JP5537323B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、点火点を覆うプラグカバー内に点火室が形成された点火プラグがシリンダヘッドに装着され、前記点火室とピストンに面する燃焼室とを連通する連通孔が前記プラグカバーに備えられているエンジンに関する。
上記のようなエンジンに備えられる点火プラグは、プラグ本体にプラグカバーを設けることによりプラグカバー内に点火点を有する点火室を形成している。そして、上記のようなエンジンでは、点火プラグの点火室と燃焼室とを単数又は複数の連通孔にて連通させるように、点火プラグをシリンダヘッドに装着させている。そして、燃焼室に給気された希薄混合気等の混合気をピストンの上昇により圧縮し、その圧縮された混合気を連通孔を通して点火室に流入させている。点火室に流入された混合気は、点火プラグにより火花点火されて燃焼し、その燃焼により形成された火炎が連通孔を通して燃焼室に噴出される。このように、従来のエンジンでは、燃焼室から点火室への混合気の流入及び点火室から燃焼室への火炎の噴出を単数又は複数の連通孔により行うことで、燃焼室に給気された混合気を燃焼させるようにしている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2007−77902号公報 特開2007−40174号公報
上記のようなエンジンでは、始動時等のようにエンジン負荷が低負荷であると、エンジン負荷が高負荷である場合に比べて、点火室内の温度が十分に高くならず、点火室内の混合気に着火し難くなる。一方、点火室内の温度が上がり易くなるように、点火プラグのプラグカバーを燃焼室に突出させる突出量を大きくすると、エンジン負荷が高負荷である場合に、点火室内の温度が高温になり過ぎて、所望の点火時期よりも前に混合気が自着火する現象(以下、この現象を過早着火と略称する)が発生する場合がある。このように、過早着火が発生すると、エンジン筒内の圧力が異常上昇し、ノッキングを誘発して、エンジン損傷に繋がる可能性がある。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、エンジン負荷が低負荷であっても高負荷であっても、点火室内の混合気を適切に着火することができるとともに、過早着火の発生を防止することができるエンジンを提供する点にある。
本発明に係るエンジンの特徴構成は、点火点を覆うプラグカバー内に点火室が形成された点火プラグがシリンダヘッドに装着され、前記点火室とピストンに面する燃焼室とを連通する連通孔が前記プラグカバーに備えられているエンジンにおいて、
前記点火プラグが、前記シリンダヘッド側から前記燃焼室に前記プラグカバーを突出させて前記点火室と前記燃焼室とを前記連通孔にて連通させるように前記シリンダヘッドに装着され、エンジン負荷を検出自在なエンジン負荷検出手段と、そのエンジン負荷検出手段にて検出したエンジン負荷の高低に応じて、前記燃焼室に突出させる前記プラグカバーの突出量を調整自在な突出量調整手段とが備えられ
前記点火プラグは、前記燃焼室の圧力変化により前記燃焼室に対して出退移動自在に備えられ、前記突出量調整手段は、前記点火プラグの出退移動を規制する規制状態と前記点火プラグの出退移動を許容する許容状態とに切換自在に構成されている点にある。
本特徴構成によれば、エンジン負荷検出手段にてエンジン負荷を検出すると、突出量調整手段が、例えば、エンジン負荷検出手段にて検出したエンジン負荷が低いときには、燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量を大きく調整し、逆に、エンジン負荷検出手段にて検出したエンジン負荷が高いときには、燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量を小さく調整して、プラグカバーを燃焼室に突出させる突出量をエンジン負荷の高低に応じて調整することができる。
したがって、上述の本発明に係るエンジンの運転方法で述べた如く、エンジン負荷が低いときには、プラグカバーの突出量を大きく、逆に、エンジン負荷が高いときには、プラグカバーの突出量を小さくなるように、プラグカバーの突出量を調整できるので、エンジン負荷が低負荷であっても高負荷であっても、点火室内の混合気を適切に着火することができるとともに、過早着火の発生を防止することができる。
更に、本特徴構成によれば、点火プラグが、燃焼室の圧力変化により燃焼室に対して出退移動することで、燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量を変化させることができる。例えば、エンジン負荷が高くなると燃焼室の圧力も高くなるというように、エンジン負荷と燃焼室の圧力との間に相対関係が成立するので、燃焼室の圧力変化により燃焼室に対して点火プラグを出退移動させることで、エンジン負荷の高低に応じて、燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量を変化させることができる。そして、突出量調整手段が許容状態に切り換えることで、燃焼室の圧力変化により点火プラグを燃焼室に対して出退移動させて、プラグカバーの突出量をエンジン負荷に応じた所望の突出量に変化させることができ、その所望の突出量に変化させた状態で突出量調整手段が規制状態に切り換えることで、点火プラグの出退移動を規制して、プラグカバーの突出量をエンジン負荷に応じた所望の突出量に維持することができる。
このように、燃焼室の圧力変化を利用しながら、突出量調整手段を規制状態と許容状態とに切り換えるという簡易な構成により、プラグカバーの突出量をエンジン負荷に応じた所望の突出量に適切に調整することができる。
本発明に係るエンジンの更なる特徴構成は、前記突出量調整手段は、エンジン負荷が低いときよりもエンジン負荷が高い場合に、前記プラグカバーの突出量が小さくなるように前記プラグカバーの突出量を調整する点にある。
本特徴構成によれば、上述の本発明に係るエンジンの運転方法で述べた如く、エンジン負荷が低いときには、プラグカバーの突出量を大きく、エンジン負荷が高いときには、プラグカバーの突出量を小さくするように、プラグカバーの突出量を適切に調整することができるので、エンジン負荷が低負荷であっても高負荷であっても、点火室内の混合気を着火することを適切に行えながら、過早着火の発生の防止をも適切に行うことができる。
本発明に係るエンジンの更なる特徴構成は、前記エンジン負荷検出手段は、前記燃焼室に供給する燃料供給量、前記燃焼室に給気される給気圧、又は、エンジンの回転速度に基づいて、エンジン負荷を検出する点にある。
本特徴構成によれば、エンジン負荷検出手段は、燃焼室に供給する燃料供給量、燃焼室に給気される給気圧、又は、エンジンの回転速度に基づいて、エンジン負荷を適切に検出することができる。したがって、その適切に検出したエンジン負荷の高低に応じて、プラグカバーの突出量の調整を適切に行うことができる。
エンジンの全体構成を示す図 エンジンの要部を示す図 燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量の調整状態を示す図
本発明に係るエンジンの実施形態について図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
(エンジンの全体構成)
エンジン1は、図1に示すように、シリンダ2と、シリンダ2の上部に連結されたシリンダヘッド3とを有し、シリンダ2内には、ピストン4が上下往復移動自在に収容されており、ピストン4の往復動を連結棒5によってクランク軸6の回転運動として出力するように構成されている。そして、ピストン4の天面4aと、シリンダ2の内面と、シリンダヘッド3の下面とによって燃焼室7が形成されている。
燃焼室7には、給気路8及び排気路9が連通接続されており、給気路8を開閉する給気弁10と排気路9を開閉する排気弁11とが備えられ、シリンダヘッド3の下面の略中央部位に点火プラグ12が配設されている。給気路8には、給気路8にて給気される空気Aに、燃料G(例えば都市ガス)を噴射する燃料供給部13が備えられており、空気Aと燃料Gとの混合気M(例えば、希薄混合気)を生成するように構成されている。そして、燃料供給部13からの燃料噴出量を調整自在な燃料噴出量調整弁14が備えられており、この燃料噴出量調整弁14の開度を調整して、エンジン1の運転状況(例えばエンジン負荷)に応じて空気Aと燃料Gとの混合割合を変更自在に構成されている。
エンジン1には、排気路9を流通する排ガスEにより駆動されるタービン15aと、給気路8を流通する空気Aを加圧するコンプレッサ15bと、タービン15aとコンプレッサ15bとを同軸回転自在に連結する回転軸15cとからなるターボ式の過給機15が備えられている。
これにより、エンジン1は、過給機15により加圧された給気路8の空気Aに、燃料供給部13によって燃料Gが噴射されて混合気M(例えば、希薄混合気)を生成し、その生成された混合気Mを燃焼室7に供給し、燃焼室7において混合気Mを圧縮して燃焼させて、ピストン4の往復動を連結棒5によってクランク軸6の回転運動として出力している。
そして、エンジン1は、給気弁8及び排気弁9を開閉動作させるとともに、点火プラブ12を所望のタイミングにて作動させることにより、燃焼室7において、給気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の各行程を順次行う。このような構成は、通常の4ストローク内燃機関と同様の構成である。ここでは、本発明に係るエンジンとして、4ストローク内燃機関について説明するが、本発明に係るエンジンとして、2ストローク内燃機関を採用してもよい。
上述の如く、このエンジン1は、気体燃料である都市ガス(13A)を燃料Gとするものであり、給気行程では、給気弁10を開状態として、給気路8から燃焼室7に空気Aと燃料Gとの混合気M(例えば、希薄混合気)を給気するように構成されている。圧縮行程及び膨張行程では、燃焼室7に給気した混合気Mを圧縮して燃料を燃焼・膨張させるように構成されている。排気行程では、排気弁11を開状態として、燃焼室7から排気路9に排ガスEを排出するように構成されている。
図2に示すように、ピストン4のシリンダヘッド3と対向する天面4aには、凹部16が形成されている。ここで、図2は、図1における要部を拡大して示している。これにより、燃焼室7は、ピストン4の天面4aとシリンダ3の内面との間の空間に加え、凹部16にて形成される空間から構成されている。このように燃焼室7を形成することにより、圧縮行程においてピストン4が上昇するときに、凹部16の周囲から凹部16の中心に向かう渦流、いわゆるスキッシュを発生させるように構成されている。
点火プラグ6は、先端部(図2中の下方側の端部)に中心電極17と接地電極18とを間隔(放電ギャップ)を隔てて対向する状態で備えたプラグ本体19と、中心電極17と接地電極18を覆うようにプラグ本体19に備えられたプラグカバー20とを備え、プラグカバー20内に形成された点火室21とプラグカバー20の外側とを連通する連通孔22がプラグカバー20に形成されている。そして、プラグカバー20は、プラグ本体19に一体的に設けられており、点火プラグ6は、プラグ本体19とプラグカバー20の一体物として構成されている。ここで、中心電極17と接地電極18との間が点火点となり、その点火点を覆うようにプラグカバー20がプラグ本体19に備えられている。
点火プラグ12は、シリンダヘッド3側から燃焼室7側にプラグカバー20を突出させて、シリンダヘッド3に装着されている。点火プラグ12は、その中心軸が燃焼室7の中心軸と同軸上となるように設けられている。ここで、燃焼室7の軸心方向は、燃焼室7の中心軸に沿った方向であり、例えば、ピストン4の上下動方向と同一方向である。
プラグカバー20は、その先端側(図2中の下方側の端部)を底部とする有底筒状に形成されている。そして、プラグカバー20の底部は、円弧状になるように形成されており、プラグカバー20内には、中心電極17と接地電極18とを有する点火室21が形成されている。
プラグカバー20には、燃焼室7と点火室21とを連通する複数の連通孔22が形成されている。そして、複数の連通孔22は、軸心方向(図2中の上下方向)において、燃焼室7の中心軸上となるプラグカバー20の先端位置を中心とする円周上で一定間隔を隔てて複数(例えば4つ)設けられている。
点火プラグ12は、燃焼室7から連通孔22を通して点火室21に流入する混合気Mに火花点火して燃焼し、その燃焼により形成された火炎を連通孔22を通して燃焼室7に噴出させるように構成されている。このようにして、燃焼室7から点火室21への混合気Mの流入及び点火室21から燃焼室7への火炎の噴出を複数の連通孔22により行うことで、燃焼室7に給気された混合気Mを燃焼させるようにしている。よって、点火室21に流入する混合気Mは、燃焼室7から連通孔22を通して流入される混合気Mが全てであり、点火室21に対して燃焼室7以外から燃料や混合気が供給されることはない。
(エンジンの動作)
エンジン1は、給気弁10を開動作させた状態でピストン4が上死点から下降することにより、燃焼室7に混合気Mを給気する給気行程が行われる。次に、給気弁10を閉動作させた状態でピストン4が上昇することにより、燃焼室7の混合気Mを圧縮する圧縮行程が行われる。この圧縮行程では、ピストン4の上昇により燃焼室7の容積が減少されるので、燃焼室7の混合気Mが連通孔22を通して点火室21に流入する。
エンジン1は、予め設定された所望の点火時期(例えば、上死点直前)に、点火プラグ12を作動させて、中心電極17と接地電極18との間で火花点火して点火室21の混合気Mに点火させる。すると、点火室21での燃焼が進み、火炎が連通孔22を通して燃焼室7に噴出する。これにより、燃焼室7の混合気Mが燃焼されて膨張行程が行われる。次に、排気弁11を開動作させた状態でピストン4が上昇することにより、燃焼室7の排ガスEを排気路9に排出する排出行程が行われる。
このようにして、エンジン1は、給気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の順に各行程を行う一連の動作を繰り返し行うように構成されている。
以下、本発明に係るエンジン1の独特な構成について説明する。
本発明に係るエンジン1では、図1〜図3に示すように、エンジン負荷を検出自在なエンジン負荷検出手段23と、そのエンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷の高低に応じて、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を調整自在な突出量調整手段24とが備えられている。ここで、図3(a)は、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくした第1突出状態を示しており、図3(c)は、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくした第2突出状態を示しており、図3(b)は、第1突出状態から第2突出状態に移行する途中の状態を示している。
(エンジン負荷検出手段)
エンジン負荷検出手段23は、図1に示すように、エンジン1の運転を制御する制御部25に備えられており、燃焼室7に給気される給気圧に基づいて、エンジン負荷を検出する。図1に示すように、給気路8には、燃焼室7に給気される混合気Mの給気圧を検出自在な給気圧センサTが備えられており、その給気圧センサTの検出情報が制御部25に入力されている。そして、給気圧とエンジン負荷との相対関係(例えば、給気圧が高くなるほどエンジン負荷も高くなるという比例関係)があるので、エンジン負荷検出手段23は、この給気圧とエンジン負荷との相対関係を用いて、エンジン負荷を求めている。
また、上述の如く、給気圧センサTを備えるのに代えて、過給機15の回転速度を検出する回転速度センサを備え、その回転速度センサにて検出した過給機15の回転速度から給気圧を求め、その求めた給気圧に基づいてエンジン負荷を求めることもできる。
(点火プラグの出退移動)
燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を調整するために、点火プラグ12は、シリンダヘッド3に形成された上下方向に沿う貫通部29に挿入されて、シール部材30を介して貫通部29を上下方向に摺動自在に設けられている。これにより、点火プラグ12は、燃焼室7の圧力変化により燃焼室7に対して出退移動自在に備えられており、燃焼室7の圧力の高低により上下動して燃焼室7に対して出退移動する。また、点火プラグ12は、図外の付勢手段により下方側に付勢されている。燃焼室7の圧力が高くなると、図外の付勢手段の付勢力に抗して上方側に持ち上げるように点火プラグ12に力が働き、点火プラグ12が貫通部29を上方側に摺動して、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量が小さくなる。一方、燃焼室7の圧力が低くなると、図外の付勢手段の付勢力により、点火プラグ12が貫通部29を下方側に摺動して、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量が大きくなる。
(突出量調整手段)
上述の如く、点火プラグ12は、燃焼室7の圧力変化により燃焼室7に対して出退移動自在に備えられているので、点火プラグ12の出退移動を許容することで、燃焼室7の圧力変化により点火プラグ12を出退移動させて、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を調整することができ、点火プラグ12の出退移動を規制することで、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量をある所望の突出量に維持することができる。
そこで、突出量調整手段24は、点火プラグ12のプラグ本体19に対して接近移動及び離間移動自在な第1当接部材26a及び第2当接部材26b(図3参照)と、それら第1当接部材26a及び第2当接部材26bの接近移動及び離間移動を制御する接近離間移動制御部31(図1参照)とを備えている。そして、突出量調整手段24は、接近離間移動制御部31にて2つの当接部材26a、26bの接近移動及び離間移動を制御することで、点火プラグ12の出退移動を規制する規制状態と点火プラグ12の出退移動を許容する許容状態とに切換自在に構成されている。図1に示すように、接近離間移動制御部31は、制御部25に備えられており、図3に示すように、2つの当接部材26a、26bを接近移動させてプラグ本体19に当接させることで、点火プラグ12の出退移動を規制する規制状態に切り換え、逆に、2つの当接部材26a、26bを離間移動させてプラグ本体19から離間させることで、点火プラグ12の出退移動を許容する許容状態に切り換えている。
2つの当接部材26a、26bがプラグ本体19に当接することで点火プラグ12の出退移動を規制するために、プラグ本体19において上下方向の中間部位(プラグカバー20よりも上方側の部位)が、当接部材26a、26bが当接する被当接部位27となっている。そして、被当接部位27は、上下方向に沿う第1当接面部と水平方向に沿う第2当接面部との2つの当接面部を備えた段部を上下方向に複数並べた階段状に形成されている。複数の段部として、下方側から順に、第1段部28a、第2段部28b、第3段部28c、第4段部28dの4つの段部が備えられている。4つの段部は、第2段部28bと第3段部28cとの間の上下方向に沿う面部を中心として、上下方向で第1段部28aと第4段部28dとが対称的に形成されているとともに、上下方向で第2段部28bと第3段部28cとが対称的に形成されている。
2つの当接部材26a、26bの夫々は、左右一対の板状部材にて構成されており、それら左右一対の板状部材が、プラグ本体19に対して水平方向に接近移動及び離間移動自在に設けられている。ちなみに、2つの当接部材26a、26bの接近移動及び離間移動するときの駆動力については、図示は省略するが、アクチュエータ等の駆動部や弾性体等の付勢手段を用いることができ、接近離間移動制御部31がこの駆動部の作動を制御することで、2つの当接部材26a、26bの接近移動及び離間移動を制御している。第1当接部材26a及び第2当接部材26bは、下方側から第1当接部材26a、第2当接部材26bの順に配置されており、それら2つの当接部材26a、26bにより被当接部位27の全周に亘って当接することで、点火プラグ12の出退移動(上方側への移動及び下方側への移動)を規制している。つまり、第1当接部材26aが被当接部27に備えられた段部28a、28bの何れかに対して当接することで、燃焼室7に対してプラグカバー20を突出させる側への点火プラグ12の突出移動(下方側への移動)を規制しており、第2当接部材26bが被当接部27に備えられた段部28c、28dの何れかに対して当接することで、燃焼室7からプラグカバー20を引退させる側への点火プラグ12の引退移動(上方側への移動)を規制している。
図3(a)に示すように、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第1突出状態では、第1当接部材26aが第2段部28bに当接し、且つ、第2当接部材26bが第4段部28dに当接する。図3(c)に示すように、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくする第2突出状態では、第1当接部材26aが第1段部28aに当接し、且つ、第2当接部材26bが第3段部28cに当接する。
突出量調整手段24は、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が低いときよりもエンジン負荷が高い場合に、プラグカバー20の突出量が小さくなるようにプラグカバー20の突出量を調整する。つまり、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が設定負荷以下(例えば、燃焼室7に給気される混合気Mの給気圧がマイナス圧のとき、又は、エンジン出力が30%以下)であると、接近離間移動制御部31は、図3(a)に示すように、第1当接部材26aを第2段部28bに当接させ且つ第2当接部材26bを第4段部28dに当接させて、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第1突出状態とする。また、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が設定負荷よりも大きいと(例えば、燃焼室7に給気される混合気Mの給気圧がプラス圧のとき、又は、エンジン出力が30%よりも高いとき)、接近離間移動制御部31は、図3(c)に示すように、第1当接部材26aを第1段部28aに当接させ且つ第2当接部材26bを第3段部28cに当接させて、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくする第2突出状態とする。
エンジン1の始動時等には、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が設定負荷以下となるので、図3(a)に示すように、接近離間移動制御部31は第1当接部材26a及び第2当接部材26bの接近移動及び離間移動を制御して、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第1突出状態とする。そして、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が設定負荷よりも大きくなると、図3(b)に示すように、接近離間移動制御部31は、第2当接部材26bを第4段部28dから離間移動させて、燃焼室7からプラグカバー20を引退させる側への点火プラグ12の引退移動(上方側への移動)を許容する。すると、エンジン負荷が設定負荷よりも大きくなっているので、燃焼室7の圧力も高くなっており、その燃焼室7の高い圧力により、点火プラグ12が燃焼室7からプラグカバー20を引退させる側へ引退移動(上方側へ移動)する。ここで、燃焼室7の圧力により点火プラグ12が引退移動(上方側へ移動)するが、第3段部28cの水平方向に沿う第2当接面部に第2当接部材26bが当接することで、点火プラグ12が引退移動(上方側へ移動)する移動量が規制されている。よって、点火プラグ12が所望量だけ引退移動(上方側へ移動)することになり、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を適切に調整することができる。その後、図3(c)に示すように、接近離間移動制御部31は、第1当接部材26aを第1段部28aに当接するまで接近移動させて、燃焼室7に対してプラグカバー20を突出させる側への点火プラグ12の突出移動(下方側への移動)を規制し、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくする第2突出状態とする。
また、エンジン1の運転を停止してエンジン負荷検出手段23にて検出するエンジン負荷が設定負荷以下となると、接近離間移動制御部31は、第1当接部材26aを第1段部28aから離間移動させて、燃焼室7にプラグカバー20を突出させる側への点火プラグ12の突出移動(下方側への移動)を許容する。すると、エンジン1の運転が停止しているので、燃焼室7の圧力が低くなっており、図外の付勢手段の付勢力により燃焼室7にプラグカバー20を突出させる側へ突出移動(下方側へ移動)する。ここで、点火プラグ12が突出移動(下方側へ移動)するが、第2段部28bの水平方向に沿う第2当接面部に第1当接部材26aが当接することで、点火プラグ12が突出移動(下方側へ移動)する移動量が規制されている。よって、点火プラグ12が所望量だけ突出移動(下方側へ移動)することになり、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を適切に調整することができる。その後、図3(a)に示すように、接近離間移動制御部31は、第2当接部材26bを第4段部28dに当接するまで接近移動させて、燃焼室7からプラグカバー20を引退させる側への点火プラグ12の引退移動(上方側への移動)を規制し、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第2突出状態とする。
このように、第1当接部材26a及び第2当接部材26bを接近移動及び離間移動させることで、燃焼室7の圧力を利用しながら点火プラグ12を引退移動及び出退移動させて、エンジン負荷が低いときには、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第1突出状態に切り換え、エンジン負荷が高いときには、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくする第2突出状態に切り換えることができる。
したがって、突出量調整手段24が、エンジン負荷検出手段23にて検出したエンジン負荷が低いときよりもエンジン負荷が高い場合に、プラグカバー20の突出量が小さくなるようにプラグカバー20の突出量を調整することで、エンジン負荷が低負荷であるときには、プラグカバー20の突出量を大きくして、点火室21内の温度が上がり易くなり、点火室21内の混合気Mに適切に着火することができるとともに、エンジン負荷が高負荷であるときには、プラグカバー20の突出量を小さくして、点火室21内の温度が高温になり過ぎるのを防止し、過早着火の発生を防止することができる。
そして、本発明に係るエンジンでは、上述の如く、エンジン負荷が低いときには、プラグカバー20の突出量を大きく、エンジン負荷が高いときには、プラグカバー20の突出量を小さくするように、エンジン負荷の高低に応じてプラグカバー20の突出量を調整することで、エンジン負荷が低負荷であっても高負荷であっても、点火室内の混合気を適切に着火することができるとともに、過早着火の発生を防止することができる。
ここで、第1当接部材26a及び第2当接部材26bを接近移動及び離間移動させるに当たり、第1当接部材26aは、第1段部28aに当接する位置と第2段部28bに当接する位置とに切り換えるだけでよく、第2当接部材26bは、第3段部28cに当接する位置と第4段部28dに当接する位置とに切り換えるだけでよい。したがって、第1当接部材26a及び第2当接部材26bの夫々について2つの位置で往復移動させるだけでよく、第1当接部材26a及び第2当接部材26bの接近移動及び離間移動の制御を簡易に行うことができる。
また、図3(b)の状態では、燃焼室7の圧力により点火プラグ12が引退移動(上方側への移動)するが、第3段部28cの水平方向に沿う第2当接面部に第2当接部材26bが当接することで、点火プラグ12が引退移動(上方側への移動)する移動量が規制されている。よって、点火プラグ12が所望量だけ引退移動(上方側への移動)することになり、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を適切に調整することができる。このように、プラグ本体19の被当接部位27を複数の段部28a〜28dを備えた階段状とすることで、各段部28a〜28dにおける水平方向に沿う第2当接面部に第1当接部材26a又は第2当接部材26bが当接して、点火プラグ12が過度に出退移動(上方側へ移動及び下方側へ移動)するのを防止することができる。その結果、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を適切に調整することができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態におけるエンジン負荷検出手段23の構成についての別実施形態である。以下、第2実施形態のエンジン負荷検出手段23について説明するが、その他の構成は上記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
上記第1実施形態では、エンジン負荷検出手段23が、燃焼室7に給気される給気圧に基づいて、エンジン負荷を検出していたが、エンジン負荷をどのようにして検出するかは適宜変更が可能である。したがって、この第2実施形態では、エンジン負荷を検出するに当たり、燃焼室7に給気される給気圧以外の物理量に基づいて、エンジン負荷を検出する実施形態を例示する。
まず、エンジン負荷検出手段23は、燃焼室7に供給する燃料供給量に基づいて、エンジン負荷を検出することができる。制御部25は、エンジン1の運転状況(例えばエンジン負荷)に応じて、燃焼室7に供給する燃料Gの燃料供給量が所望の燃料供給量となるように、燃料噴出量調整弁14の開度を調整している。そして、燃料供給量とエンジン負荷との相対関係(例えば、燃焼室7に供給する燃料Gの燃料供給量が増加するほどエンジン負荷も高くなるという比例関係)があるので、エンジン負荷検出手段23は、この燃料供給量とエンジン負荷との相対関係を用いて、エンジン負荷を求めることができる。
また、エンジン負荷検出手段23は、エンジン1の回転速度に基づいて、エンジン負荷を検出することもできる。例えば、エンジン1の回転速度としてのクランク軸6の回転速度を検出する回転速度センサを備え、クランク軸6の回転速度とエンジン負荷との相対関係(例えば、クランク軸6の回転速度が速くなるほどエンジン負荷も高くなるという比例関係)があるので、エンジン負荷検出手段23は、その回転速度センサにて検出したクランク軸6の回転速度(エンジン1の回転速度)、及び、クランク軸6の回転速度(エンジン1の回転速度)とエンジン負荷との相対関係を用いて、エンジン負荷を求めることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記第1及び第2実施形態では、エンジン負荷が低いときには、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を大きくする第1突出状態に切り換え、エンジン負荷が高いときには、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を小さくする第2突出状態に切り換えて、エンジン負荷の高低に応じて、燃焼室7に突出させるプラグカバー20の突出量を第1突出状態と第2突出状態との2段階に切換自在としているが、燃焼室7に対するプラグカバー20の突出量を3段階以上に切換自在とすることもできる。
つまり、上述の段部28a〜28dの数を5つ以上として、5つ以上の段部の何れかに第1当接部材26a及び第2当接部材26bが当接するように、第1当接部材26a及び第2当接部材26bの接近移動及び離間移動を制御することで、エンジン負荷の高低に応じて、プラグカバー20の突出量を3段階以上に切換自在とすることができる。
(2)上記第1及び第2実施形態では、2つの当接部材26a、26bが当接するプラグ本体19の被当接部位27を、複数の段部28a〜28dを備えた階段状に形成しているが、複数の段部に代えて、例えば、一連に連続する傾斜面を備えることができ、被当接部位を、その上下方向の中央部位を中心として、上下に傾斜面を備えた上下方向で対称的な形状に形成することができる。
(3)上記第1及び第2実施形態では、接近離間移動制御部31にて2つの当接部材26a、26bの接近移動及び離間移動を制御することで、突出量調整手段24を規制状態と許容状態とに切り換えているが、例えば、2つの当接部材26a、26bを接近移動及び離間移動させるための人為操作式の操作部を備え、作業者がその操作部を人為操作することで、2つの当接部材26a、26bの接近移動及び離間移動させて、突出量調整手段24を規制状態と許容状態とに切り換えることもできる。この場合には、エンジン負荷を表示自在な表示部等を備え、作業者がその表示部にてエンジン負荷の高低を確認することができるので、そのエンジン負荷の高低に応じて操作部を人為操作することで、エンジン負荷の高低に応じてプラグカバーの突出量を調整することができる。
(4)上記第1及び第2実施形態では、プラグカバー20がプラグ本体19に一体的に設けられた点火プラグ12を、燃焼室7の圧力変化により燃焼室7に対して出退移動させることで、プラグカバー20の突出量を変化させているが、例えば、プラグ本体に対して燃焼室に対する出退方向に移動自在にプラグカバーを備え、プラグ本体に対して燃焼室に対する出退方向にプラグカバーを移動させることで、燃焼室に突出させるプラグカバーの突出量を調整することもできる。
本発明は、点火点を覆うプラグカバー内に点火室が形成された点火プラグがシリンダヘッドに装着され、前記点火室とピストンに面する燃焼室とを連通する連通孔が前記プラグカバーに備えられ、エンジン負荷が低負荷であっても高負荷であっても、点火室内の混合気を適切に着火することができるとともに、過早着火の発生を防止することができる各種のエンジンに適応可能である。
1 エンジン
2 シリンダ
3 シリンダヘッド
4 ピストン
4a 天面
7 燃焼室
12 点火プラグ
19 プラグ本体
20 プラグカバー
21 点火室
22 連通孔
23 エンジン負荷検出手段
24 突出量調整手段

Claims (3)

  1. 点火点を覆うプラグカバー内に点火室が形成された点火プラグがシリンダヘッドに装着され、前記点火室とピストンに面する燃焼室とを連通する連通孔が前記プラグカバーに備えられているエンジンであって、
    前記点火プラグが、前記シリンダヘッド側から前記燃焼室に前記プラグカバーを突出させて前記点火室と前記燃焼室とを前記連通孔にて連通させるように前記シリンダヘッドに装着され、エンジン負荷を検出自在なエンジン負荷検出手段と、そのエンジン負荷検出手段にて検出したエンジン負荷の高低に応じて、前記燃焼室に突出させる前記プラグカバーの突出量を調整自在な突出量調整手段とが備えられ、
    前記点火プラグは、前記燃焼室の圧力変化により前記燃焼室に対して出退移動自在に備えられ、前記突出量調整手段は、前記点火プラグの出退移動を規制する規制状態と前記点火プラグの出退移動を許容する許容状態とに切換自在に構成されているエンジン。
  2. 前記突出量調整手段は、エンジン負荷が低いときよりもエンジン負荷が高い場合に、前記プラグカバーの突出量が小さくなるように前記プラグカバーの突出量を調整する請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記エンジン負荷検出手段は、前記燃焼室に供給する燃料供給量、前記燃焼室に給気される給気圧、又は、エンジンの回転速度に基づいて、エンジン負荷を検出する請求項1又は2に記載のエンジン。
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