JP5572999B2 - 排水目皿 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪、繊維くず、その他のゴミを捕集するゴミの捕集部を有し、例えば、浴室の洗い場や洗面ボウルなどの排水部に設置する排水目皿(ヘアキャッチャー)に関する。
従来、浴室の排水部などに取り付けられ、排水のみを通して毛髪やその他のゴミを捕集するものとして、図7(a)に示すような構成の排水目皿が知られている。この排水目皿40は、排水口への取り付け機能を有しかつ網目状排水孔41を有する平坦なフランジ部42と、逆円錐台曲面からなる傾斜壁面43と、網目状排水孔44を有する底部45と、底部45に設けられた取手46とから構成されている。この底部45は、排水する機能とゴミを捕集する捕集部として機能を有する。
その他、従来、浴室の排水口に設置するヘアキャッチャーにおいて、ゴミ捕集面の縁から筒部が形成され、筒部の上端に取手が設けられた構成が知られている(特許文献1参照)。さらに、浴室の排水口に設置するヘアキャッチャーにおいて、外周部の外周縁よりも内側に控えた位置から上方に突出するオーバーフロー管部によって立上部を形成し、立上部の上端部に摘み部を設けた構成が知られている(特許文献2参照)。
ところで、図7(a)に示す従来の排水目皿は、排水量が多く、流れの勢いが強い場合は、排水の多くは排水目皿40の中央である底部45まで流れて網目状排水孔44を通って排出されるので、排水と同時に流れてくる毛髪などのゴミも底部45まで誘導されて捕集される。
しかし、排水量の少ない場合は、フランジ部42の網目状排水孔41からも排水が排出されるために、同時に流れてくる毛髪などのゴミはフランジ部42や傾斜壁面43などに引っかかって付着するようなことが生じ、底部45までゴミを誘導し堆積して捕集しにくくなり、排水目皿40の清掃が面倒であるいう問題があった。
また、特許文献1、2記載の発明も、ヘアキャッチャーの略全面に排水孔が形成されているから、これらの排水孔でゴミが捕集され、排水目皿の底部中央で集中的にゴミを捕集し、一括して除去しにくいものと考えられる。
これらの従来例、特許文献1、2における課題を解決するために、本発明者らは、図7(b)に示すような排水目皿を、本発明の先行技術としてすでに提案している(特願2009−108694号参照)。
この先行技術に係る排水目皿50は、環状の平面部(フランジ部)51と下段部(底部)52との間に、中間の段部として環状の上段部53を設けることで、排水量の少ない場合でも、排水が旋回流として流れ易くして、同時に流れてくる毛髪などのゴミを、排水目皿50の中央である下段部52に誘導して捕集、堆積し、排水目皿の清掃の際に、捕集ゴミを下段部52から一括して取り除くことで、清掃し易くするものである。
特開2007−211582号公報 特開2009−7778号公報
上記先行技術は、中間の段部として上段部53を設けることで、排水量の少ない場合でも、排水が旋回流として流れ、毛髪などのゴミを、排水目皿50の中央である下段部52に誘導し易くするという効果が生じる。しかし、この先行技術では、排水量が少ない場合には、取手部55付近で滞留する水量が少なくなるために毛髪34が取手部55に絡まり易いという改良すべき点がある。
本発明は、排水量の少ない場合でも、排水と同時に流れてくる毛髪などのゴミが、排水目皿の上方のフランジ部や取手部に絡みにくくして、中央である底部(下段部)になるべく堆積して捕集されるようにして、排水目皿の清掃の際に、捕集ゴミを底部から一括して取り除くことができる、取り扱いが簡単な排水目皿を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、上段部と下段部の複数の段部を備えたゴミの捕集部と、捕集部の周囲に形成されるフランジ部と、フランジ部から起立して形成される取手部を備えた排水目皿において、取手部におけるフランジ部から起立する箇所の外面側がフランジ部の外縁より少し内側に位置しており、取手部の内面側に、フランジ部より上方、かつ取手部の把持部より下方の高さを有し取手部の把持部と略同じ幅の凸状部が、上段部から上方に突出し、左右の側壁、正面壁および頂壁を備え、取手部の内面から排水目皿の中心に向けて上段部のほぼ内縁の位置まで張り出すように平面視で略扇形の台状に形成されていることを特徴とする排水目皿を提供する。
本発明の排水目皿は、取手部の内面側がフランジ部より高い位置まで凸状部を形成するようにしたので、排水とともに流れてきた毛髪などのゴミは、滞留する排水中を浮遊しながら捕集部内へ誘導される。そのため、毛髪が取手部に絡んだり付着したりしにくくなり、捕集ゴミを捕集部から一括して取り除き易くなり、清掃性が向上する。
本発明の排水目皿の実施例1の構成を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 本発明の排水目皿の実施例1の構成を示す図であり、(a)は図1(b)のA−A断面図であり、(b)は図1(b)のB−B断面図である。 (a)は排水ケースなどを排水口に取り付けた状態を示す図であり、(b)は上記実施例1の排水目皿を排水口に取り付けた状態を示す図である。 (a)、(b)は、上記実施例1の作用を説明する図である。 (a)〜(c)は、上記実施例1の作用を説明する図である。 本発明の排水目皿の実施例2の構成を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。 (a)排水目皿の従来例の斜視図であり、(b)は本発明の先行技術であり、(c)は上記先行技術の改良すべき点を説明する図である。
本発明に係る排水目皿を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
図1〜5は、本発明に係る排水目皿の実施例1を説明する図である。本発明に係る排水目皿1は、フランジ部2、捕集部3及び取手部4を備えており、図1及び図2に示すように、全体的にほぼ皿状に形成されている。
フランジ部2は、排水目皿1の上端において、径方向に水平に張りだした平坦な面を有する環状のフランジとして形成されており、従来例の排水目皿40のフランジ部42に形成されているような排水孔41(図7(a)参照)などは形成されておらず、排水を捕集部3へ導入する部分となる。
図2に示すように、フランジ部2は、その内周縁において下方に向けて曲げられた曲げ部5を介して、環状の上部周壁6に連続して接続されている。上部周壁6は、垂直面又は傾斜面で形成されている。上部周壁6の外面には、該外面に沿って湾曲状に突縁7が形成されている。この突縁7は、後記するが、排水口8に取り付ける際にアダプタ9に嵌着される。これにより、フランジ部2は、アダプタ9と略面一となるようにして、排水目皿1が排水口8に取り付けられる(図3(b)参照)。なお、図示はしないが、上部周壁6の例えば上半部に複数の排水孔を周方向に間隔をおいて形成してもよい。
捕集部3は、複数の段部を備えており、本実施例1では、複数の段部として上段部10と下段部(捕集底部)11の2つの段部を備えた構成例を説明する。捕集部3は上部周壁6の下端から水平に曲げられて、上段部10に連続して接続されている。この上段部10は、排水目皿1において、最上部であるフランジ部2と、最下部である下段部11との間の高さに位置する、いわば中間の段部である。このような中間の段部は、本実施例1では上段部10の1段しか設けないが、複数段設けた構成としてもよい。また、上段部10(中間の段部)を設けない構成としてもよい。
なお、捕集部3のうち上段部10は、下段部11のように毛髪などのゴミを直接捕捉する作用を行うものではなく、後記するが、排水を上段部10に沿うように毛髪などのゴミを浮かせながら流して下段部11に誘導することで、毛髪などのゴミを下段部11で一括して捕集し易くする、捕集のための補助的な機能を有するものである。
本実施例1では、上段部10には複数の排水孔10’が設けられており、上段部10に沿って流れる排水の一部が通過可能に構成されている。しかし、上段部10に排水孔を設けない構成としてもよい。排水孔を設けるか否か、その数、形状は、排水目皿が設置される場所(例.浴室の洗い場、洗面ボウル等)や排水量などによって適宜設計される事項である。
上段部10は、その内周縁から下方に向けて曲げられ下部周壁12に連続し、さらに、下部周壁12の下端は水平に向けて形成され、下段部11に連続して接続されている。下部周壁12は、垂直面又は傾斜面で形成され、排水孔は形成されていない。
下段部11は、排水目皿1の底部に相当する部分であり、複数の排水孔11’が形成されており、この排水孔11’を通過させて排水を排出するとともに、ゴミを捕集する機能を有する。下段部11は、その上面に同心円状に複数の環状のリブ14が上に凸に形成されており、互いに隣接するリブ14の間に、上記複数の排水孔11’が周方向に間隔をおいて形成されている。リブ14は、捕集したゴミが下段部11の表面に密着しにくくさせて、排水目皿1の清掃の際に、ゴミを取り除き易くするとともに、下段部11の強度を向上する機能を有する。
図2(a)、(b)に示すように、取手部4は、把持部15と凸状部16を有する。取手部4は、フランジ部2の外縁より内側(排水目皿1の中心側)に引っ込んだ位置から上方に起立して形成されている。換言すると、フランジ部2の内縁側付近から上方に起立し、取手部4の外側にフランジ部2の平坦な面が十分存在するように形成されている。また、取手部4の内面側に、フランジ部2より上方、かつ把持部15より下方まで凸状部16が上段部10の上方に突出するように形成されている。
凸状部16は、図1(a)、(b)及び図2(b)に示すように、左右の側壁17、正面壁18及び頂壁19を備え、取手部4の内面側から排水目皿1の中心に向けて上段部10のほぼ内縁の位置まで張り出すように、平面視で略扇型の台状に形成されている。凸状部16と把持部15は、それらが互いに連成する部分では、排水目皿1の周方向の幅が略同じに形成されている。
正面壁18は、上段部10の内縁部から立ち上げられ、上段部10の内縁に沿うように湾曲面として形成され、上端は平坦な頂壁19に連続して接続されている。左右の側壁17は、凸状部16の左右側方を閉じるように上段部10から略垂直に立ち上げられており、その前端で正面壁18に連続して接続され、またその上端で頂壁19に連続して接続され、後端では上部周壁6に連続して接続されている。
凸状部16の高さ、具体的には頂壁19の高さはフランジ部2の上面より高く形成されている。頂壁19には、上下方向に貫通して通孔20が形成されており、この通孔20は、オーバーフロー用の排水孔であり、排水目皿1の下方に連通している。なお、通孔20が形成されていない構成としてもよい。
(作用)
以上の構成から成る本発明の排水目皿1を排水口8へ装着する手段、及び排水目皿1の作用について、図3〜図5を中心にして以下説明する。排水口8に排水ケース21を装着し、この排水ケース21に排水目皿1を装着する。具体的には次の通りである。
図3(a)に示すように、排水ケース21のフランジ22とアダプタ9のフランジ23との間に、シール24を介して、排水口8に形成された棚部25を挟んだ状態とする。そして、排水ケース21の内周面に形成されたネジ26に、上方からアダプタ9の外周面に形成されたネジ26’を螺合し、棚部25を締め付けるようにして、アダプタ9を排水ケース21のフランジ22に締着する。これにより、排水ケース21は、排水口8内に設置される。この排水ケース21内には、下端が開口した排水筒31が、その上端のフランジ37をシール27を介してアダプタ9の下端フランジ28に引っかけるようにして装着される。
そして、図3(b)に示すように、排水目皿1の外面に形成された湾曲状の突縁7を、アダプタ9の内面に周方向に形成された受け溝29に、水平回動するようにして装入し、排水目皿1をアダプタ9に装着する。これにより、排水目皿1は、排水ケース21に取り付けることができる。
図3(b)に示すように、排水蓋30の周囲から排水口8内に流れ込んだ排水は、排水目皿1にフランジ部2から流れ込み、上部周壁6に案内されて上段部10の表面に沿って旋回流となって流れる。さらに、排水は、上段部10から下段部11に流れ落ち、複数の排水孔11’を通過して排水筒31内に排出される。そして、排水は排水筒31の下方から排水ケース21の堰部32を越えて外側に流れて、排出管33から排水路などに排出される。
排水とともに排水目皿1内に流れ込み、下段部11の排水孔11’を通過できない毛髪などのゴミは、下段部11で捕集される。そして、排水目皿1を清掃する際には、排水目皿1をアダプタ9から取り外して下段部11などに捕集されたゴミを取り除けばよい。
本発明の排水目皿1の作用を、図4及び図5によってさらに詳細に説明する。図4(a)は、排水目皿1における排水と同時に流れてきた毛髪34が、下段部11まで流されて誘導される状態を示す図である。図4(a)の白抜き矢印で示すように、排水目皿1内に流れ込んだ排水は、上段部10上を上部周壁6に沿うように旋回して流れながら、下段部11内に流れ落ちる。
毛髪34は、排水とともに上段部10上を上部周壁6に沿うよう旋回して流れている時には、排水の旋回流の勢いと浮力が毛髪34に作用し、毛髪34は上段部10に付着するようなことなく浮きながら排水とともに流される。そして、毛髪34は、下段部11に誘導されて捕集される。
従って、比較的排水量が少ない場合でも、この排水目皿1では、毛髪などのゴミが、上段部10の表面に付着しにくく、また上段部10の排水孔10’内に入り込んで詰まるようなことも生じにくく、捕集されるべき下段部11において、より多くのゴミが捕集され易くなり、ゴミを下段部から一括し除去できるので清掃もし易い。
本発明の排水目皿1の取手部4をフランジ部2の外縁より内側に引っ込んだ位置(フランジ部2の内縁側付近)から起立して形成するとともに、取手部4の内面側には、把持部15と一体となった凸状部16を上段部10上に起立して設けたことにより、次のような作用が生じる。
毛髪などのゴミは、起立した取手部に絡んだりし易いが、特に、前記の先行技術に示すように、取手部55の外面がフランジ部51の外縁近くに形成されていると、取手部55の背面側から流れ込む排水がフランジ部2とアダプタ9の間の隙間35の直ぐ上で堰き止められて滞留水56が生じるために、排水とともに毛髪34が隙間35内に流れ込んで詰まったり、絡まったりし易い。(図7(c)参照)。
しかしながら、本発明の排水目皿1の取手部4をフランジ部2の外縁より内側に引っ込む位置に起立して設けたので、取手部4の背面側から流れ込む排水が、図4(b)に示すように、排水目皿のフランジ部2とアダプタ9の隙間35よりさらに内側に流れ込んだ位置で滞留水36が生じる。この滞留した排水中に、排水とともに流れてきた毛髪34が浮遊し、図4(b)及び図5(a)に示すように、排水が凸状部16の背面側から側壁17の側方側に廻りこみながら上段部10上に向けて流れる際に一緒に移動する。
この際、次に述べるように、凸状部16の左右の側壁17近くに滞留する排水が加わり、毛髪34はより流動的に上段部10、さらに下段部11上に向けて移動する。従って、毛髪34は、フランジ部2とアダプタ9 の間の隙間35内に入り込んで絡んだり、取手部4に絡んだり付着したりしにくくなる。
即ち、取手部4の内面側が、フランジ部2より高い位置まで上段部10から起立した凸状部16を形成しているので、図4(b)に示すように、取手部4の背面側から流れてきた排水に加えて、取手部4の側壁17に向けて側方から流れてきた排水が加わり、側壁17近くで水量が増え滞留する。そのため、排水とともに取手部4の背面側又は側方から流れてきた毛髪34は、側壁17近くにおける上段部10上に滞留した排水中へ流れこみ、さらには下段部11内へ誘導される。その結果、毛髪34が取手部4に絡んだり付着したりしにくくなる。
また、凸状部16はフランジ部2より高い位置まで形成されているので、フランジ部2上を流れてきた毛髪34は凸状部16の頂壁19上に乗り上げにくくなり、頂壁19の面にも付着しにくくなる。そして、本発明の排水目皿1では、凸状部16の側壁17が略垂直に形成されているので、側面に滞留する水量が多くなり、側壁17面付近に停滞している毛髪34を排水中に浮かび上がらせて浮遊させながら、側壁17面側から上段部10上に流してさらに下段部11へ誘導することができる。
なお、排水量が多く、排水が頂壁19を超えてさらに上方まで浸かったような場合は、排水はオーバーフローして通孔20を通り、直に排水ケース21内の排水筒31内に排出される。
以上のとおり、本発明の排水目皿1では、排水とともに流れてきた毛髪34は、フランジ部2から上段部10を廻りこみながら下段部11に流れ込むので、上段部10に絡みにくくなる。加えて、取手部4をフランジ部2の外縁より内側に形成し、取手部4の内面側に凸状部16を上段部10上に起立して設けたので、毛髪34が取手部4に絡みにくくなる。従って、毛髪34などのゴミが下段部11に集まり易くなるので、排水目皿1の清掃に際しても、ゴミを一括して簡単に取り除くことが可能となる。
図6(a)、(b)は、本発明に係る排水目皿の実施例2を説明する図である。この実施例2は、実施例1とほぼ同じ構成であるが、排水目皿の下部周壁の構成において異なる。以下、実施例2について、実施例1と異なる下部周壁の構成を中心に説明し、実施例1と同じ構成は符号を同じとし、その構成の説明を省略する。
上記実施例1においては、その排水目皿1の下部周壁12には、図1(a)及び図2に示すように排水孔は形成されていない。しかし、この実施例2では、排水目皿1’の下部周壁12’における上部には、複数の矩形の排水孔38が周方向に間隔をおいて形成されている。この排水孔38は、実施例2では矩形の形状の孔(角孔)であるが、丸い形状の孔(丸孔)であってもよい。
そして、排水目皿1’の下部周壁12’におけるほぼ下半分には、孔なし部39が形成されている。要するに、下部周壁12’には、複数の排水孔38が形成されているとともに、その一部に孔なし部39が形成されている。
実施例2では、上記のとおり、排水目皿1’の下部周壁12’に複数の排水孔38を設けたので、排水孔を設けない構成に比較して大きな排水量が確保できる。従って、排水口8からの排水される量が多い状態でも、十分に対応可能である。しかも、排水目皿1’の下部周壁12’におけるほぼ下半分には、孔なし部39が形成されているので、下部周壁12’における下段部4付近には、毛髪などのゴミがへばりつきにくくなり、下段部11において、より一括して捕集され易くなる。
以上、本発明に係る排水目皿を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る排水目皿は上記のような構成であるから、浴室の洗い場の床に設けた排水口だけでなく、洗面ボウル、キッチンのシンクなどの排水口にも適用可能である。
(実施例1)
1 排水目皿
2 フランジ部
3 捕集部
4 取手部
5 曲げ部
6 上部周壁
7 突縁
8 排水口
9 アダプタ
10 上段部
10’ 上段部の排水孔
11 下段部(捕集底部)
11’ 下段部の排水孔
12 下部周壁
14 環状のリブ
15 把持部
16 凸状部
17 左右の側壁
18 正面壁
19 頂壁
20 通孔
21 排水ケース
22 排水ケースのフランジ
23 アダプタのフランジ
24 シール
25 棚部
26 排水ケースのネジ
26’ アダプタのネジ
27 シール
28 アダプタの下端フランジ
29 アダプタの受け溝
30 排水蓋
31 排水筒
32 排水ケースの堰部
33 排出管
34 毛髪
35 フランジ部とアダプタの隙間
36 滞留水
37 排水筒上端のフランジ
(実施例2)
1’ 排水目皿
12’ 下部周壁
38 下部周壁の排水孔
39 下部周壁の孔なし部
(従来例)
40 排水目皿
41 フランジ部の網目状排水孔
42 フランジ部
43 傾斜壁面
44 底部の網目状排水孔
45 底部
46 取手
(先行技術)
50 排水目皿
51 環状の平面部(フランジ部)
52 下段部(底部)
53 上段部
54 フランジ部とアダプタの間の隙間
55 取手部
56 滞留水

Claims (1)

  1. 上段部と下段部の複数の段部を備えたゴミの捕集部と、捕集部の周囲に形成されるフランジ部と、フランジ部から起立して形成される取手部を備えた排水目皿において、取手部におけるフランジ部から起立する箇所の外面側がフランジ部の外縁より少し内側に位置しており、取手部の内面側に、フランジ部より上方、かつ取手部の把持部より下方の高さを有し取手部の把持部と略同じ幅の凸状部が、上段部から上方に突出し、左右の側壁、正面壁および頂壁を備え、取手部の内面から排水目皿の中心に向けて上段部のほぼ内縁の位置まで張り出すように平面視で略扇形の台状に形成されていることを特徴とする排水目皿。
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