JP5573441B2 - 光電変換モジュール用部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気信号を光信号に変換するまたは光信号を電気信号に変換する光電変換部に用いられる光電変換モジュール用部品の製造方法に関する。
発光素子で発生させた光信号を光ファイバにより伝送したり、光ファイバを伝搬してきた光信号を受光素子で受光する光伝送を行う光電気変換モジュールを製造する技術として、予め光電変換素子を装着したフェルールに対して、光ファイバを保持させたガイド部材を結合させることにより、フェルールの光ファイバ挿通孔に光ファイバを挿入する際に、光ファイバの位置決めを簡単に行い、光ファイバの押し込み量を設定することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−139896号公報
上記の製造技術では、予め光電変換素子を装着したフェルールに長尺の光ファイバを挿入して固定したピグテール型のモジュールが得られるが、フェルールの光ファイバ挿通孔へ光ファイバを挿入する際に、光ファイバ挿通孔の内周面が光ファイバの端面の縁部によって削れ、その削りくずが光ファイバの端面に付着し、光電変換素子との光学結合効率が低下するおそれがあった。また、フェルールに光ファイバを挿入する際、先に装着された受発光素子へ光ファイバの先端を衝突させたり、干渉させてしまうおそれがあった。
さらに、ピグテール型のモジュールでは、長尺の光ファイバが一体に構成されているため、例えば受発光素子に不具合が生じた場合、フェルールに接続された光ファイバとともにモジュール全体を交換する必要があった。
本発明の目的は、光学結合効率が良好な光電変換モジュール用部品を容易に製造することができ、メンテナンス性及び組み付け作業性も良好な光電変換モジュール用部品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法は、光ファイバが挿入される光ファイバ挿通孔とコネクタピン挿入用のガイド孔と前記光ファイバの挿入方向前方側の装着面に設けられた電極用リードとを有するフェルールに対して、
前記光ファイバ挿通孔に前記光ファイバを挿入して固定する光ファイバ固定工程を行った後、
前記電極用リードに受発光素子を導通接続させて装着させる光デバイス装着工程を行い、光電変換モジュール用部品とすることを特徴とする。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記光ファイバ固定工程を行った後、前記フェルールを前記光ファイバの軸方向と直交する方向に前記光ファイバとともに切断するフェルール切断工程を行うことが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記フェルール切断工程は、前記光デバイス装着工程より前に行うことが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記ガイド孔の周囲が前記装着面よりも突出されているフェルールを用いることが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記光ファイバ挿通孔の前記光ファイバの挿入方向後方側が前記光ファイバの挿入方向前方側の前方孔部よりも拡径された拡大径部とされ、前記拡大径部と前記前方孔部との間が前記拡大径部から前記前方孔部へ向かって次第に窄まるテーパ孔部とされているフェルールを用いることが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記拡大径部の側面が切り欠かれて前記光ファイバ挿通孔が露出されているフェルールを用いることが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において、前記光ファイバの前記光ファイバ挿通孔への挿入方向前方側の端部を、前記装着面から引き込んだ位置に配置し、前記光ファイバの前記光ファイバ挿通孔への挿入方向後方側の端部を、前記フェルール切断工程で切断されて形成された切断面と略同一位置に配置させることが好ましい。
本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法によれば、フェルールの光ファイバ挿通孔に光ファイバを挿入して固定した後に、電極用リードに受発光素子を導通接続させて装着させるので、光ファイバ挿通孔へ挿通させた光ファイバの先端面に光ファイバ挿通孔内と接触した際に生じる削りかすなどが付着したとしても、光ファイバの先端面から削りかすなどを除去して清浄な状態にしてから受発光素子を装着することができる。これにより、光ファイバの端面と受発光素子との間に削りかすなどが残留することによる光ファイバと受発光素子との光学結合効率の低下を防止することができる。つまり、良好な光学結合効率が得られる光電変換モジュール用部品を容易に製造することができる。
また、先に受発光素子を装着してから光ファイバ挿通孔へ光ファイバを挿入する場合と比較して、光ファイバ挿通孔へ挿入した光ファイバの先端面を高精度に位置決めすることができ、また、装着した受発光素子へガラスファイバの先端を衝突させたり、干渉させてしまうといった不具合をなくすことができる。
また、光ファイバ挿通孔及びコネクタピン挿入用のガイド孔を有するフェルールに対して、光ファイバ固定工程及び光デバイス装着工程を行い、光電変換モジュール用部品を製造するので、光コネクタが接続可能なレセプタクル方式の光電変換モジュール部品を得ることが可能となる。光電変換モジュール部品がレセプタクル方式となることで、長尺の光ファイバを着脱することが可能となり、ピグテール型モジュールと比較して、モジュールのメンテナンス性及び組み付け作業性が良好である。さらに、長尺の光ファイバ心線を接続した状態では行うことが困難であった光電変換モジュールに対する各種の耐久試験を容易に行うことができる。
本実施形態に係る光電変換モジュール用部品の製造方法において用いられるフェルールの斜視図である。 図1のフェルールの正面図である。 図1のフェルールの背面図である。 図1のフェルールの平面図である。 図1のフェルールの断面図である。 光電変換モジュールの一部を断面視した平面図である。 光電変換モジュールの一部の断面図である。 光電変換モジュールの一部の断面図である。 本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法における光ファイバ固定工程を説明する断面図である。 本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法における光ファイバ固定工程を説明する断面図である。 本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法におけるフェルール切断工程を説明する断面図である。 本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法における光デバイス装着工程を説明する断面図である。 本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法における光デバイス装着工程を説明する断面図である。
以下、本発明に係る光電変換モジュール用部品の製造方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
まず、本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法において用いられるフェルール及び本発明の光電変換モジュール用部品の製造方法によって製造する光電変換モジュール用部品等について説明する。
図1から図5に示すように、光電変換モジュール用部品11は、樹脂によって一体成形されたフェルール12を有している。このフェルール12は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を主成分とする熱可塑性樹脂から形成されている。このポリフェニレンサルファイドを主成分とする熱可塑性樹脂は、精密成形性に優れた樹脂であり、精密成形を要するフェルール12に用いるのに好適である。また、このポリフェニレンサルファイドを主成分とする熱可塑性樹脂は、線膨張係数が小さく、また、耐熱性にも優れている。
図2及び図3に示すように、フェルール12は、先端12aから後端12b近傍に延びる複数(本例では2つ)の光ファイバ挿通孔13が形成されている。これらの光ファイバ挿通孔13は、フェルール12の幅方向に、例えば、0.25mmの間隔をあけて配列されている。光ファイバ挿通孔13には、フェルール12の後端12b側から、それぞれ後述するガラスファイバ(光ファイバ)32が挿入されて固定されるようになっている。
図4に示すように、フェルール12には、その先端12aに、厚さ方向へ延在する複数の電極用リード14が設けられている。これらの電極用リード14は、後述する受発光素子41のアノード端子とカソード端子にそれぞれ導通されるものであり、それぞれの光ファイバ挿通孔13の付近にそれぞれ一対ずつ配置されている。電極用リード14は、例えば、インサート成型によってフェルール12の先端12aにフェルール12の樹脂と一体的に設けられている。
電極用リード14は、フェルール12の先端12a側の端面からなる装着面15に沿って延在し、フェルール12の一側方へ突き出している。このフェルール12から突き出した部分が電極用リード14の延出部14aとして設けられている。
図2に示すように、フェルール12の装着面15における電極用リード14の延出部14a側には、前方側へ突出する突出部15aが幅方向にわたって形成されており、それぞれの電極用リード14は、その一部が突出部15aによって覆われている。
また、図1及び図4に示すように、それぞれの電極用リード14は、延出部14aと反対側の端部が、光ファイバ挿通孔13の近傍に配置されている。それぞれの電極用リード14は、フェルール12の厚さ方向へ向かって光ファイバ挿通孔13から離れるにしたがって、互いに離間されている。具体的には、それぞれの電極用リード14は、光ファイバ挿通孔13付近での間隔が、受発光素子41のアノード端子とカソード端子との間隔に合わせた間隔の0.075mm程度とされている。また、それぞれの電極用リード14の延出部14aでの間隔は、後述する回路基板51に形成されたスルーホール51aの間隔に整合されている。
図2に示すように、フェルール12には、光ファイバ挿通孔13の両側部に、フェルール12の先端12aから後端12bにわたってガイド孔24が形成されており、これらのガイド孔24には、後述する光コネクタ43に装着された位置決めピン(コネクタピン)47が挿入可能とされている。このガイド孔24に位置決めピン47を挿入することにより、光コネクタ43がフェルール12の後端に位置決めされた状態に接続される。
なお、ガイド孔24の孔径及び間隔は、多心光コネクタの世界標準であるMTコネクタまたはminiMTコネクタに合わせるのが好ましく、例えば、0.7mmの径で、4.6mmまたは2.6mmの間隔とするのが良い。また、フェルール12の装着面15には、ガイド孔24の周囲に、装着面15よりも突出された突出部24aを有している。これにより、フェルール12の装着面15に装着した受発光素子41をポッティングする際の、ポッティング樹脂のガイド孔24への浸入を防止し、ポッティング樹脂によってガイド孔24が閉塞するような不具合が防止される。
図2及び図3に示すように、フェルール12に形成された光ファイバ挿通孔13は、ガラスファイバ32の挿入方向後方側がガラスファイバ32の挿入方向前方側の前方孔部13aよりも拡径された拡大径部13bとされている。また、拡大径部13bと前方孔部13aとの間は、拡大径部13bから前方孔部13aへ向かって次第に窄まるテーパ孔部13cとされている。これにより、このフェルール12の光ファイバ挿通孔13へガラスファイバ32を挿入する際に、ガラスファイバ32の光ファイバ挿通孔13への挿入性を向上させることができ、また、テーパ孔部13cによってガラスファイバ32の先端部を円滑に前方孔部13aへ案内させることができる。なお、光ファイバ挿通孔13の径は、例えば、前方孔部13aの径が0.125mmである場合、拡大径部13bの径は、0.18mm、0.20mmあるいは0.25mmとするのが好ましい。
また、フェルール12には、後端12b側における一側面に切欠き部17が形成されている。これにより、光ファイバ挿通孔13の拡大径部13bの側面が切り欠かれて光ファイバ挿通孔13が露出され、半円溝状とされている。これにより、切欠き部17において露出された光ファイバ挿通孔13の拡大径部13bへガラスファイバ32を押し付けるようにして配置させて光ファイバ挿通孔13へ挿し込むことで、ガラスファイバ32を円滑に光ファイバ挿通孔13へ挿入することができる。
次に、光電変換モジュール用部品11を用いた光電変換モジュールの例について説明する。
図6及び図7に示すように、この光電変換モジュール31は、上記の光電変換モジュール用部品11を備えている。
この光電変換モジュール31では、光電変換モジュール用部品11を構成するフェルール12の光ファイバ挿通孔13に、コア及びクラッドを有するガラスファイバ(光ファイバ)32が挿通され、固定用接着剤によって固定されている。これらガラスファイバ32は、その先端部が平滑面とされており、受発光素子41との干渉を防ぐために、フェルール12の先端12aの装着面15に対して僅かに(例えば10μm程度)光ファイバ挿通孔13内へ引き込んだ位置に配置されている。
また、フェルール12の装着面15には、突出部24aの間に、光デバイスである受発光素子41が取り付けられている。この受発光素子41は、フェルール12の装着面15に取り付けられる取り付け面である素子面41aに、素子部と端子部(図示省略)とを有しており、素子部が光ファイバ挿通孔13の対向位置に、端子部が電極14の対向位置に配置されている。
この受発光素子41は、例えば、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)やPD(Photodiode)などの発光素子または受光素子である。受発光素子41の素子部は、受発光素子41が発光素子である場合は発光部であり、受発光素子41が受光素子である場合は受光部である。
受発光素子41は、その端子部が、フェルール12に設けられた電極用リード14に対して、例えば、金(Au)からなるバンプ44によって導通接続されている。このバンプ44による接続は、超音波振動や熱によってバンプ44を溶かして端子部と電極用リード14とを接続するフリップチップ接続で行われる。
なお、フェルール12には、装着面15の幅方向半分に、発光素子からなる受発光素子41を取り付け、残りの幅方向半分側に、受光素子からなる受発光素子41を取り付ける場合もある。
また、光電変換モジュール用部品11のフェルール12と受発光素子41との間には、透光性を有する樹脂からなるアンダーフィル材33が設けられており、さらに、フェルール12に取り付けられた受発光素子41は、ポッティングすることにより、全体がポッティング樹脂34によって覆われている。
光電気変換モジュール用部品11を光電変換モジュール31として用いる場合、フェルール12の後端側が切断され、その切断面16では、ガラスファイバ32の後端部が鏡面加工される。なお、切断面16では、ガイド孔24の縁部を面取りするのが好ましく、このようにすると、光コネクタ43の位置決めピン47の挿入時におけるガイド孔24の縁部での欠けを防止することができる。
光電変換モジュール用部品11は、スルーホール実装によって回路基板51に実装することができる。
回路基板51には、スルーホール51aが形成されており、このスルーホール51aに、フェルール12に一体に設けられた電極用リード14の延出部14aが挿通されている。このスルーホール51aに挿通された延出部14aが、回路基板51の裏面で半田付けされ、これにより、光電変換モジュール用部品11は、回路基板51の配線である回路パターンに対して電極用リード14が半田付けされて導通された状態に実装されている。
図8に示すように、光電変換モジュール用部品11は、表面実装(リフロー実装)によっても回路基板51に実装することができる。
表面実装によって回路基板51に光電変換モジュール用部品11を実装する場合、電極用リード14の延出部14aが、例えば、プレス加工によって折り曲げられてフェルール12の装着面15である端面に対して光ファイバ挿通孔13と反対側へ配置された光電変換モジュール用部品11が用いられる。このように折り曲げられた電極用リード14の延出部14aが、回路基板51の表面の回路パターンにリフローによって半田付けされ、これにより、光電変換モジュール用部品11は、回路基板51に対して電極用リード14が回路パターンに導通された状態に実装されている。なお、表面実装による回路基板51への実装では、スルーホール実装と比較して、ノイズの影響を低減させることができ、高周波信号を良好に伝達させることができる。また、上記のように折り曲げられた電極用リード14を有する光電変換モジュール部品11は、折り曲げられた電極用リード14を作製してフェルール12へインサート成形する場合と比較して、容易にかつ低コストに作製することができる。
なお、回路基板51には、電気デバイス(図示省略)が実装されており、電気デバイスの端子が回路パターンを介して電極用リード14と導通されている。この電気デバイスは、受発光素子41が発光素子(VCSEL)である場合には受発光素子41を駆動させるドライバICであり、受発光素子41が受光素子(PD)である場合には受発光素子41からの電気信号を増幅させるトランスインピーダンスアンプ(TIA)である。
上記のように、回路基板51に実装された光電変換モジュール31には、フェルール12の切断面16側に、複数本(本例では2本)の光ファイバ心線42が接続された光コネクタ43が接続される。つまり、この光電変換モジュール31は、光コネクタ43が接続可能なレセプタクル方式となっている。このレセプタクル方式によれば、光電変換モジュールに光ファイバ心線を直接接続したピグテール型と比較して、回路基板51等への組み付けの際の良好な組み付け作業性を確保することができる。また、実装後に、光ファイバ心線42と接続させることができるので、光ファイバ心線42を接続した状態では行うことが困難であった光電変換モジュール31に対する各種の耐久試験を容易に行うことができる。なお、耐久試験としては、高温環境下での劣化試験であるバーンイン試験や静電気破壊(ESD)試験などがある。
さらに、例えば受発光素子41に不具合が生じたとしてもフェルール12から光コネクタ43を外して光電変換モジュール部品11を交換することができるので、メンテナンス性が良好である。
この光コネクタ43は、MTコネクタまたはminiMTコネクタの形態をなすコネクタフェルール44を有する。コネクタフェルール44は、例えば、ポリエステル樹脂、PPS樹脂及びエポキシ樹脂の何れかを含む材料で形成されている。
光ファイバ心線42は、コア及びクラッドを有するガラスファイバ(光ファイバ)45を樹脂によって被覆したものであり、光ファイバ心線42の端部において被覆から露出されたガラスファイバ45がコネクタフェルール44に保持されている。そして、コネクタフェルール44における光電変換モジュール31との対向面である光入出面44aにおいて、それぞれのガラスファイバ45の端面が露出されている。
この光コネクタ43には、光電変換モジュール31側の光入出面44aの両側部に、光電変換モジュール31側へ突出する位置決めピン47が設けられている。これらの位置決めピン47は、光電変換モジュール31のフェルール12に形成されたガイド孔24へ挿入可能とされている。
この光コネクタ43は、位置決めピン47をガイド孔24へ挿入させながら、光電変換モジュール31側へ近接させることにより、ガラスファイバ45の端面を、光電変換モジュール31のガラスファイバ32の後端部に高精度に配置させることができる。
上記の光電変換モジュール31では、受発光素子41と光コネクタ43のガラスファイバ45との間で、光電変換モジュール31のガラスファイバ32を介して光伝送が行われる。
発光素子からなる受発光素子41からガラスファイバ45へ光伝送が行われる場合では、受発光素子41の素子部から発光された光が、光電変換モジュール31のガラスファイバ32を介して光コネクタ43のガラスファイバ45へ入射することとなる。
また、光コネクタ43のガラスファイバ45から受光素子からなる受発光素子41へ光伝送が行われる場合では、ガラスファイバ45から出射した光が、光電変換モジュール31のガラスファイバ32を介して受発光素子41の素子部へ入射することとなる。
次に、上記の光電変換モジュール用部品11を製造する方法について、各工程ごとに説明する。
(光ファイバ固定工程)
まず、フェルール12の光ファイバ挿通孔13へ挿入して固定するガラスファイバ32の先端部を切断する。このガラスファイバ32の切断は、最も一般的な機械式のカッターであるクリバーを用いて切断する。また、ガラスファイバ32の切断は、COレーザーを用いて行っても良い。COレーザーを用いて切断すると、切断されたガラスファイバ32の端面における角を取ることができ、光ファイバ挿通孔13への挿入時における光ファイバ挿通孔13の内周面の削りが抑えられ、削りかすの発生を防止することができる。
このようにガラスファイバ32の先端部を切断したら、図9に示すように、フェルール12の光ファイバ挿通孔13内に、固定用接着剤50を塗布し、ガラスファイバ32をフェルール12の後端12b側から光ファイバ挿通孔13内へ挿入する。このとき、予めフェルール12の光ファイバ挿通孔13内に固定用接着剤50を塗布しているので、光ファイバ挿通孔13の全長にわたってガラスファイバ32との間に固定用接着剤50が充填され、良好な接着状態を得ることができる。但し、固定用接着剤50が光ファイバ挿通孔13から漏れ出してフェルール12の端面である装着面15の電極用リード14の表面に付着すると、受発光素子41を実装することが困難となるので、予め、フェルール12の装着面15における光ファイバ挿通孔13を含む範囲に、接着剤漏れ防止用のグリースを塗布しておくのが好ましい。
フェルール12には、後端12b側における一側面に、切欠き部17が形成され、光ファイバ挿通孔13の拡大径部13bの側面が切り欠かれて光ファイバ挿通孔13が露出され、半円溝状とされている。したがって、切欠き部17において露出された光ファイバ挿通孔13の拡大径部13bへガラスファイバ32を押し付けるようにして配置させて光ファイバ挿通孔13へ挿し込むことで、ガラスファイバ32を円滑に光ファイバ挿通孔13へ挿入することができる。
また、光ファイバ挿通孔13は、拡大径部13bと前方孔部13aとの間が、拡大径部13bから前方孔部13aへ向かって次第に窄まるテーパ孔部13cとされているので、テーパ孔部13cによってガラスファイバ32の先端部を円滑に前方孔部13aへ案内させることができ、ガラスファイバ32の挿入作業を円滑に行うことができる。
光ファイバ挿通孔13へガラスファイバ32を挿入したら、図10に示すように、フェルール12の装着面15に、ダミーフェルール51を押し当て、ガラスファイバ32を位置決めする。このとき、ガラスファイバ32の光ファイバ挿通孔13への挿入方向前方側の端部を、フェルール12の装着面15から僅かに引き込んだ位置に配置させる。これにより、フェルール12の先端12aに受発光素子41を装着した際に、ガラスファイバ32の先端部と受発光素子41との干渉、衝突が防止される。なお、フェルール12の装着面15におけるガラスファイバ32の引き込み量は、引き込み過ぎによる光伝送損失の増大を抑えるため、500μm以下とするのが望ましい。
また、フェルール12の後端12b側から固定用接着剤52を追加塗布する。先に塗布した固定用接着剤50としては、信頼性の観点から熱硬化性接着剤が望ましいが、追加塗布する固定用接着剤52としては、ハンドリングや後工程においてガラスファイバ32を保持しておくことが目的なので、なるべく速く硬化する2液反応型の接着剤、紫外線硬化型接着剤、シリアノアクリレート型の瞬間接着剤が望ましい。
(フェルール切断工程)
固定用接着剤50,52を、熱を加える等により硬化させてガラスファイバ32を光ファイバ挿通孔13内に挿通した状態に固定させたら、図11に示すように、フェルール12を、ガラスファイバ32とともに切断し、フェルール12の切断面16において露出するガラスファイバ32の端面を鏡面加工する。これにより、フェルール12の切断面16において、ガラスファイバ32の端面を切断面16に一致させた状態とする。
なお、切断の仕方としては、高速回転する円形のダイヤモンドブレードで切断するダイシングがあり、このダイシングによってフェルール12を切断することにより、フェルール12の切断面16において、ガラスファイバ32の端面を鏡面仕上げすることができる。
上記のようにフェルール12を切断すると、フェルール12の切断面16は、MTコネクタなどの多心コネクタと同じインターフェースを有するものとなり、位置決めピン47をガイド孔24へ挿入させて光コネクタ43を接続することにより、ガラスファイバ45とガラスファイバ32との光接続が可能となる。
(光デバイス装着工程)
フェルール12の装着面15における検査後、この装着面15をプラズマ洗浄等によって洗浄する。これにより、光ファイバ挿通孔13への挿入時に生じた削りかすやゴミがガラスファイバ32の端面に付着していたとしても、その削りかすやゴミを確実に除去してガラスファイバ32の端面を清浄な状態とすることができる。
装着面15を洗浄してガラスファイバ32の端面を清浄な状態としたら、図12に示すように、装着面15にフリップチップ実装等によって光デバイスである受発光素子41を実装する。具体的には、フェルール12の装着面15の電極用リード14と受発光素子41の端子部との間のバンプ44を超音波振動または熱によって溶かし、端子部と電極用リード14とを導通接続させ、フェルール12の装着面15に受発光素子41を装着する。
その後、図13に示すように、フェルール12と受発光素子41との間に、アンダーフィル材33を充填し、さらに、受発光素子41をポッティングすることにより、受発光素子41の全体をポッティング樹脂34によって覆う。これにより、受発光素子41の装着状態を良好な状態に維持することができ、信頼性を高めることができる。
なお、アンダーフィル材33は、受発光素子41の実装強度を補強する役割を果たすとともに、受発光素子41の素子部とガラスファイバ32との間の光路となるので、使用する波長において透明であることを要する。
上記のようにして、フェルール12の装着面15に受発光素子41を装着したら、ドレインソース(DC)検査を行う。具体的には、発光素子(VCSEL)からなる受発光素子41を装着した場合は、光電変換モジュール部品11に測定用の光コネクタ43を接続し、電極用リード14を介して受発光素子41に通電し、光パワーメーターで受発光素子41の光パワーを測定する。また、受光素子(PD)からなる受発光素子41を装着した場合は、光電変換モジュール部品11に光源用の光コネクタ43を接続し、光コネクタ43側から光を送り、電極用リード14に接続した電流計で電流値を測定する。
上記の製造方法によれば、フェルール12の光ファイバ挿通孔13にガラスファイバ32を挿入して固定した後に、電極用リード14に受発光素子41を導通接続させて装着させるので、光ファイバ挿通孔13へ挿通させたガラスファイバ32の先端面に光ファイバ挿通孔13内と接触した際に生じる削りかすなどが付着したとしても、ガラスファイバ32の先端面から削りかすなどを除去して清浄な状態にしてから受発光素子41を装着することができる。これにより、ガラスファイバ32の端面と受発光素子41との間に削りかすなどが残留することによるガラスファイバ32と受発光素子41との光学結合効率の低下を防止することができる。つまり、良好な光学結合効率が得られる光電変換モジュール用部品11を容易に製造することができる。
また、先に受発光素子41を装着してから光ファイバ挿通孔13へガラスファイバ32を挿入する場合と比較して、光ファイバ挿通孔13へ挿入したガラスファイバ32の先端面を高精度に位置決めすることができ、また、装着した受発光素子41へガラスファイバ32の先端を衝突させたり、干渉させてしまうといった不具合をなくすことができる。
また、光ファイバ挿通孔13及び位置決めピン挿入用のガイド孔24を有するフェルール12に対して、光ファイバ固定工程及び光デバイス装着工程を行い、光電変換モジュール用部品11を製造するので、光コネクタ43が接続可能なレセプタクル方式の光電変換モジュール部品11を得ることが可能となる。上述したように、光電変換モジュール部品11をレセプタクル方式とすることで光コネクタ43が着脱可能となり、ピグテール型モジュールと比較して、メンテナンス性及び組み付け作業性が良好である。さらに、長尺の光ファイバ心線を接続した状態では行うことが困難であった光電変換モジュール31に対する各種の耐久試験を容易に行うことができる。
また、フェルール12に対して光ファイバ固定工程を行った後、フェルール切断工程を行って光電変換モジュール部品11を製造するので、その切断面に対して光コネクタ43が接続可能なレセプタクル方式の光電変換モジュール部品11を得ることができる。なお、フェルール切断工程を行わない場合は、フェルールの後端面に沿って光ファイバを切断して研磨することで、光コネクタ43と接続可能となる。
また、フェルール切断工程を光デバイス装着工程より前に行うので、フェルール切断工程時の振動などによって受発光素子41を損傷させるおそれもない。
12:フェルール、13:光ファイバ挿通孔、13a:前方孔部、13b:拡大径部、13c:テーパ孔部、14:電極用リード、15:装着面、16:切断面、24:ガイド孔、32:ガラスファイバ(光ファイバ)、41:受発光素子、47:位置決めピン(コネクタピン)

Claims (6)

  1. 光ファイバが挿入される光ファイバ挿通孔とコネクタピン挿入用のガイド孔と前記光ファイバの挿入方向前方側の装着面に設けられた電極用リードとを有するフェルールに対して、
    前記光ファイバ挿通孔に前記光ファイバを挿入して固定する光ファイバ固定工程を行った後、
    前記フェルールを前記光ファイバの光軸方向と直交する方向に前記光ファイバとともに切断することで、前記光ファイバの切断された端面を前記フェルールの切断面に一致させた状態とし、切断された前記光ファイバの挿入方向後方側のフェルールを切り離し、前記光ファイバの挿入方向前方側のフェルールの切断面に露出した光ファイバの前記端面を鏡面にするフェルール切断工程と、
    前記電極用リードに受発光素子を導通接続させて装着させる光デバイス装着工程と、
    を行い、光電変換モジュール用部品とすることを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の光電変換モジュール用部品の製造方法であって、
    前記フェルール切断工程は、前記光デバイス装着工程より前に行うことを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光電変換モジュール用部品の製造方法であって、
    前記ガイド孔の周囲が前記装着面よりも突出されているフェルールを用いることを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の光電変換モジュール用部品の製造方法であって、
    前記光ファイバ挿通孔の前記光ファイバの挿入方向後方側が前記光ファイバの挿入方向前方側の前方孔部よりも拡径された拡大径部とされ、前記拡大径部と前記前方孔部との間が前記拡大径部から前記前方孔部へ向かって次第に窄まるテーパ孔部とされているフェルールを用いることを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
  5. 請求項4に記載の光電変換モジュール用部品の製造方法であって、
    前記拡大径部の側面が切り欠かれて前記光ファイバ挿通孔が露出されているフェルールを用いることを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
  6. 請求項1または請求項2に記載の光電変換モジュール用部品の製造方法であって、
    前記光ファイバの前記光ファイバ挿通孔への挿入方向前方側の端部を、前記装着面から引き込んだ位置に配置し、前記光ファイバの前記光ファイバ挿通孔への挿入方向後方側の端部を、前記フェルール切断工程で切断されて形成された切断面と略同一位置に配置させることを特徴とする光電変換モジュール用部品の製造方法。
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