JP5562909B2 - 閲覧再開位置設定装置、閲覧再開位置設定方法及び閲覧再開位置設定プログラム - Google Patents

閲覧再開位置設定装置、閲覧再開位置設定方法及び閲覧再開位置設定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、しおり設定装置、しおり設定方法及びしおり設定プログラムに関する。
近年、携帯電話や電子書籍端末などのディスプレイに表示することでユーザにより閲覧される電子書籍がある。電子書籍は、例えば、インターネットなどの通信回線からユーザの携帯端末の記憶媒体にダウンロードされ、ユーザにより閲覧される。
電子書籍は、例えば、通常の紙媒体の書籍と同様に、ページ単位に画像が形成される。ここで、ユーザが手動にて電子書籍の任意のページにしおりを設定することが可能な装置がある。なお、電子書籍を閲覧するための端末には、紙媒体の書籍と同様に、紙を捲るのと同等の操作がディスプレイ上にて実行されることで、ページが更新されるものもある。
特開2005−321706号公報
しかしながら、上述した従来の手法では、しおりを設定するための手続きが煩雑であるという課題がある。例えば、ユーザは、数ページ飛ばし読みした後に、飛ばし読みをする前に読んでいた元のページに戻って読み直すことが頻繁にある。この場合、元のページにしおりを設定することで、ユーザは、元のページに簡単に戻れることとなるが、飛ばし読みするごとに手動にてしおりを設定することになり、煩雑である。
開示の技術は、上述に鑑みてなされたものであって、操作性を向上することが可能となるしおり設定装置、しおり設定方法及びしおり設定プログラムを提供することを目的とする。
開示するしおり設定装置は、一つの態様において、受付部と、算出部と、設定部とを有する。受付部は、表示装置にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける。算出部は、前記受付部により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数の単位時間当たりの変化量を算出する。設定部は、前記算出部により閾値以上の前記変化量が算出された場合に、該変化量が該閾値以上となった際に前記表示装置にて表示されていた前記電子書籍のページを一意に特定するためのしおり情報を該電子書籍に設定する。
開示するしおり設定装置の一つの態様によれば、しおりを設定するための手続きの煩雑さを解消可能となるという効果を奏する。
図1は、実施例1におけるしおり設定装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1におけるしおり情報DBに記憶された情報の一例を示す図である。 図3は、実施例1における時間あたりのページめくり量の一例を示す図である。 図4は、実施例1におけるしおり設定装置の設定部による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、しおり設定装置による処理を実行するためのしおり設定プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。
以下に、開示するしおり設定装置、しおり設定方法及びしおり設定プログラムの実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により開示する発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[しおり設定装置の構成]
図1は、実施例1におけるしおり設定装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す例では、しおり設定装置100は、表示部101と、操作部102と、電子書籍DB111と、しおり情報DB112と、制御部120とを有する。
表示部101は、制御部120と接続される。表示部101は、例えば、ディスプレイが該当する。表示部101は、例えば、制御部120により制御されることで、電子書籍DB111に記憶された電子書籍の任意のページを画面上に表示する。また、例えば、表示部101は、制御部120により制御されることで、後述するしおり情報を画面上に表示する。
操作部102は、制御部120と接続される。操作部102は、キーボードやマウス、マイク、タッチパネルなどが該当する。操作部102は、表示部101にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を利用者から受け付ける。すなわち、操作部102は、ページを先又は後ろに更新するための操作を受け付ける。例えば、操作部102は、マウスやキーボードにより捲り操作を利用者から受け付ける。また、例えば、操作部102は、紙を捲るのと同等の操作をタッチパネル上にて受け付けることで、捲り操作を利用者から受け付ける。なお、操作部102により受け付けられる利用者の操作の詳細については、適宜、制御部120について説明する際に併せて説明する。また、例えば、操作部102は、表示部101にて表示されている後述するしおり情報を選択する選択操作を受け付ける。
電子書籍DB111は、制御部120と接続される。電子書籍DB111は、制御部120による各種処理に用いられる電子書籍を記憶する。電子書籍DB111は、例えば、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどが該当する。
電子書籍DB111に記憶された電子書籍は、通常の紙媒体の書籍と同様に、ページ単位に画像が形成される。なお、以下では、特に言及しない限り、ページ単位の画像が予め形成されている場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。例えば、電子書籍を表示する画面の大きさや解像度は、電子書籍をユーザが閲覧する端末ごとに異なる場合がある。このことを踏まえ、電子書籍が表示される際に、電子書籍を表示する表示部101の画面の大きさや解像度に基づいてページ単位の画像が形成されても良い。
しおり情報DB112は、制御部120と接続される。しおり情報DB112は、制御部120による各種処理に用いられる電子書籍を記憶する。しおり情報DB112は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどが該当する。しおり情報DB112は、「所定の記憶部」とも称する。
しおり情報DB112は、電子書籍のページを一意に特定するためのしおり情報を記憶する。例えば、しおり情報DB112は、電子書籍を識別するための識別情報と、電子書籍のページを示すページ情報とを含むしおり情報を記憶する。なお、しおり情報DB112に記憶された情報の詳細な意義については、制御部120について説明する際に併せて説明する。しおり情報DB112に記憶されたしおり情報は、後述する制御部120によって格納され、制御部120によって用いられる。
図2は、実施例1におけるしおり情報DBに記憶された情報の一例を示す図である。図2に示す例では、しおり情報DB112は、「No」と「電子書籍名」と「中断ページ」と「登録日時」とを含むレコードを記憶する。ここで、「No」は、しおり情報DB112に記憶されたレコードを一意に識別する情報である。「電子書籍名」は、電子書籍を一意に識別するための情報である。「電子書籍名」は、「識別情報」とも称する。「中断ページ」は、電子書籍のページを示すページ情報である。ここで、しおり情報DB112に記憶されたレコード各々が、しおり情報各々となる。「登録日時」は、レコードが登録された日時を示す。図2に示す例では、しおり情報DB112は、NO「1」と、電子書籍名「小説A」と、中断ページ「8」と、登録日時「2011/02/11/13:15」とを含むレコードを記憶する。
制御部120は、表示部101、操作部102、電子書籍DB111及びしおり情報DB112と接続される。制御部120は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部120は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などである。図1に示す例では、制御部120は、表示制御部121と、受付部122と、算出部123と、設定部124とを有する。
制御部120は、以下に詳細に説明するように、例えば読むページを一気に飛ばしている場合や、短時間にパラパラめくっている場合には、飛ばし読みの前に読んでいた元のページに戻る可能性が高いことを踏まえ、しおり情報を自動的に設定する。
すなわち、小説などで過去に読んだ部分を再読している際や、参考書や雑誌などで関連する情報を参照している際などに、ページをパラパラめくって飛ばし読みが行われる。この場合、ユーザは、飛ばし読みが終了した後に、元のページに戻って電子書籍の閲覧を再開することが多い。このことを踏まえ、以下に詳細に説明するように、制御部120は、ユーザが電子書籍を飛ばし読みしている状態であるかを検知し、飛ばし読みしている状態であると検知すると、元のページに自動でしおりを設定することで、操作性を向上することが可能となる。
制御部120の各部について詳細に説明する。表示制御部121は、電子書籍DB111に記憶された電子書籍の表示を制御する。具体的には、表示制御部121は、電子書籍DB111に記憶された電子書籍を取得し、取得した電子書籍の任意のページを表示部101にて表示する。また、表示制御部121は、操作部102に対してめくり操作が行われると、めくり操作を操作部102から受け付け、表示部101に表示されている電子書籍のページを次のページに更新する。また、例えば、表示制御部121は、しおり情報DB112に記憶されているしおり情報を表示部101に表示する。
また、表示制御部121は、しおり情報DB112に記憶されたしおり情報を取得すると、取得したしおり情報に含まれる電子書籍名により識別される電子書籍のページのうち、取得したしおり情報に含まれる中断ページにより示されるページを表示部101にて表示する。
例えば、しおり情報DB112に記憶されたしおり情報のうち、NO「1」のしおり情報を選択する選択操作が操作部102に対して行われた場合を用いて説明する。この場合、表示制御部121は、NO「1」により識別されるしおり情報をしおり情報DB112から取得する。そして、表示制御部121は、取得したしおり情報に含まれる電子書籍名「小説A」により識別される電子書籍を電子書籍DB111から取得し、取得した電子書籍「小説A」のページのうち、中断ページ「8」により示される8ページを表示部101にて表示する。なお、表示制御部121については、設定部124について説明した後にも、改めて説明する。
受付部122は、利用者が操作部102に対してめくり操作を実行すると、めくり操作を操作部102から受け付ける。また、受付部122は、利用者が操作部102に対して選択操作を実行すると、選択操作を操作部102から受け付ける。
算出部123は、受付部122により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数の単位時間当たりの変化量を算出する。図3は、実施例1における時間あたりのページめくり量の一例を示す図である。図3において、横軸は時間軸を示し、縦軸は、時間あたりのページめくり量を示す。
算出部123は、時間あたりのページめくり量を示すグラフの変化量を、所定間隔にて算出する。図3に示す例において、「t1」から「t2」における変化量を算出する場合を例に説明する。この場合、算出部123は、(t2ーt1)を分母とし、(p2ーp1)を分子とする値を算出することで、「t1」から「t2」における単位時間あたりの変化量を算出する。すなわち、算出部123は、ΔpをΔtで除算した値を算出することで、単位時間あたりの変化量を算出する。
設定部124は、算出部123により閾値以上の変化量が算出された場合に、変化量が閾値以上となった際に表示部101にて表示されていた電子書籍のページを一意に特定するためのしおり情報を電子書籍に設定する。具体的には、設定部124は、表示部101にて表示されている電子書籍を識別するための電子書籍名と、電子書籍のページを示す中断ページ数とを含むしおり情報を、しおり情報DB112に格納することで、しおり情報を設定する。なお、この際、設定部124は、任意の「No」を設定し、しおり情報を設定する時刻を「登録日時」として設定する。
図3を参照した上で、設定部124について更に説明する。通常の閲覧状態における単位時間当たりのページめくり量は、飛ばし読みしている状態における単位時間あたりのページめくり量と比較して小さくなる。例えば、図3に示す例では、図3の時間軸の「0」から「t1」は、通常の閲覧状態を示し、「t2」〜「t3」は、飛ばし読みしている状態を示す。この結果、通常の閲覧状態から飛ばし読みしている状態へと変化すると、図3の「t1」〜「t2」に示すように、単位時間当たりのページめくり量の変化量が、通常の閲覧状態や飛ばし読みしている状態にて算出される値と比較して、大きくなる。このことを踏まえ、設定部124は、単位時間当たりのページめくり量の変化量が閾値以上となった場合に、ユーザによる閲覧状態が変化したと検知し、変化が起きた時点、又は、変化が起きた時点の直前に表示部101に表示されていたページを示す中断ページ数を含むしおり情報をしおり情報DB112に格納する。例えば、設定部124は、「t1」に表示部101に表示されていたページを示す中断ページ数を含むしおり情報をしおり情報DB112に格納する。ここで、「t1」は、通常の閲覧状態から飛ばし読みしている状態への変化が開始された時点を示し、「t2」は、通常の閲覧状態から飛ばし読みしている状態への変化が終了した時点を示す。
例えば、設定部124は、通常の閲覧状態を示すフラグである「通常」又は飛ばし読み状態であることを示すフラグである「飛ばし読み中」を示す「状態フラグ」を保持する。その上で、設定部124は、状態フラグが「通常」である場合に、算出部123により閾値以上の変化量が算出されると、通常の閲覧状態から飛ばし読み状態へと変化したと検知し、しおり情報をしおり情報DB112に格納する。
なお、設定部124は、閾値として、任意の値を用いて良い。例えば、5秒ごとに3ページの変化量を示す「0.6」を用いても良く、他の値を用いても良い。設定部124による処理の詳細な一例については、フローチャートを用いて説明するため、ここでは説明を省略する。
また、表示制御部121は、設定部124によりしおり情報が設定されると、設定されたしおり情報を表示部101に表示する。また、その後、表示制御部121は、受付部122により表示部101にて表示されているしおり情報を選択する選択操作が受け付けられると、選択操作により選択されたしおり情報により特定される電子書籍のページを表示部101にて表示する。なお、図3に示す例では、「t3」において表示中のしおり情報が選択され、「t3」以後、元のページから通常の閲覧状態にて閲覧されている場合を示した。
なお、しおり設定装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS(Personal Handy phone System)端末、移動体通信端末又はPDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置を利用して実現しても良い。例えば、PDAなどの情報処理装置に、図1に示した制御部120の各機能を搭載することによって実現しても良い。
[しおり設定装置による処理]
図4は、実施例1におけるしおり設定装置の設定部による処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定部124は、例えば、図4に示す一連の処理を定期的に繰り返す。
図4に示すように、設定部124は、状態フラグが「通常」であり、かつ、変化量が閾値以上であるかを判定する(ステップS101)。つまり、設定部124は、利用者による閲覧状態が通常の閲覧状態から飛ばし読み状態へと変化したかを判定する。
ここで、設定部124は、状態フラグが「通常」であり、かつ、変化量が閾値以上であると判定した場合には(ステップS101肯定)、変化量が閾値以上となった際に表示部101にて表示されていた電子書籍のページを一意に特定するためのしおり情報を設定する(ステップS102)。例えば、設定部124は、状態フラグの変化直前に表示されていたページを示す中断ページ数を含むしおり情報をしおり情報DB112に格納する。そして、設定部124は、状態フラグを「通常」から「飛ばし中」に更新する(ステップS103)。
一方、設定部124は、上述したステップS101にて、状態フラグが「通常」であり、かつ、変化量が閾値以上であると判定しなかった場合には(ステップS101否定)、状態フラグが「飛ばし中」であり、かつ、閾値以下であるかを判定する(ステップS104)。つまり、設定部124は、状態フラグを「飛ばし中」から「通常」に戻すべきかを判定する。ここで、設定部124は、状態フラグが「飛ばし中」であり、かつ、閾値以下であると判定した場合には(ステップS104肯定)、状態フラグを「通常」に更新し(ステップS105)、ステップS101以後の処理を繰り返す。一方、設定部124は、状態フラグが「飛ばし中」であり、かつ、閾値以下であると判定しなかった場合には(ステップS104否定)、そのまま処理を終了する。
なお、上記の処理手順は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲で適宜変更しても良い。例えば、上記のステップS104にて、状態フラグが「飛ばし中」であり、かつ、閾値以下であると判定しなかった場合に(ステップS104否定)、そのまま処理を終了するのではなく、ステップS101に戻り、処理を繰り返しても良い。
[実施例1の効果]
上述したように、実施例1によれば、表示部101にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける。そして、受け付けられためくり操作によってめくられたページ数の単位時間当たりの変化量を算出し、閾値以上の変化量が算出された場合に、変化量が閾値以上となった際に表示部101にて表示されていた電子書籍のページを一意に特定するためのしおり情報を電子書籍に設定する。この結果、操作性を向上することが可能となる。
例えば、電子書籍の閲覧行動に基づいて自動的に電子書籍にしおりを設定することができ、電子書籍のページ遷移にかかる手間を軽減し、電子書籍閲覧の操作性を向上することができる。より詳細な一例をあげて説明する。例えば、ユーザは、数ページ飛ばし読みした後に、飛ばし読みをする前に読んでいた元のページに戻って読み直すことが頻繁にある。この場合、しおり設定装置100によれば、読み飛ばしの直前に戻るためのしおりが自動的に生成される結果、ユーザが簡単に飛ばし読みの直前に戻って閲覧を再開することができ、操作性を向上することが可能となる。例えば、飛ばし読みが終了すると、ユーザは、自動的に生成された飛ばし読み直前のしおりを選択することで、飛ばし読み前の元のページから閲覧を簡単に再開することが可能となる。
また、実施例1によれば、設定部124は、表示部101にて表示されている電子書籍を識別するための識別情報と、電子書籍のページを示すページ情報とを含むしおり情報をしおり情報DB112に格納することで、しおり情報を設定する。また、しおり設定装置100は、しおり情報DB112に記憶されたしおり情報を取得すると、しおり情報に含まれる識別情報により識別される電子書籍のページのうち、しおり情報に含まれるページ情報により示されるページを表示部101にて表示する。この結果、複数ある電子書籍のうち任意の電子書籍に対して、しおり情報を設定可能となり、操作性を向上することが可能となる。
また、実施例1によれば、設定部124によりしおり情報が設定されると、表示制御部121は、設定されたしおり情報を表示部101に表示する。その上で、受付部122が、表示部101にて表示されているしおり情報を選択する選択操作を受け付けると、表示制御部121は、選択操作により選択されたしおり情報により特定される電子書籍のページを表示部101にて表示する。この結果、利用者は、とばし読みが終了すると、すぐに元のページに戻ることができ、操作性を向上することが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例を示す。
[しおりの表示]
例えば、表示制御部121は、表示部101にて表示されている電子書籍についてしおり情報がしおり情報DB112に格納されると、つまり、通常の閲覧状態から飛ばし読み状態に変化したと検知されると、変化直前のページに戻るためのしおりを画面に表示するようにしても良い。ここで、画面に表示されているしおりが選択されると、表示制御部121は、しおりにより示される飛ばし読み前の元のページを表示部に表示することになる。この結果、利用者は、飛ばし読みが終了次第、画面上に表示されているしおりを選択することで、元のページに戻ることができ、操作性を向上することが可能となる。
また、例えば、しおり情報は、しおり情報DB112に格納するのではなく、電子書籍そのものに登録しても良い。言い換えると、電子書籍を形成するデータの一部に、しおり情報を盛り込んでも良い。
[閾値]
また、例えば、図4に示す例では、ステップS101とステップS104とにおいて、同一の閾値を用いても良く、異なる閾値を用いても良い。
[システム構成]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については(図1〜図4)、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図1に示す例では、表示部101と操作部102とをしおり設定装置100とは別の端末とした上で、ネットワーク経由で接続するようにしても良い。電子書籍を表示する表示装置と、しおり設定装置とが別装置であっても良い。また、電子書籍DB111やしおり情報DB112を別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク経由で接続されて協働することで、上述したしおり設定装置100の機能を実現するようにしても良い。
[プログラム]
図5は、しおり設定装置による処理を実行するためのしおり設定プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図5に例示するように、コンピュータ3000は、例えば、メモリ3010と、CPU(Central Processing Unit)3020と、ネットワークインタフェース3070とを有する。コンピュータ3000の各部はバス3100によって接続される。
メモリ3010は、図5に例示するように、ROM3011及びRAM3012を含む。ROM3011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。
ここで、図5に例示するように、ハードディスクドライブ3080は、例えば、OS3081、アプリケーションプログラム3082、プログラムモジュール3083、プログラムデータ3084を記憶する。すなわち、開示の技術に係る更新プログラムは、コンピュータによって実行される指令が記述されたプログラムモジュール3083として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した制御部120の各部同様の情報処理を実行する手順各々が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ3080に記憶される。
また、上記実施例で説明した電子書籍DB111やしおり情報DB112に記憶されるデータのように、しおり設定プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ3084として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。そして、CPU3020が、ハードディスクドライブ3080に記憶されたプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084を必要に応じてRAM3012に読み出し、各種の手順を実行する。
なお、しおり設定プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ハードディスクドライブ3080に記憶される場合に限られない。例えば、プログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、着脱可能な記憶媒体に記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ディスクドライブなどの着脱可能な記憶媒体を介してデータを読み出す。また、同様に、しおり設定プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ネットワークインタフェースを介して他のコンピュータにアクセスすることで各種データを読み出す。
[その他]
なお、本実施例で説明したしおり設定プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、しおり設定プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
100 しおり設定装置
101 表示部
102 操作部
111 電子書籍DB
112 しおり情報DB
120 制御部
121 表示制御部
122 受付部
123 算出部
124 設定部

Claims (7)

  1. 表示装置にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数による時間あたりのページめくり量から、時間あたりのページめくり量の単位時間当たりの変化量を算出する算出部と、
    前記算出部により閾値以上の前記変化量が算出されたときの電子書籍上の位置をユーザの入力に応じて閲覧を再開する電子書籍上の閲覧位置である閲覧再開位置に設定する設定部と
    を備えたことを特徴とする閲覧再開位置設定装置。
  2. 前記算出部は、
    前記時間あたりのページめくり量が小さい通常の閲覧状態の時点t1の当該時間あたりのページめくり量p1と、前記時間あたりのページめくり量が大きい飛ばし読みしている状態の時点t2(ただし、t2>t1)の当該時間あたりのページめくり量p2とから算出される(p2−p1)/(t2−t1)を、前記単位時間当たりの変化量として算出し、
    前記設定部は、
    前記t1あるいはt2の時点での電子書籍上の位置を、前記閲覧再開位置に設定することを特徴とする請求項1に記載の閲覧再開位置設定装置。
  3. 表示装置にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数による時間あたりのページめくり量に基づき通常の閲覧状態と飛ばし読みしている状態を識別し、通常の閲覧状態から飛ばし読みしている状態に変化した時点を検出する算出部と、
    前記算出部により検出された時点の近傍時点での電子書籍上の位置を、ユーザの入力に応じて閲覧を再開する電子書籍上の閲覧位置である閲覧再開位置に設定する設定部と
    を備えたことを特徴とする閲覧再開位置設定装置。
  4. 表示装置にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数による時間あたりのページめくり量から、時間あたりのページめくり量の単位時間当たりの変化量を算出する算出工程と、
    前記算出工程により閾値以上の前記変化量が算出されたときの電子書籍上の位置をユーザの入力に応じて閲覧を再開する電子書籍上の閲覧位置である閲覧再開位置に設定する設定工程と
    を含むことを特徴とする閲覧再開位置設定方法。
  5. 前記算出工程は、
    前記時間あたりのページめくり量が小さい通常の閲覧状態の時点t1の当該時間あたりのページめくり量p1と、前記時間あたりのページめくり量が大きい飛ばし読みしている状態の時点t2(ただし、t2>t1)の当該時間あたりのページめくり量p2とから算出される(p2−p1)/(t2−t1)を、前記単位時間当たりの変化量として算出し、
    前記設定工程は、
    前記t1あるいはt2の時点での電子書籍上の位置を、前記閲覧再開位置に設定することを特徴とする請求項4に記載の閲覧再開位置設定方法。
  6. 表示装置にて表示されている電子書籍のページをめくるためのめくり操作を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられためくり操作によってめくられたページ数による時間あたりのページめくり量に基づき通常の閲覧状態と飛ばし読みしている状態を識別し、通常の閲覧状態から飛ばし読みしている状態に変化した時点を検出する算出工程と、
    前記算出工程により検出された時点の近傍時点での電子書籍上の位置を、ユーザの入力に応じて閲覧を再開する電子書籍上の閲覧位置である閲覧再開位置に設定する設定工程と
    を含むことを特徴とする閲覧再開位置設定方法。
  7. コンピュータを請求項1、2又は3に記載の閲覧再開位置設定装置として機能させるための閲覧再開位置設定プログラム。
JP2011138289A 2011-06-22 2011-06-22 閲覧再開位置設定装置、閲覧再開位置設定方法及び閲覧再開位置設定プログラム Expired - Fee Related JP5562909B2 (ja)

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