JP5567144B2 - メディアコンテンツ情報の提供 - Google Patents

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Description

本発明は、広くは、メディアコンテンツ情報の提供に関し、具体的には、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置へのこのような情報の提供に関する。
デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)は、国際的な異業種間協力、ならびにローカルネットワーク内での民生用装置の相互通信および、装置間でのメディアの共有を実現し易くするために開発された規格である。
DLNA互換装置は、装置がシームレスに接続し、データを共有することを可能にする1組のプロトコルであるユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ(UPnP)を介してローカルネットワーク内で相互に通信する。
DLNA互換装置は、型式および製造者が潜在的に異なる複数のDLNA互換装置を典型的に備えるローカルネットワーク内で動作可能である。当技術分野においては、主にメディア配信における機能と、ローカルネットワーク内でのレンダリングとに基づくDLNA互換装置の区分が使用され、特に、デジタル・メディア・サーバ(DMS)と、モバイルDMS(M−DMS)と、デジタル・メディア・プレーヤ(DMP)と、モバイルDMP(M−DMP)とを含む。
DMSおよびM−DMSは、メディアコンテンツを記憶し、有線および/または無線ネットワーク型DMP装置ならびにM−DMP装置がメディアコンテンツを利用できるようにする装置である。DMSおよびM−DMSは、特に、パーソナルコンピュータと、ネットワーク・アタッチ・ストレージ(NAS)装置と、携帯電話機と、携帯型音楽プレーヤとを含む。DMPまたはM−DMPは、DMSまたはM−DMS上のコンテンツを見つけ、再生能力およびレンダリング能力を発揮する装置である。テレビと、ステレオと、ホームシアターと、無線モニタと、ゲーム機と、携帯電話機と、モバイル・メディア・タブレットとは、DMPまたはM−DMPとして動作できるユーザ機器の例示的実施例である。
デジタル・メディア・コントローラ(DMC)またはモバイルDMC(M−DMC)は、DMSまたはM−DMS上でコンテンツを見つけ、デジタル・メディア・レンダラ(DMR)上でコンテンツを再生する装置である。DMCおよびM−DMCは、インターネットタブレットと、Wi−Fi(登録商標)使用可能のデジタルカメラと、携帯型情報端末(PDA)と、携帯電話機などとを含む。最後に、DMRは、DMCまたはM−DMCから受信されたコンテンツを再生し、テレビ、オーディオ/ビデオレシーバ、ビデオディスプレイ、リモートスピーカなどの装置を含む装置である。
現在では、DMSで利用可能なアセットとメディアコンテンツとが更新されたとき、DMSは、フェッチする新しいコンテンツ情報が利用可能であるという情報を接続されたDMP装置およびM−DMP装置すべてにブロードキャストする。コンテンツ情報は、DMSを通して利用可能であり、DMPまたはM−DMPにおいて再生およびレンダリング可能なメディアコンテンツおよびアセットを定義し、一覧にする。DMP機器およびM−DMP機器は、DMSからアクセス可能なメディアコンテンツおよびアセットに関係するコンテンツ情報の同一の複製物を個々に保有するために、新しい情報を要求する。次いで、ユーザは、自己が再生したい特定のメディアコンテンツを決定するためにこのコンテンツ情報を詳細に調べることができる。
従来技術に関する限定は、ローカルネットワーク内のすべてのDMPおよびM−DMPがコンテンツ情報の全く同一の複製物を取得することである。しかし、状況によっては、メディアコンテンツおよびアセットの情報への限定されたアクセスを限定された台数のDMPに、たとえば、必ずしも家庭内の他のテレビではなく、このユーザのTVだけに、ユーザの操作によって提供するのが望ましいことがある。これは従来技術では不可能である。
したがって、従来技術では、DMP装置へのコンテンツ情報の選択的なアナウンスおよび更新を達成できる可能性はない。すなわち、近年DMSからアクセス可能になったメディアコンテンツおよびアセットに関連する情報は、従来技術では必然的にローカルネットワーク内のすべてのDMP装置に配信しなければならない。実施形態は、この問題への解決策を提供する。
ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置へのメディアコンテンツの配信の制御を可能にすることが大まかな目的である。
上記目的および他の目的は、本明細書に開示されているような実施形態によって満たされる。
要約するならば、コンテンツプロバイダに存在するメディアコンテンツに対するローカルネットワーク内のユーザが利用できるメディアレンダリング装置のアクセス権を定義するユーザ端末を使用して、ユーザはコンテンツ・サービス・プロバイダにログインすることができる。ユーザのユーザ識別子は、コンテンツプロバイダにあるメディアコンテンツを記述するコンテンツ情報に対して、メディアレンダリング装置のための権利を定義するコンテンツ権利情報を生成するために利用される。コンテンツ権利情報は、コンテンツ権利情報に基づいてメディアレンダリング装置へのコンテンツ情報の選択的な提供を可能にするために、ローカルネットワーク内に存在するメディアサーバへ送信される。
したがって、メディアサーバは、コンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ権利情報を受信し、ローカルネットワーク内のどのメディアレンダリング装置にコンテンツ情報のアクセスを許可すべきか、また、随意により、これらのメディアレンダリング装置がコンテンツ情報のどの部分に対してアクセス可能なのかを識別するためにこの情報を使用する。コンテンツ情報は、その後、コンテンツ権利情報に従って、メディアサーバによってメディアレンダリング装置へ選択的に提供される。
ユーザは、その結果、自己のメディアレンダリング装置に対して、どの部分のコンテンツにメディアレンダリング装置がアクセス可能なのかを定義することができる。したがって、同じローカルネットワーク内に存在する種々のメディアレンダリング装置へのコンテンツ情報およびメディアコンテンツの差別化された配信を実現することが可能になる。
一態様は、ローカルネットワーク内で実現可能であり、また、ユーザと関連付けられ、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置と通信する能力があるメディアサーバを定義する。メディアサーバは、ローカルネットワークに接続されたグローバルネットワークに接続されたコンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ権利情報を受信するように構成されたレシーバを備える。コンテンツ権利情報は、メディアレンダリング装置に対して少なくとも1つのコンテンツプロバイダで利用可能なメディアコンテンツに対する権利を定義する。メディアサーバの情報プロバイダは、コンテンツ権利情報によって定義された権利に従ってメディアコンテンツのコンテンツ情報をメディアレンダリング装置へ選択的に提供する。
別の態様は、ローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置へのアクセスを有するユーザと関連付けられたユーザ識別子を受信するように構成されたレシーバを有するコンテンツ・サービス・プロバイダに関する。権利情報ジェネレータは、少なくとも1つのコンテンツプロバイダで利用可能なメディアコンテンツのコンテンツ情報に対する、メディアレンダリング装置の権利を定義するコンテンツ権利情報を生成するためにユーザ識別子を利用する。コンテンツ・サービス・プロバイダのトランスミッタは、コンテンツ権利情報に従って、メディアレンダリング装置へのメディアサーバによるコンテンツ情報の選択的な提供を可能にするために、コンテンツ権利情報をローカルネットワーク内のメディアサーバへ送信する。
本発明は、発明のさらなる目的および利点と共に、添付図面と併せて以下の説明を参照することにより最もよく理解されるであろう。
図1は、実施形態を適用できる通信システムの概略図である。 図2は、実施形態を適用できる別の通信システムの概略図である。 図3は、コンテンツプロバイダおよびネットワークオペレータに関連してコンテンツ・サービス・プロバイダの可能な編成を概略的に示した図である。 図4は、一実施形態によるコンテンツ情報制御方法を示した流れ図である。 図5は、一実施形態によるメディアコンテンツ情報を提供する方法を示した流れ図である。 図6は、一実施形態による通信システムに含まれる装置間の通信を示した信号図である。 図7は、一実施形態による通信システムに含まれる装置間の通信を示した別の信号図である。 図8は、一実施形態による通信システムに含まれる装置間の通信を示したさらに別の信号図である。 図9は、一実施形態による通信システムに含まれる装置間の通信を示したさらなる信号図である。 図10は、一実施形態によるメディアサーバの概略ブロック図である。 図11は、一実施形態によるコンテンツ・サービス・プロバイダの概略ブロック図である。
図面全体を通じて、同じ符号は、類似した要素または対応する要素のため使用される。
本明細書に記載された実施形態は、通信システムにおけるメディアコンテンツ情報の配信、特には、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置へのこのような媒体コンテンツ情報の選択的で差別化された提供を可能にすることに関わる。
図1を参照すると、DLNA互換装置を有するローカルネットワーク2内のメディアコンテンツ配信における従来型のアプローチは、メディアコンテンツを記憶し、DMP装置およびM−DMP装置の形をした有線および/または無線ネットワーク型メディアレンダリング装置12、13、14でメディアコンテンツを利用可能にするDMS装置を配置することであった。しかし、このようなアプローチでは、メディアレンダリング装置12、13、14によるレンダリングのために利用可能であるメディアコンテンツは、DMS装置内に局所的に記憶された実際のメディアコンテンツに限定される。
開発は、ローカルネットワーク2内に局所的にリモートDMS(rDMS)またはメディアサーバ100を確立することを対象にしてきた。メディアサーバ100は、グローバルネットワーク3に接続されたコンテンツ・サービス・プロバイダ200に接続されている。コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、その場合、グローバルネットワーク3に同様に接続されたもう1つのコンテンツプロバイダ30で利用可能であるメディアコンテンツへのアクセスが可能であり、メディアコンテンツをアナウンスすることができる。このようなメディアサーバ100およびリモート・コンテンツ・サービス・プロバイダ200の使用は、DMS装置内に局所的に記憶されたコンテンツだけにアクセスする場合と比べて、ユーザが種々のコンテンツプロバイダ30に由来する可能性がある、非常に広範囲のメディアコンテンツを利用することを可能にする。
本明細書に開示されているような実施形態は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200から指示される可能性があり、ローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置12、13、14のうちのいずれかにおけるレンダリングのため配信される可能性のあるメディアコンテンツに関連するメディアコンテンツ情報の制御された選択的なアナウンスを提供する。情報アナウンスとコンテンツ権利の定義における制御は、メディアレンダリング装置12、13、14にアクセスできるユーザによって管理することが可能である。ユーザは、その後、グローバルネットワーク3に接続されたユーザ端末20へのアクセスが可能であり、メディアレンダリング装置12、13、14に関連するコンテンツ権利情報を定義するために、コンテンツ・サービス・プロバイダ200と通信するようにユーザ端末を利用する。
図1に示された通信システム1は、ユーザ端末20、コンテンツ・サービス・プロバイダ200、および少なくとも1つのコンテンツプロバイダ30が接続されているグローバルネットワーク3を備える。グローバルネットワーク3は、典型的に、当技術分野でオープンインターネットと称される管理されていない、または、開放されたネットワークとなることがある。代替として、グローバルネットワーク3は、ネットワークオペレータによって運営される管理されたネットワークまたは専用ネットワークになること、または備えることがある。いずれの場合でも、グローバルネットワーク3は、ローカルネットワーク2内に存在するメディアレンダリング装置12、13、14へ配信することができるメディアコンテンツにアクセスできる1つまたは複数のコンテンツプロバイダ30を備えるか、または、1つまたは複数のコンテンツプロバイダ30に接続されている。これらのコンテンツプロバイダ30は、ネットワーク配備された、専用コンテンツプロバイダとなることがあり、また実際には、個々のローカルネットワーク内の他のユーザから入手できるメディアの形式で消費者が生成したメディアを表現することができる。実施形態の利点は、メディアコンテンツの選択および配信が、グローバルネットワーク3に接続されたいずれかのコンテンツプロバイダ30から達成できる点にある。その結果として、ユーザは、ローカルネットワーク内で局所的に利用可能である、DMS装置に記憶されたメディアコンテンツだけから選択するように限定されない。
通信システム1のローカルネットワーク2は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、パーソナルネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)と称されることがあるが、当技術分野においてホームネットワーク、宅内ネットワークまたは民生用ネットワークのような他の名称でも知られている。一部の実施形態では、ローカルネットワーク2は、イーサネット(登録商標)、または、ホーム・フォンライン・ネットワーキング・アライアンス(HomePNA)、もしくは、電気通信標準化部門(ITU−T)G.hn規格などの、既存のホームワイヤリングを使用する高速LANを創出する可能性のある既存の有線ホームネットワーキング技術のうちの1つに基づくことがある。他の実施例は、IP、および、非対称デジタル加入者線(ADSL)、超高速デジタル加入者線(VDSL)、パブリックイーサネット(登録商標)などの顧客のブロードバンド接続を介してメディアコンテンツの配信を可能にするよう、種々のLAN解決策を含む。同様に、有線技術および無線技術の組み合わせを含む無線ネットワーク解決策が可能である。
ローカルネットワーク2のメディアレンダリング装置12、13、14は、一般に、2つのネットワーク2、3の間にインターフェイスを提供するゲートウェイ(GW)10を介してグローバルネットワーク3に相互接続されている。このゲートウェイ10は、グローバルネットワーク3へのリスト要求などのローカルネットワーク2からのデータの転送と、グローバルネットワーク3からのコンテンツ権利情報などのデータのローカルネットワーク2への転送に関して、ルータと同様の方法で動作する。
図中、メディアサーバ100は、ローカルネットワーク2とグローバルネットワーク3との間で通信を行うゲートウェイ10内に局所的に実現されるように図示されている。
メディアレンダリング装置12、13、14は、DLNA互換装置であると有利である。メディアレンダリング装置12、13、14は、その結果、デジタル・メディア・プレーヤ(DMP)およびモバイルDMP(M−DMP)の役割を果たすことができる。DMPまたはM−DMPは、メディアサーバ100(rDMS)上のコンテンツを検索し、再生能力およびレンダリング能力を提供するメディアレンダリング装置である。テレビと、ステレオと、ホームシアターと、無線モニタと、ゲーム機と、携帯電話機と、モバイル・メディア・タブレットとは、DMPまたはM−DMPとして動作することができるメディアレンダリング装置12、13、14の例示的実施例である。図は、携帯電話機12と、コンピュータ13と、テレビ画面15が接続されたセット・トップ・ボックス(STB)14とがメディアレンダリング装置の例示的で非限定的な実施例として提示されたローカルネットワーク2の実施例を示す。
付加的に、デジタル・メディア・コントローラ(DMC)またはモバイルDMC(M−DMC)ならびにデジタル・メディア・レンダラ(DMR)は、DMPと同様に動作する。すなわち、本明細書に開示されているような実施形態は、メディアレンダリング装置の実施例として、DMCと関連してさらに使用することができる。
以下では、メディアコンテンツは、メディアコンテンツのローカル処理、すなわち、レンダリングおよび/または再生が達成されるローカルネットワーク2内のメディアレンダリング機器12、13、14へIPベースのネットワークを介して配信されるビデオ、オーディオ、テキスト、グラフィック、データなどのマルチメディアおよびメディアデータを包含するように広義に解釈されるべきである。
図2は、通信システム1の代替のレイアウトを示す。この場合、コンテンツ・サービス・プロバイダ200においてコンテンツ権利を定義するために利用されるユーザ端末20は、ネットワークオペレータによって運営される専用ネットワークに接続された携帯電話機20によって表現される。例示的実施例では、コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、専用ネットワーク4にさらに設けられ、専用ネットワークは、次に、グローバルネットワーク3、本実施例では、典型的にインターネットに接続されている。コンテンツ・サービス・プロバイダ200を通してアナウンスされた実際のメディアコンテンツを記憶するコンテンツプロバイダ300は、専用ネットワーク4またはグローバルネットワーク3内に実現することができる。
この図は、図1と比較して、ローカルネットワーク2内のメディアサーバ100の代替の実施態様をさらに示す。本実施形態では、メディアサーバ100は、無線接続または有線接続のいずれかによってゲートウェイ10に接続された独立型装置として実現される。メディアサーバ100は、メディアレンダリング装置12、13、14と直接に、または、ゲートウェイ10を介して間接に通信できる。
図3は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200と、コンテンツプロバイダ30とネットワークオペレータ40との相互関係を示す略図である。コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、実施形態では、コンテンツプロバイダ30から入手可能なメディア・コンテンツ・アセットをユーザのローカルネットワーク内に局所的に存在するメディアサーバにアナウンスすることにより、メディア・コンテンツ・サービスをユーザに提供する中央サーバまたはメディアファブリックと見なすことができる。したがって、コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、ネットワークで実現されたコンテンツプロバイダと、随意により、さらにユーザ端末と、指示され、メディアレンダリング装置へ配信することができるメディアコンテンツを記憶した他のエンティティとを含む様々なコンテンツプロバイダ30から情報を受信することができる。
コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200のサービスをネットワークオペレータ40によって管理されたネットワークのユーザに提供するために、1つまたは複数のネットワークオペレータ40のために利用できると有利である。
図4は、一実施形態によるコンテンツ情報制御方法を示す流れ図である。この制御方法は、好ましくは、コンテンツ・サービス・プロバイダ内で動作可能である。第1のステップS1では、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置にアクセスできるユーザ識別子と関連付けられたユーザ識別子が受信される。ステップS1は、典型的に、ユーザがコンピュータ(図1を参照)またはモバイル装置もしくは携帯電話機(図2を参照)などの自己のユーザ端末で実現されるウェブブラウザまたは他のユーザ・インターフェイス・モジュールを使用してコンテンツ・サービス・プロバイダのウェブページまたはサイトにログインすることを伴う。ユーザは、コンテンツ・サービス・プロバイダにある自己のアカウントにログインするために、ユーザ名およびパスワード、または、他のユーザ識別子を入力するように促される。
ステップS1においてユーザ端末から受信されたユーザ識別子は、ステップS2において、グローバルネットワークに接続された1台または複数のコンテンツプロバイダから入手できるメディアコンテンツのコンテンツ情報に対するローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置にとっての権利を定義するコンテンツ権利情報を生成するために使用される。コンテンツ権利情報は、好ましくは、ユーザと関連付けられたローカルネットワーク内の各メディアレンダリング装置毎に、メディアレンダリング装置にとって利用可能であるべきコンテンツ情報を定義する。コンテンツ権利情報は、その結果、メディアサーバを通じてメディアレンダリング装置にとって潜在的にアクセス可能であるメディアコンテンツを記述するコンテンツ情報への選択的な制御されたアクセスを可能にする。これは、コンテンツ管理情報によって、1台または複数のメディアレンダリング装置がすべてのコンテンツ情報に完全にアクセスできるように選択すること、並びに、選択された一部のコンテンツプロバイダの限定的なコンテンツ情報、および/またはビデオコンテンツなどの特定のコンテンツ形式のメディアコンテンツだけにアクセス可能であることを意味する。さらに、ユーザが利用可能な1台または複数のメディアレンダリング装置がコンテンツ情報に全くアクセスできないように定義することが、コンテンツ権利情報によって可能になることがある。コンテンツ情報の差別化された配信は、その結果、コンテンツ権利情報を通じて達成される。
当技術分野において、DMSは、完全なコンテンツ情報をすべての接続されたメディアレンダリング装置にアナウンスする。DMS装置はメディアコンテンツを局所的に記憶し、ユーザはその結果、どのメディアコンテンツがDMS装置のメディアメモリに入力されるべきであるかを制御できるため、これは全く問題にはならない場合がある。しかし、rDMS装置の概念および複数のコンテンツプロバイダからのメディアコンテンツへのアクセスを可能にすることにより、メディアコンテンツへのより制御されたアナウンスとアクセスの必要性がある。たとえば、ユーザは、コンテンツプロバイダの役割をも果たす自己のユーザ端末に保存された個人的な写真が自己のテレビにのみ表示でき、ローカルネットワーク内の他のDMP機器には表示できないようにすることを望む場合がある。さらなる実施例はホテル内の例で、無料テレビチャンネルの一連の限定的なメディアコンテンツはホテルの全客室で利用可能にすべきであるが、他の有料テレビチャンネルは、宿泊客がテレビチャンネルの料金を支払ったホテル客室だけにアナウンスされるようにするものである。実施形態は、コンテンツ権利情報の使用を通じてこれらの問題を解決する。
生成されたコンテンツ権利情報は、ステップS3において、ローカルネットワーク内に存在するメディアサーバへ送信される。そのメディアサーバでは、コンテンツ権利情報により、メディアサーバによるローカルネットワーク内の少なくとも1台のメディアレンダリング装置へのコンテンツ情報の選択的な提供が可能になる。したがって、コンテンツ権利情報は、コンテンツプロバイダから入手可能なメディアコンテンツを一覧にするコンテンツ情報が、どのようにして異なったメディアレンダリング装置へアナウンスすべきか否かに関する指示をメディアサーバへ供給するメタデータと見なすことができる。メディアコンテンツの選択的なアナウンスと、その結果として、メディアレンダリング装置へのメディアコンテンツの選択的な提供とは、コンテンツ権利情報によって定義された指示を通じて実現される。この方法はこれで終了となる。
図5は、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置にメディアコンテンツ情報を提供する方法に対応する流れ図である。図5は、基本的には、ローカルネットワーク内のメディアサーバによって動作可能なプロセスステップを示す。この方法は、メディアサーバがコンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ権利情報を受信するステップS10で開始する。メディアサーバは、ステップS11において、コンテンツ情報をローカルネットワーク内に存在する少なくとも1台のメディアレンダリング装置へ選択的に提供するためにこのコンテンツ権利情報を使用する。コンテンツ権利情報は、その結果、少なくとも1台のコンテンツプロバイダで利用可能なメディアコンテンツのコンテンツ情報がどのようにしてローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置へ配信すべきかについての命令をメディアサーバへ提供する。この方法はこれで終了となる。
ステップS10およびS11の動作は、線L1によって概略的に示された1回または複数の追加回数に亘って繰り返すことができる。このように、コンテンツプロバイダから入手できるメディアコンテンツが、たとえば、アセットを追加または除去することにより更新されたとき、新しいコンテンツ情報が一般にコンテンツ・サービス・プロバイダによって生成され、メディアレンダリング装置へのアナウンスのためにメディアサーバへ送信される。このような場合、更新された、または新しいコンテンツ権利情報は、コンテンツ・サービス・プロバイダからさらに受信されると有利であり、コンテンツ情報の更新内容に関連している。この新しいコンテンツ権利情報は、その結果、メディアサーバがどのようにしてコンテンツ情報更新内容をローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置へ配信すべきかを指示する。
図6は、一実施形態に従ってどんな更新内容でも含むコンテンツ情報をメディアレンダリング装置へ提供することに関連して参加装置の間で行われるシグナリングを示す信号図である。
好ましい実施では、ここで2台の異なったDMP装置、すなわち、DMP1およびDMP2によって表現されるメディアレンダリング装置は、接続されたゲートウェイ(図示せず)を使用してこの装置自体の存在をコンテンツ・サービス・プロバイダ(CSP)へ最初に通知またはアナウンスする。ゲートウェイは、その結果、好ましくは、個々のIP番号、装置名または識別子、および、随意により、装置機能の情報をコンテンツ・サービス・プロバイダへ送信することによって、メディアレンダリング装置の存在をコンテンツ・サービス・プロバイダに公開する。コンテンツ・サービス・プロバイダは、典型的に、承認すなわちOK応答をゲートウェイに、好ましくは、ゲートウェイ内に実現されるか、または、ゲートウェイに接続されていることがあるメディアサーバ(rDMS)に返送する。存在公開は、コンテンツ・サービス・プロバイダが、ローカルネットワーク内に存在し、1つまたは複数のユーザと関連付けられ、1つまたは複数のユーザにとってアクセス可能であるメディアレンダリング装置のリストを保存、および、更新することを可能にする。メディアレンダリング装置の存在の公開は、典型的に、メディアレンダリング装置を最初にローカルネットワークに接続することに関連して各メディアレンダリング装置毎に1回だけ実施される。公開されたメディアレンダリング装置の情報は、好ましくは、ローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置にアクセスできるユーザの識別子と関連付けられている。識別子は、専用ユーザ識別子、ローカルネットワークの識別子、または、コンテンツ・サービス・プロバイダが、メディアレンダリング装置がどの特定のローカルネットワークまたはユーザに属するかの決定を可能にする他のデータになることがある。
ユーザは、好ましくは、自己のユーザ端末(UT)を使ってコンテンツ・サービス・プロバイダにあるアカウントにログインする。このログイン手順は、典型的に、ユーザ端末内で実現されたウェブブラウザによってアクセスされるコンテンツ・サービス・プロバイダのウェブページでユーザ名およびパスワードをタイプすることを伴う。コンテンツ・サービス・プロバイダは、コンテンツ・サービス・プロバイダへアナウンスされ、受信されたユーザ識別子と関連付けられたユーザにアクセス可能である1つまたは複数のローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置の情報を生成する。メディアレンダリング装置の情報は、登録されたメディアレンダリング装置の名称を含むリストの形式であると有利である。この情報は、ユーザ端末へ送信され、好ましくは、ウェブブラウザ内でユーザに表示される。ユーザは、その結果、メディアサーバを通じてメディアレンダリング装置へアナウンスされることになる更新内容を含むコンテンツ情報をもつメディアレンダリング装置へのアクセスを選択かつ限定することができる。したがって、ユーザは、コンテンツ情報がメディアレンダリング装置の間でどのように配信されるべきであるかを制御し、その結果、どのメディアコンテンツが各々のメディアレンダリング装置でレンダリングのために利用可能であるかをさらに制御する可能性を取得する。
ユーザが、(複数の)ローカルネットワーク内に存在する自己の利用可能であるメディアレンダリング装置に対するコンテンツ権利を制御し指定することができる多種多様の実施形態がある。たとえば、ユーザは、メディアレンダリング装置が全部のDMS構造体、すなわち、すべてのコンテンツ情報と、DMS構造体に関連するすべてのアセット更新内容、すなわち、コンテンツ情報のすべての更新内容に対して完全にアクセス可能にすべきであると指定することができる。代替案として、ユーザは、メディアレンダリング装置がDMS構造体に対して完全にアクセスできるが、アセット更新内容についてはアクセスを限定すべきであると指定することができる。このようにして、メディアレンダリング装置は、その後、ある一定のコンテンツ情報更新内容だけを受信することになるが、他のこのようなコンテンツ情報更新内容は、メディアレンダリング装置では利用できない。さらなる代替案は、メディアレンダリング装置がDMS構造体の一部分だけにアクセスすることが限定され、このDMS構造体の一部分に関連するすべてのアセット更新内容を受信すべきというものである。メディアレンダリング装置は、その結果、コンテンツプロバイダで利用できる可能性があるメディアコンテンツのコンテンツ情報の一部だけにアクセスすることになる。この代替案は、メディアレンダリング装置がDMS構造体の一部分だけにアクセスが限定され、付加的に、DMS構造体のアクセス可能な部分に関連するアセット更新内容の一部分だけにアクセスを限定すべきであると指定することによって、さらに拡張することができる。さらなる代替案は、メディアレンダリング装置が当初のDMS構造体への完全なアクセス、もしくは、アクセスを限定すべきであるが、どのようなコンテンツ情報更新内容も受信すべきでないと指定すること、または、メディアレンダリング装置がDMS構造体もしくはアセット更新内容にはアクセス可能にすべきではないと指定することとを含む。
当然ながら、ユーザは、上記代替案のいずれを組み合わせることも可能である。したがってユーザは、ローカルネットワーク内の1台または複数のメディアレンダリング装置に対して、全コンテンツ情報および更新内容に完全にアクセスできる権利を割り当てることができるが、他のメディアレンダリング装置に対しては、完全なアクセス不可を含め、コンテンツ情報および/または更新内容にアクセスを制限すべきである。
ユーザによるコンテンツ情報へのアクセスを限定することは、たとえば、コンテンツソースに関係する可能性がある。このようにして、ユーザは、メディアレンダリング装置が特定のコンテンツプロバイダで利用可能であるメディアコンテンツに関連するコンテンツ情報にアクセス不可となるように指定することができる。このメディアコンテンツ装置は、その結果、コンテンツプロバイダからのいずれのコンテンツ情報、または、メディアコンテンツに関連する更新内容も提示されることはないが、他のコンテンツプロバイダからこのようなコンテンツ情報および更新内容を受信することができる。
メディアコンテンツへのアクセスを限定する別の理由は、メディアコンテンツの型式に基づく場合がある。ユーザは、その結果、メディアレンダリング装置がオーディオなどの特定のメディアコンテンツ型式のメディアコンテンツだけにアクセス可能であり、ビデオのような他のメディアコンテンツ型式のメディアコンテンツは、メディアレンダリング装置へアナウンスしないように指定することができる。
メディアコンテンツへのアクセスを限定する理由とは無関係に、本明細書に開示された実施形態は、ユーザが自己にとってアクセス可能であるローカルネットワーク内、または、複数、すなわち、少なくとも2つのローカルネットワーク内の自己のために利用可能なメディアレンダリング装置の間でのメディアコンテンツ配信を完全に制御することを可能にする。
ユーザは、その結果、既に開示されているように、どのレンダリング装置がどのメディアコンテンツにアクセス可能かを選択する。メディアレンダリング装置にとってのメディアコンテンツへのユーザ選択アクセスを定義するコンテンツアクセス情報は、メディアレンダリング装置の装置識別子と共にコンテンツ・サービス・プロバイダへ返送される。一実施形態では、ユーザは、メディアレンダリング装置情報内に一覧にされた各メディアレンダリング装置に対するコンテンツアクセス情報を生成する。代替として、ユーザは、メディアレンダリング装置のうちの1つまたは部分集合に対するこのようなコンテンツアクセス情報を生成することになる。このような場合、他のメディアレンダリング装置にとってのコンテンツ権利は、予め定義されたデフォルト権利に従うことになる。このようなデフォルト権利は、好ましくは、何かの更新内容を含むコンテンツ情報への完全なアクセス、または、代替として、コンテンツ情報、もしくは、いずれの更新情報に対してもアクセスなしに対応する。
コンテンツ・サービス・プロバイダは、受信されたコンテンツアクセス情報および関連付けられた装置識別子に基づいてコンテンツ権利情報(CRI)を生成する。コンテンツ・サービス・プロバイダは、好ましくは、アクセス情報の受信に成功した場合、肯定応答をさらに返送する。
コンテンツ権利情報の生成は、コンテンツ・サービス・プロバイダのウェブサイトに単にログインすることにより、または、あるウェブインターフェイスに基づくログイン解決策を用いてユーザによっていつでも実施できる。すなわち、ユーザは、自己が望む通り何回でもメディアレンダリング装置のためのコンテンツアクセス設定を更新または変更できる。このような更新または変更の結果は、次回にこれらが変更されるまで、ユーザのメディアレンダリング装置に適用される更新されたコンテンツ権利情報ということになる。
コンテンツ・サービス・プロバイダは、接続されたコンテンツプロバイダから入手可能なメディアコンテンツを定義するコンテンツ情報(CI)をさらに生成する。コンテンツ情報は、すべての利用可能なメディアコンテンツを一覧にする当初のDMS構造体になることがある。代替として、コンテンツ情報は、メディア・コンテンツ・アセットがコンテンツプロバイダで追加または削除されたときに、DMS構造体の更新内容になることがある。このような場合、コンテンツ情報が、メディアサーバによって読み取られ、たとえば、メディア・コンテンツ・アセット4、5および6を追加し、メディア・コンテンツ・アセット1および3を除去することを提示する指示によってこれらの変更を定義するだけで足りる。完全な新しいDMS構造体を更新内容の中に組み入れることが可能であるが、メディアサーバへ送信される必要があるデータ量の観点からは魅力に乏しい。
コンテンツ・サービス・プロバイダは、本実施形態では、新しい、または更新されたコンテンツ情報がコンテンツ・サービス・プロバイダで現在利用できるという情報を送信することによってコンテンツ情報をメディアサーバへアナウンスする。この情報は、好ましくは、メディアサーバによってコンテンツ情報をダウンロードすることができ、メディアレンダリング装置に提示することができるコンテンツ・サービス・プロバイダでのアドレス情報、たとえば、リンクを備える。メディアサーバは、好ましくは、マルチキャスト伝送またはブロードキャスト伝送の形でアドレス情報を除くコンテンツ情報のアナウンスをすべてのメディアレンダリング装置へ送信する。メディアサーバは、コンテンツ・サービス・プロバイダへ送信されたコンテンツ権利情報の要求をさらに生成する。コンテンツ・サービス・プロバイダは、既に生成されたコンテンツ権利情報をメディアサーバへ返送する。メディアサーバとコンテンツ・サービス・プロバイダとの間の通信は、特定のメディアサーバの識別子を利用する。次いで、コンテンツ・サービス・プロバイダは、ユーザとメディアサーバとの間、したがって、ローカルネットワークとの間に接続を設けるために、ユーザ識別子と一緒にこのメディアサーバの識別子を記憶する。代替として、同じ識別子が、たとえば、ローカルネットワークの識別子の観点で、ユーザおよびメディアサーバを識別するために使用できる。
メディアレンダリング装置は、コンテンツ情報の個々の要求をメディアサーバへ返送することによりコンテンツ情報のアナウンスに応答する。次いで、メディアサーバは、どのメディアレンダリング装置がコンテンツ情報にアクセス可能となるかを決定するために、受信されたコンテンツ権利情報を詳しく調べる。本例示的実施例では、メディアレンダリング装置DMP1は、コンテンツ情報への完全なアクセスが許可されるのに対して、ユーザは、メディアレンダリング装置DMP2がコンテンツ情報へアクセス可能ではないことを既に定義している。メディアサーバは、これによって、例示的実施形態では、コンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ情報をフェッチするために、既に受信されたアドレス情報を使用する。コンテンツ情報は、メディアサーバへ送信され、コンテンツ情報へのアクセスが許可されたメディアレンダリング装置へ転送される。
しかし、メディアサーバは、メディアレンダリング装置DMP2からの要求を拒絶し、メディアレンダリング装置は、その結果、コンテンツ情報へのアクセスを取得しないことになる。
特定の実施形態では、コンテンツ情報は、拡張マークアップ言語(XML)データの形式である。さらに、XMLデータをアナウンスの中のコンテンツ・サービス・プロバイダでフェッチすることができる場合にリンクを送信する代わりに、実際のXMLデータをアナウンスと共にメディアサーバへ直接に送出することができる。このような場合、メディアサーバは、本実施例では、XMLデータをメディアレンダリング装置DMP1へ送信し、いずれのXMLデータもメディアレンダリング装置DMP2へ送信しないことにより、メディアレンダリング装置からのコンテンツ情報要求に直接に応答することができる。
メディアレンダリング装置のうちの1台がコンテンツ情報の一部分へのアクセスだけを取得すべきであり、少なくとも1台の他のメディアレンダリング装置が全部のコンテンツ情報またはコンテンツ情報の別の部分へのアクセスを許可されている場合、コンテンツ・サービス・プロバイダは、好ましくは、コンテンツ情報のアナウンスの中に複数のアドレスまたはリンクを含む。このような場合、1つのアドレスは、メディアレンダリング装置のうちの1台がコンテンツ情報の一部分、たとえば、第1のXMLデータを取得するためにメディアサーバによって使用されるのに対して、コンテンツ・サービス・プロバイダでの別のアドレスは、メディアサーバがコンテンツ情報の全部または他の部分、たとえば、第2のXMLデータにアクセスし、少なくとも1台の他のメディアレンダリング装置へ転送することを可能にする。
図7は、一実施形態による組み込み装置の通信を示す別の信号図である。動作は、好ましくは、図6と同様に、コンテンツ・サービス・プロバイダがコンテンツ権利情報を生成することを可能にするためにメディアレンダリング装置からのアクセス情報を提示するユーザによって開始される。本実施形態では、コンテンツ・サービス・プロバイダは、コンテンツ権利情報と一緒にコンテンツ情報をアナウンスする。次いで、メディアサーバは、コンテンツ・サービス・プロバイダからのコンテンツ権利を明示的に要求する必要がない。
本実施形態の他のシグナリングは、図6の場合と同じように行われる。
図8は、実施形態による組み込み装置間の通信を示すさらなる信号図である。動作は、好ましくは、メディアサーバへのコンテンツ情報およびコンテンツ情報権利の提供またはアナウンスに至るまで、図7と同様に開始される。本実施形態では、メディアサーバは、すべてのメディアレンダリング装置へのコンテンツ情報のマルチキャスト/ブロードキャストのアナウンスを行わない。明確な対比として、メディアサーバは、どの(複数の)メディアレンダリング装置がコンテンツ情報にアクセスが許可されるかを決定するためにコンテンツ権利情報を使用する。次いで、メディアサーバは、コンテンツ・サービス・プロバイダからのコンテンツ情報を直接に要求し、受信されたコンテンツ情報をアクセスが許可された(複数の)メディアレンダリング装置DMP1に送信するのに対して、他のメディアレンダリング装置DMP2は、新しい、または更新されたコンテンツ情報がコンテンツ・サービス・プロバイダから入手できることを通知されないことになる。コンテンツ情報の送信は、メディアレンダリング装置のうちの1つまたは部分集合に限定することもありうるので、好ましくは、1回または複数のユニキャスト伝送を通じて行われる。
異なったメディアレンダリング装置が、コンテンツ権利情報によって定義されるようなコンテンツ情報の異なった部分にアクセス可能である場合、メディアサーバは、好ましくは、異なったコンテンツ情報、たとえば、XMLデータを用いて、メディアレンダリング装置への異なった伝送を行う。
図9は、一実施形態による組み込み装置間の通信のさらに別の信号図である。本実施例では、コンテンツ・サービス・プロバイダは、メディアサーバがコンテンツ情報をフェッチし、ダウンロードし、メディアレンダリング装置へ送信することができる(複数の)アドレスを送信することによってコンテンツ情報をアナウンスしない。明確な対比として、コンテンツ情報自体がメディアサーバへ送信される。この解決策は、コンテンツ情報の総サイズが非常に小さい場合、特に有用である。これは、既にアナウンスされ、配信されたコンテンツ情報への更新内容に関して典型的に現れる。送信されたコンテンツ情報は、全体として、それによって、どの(複数の)メディア・コンテンツ・アセットが追加または除去されたかを簡単に定義することができる。
メディアサーバは、図6に関連して前述されたようにコンテンツ情報が利用可能であるとのアナウンスをメディアレンダリング装置に対して行う。残りのシグナリングは、この場合、メディアサーバが、コンテンツ権利情報に基づいて、どのメディアレンダリング装置がコンテンツ情報へのアクセスを取得すべきであるかの結論を出すときに至るまで、図6の場合と同じである。図6に対比して、コンテンツ・サービス・プロバイダから受信されるようなコンテンツ情報は、識別されたメディアレンダリング装置へ送信され、その結果、コンテンツ情報要求を生成し、コンテンツ情報をダウンロードする必要性を緩和する。
本実施形態では、メディアサーバは、コンテンツ権利情報に基づいてより詳細にコンテンツ情報の配信を制御することができる。たとえば、コンテンツ情報と、コンテンツ情報のアナウンスだけでなく、そのアドレスとを受信するメディアサーバは、コンテンツ権利情報に基づいてコンテンツ情報の部分集合を識別することができる。次いで、このコンテンツ情報部分集合は、少なくとも1台のメディアレンダリング装置からアクセス可能であるのに対して、別のメディアレンダリング装置は、全部のコンテンツ情報またはコンテンツ情報の別の部分集合へのアクセスが許可されることがある。
前述され、図6〜図9に開示された実施形態は、さらなる代替案を形成するために組み合わせることができる。たとえば、図9における全部のコンテンツ情報の送信は、図7および図8に開示されるようなコンテンツ権利情報の送信と組み合わせることができる。付加的に、図9に示されるようにコンテンツ情報をアナウンスすることは、図8に示されるようにコンテンツ情報を受信すべき(複数の)メディアレンダリング装置の直接の決定によって置き換えることができる。
図10は、一実施形態によるメディアサーバ100の概略ブロック図である。メディアサーバ100は、ローカルネットワーク内での実現に適合し、ローカルネットワーク内に存在するメディアレンダリング装置と通信を行う能力がある。
メディアサーバ100は、外部装置と通信する機能性を備える。同図では、この機能性は、レシーバ110およびトランスミッタ130によって例示されてきた。本開示によれば、レシーバ110は、メディアサーバ100がリモート・コンテンツ・サービス・プロバイダおよび接続されたメディアレンダリング装置から情報を受信することを可能にするユニットまたは機能性をどれでも包含する。レシーバ110は、その結果として、専用レシーバユニット、トランシーバの受信部、または、実際には汎用入力ユニットもしくは機能性にすることができる。これに対応して、トランスミッタ130は、情報をメディアレンダリング装置、および、好ましくは、コンテンツ・サービス・プロバイダへ送信する能力がある専用トランスミッタ、トランシーバの送信部、または、汎用出力ユニットもしくは機能性などの機能性またはユニットをどれでも表現する。
一実施形態では、同じトランスミッタ/レシーバの対がリモート・コンテンツ・サービス・プロバイダおよびメディアレンダリング装置と通信するために使用される。代替として、第1のトランスミッタ/レシーバの対がリモート・コンテンツ・サービス・プロバイダと通信するため利用され、第2のトランスミッタ/レシーバの対がメディアレンダリング装置と通信するために利用される。
メディアサーバ100は、制御サービスプロバイダと、随意により、メディアレンダリング装置との通信を実施するために、ローカルネットワーク内に配置されたゲートウェイの通信ユニット、すなわち、レシーバおよびトランスミッタを利用することがさらに可能である。このような場合、レシーバ/トランスミッタの機能性は、メディアサーバとゲートウェイとの間でデータを転送する汎用入出力(I/O)ユニットの形式とすることができる。
レシーバ110は、リモート・コンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ権利情報を受信するために特に実現される。コンテンツ権利情報は、メディアレンダリング装置のための少なくとも1台のコンテンツプロバイダで利用可能であるメディアコンテンツに対する権利を定義し、コンテンツ情報の中でアナウンスされる。付加的に、レシーバ110は、好ましくは、メディアコンテンツ自体の実際の情報として、または、コンテンツ情報のダウンロード元とすることができるコンテンツ・サービス・プロバイダにおける1つまたは複数のアドレスの形式のいずれかで、コンテンツ・サービス・プロバイダからコンテンツ情報をさらに受信する。
メディアサーバ100の情報プロバイダ120は、メディアレンダリング装置へのコンテンツ情報の選択的かつ差別化された提供を達成する目的のために、レシーバ110からのコンテンツ権利情報を処理する。情報プロバイダ120は、その結果、コンテンツ権利情報に基づいて、どのメディアレンダリング装置がコンテンツ情報へのアクセスを許可されるか、また、随意により、コンテンツ情報のどの部分がメディアコンテンツ装置に利用可能にされるべきかについて結論を出す。
コンテンツ情報は、その後、トランスミッタ130によってコンテンツ権利情報に従って(複数の)メディアレンダリング装置へ選択的に送信される。情報プロバイダ120は、その結果、好ましくは、各メディアレンダリング装置毎に、メディアレンダリング装置がコンテンツ情報のどの部分(全部のコンテンツ情報から全く情報のない範囲まで変動する)を受信すべきかを決定するために、トランスミッタ130の動作を制御する。
特定の実施形態では、メディアサーバ100は、コンテンツ権利情報に基づいてメディアレンダリング装置の部分集合を識別する装置識別器140を備える。次いで、情報プロバイダ120は、コンテンツ情報(アナウンス)を装置識別器140によって識別されたメディアレンダリング装置の部分集合へ選択的に送信するためにトランスミッタ130を制御する。
代替の実施態様では、メディアサーバ100は、コンテンツ権利情報に基づいて動作可能であるコンテンツ識別器150を備える。コンテンツ識別器150は、コンテンツ権利情報に基づいて少なくとも1台のメディアレンダリング装置からアクセス可能であるメディアコンテンツの部分集合を識別するように構成されている。情報プロバイダ120は、識別されたコンテンツ情報部分集合をメディアレンダリング装置へ送信するためにトランスミッタ130を制御する。
さらなる代替の実施態様では、メディアサーバ100は、装置識別器140およびコンテンツ識別器150の両方を備える。これらの識別器140、150の組み合わされた動作を通じて、メディアサーバ100は、ローカルネットワーク内の各メディアレンダリング装置毎に、コンテンツ権利情報に従ってメディアレンダリング装置にとってアクセス可能なメディアコンテンツの個々の集合を識別することができる。情報プロバイダ120は、メディアレンダリング装置がどのようなメディアコンテンツに対してもアクセス不可ではない限り、すなわち、この集合が空集合でない限り、メディアコンテンツの個々の集合を定義するコンテンツ情報をメディアレンダリング装置へ送信するためにトランスミッタ130を制御する。
メディアサーバ100の一実施形態は、コンテンツ・サービス・プロバイダからのコンテンツ情報のアナウンスをメディアレンダリング装置へ送信するように構成されたトランスミッタ130を有している。次いで、メディアレンダリング装置は、レシーバ110によって受信された個々のコンテンツ情報要求によって応答する。情報プロバイダ120は、本実施形態では、レシーバ110によるコンテンツ情報要求の受信に応答してコンテンツ情報を選択的に提供するように構成されている。
トランスミッタ130は、随意により、コンテンツ・サービス・プロバイダが、たとえば、コンテンツ情報と一緒にコンテンツ権利情報を自動的に送信しない限り、コンテンツ情報を受信するレシーバ110に応答してコンテンツ権利情報要求をコンテンツ・サービス・プロバイダへ送信することがある。
トランスミッタ130は、XMLがコンテンツ・サービス・プロバイダによってレシーバ110へ既に送信されていない限り、たとえば、XMLデータの形式で実際のコンテンツ情報を受信するために、コンテンツ・サービス・プロバイダからのコンテンツ情報の要求をさらに付加的に送信することがある。
メディアサーバ100のユニット110〜150は、ソフトウェア、ハードウェア、または、これらの組み合わせとして実現されるか、または、設けられることがある。ソフトウェアベースの実現の場合、メディアサーバ100またはメディアサーバの一部分を実現するコンピュータ・プログラム・プロダクトは、汎用の、または、特に適合したコンピュータ、プロセッサもしくはマイクロプロセッサ上で実行されるソフトウェアまたはコンピュータプログラムを備える。ソフトウェアは、図10に示されたコンピュータ・プログラム・コード要素またはソフトウェアコード部を含む。プログラムは、磁気ディスク、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、ハードディスク、光磁気メモリなどの、1つまたは複数の適切なコンピュータ読み取り可能な媒体またはデータ記憶手段の上または内に、RAMまたは揮発性メモリ内に、ROMまたはフラッシュメモリ内に、ファームウェアとして、またはデータサーバ上に、全体的に、または部分的に記憶されることがある。
メディアサーバ100は、ローカルネットワークのゲートウェイ内に実現されると有利である。代替として、ゲートウェイと有線または無線接続している独立型メディアサーバ装置が使用されることになる。ゲートウェイの通信機能性は、コンテンツ・サービス・プロバイダと、随意により、メディアレンダリング装置との通信に影響を与えるためにメディアサーバによって利用可能である。
図11は、一実施形態によるコンテンツ・サービス・プロバイダ200の概略ブロック図である。コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、ローカルネットワーク内のメディアサーバと、ユーザ端末と、随意により、ローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置との通信を行うためにレシーバ210とトランスミッタ230とを備える。この通信は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200とメディアサーバ/メディアレンダリング装置との間で直接に、または、ローカルネットワークとコンテンツ・サービス・プロバイダ200が接続されているグローバルネットワークとの間でインターフェイスを構成するゲートウェイを介して、実施することができる。
レシーバ210は、ローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置にアクセスできるユーザと関連付けられたユーザ識別子を受信するように特に構成されている。このユーザ識別子は、1つまたは複数のコンテンツプロバイダから入手可能なメディアコンテンツのコンテンツ情報へのメディアレンダリング装置に対する権利を定義するコンテンツ権利情報を生成するコンテンツ権利情報ジェネレータ220によって利用される。コンテンツ・サービス・プロバイダ230のトランスミッタ230は、コンテンツ権利情報をメディアサーバへ送信し、その結果、メディアサーバによるローカルネットワーク内のメディアレンダリング装置へのコンテンツ情報の選択的な提供を可能にするように構成されている。
随意による装置情報プロバイダ260は、好ましくは、装置識別器メモリ250から装置識別子または装置名のような装置情報を取り出す目的のためにユーザ識別子を処理する。このメモリ250は、各ユーザ毎に、ユーザにとってアクセス可能であり、また、すべてがローカルネットワーク内に実現することが可能であるか、または、実際には、異なったローカルネットワーク内に存在することがある、メディアレンダリング装置の情報を備える。前述されているように、メディアレンダリング装置がこれ自体の存在をコンテンツ・サービス・プロバイダ200にアナウンスするとき、メディアレンダリング装置の情報は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200によってメモリ250に既に入力されている。
装置情報プロバイダ260は、好ましくは、ユーザ識別子によって識別されたユーザにとって利用可能なメディアレンダリング装置のリストを備える。このリストは、ユーザがメディアレンダリング装置のためのコンテンツアクセス情報を指定することを可能にするためにトランスミッタ230によってユーザ端末へ送信される。レシーバ210は、その結果、少なくとも1台のメディアレンダリング装置に対し、装置識別子と、装置識別子に関連付けられたメディアレンダリング装置に関連するユーザ選択コンテンツアクセス情報とを受信する。コンテンツ権利情報ジェネレータ220は、本実施形態では、受信された(複数の)装置識別子と、ユーザ識別子と、コンテンツアクセス情報とに基づいて、コンテンツ権利情報を生成するように構成されている。
コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、随意により、トランスミッタ230によってメディアサーバへ送信されたコンテンツ情報を編集するコンテンツ情報ジェネレータ240を備える。コンテンツ情報は、コンテンツ・サービス・プロバイダ200にとって利用することができるコンテンツプロバイダにおけるメディアコンテンツに関連するメディア・コンテンツ・アセットの実際の情報、または、これらの更新内容を含むことができる。代替として、コンテンツ情報は、たとえば、XMLデータの形式で、メディアサーバによってコンテンツ情報をフェッチし、ダウンロードすることができるコンテンツ・サービス・プロバイダへの1つまたは複数のアドレスを含む。このような場合、メディアサーバは、コンテンツ情報要求を生成し、コンテンツ・サービス・プロバイダ200のレシーバ210へ送信する。トランスミッタ230は、その後、(複数の)コンテンツプロバイダでメディアレンダリング装置にアクセス可能であるメディアコンテンツ情報を、たとえば、メディアコンテンツのXMLデータの形式で返送する。メディアサーバは、このメディアコンテンツ情報をコンテンツ情報へのアクセスが許可された(複数の)メディアレンダリング装置へ転送する。
トランスミッタ230は、コンテンツ情報と一緒にコンテンツ権利情報を送信することができる。代替として、レシーバ210は、メディアサーバからコンテンツ権利情報要求を受信するように構成されている。次いで、トランスミッタ230は、コンテンツ権利情報ジェネレータ220によって生成されたコンテンツ権利情報をメディアサーバへ返送する。
コンテンツ・サービス・プロバイダ200のユニット210〜260は、ソフトウェア、ハードウェア、または、これらの組み合わせとして実現されるか、または、設けられることがある。ソフトウェアベースの実現の場合、コンテンツ・サービス・プロバイダ200またはコンテンツ・サービス・プロバイダの一部分を実現するコンピュータ・プログラム・プロダクトは、汎用コンピュータまたは特に適合したコンピュータ、プロセッサもしくはマイクロプロセッサ上で実行されるソフトウェア、またはコンピュータプログラムを備える。ソフトウェアは、図11に示されたコンピュータ・プログラム・コード要素またはソフトウェアコード部を含む。プログラムは、たとえば、磁気ディスク、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、ハードディスク、光磁気メモリなどの1つまたは複数の適切なコンピュータ読み取り可能な媒体またはデータ記憶手段の上または内に、RAMまたは揮発性メモリ内に、ROMまたはフラッシュメモリ内に、ファームウェアとして、またはデータサーバ上に、全体的に、または部分的に保存されることがある。
コンテンツ・サービス・プロバイダ200は、グローバルネットワークのネットワークノード内で、または、グローバルネットワークに接続された専用ネットワークのこのようなネットワークノードで実現されると有利になることがある。
前述された実施形態は、本発明のいくつかの例示的実施例として理解されるべきである。本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変形、組み合わせ、および、変更が、実施形態になされてもよいことが当業者によって理解されるであろう。特に、様々な実施形態における様々な部分的解決策が、技術的に可能である他の構成において組み合わせることができる。しかしながら、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (10)

  1. ローカルネットワーク(2)内に存在するデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)互換メディアレンダリング装置(12、13、14)に接続可能なメディアサーバ(100)前記メディアレンダリング装置(12、13、14)へメディアコンテンツを定義するメディアコンテンツ情報を提供する方法であって、
    前記メディアサーバ(100)、前記ローカルネットワーク(2)に接続されたグローバルネットワーク(3)に接続されたコンテンツ・サービス・プロバイダ(200)から、ユーザと関連付けられ、前記ローカルネットワーク(2)内に存在するDLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)にとって少なくとも1つのコンテンツプロバイダ(30)で利用可能であるメディアコンテンツに対する権利を定義するコンテンツ権利情報を受信するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記メディアレンダリング装置(12、13、14)の少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)にとって、少なくとも1つのコンテンツプロバイダ(30)で前記メディアサーバ(100)を介して、新しい、または更新された前記メディアコンテンツが利用可能であることを定義するコンテンツ更新情報を、前記コンテンツ・サービス・プロバイダ(200)から受信するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)に前記コンテンツ更新情報をアナウンスするステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記メディアレンダリング装置(12、13、14)からの前記コンテンツ更新情報に応答したコンテンツ情報要求を受信するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記コンテンツ権利情報に基づいて、また前記コンテンツ情報要求の受信に応答して、前記メディアコンテンツ情報を選択的に提供するステップと
    を備える方法。
  2. 前記メディアサーバ(100)、前記コンテンツ情報要求の受信に応答してコンテンツ権利情報要求を前記コンテンツ・サービス・プロバイダ(200)へ送信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択的に提供するステップは、
    前記メディアサーバ(100)、前記コンテンツ権利情報に基づいて前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)の部分集合を識別するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記コンテンツ更新情報を前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)の前記部分集合へ送信するステップと、
    を備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記選択的に提供するステップは、
    前記メディアサーバ(100)、前記コンテンツ権利情報に基づいて前記少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)にとってアクセス可能である前記メディアコンテンツの部分集合を識別するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記メディアコンテンツの前記部分集合を定義するメディアコンテンツ情報を前記少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)へ送信するステップと、
    を備える、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記選択的に提供するステップは、
    前記メディアサーバ(100)、前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)のうちの各DLNA互換メディアレンダリング装置毎に、前記コンテンツ権利情報に基づいて、前記コンテンツ権利情報に従って前記DLNA互換メディアレンダリング装置にとってアクセス可能である前記メディアコンテンツの個々の集合を識別するステップと、
    前記メディアサーバ(100)、前記個々の集合が空集合ではない限り、前記メディアコンテンツの前記個々の集合を定義するメディアコンテンツ情報を前記DLNA互換メディアレンダリング装置へ送信するステップと、
    を備える、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. ローカルネットワーク(2)内で実現可能であり、ユーザと関連付けられ、前記ローカルネットワーク(2)内に存在するデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)互換メディアレンダリング装置(12、13、14)に接続可能であるメディアサーバ(100)であって、
    i)前記ローカルネットワーク(2)に接続されたグローバルネットワーク(3)に接続されたコンテンツ・サービス・プロバイダ(200)から、前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)にとって少なくとも1つのコンテンツプロバイダ(30)で利用可能であるメディアコンテンツに対する権利を定義するコンテンツ権利情報を受信し、ii)前記コンテンツ・サービス・プロバイダ(200)から、前記少なくとも1つのコンテンツプロバイダ(30)で前記メディアサーバ(100)を介して、新しい、または更新された前記メディアコンテンツが利用可能であることを定義するコンテンツ更新情報を受信するように構成されるレシーバ(110)と、
    前記メディアレンダリング装置(12、13、14)の少なくとも1つのDLNA互換メディアレンダリング装置(14)に、前記コンテンツ更新情報のアナウンスを、前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)に送信し、前記レシーバ(110)は、前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)からコンテンツ情報要求を受信するようにさらに構成されるトランスミッタ(130)と、
    前記コンテンツ権利情報に基づいて、前記コンテンツ情報要求を受信する前記レシーバ(110)に応答して、メディアコンテンツを定義するメディアコンテンツ情報を前記少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)へ選択的に提供するように構成される情報プロバイダ(120)と、
    を備えるメディアサーバ。
  7. 前記トランスミッタ(130)は、前記コンテンツ情報要求を受信する前記レシーバ(110)に応答してコンテンツ権利情報要求を前記コンテンツ・サービス・プロバイダ(200)へ送信するように構成される、請求項6に記載のメディアサーバ。
  8. 前記コンテンツ権利情報に基づいて前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)の部分集合を識別するように構成される装置識別器(140)をさらに備え、
    前記情報プロバイダ(120)は、前記メディアコンテンツ情報を前記装置識別器(140)によって識別された前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)の前記部分集合へ送信するために前記トランスミッタ(130)を制御するように構成される、請求項6または7に記載のメディアサーバ。
  9. 前記コンテンツ権利情報に基づいて前記少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)にとってアクセス可能である前記メディアコンテンツの部分集合を識別するように構成されるコンテンツ識別器(150)をさらに備え、前記情報プロバイダ(120)は、前記コンテンツ識別器(150)によって識別された前記メディアコンテンツの前記部分集合を定義するメディアコンテンツ情報を前記少なくとも1台のDLNA互換メディアレンダリング装置(14)へ送信するためのトランスミッタ(130)を制御するように構成される、請求項6〜8のうちのいずれか1項に記載のメディアサーバ。
  10. 前記DLNA互換メディアレンダリング装置(12、13、14)のうちの各DLNA互換メディアレンダリング装置毎に、前記コンテンツ権利情報に基づいて、前記コンテンツ権利情報に従って前記DLNA互換メディアレンダリング装置にとってアクセス可能である前記メディアコンテンツの個々の集合を識別するように構成される識別器(140、150)をさらに備え、前記情報プロバイダ(120)は、前記個々の集合が空集合でない限り、前記メディアコンテンツの前記個々の集合を定義するメディアコンテンツ情報を前記DLNA互換メディアレンダリング装置へ送信する前記トランスミッタ(130)を制御するように構成される、請求項6〜9のうちのいずれか1項に記載のメディアサーバ。
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