JP5570304B2 - 表示装置及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、プレゼンテーションに用いる表示装置及びシステムに関する。
特開2002−229546号公報 特開2008−123476号公報
従来、会議室でのプレゼンテーション資料を大画面で表示する表示装置としてプロジェクタが知られている。また、机面に表示するタイプのプロジェクタも存在しており、会議の参加者全員で表示画面を見て、情報共有やディスカッションしたりするコミニュケーションツールとして活用されている。
机面に表示するタイプのプロジェクタでは、机面に物体が置かれることがある。物体に重なって表示される画像は見えないだけなく、物体周囲に表示される情報も、物体の凹凸が影響して非常に見づらい。これに対して、物体で隠蔽される部分の情報を、別の位置に表示する技術が提案されている(特許文献1参照)。
一方、表示装置と連携する通信装置を表示画面上に置く使用法が提案されている。例えば、特許文献2には、通信装置を表示画面上の特定アイコン上に置いたときに、その通信装置のための処理メニュー等を液晶タッチパネル上に表示することが記載されている。大画面に通信装置の処理メニューを表示するので、通信装置の操作が容易になる。
表示画面上のアイコンに重ねて特定の装置を置くことで所定の処理を起動させる技術を採用する場合、特許文献1の技術をそのままでは採用できない。
本発明は、特定の装置が表示画面上に置かた場合に、その特定の装置で見えなくなる及び見えにくくなる画像を別の位置に移動して表示し、特定の装置の場合には表示位置を移動しないようにした表示装置及び表示システムを提示することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、通信装置と通信を行う通信手段と、所定の表示要素を含む画像を表示する表示手段と、前記表示手段により表示される画像における前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置か否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に応じて制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記画像に含まれる前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置である場合、前記通信手段が、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた前記通信装置との間で、前記所定の表示要素に対応した所定の通信を行うように制御し、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置でない場合、前記表示手段により表示される前記画像上で、前記所定の表示要素の表示位置を、前記物体により隠蔽されない位置に移動させるように制御することを特徴とする。
本発明に係る表示システムは、表示装置と、前記表示装置に画像データを送信する情報処理装置とを有する表示システムであって、前記表示装置が、通信装置と通信を行い、また、前記情報処理装置と通信を行う通信手段と、前記情報処理装置から送信された、所定の表示要素を含む画像データに係る画像を表示する表示手段と、前記表示手段により表示される画像における前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置か否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に応じて制御を行う手段であって、前記通信手段により前記判別手段の判別結果を前記情報処理装置に送信させ、前記画像に含まれる前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置である場合、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた前記通信装置と前記通信手段との間、及び、前記通信手段と前記情報処理装置との間で、前記所定の表示要素に対応した通信を行うように制御する制御手段とを備え、前記情報処理装置が、前記通信手段により送信された前記判別手段の判別結果に基づき、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置でない場合、前記所定の表示要素の表示位置が前記物体により隠蔽されない位置に移動した画像を示す画像データを前記表示装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、通信装置でない物体が特定表示要素に重ねて置かれた場合、特定表示要素を隠蔽されない位置に移動させるので、ユーザの使い勝手が向上する。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例のシステム構成図である。 投影面までの距離の算出方法を示す光学系図である。 無線端末の位置を測定するための設定のフローチャートである。 投影面上に物体が置かれたときのプロジェクタの動作フローチャートである。 アイコン上に物体が置かれたときの表示画面の変化例を示す図である。 アイコン上に物体が置かれたときの表示画面の別の変化例を示す図である。 アイコン上に置かれた物体とPCとの間のデータ伝送を示すフローチャートである。 投影面上に物体が置かれたときのプロジェクタの別の動作フローチャートである。 図9に対応するPCの動作フローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る表示装置の一実施例である表示システムを構成するプロジェクタとパーソナルコンピュータ(PC)の概略構成ブロック図を示す。PCは、画像情報をプロジェクタに送信する情報処理装置の一例である。図2は、プロジェクタとPCの利用構成を示す模式図である。
図2において、プロジェクタ100は、内蔵ストレージに格納されている画像データ又はパーソナルコンピュータ(PC)400から無線LANを介して送信される画像データを投影面200に投影して表示する。プロジェクタ100は、無線LANにより複数のアクセスポイント202、204,206と通信でき、無線LAN機能を有するデジタルカメラ208とも通信できる。デジタルカメラ208は、無線端末の一例である。また、一方で、PC400は、無線LANを介して、プロジェクタ100から座標などの情報を受信することもできる。
CPU101は、プロジェクタ100の各種の動作を制御する。具体的には、CPU101はCPUバス150を介して各部を制御する。CPUバス150には、データやプログラムを一時的に格納するメモリ102、及び電源オフ時でも記憶を保持する不揮発性の記憶部110が接続する。記憶部110には、電源オフ時でも消去しないデータ及びプログラムが格納される。
物***置検出プログラム111、接触判断プログラム112、投影サイズ算出プログラム113、無線端末位置検出プログラム114、画像認識プログラム115、及び画像加工プログラム116が記憶部110に格納される。物***置検出プログラム111は、投影面200上に置かれた物体の位置を求める機能をCPU101に実現させるプログラムである。接触判断プログラム112は、物体が投影面200に置かれたことを判断する機能をCPU101に実現させるプログラムである。投影サイズ算出プログラム113は、投影中の投影画面のサイズを算出する機能をCPU101に実現させるプログラムである。無線端末位置検出プログラム114は、無線LANを搭載している無線端末の位置を検出する機能をCPU101に実現させるプログラムである。画像認識プログラム115は、投影される画像に含まれるオブジェクト(アイコン等)を認識する機能をCPU101に実現させるプログラムである。画像加工プログラム116は、投影される画像に対し任意の加工を行う機能をCPU101に実現させるプログラムである。
他にもオペレーティングシステム、並びに、投影制御、画像制御及び無線LAN制御などのプログラムが記憶部110に格納される。
これらのプログラムは、必要に応じてCPU101によりメモリ102に展開され、実行される。各プログラムの詳細な動作は後述する。
CPU101は画像処理部103を制御することで、投影すべき画像の色合いや輝度などを調整し、更に投影制御部104を制御することにより、レンズ駆動、ランプオン/オフなどの制御を行う。例えば赤外線センサなどを備えた距離検出部105を制御することにより、プロジェクタ100と投影面200までの距離を検出する。投影レンズ位置検出部106は、定期的にレンズ位置情報を検出し、CPU101に通知する。画像入力部107は、例えばVGAケーブルから送られてくる画像データを受信し、受信した画像データを画像処理部103に供給する。投影制御部104は、画像処理部103で処理された画像データが示す画像を投影面200に投影する。
CPU101は、アンテナ123、ベースバンド部121及びRF部122から構成される通信部120により、無線LAN規格に適合したパケットを送受信できる。不図示の基地局から送信される無線信号をアンテナ123により受信し、受信信号がRF部122に入力する。RF部122は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。そして、RF部122は、アンテナ123で受信した信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した後、ベースバンド部121により受信ベースバンド信号に周波数変換して、信号を復調する。
入出力制御部130は、リモコン131、キーボード132及びマウス133などの入力デバイスからの入力信号を受信し、CPU101に転送する。
プロジェクタ100の撮像部141は、投影面を含む範囲を動画撮影する。信号処理部142は、撮像部141により生成した動画像データを周知の符号化方式で圧縮符号化して記録媒体に記録する。また、信号処理部142は、記録媒体に記録される圧縮動画像データを復号化して再生できる。
PC400の構成を説明する。CPU401は、PC400の各種の動作を制御する。すなわち、CPU401は、CPUバス430を介して各部を制御する。CPUバス430には、データやプログラムを一時的に格納するメモリ402、及び、電源オフ時でも記憶を保持する不揮発性の記憶部403が接続する。記憶部403には、電源オフ時でも消去しないデータ及びプログラムが格納される。
CPU401は入出力制御部410を介してキーボード411及びマウス412などからキー入力を受け付ける。
CPU401は画像処理部406を制御することで、表示すべき画像の色合いや輝度などを調整し、更に表示制御部404を介して表示部405に画像を表示させる。表示制御部404は、VGAケーブル又はDVIケーブルなどを介して、ディスプレイなどの表示部405に接続する。
CPU401は、アンテナ423、ベースバンド部421及びRF部422から構成される通信部420により、無線LAN規格に適合したパケットを送受信できる。不図示の基地局から送信される無線信号をアンテナ423により受信し、受信信号がRF部422に入力する。RF部422は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。そして、RF部422は、アンテナ423で受信した信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した後、ベースバンド部421により受信ベースバンド信号に周波数変換して、信号を復調する。
図3を参照して、投影画面サイズの算出方法を説明する。液晶パネル41のサイズをW、液晶パネル41から投影レンズ42までの距離をFとする。また、投影レンズ42から投影面43までの距離をLとし、求める投影サイズをWとする。投影レンズ位置検出部106が、液晶パネル41から投影レンズ42までの距離Fを検出する。距離検出部105が、投影レンズ42から投影面43までの距離Lを検出する。求めるサイズWは、
=W×(L/F)
で与えられる。
なお、プロジェクタ100の焦点調整に用いるラインセンサの出力結果と、投影レンズ42の位置とを関連付けたテーブルを予め用意しておき、このテーブルを参照して距離を算出しても良い。
図4は、プロジェクタ100のCPU101が、投影面200上に置かれた無線端末を検出する動作のフローチャートを示す。図4を参照して、プロジェクタ100の初期設定を説明する。
CPU101は、距離検出部105に投影面200までの距離を算出させる(S101)。そして、CPU101上で動作する投影サイズ算出プログラム113が、投影レンズ位置検出部106より取得した投影レンズ位置の情報から投影面のサイズを算出する(S102)。算出された投影サイズの範囲内で無線端末検出エリアを設定する(S103)。例えば、投影面と無線端末検出エリアの相対位置関係を示すイメージ図を投影面200に投影し、ユーザにリモコン131、キーボード132又はマウス133により、投影面に対してどの範囲を検出エリアとするかを指示させる。CPU101は、指示された範囲を無線端末検出エリアとしてメモリ102に記憶する(S104)。
無線端末としてのデジタルカメラ208の3次元座標は、3次元座標が知られている3つ以上の無線アクセスポイントからの距離を知ることで算出できる。カメラ208の位置(三次元座標)を検出するために、各アクセスポイント202,204,206の位置(三次元座標)をメモリ102に格納する(S106)。具体的には、各アクセスポイント202,204,206の位置(三次元座標)をユーザに入力させ、CPU101が入力座標値をメモリ102に格納する。
デジタルカメラ208は、無線LANの802.11規格に定義されているMACフレームのプローブ信号を定期的に放出している。プロジェクタ100は、通信部120によりこの信号を受信することで、無線端末の存在を検出できる。各アクセスポイント202〜206も、プロジェクタ100と同様に、無線端末であるデジタルカメラ208からのプローブ信号を受信する。
プロジェクタ100は、各アクセスポイント202〜206を含む全ての無線機器に時刻あわせのための同期信号として、タイムスタンプを入れたビーコン信号を発信する。このビーコン信号を受けた各アクセスポイント202〜206は、受信したタイムスタンプに基づいて時計を合わせる。各アクセスポイント202〜206とプロジェクタ100は互いに同期する時計の下で、デジタルカメラ208からのプローブ信号を受信した時刻を記憶する。
カメラ208の三次元位置座標は、例えば、TDOA(Time Difference Of Arrival)方式により算出できる。一般論として、複数のアクセスポイントとプロジェクタ100の座標をP,P,・・・,Pとし、各アクセスポイントがデジタルカメラ208からのプローブ信号を受信した時刻をt,t,・・・,tとする。端末間位置Pは、下記式(1)で示す2乗誤差E(p,δ)を最小とする座標として求められる。すなわち、
Figure 0005570304
ただし、式(2)で、cは電波伝搬速度を示す。wは非負の重み付け係数である。tはt,t,・・・,tのうちの基準とする適当な何れかである。δは基準のクロック誤差である。|x|はベクトルxの大きさである。
各アクセスポイント202〜206は、デジタルカメラ208からのプローブ信号を受信した時刻をプロジェクタ100に通知する。プロジェクタ100の物***置検出プログラム111は、アクセスポイント202〜206の位置座標とプローブ信号受信時刻を参照し、上述の計算式を使ってカメラ208の三次元位置を算出する。TDOA方式以外にも、電界強度の違いから位置を検出するRSSI(Received Signal Strength Indicator)方式でも、カメラ208の三次元位置置を検出できる。そして、カメラ208が、投影面の検出範囲内の座標に存在するかを判定することで、検出範囲内にプロジェクタ100と通信可能なカメラ208が検出範囲内に挿入されたか否かを判定することができる。
プロジェクタ100が移動したり、投影レンズがシフトしたり、変倍率を変更したりして、拡投影面の画像の位置・大きさが変更された場合には、ステップS102〜ステップS105を再実行する。
図5は、投影面200上にデジタルカメラ208又はカメラ208でない物体210が置かれたときの動作フローチャートを示す。図6(A)は、カメラ208が、投影面200に表示されるアイコン212上に置かれる場合の表示画像例を示す。図6(B)は、無線端末でない物体210が、投影面200に表示されるアイコン212上に置かれる場合の表示画像例を示す。
CPU101は、投影面200上に無線端末であるデジタルカメラ208又は無線端末でない物体210が置かれたかどうかを判定する(S201)。CPU101上で常時、動作している接触判断プログラム112が、投影面200にカメラ208又は物体210が置かれたことを検出する。具体的には、撮像部141で投影面200を一定間隔で撮像させ、監視カメラなどで使用されている不動体検出技術を使用する。不動体検出技術とは、撮影画像をフレーム間で比較し、差分があった場合に物体を識別し、識別した物体が一定時間動かない場合にその物体は置かれた物体であると認識する技術である。本実施例では、この様な不導体検出技術を用いるが、これ以外の技術をもちいて、撮影画面内に置かれた物体を検出しても良い。
カメラ208又は物体210が置かれたことを検出すると、CPU101は、メモリ102に物***置検出プログラム111をロードして実行する。物***置検出プログラム111は、投影面におかれたカメラ208又は物体210の座標を取得する(S202)。このとき、CPU101は、カメラ208又は物体210を含む投影面200を撮像するように撮像部141を制御し、投影面200におけるカメラ208又は物体210の相対位置から投影面200における座標を決定する。
CPU101は画像認識プログラム115をメモリ102にロードして実行する。画像認識プログラム115は、カメラ208又は物体210の位置に対応する位置にアイコン等の表示要素がないかどうかを判定する(S203)。この処理は、例えば、プロジェクタ100の記録媒体に記録されたアイコン画像のデータベースと一致する画像が、撮影画像内に検出されているか否かを判定することで実行される。さらに、検出された位置の座標と、カメラ208又は物体210の位置とが重なっているか否かを判定することにより実行される。
アイコン上に何かが置かれた場合(S203)、CPU101は、置かれた物が無線端末(カメラ208)か否かを判定する(S204)。この判定は、図4のフローで説明した、プロジェクタ100と通信可能なカメラ208の座標が、検出されたアイコン上または、S202で検出されたカメラ208または物体210の座標と一致しているか否かによって判定される。カメラ208の場合(S204)、CPU101は投影面の表示画像を図6(A)に示すようにそのままに維持する。無線端末でない物体210の場合(S204)、CPU101は、物体210で部分的に又は全面的に隠蔽されるアイコン212の表示位置を、物体210で隠蔽されない位置に変更する(S205)。これにより、アイコン212が、無線端末でない物体210で見づらくなるという問題を回避できる。このアイコン212の位置の変更は、プロジェクタ100のCPUが、PC100から転送された画像データを改変することにより行われる。具体的には、隠蔽されてしまう位置のアイコン212の画像の情報を複製し、別のアイコンの存在しない位置にペーストした画像を生成するような処理を行うのである。
表示画面の全部にアイコンが表示され、そのままではアイコンを移動する余地がない場合、図7に示すように、一部又は全部のアイコンのサイズを小さくしてアイコンを移動できる余白を作成し、移動しても良い。
アイコン212の移動量又は移動方向は、予めユーザが決定しておいてもよい。
次に、カメラ208がアイコン212に重ねて置かれた場合の、カメラ208と、アイコン212に関連付けられたフォルダとの間でのデータのやり取りを説明する。図8は、その動作フローチャートを示す。
ユーザは、プロジェクタ100にカメラ208とPC400のどちらを送信側にするかを設定する(S301)。例えば、プロジェクタ100に所定の設定画面を表示し、ユーザが、リモコン131、キーボード132又はマウス133で送信側を指定する。
カメラ208が送信側に設定された場合(S302)、プロジェクタ100のCPU101は、カメラ208からデータを受信するように通信部120を制御する(S303)。CPU101はさらに、そのデータをPC400のアイコン212に関連付けられたフォルダに送信するように通信部120を制御する(S304)。
PC400が送信側に設定された場合(S302)、プロジェクタ100のCPU101は、PC400からアイコン212に関連付けられたフォルダ内のデータを受信するように通信部120を制御する(S305)。CPU101はさらに、PC400から受信したデータをカメラ208に送信するように通信部120を制御する(S306)。
このような処理により、ユーザに、あたかもカメラ208とアイコン212とが通信しているように感じさせることができる。送受信するデータは、それぞれが所有する全てのデータでもよいし、特定のデータのみでもよい。また、プロジェクタ100が、カメラ208又はアイコン212に関連付けられたフォルダのデータのリストを取得し、そのリスト中から送受信すべきデータをユーザが選択できるようにしてもよい。また、カメラ208ではなく物体210が配置された場合には、アイコンの位置を物体210の位置とは異なる位置に変更することができるので、ユーザの使い勝手の向上につながるという効果を奏する。
無線端末として1台のカメラ208を使用する実施例を説明したが、複数の無線端末を使用する場合に拡張可能である。また、アクセスポイントがない場合においても、プロジェクタ100のみで位置を検出することは、精度を求めなければ可能である。
撮像部141により物体の位置を検出したが、表示面に圧力シートを置き、物体の圧力により物体の位置を検出してもよい。
表示面上の特定表示要素の一例としてアイコンを説明したが、アイコン以外の画像やウィンドウ等も特定表示要素と考えてもよい。
プロジェクタを使用した実施例を説明したが、通常のディスプレイであってもよい。また、ノートPC等において、表示部に表示されるアイコンに重ねて通信装置が配置された場合にその通信装置と通信を行い、通信装置以外の物体がアイコンに重ねて配置された場合に、アイコンの表示位置を変更しても良い。
物体210が投影面200に置かれることで、プロジェクタ100が、PC400から受信した画像の、アイコン212の表示位置を変更した場合、PC400の表示画面と、プロジェクタ100の投影画像が異なってしまう。このような相違は、PC400の表示画面を、プロジェクタ100の投影画像の変更と同様に変更することで解消できる。そもそも、物体210が置かれた場合の投影画像の変更をPC400側で行って、プロジェクタ100に送信させれば良い。図9は、プロジェクタ100の動作フローチャートを示し、図10は、PC400の動作フローチャートを示す。
この説明例では、プロジェクタ100は、アクセスポイント機能を有しており、PC400から無線LANを介して送信された画像を投影表示している。また、プロジェクタ100は、無線LANを介してPC400を遠隔制御できる。具体的には、プロジェクタ100は、PC400におけるアイコン及びウィンドウの移動、アイコンに関連するフォルダの展開表示及びアイコンに関連するその他の情報表示などを制御できる。このような遠隔操作は種々の通信プロトコルにより実行可能であり、その詳細は、本発明の要旨とは関係しないので、説明を省略する。
図9において、プロジェクタ100のCPU101は、接触判断プログラム112により、投影面200上にカメラ208等の物体が置かれたかどうかを判定する(S401)。カメラ208等の物体が置かれたことを検出すると(S401)、CPU101は、物***置検出プログラム111により投影面におかれた物体の座標を取得する(S402)。ここでは、プロジェクタ100の撮像部141によって撮影された画像データと、PC400から転送される画像データを比較することで、まず、撮影された画像におけるPC400から転送された画像の領域を検出する。そして、物体の位置座標と、PC400から転送された画像の領域とから、PC400により出力される画像のどの座標に配置されているのかを検出する。
プロジェクタ100は、検出した物体の座標をPC400に送信する(S403)。PC400は、プロジェクタ100からの座標情報を受信すると(S501)、物体の置かれた位置にアイコン等の特定の情報がないかどうかを判定し(S502)、判定結果をプロジェクタ100に送信する(S503)。物体の置かれた位置にアイコン等の特定の表示要素が無い場合(S504)、PC400は、処理を終了する。別の物体が置かれる場合に備えて、ステップS501に戻っても良い。物体の置かれた位置にアイコン等の特定の表示要素がある場合(S504)、PC400は、プロジェクタ100からの無線端末判定結果を待機する(S505)。
プロジェクタ100は、PC400から判定結果を受信する(S404)。CPU101は、実施例1と同様に、投影面上で物体がアイコン上に置かれているかどうかを判定する(S405)。物体がアイコン上にある場合(S405)、CPU101は、実施例1と同様の方法で、物体がカメラ208に代表される無線端末かどうかを判定し(S406)、判定結果をPC400に送信する(S407)。
PC400は、プロジェクタ100からの無線端末判定結果を受信する(S505)。置かれた物体がデジタルカメラ208に代表される無線端末でない場合(S506)、PC400は、図6(B)に図示したように、表示画像上でカメラ208が存在しない領域にアイコンを移動させる(S507)。PC400は、変更後の画像をプロジェクタ100に送信し、プロジェクタ100は、PC400からの画像を投影面に投影表示する。この様にすることによって、本実施例の投影システムは、カメラ208のようにデータの通信をすることができない物体210が、アイコン上に配置された場合には、アイコンの位置を待避させることができる。したがって、ユーザの使い勝手の向上させることができるという効果を奏する。
実施例1と同様に、画面上のアイコン数が多いせいでアイコンを移動できない場合、画面上のアイコンの一部または全部を縮小し、これで出来る空き領域にアイコンを移動させてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (4)

  1. 通信装置と通信を行う通信手段と、
    所定の表示要素を含む画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示される画像における前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて制御を行う制御手段
    とを備え、
    前記制御手段は、前記画像に含まれる前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置である場合、前記通信手段が、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた前記通信装置との間で、前記所定の表示要素に対応した所定の通信を行うように制御し、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置でない場合、前記表示手段により表示される前記画像上で、前記所定の表示要素の表示位置を、前記物体により隠蔽されない位置に移動させるように制御する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像に含まれる前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置である場合、前記所定の表示要素の表示位置を、前記物体により隠蔽されない位置に移動させないように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示手段により表示される前記画像を含む範囲を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた画像から前記物体の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された物体の位置に基づいて、前記物体が前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれているか否かを判別する手段
    と備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 表示装置と、前記表示装置に画像データを送信する情報処理装置とを有する表示システムであって、
    前記表示装置が、
    通信装置と通信を行い、また、前記情報処理装置と通信を行う通信手段と、
    前記情報処理装置から送信された、所定の表示要素を含む画像データに係る画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示される画像における前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて制御を行う手段であって、前記通信手段により前記判別手段の判別結果を前記情報処理装置に送信させ、前記画像に含まれる前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置である場合、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた前記通信装置と前記通信手段との間、及び、前記通信手段と前記情報処理装置との間で、前記所定の表示要素に対応した通信を行うように制御する制御手段
    とを備え、
    前記情報処理装置が、前記通信手段により送信された前記判別手段の判別結果に基づき、前記所定の表示要素を隠蔽するように置かれた物体が前記通信装置でない場合、前記所定の表示要素の表示位置前記物体により隠蔽されない位置に移動した画像を示す画像データを前記表示装置に送信する
    ことを特徴とする表示システム。
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