JP5538459B2 - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、情報検索に関する。
近年、Web検索を始めとして、電子商取引サイトでの商品検索、インターネットオークションでの商品検索、地図検索など、さまざまな種別のデータ検索がインターネット上その他において活用されている。
例えば、本出願人は、検索結果のなかでクリック率が高いページをクエリ(キーワードを指定しての検索要求)と関連付ける技術を提案し(例えば、特許文献1参照)、よくクリックされるページを上位に位置させるなど検索結果の最適化に役立っている。
特開2008−181186号
キーワードと検索結果の対応を定義するデータベースなどとの関係では、入力されたキーワードが正式名称ではなく略語や俗称などのときに、検索結果のヒット件数がゼロとなる場合がある。また、検索結果としていくつかヒットしたときでもクリックなどの選択操作につながらない場合もある。これらの場合、検索結果とマッチするキーワードの範囲が狭く、ユーザは結果的に所望の検索結果を得ることができていない。
上記の課題に対し、本発明の目的は、検索結果とマッチするキーワードの範囲を拡大して、ユーザが所望の検索結果を得られるようにすることである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、キーワードに基づく第1のデータ検索を行う情報処理装置であって、前記第1のデータ検索において検索結果のヒット件数又は検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった前記キーワードを検出するゼロ検出手段と、第2のデータ検索のクリックログのうち、前記ゼロ検出手段により検出された前記ゼロだったキーワードを用いた検索結果のクリックログを抽出するログ抽出手段と、抽出された前記クリックログからクリック率が所定以上の検索対象を選択する対象選択手段と、選択された前記検索対象に対応する特徴語を取得する特徴語取得手段と、取得された前記特徴語を、前記ゼロだったキーワードと対応付けて推定キーワードとして対応記憶手段に記憶させる対応付け手段と、前記第1のデータ検索で検索しようとするキーワードと、このキーワードと対応付けて前記対応記憶手段に記憶されている前記推定キーワードと、に基づいて前記第1のデータ検索を行う検索手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、コンピュータがキーワードに基づく第1のデータ検索を行う情報処理装置における情報処理方法であって、前記第1のデータ検索において検索結果のヒット件数又は検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった前記キーワードを検出するゼロ検出処理と、第2のデータ検索のクリックログのうち、前記ゼロ検出処理により検出された前記ゼロだったキーワードを用いた検索結果のクリックログを抽出するログ抽出処理と、抽出された前記クリックログからクリック率が所定以上の検索対象を選択する対象選択処理と、選択された前記検索対象に対応する特徴語を取得する特徴語取得処理と、取得された前記特徴語を、前記ゼロだったキーワードと対応付けて推定キーワードとして対応記憶手段に記憶させる対応付け処理と、前記第1のデータ検索で検索しようとするキーワードと、このキーワードと対応付けて前記対応記憶手段に記憶されている前記推定キーワードと、に基づいて前記第1のデータ検索を行う検索処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記第2のデータ検索は、Webページを検索対象とするWeb検索であり、前記特徴語取得手段(「手段」は方法にあっては「処理」又は「ステップ」と読み替える。以下同じ)は、前記対象選択手段により前記検索対象として選択されたWebページに対応する前記特徴語を、Webページと特徴語とを対応付けたWeb検索用の索引データを参照することにより取得することを特徴とする。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記特徴語取得手段は、前記対象選択手段により選択された前記検索対象に対応する特徴語であって、前記ゼロだったキーワード以外の特徴語を取得することを特徴とする。
本発明の他の態様(4)は、上記いずれかの態様において、前記検索手段は、入力されたキーワードでの検索結果のヒット件数がゼロだった場合に、前記対応記憶手段から前記キーワードと対応付けて記憶されている前記推定キーワードを取得することを特徴とする。
本発明の他の態様(5)は、上記いずれかの態様において、前記検索手段は、入力されたキーワードでの検索結果が所定以上存在しかつ検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった場合に、前記対応記憶手段から前記キーワードと対応付けて記憶されている前記推定キーワードを取得することを特徴とする。
本発明によれば、検索結果とマッチするキーワードの範囲を拡大して、ユーザが所望の検索結果を得られるようにすることが可能となる。
本発明の実施形態について構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態におけるデータ例を示す図。 本発明の実施形態におけるデータ例を示す図。 本発明の実施形態におけるデータ例を示す図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の実施形態における画面表示例を示す図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について図に沿って例示する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項は適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、図1の構成図に示す情報処理装置1(「本装置1」や「本装置」とも呼ぶ)に関するもので、本装置1は、端末Tからのアクセスに応じ、キーワードに基づく第1のデータ検索を行うサーバ装置である。
第1のデータ検索は、例えばインターネットオークションの出品商品の検索、電子商取引のショッピングサイトで販売されている商品に関する商品検索、地図サイトにおける地名や施設名の検索など、特定のジャンルに特化した専門的な検索である。以下、店舗などの施設を検索するスポット検索を主に例にとり、必要に応じ商品検索に関するデータなどの例を示す。
Web検索サーバ2は、第2のデータ検索として、Webページを検索対象とするWeb検索を提供するサーバ装置であり、以下、単に「サーバ2」や「サーバ」とも呼ぶ。サーバ2は、Webページと特徴語とを対応付けたWeb検索用の索引データ(例えば図2)を予め記憶している索引データ記憶手段21と、索引データを用いてWeb検索を行うWeb検索手段22と、を備える。
また、サーバ2は、Web検索のクリックログを記憶するクリックログ記憶手段23を備える。クリックログは、過去全期間又は直近所定期間について、あるキーワードに対し個々のWebページごとに行われた選択操作の率(「クリック率」とも呼ぶこととする)を直接表すものでもよいし(例えば図3)、そのような選択操作の数(「選択数」とも呼ぶこととする)を表すもの、もしくはキーワードに基づく検索結果ごとに選択操作がされたWebページを示す履歴でもよい。
検索結果中の検索対象に対する選択操作は、検索結果に含まれるヒットした店舗などのいずれかが、マウスクリックやタッチパネルのタップ操作などで選択されることである。本装置1、端末T及びサーバ2は、通信ネットワークN(例えば、インターネット、携帯電話、PHS、公衆無線LANなどの移動通信網など)を介して接続される。
本装置1は、コンピュータの構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、主メモリや補助記憶装置等の記憶部7と、通信ネットワークNとの通信部8(例えば、無線や有線の各種通信アダプタ、その他の通信回路、通信機器など)と、を有する。サーバ2も同様である(図示省略)。
本装置1では、記憶部7に記憶したコンピュータ・プログラムを演算制御部6が実行することで、図1に示す各手段などの要素(20、30ほか)を実現する。サーバ2もこれに準じる。実現される要素のうち情報の記憶手段の態様は自由で、記憶部7上のファイルなど任意のデータ形式で実現できるほか、ネットワーク・コンピューティング(クラウド)によるリモート記憶などでもよい。
また、記憶手段は、データの格納領域だけでなく、データの入出力や管理などの機能を含んでもよい。また、本出願に示す記憶手段の単位は説明上の便宜によるもので、適宜、構成を分けたり一体化できるほか、明示する記憶手段以外にも、各手段の処理データや処理結果などを記憶する記憶手段を適宜用いるものとする。
なお、図中(例えば図1)の矢印は、データや制御などの流れについて主要な方向を補助的に示すもので、他の流れを否定するものでも、方向の限定を意味するものでもない。例えばある方向のデータ取得の前後に、データ要求や確認応答(ACK)が逆方向に発生し得る。
また、記憶手段以外の各手段は、以下に説明するような情報処理の機能・作用(例えば図1)を実現・実行する処理手段であるが、これらは説明のために整理した機能単位であり、実際のハードウェア要素やソフトウェアモジュールとの一致は問わない。
〔2.作用〕
上記のように構成された本装置1における処理手順のうち本実施形態に特に関わる部分を図5のフローチャートに示す。
〔2−1.検索とゼロワードの記憶〕
まず、図6は、スポット検索の結果表示例を兼ねた画面例であり、本装置1では、その入力領域A1に例示するように、検索手段74が端末Tからスポット検索のキーワードを受け付けて(ステップS11)スポット検索を行い(ステップS12)、その検索結果を端末Tへ出力する(ステップS20)。スポット検索では、施設ごとの情報とキーワードを対応付けたスポット等索引データをスポット等索引記憶手段73に予め記憶させておいて用いる。
そして、検索手段74が受け付けたキーワードの中から、ゼロ検出手段20が、第1のデータ検索において検索結果のヒット件数がゼロだったキーワード(ステップS13:「YES」)と、検索結果に対して行われた選択数がゼロだったキーワード(ステップS15:「YES」)を検出する。
ここで検出するキーワードを以下「ゼロワード」とも呼ぶこととする。図6の画面例における検索結果A2は、検索結果のヒット件数がゼロであったことを表示しており、この場合、入力されたキーワード「コ○イチ」はゼロワードとして検出される。
検索手段74は、検索結果を端末Tへ出力する一方、少なくともキーワードと選択数とを対応付けた履歴(図示省略)を記録し(ステップS20)、ゼロ検出手段20はキーワードの選択数をその履歴から判断する。検索結果中のいずれかの項目が、過去に1回でも又は過去所定期間に1回でも選択されたキーワードはゼロワードとならない(ステップS15:「NO」)。
ここでゼロワードとして検出するのは、ヒット件数がゼロだったキーワードと(ステップS13:「YES」)、検索結果に対する選択数がゼロだったキーワード(ステップS15:「YES」)の双方とするが、いずれか任意の一方でもよい。ゼロ検出手段20は、検出されたゼロワードをゼロワード記憶手段25に記憶させる(ステップS14、S16)。
記憶されたゼロワードから、以下のように推定キーワードが取得されるが(ステップS21〜S25)、ステップS17〜S19については取得した推定キーワードの利用に関する処理であるから後述する。
〔2−2.推定キーワードの取得〕
推定キーワードを取得するには、まず、ログ抽出手段30が、所定のタイミングで(ステップS21:「YES」)、第2のデータ検索(ここではWeb検索)のクリックログのうち、ゼロ検出手段20により検出されたゼロワードを用いた検索結果のクリックログを抽出する(ステップS22)。
クリックログの抽出からの処理(ステップS22からS25)を行うタイミング(ステップS21)は、定周期のほか、リアルタイム処理、バックグラウンド処理、バッチ処理など適宜な条件で定める。クリックログはクリックログ記憶手段23から読み出し、必要な部分を抽出する。
続いて、対象選択手段40は、抽出されたクリックログからクリック率が所定以上の検索対象(ここではWebページ。以下同じ)を選択する(ステップS23)。クリックログがクリック率を直接表しておらず、選択数や、検索結果ごとに選択操作がされたWebページを表しているときは、それらを集計しクリック率を計算してWebページの選択に用いる。
クリック率について所定以上と判断する閾値は任意であるが、例えば10%や30%の場合、ゼロワード「コ○イチ」のクリックログ(図3)からは、クリック率が高いWebページ(URLが「http://ichi・・・co.jp」)が選択され、クリック率が低いWebページ(URLが「http://fashion・・・.jp」)は選択されない。図3のクリックログに対応するWeb検索結果の表示例を図7に示す。
また、特徴語取得手段52が、対象選択手段40により検索対象として選択されたWebページに対応する特徴語を、索引データ記憶手段21に記憶されているWeb検索用の索引データ(図2)を参照することにより取得する(ステップS24)。特徴語は、例えば、Webページタイトルに含まれる語や、tf-idfでリンク先のWebページから抽出した語などである。
この際、特徴語取得手段52は、対象選択手段40により選択されたWebページに対応する特徴語であって、ゼロワード以外の特徴語を取得する(ステップS24)。例えば(図2)、選択されたWebページ(URLが「http://ichi・・・co.jp」)には、「カレーハウスCo○○一番屋」と「コ○イチ」とが対応付けられているが、「コ○イチ」はゼロワードと等しいので「カレーハウスCo○○一番屋」が取得される。
そして、対応付け手段60が、ゼロワードと対応付けて推定キーワード(推定キー)として対応記憶手段65に記憶させる(ステップS25)。例えば、図4の例では、ゼロワード「コ○イチ」と対応付けて推定キーワードとして「カレーハウスCo○○一番屋」を記憶させる。
〔2−3.推定キーワードの利用〕
そして、検索手段74は、第1のデータ検索で検索しようとするキーワードと、このキーワードと対応付けて対応記憶手段65に記憶されている推定キーワードと、に基づいて第1のデータ検索を行う(ステップS12、S18、S19)。但し、推定キーワードについては、ゼロワードと対応付けて記憶されている場合に用いるので、例えば推定キーワードが記憶される前は、検索結果として図6のように表示される。また、推定キーワードは必ず用いるのではなく必要な時に用いる。
具体的には、検索手段74は、入力されたキーワードに基づいて(ステップS11)スポット検索(ステップS12)を行った検索結果のヒット件数がゼロだった場合に(ステップS13:「YES」)、対応記憶手段65からキーワードと対応付けて記憶されている推定キーワードを取得する(ステップS18)。
また、検索手段74は、入力されたキーワードでの検索結果に対する選択数がゼロで(ステップS15:「YES」)、かつ、入力されたキーワードでの検索結果が所定以上(例えば直近所定期間で所定回数以上など)存在する場合(ステップS17:「YES」)、対応記憶手段65からキーワードと対応付けて記憶されている推定キーワードを取得する(ステップS18)。
例えば、あるとき、キーワード「コ○イチ」でのスポット検索の検索結果におけるヒット件数が図6のようにゼロだった場合、上に説明したように、ゼロワードである「コ○イチ」に対応付けて、「カレーハウスCo○○一番屋」のWebページ(URLが「http://ichi・・・co.jp」)が推定キーワードとして対応付けて記憶される(図4)。
この結果、再検索時には、「コ○イチ」に基づくスポット検索でヒット件数がゼロだった場合でも、対応付けられている推定キーワード「カレーハウスCo○○一番屋」に基づいて、URLが「http://ichi・・・co.jp」のWebページが表示される(図8)。再検索時とは、ヒット件数がゼロの検索結果を得た直後など所定時間内に同じキーワードで検索した場合と、翌日や1週間後など所定時間経過後に同じキーワードで検索した場合の両方を含む。
同様に商品検索でも、例えば入力されたキーワード「FF」について、ヒット件数や選択数がゼロで推定キーワード「ファイナル○○○タジー」が対応付けられれば(図4)、次回以降は「FF」での検索結果で、推定キーワード「ファイナル○○○タジー」に基づく検索結果が表示される(図示省略)。
〔3.効果〕
(1) 以上のように、本実施形態では(例えば図5)、第1のデータ検索(例えばスポット検索)において検索結果のヒット件数(ステップS13:「YES」)や検索結果の選択操作の数がゼロ(ステップS15)だったキーワードで、第2のデータ検索(例えばWeb検索)のクリックログを検索する(ステップS22)。その検索結果の中でクリック率が所定以上の検索対象(ステップS23)に対応する特徴語を適切な他のキーワードとして推定する(ステップS24、S25)。
これにより、ゼロだったキーワードについて、種別の異なるデータ検索のクリックログを基に、そのキーワードを、対象分野や蓄積データなどが異なる第2のデータ検索で検索した場合に多く選択された検索対象の特徴語を適切な他のキーワードとして推定できる。このため、以後、第1のデータ検索でそのゼロだったキーワードが指定されたときに、検索結果とマッチするキーワードの範囲を拡大して、ユーザが所望の検索結果を得られるようにすることができる。
(2) 特に、本実施形態では、第1のデータ検索が特定のジャンルに特化した専門的な検索(例えばステップS12、S19のスポット検索)で、必ずしも略語や俗語などの多様なキーワードが設定されていない場合でも、広汎なWebページを検索対象とするWeb検索を第2のデータ検索として用い、クリック率が所定以上のWebページを検索対象として選択する。
これにより、略語や俗語その他を含む多くの人の用例を基に、検索結果とマッチするキーワードの範囲を拡大して、ユーザが所望の検索結果を得られるようにすることができる。また、選択されたWebページに対応する特徴語の取得には、Webページと特徴語とを対応付けたWeb検索用の索引データ(例えば図2)という既存の情報資源を活用することにより、tf-idfなどの言語処理技術を改めて適用する負担が回避できる。
(3) また、ゼロだったキーワードを用いたデータ検索の検索結果に基づくクリックログでは、そのキーワードを特徴語に含む検索対象も多いことが考えられる(例えば図2)。これに対し、本実施形態では、選択された検索対象に対応するものとして取得する特徴語から、ゼロだったキーワードを除外することにより(ステップS24)、同じキーワードが推定キーワードになって検索結果が改善しない事態を回避できる。
(4) また、ユーザが指定したキーワードでの検索結果のヒット件数が1件でもあれば、ヒットした結果がユーザの意図を反映している可能性が高く、全ての場合に推定キーワードを取得して再検索を行うと、結果的に検索結果にノイズ(すなわち、ユーザの意図からずれた検索結果)が含まれてしまう可能性がある。これに対し、本実施形態では、ヒット件数がゼロだった場合に(ステップS13:「YES」)推定キーワードを取得して用いるので(ステップS14)、検索結果の精度が維持できる。
(5) また、ユーザが指定したキーワードでの検索結果に対して選択操作が1回でもあれば、ヒットした結果がユーザの意図を反映している可能性が高く、全ての場合に推定キーワードを取得して再検索を行うと、結果的に検索結果にノイズ(すなわち、ユーザの意図からずれた検索結果)が含まれてしまう可能性がある。少数の検索結果でたまたま選択操作がない場合に推定キーワードを用いても同様である。
これに対し、本実施形態では、入力されたキーワードでの検索結果が所定以上存在し(ステップS17:「YES」)かつ選択操作の数がゼロだった場合に(ステップS15:「YES」)推定キーワードを取得して用いるので、検索結果の精度が維持できる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、上記実施形態では、第1のデータ検索をスポット検索、第2のデータ検索をWeb検索としたが、それぞれのデータ検索の種類は任意に選択できる。例えば、逆の組み合わせでもよいし、第1のデータ検索を商品検索や画像検索などとしてもよい。
また、各態様は、明記しない他のカテゴリ(方法、プログラム、端末を含むシステムなど)としても把握することができる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、「処理」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめてもしくは随時一部分ずつ実行するなど、変更可能である。
また、個々の手段、処理やステップを実現、実行する端末などのコンピュータは共通でもよいし、手段、処理やステップごとにもしくはタイミングごとに異なってもよい。また、上記「手段」の全部又は任意の一部を「部」(ユニット、セクション、モジュール等)と読み替えることができる。
また、本出願における構成図、データの図、フローチャートなども例示に過ぎず、各要素の有無、その配置や処理実行などの順序、具体的内容などは適宜変更可能である。例えば、本装置1とサーバ2とを一体に構成することもできる。
また、本装置1を構成する個々の手段を実現する態様は自由で、外部のサーバが提供している機能をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワーク・コンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、本発明の構成は柔軟に変更できる。さらに、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず物理的な電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。
1 情報処理装置
2 Web検索サーバ
6 演算制御部
7 記憶部
8 通信部
20 ゼロ検出手段
21 索引データ記憶手段
22 Web検索手段
23 クリックログ記憶手段
25 ゼロワード記憶手段
30 ログ抽出手段
40 対象選択手段
52 特徴語取得手段
60 対応付け手段
65 対応記憶手段
73 スポット等索引記憶手段
74 検索手段
T 端末

Claims (6)

  1. キーワードに基づく第1のデータ検索を行う情報処理装置であって、
    前記第1のデータ検索において検索結果のヒット件数又は検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった前記キーワードを検出するゼロ検出手段と、
    前記第1のデータ検索とは種別が異なる第2のデータ検索のクリックログのうち、前記ゼロ検出手段により検出された前記ゼロだったキーワードを用いた検索結果のクリックログを抽出するログ抽出手段と、
    抽出された前記クリックログからクリック率が所定以上の検索対象を選択する対象選択手段と、
    選択された前記検索対象に対応する特徴語を取得する特徴語取得手段と、
    取得された前記特徴語を、前記ゼロだったキーワードと対応付けて推定キーワードとして対応記憶手段に記憶させる対応付け手段と、
    前記第1のデータ検索で検索しようとするキーワードと、このキーワードと対応付けて前記対応記憶手段に記憶されている前記推定キーワードと、に基づいて前記第1のデータ検索を行う検索手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2のデータ検索は、Webページを検索対象とするWeb検索であり、
    前記特徴語取得手段は、前記対象選択手段により前記検索対象として選択されたWebページに対応する前記特徴語を、Webページと特徴語とを対応付けたWeb検索用の索引データを参照することにより取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記特徴語取得手段は、前記対象選択手段により選択された前記検索対象に対応する特徴語であって、前記ゼロだったキーワード以外の特徴語を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記検索手段は、入力されたキーワードでの検索結果のヒット件数がゼロだった場合に、前記対応記憶手段から前記キーワードと対応付けて記憶されている前記推定キーワードを取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記検索手段は、入力されたキーワードでの検索結果が所定以上存在しかつ検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった場合に、前記対応記憶手段から前記キーワードと対応付けて記憶されている前記推定キーワードを取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータがキーワードに基づく第1のデータ検索を行う情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記第1のデータ検索において検索結果のヒット件数又は検索結果に対して行われた選択操作の数がゼロだった前記キーワードを検出するゼロ検出処理と、
    前記第1のデータ検索とは種別が異なる第2のデータ検索のクリックログのうち、前記ゼロ検出処理により検出された前記ゼロだったキーワードを用いた検索結果のクリックログを抽出するログ抽出処理と、
    抽出された前記クリックログからクリック率が所定以上の検索対象を選択する対象選択処理と、
    選択された前記検索対象に対応する特徴語を取得する特徴語取得処理と、
    取得された前記特徴語を、前記ゼロだったキーワードと対応付けて推定キーワードとして対応記憶手段に記憶させる対応付け処理と、
    前記第1のデータ検索で検索しようとするキーワードと、このキーワードと対応付けて前記対応記憶手段に記憶されている前記推定キーワードと、に基づいて前記第1のデータ検索を行う検索処理と、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
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