JP5537221B2 - 譜面台 - Google Patents

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Description

本発明は、譜面台に係り、更に詳しくは、譜面受けを支持する支持部材を伸縮させて譜面受けの高さを調整することができる譜面台に関する。
従来より、各種楽器の演奏や、演奏の指揮において、譜面台が広く利用されるに至っている。このような譜面台は、例えば、特許文献1及び2に開示されるように、上下方向に向けられて譜面受けを支持する支持部材と、この支持部材の下部に設けられて当該支持部材の起立姿勢を維持する脚部とを備えている。支持部材は、径寸法の異なる管状体を組み合わせて伸縮可能に設けられ、譜面受けの高さを調整可能となっている。ここで、各管状体の接続部分にねじを設けたタイプのものが知られており、このねじを締め付けたり緩めたりすることで支持部材の伸縮を許容及び規制するようになっている。
米国特許第4819902号明細書 米国特許第5833199号明細書
しかしながら、前記ねじを設けたタイプのものにあっては、一方の手で譜面受けや譜面の自重を支えつつ、他方の手でねじの締め付けや締め付け解除を行う作業が必要となり、かかる作業の負担が大きくなる。そこで、本発明者は、支持部材を伸縮させる構造としてガススプリング装置を用いた構成を発案した。この構成では、図4に示されるように、譜面台50の脚部51にフットペダル52を設け、このフットペダル52の操作を介してガススプリング装置による支持部材53の伸縮を許容するようになっている。これにより、ガススプリング装置によって譜面受け55が支持されつつ支持部材53の伸縮動作がアシストされ、作業負担の軽減を図ることが可能となる。
ここで、図4の譜面台50では、フットペダル52を、脚部51における支持部材53の同図中左側、すなわち、譜面受け55上の譜面Bを見る使用者側に設けることで検討を行った。この検討において、指揮台Sとセットで譜面台50を用いると、フットペダル52が隠れてしまった。更に詳述すると、一対の起立板S1,S1の上部に天板S2が設けられて下方を開放する指揮台Sの当該天板S2の下方にフットペダル52が配置されてしまった。この結果、譜面受け55の高さ調整を行う場合、フットペダル52を操作できる位置まで譜面台50を同図中右方向に移動する作業と、フットペダル52を用いて支持部材53を伸縮させた後、譜面台50を再度移動して元の位置に戻す作業とが不可欠となった。かかる作業は、面倒で手間や時間がかかるばかりでなく、オーケストラの楽器演奏時等にあっては、隣り合う演奏者等とのスペース上の制約から譜面台を移動できない可能性があり、ひいては、高さ調整自体が行えなくなる、という不都合があった。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に基づいて案出されたものであり、その目的は、指揮台と共に利用するときに、フットペダルによる高さ調整作業の容易化を図ることができ、当該作業のスペース上の制約を緩和することができる譜面台を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、上下方向に向けられた支持部材と、この支持部材の上部で支持されるとともに、譜面を前方の使用者に向けて保持可能な譜面受けと、支持部材の下部に設けられた脚部とを備えた譜面台において、
前記支持部材は伸縮装置を備え、この伸縮装置により支持部材が伸縮して譜面受けを高さ調整可能に設けられ、
前記伸縮装置は、フットペダルを操作することで前記伸縮が許容及び規制され、このフットペダルは、脚部における支持部材より後方に設けられる、という構成を採っている。
本発明によれば、前述した指揮台と共に譜面台を利用する場合であっても、フットペダルが指揮台により隠れて操作できなくなることを回避することができる。これにより、譜面受けの高さ調整を行うため、指揮台からフットペダルを出し入れするように往復移動させる作業をなくすことが可能となる。この結果、高さ調整作業のための労力を軽減でき、作業時間の短縮化を図ることができる他、譜面台周りのスペースによって譜面台を移動できなくても、フットペダルを難なく操作して高さ調整を行うことが可能となる。
実施形態に係る譜面台の概略側面図。 譜面受けの高さ調整を変更した図1と同様の側面図。 前記譜面台の使用状態を示す説明用平面図。 従来例に係る譜面台の図3と同様の平面図。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「上」、「下」は、図1を基準として用いる。また、「前」は図1中左側、「後」は同図右側として用いる。
図1〜図3において、譜面台10は、上下方向に向けられた支持部材11と、この支持部材11の上部で支持される譜面受け12と、支持部材11の下部に設けられた脚部13とを備えて構成されている。
前記支持部材11は、伸縮装置としてのガススプリング装置15と、前記脚部13に立設されてガススプリング装置15の一部をカバーするカバー部材16とを備え、上下長さを伸縮可能に設けられている。ガススプリング装置15は、実質的に、公知のガススプリング装置と同様の構造体によって構成することができる。具体的には、前記カバー部材16内に設けられたシリンダ本体18と、このシリンダ本体18の上端側より進退可能に設けられたロッド19とを備えている。シリンダ本体18の下端側には、スイッチ20が設けられ、このスイッチ20を押圧したときに、ロッド19の進退移動の規制が解除され当該ロッド19の上下動が許容されるようになっている。ロッド19の上端側には、支持プレート22を介して棚部材23が設けられ、この棚部材23は、上方及び前方を開放する収納空間を備えた形状に形成されている。
前記譜面受け12は、譜面Bの背面側が載置される譜面板25と、この譜面板25の前面下部に設けられて譜面Bの下端側が載置される受け部材26とを備え、譜面Bを前方の使用者に向けて保持可能に設けられている。譜面受け12は、前記支持プレート22と棚部材23との間からコ字状に延びるフレーム28により当該棚部材23の上方に支持されている。譜面受け12とフレーム28との連結部分には、ヒンジ構造29が設けられ、このヒンジ構造29を介して図2中二点鎖線で示されるように、譜面板25を回動して角度調整可能となっている。
前記脚部13は、図3にも示されるように、面内に支持部材11の下端側が連結されるベース31と、このベース31の図3中上下両側にそれぞれ設けられた一対の脚フレーム32とを備えている。脚部13における支持部材11より後方位置、すなわち、ベース31の後端側には、フットペダル34が配置されている。フットペダル34は、その下面側でリンクバー35によって支持され、このリンクバー35の前端側が前記スイッチ20の下端に接触可能に設けられている。リンクバー35は、ベース31下部に設けられたブラケット36により軸支されて回動可能となっている。これにより、フットペダル34の踏み込み操作によってリンクバー35前端でスイッチ20が押圧される一方、踏み込み操作を解除することで、スイッチ20の押圧も解除され、フットペダル34が初期位置に復帰するようになる。換言すれば、フットペダル34の踏み込み操作により支持部材11の伸縮が許容され、踏み込み操作の解除によって支持部材11の伸縮を規制できるようになっている。
前記各脚フレーム32の前後両側には、キャスター38がそれぞれ設けられ、当該キャスター38によって譜面台10全体を床面上で容易に移動可能となる。また、各キャスター38には、ストッパが設けられており、譜面台10の不用意なる移動を規制できるようになっている。
以上の構成において、図4と同様の指揮台Sと共に前記譜面台10を利用する場合、キャスター38を介して譜面台10を移動し、図3に示されるように、脚部13における支持部材11より前方領域を天板S2の下方に挿入する。そして、天板S2の後端と前記カバー部材16の前端とを接近させ、指揮台S上の使用者に対し、譜面受け12をできるだけ近付ける。その後、キャスター38のストッパを作動し、当該キャスター38をロックして譜面台10の位置を固定する。
譜面受け12の高さ位置を調整する場合、フットペダル34を踏み込み操作する。これにより、スイッチ20が押圧され、本実施形態では、ロッド19で支持される譜面受け12等の重量と、ガススプリング装置15による上方への付勢力とが釣り合いつつ、譜面受け12の高さ変更が許容される。従って、フットペダル34を踏み込みつつ、譜面受け12を持ち上げることで、比較的軽い力でロッド19が上昇して譜面受け12を上昇させることが可能となる。また、譜面受け12を下降させる場合には、フットペダル34を踏み込みつつ、ガススプリング装置15の付勢力に抗して譜面受け12を押し下げる。このときも、ガススプリング装置15の性質上、比較的軽い力でロッド19及び譜面受け12を下降させることが可能となる。そして、フットペダル34の踏み込み操作を解除することで、スイッチ20の押圧も解除され、当該解除した位置で譜面受け12の高さ位置が固定されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、図3に示されるように、指揮台Sと譜面台10とを同時にセットで利用する場合でも、フットペダル34を常時表出させて操作を行うことが可能となる。従って、譜面受け12を高さ調整すべくフットペダル34を操作するため、譜面台10を指揮台Sから離すように移動させる作業を省略することができる。これにより、図4の構成に比べ、高さ調整作業の負担軽減、短時間化を図ることができ、且つ、譜面台10を移動するためのスペースを確保することを排除することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記伸縮装置は、フットペダル34の操作によって支持部材11の伸縮を許容及び規制する限りにおいて、種々の設計変更が可能である。
また、前記脚部13は、ベース31の形状を変更したり、ベース31を省略して支持部材11下部に連結される複数の脚フレームとしてもよい。
更に、前記指揮台S及び譜面台10の使用者は、指揮者だけでなく、各種楽器の演奏者であってもよい。
10・・・譜面台、11・・・支持部材、12・・・譜面受け、13・・・脚部、15・・・ガススプリング装置(伸縮装置)、34・・・フットペダル、B・・・譜面

Claims (1)

  1. 上下方向に向けられた支持部材と、この支持部材の上部で支持されるとともに、譜面を前方の使用者に向けて保持可能な譜面受けと、支持部材の下部に設けられた脚部とを備えた譜面台において、
    前記支持部材は伸縮装置を備え、この伸縮装置により支持部材が伸縮して譜面受けを高さ調整可能に設けられ、
    前記伸縮装置は、フットペダルを操作することで前記伸縮が許容及び規制され、このフットペダルは、脚部における支持部材より後方に設けられていることを特徴とする譜面台。
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