへの動力伝達を遮断する解放状態あるいはプーリからシャフトへの動力伝達を行う係合状態にする電磁クラッチとを備え、
    前記制御装置は、ウォーターポンプ停止時に前記電磁クラッチを解放させる一方、ウォーターポンプ作動時に前記電磁クラッチを係合させる、ことを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関において、
    前記休止モード解除部は、前記EGRクーラ内の冷却水温度が沸騰判定値以上か否かを判定する判定部と、
    沸騰判定値未満と判定した場合に休止モードを継続する一方、沸騰判定値以上と判定した場合に休止モードを解除してウォーターポンプを作動させる対処部とを含む、ことを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項3に記載の内燃機関において、
    前記判定部は、内燃機関から取り出される冷却水の温度を取得して推定水温初期値とする処理と、
    EGRガスからの受熱によるEGRクーラ内の冷却水の単位時間当たりの温度変化量ΔTを算出する処理と、
    この温度変化量ΔTを前記推定水温初期値に加算することにより冷却水温度の推定値Tを算出する処理と、
    この推定値Tが沸騰判定値X以上であるか否かを判定する処理とを行う、ことを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項4に記載の内燃機関において、
    前記EGR装置は、前記EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、前記EGR通路の開度および前記バイパス通路の開度を調節する制御弁とをさらに備え、
    前記温度変化量ΔTを算出する処理は、EGRガスがEGRクーラを通過する状態であるのかバイパス通路を通過する状態であるのかを調べて、EGRクーラを通過する状態であると判定した場合にEGRガスから冷却水への熱伝達係数を予め特定した定数Aに設定する一方で、バイパス通路を通過する状態であると判定した場合に前記熱伝達係数を予め特定した定数B(ただしB<A)に設定する処理と、
    前記EGR通路入口のEGRガス温度から前記推定水温初期値を減算した結果に前記熱伝達係数の定数を乗算することにより、EGRガスからEGRクーラ内の冷却水への伝達熱量ΔQを算出する処理と、
    前記EGR通路、EGRクーラ、バイパス通路の形状に基づいて予め設定される比熱容量Cで前記算出した伝達熱量ΔQを除算することにより温度変化量ΔTを算出する処理とを含む形態とされる、ことを特徴とする内燃機関。
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