JP5567214B2 - レードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法 - Google Patents

レードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法 Download PDF

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Description

本発明はレードルの交換の際にタンディッシュ内の溶鋼汚染を予測するためのレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法に関する。
一般に、連続鋳造機は製鋼炉で生産されてレードル(Ladle)に移送された溶鋼をタンディッシュ(Tundish)に受けてから連続鋳造機用モールドに供給して一定の大きさの鋳片を生産する設備である。
連続鋳造機は、溶鋼を保存するレードルと、タンディッシュと、前記タンディッシュから出鋼される溶鋼を最初に冷却させて所定形状の連鋳片に形成する連鋳用モールドと、前記モールドに連結され、モールドで形成された連鋳片を移動させる多数のピンチロールとを含む。
言い替えれば、前記レードルとタンディッシュから出鋼された溶鋼はモールドによって所定の幅、厚さ及び形状を持つ連鋳片に形成され、ピンチロールを通じて移送され、ピンチロールを通じて移送された連鋳片はカッターによって切断されて所定形状のスラブ(Slab)、ブルーム(Bloom)、ビレット(Billet)などの鋳片に製造される。
前記において、レードルの場合は複数のレードルでなり、第1レードルの溶鋼がタンディッシュに全て供給されれば、引き続き第2レードルからタンディッシュに溶鋼をさらに供給することになる。
本発明の目的は、第1レードルの鋳造末期と第2レードルの鋳造初期に発生する汚染度(汚染濃度とも呼ぶ)とその範囲を操業変数によって予測分析するレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法を提供することである。
本発明が達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されなく、言及しなかった他の技術的課題は以下の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者によって明らかに理解可能であろう。
前記課題を実現するための本発明の溶鋼汚染度予測方法は、第1レードルの終了後の鋳造量(Q)と第2レードルの開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)をそれぞれ指定する第1段階;前記(Qrm)と設定の1次比例係数または2次比例係数を用い、第1レードルの終了時点後に汚染濃度が設定の第1基準値となるときの鋳造量(Qplug)と設定の第2基準値となるときの鋳造量(Qpeak)をそれぞれ計算する第2段階;前記第1段階と第2段階で得られた値を、設定の直線関数と指数関数にそれぞれ代入して、特定の鋳造量に対する汚染度を求める第3段階;及び前記直線関数と指数関数によって得られた汚染度を互いに比較し、両者の中でより小さな値を特定の鋳造量による汚染度に決定する第4段階;を含むことを特徴とする。
前記第2段階で、第1基準値は0.01、第2基準値は汚染濃度が最大であるときの値であり、前記QplugはQrmと第1比例係数(g)を掛け算して得られ、前記QpeakはQrmと第2比例係数(h)を掛け算して得られ、前記第1比例係数(g)は0〜0.3の間で決定され、前記第2比例係数(h)は0.1〜0.4の間で決定されることを特徴とする。
前記1次比例係数を適用して得られた第4段階の汚染度と前記2次比例係数を適用して得られた第4段階の汚染度をそれぞれ加算して総合溶鋼汚染度を算出することを特徴とし、前記第4段階で決定された汚染度と“0”を互いに比較し、両者の中でより大きい値を選択して最終汚染度に決定する段階をさらに含むことを特徴とする。
前記のように、本発明によれば、第1レードルの鋳造末期と第2レードルの鋳造初期に発生する汚染度を操業変数によって予測分析することで、鋳片不良率を最もよく示す溶鋼汚染源の発生時点の推定が可能であり、第2レードルの開始時の汚染源の管理に集中して鋳片の品質不良を最少化ないし除去することができる利点がある。
本発明の実施例に係わる連続鋳造機を示す側面図である。 溶鋼Mの流れに基づいて図1の連続鋳造機を説明するための概念図である。 図2のタンディッシュを上から見た斜視図である。 本発明の一実施例によるタンディッシュ内の溶鋼汚染予測過程を示すフローチャートである。 第1レードルの末期鋳造状況を示す図である。 第2レードルの初期鋳造状況を示す図である。 レードル交換時の溶鋼汚染度をそれぞれ示すグラフである。 レードル交換時の溶鋼汚染度をそれぞれ示すグラフである。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳細に説明する。図面において同一の構成要素はできるだけいずれの図にも同一符号で表示する。また、本発明の要旨を不必要にあいまいにし得る公知の機能及び構成についての詳細な説明は省略する。
図1は本発明の実施例に係わる連続鋳造機を示す側面図である。
同図を参照すれば、連続鋳造機は、タンディッシュ20と、モールド30と、2次冷却部60及び65と、ピンチロール70と、カッター90とを含むことができる。
タンディッシュ20は、レードル10から溶融金属を受けてモールド30に供給する容器である。レードル10は一対の第1レードル11及び第2レードル12でなり、相互に溶鋼を受けて交互にタンディッシュ20に供給するようになる。タンディッシュ20においては、モールド30に流入する溶融金属の供給速度の調節、各モールド30への溶融金属の分配、溶融金属の保存、スラグ及び非金属介在物の分離などが行われる。
モールド30は通常に水冷式の銅製であり、受鋼した溶鋼が1次に冷却されるようにする。モールド30は構造的に見合う一対の面が開口した形態のもので、溶鋼を収容する中空部を備える。スラブを製造する場合、モールド30は、一対の長壁と、長壁を連結する一対の短壁とを含む。ここで、短壁は長壁より小さい広さを持つ。モールド30の壁、主に短壁は互いに対して遠くなるかあるいは近くなるように回転して一定水準のテーパーを持つことができる。このようなテーパーは、モールド30内で溶鋼Mの凝固による収縮を補償するために設定する。溶鋼Mの凝固程度は鋼種による炭素含量、パウダーの種類(強冷型Vs緩冷型)、鋳造速度などによって変わる。
モールド30は、モールド30から抜き出した連鋳片が形状を維持し、十分に凝固しなかった溶融金属が流出しないように強い凝固殻または凝固シェル(Solidifying shell)81(図2参照)が形成されるようにする役目をする。水冷構造には、銅管を用いる方式、銅ブロックに水冷溝を形成する方式、水冷溝が形成された銅管を組み立てる方式などがある。
モールド30は、溶鋼がモールドの壁面に付くことを防止するために、オシレータ40によって発振(往復運動)する。発振の際、モールド30と連鋳片の摩擦を減らし、焦げることを防止するために潤滑剤が用いられる。潤滑剤としては、ふいて塗る菜種油と、モールド30内の溶融金属表面に添加されるパウダーがある。パウダーは、モールド30内の溶融金属に添加されてスラグとなり、モールド30と連鋳片の潤滑だけではなくモールド30内の溶融金属の酸化・窒化の防止と、保温、溶融金属の表面に浮かび上がった非金属介在物の吸収の機能もする。パウダーをモールド30に投入するために、パウダー供給器50が設置される。パウダー供給器50のパウダーを排出する部分はモールド30の入口に向かう。
2次冷却部60及び65は、モールド30で1次に冷却された溶鋼をさらに冷却する。1次冷却された溶鋼は支持ロール60によって凝固殻が変形しないように維持されるとともに、水を噴射するスプレー手段65によって直接冷却される。連鋳片の凝固は、概して前記2次冷却によってなされる。
引抜装置は、連鋳片が滑らないように抜き出すために、数組のピンチロール70を用いるマルチドライブ方式などを採用している。ピンチロール70は、溶鋼の凝固した先端部を鋳造方向に引っぱることで、モールド30を通過した溶鋼が鋳造方向に連続的に移動することができるようにする。
カッター90は連続的に生産される連鋳片を一定の大きさに切断するように形成される。カッター90としては、ガストーチや油圧せん断機などが採用できる。
図2は溶鋼Mの流れに基づいて図1の連続鋳造機を説明するための概念図である。
同図を参照すれば、溶鋼Mはレードル10に収容された状態でタンディッシュ20に流動するようになる。このような流動のために、レードル10には、タンディッシュ20に向かって伸びるシュラウドノズル(Shroud nozzle)15が設置される。シュラウドノズル15は溶鋼Mが空気に露出して酸化・窒化しないようにタンディッシュ20内の溶鋼に漬かるように延ばす。シュラウドノズル15の破損などによって溶鋼Mが空気中に露出した場合をオープンキャスティング(Open casting)という。
タンディッシュ20内の溶鋼Mはモールド30内に伸びる浸漬ノズル(Submerged Entry Nozzle)25によってモールド30内に流動するようになる。浸漬ノズル25はモールド30の中央に配置され、浸漬ノズル25の両吐出口から吐き出される溶鋼Mの流動が対称を成すようにする。浸漬ノズル25を通じての溶鋼Mの吐出の開始、吐出速度、及び中断は、浸漬ノズル25に対応してタンディッシュ20に設置されるストッパー21によって決定される。具体的に、ストッパー21は浸漬ノズル25の入口を開閉するように浸漬ノズル25と同一のラインに沿って垂直に移動することができる。浸漬ノズル25を通じての溶鋼Mの流動に対する制御は、ストッパー方式とは異なる、スライドゲート(Slide gate)方式を用いることもできる。スライドゲートは板材がタンディッシュ20内から水平方向にスライド移動しながら、浸漬ノズル25を通じての溶鋼Mの吐出流量を制御するようになる。
モールド30内の溶鋼Mは、モールド30を成す壁面に接した部分から凝固し始める。これは、溶鋼Mの中心よりは周辺部が水冷中のモールド30によって熱を奪われるからである。周辺部が先に凝固する方式によって、連鋳片80の鋳造方向の後部では未凝固溶鋼82が溶鋼Mから凝固した凝固シェル81で包まれた形態を成すようになる。
ピンチロール70(図1)がまったく凝固した連鋳片80の先端部83を引っぱることによって、未凝固溶鋼82は凝固シェル81とともに鋳造方向に移動するようになる。未凝固溶鋼82は前記移動過程で冷却水を噴射するスプレー手段65によって冷却される。これは、連鋳片80において未凝固溶鋼82が占める厚さが次第に小さくなるようにする。連鋳片80が一地点85に至れば、連鋳片80は全厚が凝固シェル81で満たされる。凝固の完了した連鋳片80は切断地点91で一定の大きさに切断されてスラブなどの鋳片Pに分けられる。
図3は図2のタンディッシュを上から見た斜視図である。
同図を参照すれば、タンディッシュ20は、レードル10から出鋼される溶鋼Mを収容するために、上部が開口した胴体22を持つ。胴体22は、外側に配置される鉄皮と、前記鉄皮の内側に配置される耐火物層とを含むことができる。
胴体22の形態は、多様な形態、例えば一字型などがあり得るが、本実施例においては、‘T’字形の胴体22を例示している。
胴体22の一部分には注湯部23が形成される。注湯部23はレードル10のシュラウドノズル15を通じて流動する溶鋼Mが落下する部分である。注湯部23はそれより広い面積を持つ出湯部24に連通することができる。
出湯部24は注湯部23を通じて受鋼した溶鋼Mをモールド30に案内する部分である。出湯部24には複数の出鋼口24aが開口することができる。それぞれの出鋼口24aには浸漬ノズル25が連結され、この浸漬ノズル25はタンディッシュ20の溶鋼Mがモールド30に流動するように案内する。
図4は本発明の実施例によるタンディッシュ内の溶鋼汚染度予測過程を示すフローチャートであり、添付図面に基づいて汚染予測過程を説明する。
まず、レードル10の交換の際、第1レードル11の鋳造末期と第2レードル12の鋳造初期に溶鋼が酷く汚染される。
図5のように、第1レードル11の末期鋳造の際、レードルのスラグがタンディッシュ20を通じてモールドに供給されるので、レードル末期の際に鋳片の品質不良率が増加する。
そして、図6のように、第2レードル12の初期鋳造の際、第2レードル12のフィラーが溶鋼に混入するかあるいはタンディッシュ20の溶鋼高がシュラウドノズル15より一時低くなってタンディッシュ20で裸湯が発生して溶鋼が再酸化するかまたはタンディッシュ20のスラグがモールドに混入する状況が発生する。このような問題によって鋳片の不良率が増加する。
したがって、レードル交換時の溶鋼汚染範囲の定量的な評価と溶鋼汚染度に対する予測が必要である。
このような溶鋼汚染度を水モデル(water model)によって実験した結果、図7のような結果を得ることができた。すなわち、溶鋼汚染度は、第1レードル11の末期や第2レードル12の初期鋳造の際には時間経過(鋳造量)につれて直線状に増加していて、最大の汚染度に至れば指数的に減少する傾向があることが分かった。すなわち、レードル交換の際、汚染源の濃度は、鋳造量がQplugであるときからQpeakとなるまで線形的に“1”まで増加し、その後、指数的に減少して“0”に近づくようになる。図7はこのようにタンディッシュ20から浸漬ノズル25を通じてモールド30に注入されるモールド流入口側で溶鋼汚染度をいろいろの条件でテストした後、線形にセットしたものである。
次に、図5のような状況で発生する第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度と図6のような状況で発生する第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度を求める手順をそれぞれ区分して説明する。
まず、第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度を求める過程を詳細に説明する。図4に示すように、汚染予測システム(図示せず)には、操業変数である、第1レードル11の終了後にタンディッシュ20を通じてモールドに流出される溶鋼量、つまり鋳造量(Q)と、第2レードル12の開始時に図6のようにタンディッシュ20に残っている残余溶鋼量(Qrm)が使用者によってそれぞれセットされる(S11)。前記残余溶鋼量(Qrm)の場合、第2レードル12の開始時のタンディッシュ20と溶鋼の総重量からタンディッシュ20の固有重量を引き算すれば分かる。前記汚染予測システムの場合、図示しなかったが、各種の変数及びパラメーターを入力する入力手段と、メモリに保存された演算アルゴリズムと各種変数及びパラメーターによって汚染度を計算する制御部と、計算された汚染度を制御部によって文字またはグラフで表示する表示部とを含むコンピュータで構成できる。
ついで、汚染予測システムは、後レードルである第2レードル12の開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と設定の1次比例係数を用い、第1レードル11の終了時点後に汚染濃度が設定の第1基準値となるときの鋳造量(Qplug)と設定の第2基準値となるときの鋳造量(Qpeak)を下記の関係式1によってそれぞれ計算する(S12、S13)。
関係式1
plug=g×Qrm
peak=h×Qrm
ここで、Qrmは後レードルである第2レードルの開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(ton)、Qplugは第1レードル終了時点後に汚染濃度が0.01となるときの鋳造量(ton)、Qpeakは汚染源濃度(汚染濃度とも呼ぶ)が“1”であるときの鋳造量、gは第1比例係数、hは第2比例係数である。
例えば、図7において、最小汚染濃度が“0”、最大汚染濃度は“1”である。第1レードル11の終了時点後に汚染濃度が0.01となるときの鋳造量をQplugに定義する。Qplugはレードルから流入したレードルスラグがタンディッシュ20内から最短経路を経てモールドに注入されるのに必要な鋳造量を意味するもので、流入時点のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と比例関係を持つ。第1比例係数(g)はタンディッシュ20内の溶鋼流れがいくらプラグフロー(plug flow)特性を持つかを示す尺度であり、タンディッシュ20の形状、つまりプラグフローの特性によって0から0.2までの値を持つことができる。
そして、Qpeakは汚染源濃度が“1”であるときの鋳造量に定義する。Qpeak値はタンディッシュ20内の流動特性によって決定される値で、流入時点のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と比例関係を持ち、第2比例係数(h)は0.1から0.3までの値を持つことができる。
このように、QplugとQpeakをそれぞれ計算した後、計算されたQplug及びQpeakと設定の値に基づいて直線関数と指数関数による汚染度をそれぞれ計算する。直線関数と指数関数は下記の関係式2及び3のようである(S14)。
ここで、Qは第1レードルの終了後の鋳造量(ton)、Qrmは第2レードルの開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(ton)、Qplugは第1レードル終了時点後に汚染濃度が0.01となるときの鋳造量(ton)、Qpeakは汚染源濃度が“1”であるときの鋳造量である。
ここで、fは第3比例係数である。
レードルスラグによる汚染源濃度は図7のように鋳造量がQplugであるときからQpeakとなるまで線形的に“1”まで増加し、以後に指数的に減少して“0”に近接するようになる。ここで、指数的に減少する程度はレードルスラグがタンディッシュ20に流入する時点でのQrmと以後に鋳造された鋳造量の比(Q/Qrm)に比例し、第3比例係数(f)は3から8までの値を持つことができる。
このように、直線関数と指数関数によって得られたそれぞれの汚染度を互いに比較し、両者の中でより小さな値を特定の鋳造量による第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度に1次に決定する(S15)。ここで、両者の中でより小さな値を選択する理由は、図8のグラフにおいて、QplugとQpeakの間での汚染度は直線関数の形態(A)として現れる。この際、直線関数(A)の値が指数関数(B)の値よりも小さいからである。また、Qpeak以上の区間では汚染度が指数関数(C)形態として現れる。この際、指数関数(C)が直線関数(D)の値よりも小さいからである。
ついで、前記で決定された汚染度と“0”を互いに比較し、両者の中でより大きい値を第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度に最終決定する(S16、S17)。ここで、汚染度を“0”と比較し、両者の中でより大きい値を選択する理由は、汚染度が負の値(−)を持つことができないからである。
一方、第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度を求める過程を詳細に説明する。汚染予測システム(図示せず)には、第1レードル11の終了後にタンディッシュ20を通じてモールドに流出される溶鋼量、つまり鋳造量(Q)と第2レードル12の開始時に図6のようにタンディッシュ20に残っている残余溶鋼量(Qrm)が使用者によってそれぞれセットされる(S11)。
ついで、汚染予測システムは、第2レードル12の開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と設定の2次比例係数(g、h)を用い、第1レードル11の終了時点後に汚染濃度が設定の第1基準値となるときの鋳造量(Qplug)と設定の第2基準値となるときの鋳造量(Qpeak)を前記関係式1によってそれぞれ計算する(S12、S18)。前記2次比例係数は前述した1次比例係数と同一のパラメーターであるが、ただその値が違うことができる。
例えば、図7において、最小汚染濃度は“0”、最大汚染濃度は“1”である。第1レードル11の終了時点後に汚染濃度が0.01となるときの鋳造量がQplugに定義され、Qplugは前記関係式1によって計算できる
。Qplugはレードルから流入したレードルスラグがタンディッシュ20内から最短経路を経てモールドに注入されるのに必要な鋳造量を意味するもので、流入時点のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と比例関係を持つ。第1比例係数(g)はタンディッシュ20内の溶鋼流れがいくらプラグフロー(plug flow)の特性を持つかを示す尺度で、タンディッシュ20の形状、つまりプラグフローの特性によって0.1から0.3までの値を持つことができる。
そして、Qpeakは汚染源濃度が“1”であるときの鋳造量に定義され、Qpeakは前記関係式1によって計算できる。
(Qpeak=h×Qrm
Qpeak値はタンディッシュ20内の流動特性によって決定される値で、流入時点のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と比例関係を持ち、第2比例係数(h)は0.2から0.4までの値を持つことができる。
このように、QplugとQpeakをそれぞれ計算した後、計算されたQplug及びQpeakと設定の値に基づいて直線関数と指数関数による汚染度をそれぞれ計算する(S19)。直線関数と指数関数は前記関係式2及び3のようである。
レードルのフィラーとタンディッシュスラグ及び溶鋼の再酸化による汚染源濃度は、図7のように鋳造量がQplugであるときからQpeakとなるまで線形的に“1”まで増加し、以後に指数的に減少して“0”に近づくようになる。ここで、指数的に減少する程度は、レードルスラグが流入する時点でのQrmと以後に鋳造された鋳造量の比(Q/Qrm)に比例し、第3比例係数(f)は3から8までの値を持つことができる。タンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)は第2レードル12の開放直前に最少量となり、第2レードル12の開放後に正常の溶鋼量となるまで上昇するようになる。第3比例係数(f)は、第2レードル12の開放直前にタンディッシュ内の溶鋼量が少ないほど範囲(3〜8)内で大きくなり、第2レードル12の開放後に正常の溶鋼量となるまで第2レードル12からタンディッシュ30に供給される分当たり溶鋼量が多いほど範囲内で大きくなる。
このように、直線関数と指数関数によって得られたそれぞれの汚染度を互いに比較し、両者の中でより小さな値を特定の鋳造量による第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度に1次決定する(S20)。
ついで、前記で決定された汚染度と“0”を互いに比較し、両者の中でより大きい値を第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度に最終決定する(S21、S22)。
前記で説明したように、第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度と第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度は第1比例係数(g)、第2比例係数(h)及び第3比例係数(f)の値のみが違うだけ、同一の関係式と手順を用いて計算される。
このように、第1レードル11の終了時の溶鋼汚染度(C1)と、第2レードル12の開始時の溶鋼汚染度(C2)を求める過程を全体的に示せば下記の関係式4及び5のようである。すなわち、溶鋼汚染度(C1、C2)を求める方法は、関係式4及び5のように決定された直線関数と指数関数を比較し、より小さな値を選択した後、選択された値と“0”を互いに比較し、より大きい値を選択して特定の鋳造量(Q)による汚染度に決定する。
ついで、汚染予測システムは、1次比例係数を適用して得られた第1レードル11の終了時の汚染度(C1)と前記2次比例係数を適用して得られた第2レードル12の開始時の汚染度(C2)をそれぞれ加算して、下記の関係式6のように総合溶鋼汚染度(Tc)を算出するようになる(S23)。
ここで、C1は第1レードル11の終了時の汚染度、C2は第2レードル12の開始時の汚染度、Aは加重値である。
前記加重値(A)は0.2から0.4までの値となることができ、第1レードル11の終了時の汚染源の影響が30%内外、後レードルの開始時の汚染源の影響が70%内外であるので、加重値(A)は0.3程度が好ましい。
このように、汚染度予測過程によって、操業変数(Q、Qrm)とタンディッシュ20の形状による鋳片不良率を最もよく示す溶鋼汚染源の発生時点の推定が可能であるので、連鋳片を切断する位置を可変調整することで、鋳片の品質不良を最少化することができ、第2レードル12の開始時の汚染源の管理に集中して鋳片の品質不良を最少化ないし除去することができる。
前記のような本発明は好適な実施例に基づいて説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者は本発明の本質的技術範囲内で前記本発明の詳細な説明とは異なる形態の実施例を具現することができる。ここで、本発明の本質的技術範囲は特許請求範囲に開示されており、それと同等な範囲内にあるすべての相違点は本発明に含まれるものに解釈されなければならないであろう。
10 レードル
11 第1レードル
12 第2レードル
15 シュラウドノズル
20 タンディッシュ
25 浸漬ノズル
30 モールド
40 モールドオシレータ
50 パウダー供給器
51 パウダー層
52 液体流動層
53 潤滑層
60 支持ロール
65 スプレー
70 ピンチロール
80 連鋳片
81 凝固シェル
82 未凝固溶鋼
83 先端部
85 凝固完了点

Claims (6)

  1. 第1レードルの終了後の鋳造量(Q)と第2レードルの開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)をそれぞれ指定する第1段階;
    前記残余溶鋼量(Qrm)と設定の1次比例係数または2次比例係数を用い、第1レードルの終了時点後に汚染濃度が設定の第1基準値となるときの鋳造量(Qplug)と設定の第2基準値となるときの鋳造量(Qpeak)をそれぞれ計算する第2段階;
    前記で得られた鋳造量(Q、Qplug、Qpeak)及び残余溶鋼量(Qrm)を、設定の直線関数と指数関数にそれぞれ代入して特定の鋳造量に対する汚染濃度を求める第3段階;及び
    前記直線関数と指数関数によって得られた汚染濃度を互いに比較し、両者の中でより小さな値を特定の鋳造量による汚染濃度に決定する第4段階;を含み、
    第2基準値は最大であるときの汚染濃度であり、第1基準値は、最大となるときの汚染濃度を1として、0.01となるときの汚染濃度であり、
    前記Qplugはタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と第1比例係数(g)を掛け算して得られ、前記Qpeakはタンディッシュの残余溶鋼量(Qrm)と第2比例係数(h)を掛け算して得られ、
    前記第3段階で、特定の鋳造量に対する汚染濃度(C)は下記関係式1の直線関数と下記関係式2の指数関数によってそれぞれ計算される、レードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
    ここで、Qは第1レードルの終了後の鋳造量(ton)、Qrmは第2レードルの開始時のタンディッシュの残余溶鋼量(ton)、Qplugは第1レードル終了時点後に汚染濃度が前記第1基準値となるときの鋳造量(ton)、Qpeakは汚染源濃度が前記第2基準値となるときの鋳造量(ton)、fは第3比例係数である。
  2. 前記第1比例係数(g)は0〜0.3の間で決定され、前記第2比例係数(h)は0.1〜0.4の間で決定される、請求項に記載のレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
  3. 前記第1比例係数(g)は、前記1次比例係数において0〜0.2の間で決定され、前記2次比例係数において0.1〜0.3の間で決定され、
    前記第2比例係数(h)は、前記1次比例係数において0.1〜0.3の間で決定され、2次比例係数において0.2〜0.4の間で決定される、請求項に記載のレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
  4. 前記第3比例係数(f)は3〜8の間で決定される、請求項〜3のいずれか一項に記載のレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
  5. 前記1次比例係数を適用して得られた第4段階の汚染濃度と前記2次比例係数を適用して得られた第4段階の汚染濃度をそれぞれ加算して総合溶鋼汚染濃度(Tc)を算出し、前記総合溶鋼汚染濃度(Tc)は下記関係式3によって計算される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
    ここで、C1は第1レードルの終了時の1次比例係数を適用して得られた汚染濃度、C2は第2レードルの開始時の2次比例係数を適用して得られた汚染濃度、Aは加重値である。
  6. 前記加重値(A)は0.25〜0.35の間の値である、請求項5に記載のレードル交換時の溶鋼汚染範囲予測方法。
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