JP5542028B2 - ノード局および冗長経路制御方法 - Google Patents

ノード局および冗長経路制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチホップ通信において冗長経路を選択するノード局に関する。
近年、センサ情報収集や制御機器の操作を行うための通信として、マルチホップ無線アドホックネットワークが注目されている。マルチホップ通信では、送信先との距離が長い、または見通しが無い等、直接通信ができない場合に、中間に存在する他のノード局を中継して通信を行うことにより広いエリアをカバーすることができる。マルチホップ通信のノード局を実現するためには、無線通信技術やアドレス割当技術などの要素技術とともに、中継機能を実現するための経路制御技術が必要である。
経路制御プロトコルの多くは、IETF(Internet Engineering Task Force)のMANET(Mobile Adhoc Network)ワーキンググループで考案、策定が進められている。MANETの経路制御プロトコルは、経路情報の生成タイミングの観点から、大きくプロアクティブ型とリアクティブ型に分類される。プロアクティブ型は、周期的な制御メッセージの交換により、各ノード局が経路情報を常に保持する方式である。一方、リアクティブ型は、通信要求が生じた時だけに経路情報を取得するので、オーバーヘッドが比較的少ない方式である。
リアクティブ型の従来の代表的な経路探索プロトコルとして、AODV(Ad hoc On-demand Distance Vector Protocol)に関する技術が、下記非特許文献1において開示されている。また、AODVを拡張し、重複リンクのない経路を複数作成するための技術が、下記非特許文献2および下記特許文献1において開示されている。いずれも、経路探索元からの経路探索信号をネットワーク全体に報知(フラッディング)し、経路探索先からの応答により経路を確立する。フラッディングとは、ブロードキャストされた信号を受信した局が、ブロードキャストで転送することにより、ネットワーク全体に転送する通信方式である。
IETF RFC3561 "Ad Hoc On−Demand Distance Vector (AODV) Routing" M.K.Marina, S.R.Das, "On-demand Multipath Distance Vector Routing in Ad Hoc Networks", In Proceedings of the International Conference for Network protocol, Nov. 2001
特許第3977157号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、経路情報を取得する際、フラッディングによる通信を行うことによりネットワーク内においてトラフィックが増大する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、経路情報を取得する際のトラフィックを低減することが可能なノード局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ゲートウエイ局をルートとし、前記ゲートウエイ局と複数のノード局でツリー構造を構成するマルチホップ無線アドホックネットワークにおける前記ノード局であって、宛先となるゲートウエイ局までのホップ数、次ホップ先、経路の優先度、の情報を前記宛先となるゲートウエイ局までの経路ごとに記憶するための経路制御情報記憶手段と、ネットワークに参入する場合に、隣接するノード局に限定してゲートウエイ局への経路を問い合わせる近隣経路探索信号の送信を制御し、また、隣接するノード局からホップ数の情報を含む経路情報である探索応答を受信し、当該探索応答の受信品質および隣接するノード局のホップ数の情報に基づいて、自局からルートとなるゲートウエイ局までの冗長経路の隣接ノード局を選択し、選択した隣接ノード局の経路情報を前記経路制御情報記憶手段に記憶させ、一方、前記近隣経路探索信号を受信した場合に、自局からルートとなるゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報を探索応答として送信する制御を行う制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて、前記近隣経路探索信号および前記探索応答を送受信する無線通信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、経路情報を取得する際のトラフィックを低減することができる、という効果を奏する。
図1は、ネットワークの構成例を示す図である。 図2は、ゲートウエイ局の構成例を示す図である。 図3は、ノード局の構成例を示す図である。 図4は、ノード局Aがネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。 図5は、隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。 図6は、冗長経路の切替え制御を示すシーケンス図である。 図7は、隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。 図8は、ネットワークの構成例を示す図である。 図9は、隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。 図10は、ネットワークの構成例を示す図である。 図11は、ノード局Aがネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。 図12は、ネットワークの構成例を示す図である。 図13は、ノード局Cが定期的な近隣経路探索を行う場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。 図14は、冗長経路の切替え制御を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかるノード局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態のネットワークの構成例を示す図である。ノード局A、B、C、Dは、ゲートウエイ局GW1をルート局とするツリー構造の無線メッシュネットワークによりゲートウエイ局GW1に接続し、ゲートウエイ局GW1を介して管理サーバーと通信する。また、ノード局E、Fは、ゲートウエイ局GW2をルート局とするツリー構造の無線メッシュネットワークによりゲートウエイ局GW2に接続し、ゲートウエイ局GW2を介して管理サーバーと通信する。
図2は、ゲートウエイ局GW1の構成例を示す図である。一例としてゲートウエイ局GW1について説明するが、ゲートウエイ局GW2についても同様の構成を備える。ゲートウエイ局GW1は、制御部10と、記憶部11と、無線通信部14と、通信部15と、を備える。記憶部11は、経路制御テーブル12と、隣接局テーブル13と、を備える。
制御部10は、経路情報および隣接局の情報の取得、記録、冗長経路の隣接ノード局の選択、他局への通信、応答、転送等、本実施の形態における全ての処理を制御する。また、他局から取得した情報は、制御部10が記憶部11に記憶し、他局へ情報を送信する場合は、制御部10が記憶部11から必要な情報を読み出す。記憶部11は、経路情報および隣接局の情報を記憶するためのメモリである。制御部10によって書き込み、読み出し等がなされる。経路制御テーブル12は、各ノード局について、宛先となるゲートウエイ局、当該ゲートウエイ局までの経路において次ホップにある局、経路の種別、当該ゲートウエイ局までのHop数等を記録するためのテーブルである。隣接局テーブル13は、自局と隣接するノード局および各ノード局が通信に使用する周波数の情報を記録するためのテーブルである。無線通信部14は、制御部10の制御により、他のゲートウエイ局やノード局と無線通信を行う。詳細には、ノード局から登録信号や確認応答等を受信し、登録信号に対する確認応答やユーザー信号等を送信する。通信部15は、制御部10の制御により、アクセスネットワークを経由した管理サーバーと通信を行う。詳細には、参入通知等を送信し、ユーザー信号等を受信する。このように、制御部10が主体となって制御・処理等を行うが、説明の簡略化のため、以降の説明ではゲートウエイ局名を主体に説明する。
図3は、ノード局Aの構成例を示す図である。一例としてノード局Aについて説明するが、他のノード局B〜Fについても同様の構成を備える。ノード局Aは、制御部20と、記憶部21と、無線通信部24と、を備える。記憶部21は、経路制御テーブル22と、隣接局テーブル23と、を備える。
制御部20は、経路情報および隣接局の情報の取得、記録、冗長経路の隣接ノード局の選択、他局への通信、応答、転送等、本実施の形態における全ての処理を制御する。また、他局から取得した情報は、制御部20が記憶部21に記憶し、他局へ情報を送信する場合は、制御部20が記憶部21から必要な情報を読み出す。記憶部21は、経路情報および隣接局の情報を記憶するためのメモリである。制御部20によって書き込み、読み出し等がなされる。経路制御テーブル22は、宛先となるゲートウエイ局、当該ゲートウエイ局までの経路において次ホップにある局、経路の種別、当該ゲートウエイ局までのHop数等を記録するためのテーブルである。隣接局テーブル23は、自局と隣接するノード局および各ノード局が通信に使用する周波数の情報を記録するためのテーブルである。無線通信部24は、制御部20の制御により、他のゲートウエイ局やノード局と無線通信を行う。詳細には、近隣経路探索信号、探索応答、登録信号、確認応答等を送受信する。このように、制御部20が主体となって制御・処理等を行うが、説明の簡略化のため、以降の説明ではノード局名を主体に説明する。
制御部20、記憶部21、経路制御テーブル22、隣接局テーブル23、無線通信部24は、それぞれゲートウエイ局GW1の制御部10、記憶部11、経路制御テーブル12、隣接局テーブル13、無線通信部14と同等の機能を備える。すなわち、ゲートウエイ局GW1、GW2も、ノード局A〜Fの一種とみなすことができる。
つづいて、ノード局がネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理について説明する。ここでは、一例として、ノード局Aについて説明する。図4は、ノード局Aがネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。図4のシーケンス図は、図1のネットワークの構成に対応している。
まず、ノード局Aは、新規に設置されてネットワークに参入する場合、あるいは定期的に再参入処理を行う場合、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を送信し、ゲートウエイ局への経路を問い合わせる(ステップS101)。ここでは、ノード局B、C、Eが、近隣経路探索信号を受信する。
近隣経路探索信号を受信した隣接ノード局のノード局B、Cは、自身が保持しているゲートウエイ局GW1へのホップ数の情報を含めて応答する。また、近隣経路探索信号を受信した隣接ノード局のノード局Eは、自身が保持しているゲートウエイ局GW2へのホップ数の情報を含めて応答する。
例えば、ノード局Bは、自身の保持する経路制御テーブルT_B1を参照し、ノード局Aに対して、プライマリ経路(P)のホップ数=1の情報を含めて探索応答信号を送信する(ステップS102)。また、ノード局Cは、経路制御テーブルT_C1を参照し、ノード局Aに対して、プライマリ経路(P)のホップ数=2の情報を含めて探索応答信号を送信する(ステップS103)。また、ノード局Eは、経路制御テーブルT_E1を参照し、ノード局Aに対して、プライマリ経路(P)のホップ数=2の情報を含めて探索応答信号を送信する(ステップS104)。
探索応答信号を受信したノード局Aは、隣接ノード局(ノード局B、C、E)からの探索応答信号の無線信号品質とゲートウエイ局までのホップ数の情報に基づいて、冗長経路の隣接ノード局を選択する(ステップS105)。
ここで、図5を用いて、冗長経路の隣接ノード局の選択方法について説明する。図5は、ノード局Aが隣接ノード局(ノード局B、C、E)から収集した隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。この経路の一覧は、隣接ノード局と、GW(ゲートウエイ局)と、無線信号品質と、Hop数と、から構成される。隣接ノード局(ノード局B、C、E)について、参入しているゲートウエイ局、探索応答信号の無線信号品質、参入しているゲートウエイ局までのHop数を示すものである。無線信号品質は、例えば、最高レベルを100として表し、所要レベルを50とした場合に、各ノード局との無線信号品質が所要レベルを満足していることを判断できる。そして、ホップ数の少ない順に冗長経路の隣接ノード局を選択する。なお、ホップ数が同じ場合には、例えば、無線信号品質が良い順に選択する方法があるが、これに限定するものではない。これにより、ノード局Aは、プライマリ経路としてノード局B、セカンダリ経路としてノード局C、予備GW経路としてノード局E、を隣接ノード局として選択することができる。ここでは、ノード局Bが参入しているゲートウエイ局GW1を主ゲートウエイ局とし、ノード局Eが参入しているゲートウエイ局GW2を予備ゲートウエイ局とする。
つぎに、ノード局Aは、プライマリ経路に選択したノード局Bへ、プライマリ経路の登録信号を送信する(ステップS106)。登録信号は、冗長種別を区別するP/Sフラグを備えることで、プライマリ(P)およびセカンダリ(S)を区別することができる。
プライマリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Bは、自身が保持しているプライマリ経路の隣接ノード局へ登録信号を転送する。ここでは、ノード局Bは、ゲートウエイ局GW1へ登録信号を転送する(ステップS107)。このとき、ノード局Bは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW1との間のプライマリ経路の転送経路を確立する。
なお、図1において、各局間のP(プライマリ)およびS(セカンダリ)は、それらの文字が近い方のノード局における経路を示す。例えば、ノード局B、Cの場合、ノード局Cから見るとノード局Bへの経路はプライマリ経路であるが、ノード局Bから見るとノード局Cはプライマリ経路でもセカンダリ経路でもないことを示す。以降の図においても同様とする。
プライマリ経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW1は、ノード局Aのプライマリ経路を自身の経路制御テーブル12に設定し、管理サーバーに通知する(ステップS108)。そして、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS109)。詳細には、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Bへ送信し(ステップS109)、ノード局Bが確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS110)。
つぎに、ノード局Aは、セカンダリ経路に選択したノード局Cへ、セカンダリ経路の登録信号を送信する(ステップS111)。セカンダリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Cは、自身が保持しているセカンダリ経路の隣接ノード局に登録信号を転送する。ここでは、ノード局Cは、ノード局Dへ登録信号を転送する(ステップS112)。
このように、各ノード局において、プライマリ経路とは別の経路であるセカンダリ経路を選択するため、プライマリ経路と重複しない経路が選択されることが期待される。例えば、セカンダリ経路とプライマリ経路が同じノード局を経由する場合があっても、つぎの転送先はプライマリ経路とセカンダリ経路で異なるため、冗長性を確保することができる。このとき、各ノード局C、Dは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW1間のセカンダリ経路の転送経路を確立する。
つぎに、セカンダリ経路の登録信号を受信したノード局Dは、ゲートウエイ局GW1へ登録信号を転送する(ステップS113)。本来であれば、自局のセカンダリ経路であるノード局Bへ転送すべきであるが、セカンダリ経路がない場合、またはセカンダリ経路がループ経路を形成する場合、中継ノード局は、プライマリ経路に登録要求を転送することとする。本実施の形態では、ノード局D、Bの間でループ経路を形成してしまうため、ノード局Dは、プライマリ経路を用いて転送する。なお、ループ経路形成の確認方法については、例えば、探索応答信号にセカンダリ経路の情報を含めておき、転送先のセカンダリ経路が自局でないことを確認するなどの方法を用いることができるが、これに限定するものではない。
セカンダリ経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW1は、ノード局Aのセカンダリ経路を自身の経路制御テーブル12に設定し、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS114)。詳細には、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Dへ送信し(ステップS114)、ノード局Dが確認応答信号をノード局Cへ転送し(ステップS115)、ノード局Cが確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS116)。
つぎに、ノード局Aは、予備GW経路に選択したノード局Eへ、予備GW経路の登録信号を送信する(ステップS117)。登録信号は、ゲートウエイ局の種別を区別するM/Bフラグを備えることで、主ゲートウエイ局(M)および予備ゲートウエイ局(B)を区別することができる。
予備GW経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Eは、自身が保持しているプライマリ経路の隣接ノード局へ登録信号を転送する。ここでは、ノード局Eは、ノード局Fへ登録信号を転送する(ステップS118)。同様に、ノード局Fは、ゲートウエイ局GW2へ登録信号を転送する(ステップS119)。このとき、ノード局E、Fは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW2との間の予備GW経路の転送経路を確立する。
予備GW経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW2は、ノード局Aの予備GW経路を自身の経路制御テーブル12に設定し、管理サーバーに通知する(ステップS120)。そして、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS121)。詳細には、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Fへ送信し(ステップS121)、ノード局Fが確認応答信号をノード局Eへ転送し(ステップS122)、ノード局Eが確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS123)。
このような、冗長経路の登録処理は、ゲートウエイ局に近いノード局から順次行われることになる。
なお、冗長経路の隣接ノード局を選択したノード局(ノード局A)は、冗長経路選択後(ステップS105)、または確認応答を受信後(ステップS123)、図示しない自局の経路制御テーブルT_A1に、宛先となるゲートウエイ局、当該ゲートウエイ局までの経路において次ホップにある局、経路の種別、当該ゲートウエイ局までのHop数等を記録する。このとき、選択した隣接ノード局から取得した経路のホップ数に自局までのホップ数を追加していく。これにより、各ノード局は、最終的に、冗長経路のホップ数を保持することができる。
つぎに、冗長経路を用いた通信について説明する。図6は、冗長経路の切替え制御を示すシーケンス図である。管理サーバーがノード局Aと通信を行う場合、まず主ゲートウエイ局として登録されているゲートウエイ局GW1にユーザー信号を送信する(ステップS201)。ゲートウエイ局GW1は、自身の経路制御テーブル12を参照し、ノード局A宛のプライマリ経路の隣接ノード局であるノード局Bにユーザー信号を転送する(ステップS202)。ノード局Bは、ノード局A宛にユーザー信号を転送する(ステップS203)。正常時には、ノード局Aがユーザー信号を受信し、確認応答を返すが、ここでは無線伝送経路に異常が発生する場合について示している。ゲートウエイ局GW1は、応答待ちのタイマーのタイムアウト、またはノード局Bからのエラー(RERR)通知を受信することにより、通信エラーを検知する(ステップS204)。
つぎに、ゲートウエイ局GW1は、セカンダリ経路に切り替え、隣接ノード局であるノード局Dにユーザー信号を送信する(ステップS205)。ノード局Dは、ノード局Cにユーザー信号を転送し(ステップS206)、ノード局Cは、ノード局A宛にユーザー信号を転送する(ステップS207)。
セカンダリ経路によりユーザー信号を受信すると、ノード局Aは、セカンダリ経路を用いて、ゲートウエイ局GW2に向けて確認応答信号を送信する(ステップS208)。ここでは、ノード局Aから確認応答信号を受信したノード局Cは、ノード局Dに確認応答信号を転送し(ステップS209)、ノード局Dは、ゲートウエイ局GW1宛に確認応答信号を転送する(ステップS210)。
確認応答信号を受信したゲートウエイ局GW1は、管理サーバーへ確認応答信号を転送する(ステップS211)。
図6のシーケンス図は、主ゲートウエイ局を介して通信が成功した場合の例であるが、主ゲートウエイ局を介した通信が失敗する場合、管理サーバーは、予備ゲートウエイ局に切り換えて通信を試みることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、ネットワークに参入する際、ノード局は、ネットワーク全体の情報を集めるのではなく、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を送信して、隣接ノード局が持つゲートウエイ局までの経路情報のみを収集し、隣接ノード局との受信品質およびゲートウエイ局までのホップ数に基づいて、自局からゲートウエイ局までの冗長経路の隣接ノード局を選択することとした。これにより、ゲートウエイ局をルートとするツリー構造の特徴を生かし、ネットワークに参入する際、ノード局は、フラッディングを行うことなく、経路情報を取得する際の制御トラフィックの発生を低減することができる。
また、各ノード局のプライマリ経路をたどった経路と、セカンダリ経路をたどった経路を確立するので、簡易な方法でありながら、重複する経路が少なく、冗長性の高い経路を確立することができる。ツリー型のトポロジーでは、全てのノード局がゲートウエイ局への経路を保持するという特徴を持っているが、従来では利用されていなかったこの特徴を利用することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、近隣探索信号を受信したノード局は、自身の保持するプライマリ経路のみのホップ数の情報を含めて探索応答信号を送信した。本実施の形態では、セカンダリ経路のホップ数の情報も含めて探索応答信号を送信する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、ノード局Aが隣接ノード局(ノード局B、C、E)から収集した隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。新規参入あるいは周期的な再参入を行うノード局Aが、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を送信し、隣接ノード局からの探索応答信号を受信することによって収集したものである。この経路の一覧は、隣接ノード局と、GW(ゲートウエイ局)と、冗長種別と、無線信号品質と、Hop数と、から構成される。図5に示す経路の一覧に、冗長種別の項目を追加し、さらに、セカンダリ経路を有するノード局からは、2つの経路の情報を収集し、プライマリ経路(P)とセカンダリ経路(S)の冗長種別ごとに記録する。なお、ネットワーク構成および冗長経路の登録処理のシーケンス等は、実施の形態1と同様である。
冗長経路の隣接ノード局を選択する場合(ステップS105)、まずノード局Aは、無線信号品質が所要のレベルを満足し、プライマリ経路(P)のホップ数が小さいノード局をプライマリ経路に選択する。ここでは、ノード局Aは、ノード局Bをプライマリ経路の隣接ノード局として選択する。なお、実施の形態1と同様、ホップ数が同じ場合には、例えば、無線信号品質が良い順に選択する方法があるが、これに限定するものではない。
つぎに、ノード局Aは、プライマリ経路に選択しなかった隣接ノード局のうち、受信品質を満足する隣接ノード局について、セカンダリ経路(S)のホップ数が小さい隣接ノード局をセカンダリ経路に選択する。ここでは、ノード局Aは、ノード局Cをセカンダリ経路の隣接ノード局として選択する。
このように、実施の形態1と同一のノード局が選択されており、以降の動作は実施の形態1と同一である。プライマリ経路は、ノード局Bを隣接ノード局として、各ノード局のプライマリ経路を順にたどった経路が確立される。一方、セカンダリ経路は、ノード局Cを隣接ノード局として、各ノード局のセカンダリ経路を順にたどった経路が確立される。なお、セカンダリ経路がない場合や、セカンダリ経路がループ経路を形成する場合は、ゲートウエイ局と中継するノード局のプライマリ経路を経由する場合もある。
以上説明したように、本実施の形態では、各ノード局は、隣接ノード局から、プライマリ経路と併せてセカンダリ経路の情報を収集し、プライマリ経路のホップ数が最も短い経路をプライマリ経路の隣接ノード局とし、プライマリ経路に選択したノード局を除いたノード局から、セカンダリ経路のホップ数が最も短いノード局をセカンダリ経路の隣接ノード局に選択することとした。これにより、セカンダリ経路をたどる経路のホップ数に基づいて経路を選択することができ、より精度の高い冗長経路の選択を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、近隣経路探索信号を受信したノード局は、ホップ数の情報のみを含めて探索応答信号を送信した。本実施の形態では、近隣経路探索信号を受信したノード局は、中継ノード局の情報を含めて探索応答信号を送信する。実施の形態1、2と異なる部分について説明する。
図8は、本実施の形態のネットワークの構成例を示す図である。本実施の形態の各ノード局は、経路制御テーブル22に、ゲートウエイ局までの中継ノード局を含む中継経路の情報を保持している。その他の構成については、実施の形態1、2のネットワーク(図1参照)と同一である。
ここで、図9を用いて、冗長経路の隣接ノード局の選択方法について説明する。図9は、ノード局Aが隣接ノード局(ノード局B、C、E)から収集した隣接ノード局からゲートウエイ局への経路の一覧を示す図である。新規参入あるいは周期的な再参入を行うノード局Aが、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を送信し、隣接ノード局からの探索応答信号を受信することによって収集したものである。この経路の一覧は、隣接ノード局と、GW(ゲートウエイ局)と、冗長種別と、無線信号品質と、Hop数と、中継経路と、から構成される。図7に示す経路の一覧に、中継ノード局の情報である中継経路の項目を追加したものである。なお、冗長経路の登録処理のシーケンスは、実施の形態1、2と同様である。
冗長経路の隣接ノード局を選択する場合(ステップS105)、まずノード局Aは、無線信号品質が所要のレベルを満足し、プライマリ経路(P)のホップ数が小さい隣接ノード局をプライマリ経路に選択する。ここでは、ノード局Aは、ノード局Bのプライマリ経路を、自局のプライマリ経路として選択する。
つぎに、ノード局Aは、残りの経路から、プライマリ経路と重複するノード局が少ない経路を抽出し、受信品質を満足する隣接ノード局について、ホップ数が小さい経路をセカンダリ経路に選択する。ここでは、ノード局Aは、プライマリ経路が中継ノード局Bを通るため、セカンダリ経路にはノード局Bを通らない経路を優先し、ノード局Cのセカンダリ経路をセカンダリ経路として選択する。
なお、ノード局Aは、予備GW経路についても同様の方法に基づいて、ノード局Eを予備GW経路として選択する。
このように冗長経路の隣接ノード局を選択したノード局Aは、プライマリ経路に選択したノード局Bへ、プライマリ経路の登録信号を送信する(ステップS106)。登録信号は、中継経路の情報と、冗長種別を区別するP/Sフラグとを備えることで、プライマリ(P)およびセカンダリ(S)を区別することができる。プライマリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Bは、登録信号に含まれる中継経路の情報に基づいて、つぎの隣接ノード局であるゲートウエイ局GW1に登録信号を転送する(ステップS107)。このとき、ノード局Bは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW1間のプライマリ経路の転送経路を確立する。
また、ノード局Aは、セカンダリ経路に選択したノード局Cへ、セカンダリ経路の登録信号を送信する(ステップS111)。セカンダリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Cは、登録信号に含まれる中継経路の情報に基づいて、つぎの隣接ノード局であるノード局Dへ、登録信号を転送する(ステップS112)。同様に、セカンダリ経路の登録信号を受信したノード局Dは、登録信号に含まれる中継経路の情報に基づいて、つぎの隣接ノード局であるゲートウエイ局GW1へ、登録信号を転送する(ステップS113)。このとき、中継ノード局であるノード局C、Dは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW1間のセカンダリ経路の転送経路を確立する。
また、ノード局Aは、予備GW経路に選択したノード局Eへ、予備GW経路の登録信号を送信する(ステップS117)。登録信号は、中継経路の情報と、ゲートウエイ局の種別を区別するM/Bフラグと、を備えることで、主ゲートウエイ局(M)と予備ゲートウエイ局(B)を区別することができる。予備GW経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Eは、登録信号に含まれる中継経路の情報に基づいて、つぎの隣接ノード局であるノード局Fへ、登録信号を転送する(ステップS118)。同様に、予備GW経路の登録信号を受信したノード局Fは、登録信号に含まれる中継経路の情報に基づいて、つぎの隣接ノード局であるゲートウエイ局GW2へ、登録信号を転送する(ステップS119)。このとき、中継ノード局であるノード局E、Fは、登録信号を参照することにより、ノード局Aとゲートウエイ局GW2間の予備GW経路の転送経路を確立する。
このような、冗長経路の登録処理は、ゲートウエイ局に近いノード局から順次行われる。また、冗長経路の隣接ノード局を選択したノード局(ノード局A)は、自身の経路制御テーブル22に冗長経路を保持する際、それぞれの冗長経路の経路情報に選択した隣接ノード局を追加していく。これにより、各ノード局は、最終的に、各冗長経路のホップ数および中継ノード局を含む経路情報を保持することができる。なお、プライマリ経路とセカンダリ経路の2経路の例で説明したがこれに限定するものではなく、一般的に複数の冗長経路に拡張することも可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、近隣経路探索信号を受信したノード局は、探索応答信号に、さらに中継経路の情報を含め、経路制御テーブルに中継経路の情報を保持することとした。これにより、実施の形態2と比較して、経路制御テーブルに保持する情報量が増加し、探索応答信号においても中継経路の情報が増加するが、ノード局は、重複するノード局数が少ない経路を選択することができるため、冗長性の高い経路を確立することができる。なお、実施の形態2に基づいて説明したが、実施の形態1についても適用可能である。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、各ゲートウエイ局が同一周波数で運用する場合について説明した。本実施の形態では、各ゲートウエイ局が、異なる周波数で運用する場合について説明する。実施の形態1〜3と異なる部分について説明する。
図10は、本実施の形態のネットワークの構成例を示す図である。各ゲートウエイ局が異なる周波数で運用している状態を示しており、ゲートウエイ局GW1は周波数f1で運用しており、ゲートウエイ局GW2は周波数f2で運用している。ノード局B、C、Dは、ゲートウエイ局GW1を介して管理サーバーに接続し、ノード局E、Fは、ゲートウエイ局GW2を介して管理サーバーに接続する。すなわち、ノード局B、C、Dは周波数f1で、ノード局E、Fは周波数f2で運用している。
つづいて、ノード局がネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理について説明する。ここでは、一例として、ノード局Aがネットワークに参入あるいは再参入する場合について説明する。図11は、ノード局Aがネットワークに参入あるいは再参入する場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。図11のシーケンス図は、図10のネットワークの構成に対応している。
まず、ノード局Aは、新規に設置されてネットワークに参入する場合、あるいは定期的に再参入処理を行う場合、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を周波数f1で送信し、ゲートウエイ局への経路を問い合わせる(ステップS301)。ここでは、ノード局B、Cが、近隣経路探索信号を受信する。近隣経路探索信号を受信した隣接ノード局のノード局Bは、探索応答信号を周波数f1で送信する(ステップS302)。同様に、ノード局Cは、探索応答信号を周波数f1で送信する(ステップS303)。
つぎに、ノード局Aは、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を周波数f2で送信し、ゲートウエイ局への経路を問い合わせる(ステップS304)。ここでは、ノード局Eが、近隣経路探索信号を受信する。近隣経路探索信号を受信した隣接ノード局のノード局Eは、探索応答信号を周波数f2で送信する(ステップS305)。
異なる運用周波数について探索応答信号を受信したノード局Aは、主ゲートウエイ局の冗長経路(プライマリ経路およびセカンダリ経路)と予備GW経路の隣接ノード局を選択する(ステップS306)。なお、冗長経路の隣接ノード局の選択方法については、実施の形態1〜3によるいずれかの方法を用いることができる。これまでと同様、主ゲートウエイ局GW1において、プライマリ経路としてノード局B、セカンダリ経路としてノード局C、予備GW経路としてノード局E、を隣接ノード局とする。
つぎに、ノード局Aは、隣接局の運用周波数チャネル設定処理を行う(ステップS307)。ノード局Aは、ノード局B、C、Eから探索応答信号を受信しているので、このときの受信周波数に基づいて、隣接ノード局とそのノード局が使用する周波数との関係を示す隣接局テーブルNBR_Aを設定する。これにより、ノード局Aでは、以降の各ノード局への送信は、隣接局テーブルNBR_Aを参照して行うことができる。
つぎに、ノード局Aは、主ゲートウエイ局に選択したゲートウエイ局GW1の運用周波数f1を用いて、プライマリ経路に選択したノード局Bへ、プライマリ経路の登録信号を送信する(ステップS308)。プライマリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Bは、ゲートウエイ局GW1へ、登録信号を転送する(ステップS309)。プライマリ経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW1は、管理サーバーに通知する(ステップS310)。そして、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS311)。詳細には、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Bへ送信し(ステップS311)、ノード局Bが、確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS312)。
同様に、ノード局Aは、主ゲートウエイ局に選択したゲートウエイ局GW1の運用周波数f1を用いて、セカンダリ経路に選択したノード局Cへ、セカンダリ経路の登録信号を送信する(ステップS313)。セカンダリ経路の登録信号を受信した中継ノード局であるノード局Cは、ノード局Dへ登録信号を転送する(ステップS314)。同様に、セカンダリ経路の登録信号を受信したノード局Dは、ゲートウエイ局GW1へ登録信号を転送する(ステップS315)。セカンダリ経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS316)。詳細には、ゲートウエイ局GW1は、確認応答信号をノード局Dへ送信し(ステップS316)、ノード局Dが、確認応答信号をノード局Cへ転送し(ステップS317)、ノード局Cが、確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS318)。
つぎに、ノード局Aは、異なる周波数f2で運用されている予備のゲートウエイ局GW2に対して登録信号を送信するため、隣接局テーブルNBR_Aを参照し、運用周波数をf1からf2に変更する(ステップS319)。そして、ノード局Aは、予備GW経路に選択したノード局Eに対して、登録信号を周波数f2で送信する(ステップS320)。このとき、ノード局Aは、主ゲートウエイ局GW1における運用周波数(f1)の情報を登録信号に含ませる。送信が完了すると、ノード局Aは、運用周波数をf2からf1に戻す(ステップS321)。
登録信号を受信したノード局Eは、自身の隣接局テーブルNBR_Eにノード局Aを追加し、登録信号に含まれる情報に基づいて、運用周波数の欄に運用周波数f1を設定する(ステップS322)。そして、ノード局Eは、登録信号をゲートウエイ局GW2に向けて転送する(ステップS323)。詳細には、ノード局Eは、ノード局Fへ登録信号を転送する(ステップS323)。同様に、ノード局Fは、ゲートウエイ局GW2へ登録信号を転送する(ステップS324)。
予備GW経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW2は、ノード局Aの予備GW経路を自身の経路制御テーブル12に設定し、管理サーバーに通知する(ステップS325)。そして、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Aに向けて通知する(ステップS326)。詳細には、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Fへ送信し(ステップS326)、ノード局Fが確認応答信号をノード局Eへ転送する(ステップS327)。
中継ノード局であるノード局Eは、確認応答信号を受信すると、隣接局テーブルNBR_Eを参照し、運用周波数をf2からf1に変更する(ステップS328)。そして、ノード局Aに対して、確認応答信号を周波数f1で送信する(ステップS329)。送信が完了すると、ノード局Eは、運用周波数をf1からf2に戻す(ステップS330)。
このように、ノード局Aは、予備ゲートウエイ局の運用周波数が異なっている場合であっても、予備のゲートウエイ局との間で経路を確立することができる。なお、ステップS307において、ノード局Aが隣接局の運用周波数チャネル設定処理を行っているが、このときに全ての隣接ノード局について設定を行わず、必要なときに設定を行うことも可能である。例えば、ノード局Aは、ノード局Eについては、ノード局Eへの登録信号を送信する前の段階のステップS319の前に行うことも可能である。
つぎに、ノード局Aが運用周波数の異なる予備ゲートウエイ局への経路を登録した後、ノード局Aに隣接するノード局Cが、定期的な近隣経路探索を行う場合の動作について説明する。図12は、ノード局Cが定期的な近隣探索を行う様子を示すネットワークの構成例を示す図である。ノード局Aは、経路制御テーブルT_A1に予備のゲートウエイ局GW2への経路を保持している。また、ノード局Aの隣接局テーブルNBR_Aには、隣接ノード局Eの運用周波数f2が設定されており、ノード局Eの隣接局テーブルNBR_Eには、隣接ノード局Aの運用周波数f1が設定されている。図13は、ノード局Cが定期的な近隣経路探索を行う場合の冗長経路の登録処理を示すシーケンス図である。図13のシーケンス図は、図12のネットワークの構成に対応している。
まず、ノード局Cは、定期的に経路を確認するため、1ホップのブロードキャストにより近隣経路探索信号を送信する(ステップS401)。ここでは、ノード局A、B、Dが、近隣経路探索信号を受信する。
近隣探索信号を受信した隣接ノード局のノード局A、B、Dは、自身が保持しているゲートウエイ局GW1への経路の情報を含めて探索応答信号を送信する。ノード局Bは、従来と同じくゲートウエイ局GW1への経路についての情報を備えて応答する(ステップS402)。同様に、ノード局Dは、従来と同じくゲートウエイ局GW1への経路についての情報を備えて応答し(ステップS403)、ノード局Aは、ゲートウエイ局GW2への経路を保持しているため、探索応答信号にゲートウエイ局GW2への経路を含めて応答する(ステップS404)。
ノード局Cは、受信した探索応答信号の無線信号品質とゲートウエイ局までのホップ数等の情報から、冗長経路の隣接ノード局を選択する(ステップS405)。ここでは、ノード局Cは、ゲートウエイ局GW2を予備ゲートウエイ局として選択し、隣接ノード局のノード局Aへ予備GW経路の登録信号を送信する(ステップS406)。なお、ノード局Cは、プライマリ経路としてノード局B、セカンダリ経路としてノード局Dを選択し、それぞれの経路について登録信号を送信しているが、実施の形態3までと同様のため、詳細な説明については省略する。
登録信号を受信したノード局Aは、経路制御テーブルT_A1を参照し、ゲートウエイ局GW2への隣接ノード局がノード局Eであることから、隣接局テーブルNBR_Aを参照し、ノード局Eの運用周波数がf2であることを取得する。そして、ノード局Aは、運用周波数をf1からf2に変更し(ステップS407)、ノード局Eへ予備GW経路の登録信号を送信する(ステップS408)。その後、ノード局Aは、運用周波数をf2からf1に戻す(ステップS409)。
登録信号を受信したノード局Eは、ゲートウエイ局GW2を宛先として予備GW経路の登録信号を転送する(ステップS410)。ここでは、ノード局Eは、ノード局Fへ登録信号を転送する(ステップS410)。同様に、ノード局Fは、ゲートウエイ局GW2へ登録信号を転送する(ステップS411)。
予備GW経路の登録信号を受信したゲートウエイ局GW2は、ノード局Cの予備GW経路を自身の経路制御テーブル12に設定し、管理サーバーに通知する(ステップS412)。そして、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Cに向けて通知する(ステップS413)。詳細には、ゲートウエイ局GW2は、確認応答信号をノード局Fへ送信し(ステップS413)、ノード局Fが、確認応答信号をノード局Eへ転送する(ステップS414)。
確認応答信号を受信したノード局Eは、隣接局テーブルNBR_Eを参照し、ノード局Aの運用周波数がf1であることを取得する。そして、ノード局Eは、運用周波数をf2からf1に変更し(ステップS415)、確認応答信号をノード局Aへ転送する(ステップS416)。その後、ノード局Eは、運用周波数をf1からf2に戻す(ステップS417)。ノード局Aは、確認応答信号をノード局Cに転送する(ステップS418)。
これにより、ノード局Cは、予備ゲートウエイ局の運用周波数を特に意識することなく、ゲートウエイ局GW2への経路を確立することができる。
つぎに、冗長経路を用いた通信について説明する。図14は、冗長経路の切替え制御を示すシーケンス図である。複数周波数運用時の冗長経路の切り替えを示すものである。管理サーバーがノード局Aと通信を行う場合、まず主ゲートウエイ局として登録されているゲートウエイ局GW1にユーザー信号を送信する(ステップS501)。ゲートウエイ局GW1は、ノード局A宛のプライマリ経路の隣接ノード局であるノード局Bにユーザー信号を転送する(ステップS502)。ノード局Bは、ノード局A宛にユーザー信号を転送する(ステップS503)。正常時には、ノード局Aがユーザー信号を受信し、確認応答を返すが、ここでは無線伝送経路に異常が発生する場合について示している。ゲートウエイ局GW1は、応答待ちのタイマーのタイムアウト、またはノード局Bからのエラー通知を受信することにより、通信エラーを検知する(ステップS504)。
つぎに、ゲートウエイ局GW1は、セカンダリ経路に切り替え、隣接ノード局であるノード局Dにユーザー信号を送信する(ステップS505)。ノード局Dは、ノード局Cにユーザー信号を転送し(ステップS506)、ノード局Cは、ノード局A宛にユーザー信号を転送する(ステップS507)。正常時には、ノード局Aがユーザー信号を受信し、確認応答を返すが、ここでは無線伝送経路に異常が発生する場合について示している。ゲートウエイ局GW1は、応答待ちのタイマーのタイムアウト、またはノード局Cが通知したエラー通知(ステップS508)をノード局D経由で受信することにより、通信エラーを検知する(ステップS509)。
ゲートウエイ局GW1は、プライマリ経路およびセカンダリ経路の2つの経路において通信エラーを検知した場合、管理サーバーにエラー通知を送信する(ステップS510)。エラー通知を受信した管理サーバーは、ノード局Aの予備ゲートウエイ局として登録されているゲートウエイ局GW2にユーザー信号を送信する(ステップS511)。ゲートウエイ局GW2は、ユーザー信号をノード局Fへ転送し(ステップS512)、ノード局Fは、ユーザー信号をノード局Eへ転送する(ステップS513)。
周波数f2での運用領域の端にあたるノード局Eは、ユーザー信号を受信すると、隣接局テーブルNBR_Eを参照し、転送先のノード局Aの運用周波数がf1であることを取得する。そして、ノード局Eは、運用周波数をf2からf1に変更し(ステップS514)、ユーザー信号をノード局Aへ送信する(ステップS515)。その後、ノード局Eは、運用周波数をf1からf2に戻す(ステップS516)。
ノード局Aは、ユーザー信号を受信すると、隣接局テーブルNBR_Aを参照し、確認応答の送信先であるノード局Eの運用周波数がf2であることを取得する。そして、ノード局Aは、運用周波数をf1からf2に変更し(ステップS517)、確認応答信号をゲートウエイ局GW2に向けて送信する(ステップS518)。その後、ノード局Aは、運用周波数をf2からf1に戻す(ステップS519)。
確認応答信号を受信したノード局Eは、これをノード局Fに転送し(ステップS520)、確認応答信号を受信したノード局Fは、これをゲートウエイ局GW2に転送する(ステップS521)。そして、確認応答信号を受信したゲートウエイ局GW2は、確認応答信号を管理サーバーに送信する(ステップS522)。
以上説明したように、本実施の形態では、複数のゲートウエイ局がそれぞれ異なる周波数で運用している場合においても、各ノード局では隣接ノード局の運用周波数の情報を保持しているため、参入あるいは再参入処理を行うノード局は、近隣ノード局が持つ情報のみを収集することにより、複数のゲートウエイ局への冗長経路を確立することができる。
このように、複数のゲートウエイ局が構成する複数ツリー型トポロジーを利用した冗長経路制御に対応し、それぞれのゲートウエイ局の運用周波数が異なる場合にも対応することができる。
以上のように、本発明にかかるノード局は、マルチホップ無線に有用であり、特に、冗長経路の設定に適している。
10、20 制御部
11、21 記憶部
12、22 経路制御テーブル
13、23 隣接局テーブル
14、24 無線通信部
15 通信部
A、B、C、D、E、F ノード局
GW1、GW2 ゲートウエイ局

Claims (10)

  1. 管理サーバ、当該管理サーバに管理されたゲートウエイ局、当該ゲートウエイ局をルートとして他のノード局とともにマルチホップ無線によりツリー構造を形成するノード局を備えたネットワーク前記ノード局であって
    隣接するノード局に前記ゲートウエイ局への経路情報を問い合わせる近隣経路探索信号の送信を制御し
    前記隣接するノード局から、当該隣接ノード局と前記ゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報である探索応答を受信し、当該探索応答の受信品質前記経路情報に基づいて、主ゲートウエイ局の選択、当該主ゲートウエイ局への経路となる第1の隣接ノード局の選択、予備ゲートウエイ局の選択、当該予備ゲートウエイ局への経路となる第2の隣接ノード局の選択を制御し、
    前記管理サーバが自己の主ゲートウエイ局を登録するための第1の登録信号の前記第1の隣接ノード局への送信、前記管理サーバが自己の予備ゲートウエイ局を登録するための第2の登録信号の前記第2の隣接ノード局への送信を制御する制御手
    を備えることを特徴とするノード局。
  2. 前記制御手段は、前記受信品質が規定の品質をみたす隣接ノード局の中から、ホップ数が少ない順にノード局を選択し、最初に選択したノード局を前記第1の隣接ノード局する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のノード局。
  3. 前記制御手段は、前記近隣経路探索信号を受信した場合に、自局からルートとなるゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報を探索応答として送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のノード局。
  4. 前記制御手段は、各隣接ノード局を選択する場合、ホップ数が同じノード局が複数あるときは最も受信品質の良いノード局を選択する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のノード局。
  5. さらに、隣接ノード局と隣接ノード局が使用している周波数との関係を記憶するための隣接局情報記憶手段、
    を備え、
    前記ゲートウエイ局と前記予備ゲートウエイ局とが異なる周波数で運用されている場合、
    前記制御手段は、複数の周波数を用いて近隣経路探索信号を送信する制御を行い、前記近隣経路探索信号を受信した場合には、受信周波数と同一の周波数で、自局から前記主ゲートウエイ局および前記予備ゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報を探索応答として送信する制御を行い、
    さらに、各接ノード局から前記探索応答を受信したときの周波数に基づいて、隣接ノード局と隣接ノード局が使用している周波数との関係を前記隣接局情報記憶手段に記憶させ、前記備ゲートウエイ局との間で経路を確立する際、当該予備ゲートウエイ局が運用する周波数を用いて、当該予備ゲートウエイ局に向けて、前記ゲートウエイ局が運用する周波数の情報を含む登録信号を送信する制御を行い、
    一方、前記登録信号を受信した場合に、前記登録信号に含まれる周波数の情報に基づいて、当該登録信号送信元ノード局と当該登録信号送信元ノード局が使用している周波数との関係を前記隣接局情報記憶手段に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のノード局。
  6. 管理サーバ、当該管理サーバに管理されたゲートウエイ局、当該ゲートウエイ局をルートとして他のノード局とともにマルチホップ無線によりツリー構造を形成するノード局を備えたネットワークの前記ノード局における冗長経路制御方法であって、
    接するノード局に前記ゲートウエイ局への経路情報を問い合わせる近隣経路探索信号を送信する経路探索ステップと、
    前記隣接するノード局から、当該隣接ノードと前記ゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報である探索応答を受信し、当該探索応答の受信品質前記経路情報に基づいて、主ゲートウエイ局の選択、当該主ゲートウエイ局への経路となる第1の隣接ノード局の選択、予備ゲートウエイ局の選択、当該予備ゲートウエイ局への経路となる第2の隣接ノード局の選択を制御する冗長経路選択ステップと、
    前記管理サーバが自己の主ゲートウエイ局を登録するための第1の登録信号の前記第1の隣接ノード局への送信、前記管理サーバが自己の予備ゲートウエイ局を登録するための第2の登録信号の前記第2の隣接ノード局への送信を制御する管理サーバ登録ステップと、
    を含むことを特徴とする冗長経路制御方法。
  7. 前記冗長経路選択ステップでは、前記受信品質が規定の品質をみたす隣接ノード局の中から、ホップ数が少ない順にノード局を選択し、最初に選択したノード局を前記第1の隣接ノード局する、
    ことを特徴とする請求項に記載の冗長経路制御方法。
  8. 前記近隣経路探索信号を受信した場合に、自局からルートとなるゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報を探索応答として送信する探索応答ステップ、
    を含ことを特徴とする請求項に記載の冗長経路制御方法。
  9. 前記冗長経路選択ステップでは、各隣接ノード局を選択する場合、ホップ数が同じノード局が複数あるときは最も受信品質の良いノード局を選択する、
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の冗長経路制御方法。
  10. 前記ゲートウエイ局と前記予備ゲートウエイ局とが異なる周波数で運用されている場合、
    前記経路探索ステップでは、複数の周波数を用いて近隣経路探索信号を送信し、
    さらに、
    前記近隣経路探索信号を受信した場合受信周波数と同一の周波数で、自局から前記主ゲートウエイ局および前記予備ゲートウエイ局までのホップ数の情報を含む経路情報を探索応答として送信する探索応答ステップと、
    接ノード局から前記探索応答を受信したときの周波数に基づいて、隣接ノード局と隣接ノード局が使用している周波数との関係を記憶する第一の隣接局情報記憶ステップと、
    前記備ゲートウエイ局との間で経路を確立する際、当該予備ゲートウエイ局が運用する周波数を用いて、当該予備ゲートウエイ局に向けて、前記ゲートウエイ局が運用する周波数の情報を含む登録信号を送信する登録ステップと、
    記登録信号を受信した場合、前記登録信号に含まれる周波数の情報に基づいて、当該登録信号送信元ノード局と当該登録信号送信元ノード局が使用している周波数との関係を記憶する第二の隣接局情報記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項6から9のいずれか1つに記載の冗長経路制御方法。
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