JP5540954B2 - ブリッジ装置及びインタフェース装置、並びに通信方法 - Google Patents

ブリッジ装置及びインタフェース装置、並びに通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばフレームの転送を行うブリッジ装置及び当該ブリッジ装置が備えるインタフェース装置、並びにブリッジ装置における通信方法の技術分野に関する。
複数の端末装置を接続する装置として、ブリッジ装置がある。ブリッジ装置は、例えばパソコンやルータ等の端末装置に接続される複数の物理ポートを有しており、各物理ポートに入力されるフレームを、宛先に応じた他の物理ポートから送出する。その結果、複数の端末装置間でのフレームの転送が行われる。
このようなブリッジ装置には、複数のラインカード(インタフェースカードないしは通信カード)を実装可能なブリッジ装置がある。各ラインカードは、端末装置に接続される複数の物理ポートを有しており、各物理ポートに入力されるフレームを、送信先アドレスに応じた他の物理ポートを有する他のラインカードへと送信(つまり、転送)する。他のラインカードは、送信されてきたフレームを、送信先アドレスに応じた他の物理ポートから送出する。その結果、複数の端末装置間でのフレームの転送が行われる。
各ラインカードは、自己の物理ポート及び他のラインカードの物理ポートに接続された端末装置のMACアドレスと物理ポート及びラインカードとが対応付けられているMACアドレステーブルを管理する。具体的には、各ラインカードは、フレームに含まれる送信先MACアドレス(MAC DA:Mac Destination Address)及び送信元MACアドレス(MAC SA:Mac Source Address)のうちの送信元MACアドレスを参照することで、端末装置のMACアドレス並びに当該端末装置が接続された物理ポート及び通信カードを学習する。その後、各ラインカードは、フレームが入力されると、MACアドレステーブルを参照することで、入力されたフレームをどのラインカードのどの物理ポートに出力すべきかを判断する。そして、入力側のラインカードは、例えば装置内ヘッダ情報(あるいはルーティングヘッダ)をフレームに付加して、ブリッジ装置内の他のラインカードに送信する。一方で、MACアドレステーブルに記憶されていない(つまり、含まれていない)送信先MACアドレスを含むフレームが入力された場合には、当該フレームは、送信先不明として全ラインカードの全物理ポートにブロードキャストされる。これは、フラッディングと呼ばれる処理である。
特開2009−194706 特開2004−193821
上述したように、MACアドレステーブルに記憶されていない送信先MACアドレス(つまり、未学習の送信先MACアドレス)を含むフレームが入力された場合には、一律にフラッディングが実行される。加えて、一のラインカードのMACアドレステーブルに記憶されていない送信先MACアドレスを含むフレームが一のラインカードに入力された場合には、当該送信先MACアドレスが他のラインカードのMACアドレステーブルに記憶されていたとしても、フラッディングが実行される。つまり、複数のラインカード間でMACアドレステーブルの同期をとっていないがゆえに、1つのブリッジ装置内の他のラインカードで学習済みの送信先MACアドレスを有するフレームであったとしても、当該フレームが入力される一のラインカードで未学習である限りは、フラッディングが継続して実行される。しかしながら、フラッディングがユニキャストの数倍の通信帯域を使用するがゆえに、ブリッジ装置の性能が低下してしまいかねない。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、例えばアドレスの未学習に起因するフラッディングを抑制することが可能なブリッジ装置及びインタフェース装置、並びに通信方法を提供することを目的とする。
上記課題は、複数の端末装置の間でのフレームの転送を行う第1インタフェース装置及び第2インタフェース装置を備えるブリッジ装置によって解決され得る。第1インタフェース装置は、第1格納手段と、付与手段と、第1送信手段とを備える。第1格納手段は、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する。より具体的には、第1格納手段は、例えば、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けであって且つ第1インタフェース装置によって学習済みの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する。付与手段は、第1アドレステーブルがフレームの送信先となる端末装置のアドレス(つまり、フレームの送信先アドレス)を記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべきフレームに付与する。第1送信手段は、第1フラグが付与されたフレームを、第2インタフェース装置に送信する。第2インタフェース装置は、第2格納手段と、第1受信手段と、判定手段と、第2送信手段とを備える。第2格納手段は、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する。より具体的には、第2格納手段は、例えば、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けであって且つ第2インタフェース装置によって学習済みの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する。第1受信手段は、第1インタフェース装置から送信されるフレームを受信する。判定手段は、受信したフレームに付与されている第1フラグが、第1アドレステーブルが送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、第2アドレステーブルが送信先アドレスを記憶している否かを判定する。第2送信手段は、第2アドレステーブルが送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、第2アドレステーブルのうち少なくとも送信先アドレスに関連するアドレス情報を、第1インタフェース装置に送信する。
上記課題は、複数の端末装置の間でのフレームの転送を行う上述の第1インタフェース装置又は上述の第2インタフェース装置によって解決され得る。
上記課題は、複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うブリッジ装置における通信方法によって解決され得る。尚、ブリッジ装置は、第1インタフェース装置及び第2インタフェース装置を備えている。第1インタフェース装置は、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する。第2インタフェース装置は、端末装置が接続されたインタフェース装置と端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する。当該通信方法では、付与工程と、第1送信工程と、受信工程と、判定工程と、第2送信工程とが実行される。付与工程では、上述した付与手段が行う動作と同様の動作が行われる。第1送信工程では、上述した第1送信手段が行う動作と同様の動作が行われる。受信工程では、上述した第1受信手段が行う動作と同様の動作が行われる。判定工程では、上述した判定手段が行う動作と同様の動作が行われる。第2送信工程では、上述した第2送信手段が行う動作と同様の動作が行われる。
以上説明したブリッジ装置及びインタフェース装置、並びに通信方法によれば、アドレスの未学習に起因するフラッディングが抑制される。
本実施形態のブリッジ装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のラインカードの構成を示すブロック図である。 MACアドレステーブルのデータ構造を示すデータ構造図である。 データフレームのデータ構造を示すデータ構造図である。 本実施形態のNPUの構成を示すブロック図である。 学習情報フレームのデータ構造を示すデータ構造図である。 ブリッジ装置が備える各ラインカードのうち入力側のラインカードの動作の流れを示すフローチャートである。 ブリッジ装置が備える各ラインカードのうち出力側のラインカードの動作の流れを示すフローチャートである。 図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。 図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。 図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。 図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。 図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。 変形例のNPUの構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて説明する。
(1)ブリッジ装置の構成
図1を参照して、本実施形態のブリッジ装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態のブリッジ装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ブリッジ装置1は、夫々が「インタフェース装置」の一例であるラインカード10aからラインカード10dと、スイッチファブリック20と、制御バス30とを備えている。尚、ラインカード10a、ラインカード10b、ラインカード10c及びラインカード10を区別することなく説明する場合には、“ラインカード10”と称して説明を進める。また、図1に示すラインカード10の数は一例に過ぎず、ブリッジ装置1が備えるラインカード10の数は任意であってもよい。但し、ブリッジ装置1は、複数の(つまり、2以上の)ラインカード10を備えていることが好ましい。また、ラインカード10aからラインカード10dは、ブリッジ装置1に対して任意に着脱可能であってもよいし、ブリッジ装置1に対して固定されていてもよい。
ラインカード10aからラインカード10dは、スイッチファブリック20を介して相互に接続されている。ラインカード10aからラインカード10dは、スイッチファブリック20を介して形成されるユーザプレーンを用いて、互いにフレーム400(例えば、後述するデータフレーム400aや学習情報フレーム400b等)の受け渡しを行う。
ラインカード10aからラインカード10dは、制御バス30を介して相互に接続されていてもよい。但し、ブリッジ装置1が制御バス30を備えていなくともよいため、ラインカード10aからラインカード10dは、制御バス30を介して相互に接続されていなくともよい。ラインカード10aからラインカード10dは、制御バス30を介して形成されるコントロールプレーンを用いて、任意の情報(例えば、制御情報であって後述の学習情報フレーム400bないしは学習情報フレーム400bに含まれる学習情報等)の受け渡しを行ってもよい。
ラインカード10aからラインカード10dの夫々は、後述する物理ポート110を介して端末装置と接続されている。端末装置の一例として、例えば、パーソナルコンピュータや、ワークステーションや、ネットワーク端末や、ルータや、そのほかの情報処理機器ないしはネットワーク処理機器等があげられる。端末装置からブリッジ装置1に入力されたフレーム400は、ラインカード10及びスイッチファブリック20を介して他の端末装置に対して転送される。
(2)ラインカードの構成
図2を参照して、本実施形態のラインカード10の構成について説明する。図2は、本実施形態のラインカード10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ラインカード10は、n(但し、nは1以上の整数)個の物理ポート110_1から110_nと、NPU(Network Processor Unit)120と、CPU(Central Processor Unit)130と、メモリ140とを備えている。尚、物理ポート110_1から物理ポート110_nを区別することなく説明する場合には、“物理ポート110”と称して説明を進める。
n個の物理ポート110_1から110_nの夫々は、ネットワークに接続するための接続ポートである。n個の物理ポート110_1から110_nの夫々には、端末装置が接続される。尚、一つの物理ポート110には1つの端末装置が接続されることが好ましい。
NPU120は、物理ポート110、CPU130及びメモリ140と内部バスを介して接続されており、フレーム400の転送処理を行う。具体的には、NPU120は、物理ポート110を介して端末装置から入力されるフレーム400を、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10に対して送信する。加えて、NPU120は、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10から入力されるフレーム400を、物理ポート110を介して端末装置に対して送信する。尚、NPU120の詳細な構成については、後に詳述する(図4参照)。
CPU130は、NPU120及びメモリ140と内部バスを介して接続されており、例えば所定のファームウェアに基づいてラインカード10全体の動作を制御する中央処理装置である。また、CPU130は、制御バス30を介して、同一ブリッジ装置1内の他のラインカード10(具体的には、他のラインカード10が備える他のCPU130)との間で、任意の情報の送受信処理を行ってもよい。
メモリ140は、ラインカード10内部で使用するデータを一時的に格納する記憶領域を含んでいる。また、メモリ140は、ラインカード10としての動作を行うためのプログラム(即ち、ファームウェア)が格納される記憶領域等を含んでいてもよい。このようなメモリ140としては、例えばRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリや、その他の各種記録媒体が一例としてあげられる。
更に、メモリ140は、「第1格納手段」及び「第2格納手段」の一例であり、MAC(Media Access Control)アドレステーブル141を格納している。以下、図3を参照して、MACアドレステーブル141のデータ構造について説明する。図3は、MACアドレステーブル141のデータ構造を示すデータ構造図である。
図3に示すように、MACアドレステーブル141は、端末装置のMACアドレスと、当該端末装置に接続されているラインカード10の識別番号及び当該端末装置に接続されている物理ポート110の識別番号の少なくとも一方との対応付けを示すエントリを一又は複数含んでいる。例えば、MACアドレステーブル141は、当該MACアドレステーブル141を格納するラインカード10自身の物理ポート110に接続された端末装置のMACアドレスと、ラインカード10自身の識別番号及び物理ポート110の識別番号の少なくとも一方との対応付けを示すエントリを一又は複数含んでいてもよい。或いは、MACアドレステーブル141は、当該MACアドレステーブル141を備えるラインカード10とは異なる他のラインカード10の物理ポート110に接続された端末装置のMACアドレスと、当該他のラインカード10の識別番号及び物理ポート110の識別番号の少なくとも一方との対応付けを示すエントリを一又は複数含んでいてもよい。特に、MACアドレステーブル141は、当該MACテーブル141を備えるラインカード10が学習済みであるエントリ(つまり、ラインカード10が学習済みである端末装置のMACアドレスと、当該端末装置に接続されているラインカード10及び物理ポート110の少なくとも一方の識別番号との対応付けを示すエントリ)を一又は複数含んでいる。
尚、図1では、端末装置のMACアドレスと、当該端末装置に接続されているラインカード10及び物理ポート110の双方の識別番号との対応付けを示すエントリを複数含むMACアドレステーブル141の例を開示している。具体的には、図1は、「MAC#1」というMACアドレスを有する端末装置が、「カード#1」というラインカード10の「ポート#1」という物理ポートに接続されていることを示すエントリを示している。同様に、図1は、「MAC#2」というMACアドレスを有する端末装置が、「カード#2」というラインカード10の「ポート#1」という物理ポートに接続されていることを示すエントリを示している。同様に、図1は、「MAC#3」というMACアドレスを有する端末装置が、「カード#2」というラインカード10の「ポート#2」という物理ポートに接続されていることを示すエントリを示している。
尚、MACアドレステーブル141は、物理ポート110の識別番号を含むエントリに加えて又は代えて、物理ポート110に対して一意に対応付けられる論理ポートの識別番号を含むエントリを含んでいてもよい。
ここで、ラインカード10によるMACアドレスの学習方法(言い換えれば、MACアドレステーブル141へのエントリの追加方法)について、図4に示すフレーム400のデータ構造を参照しながら説明する。
図4に示すように、スイッチファブリック20を介して複数のラインカード10間で送受信されるフレーム400(例えば、後述するデータフレーム400a)は、ブリッジ装置1内でのみ参照される装置内ヘッダ情報410と、当該フレーム400を用いて転送するべき情報を格納するペイロード情報420とを含んでいる。図4は、フレーム400の一例として、端末装置間で送受信されるべきフレーム(例えば、イーサネット(登録商標)フレーム等のMACフレーム)がペイロード情報420に格納されているデータフレーム400aを示している。
装置内ヘッダ情報410は、リザーブドエリアと、「第1フラグ」の一例であるF(Flooding)フラグ411と、「第2フラグ」の一例である学習情報フラグ412と、フレーム400の送信元のラインカード10を示す送信元カード情報と、フレーム400の送信元の物理ポート110を示す送信元ポート情報とを含んでいる。尚、Fフラグ411及び学習情報フラグ412については後に詳述するため、ここでの説明は省略する。
ペイロード情報420に格納されるMACフレームは、当該MACフレームの送信先の端末装置のMACアドレスを示す送信先MACアドレス(MAC DA:Mac Destination Address)421及び当該MACフレームの送信元の端末装置のMACアドレスを示す送信元MACアドレス(MAC SA:Mac Source Address)422を含んでいる。
各ラインカード10は、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10から送信されるフレーム400のうちの送信元MACアドレス422を参照する。その結果、送信元MACアドレス422が未学習である(つまり、送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に記録されていないないしは含まれていない)場合には、各ラインカード10は、フレーム400から、送信元MACアドレス422、並びに送信元カード情報及び送信元ポート情報を抽出する。各ラインカード10は、抽出した送信元MACアドレス422、並びに送信元カード情報及び送信元ポート情報を、新たなエントリとしてMACアドレステーブル141に追加する。その結果、ラインカード10によるMACアドレスの学習(言い換えれば、MACアドレステーブル141へのエントリの追加)が行われる。
(3)NPUの構成
図5を参照して、本実施形態のNPU120の構成について説明する。図5は、本実施形態のNPU120の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、NPU120は、フレーム400の入力側の処理を行う入力側処理部121と、フレーム400の出力側の処理を行う出力側処理部122とを備えている。尚、入力側の処理は、例えば、物理ポート110を介して端末装置から送信されるMACフレームを受信すると共に、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10に対して当該MACフレームを含むフレーム400を送信する処理である。一方で、出力側の処理は、例えば、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10から送信されるフレーム400を受信すると共に、物理ポート110を介して端末装置に対して当該フレーム400に含まれるMACフレームを送信する処理である。
尚、NPU120は、入力側処理部121及び出力側処理部122の双方を備えていることが好ましい。但し、NPU120は、入力側処理部121及び出力側処理部122のいずれか一方を備え且つ入力側処理部121及び出力側処理部122のいずれか他方を備えていなくともよい。
入力側処理部121は、MAC DA検索部1211と、Fフラグ付与処理部1212と、フレーム送信部1213とを備えている。
MAC DA検索部1211は、物理ポート110を介して端末装置から送信されるMACフレームを取得する。MAC DA検索部1211は、取得したMACフレームに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリが、MACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。つまり、MAC DA検索部1211は、物理ポート110を介して端末装置から送信されるMACフレームに含まれる送信先MACアドレス421と同一のMACアドレスを含むエントリが、MACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。尚、MAC DA検索部1211が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC DA検索部1211を備えるラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141であることが好ましい。言い換えれば、MAC DA検索部1211が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC DA検索部1211を備えるラインカード10以外の他のラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141でないことが好ましい。MAC DA検索部1211は、判定結果を、取得したMACフレームと共にFフラグ付与処理部1212へと出力する。
Fフラグ付与処理部1212は、「付与手段」の一例であり、フレーム400に含まれるFフラグ411を設定する。具体的には、Fフラグ付与処理部1212は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていない場合には、当該エントリが含まれていないことを示すフラグ値をFフラグ411に設定する。他方で、Fフラグ付与処理部1212は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれている場合には、当該エントリが含まれていることを示すフラグ値をFフラグ411に設定する。尚、以下の説明では、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていないことを示すフラグ値として“1”を用い且つ送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていることを示すフラグ値として“0”を用いる例を採用する。Fフラグ付与処理部1212は、Fフラグ411が設定されたフレーム400(つまり、MACフレームをペイロード情報420に含むデータフレーム400a)を、フレーム送信部1213へと出力する。
尚、Fフラグ付与処理部1212は、Fフラグ411の設定に加えて、MACフレームに対して装置内ヘッダ情報410を付与することで、データフレーム400aを生成してもよい。或いは、Fフラグ付与処理部1212の前段又は後段に位置する任意の処理部(例えば、MAC DA検索部1211やフレーム送信部1213やその他の不図示の処理部)が、MACフレームに対して装置内ヘッダ情報410を付与することで、データフレーム400aを生成してもよい。
フレーム送信部1213は、「第1送信手段」の一例であり、スイッチファブリック20を介して、データフレーム400aを他のラインカード10に対して送信する。具体的には、フレーム送信部1213は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていない場合には、データフレーム400aを、ブリッジ装置1が備える全ての他のラインカード10に対して送信する(つまり、フラッディングする)。他方で、フレーム送信部1213は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれている場合には、データフレーム400aを、送信先MACアドレス421に対応するラインカード10に対して送信する(つまり、ユニキャストする)。
出力側処理部122は、フレーム受信部123と、学習情報フラグ判定部124と、データフレーム処理部125と、学習情報フレーム処理部126を備えている。
フレーム受信部123は、「第1受信手段」及び「第2受信手段」の一例であり、スイッチファブリック20を介して他のラインカード10から送信されるフレーム400(例えば、データフレーム400aや学習情報フレーム400b)を取得する。フレーム受信部123は、取得したフレーム400を、学習情報フラグ判定部124へと出力する。
学習情報フラグ判定部124は、フレーム受信部123が受信したフレーム400に含まれる学習情報フラグ412の内容を判定する。具体的には、学習情報フラグ判定部124は、学習フラグ412を参照することで、フレーム受信部123が受信したフレーム400がデータフレーム400aであるのか又は学習情報フレーム400bであるのかを判定する。学習情報フラグ判定部124は、フレーム400がデータフレーム400aである場合には、データフレーム400aをデータフレーム処理部125へと出力する。一方で、学習情報フラグ判定部124は、フレーム400が学習情報フレーム400bである場合には、学習情報フレーム400bを学習情報フレーム処理部126へと出力する。
データフレーム処理部125は、フレーム400のうちのデータフレーム400aに対する処理を行う。データフレーム処理部125は、Fフラグ判定処理部1251と、MAC DA検索部1252と、学習情報生成部1253と、MAC SA検索・MAC学習部1254と、装置内ヘッダ削除部1255とを備えている。
Fフラグ判定処理部1251は、データフレーム400aに含まれるFフラグ411の内容を判定する。具体的には、Fフラグ判定部1251は、Fフラグ411が“1(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリが、データフレーム400aの送信元のラインカード10のMACアドレステーブル141内に含まれていないことを示す値)”であるのか又は“0(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリが、データフレーム400aの送信元のラインカード10のMACアドレステーブル141内に含まれていることを示す値)”であるのかを判定する。Fフラグ判定処理部1251は、Fフラグ411が“1”である場合には、データフレーム400aを、MAC DA検索部1252及びMAC SA検索・MAC学習部1254へと出力する。他方で、Fフラグ判定処理部1251は、Fフラグ411が“0”である場合には、データフレーム400aを、MAC SA検索・MAC学習部1254へと出力する。
MAC DA検索部1252は、「判定手段」の一例であり、データフレーム400aに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。尚、MAC DA検索部1252が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC DA検索部1252を備えるラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141であることが好ましい。言い換えれば、MAC DA検索部1252が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC DA検索部1252を備えるラインカード10以外の他のラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141でないことが好ましい。MAC DA検索部1252は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれている場合には、データフレーム400aと共にMACアドレステーブル141の内容を学習情報生成部1253へと出力する。他方で、MAC DA検索部1252は、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていない場合には、動作を終了する。
学習情報生成部1253は、「第2送信手段」の一例であり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれているとMAC DA検索部1252によって判定された場合に、学習情報フレーム400bを生成する。学習情報生成部1253は、MAC DA検索部1252から出力されるMACアドレステーブル141の内容に基づいて、学習情報フレーム400bを生成する。学習情報生成部1253は、生成した学習情報フレーム400bを、ブリッジ装置1が備える全てのラインカード10に対して送信する(つまり、フラッディングする)。或いは、学習情報生成部1253は、生成した学習情報フレーム400bを、データフレーム400aの送信元のラインカード10に対して送信してもよい(つまり、ユニキャストしてもよい)。
ここで、図6を参照して、学習情報フレーム400bについて説明する。図6は、学習情報フレーム400bのデータ構造を示すデータ構造図である。
図6に示すように、学習情報フレーム400bは、上述したデータフレーム400aと同様に、装置内ヘッダ情報410と、ペイロード情報420とを含んでいる。学習情報フレーム400bの装置内ヘッダ情報410は、データフレーム400aの装置内ヘッダ情報と同一であってもよい。
装置内ヘッダ情報410に含まれる学習情報フラグ412には、フレーム400がデータフレーム400aである場合には、フレーム400がデータフレーム400aであることを示すフラグ値が設定される。他方で、学習情報フラグ412には、フレーム400が学習情報フレーム400bである場合には、フレーム400が学習情報フレーム400bであることを示すフラグ値が設定される。尚、以下の説明では、フレーム400がデータフレーム400aであることを示すフラグ値として“0”を用い且つフレーム400が学習情報フレーム400bであることを示すフラグ値として“1”を用いる例を採用する。
学習情報フレーム400bのペイロード情報420には、MACアドレステーブル141の内容を示す学習情報が格納される。ペイロード情報420に格納される学習情報は、データフレーム400aに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリを含んでいる。更に、ペイロード情報420に格納される学習情報は、データフレーム400aに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリ以外のエントリの一部又は全てを含んでいてもよい。
尚、図6は、学習情報フレーム400bのデータ構造が、データフレーム400aのデータ構造と同一となる例を示している。しかしながら、学習情報フレーム400bのデータ構造が、データフレーム400aのデータ構造と異なっていてもよい。加えて、学習情報フレーム400bのサイズは、データフレーム400aのサイズと同一であってもよいし異なっていてもよい。
再び図5において、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれているか否かを判定する。つまり、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422と同一のMACアドレスを含むエントリが、MACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。尚、MAC SA検索・MAC学習部1254が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC SA検索・MAC学習部1254を備えるラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141であることが好ましい。言い換えれば、MAC SA検索・MAC学習部1254が参照するMACアドレステーブル141は、当該MAC SA検索・MAC学習部1254を備えるラインカード10以外の他のラインカード10内に格納されているMACアドレステーブル141でないことが好ましい。MAC SA検索・MAC学習部1254は、送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていない場合には、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422、並びに送信元カード情報及び送信元ポート情報を抽出すると共に、新たなエントリとしてMACアドレステーブル141に追加する。他方で、MAC SA検索・MAC学習部1254は、送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれている場合には、新たなエントリの追加処理は行わなくともよい。その後、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aを、装置内ヘッダ削除部1255へと出力する。
装置内ヘッダ削除部1255は、データフレーム400aの装置内ヘッダ情報410を削除する。装置内ヘッダ削除部1255は、装置内ヘッダ情報410が削除されたデータフレーム400a(つまり、MACフレーム)を、物理ポート110を介して端末装置へと送信する。
学習情報フレーム処理部126は、フレーム400のうちの学習情報フレーム400bに対する処理を行う。学習情報フレーム処理部126は、学習情報学習部1261と、フレーム廃棄部1262とを備えている。
学習情報学習部1261は、「学習手段」の一例であって、学習情報フレーム400bに含まれている学習情報が示す新たなエントリを、MACアドレステーブル141に追加する。学習情報学習部1261は、学習情報フレーム400bを、フレーム廃棄部1262へと出力する。
フレーム廃棄部1262は、学習情報フレーム400bを廃棄する。
(4)ラインカードの動作
図7及び図8を参照して、ブリッジ装置1が備える各ラインカード10の動作について説明する。
(4−1)入力側のラインカードの動作
図7を参照して、ブリッジ装置1が備える各ラインカード10のうち入力側のラインカード10の動作について説明する。図7は、ブリッジ装置1が備える各ラインカード10のうち入力側のラインカード10の動作の流れを示すフローチャートである。尚、入力側のラインカード10は、上述した入力側の処理を行うラインカード10である。つまり、入力側のラインカード10は、例えば、物理ポート110を介して端末装置から送信されるMACフレームを受信すると共に、スイッチファブリック20を介して出力側のラインカード10に対して当該MACフレームを含むフレーム400を送信する処理である。
図7に示すように、入力側のラインカード10は、物理ポート110を介して端末装置から送信されるMACフレームを取得する(ステップS11)。その後、MAC DA検索部1211は、取得したMACフレームに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリが、MACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する(ステップS12)。つまり、MAC DA検索部1211は、取得したMACフレームに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリが、入力側のラインカード10のMACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。
ステップS12における判定の結果、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていないと判定される場合には(ステップS12:No)、MAC DA検索部1211は、送信先MACアドレス421に対応するエントリを、MACアドレステーブル141から取得することができない(ステップS13)。この場合、Fフラグ付与処理部1212は、Fフラグ411に“1(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていないことを示すフラグ値)”を設定する(ステップS14)。その後、フレーム送信部1213は、ステップS11で取得したMACフレーム及びステップS14で設定したFフラグ411を含むデータフレーム400aを、ブリッジ装置1が備える全ての他のラインカード10に対してフラッディングする(ステップS15)。
他方で、ステップS12における判定の結果、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていると判定される場合には(ステップS12:Yes)、MAC DA検索部1211は、送信先MACアドレス421に対応するエントリを、MACアドレステーブル141から取得する(ステップS16)。この場合、Fフラグ付与処理部1212は、Fフラグ411に“0(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていることを示すフラグ値)”を設定する(ステップS17)。その後、フレーム送信部1213は、ステップS11で取得したMACフレーム及びステップS17で設定したFフラグ411を含むデータフレーム400aを、ステップS16で取得したエントリが示すラインカード10の物理ポート110に対してユニキャストする(ステップS18)。
(4−2)出力側のラインカードの動作
図8を参照して、ブリッジ装置1が備える各ラインカード10のうち出力側のラインカード10の動作について説明する。図8は、ブリッジ装置1が備える各ラインカード10のうち出力側のラインカード10の動作の流れを示すフローチャートである。尚、出力側のラインカード10は、上述した出力側の処理を行うラインカード10である。つまり、出力側のラインカード10は、例えば、例えば、スイッチファブリック20を介して入力側のラインカード10から送信されるフレーム400を受信すると共に、物理ポート110を介して端末装置に対して当該フレーム400に含まれるMACフレームを送信する処理である。
図8に示すように、出力側のラインカード10が備えるフレーム受信部123は、スイッチファブリック20を介して入力側のラインカード10から送信されるフレーム400(例えば、データフレーム400aや学習情報フレーム400b)を受信する(ステップS20)。その後、学習情報フラグ判定部124は、受信したフレーム400に含まれる学習情報フラグ412に設定されているフラグ値が“1(つまり、フレーム400が学習情報フレーム400bであることを示すフラグ値)”であるか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21における判定の結果、学習情報フラグ412に設定されているフラグ値が“1”ではないと判定される場合には(ステップS21:No)、受信したフレーム400がデータフレーム400aであると判定される。このため、学習情報フラグ判定部124は、データフレーム400aをデータフレーム処理部125へと出力する。
データフレーム処理部125では、データフレーム400aに対して以下の動作が行われる。まず、Fフラグ判定処理部1251は、データフレーム400aに含まれるFフラグ411に設定されているフラグ値が“1(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリが、入力側のラインカード10のMACアドレステーブル141内に含まれていないことを示す値)”であるか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22における判定の結果、Fフラグ411に設定されているフラグ値が“1”でないと判定される場合には(ステップS22:No)、以下に説明するステップS26以降の動作が行われる。
他方で、ステップS22における判定の結果、Fフラグ411に設定されているフラグ値が“1”であると判定される場合には(ステップS22:Yes)、MAC DA検索部1252は、データフレーム400aに含まれる送信先MACアドレス421に対応するエントリが、MACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する(ステップS23)。つまり、MAC DA検索部1252は、入力側のラインカード10のMACアドレステーブル141に含まれていない送信先MACアドレス421に対応するエントリが、出力側のラインカード10のMACアドレステーブル141内に含まれているか否かを判定する。
ステップS23における判定の結果、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていないと判定される場合には(ステップS23:No)、以下に説明するステップS26以降の動作が行われる。
他方で、ステップS23における判定の結果、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれていると判定される場合には(ステップS23:Yes)、学習情報生成部1253は、学習情報フレーム400bを生成する(ステップS24)。このとき、MAC DA検索部1252は、ステップS23の判定を行う際に参照するMACアドレステーブル141の内容を学習情報生成部1253に対して出力することが好ましい。学習情報生成部1253は、MAC DA検索部1252から出力されるMACアドレステーブル141の内容に基づいて、学習情報フレーム400bを生成する。但し、学習情報生成部1253は、自身がMACアドレステーブル141を参照することで、学習情報フレーム400bを生成してもよい。この場合には、MAC DA検索部1252は、ステップS23の判定を行う際に参照するMACアドレステーブル141の内容を学習情報生成部1253に対して出力しなくともよい。
その後、学習情報生成部1253は、ステップS24において生成した学習情報フレーム400bを、ブリッジ装置1が備える全てのラインカード10に対してフラッディングする(ステップS25)。
ステップS23からステップS25の動作に続いて、並行して又は相前後して、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれているか否かを判定する(ステップS26)。つまり、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422に対応するエントリが、出力側のラインカード10のMACアドレステーブル141に含まれているか否かを判定する。
ステップS26における判定の結果、送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていると判定される場合には(ステップS26:Yes)、以下に説明するステップS28の動作が行われる。
他方で、ステップS26における判定の結果、送信元MACアドレス422に対応するエントリがMACアドレステーブル141に含まれていないと判定される場合には(ステップS26:No)、MAC SA検索・MAC学習部1254は、送信元MACアドレス422を学習する(ステップS27)。具体的には、MAC SA検索・MAC学習部1254は、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422、並びに送信元カード情報及び送信元ポート情報を抽出する。その後、MAC SA検索・MAC学習部1254は、抽出した送信元MACアドレス422、並びに送信元カード情報及び送信元ポート情報を、新たなエントリとしてMACアドレステーブル141に追加する。
その後、装置内ヘッダ削除部1255は、データフレーム400aの装置内ヘッダ情報410を削除する(ステップS28)。更に、装置内ヘッダ削除部1255は、装置内ヘッダ情報410が削除されたデータフレーム400a(つまり、MACフレーム)を、ブリッジ装置1の外部へと出力する(ステップS29)。つまり、装置内ヘッダ削除部1255は、装置内ヘッダ情報410が削除されたデータフレーム400a(つまり、MACフレーム)を、物理ポート110を介して端末装置へと送信する。
他方で、ステップS21における判定の結果、学習情報フラグ412に設定されているフラグ値が“1”であると判定される場合には(ステップS21:Yes)、受信したフレーム400が学習情報フレーム400bであると判定される。このため、学習情報フラグ判定部124は、学習情報フレーム400bを学習情報フレーム処理部126へと出力する。
学習情報フレーム処理部126では、学習情報フレーム400bに対して以下の動作が行われる。まず、学習情報学習部1261は、学習情報フレーム400bに含まれている学習情報を学習する(ステップS31)。具体的には、学習情報学習部1261は、学習情報フレーム400bに含まれている学習情報が示す新たなエントリを、出力側のラインカード10のMACアドレステーブル141に追加する。その後、フレーム廃棄部1262は、学習情報フレーム400bを廃棄する(ステップS32)。
(5)具体例
図9から図13を参照して、図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置1の状態の遷移の具体例について説明する。図9から図13は、図7から図8に示す動作が行われる場合のブリッジ装置1の状態の遷移の具体例の一過程を示す模式図である。
図9に示すように、「カード#1」というカード識別番号を有するラインカード10a、「カード#2」というカード識別番号を有するラインカード10b、「カード#3」というカード識別番号を有するラインカード10c及び「カード#4」というカード識別番号を有するラインカード10dがスイッチファブリック20を介して相互に接続されているブリッジ装置1を例に挙げて説明を進める。ラインカード10aは、「ポート#1」というポート識別番号を有する物理ポート110であって、「MAC#A」というMACアドレスを有する端末装置#Aが接続されている物理ポート110を備える。ラインカード10bは、「ポート#1」というポート識別番号を有する物理ポート110であって、「MAC#B」というMACアドレスを有する端末装置#Bが接続されている物理ポート110を備える。ラインカード10cは、「ポート#1」というポート識別番号を有する物理ポート110であって、「MAC#C」というMACアドレスを有する端末装置#Cが接続されている物理ポート110を備える。ラインカード10dは、「ポート#1」というポート識別番号を有する物理ポート110であって、「MAC#D」というMACアドレスを有する端末装置#Dが接続されている物理ポート110を備える。尚、初期状態では、ラインカード10aが備えるMACアドレステーブル141aは、エントリを1つも含んでいないものとする。同様に、初期状態では、ラインカード10bが備えるMACアドレステーブル141bは、エントリを1つも含んでいないものとする。同様に、初期状態では、ラインカード10cが備えるMACアドレステーブル141cは、エントリを1つも含んでいないものとする。同様に、初期状態では、ラインカード10dが備えるMACアドレステーブル141dは、エントリを1つも含んでいないものとする。
図10に示すように、端末装置#Aから端末装置#Bに対してMACフレームが転送されるとする。この場合、MACフレームは、端末装置#Aからラインカード10aに入力される。図10に示す状態では、MACフレームに含まれる送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリがMACアドレステーブル141aに含まれていない。このため、ラインカード10aは、Fフラグ411に“1(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141aに含まれていないことを示すフラグ値)”を設定する。また、ラインカード10aは、Fフラグ411が“1(F=1)”となり、送信先MACアドレス421が“MAC#B(DA=B)”となり且つ送信元MACアドレス422が“MAC#A(SA=A)”となるデータフレーム400aを、ラインカード10b、ラインカード10c及びラインカード10dの夫々に対してフラッディングする。
データフレーム400aを受信したラインカード10bは、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422=「MAC#A」に対応するエントリがMACアドレステーブル141bに含まれていないと判定する。このため、ラインカード10bは、送信元MACアドレス422=「MAC#A」に対応するエントリをMACアドレステーブル141bに追加する。具体的には、ラインカード10bは、送信元MACアドレス422=「MAC#A」と、ラインカード10aのカード識別番号=「カード#1」及びポート識別番号=「ポート#1」とが対応付けられているエントリを追加する。同様の動作は、ラインカード10c及びラインカード10dによっても行われる。
その後、図11に示すように、端末装置#Bから端末装置#Aに対してMACフレームが転送されるとする。この場合、MACフレームは、端末装置#Bからラインカード10bに入力される。図11に示す状態では、MACフレームに含まれる送信先MACアドレス421=「MAC#A」に対応するエントリがMACアドレステーブル141bに含まれている。このため、ラインカード10bは、Fフラグ411に“0(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141bに含まれていることを示すフラグ値)”を設定する。また、ラインカード10bは、Fフラグ411が“0(F=0)”となり、送信先MACアドレス421が“MAC#A(DA=A)”となり且つ送信元MACアドレス422が“MAC#B(SA=B)”となるデータフレーム400aを、ラインカード10aにユニキャストする。
データフレーム400aを受信したラインカード10aは、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422=「MAC#B」に対応するエントリがMACアドレステーブル141aに含まれていないと判定する。このため、ラインカード10aは、送信元MACアドレス422=「MAC#B」に対応するエントリをMACアドレステーブル141aに追加する。具体的には、ラインカード10aは、送信元MACアドレス422=「MAC#B」と、ラインカード10bのカード識別番号=「カード#2」及びポート識別番号=「ポート#1」とが対応付けられているエントリを追加する。
その後、図12に示すように、端末装置#Dから端末装置#Bに対してMACフレームが転送されるとする。この場合、MACフレームは、端末装置#Dからラインカード10dに入力される。図12に示す状態では、MACフレームに含まれる送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリがMACアドレステーブル141dに含まれていない。このため、ラインカード10dは、Fフラグ411に“1(つまり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141dに含まれていないことを示すフラグ値)”を設定する。また、ラインカード10dは、Fフラグ411が“1(F=1)”となり、送信先MACアドレス421が“MAC#B(DA=B)”となり且つ送信元MACアドレス422が“MAC#D(SA=D)”となるデータフレーム400aを、ラインカード10a、ラインカード10b及びラインカード10cの夫々に対してフラッディングする。
データフレーム400aを受信したラインカード10aは、データフレーム400aに含まれる送信元MACアドレス422=「MAC#D」に対応するエントリがMACアドレステーブル141aに含まれていないと判定する。このため、ラインカード10aは、送信元MACアドレス422=「MAC#D」に対応するエントリをMACアドレステーブル141aに追加する。具体的には、ラインカード10aは、送信元MACアドレス422=「MAC#D」と、ラインカード10dのカード識別番号=「カード#4」及びポート識別番号=「ポート#1」とが対応付けられているエントリを追加する。同様の動作は、ラインカード10b及びラインカード10cによっても行われる。
加えて、データフレーム400aを受信したラインカード10aは、データフレーム400aに含まれるFフラグ411が“1”であり且つ送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリがMACアドレステーブル141aに含まれていると判定する。このため、図13に示すように、ラインカード10aは、送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリを含む学習情報フレーム400bを、ラインカード10b、ラインカード10c及びラインカード10dの夫々に対してフラッディングする。その結果、図13に示すように、学習情報フレーム400bを受信したラインカード10bは、送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリをMACアドレステーブル141bに追加する。同様に、図13に示すように、学習情報フレーム400bを受信したラインカード10cは、送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリをMACアドレステーブル141cに追加する。図13に示すように、学習情報フレーム400bを受信したラインカード10dは、送信先MACアドレス421=「MAC#B」に対応するエントリをMACアドレステーブル141dに追加する。
以上説明したように、本実施形態のブリッジ装置1によれば、ラインカード10は、未学習のMACアドレス(つまり、MACアドレステーブル141に含まれないMACアドレス)が存在することを示すFフラグ411を付与したフレーム400を送信することができる。このため、他のラインカード10に対して、未学習のMACアドレスに関する情報を適切に要求することができる。このため、複数のラインカード10間でのMACアドレスの効率的な学習が可能となる。
加えて、ラインカード10は、Fフラグ411を付与したフレーム400を送信することで、他のラインカード10に対して、未学習のMACアドレスに関する情学習報を適切に要求することができる。つまり、ラインカード10は、フレーム400の送信とは別個独立に、未学習のMACアドレスに関する情報の要求を他のラインカード10に対して送信しなくともよくなる。
本実施形態のブリッジ装置1によれば、ラインカード10は、他のラインカード10が未学習のMACアドレスを自身が既に学習していれば、他のラインカード10が未学習のMACアドレスに関する学習情報を含む学習情報フレーム400bを他のラインカード10に対して送信することができる。このため、複数のラインカード10間でのMACアドレスの効率的な学習が可能となる。
見学習の情報を送信することができる。このため、未学習のまま維持されることが避けられるため、フラッディングをなくせる
本実施形態のブリッジ装置1によれば、ラインカード10は、他のラインカード10から送信される学習情報フレーム400bを参照することで、未学習のMACアドレスを学習することができる。このため、複数のラインカード10間でのMACアドレスの効率的な学習が可能となる。更には、MACアドレスが未学習のままになる可能性が相対的に低くなるため、フラッディングを抑制することができる。
本実施形態のブリッジ装置1によれば、ラインカード10は、データフレーム400aと同様のデータ構造ないしは同様のサイズを有する学習情報フレーム400bを採用することができる。このため、データフレーム400aとは異なるデータ構造ないしは異なるサイズを有する学習情報フレーム400bを採用する場合と比較して、フレーム400の処理に関する負荷を相対的に低減することができる。
尚、上述の説明では、MACアドレスの学習について説明している。しかしながら、MACアドレスに限らず、任意のアドレス(例えば、ネットワーク上で一意に又は所定の法則若しくは所定の規則に従って割り当てられるアドレス等)に対して上述した実施形態を適用してもよい。
(6)変形例
図14を参照して、ラインカード10の変形例について説明する。尚、ラインカード10の変形例は、上述したラインカード10の構成と比較して、NPU120が異なっている。従って、以下では、説明の簡略化のために、NPU120に着目して説明を進めると共に、上述したラインカード10と同一の構成については、同一の参照符号を付してその詳細な説明については省略する。
図14に示すように、変形例のNPU120aは、上述したNPU120と同様に、入力側処理部121と、出力側処理部122aとを備えている。変形例の出力側処理部122aは、上述した出力処理部122と同様に、フレーム受信部123と、学習情報フラグ判定部124と、データフレーム処理部125aと、学習情報フレーム処理部126を備えている。変形例のデータフレーム処理部125aは、上述したデータフレーム処理部125と同様に、Fフラグ判定処理部1251と、MAC DA検索部1252と、MAC SA検索・MAC学習部1254と、装置内ヘッダ削除部1255とを備えている。
変形例のデータフレーム処理部125aは、学習情報CPU伝達部1256aを更に備えている。学習情報CPU伝達部1256aは、「第2送信手段」の一例であり、送信先MACアドレス421に対応するエントリがMACアドレステーブル141内に含まれているとMAC DA検索部1252によって判定された場合に、MACアドレステーブル141の内容を示す学習情報をCPU130へと出力する。
CPU130は、制御バス30を介して、ブリッジ装置1が備える全てのラインカード10(具体的には、ラインカード10が備えるCPU130)に対して学習情報を送信する(つまり、フラッディングする)。或いは、CPU130は、制御バス30を介して、データフレーム400aの送信元のラインカード10に対して学習情報を送信してもよい(つまり、ユニキャストしてもよい)。
一方で、制御バス30を介して学習情報を受信したCPU130は、学習情報の内容を学習情報学習部1261へと出力する。学習情報学習部1261は、学習情報が示す新たなエントリを、MACアドレステーブル141に追加する。
以上説明したように、変形例によれば、上述したブリッジ装置1が享受する各種効果を好適に享受することができる。加えて、変形例によれば、ラインカード10は、他のラインカード10が未学習のMACアドレスに関する学習情報を、コントロールプレーンを用いて他のラインカード10に対して送信することができる。つまり、ラインカード10は、他のラインカード10が未学習のMACアドレスに関する学習情報を、フレーム400が送信されるユーザプレーンを用いて送信しなくともよくなる。このため、フレーム400の送信に影響を与えることなく、他のラインカード10が未学習のMACアドレスに関する学習情報を他のラインカード10に対して送信することができる。
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行う第1及び第2インタフェース装置を備えるブリッジ装置であって、
前記第1インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する第1格納手段と、
前記第1アドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与手段と、
前記第1フラグが付与された前記フレームを、前記第2インタフェース装置に送信する第1送信手段と
を備え、
前記第2インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する第2格納手段と、
前記第1インタフェース装置から送信される前記フレームを受信する第1受信手段と、
受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記第1アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記第2アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記第1インタフェース装置に送信する第2送信手段と
を備えることを特徴とするブリッジ装置。
(付記2)
前記第1インタフェース装置は、
前記第2インタフェース装置から送信される前記アドレス情報を受信する第2受信手段と、
受信した前記アドレス情報を、前記第1アドレステーブルに反映させる学習手段と
を備えることを特徴とする付記1に記載のブリッジ装置。
(付記3)
前記第2送信手段は、前記フレームを用いて前記アドレス情報を送信することを特徴とする付記1又は2に記載のブリッジ装置。
(付記4)
前記第2送信手段は、前記アドレス情報を送信しているか否かを示す第2フラグが付与された前記フレームを用いて前記アドレス情報を送信し、
前記第1インタフェース装置は、前記第2フラグに基づいて、(i)受信したフレームを用いて前記アドレス情報が送信されている場合には、前記学習手段によって前記アドレス情報を反映させ、(ii)受信したフレームを用いて前記アドレス情報が送信されていない場合には、前記フレームを前記端末装置へと送信することを特徴とする付記1から3のいずれか一項に記載のブリッジ装置。
(付記5)
前記第2送信手段は、前記フレームを送信するためのユーザプレーンとは異なるプレーンを用いて、前記アドレス情報を送信することを特徴とする付記1から4のいずれか一項に記載のブリッジ装置。
(付記6)
前記アドレス情報のデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方は、前記フレームのデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方と同一であることを特徴とする付記1から5のいずれか一項に記載のブリッジ装置。
(付記7)
前記アドレスは、MAC(Media Access Control)アドレスを含むことを特徴とする付記1から6のいずれか一項に記載のブリッジ装置。
(付記8)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行う複数のインタフェース装置を備えるブリッジ装置であって、
前記複数のインタフェース装置のうちの第1インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する第1格納手段と、
前記第1アドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与手段と、
前記第1フラグが付与された前記フレームを、前記複数のインタフェース装置に送信する第1送信手段と
を備え、
前記複数のインタフェース装置のうちの第2インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する第2格納手段と、
前記第1インタフェース装置から送信される前記フレームを受信する受信手段と、
受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記第1アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記第2アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記複数のインタフェース装置に送信する第2送信手段と
を備えることを特徴とするブリッジ装置。
(付記9)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うインタフェース装置を備えるブリッジ装置であって、
前記インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶するアドレステーブルを格納する格納手段と、
前記アドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与手段と、
前記第1フラグが付与された前記フレームを、他のインタフェース装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするブリッジ装置。
(付記10)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うインタフェース装置を備えるブリッジ装置であって、
前記インタフェース装置は、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶するアドレステーブルを格納する格納手段と、
他のインタフェース装置から送信される前記フレームであって、且つ前記他のインタフェース装置が格納する他のアドレステーブルが前記フレームの送信先となる端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグが付与された前記フレームを受信する受信手段と、
受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記他のアドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記他のインタフェース装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするブリッジ装置。
(付記11)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うインタフェース装置であって、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶するアドレステーブルを格納する格納手段と、
前記アドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与手段と、
前記第1フラグが付与された前記フレームを、他のインタフェース装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするインタフェース装置。
(付記12)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うインタフェース装置であって、
前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶するアドレステーブルを格納する格納手段と、
他のインタフェース装置から送信される前記フレームであって、且つ前記他のインタフェース装置が格納する他のアドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグが付与された前記フレームを受信する受信手段と、
受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記他のアドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記他のインタフェース装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするインタフェース装置。
(付記13)
複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うブリッジ装置であって、且つ前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1及び第2アドレステーブルを夫々格納する第1及び第2インタフェース装置を備えるブリッジ装置における通信方法であって、
前記第1インタフェース装置において、前記第1アドレステーブルが前記フレームの送信先となる端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与工程と、
前記第1フラグが付与された前記フレームを、前記第1インタフェース装置から前記第2インタフェース装置に送信する第1送信工程と、
前記第2インタフェース装置において、前記第1インタフェース装置から送信される前記フレームを受信する受信工程と、
前記第2インタフェース装置において、受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記第1アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定工程と、
前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記第2アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記第2インタフェース装置から前記第1インタフェース装置に送信する第2送信工程と
を備えることを特徴とする通信方法。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うブリッジ装置及びインタフェース装置、並びに通信方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 ブリッジ装置
10 ラインカード
110 物理ポート
120 NPU
121 入力側処理部
1211 MAC DA検索部
1212 Fフラグ付与処理部
1213 フレーム送信部
122 出力側処理部
123 フレーム受信部
124 学習情報判定部
125 データフレーム処理部
1251 Fフラグ判定処理部
1252 MAC DA検索部
1253 学習情報生成部
1254 MAC SA検索・MAC学習部
1255 装置内ヘッダ削除部
126 学習情報フレーム処理部
1261 学習情報学習部
1262 フレーム廃棄部
130 CPU
140 メモリ
141 MACアドレステーブル
20 スイッチファブリック
30 制御バス
400 フレーム
400a データフレーム
400b 学習情報フレーム
410 装置内ヘッダ情報
411 Fフラグ
412 学習情報フラグ
420 ペイロード情報
421 送信先MACアドレス
422 送信元MACアドレス

Claims (6)

  1. 複数の端末装置の間でのフレームの転送を行う第1及び第2インタフェース装置を備えるブリッジ装置であって、
    前記第1インタフェース装置は、
    前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1アドレステーブルを格納する第1格納手段と、
    前記第1アドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与手段と、
    前記第1フラグが付与された前記フレームを、前記第2インタフェース装置に送信する第1送信手段と
    を備え、
    前記第2インタフェース装置は、
    前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第2アドレステーブルを格納する第2格納手段と、
    前記第1インタフェース装置から送信される前記フレームを受信する第1受信手段と、
    受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記第1アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
    前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記第2アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記第1インタフェース装置に送信する第2送信手段と
    を備え
    前記アドレス情報のデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方は、前記フレームのデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方と同一であることを特徴とするブリッジ装置。
  2. 前記第1インタフェース装置は、
    前記第2インタフェース装置から送信される前記アドレス情報を受信する第2受信手段と、
    受信した前記アドレス情報を、前記第1アドレステーブルに反映させる学習手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のブリッジ装置。
  3. 前記第2送信手段は、前記アドレス情報を送信しているか否かを示す第2フラグが付与された前記フレームを用いて前記アドレス情報を送信し、
    前記第1インタフェース装置は、前記第2フラグに基づいて、(i)受信したフレームを用いて前記アドレス情報が送信されている場合には、前記学習手段によって前記アドレス情報を反映させ、(ii)受信したフレームを用いて前記アドレス情報が送信されていない場合には、前記フレームを前記端末装置へと送信することを特徴とする請求項2に記載のブリッジ装置。
  4. 前記第2送信手段は、前記フレームを送信するためのユーザプレーンとは異なるプレーンを用いて、前記アドレス情報を送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のブリッジ装置。
  5. 複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うインタフェース装置であって、
    前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶するアドレステーブルを格納する格納手段と、
    他のインタフェース装置から送信される前記フレームであって、且つ前記他のインタフェース装置が格納する他のアドレステーブルが前記フレームの送信先となる前記端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグが付与された前記フレームを受信する受信手段と、
    受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記他のアドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定手段と、
    前記アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記他のインタフェース装置に送信する送信手段と
    を備え
    前記アドレス情報のデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方は、前記フレームのデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方と同一であることを特徴とするインタフェース装置。
  6. 複数の端末装置の間でのフレームの転送を行うブリッジ装置であって、且つ前記端末装置が接続されたインタフェース装置と前記端末装置のアドレスとの対応付けを記憶する第1及び第2アドレステーブルを夫々格納する第1及び第2インタフェース装置を備えるブリッジ装置における通信方法であって、
    前記第1インタフェース装置において、前記第1アドレステーブルが前記フレームの送信先となる端末装置のアドレスである送信先アドレスを記憶しているか否かを示す第1フラグを、送信すべき前記フレームに付与する付与工程と、
    前記第1フラグが付与された前記フレームを、前記第1インタフェース装置から前記第2インタフェース装置に送信する第1送信工程と、
    前記第2インタフェース装置において、前記第1インタフェース装置から送信される前記フレームを受信する受信工程と、
    前記第2インタフェース装置において、受信した前記フレームに付与されている前記第1フラグが、前記第1アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していないことを示す場合に、前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶している否かを判定する判定工程と、
    前記第2アドレステーブルが前記送信先アドレスを記憶していると判定される場合に、前記第2アドレステーブルのうち少なくとも前記送信先アドレスに関連するアドレス情報を、前記第2インタフェース装置から前記第1インタフェース装置に送信する第2送信工程と
    を備え
    前記アドレス情報のデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方は、前記フレームのデータ構造及びデータサイズの少なくとも一方と同一であることを特徴とする通信方法。
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