JP5573948B2 - コンベアシステム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物を搬送するコンベアシステムにおけるコンベアの速度制御に関する。
従来、クリーンルーム、工場、病院、図書館、または、野外などに設置され、荷物をコンベヤにより搬送するシステムであるコンベアシステムが存在する。
このようなコンベアシステムでは、例えば、荷物の受け渡しを行う複数のステーションがコンベアに沿って配置される。これらステーションのそれぞれでは、必要に応じて荷物の受け渡しが行われる。これにより、ある地点から他の地点への荷物の移動のための作業(以下、「搬送作業」という。)が実行される。
また、このようなコンベアシステムにおいて搬送作業を効率化するためには、例えば、コンベアによる一定速度での複数の荷物の搬送を継続させながら、コンベアとステーションとの間での荷物の受け渡しを行うことが望ましい。
そこで、稼働中のコンベアからステーションに荷物を移載するための技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術によれば、ステーションに備えられた移載装置がコンベアの速度に同期して動作する。こうすることで、一定速度で稼働中のコンベアから荷物を受け取ることができる。
特開2004−134765号公報
ここで、コンベアシステムが備えるコンベアは、例えばループを形成するバンドを有し、バンドは例えば複数の荷物を吊り下げるための複数のフックを有する。また、バンドは、例えばバンドに押し当てられたローラをモータにより回転させる複数の駆動部により駆動される。これにより、複数の荷物が搬送される。
また、複数の駆動部のそれぞれは、搬送作業の効率性および安全性等を考慮して決定された所期の速度でバンドを送り出すよう上位の制御部により制御される。そのため、バンドの移動速度、つまりコンベアの速度は、基本的には当該所期の速度に保たれる。
また、コンベアの速度が当該所期の速度であることを前提に、各ステーションにおける荷物の受け渡しがスケジューリングされる。
しかしながら、コンベアが有するバンドに掛かる負荷の変動、環境温度の変動、バンド自体の経年変化、または、駆動部が有するローラの磨耗等に起因して、コンベアの速度が所期の速度から低下することもある。
このため、例えばコンベアの速度が低下した場合、効率のよい搬送作業を継続するためには、コンベアの速度を目標値(=所期の速度)まで向上させる必要がある。
この場合、コンベアを制御する制御部が、コンベアの速度が当該目標値になるように、当該目標値に対応する回転数でモータを回転させることを指示する制御信号をコンベアに送る。コンベアでは、各駆動部が当該制御信号を受けとり、当該制御信号に従ってモータを回転させる。
しかしながら、このようにコンベアの速度を目標値まで向上させる指示をコンベアに行った場合、各駆動部が有するモータの特性上、当該指示の直後にコンベアの速度が当該目標値を超えてしまう場合がある。
この場合、例えば荷物aを受け取るべきステーションAに、予定された時刻よりも早く荷物aが到着することになる。そのため、荷物aがステーションAを通過してしまい、ステーションAが荷物aの受け取りを失敗する場合がある。
1つのステーションにおける荷物の移載ミスの発生は、搬送作業の全体の効率の低下に直結するため、可能な限り防止することが求められる。
さらに、このような事態の発生の防止のための必要事項の一つとして、コンベアの速度を精度よく測定することが挙げられる。そのためには、例えば、コンベアの速度の測定用のエンコーダを当該コンベアに設置することが考えられる。
しかしながらこの様な方策は、コンベアの速度の測定用のエンコーダの設置に掛かる手間および費用を考慮すると、問題解決のための最適な方策とは言い難い。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、荷物を搬送するコンベアを備えるコンベアシステムであって、搬送作業を効果的に効率化させるコンベアシステムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するため、本発明の一態様に係るコンベアシステムは、荷物を搬送するコンベアと、前記コンベアの速度を取得し、取得した速度に基づいて、前記コンベアの速度が目標値に近づくように前記コンベアを制御する制御部とを備え、前記制御部は、取得した速度が前記目標値よりも低い基準値を下回る場合、前記コンベアの速度が前記基準値以上かつ前記目標値以下になったことを確認するまで、取得した速度と前記目標値との差分よりも小さな値だけ前記コンベアの速度を向上させるための指示を繰り返すことで、前記コンベアの速度を、前記基準値以上かつ前記目標値以下まで向上させる。
この構成によれば、コンベアの速度が基準値より低い場合、一回の指示でコンベアの速度を目標値まで向上させるのではなく、コンベアの速度が目標値を上限として徐々に向上するように、複数回の指示が制御部からコンベアになされる。言い換えると、コンベアの速度は、制御部からの複数回の指示により、適正範囲(基準値以上かつ目標値以下)に含まれるまで向上される。
つまり、制御部によるそれぞれの指示におけるコンベアの速度の向上量は、直近に取得したコンベアの速度と目標値との差分より小さな値である。
これにより、コンベアの速度は適正範囲まで確実に到達し、かつ、コンベアの速度が目標値を超えることが防止される。そのため、コンベアの速度が目標値を超えることに起因して発生する荷物の移載ミスの発生が防止される。
また、基準値と目標値との差を、制御部が取得するコンベアの速度の誤差等を考慮したうえで、できるだけ小さくすることで、搬送作業の効率を不要に低下させることもない。
また、何らかの不具合により、コンベアが有する駆動部が一回の指示を受け取れなかった場合を想定する。このような場合であっても、コンベアの速度が適正範囲に達するまで速度を向上させる指示が制御部より繰り返して送信されるため、コンベアの速度は適正化される。
このように、当該コンベアシステムによれば、搬送作業を効果的に効率化させることができる。
また、本発明の一態様に係るコンベアシステムにおいて、前記制御部は、(a)前記コンベアの速度の取得、および、(b)取得した速度と前記目標値との差分にm(0<m<1)を乗算して得られた値だけ前記コンベアの速度を向上させるための前記コンベアに対する指示、を繰り返すことで、前記コンベアの速度を、前記基準値以上かつ前記目標値以下まで向上させるとしてもよい。
この構成によれば、制御部からの一回の指示によるコンベアの速度の上昇量は、取得した速度と目標値との差分に応じて変化する。そのため、コンベアの速度は、目標値を超えることなく、かつ、効率よく目標値に近づけられる。
また、本発明の一態様に係るコンベアシステムにおいて、前記コンベアは、前記荷物を移動させる搬送体により前記荷物を搬送し、前記コンベアの速度は、前記搬送体の移動速度であり、コンベアシステムはさらに、前記搬送体の移動に同期した動作を行うことで、前記荷物を前記コンベアから受け取る、または、前記荷物を前記コンベアに渡す第一移載装置と、前記第一移載装置による前記搬送体の移動に同期した動作に用いられる、前記搬送体の移動量を検出する第一移動量検出部とを備え、前記制御部は、前記第一移動量検出部により検出された移動量を用いて求められる前記コンベアの速度を取得するとしてもよい。
この構成によれば、第一移載装置がコンベアと同期して動作するために用いる第一移動量検出部を、コンベアの速度の取得に利用することができる。そのため、コンベアの速度を実測するためのエンコーダ等を新たに配置する必要はない。
また、実際に荷物の移載が行われる第一移載装置の位置におけるコンベアの速度が取得されるため、荷物の移載の確実性を向上させるという観点からは最適な値が、速度制御に用いられる値として取得される。
また、本発明の一態様に係るコンベアシステムは、さらに、前記搬送体の移動に同期した動作を行うことで前記荷物を前記コンベアから受け取る第二移載装置と、前記第二移載装置による前記搬送体の移動に同期した動作に用いられる、前記搬送体の移動量を検出する第二移動量検出部とを備え、前記制御部は、前記第一移動量検出部により検出された移動量および前記第二移動量検出部により検出された移動量を用いて求められる前記コンベアの速度を取得するとしてもよい。
この構成によれば、制御部は、コンベアの速度制御に用いるコンベアの速度として、複数の移載装置の全部または一部におけるコンベアの速度の平均値、最大値、または最小値等を取得することができる。これにより、例えば、コンベアの速度制御の精度が向上し、その結果、搬送作業がより効率化される。
また、本発明の一態様に係るコンベアシステムにおいて、前記制御部は、取得した速度が前記目標値よりも高い場合、前記コンベアの速度を低下させる指示を一回行うことで、前記コンベアの速度を前記基準値よりも小さな値まで低下させるとしてもよい。
この構成によれば、例えばコンベアが搬送する荷物の急減または一部の駆動部の不具合などに起因して、コンベアの速度が目標値を超えた場合、コンベアの速度は、即座に基準値よりも小さな値まで低下される。
また、その後、上述のように、制御部からの複数回の指示により、コンベアの速度は徐々に向上され適正化される。
つまり、コンベアの速度が目標値を超えたことに起因する荷物の移載ミスの発生を可能な限り防止しつつ、搬送作業全体の効率を維持または向上させることができる。
また、本発明の一態様に係るコンベアシステムにおいて、前記制御部は、前記コンベアの速度を向上させるための一回の指示を行った後であって、前記コンベアの速度が前記一回の指示に応じた速度に到達する前に、前記コンベアの速度を取得し、取得した当該速度と前記目標値との差分よりも小さな値だけ前記コンベアの速度を向上させるための次の指示を行うとしてもよい。
これにより、コンベアの速度が、ある一回の指示に応じた速度に到達する前に、次の速度補正のため指示がなされる。その結果、コンベアの速度が基準値と目標値との間に到達するまでの期間が短縮される。
本発明によれば、搬送作業を効果的に効率化させるコンベアシステムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態のコンベアシステムの構成の概要を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態のコンベアシステムにおける制御系統を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態における第一移載装置の動作の概要を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態におけるコンベアの速度制御の流れの一例を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態における、コンベアの速度制御の具体例を示す図である。
本発明の実施の形態におけるコンベアシステムについて、図面を参照しながら説明する。
まず、実施の形態のコンベアシステムの基本的な構成および動作について図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のコンベアシステム100の構成の概要を示す図である。
図1に示すように、実施の形態のコンベアシステム100は、コンベア101と、コンベア101の動作を制御する制御部150とを備える。
制御部150は、コンベア101の速度を取得し、取得した速度に基づいて、コンベア101の速度が目標値に近づくようにコンベア101を制御する。なお、目標値は、予め、コンベアシステム100における搬送作業の効率性および安全性等を考慮して決定される値であり、例えば“1.5m/sec”等である。
なお、制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、および情報の入出力のためのインタフェース等を備えるコンピュータにより実現される。
コンベア101は、荷物を搬送する装置であり、複数の駆動部105と、複数の駆動部105によって駆動されるバンド104とを有する。
これら複数の駆動部105は制御部150とネットワーク経由で接続されている。制御部150は、これら複数の駆動部105にネットワークを介して制御信号を送信することで、コンベア101の速度を制御するための指示を行う。
各駆動部105は、例えばバンド104に所定の力で押し当てられたローラと、ローラを回転駆動するモータとを有する。駆動部105は、受信した制御信号に応じた回転数でモータを回転させる。これにより、バンド104は、所定の方向(図1では時計回り)で回転するように駆動される。
バンド104は、本発明のコンベアシステムにおける搬送体の一例である。バンド104は、例えば樹脂製であり、一つのループを形成している。また、バンド104は、後述する複数のフックのそれぞれで荷物を保持し、複数の駆動部105によって駆動されることで、これら荷物を搬送する。
また、バンド104により形成された荷物の搬送路に沿って第一ステーション110、第二ステーション120、第三ステーション130、および第四ステーション140が配置されている。
これらステーションのそれぞれはコンベア101と同期して動作する移載装置を備え、コンベア101の稼働中に、コンベア101に対する荷物の受け渡しを行うことができる。移載装置の動作については図3を用いて後述する。
また、これらステーションのそれぞれは、制御部150とネットワーク経由で接続されており、制御部150から、例えば受け取るべき荷物の情報を受信することができる。
なお、コンベアシステム100の仕様(バンド104によって形成されるループの形状および大きさ、駆動部105の数および位置、ステーションの数および位置、並びに、通信ネットワークの形態等)は、図1に示す仕様に限定されることはない。コンベアシステム100が扱う荷物の数および種類等に応じて決定されればよい。
図2は、本発明の実施の形態のコンベアシステム100における制御系統を示すブロック図である。
なお、図2では、図示の明確化のため、複数のステーションのうちの第一ステーション110および第二ステーション120のみを図示している。
図2に示すように、第一ステーション110は、第一移載装置111と第一移動量検出部115とを有する。また、第二ステーション120は、第二移載装置121と第二移動量検出部125とを有する。
第一移載装置111および第二移載装置121のそれぞれは、コンベア101と同期した動作を行うことで、稼働中のコンベア101から荷物を受け取ること、および、稼働中のコンベア101に荷物を渡すことができる。
第一移載装置111は、具体的には、第一移動量検出部115により検出されたバンド104の移動量を参照することで、コンベア101と同期した動作を行う。第二移載装置121も同様に、第二移動量検出部125からの出力値を参照してコンベア101と同期した動作を行う。
なお、第一移動量検出部115および第二移動量検出部125のそれぞれは、例えば、バンド104に所定の力で押し当てられたローラの回転数に基づいてバンド104の移動量を出力するエンコーダである。
また、第一移動量検出部115および第二移動量検出部125のそれぞれは、制御部150によるコンベア101の速度制御にも利用される。
具体的には第一移動量検出部115および第二移動量検出部125のそれぞれは、検出したバンド104の移動量から、バンド104の単位時間あたりの移動量、つまり、コンベア101の速度を算出し、制御部150に送信する。
これにより、制御部150は、第一ステーション110および第二ステーション120のそれぞれの位置におけるコンベア101の速度を取得することができる。
なお、第一移動量検出部115および第二移動量検出部125のそれぞれは、検出したバンド104の移動量を、制御部150に送信してもよい。この場合、制御部150は、受信したそれぞれの移動量から、第一ステーション110および第二ステーション120のそれぞれの位置におけるコンベア101の速度を算出することができる。
なお、第三ステーション130および第四ステーション140も、移載装置と移動量検出部とを有しており、それぞれの位置におけるコンベア101の速度を制御部150に送信する。
制御部150は、これら4地点のコンベア101の速度の計測値を用いて、コンベア101の制御に用いるべき、コンベア101の速度を決定する。例えば、これら4地点の計測値の平均値を算出する。
制御部150はさらに、算出した結果と、メモリ等の記憶媒体に記憶している目標値Vaおよび基準値Vbとを用いて、コンベア101の速度を制御する。
なお、基準値Vbは、目標値Vaよりも低い値であり、制御部150がコンベア101の速度を向上させる指示を行うか否かの判断基準として用いる値である。
制御部150によるコンベア101の速度制御に係る処理については、図4および図5を用いて後述する。
図3は、本発明の実施の形態における第一移載装置111の動作の概要を示す図である。
図3を用いて、第一移載装置111が荷物を受け取る際の基本的な動作を説明する。
第一移載装置111は、荷物の受け渡しを行う機構部として移載部112を有している。本実施の形態では、移載部112は、荷物を下方から保持しながら当該荷物の移載を行う。
第一移載装置111は、例えばT秒後に荷物160が第一ステーション110に到着することを制御部150から通知されると、Tを用いて求められる到着予定時刻の数秒前(例えば3秒前)までに、所定の位置に移載部112をスタンバイさせる。
荷物160は、図3に示すようにフランジ部161を有する。また、バンド104には複数のフック106が取り付けられている。荷物160は、フランジ部161が1つのフック106と係合することでバンド104に吊り下げられ、第一ステーション110に向けて搬送される。
具体的には、フック106は、フランジ部161の下部の連結棒を上下方向に貫通させる溝を有し、当該溝は、後方(バンド104の移動方向とは逆の方向)が開放されている。
荷物160が第一ステーション110に到着すると、第一移載装置111は、第一移動量検出部115から出力されるバンド104の移動量を参照することで、移載部112を、バンド104の移動、つまり荷物160の移動と同期させて移動させる(S1)。
移載部112は荷物160と同期して移動しながら上昇することで、荷物160を持ち上げる。これにより、フランジ部161とフック106との係合が解除される(S2)。
このように、フランジ部161とフック106との係合が解除された後、フック106は下流へ移動し、荷物160は移載部112上に残される。移載部112は、この状態で、例えば下方に移動することで、バンド104の下方に配置された棚に荷物160を載置する(S3)。
このように、第一移載装置111がコンベア101と同期した動作を行うことで、第一ステーション110による荷物の受け取りが実行される。また、説明は省略するが、第一ステーション110からのコンベア101への荷物の移載も同様に、第一移載装置111がコンベア101と同期した動作を行うことで実行される。
なお、第二ステーション120等の他のステーションにおいても、それぞれが有する移載装置がコンベア101と同期した動作を行うことで、稼働中のコンベア101に対する荷物の受け渡しを行うことができる。
このように、第一移載装置111は、コンベア101との同期した動作のために、第一移動量検出部115からの出力値を利用している。また、この出力値は、上述のように、制御部150によるコンベア101の速度制御にも利用される。
ここで、制御部150は、上述のように、各移載装置に、例えば受け取るべき荷物が到着するまでの時間Tを通知する。このTは、コンベア101の速度が目標値と一致していることを前提に制御部150によって算出される値である。各移載装置では、このTに応じたタイミングで移載部を所定の位置にスタンバイさせる。
従って、コンベア101の速度が目標値を超えている場合、予定より早く、各移載装置にそれぞれが受け取るべき荷物が到着する。そのため、各移載装置では、荷物を受け取れないという移載ミスが発生する可能性が生じる。
そこで、本実施の形態における制御部150は、コンベア101の速度を制御する際に、コンベア101の速度が目標値を超えないように制御する。
以下に、コンベアシステム100におけるコンベア101の速度制御に係る処理を説明する。
図4は、本発明の実施の形態におけるコンベア101の速度制御の流れの一例を示すフロー図である。
まず図4を用いて、コンベア101の速度制御の一連の流れを説明し、次に図5を用いて、コンベア101の速度制御の具体例を示す。
制御部150は、コンベア101の速度Cvを取得する(S10)。具体的には、制御部150は、第一ステーション110〜第四ステーション140のそれぞれから送信される、それぞれの地点におけるコンベア101の速度の測定値を受信する。
制御部150は、受信した4つの測定値の平均値を算出することで、コンベア101の速度制御に用いるコンベア101の速度Cvを取得する。
制御部150は、コンベア101の速度Cvと、基準値Vbとを比較する(S11)。比較の結果、コンベア101の速度Cvが、基準値Vbを下回る場合(S11でYes)、コンベア101にコンベア101の速度Cvを向上させる指示を行う(S12)。
その後、制御部150は、コンベア101の速度Cvを取得し(S13)、Vb≦Cv≦Vaを満たすか否かが確認される(S14)。コンベア101の速度Cvが、Vb≦Cv≦Vaを満たさない場合(S14でNo)、Vb≦Cv≦Vaを満たすことが確認される(S14でYes)まで、コンベア101の速度Cvを向上させる指示(S12)から、Vb≦Cv≦Vaを満たすか否かの確認(S14)までが繰り返される。
つまり、制御部150は、コンベア101の速度Cvが、適正範囲である、基準値Vb以上かつ目標値Va以下になったことを確認するまで、取得した速度と目標値Vaとの差分よりも小さな値だけコンベア101の速度Cvを向上させるための指示を繰り返す。これにより、確実に、コンベア101の速度Cvを適正範囲に到達させることができ、かつ、コンベア101の速度Cvが目標値を超えることが防止される。
また、コンベア101の速度Cvが、基準値Vb以上である場合(S11でNo)、制御部150は、コンベア101の速度Cvと目標値Vaとを比較する。比較の結果、コンベア101の速度Cvが目標値Va以下である場合(S15でNo)、つまり、Vb≦Cv≦Vaを満たす場合、コンベア101の速度Cvの取得(S10)以降の処理が再度行われる。
また、コンベア101の速度Cvが目標値Vaを上回る場合(S15でYes)、制御部150は、一回の指示で、コンベア101の速度Cvを基準値Vbより小さな値まで低下させる(S16)。
その後、コンベア101の速度Cvを向上させる指示(S12)から、Vb≦Cv≦Vaを満たすか否かの確認(S14)までが繰り返されることで、コンベア101の速度Cvは適正範囲に収束する。
以上の処理の流れを、図5を用いて具体的に説明する。
図5は、本発明の実施の形態における、コンベア101の速度制御の具体例を示す図である。
図5に示すグラフの縦軸は、制御部150が取得したコンベア101の速度Cvであり、横軸は時間である。また、図5では、説明の容易化のために、目標値Vaおよび基準値Vbを無次元数(Va=100、Vb=98)で表している。
例えば時刻t1においてCv=V1である場合、CvはVbを下回っている。そこで、制御部150は、CvをD1だけ向上させるための指示をコンベア101に行う。具体的には、速度(V1+D1)に対応する制御信号を、コンベア101が有する複数の駆動部105のそれぞれに送信する。
ここで、D1は、制御部150がt1で取得した速度V1と、目標値Vaとの差分にm(0<m<1)を乗算して得られた値である。mは例えば“1/2”、“2/3”、または“3/4”などである。
なお、制御部150がコンベア101に対する指示を行うごとに、mの値を変更してもよい。つまり、mは一定であっても可変であってもよい。
例えば、制御部150が取得した速度と目標値との差分が小さくなるほどmの値を小さくしてもよい。また、例えば、mの値として、制御部150が取得する速度と目標値との差分に応じた複数の値を記憶媒体に記憶させておいてもよい。この場合、制御部150は、指示ごとに、当該差分に応じた値を当該記憶媒体から読み出した値を用いて制御信号を生成してもよい。
速度(V1+D1)に対応する制御信号を受け取った各駆動部105は、当該制御信号に従ってモータを回転させる。その結果、Cvは向上し、制御部150は、時刻t2においてCv=V2を取得する。
V2はVbを下回っているため、制御部150は、速度(V2+D2)に対応する制御信号を、コンベア101が有する複数の駆動部105のそれぞれに送信する。
D2は、上記D1と同様に算出される値である。具体的には、D2は、速度V2とVaとの差分にmを乗算して得られた値である。
その後、制御部150は、時刻t3において、Cv=V3を取得する。V3はVbを下回っているため、制御部150は、速度(V3+D3)に対応する制御信号を、コンベア101が有する複数の駆動部105のそれぞれに送信する。D3は、速度V3とVaとの差分にmを乗算して得られた値である。
その後、制御部150は、時刻t4において、Cv=V4を取得する。V4は、Vb≦V4≦Vaを満たす値である。従って、制御部150は、時刻t4において取得したコンベア101の速度Cvが、基準値Vb以上かつ目標値Va以下になったことを確認する。
そのため、制御部150は、コンベア101の速度Cvを向上させるための指示を一旦停止し、速度(V3+D3)に対応する制御信号を継続して送信する。
その後、例えば、コンベア101が搬送する荷物の数が急増したこと、または、いずれかの駆動部105のローラが磨耗したことなどに起因し、コンベア101の速度CvがVbを下回った場合を想定する。
この場合、制御部150は、例えば時刻t5において、Cv=V5を取得する。V5はVbを下回っているため、制御部150は、速度V5とVaとの差分にmを乗算して得られた値だけ上昇させるための指示をコンベア101に行う。これにより、時刻t6において、コンベア101の速度Cv=V6となり、Cvは適正範囲(Vb≦Cv≦Va)に到達する。
さらにその後、例えば、コンベア101が搬送する荷物の数が急減したことなどに起因し、コンベア101の速度Cvが上昇し、Vaを上回った場合を想定する。
この場合、制御部150は、例えば時刻t7において、Cv=V7を取得する。V7はVaを上回っているため、制御部150は、一回の指示で、コンベア101の速度CvをVbより低い値まで低下させる。
制御部150は、コンベア101の速度Cvを確実にVbより低い値まで低下させるように、例えば“980”に対応する制御信号を、コンベア101が有する複数の駆動部105のそれぞれに送信する。
その結果、制御部150は、例えば時刻t8において、Cv=V8を取得する。V8は、Vbを下回っている。そのため、制御部150は、コンベア101の速度Cvが、基準値Vb以上かつ目標値Va以下になったことを確認するまで、コンベア101の速度Cvを向上させるための指示を繰り返す。
なお、制御部150は、コンベア101の速度Cv向上のための指示を行う場合、Cvが直前の指示に応じた速度まで到達するのを待たなくてもよい。
例えば、図5に示すように、Cv=V1である場合、制御部150は、CvをD1だけ向上させるための指示をコンベア101に行う。この場合、制御部150は、当該指示の後であって、コンベア101の速度が(V1+D1)に到達する前にCvを取得し、取得した当該Cvと、目標値Vaとの差分よりも小さな値だけCvを向上させるための次の指示を行ってもよい。
また、個々の指示の具体的なタイミングとしては、コンベア101の速度の向上分が、直前の指示における速度向上分に対する所定の割合に到達した時点が例示される。
例えば、V1=80で、D1=10である場合を想定する。この場合、制御部150は、コンベア101に速度(V1+D1)に対応する指示を行った後、Cvを監視し、Cvが例えばD1の80%である8だけ増加した時点、つまり、Cv=88になった時点で、次の指示における速度向上分を算出する。
例えば、制御部150は、(目標値Va−88)×(3/4)=9を、次の指示における速度向上分として算出する。つまり、制御部150は、速度(88+9)に対応する制御信号を、コンベア101が有する複数の駆動部105のそれぞれに送信する。
また、制御部150は、コンベア101の速度の向上分とD1との差分が所定の値になったタイミングで次の指示を行ってもよい。例えば、V1=80で、D1=10である場合、制御部150は、速度の向上分とD1との差分が1になった時点、つまり、Cv=89になった時点で、次の指示における速度向上分を算出し、当該算出結果を用いて次の指示を行ってもよい。
このように、制御部150がコンベア101の速度補正のための指示を繰り返す場合に、個々の指示を早めのタイミングで行うことで、コンベア101の速度が基準値と目標値との間に到達するまでの期間が短縮される。
以上説明したように、本実施の形態のコンベアシステム100では、コンベア101の速度が目標値より低い基準値を下回った場合、一回の指示で、コンベア101の速度を、目標値まで向上させるのではなく、コンベア101の速度を確認しながら、小刻みにコンベア101の速度を向上させる。これにより、コンベア101の速度は確実に適正範囲に到達し、かつ、コンベア101の速度が目標値を超えることはない。
また、制御部150は、複数の、コンベア101の速度の測定値を用いて、コンベア101の速度を制御するため、精度の高い速度制御が実現される。特に、バンド104の全長が例えば1kmを超えるような大規模なコンベアシステム100を構築する場合、多地点でのコンベア101の速度の測定値を速度制御に用いることは、速度制御の精度の向上の観点から有用である。
さらに、制御部150が、複数回の指示を複数の駆動部105のそれぞれに送信することで、より確実な速度制御が実現される。具体的には、複数の駆動部105の一部または全部が、いずれかの指示の受信を失敗した場合であっても、その後の指示により当該一部または全部の駆動部105は、コンベア101の速度が適正範囲に到達するように動作する。
従って、各ステーション(110、120、130、140)では、受け取るべき荷物を確実に受け取ることができ、かつ、コンベア101に渡すべき荷物を確実に渡すことができる。
また、制御部150は、各ステーションが有する、コンベア101との同期用の移動量検出部を、コンベア101の速度の取得に利用する。そのため、コンベア101の速度の取得を目的としたエンコーダ等をコンベア101に新たに配置する必要がない。
このように、本実施の形態のコンベアシステム100は、搬送作業を効果的に効率化させることができる。
以上、本発明の一態様に係るコンベアシステム100について、実施の形態に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、本実施の形態において、制御部150は、4地点の速度の計測値を平均することで、コンベア101の速度制御に用いるコンベア101の速度を取得するとした。しかしながら、他の手法で、速度制御に用いるコンベア101の速度を決定してもよい。
例えば、4地点の計測値うちの、最大と最小とを除外した残り2地点の計測値の平均を、コンベア101の速度として扱ってもよい。また、例えば、4つのステーションのうち、受け渡しする荷物の数が最も多いステーションで計測されたコンベア101の速度を、速度制御に用いるコンベア101の速度として扱ってもよい。
また、コンベア101が有するバンド104は樹脂製であるとした。しかし、バンド104は例えば金属製であってもよい。
また、コンベア101は、バンド104に取り付けられた複数のフック106で複数の荷物を搬送するとした。しかし、コンベア101の荷物の搬送態様はどのようなものであってもよい。例えば、コンベア101が、ベルトにより荷物を搬送するベルトコンベアであってもよい。
つまり、実施の形態のコンベアシステム100を、ベルトコンベアを稼動させながら、ベルトの移動に同期して荷物の受け渡しを行うことで搬送作業を実行するシステムに適用することも可能である。
また、図5において、目標値Vaは100であり、基準値Vbは98であるとした。つまり、基準値Vbは、目標値Vaから2%だけ減じた値であるとした。
しかし、目標値Vaと基準値Vbとの差は、特定の値または割合に限定されない。目標値Vaと基準値Vbとの差は、例えば複数の地点で測定されたコンベア101の速度のばらつき等に応じて設定されればよい。
例えば、複数の地点で測定されたコンベア101の速度のばらつきが無視できる程度に小さいのであれば、目標値Vaと基準値Vbとの差をより少なくすることも可能である。こうすることで、コンベア101の速度を、目標値により近い範囲に維持することが可能である。その結果、搬送作業がより効率化される。
また、複数の地点で測定されたコンベア101の速度のばらつきが大きいほど、目標値Vaと基準値Vbとの差を大きくしてもよい。こうすることで、例えば、コンベア101の実際の速度が目標値を超えてしまうことが防止される。
また、制御部150が、複数の地点で測定されたコンベア101の速度のばらつきの度合いを算出し、算出結果と目標値Vaとから、Vbを算出してもよい。つまり、Vbは、制御部150により自動的に決定されてもよい。
本発明のコンベアシステムは、コンベアの速度を、目標値を上限として徐々に向上させることで、確実に適正範囲に到達させるよう制御する。そのため、工場および倉庫など、安全かつ効率のよい荷物の搬送が要求される場所におけるコンベアシステム等として有用である。
100 コンベアシステム
101 コンベア
104 バンド
105 駆動部
106 フック
110 第一ステーション
111 第一移載装置
112 移載部
115 第一移動量検出部
120 第二ステーション
121 第二移載装置
125 第二移動量検出部
130 第三ステーション
140 第四ステーション
150 制御部
160 荷物
161 フランジ部

Claims (5)

  1. 荷物を搬送するコンベアと、
    前記コンベアの速度を取得し、取得した速度に基づいて、前記コンベアの速度が予め定められた目標値に近づくように前記コンベアを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、取得した速度が前記目標値よりも低い基準値を下回る場合、前記コンベアの速度が前記基準値以上かつ前記目標値以下になったことを確認するまで、取得した速度と前記目標値との差分よりも小さな値だけ前記コンベアの速度を向上させるための指示を繰り返すことで前記コンベアの速度を徐々に向上させ、これにより、前記コンベアの速度を前記基準値以上かつ前記目標値以下まで向上させ
    前記制御部は、取得した速度が前記目標値よりも高い場合、前記コンベアの速度を低下させる指示を一回行うことで、前記コンベアの速度を前記基準値よりも小さな値まで低下させる
    コンベアシステム。
  2. 前記制御部は、(a)前記コンベアの速度の取得、および、(b)取得した速度と前記目標値との差分にm(0<m<1)を乗算して得られた値だけ前記コンベアの速度を向上させるための前記コンベアに対する指示、を繰り返すことで、前記コンベアの速度を、前記基準値以上かつ前記目標値以下まで向上させる
    請求項1記載のコンベアシステム。
  3. 前記コンベアは、前記荷物を移動させる搬送体により前記荷物を搬送し、
    前記コンベアの速度は、前記搬送体の移動速度であり、
    コンベアシステムはさらに、前記搬送体の移動に同期した動作を行うことで、前記荷物を前記コンベアから受け取る、または、前記荷物を前記コンベアに渡す第一移載装置と、
    前記第一移載装置による前記搬送体の移動に同期した動作に用いられる、前記搬送体の移動量を検出する第一移動量検出部とを備え、
    前記制御部は、前記第一移動量検出部により検出された移動量を用いて求められる前記コンベアの速度を取得する
    請求項1記載のコンベアシステム。
  4. さらに、前記搬送体の移動に同期した動作を行うことで前記荷物を前記コンベアから受け取る第二移載装置と、
    前記第二移載装置による前記搬送体の移動に同期した動作に用いられる、前記搬送体の移動量を検出する第二移動量検出部とを備え、
    前記制御部は、前記第一移動量検出部により検出された移動量および前記第二移動量検出部により検出された移動量を用いて求められる前記コンベアの速度を取得する
    請求項3記載のコンベアシステム。
  5. 前記制御部は、前記コンベアの速度を向上させるための一回の指示を行った後であって、前記コンベアの速度が前記一回の指示に応じた速度に到達する前に、前記コンベアの速度を取得し、取得した当該速度と前記目標値との差分よりも小さな値だけ前記コンベアの速度を向上させるための次の指示を行う
    請求項1記載のコンベアシステム。
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