JP5572835B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフロントガラス或いはサイドガラスの前方あるいは側方から齎される太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を遮光すべくなした車両用サンバイザに関するものである。
従来のこの種の車両用サンバイザは、中空状に形成したサンバイザ本体にサポートを内装設置して、該サポート内に略L字状に折曲されたシャフトの一端側における挿入側部を回動可能に挿通し、且つ、前記シャフトの他端側における取付け側部がブラケットを介して車体側に取付けられて、前記シャフトを前記ブラケットに対して回動可能に支承すると共に、前記サンバイザ本体を前記シャフトに対して回動可能に支承するように構成している。
そして、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光がフロントガラス或いはサイドガラスの前方より齎された場合には、サンバイザ本体を、シャフトを介してフロントガラス或いはサイドガラスに対向するように下方に回動させて、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を遮光するようにしており、また、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光がフロントガラス或いはサイドガラスの側方より齎された場合には、サンバイザ本体を、シャフトを介して下方に回動させると共にブラケットに対して車両の側方に回動させることによって、車両の側方に位置させて、車両の側方より照射される照射光を遮光するようになっている(特許文献1参照)。
上記従来の車両用サンバイザは、サンバイザ本体により遮光範囲が固定的となっているのが一般的であるが、最近、例えば日の出から日の入りまでに亘る車両の長時間走行を考慮して、車両の側方から齎される太陽光による照射光が、車両の前後方向において移動してしまうことに鑑み、サンバイザ本体をシャフトに対してスライド可能に構成して、車両の側方における遮光部位を変更可能に構成したスライド式サンバイザが知られている(特許文献2参照)。
この種のスライド式サンバイザは、図8及び図9に示すように、サンバイザ本体aがシャフトbに回動可能に支承され、シャフトbは、ブラケットcに挿通支持され、ブラケットcが車体パネルの天井部分(不図示)に取付けられている。
シャフトbは、サンバイザ本体aの内部に内装されているサポートアッセンブリdに回動自在に軸受けされ、例えば、サンバイザ本体aを天井面に格納した状態からフロントガラス或いはサイドガラスの前方であるフロントウインドウ側の使用位置まで展開するには、シャフトbの軸廻りに沿ってサンバイザ本体aを下方向に展開操作することになり、また、車両の側方すなわちフロントウインドウ側からサイドウインドウ側に遮光範囲を変更するには、サンバイザ本体aをシャフトb廻りに回動させると共にシャフトb自体をブラケットc周りに回動させることにより、車両の左右方向に展開操作することになる。
更に、図8及び図9に示すスライド式サンバイザは、シャフトbの軸方向に沿って、サンバイザ本体aをスライド操作することにより、遮光範囲を随意変更できるように、サポートアッセンブリdを有して構成している。
すなわち、サポートアッセンブリdは、樹脂成形体からなるサポート本体eとサポート本体eに装着される板バネfとからなり、サポート本体eの軸孔内にシャフトbを挿入することにより、シャフトbが回動可能に軸受けされ、シャフトbの外周面の一部を板バネfに弾接させることにより、サンバイザ本体aをシャフトb廻りに回動操作する際の回動トルクが得られるようになっている。
更に詳しくは、サンバイザ本体aの構造としては、シェル状の分割サンバイザ体a−1、a−2のそれぞれ弯曲外面を外側に向けて両者を重合することにより中空状の樹脂芯材a−3を構成し、樹脂芯材a−3の外表面を織布、不織布或いは合成樹脂シート等から成るサンバイザ表皮a−4により被包して構成されている。
樹脂芯材a−3を構成する各分割サンバイザ体a−1、a−2は、一方側の分割サンバイザ体a−1に設けた係止爪(不図示)と他方側の分割サンバイザ体a−2に設けた係止部(不図示)との係着作用により組み付けられており、更に、各分割サンバイザ体a−1、a−2の内面に、サポートアッセンブリdにおけるサポート本体eの両側面を当接支持するガイドリブg、hを設け、ガイドリブg、hにより、サポートアッセンブリdをスライド可能に支持している。
すなわち、各分割サンバイザ体a−1、a−2のそれぞれ上下2箇所にガイドリブg、hが対向して形成され、各ガイドリブg、hの離間距離をサポート本体eの厚み寸法より小さく設定しておき、ガイドリブg、hに沿って、サポートアッセンブリdが案内されながら摺動して、サンバイザ本体aがシャフトbの軸方向にスライド操作可能に構成されている。
かかる構成を有する車両用サンバイザにおいては、ガイドリブg、hは、分割サンバイザ体а−1、a−2に一体に形成した単なる突起形状を呈していることから、サポートアッセンブリd上をスムーズに摺動させるためには、サポートアッセンブリdに対して弱く当接する必要が有るが、反面、あまり弱く当接させたのでは、サポートアッセンブリd上を摺動する際にガタついてしまい、サンバイザ本体aのスライド操作が円滑に行えなくなると共に、車両の走行中の振動等により異音を発生させる可能性も出てきる。
そこで、サンバイザ本体がシャフトの軸方向に対して円滑に且つガタツキなくスライド操作可能に構成すべくなした車両用サンバイザが既に知られている(特許文献3参照)。
これによれば、車両用サンバイザ101は、サンバイザ本体103と、サンバイザ本体103を車両側に装着する支軸(シャフト)105と、サンバイザ本体103に設けられると共に金属材料によって形成された長尺状の摺動路113と、支軸105に対して弾発力を作用させつつ当該支軸105を相対回動可能に把持するとともに、摺動路113内を摺動する金属製の摺動部117と、摺動部117に一体に形成された板バネ部116dとを、有して構成して、板バネ部116dが、少なくとも摺動路113の壁面113bと対向する側の当該バネ部116dの表面に一体に形成された樹脂材119を有すると共に、当該バネ部116dと一体化された樹脂材119を介して摺動路113の壁面113bに弾発状に摺接し、これにより金属同士の摺接を回避しつつ摺動部117と摺動路113間に所定の摺動抵抗を付与するように構成したものである(なお記載の符号は、同特許文献3に使用のものをそのまま記載した)。
特開平9−254649号公報 特開2004−9883号公報 特開2007―131168号公報
かかる特許文献3に記載の車両用サンバイザによれば、確かに、板バネ116dが摺動路113の壁面113bに弾発状に摺接することによって摺動部117と摺動路113間に摺動抵抗が付与されて、サンバイザ本体103は支軸105上をガタツキなく円滑にスライド操作可能に構成されているといえるが、サンバイザ本体103を太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を確実に遮光すべく支軸105上の適宜位置に位置決めしようとしても、板バネ116d弾発力ではサンバイザ本体103の位置決め保持が確実にならず、車両の走行中の振動により位置ずれしてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、サンバイザ本体をシャフト上に確実に位置決め保持して、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能に構成した車両用サンバイザを提供することを目的としている。
本発明に係る車両用サンバイザは、中空状に形成したサンバイザ本体と、該サンバイザ本体内に内装設置したサポートと、該サポートに一端側を回動可能に挿通される略L字状に折曲されたシャフトと、該シャフトの他端側を車体側に取付けるためのブラケットとを有して、前記シャフトを前記ブラケットに対して回動可能に支承すると共に、前記サンバイザ本体を、前記シャフトに対して回動可能に支承して構成した車両用サンバイザであって、前記サンバイザ本体の内壁の上下両方にそれぞれ、その長手方向に沿って延在するガイドレールを形成し、該ガイドレールに前記サポートを摺動可能に挿設し前記サンバイザ本体を前記シャフトに対してスライド調整可能に支承して前記サンバイザ本体の遮光範囲を変更可能に構成し、更に、前記サンバイザ本体を前記シャフト上において位置決めすべく、前記サポートにおける前記ガイドレールに対向する一対の側壁に互いに離間した状態でその遊端部側が外側に向かって弯曲形状となって弾性変形可能な弯曲係合部を有する片持ち状の係合片をそれぞれ形成すると共に前記ガイドレールの両内壁側に前記弯曲係合部がそれぞれ係合する係合部を形成するか、又は、前記ガイドレールにおける互いに対向する両内壁にその遊端部側が外側に向かって弯曲形状となって弾性変形可能な弯曲係合部を有する片持ち状の係合片をそれぞれ形成すると共に前記サポート側に前記弯曲係合部がそれぞれ係合する係合部を形成して構成したことを特徴とする。



ここで、サンバイザ本体は、樹脂芯材の外表面に、織布、不織布或いはPVCシート等のサンバイザ表皮を被包することにより構成している。
サンバイザ本体に内装されたサポートは、ポリアセタール(POM)等の合成樹脂成形体からなり、軸孔が設けられていて、この軸孔内にシャフトの挿入側部が回動可能に軸受けされることによって、シャフトの軸周りに沿ってサンバイザ本体を回動操作するように構成するとよい。
かかる構成により、本発明は、係合片が係合部に係合することにより、サポートを介してサンバイザ本体がシャフト上に確実に位置決め保持されて、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能な車両用サンバイザを提供することができる。
又、本発明は、前記係合片および該係合片が係合する前記係合部をそれぞれ少なくとも一対離間形成することによって、前記シャフトに対するサンバイザ本体の位置決め位置を、前記シャフトの少なくとも両端部2箇所で行うことができるよう構成するとよい。
かかる構成により、サンバイザ本体がシャフトの両端部2箇所で位置決めされることになって、シャフトの長尺な全長寸法を利用して、遮光範囲を最大限に確保することができる。
又、本発明は、前記係合片を前記サポート側に設けると共に前記係合部を前記ガイドレール側に設けるか、逆に、前記係合片を前記ガイドレール側に設けると共に前記係合部を前記サポート側に設けるようにしてもよい。
前記サポート側に設けると共に前記係合部を前記ガイドレール側に設けるか、或いは前記両ガイドレール側に設けると共に前記サポート側に設けるようにすることにより、シャフト上におけるサンバイザ本体の位置決めすることができ、サンバイザ全体形状によって適宜選択可能にすることができる。
又、本発明に係る前記係合片は、板状に形成したばね片にて弯曲係合片部を形成して構成すると共に、前記係合部は前記弯曲係合片部が嵌合する係合凹部で構成することができ、ばね片が係合凹部を構成する係合凹部内に係合することによって、サンバイザ本体におけるシャフト上の位置決め規制を確実に行うことができ、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能な車両用サンバイザを提供することができる。
又、本発明に係る前記係合片は、板状に形成したばね片にて弯曲係合片部を形成して構成すると共に、前記係合部は前記弯曲係合片部が当接係合する突起で構成することができ、係合片を構成するばね片の弯曲係合片部が、突起により構成する係合部に当接させることにより、サンバイザ本体におけるシャフト上の位置決め規制を確実に行うことができ、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能な車両用サンバイザを提供することができる。
上記のように構成する本発明によれば、係合片が係合部に係合することにより、サポートを介してサンバイザ本体がシャフト上に確実に位置決め保持されて、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能な車両用サンバイザを提供することができる。
本発明に係る第1の実施例を採用した車両用サンバイザにおけるサンバイザ本体の一部を破断して描画した正面図である。 第1図におけるサポート及びシャフトとの関係を描画した斜視図である。 図1のA−A断面図である。 サポートがガイドレールに係合せず摺動可能な中立状態における図3のB−B断面図である。 サポートをガイドレールに係合することによってサンバイザ本体をシャフトに対して位置決め規制した状態を描画した図3のB−B断面図である。 本発明に係る第2の実施例を採用した車両用サンバイザにおける図5と同様な断面図である。 本発明に係る第3の実施例を採用した車両用サンバイザにおける図5と同様な断面図である。 従来の車両用サンバイザにおけるサンバイザ本体の一部を破断して描画した正面図である。 図8のC−C断面図である。
車両用サンバイザにおいて、係合片が係合部に係合することにより、サポートを介してサンバイザ本体がシャフト上に確実に位置決め保持されて、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能に構成した。
次に、図1乃至図5を用いて、本発明に係る第一の実施例について説明する。
図1は本発明に係る第1の実施例を採用した車両用サンバイザにおけるサンバイザ本体の一部を破断して描画した正面図、図2は第1図におけるサポート及びシャフトとの関係を描画した斜視図、図3は図1のA−A断面図、図4はサポートがガイドレールに係合せず摺動可能な中立状態における図3のB−B断面図、図5はサポートをガイドレールに係合することによってサンバイザ本体をシャフトに対して位置決め規制した状態を描画した図3のB−B断面図である。
先ず、図1において、本実施例における車両用サンバイザは、車両のフロントガラス或いはサイドガラスの前方または側方に齎された照射光を遮光すべく矩形を呈するプレート状でしかも中空状に形成されたサンバイザ本体1と、サンバイザ本体1内に内装設置されたサポート2と、サポート2に一端側が回動可能に挿通すると共に略L字状に折曲形成されたシャフト3と、シャフト3の他端側を車体(不図示)側に取付けるためのブラケット4とを有して、ブラケット4は、シャフト3を回動可能に支承すると共に、シャフト3は、サンバイザ本体1を回動可能に支承している。
ここで、サンバイザ本体1は、図3に明確に示すように、樹脂芯材1aの外表面に、織布、不織布或いはPVCシート等のサンバイザ表皮1bを被包することにより構成しており、後で詳細に説明するように、樹脂芯材1aは、一対の分割サンバイザ体1a−1、1a−2を中空状に重合組付けることによって構成されている。
サンバイザ本体1に内装設置されたサポート2は、ポリアセタール(POM)等の合成樹脂を射出成形等により成形した樹脂成形体から構成され、円筒状の軸受け部2aとプレート状の取付け部2bとからなり、軸受け部2aは、シャフト3の一端側が回動可能に挿通軸受けする軸孔2a−1が設けられていると共に、板バネ5を挿入するための開口2cを境にして、前後2列に分割されている。
板バネ5は、軸孔2a−1に軸受けされたシャフト3の一端側の外周面の一部に弾接することにより、サンバイザ本体1をシャフト3廻りに回動操作する際の回動トルクが得られるようになっている。
サンバイザ本体1の樹脂芯材1aは、シェル状の分割サンバイザ体1a−1、1a−2のそれぞれ弯曲外面を外側に向けて両者を重合することにより中空状の樹脂芯材1aを構成している。
各分割サンバイザ体1a−1、1a−2は、一方側の分割サンバイザ体1a−1に設けた係止爪(不図示)と他方側の分割サンバイザ体1a−2に設けた係止部(不図示)との係着作用により互いに組み付けられている。
更に、サンバイザ本体1を構成する両分割サンバイザ体1a−1、1a−2の内壁には、上下のうち少なくとも一方もしくは例えば図1に示すように上下両方に、ガイドレール6、6が突出形成されており、かかるガイドレール6、6は、互いに離間した状態で分割サンバイザ体1a−1、1a−2の長手方向に延在するように配置され、かつ、共に図1に示すように分割サンバイザ体1a−1、1a−2に突設したリブ6aにより補強されている。
ガイドレール6、6には、サポート2がサンバイザ本体の長手方向に摺動可能に挿設されている。
そして、図2及び図4に明確に示すように、サポート2におけるガイドレール6、6に対向する一対の側壁2−1には、ばね片により構成する片持ち状の係合片7がそれぞれ一対ずつ互いに離間した状態で形成されており、係合片7の遊端側は、外方に向かって弯曲形状となって弾性変形可能な弯曲係合片部7aを有して構成している。


各弯曲係合片部7aは、ガイドレール6、6の内側壁面に常時弾接するように構成されている。
又、ガイドレール6、6の両端部側には、それぞれ弯曲係合片部7aが係合してサンバイザ本体1の位置決め規制を行うために、係合部を構成する係合凹部8が形成されている。
かかる構成により、図5に示すように、サポート2をガイドレール6、6を摺動させて、サンバイザ本体1が、シャフト3上をスライド移動することによって、シャフト3の一端部側(例えばサンバイザ本体1からシャフト3を引出した状態)に移動させた場合(図5に示す実線視状態)、一方側の係合片7の弯曲係合片部7aが一方側の係合凹部8に対向した時点で、一方側の係合片7の付勢力によって弯曲係合片部7aが一方側の係合凹部8内に嵌合して係合することになり、この時点で、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
同様に、サンバイザ本体1が、シャフト3上を前記とは逆にスライド移動して、シャフト3の他端側(例えばサンバイザ本体1にシャフト3を格納した状態)に移動させた場合(図5の二点鎖線示状態)、他方側の係合片7の弯曲係合片部7aが他方側の係合凹部8に対向した時点で、他方側の係合片7の付勢力によって弯曲係合片部7aが他方側の係合凹部8内に嵌合して係合することになり、この時点で、やはり、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
又、係合片7の弯曲係合片部7aが嵌合係合する係合凹部8を、ガイドレール6、6の両端部にそれぞれ形成したことにより、シャフト3に対するサンバイザ本体1の位置決め位置を、シャフト3の両端部2箇所で位置決めされることになって、シャフト3の長尺な全長寸法を利用して、サンバイザ本体1の遮光範囲を最大限に確保することができる。
次に、本発明に係る他の実施例について、図6及び図7を用いて説明する。
図6に示す本発明の第2の実施例においては、上記第1の実施例の係合凹部8に代えて、係合突起部8−1を、両ガイドレール6、6の互いに対向する内壁の両端部にそれぞれ離間した状態で一対ずつ形成して、係合部を構成している点を除き、前記第1の実施例と同様な構成を有するものである。
従って、本発明に係る第2の実施例によれば、サポート2がガイドレール6、6を摺動して、サンバイザ本体1が、シャフト3上をスライド移動することによって、シャフト3の一端部側(例えばサンバイザ本体1からシャフト3を引出した状態)に移動させた場合(図6に示す実線視状態)、一方側の係合片7の弯曲係合片部7aが弾性変形しながら一方側の係合突起部8−1を乗り越えた時点で、一方側の係合片7の弯曲係合片部7aが一方側の係合突起部8−1に当接することによって係合することになり、この時点で、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
同様に、サンバイザ本体1が、シャフト3上を前記とは逆にスライド移動して、シャフト3の他端側(例えばサンバイザ本体1にシャフト3を格納した状態)に移動させた場合(図6の二点鎖線示状態)、他方側の係合片7の弯曲係合片部7aが弾性変形しながら他方側の係合突起部8−1を乗り越えた時点で、他方側の係合片7の弯曲係合片部7aが他方側の係合突起部8−1に当接することによって係合することになり、この時点で、やはり、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
又、係合片7の弯曲係合片部7aが嵌合係合する係合凹部8を、ガイドレール6、6の両端部にそれぞれ形成したことにより、シャフト3に対するサンバイザ本体1の位置決め位置を、シャフト3の両端部2箇所で位置決めされることになって、シャフト3の長尺な全長寸法を利用して、サンバイザ本体1の遮光範囲を最大限に確保することができる。
又、図7に示す本発明の第3の実施例においては、係合片7をガイドレール6、6の互いに対向する内壁の両端部側にそれぞれ形成し、逆に係合部を構成する係合突起部8−1を、サポート2におけるガイドレール6、6に対向する一対の側壁2−1に互いに離間した状態で一対ずつ形成した点を除き、前記第2の実施例と同様な構成を有するものである。
従って、本発明に係る第3の実施例によれば、サポート2がガイドレール6、6を摺動して、サンバイザ本体1が、シャフト3上をスライド移動することによって、シャフト3の一端部側(例えばサンバイザ本体1からシャフト3を引出した状態)に移動させた場合(図7に示す実線視状態)、サポート2に形成した一対の係合突起部8−1のうち、一方側の係合突起部8−1が係合片7の弯曲係合片部7aに弾性力に付勢された状態で係合することになり、この時点で、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
同様に、サンバイザ本体1が、シャフト3上を前記とは逆にスライド移動して、シャフト3の他端側(例えばサンバイザ本体1にシャフト3を格納した状態)に移動させた場合(図7の二点鎖線示状態)、サポート2に形成した一対の係合突起部8−1のうち、他方側の係合突起部8−1が係合片7の弯曲係合片部7aに弾性力に付勢された状態で係合することになり、この時点で、サンバイザ本体1は、シャフト3上において位置決め規制されることになり、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体1が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能にすることができる。
又、係合片7の弯曲係合片部7aが嵌合係合する係合突起部8−1を、ガイドレール6、6の両端部にそれぞれ形成したことにより、シャフト3に対するサンバイザ本体1の位置決め位置を、シャフト3の両端部2箇所で位置決めされることになって、シャフト3の長尺な全長寸法を利用して、サンバイザ本体1の遮光範囲を最大限に確保することができる。
そして、本発明は、係合片7をサポート2側に設けるとともに、係合部を構成する係合凹部8或いは係合突起部8−1をガイドレール側に設けるようにする(本発明に係る第1、第2実施例)ことや、逆に、サポート2側に係合部を構成する係合突起部8−1を設けるとともに、係合片をガイドレール6、6側に設けるようにして、サンバイザ本体のシャフト3上における位置決め規制を行うことから、サンバイザ本体1の位置決め機構を構成して、サンバイザの全体形状に適合するように適宜選択可能とすることができる。
なお、上記実施例1においては、ガイドレール6、6に対向する一対の側壁2−1の両端部側にそれぞれ係合片7を形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、係合片7は、例えば、側壁部2−1の一方側に一箇所設け、これに関連して、係合片7が係合する係合凹部8も、ガイドレール6、6のうち係合片7に関連する一方側に一箇所設けて、サンバイザ本体1の位置決め機構を構成するようにしてもよい。
同様に、実施例2および実施例3における係合突起部8−1及び係合片7においても、実施例1と同様に、ガイドレール6或いはサポート2の各一箇所設けて、サンバイザ本体1の位置決め機構を構成するようにしてよい。
以上説明したように、本発明は係合片が係合部に係合することにより、サポートを介してサンバイザ本体がシャフト上に確実に位置決め保持されて、車両の走行中の振動等によりサンバイザ本体が位置ずれすることがなく、常時、太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を常時確実に遮光可能な車両用サンバイザを提供することができるために、車両の運転席或いは助手席の前方あるいは側方から齎される太陽光や対向車の前照灯光などの照射光を遮光すべくなした車両用サンバイザ等に好適であるといえる。
1 サンバイザ本体
2 サポート
3 シャフト
4 ブラケット
6 ガイドレール
7 係合片
8 係合凹部(係合部)
8−1 係合突起部(係合部)

Claims (6)

  1. 中空状に形成したサンバイザ本体と、該サンバイザ本体内に内装設置したサポートと、該サポートに一端側を回動可能に挿通される略L字状に折曲されたシャフトと、該シャフトの他端側を車体側に取付けるためのブラケットとを有して、前記シャフトを前記ブラケットに対して回動可能に支承すると共に、前記サンバイザ本体を、前記シャフトに対して回動可能に支承して構成した車両用サンバイザであって、
    前記サンバイザ本体の内壁の上下両方にそれぞれ、その長手方向に沿って延在するガイドレールを形成し、該ガイドレールに前記サポートを摺動可能に挿設し前記サンバイザ本体を前記シャフトに対してスライド調整可能に支承して前記サンバイザ本体の遮光範囲を変更可能に構成し、更に、前記サンバイザ本体を前記シャフト上において位置決めすべく、
    前記サポートにおける前記ガイドレールに対向する一対の側壁に互いに離間した状態でその遊端部側が外側に向かって弯曲形状となって弾性変形可能な弯曲係合部を有する片持ち状の係合片をそれぞれ形成すると共に前記ガイドレールの両内壁側に前記弯曲係合部がそれぞれ係合する係合部を形成するか、
    又は、前記ガイドレールにおける互いに対向する両内壁にその遊端部側が外側に向かって弯曲形状となって弾性変形可能な弯曲係合部を有する片持ち状の係合片をそれぞれ形成すると共に前記サポート側に前記弯曲係合部がそれぞれ係合する係合部を形成して構成したことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 前記係合片および該係合片が係合する前記係合部をそれぞれ一対離間形成することによって、前記シャフトに対するサンバイザ本体の位置決め位置を、前記シャフトの両端部2箇所で行うことができるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
  3. 前記係合片は、前記サポート側に設けるとともに、前記係合部は前記ガイドレール側に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用サンバイザ。
  4. 前記係合片は、前記ガイドレール側に設けるとともに、前記係合部は前記サポート側に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用サンバイザ。
  5. 前記係合片は、板状に形成したばね片にて弯曲係合片部を形成して構成すると共に、前記係合部は前記弯曲係合片部が嵌合する係合凹部であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の車両用サンバイザ。
  6. 前記係合片は、板状に形成したばね片にて弯曲係合片部を形成して構成すると共に、前記係合部は前記弯曲係合片部が当接係合する突起であることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか一に記載の車両用サンバイザ。
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