JP5537160B2 - イベント代行通知装置及びその制御方法とそのプログラム - Google Patents

イベント代行通知装置及びその制御方法とそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、イベントの通知を代行して行うイベント代行通知装置及びその制御方法とそのプログラムに関するものである。
ネットワーク技術の発展に伴い、ネットワークに接続される装置も多様化し、ネットワーク対応機器として従来のパーソナルコンピュータ(以下、PC)以外の多様な機器が開発されている。この結果、プリンタなどの画像形成装置や家電製品等に至るまで、ネットワーク対応化が急速に進められている。このように、ネットワークに存在する装置の種類が多様化してきているため、それらを利用する上での利便性、簡易性を高めるためのソフトウェアや技術が重要となってきている。
例えば、利用したいサービスを提供する装置を探索するソフトウェアや、依頼したジョブの処理状況や、構成情報の更新等の状態変化等のイベントを検知するソフトウェア等が知られている。その一例として、WSD(Web Service on Devices)といった標準技術がある。このWSDでは、ネットワークの装置を検索する際に、WS-Discoveryを使用している。またジョブの処理状況や、エラーステータス、構成情報の更新等のイベント通知技術にはWS-Eventingを使用している。これらにより、ネットワークに存在する多種多様な装置を発見でき、かつ各装置の状況をリアルタイムに把握することができ、空いているプリンタの効率的な利用や、故障時に、迅速で円滑なトラブル解決を行うことが可能となっている。
特開2008−097582号公報 特開2008−059483号公報 特開2007−293503号公報
昨今は、ネットワークが大規模化し、ネットワークに存在するクライアント装置が益々増える傾向にある。ネットワークが大規模化することによりイベントを利用するクライアント装置の数が膨大になると、画像形成装置に代表されるイベントを通知する側の装置(以下、イベント通知装置)に大きな負荷がかかることになる。WS-Eventingのようなイベント通知のためのプロトコルでは、PC等のクライアント装置はイベント通知装置に対しイベントの通知要求のための登録(以下、イベント登録)を予め実行しなければならない。そしてイベント通知装置は、イベントが発生すると、イベント登録された全てのクライアント装置に対してイベントを通知しなければならない。このようなイベントの内、ジョブの実行に伴うステータスの変化に関連するイベントとして、ジョブ開始、ジョブ進捗、ジョブ完了、エラー等のイベント事象がある。これらイベントの発生を、イベント登録された全てのクライアント装置に通知するためには、ネットワークとの接続をクライアント装置毎に逐次確保する必要があり、これは極めて負荷の大きい処理となる。これにより、イベント通知装置におけるジョブ実行のパフォーマンスを著しく低下させてしまう等の問題が生じていた。
この問題を解決するために、特許文献1では、イベント通知先のクライアント装置の数に応じて、イベント通知装置におけるイベントの監視間隔を長くし、イベント通知処理の発生頻度を抑えイベント通知装置の負荷を軽減するようにしている。この特許文献1に記載の技術によれば、イベント通知装置の負荷を軽減することが可能である。しかし、イベント通知装置でイベントの監視間隔を長くするため、イベントの発生間隔が短いときには全てのイベントを通知できなくなるという問題がある。
特許文献2では、イベントの受信処理が可能な状態にあるクライアント装置に対してだけイベント通知することにより、無駄なイベント通知処理をなくし、イベント通知装置の負荷を軽減している。この特許文献2記載の技術によれば、イベント通知装置の負荷を軽減することが可能である。しかし、イベントの受信処理が可能なクライアント装置の数が多ければ、イベント通知装置の負荷は軽減されないという問題がある。
また特許文献3では、イベント登録時に、クライアント装置がイベント通知に用いる送信プロトコルを指定している。そしてイベント通知先として登録されているクライアント装置の数によって、TCP等の処理の重い送信プロトコルを指定してきた場合はイベント登録を拒否している。特許文献3によれば、イベント通知装置の負荷を軽減できるが、イベント通知先のクライアント装置の数が制限されてしまうという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、イベント通知装置のイベント通知処理にかかる負荷を軽減し、クライアント装置に適切にイベントの通知を行う技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るイベント代行通知装置は以下のような構成を備える。即ち、
イベント通知装置からイベントの発行を受け取るとクライアント装置に当該イベントの発行を通知するイベント代行通知装置であって、
前記クライアント装置からのイベントの通知要求を受信すると、当該通知要求に含まれるイベントの種類、イベント通知装置及び前記クライアント装置に関する情報を登録する登録手段と、
イベント通知装置からイベントの発行を受け取ると、当該イベント通知装置、当該イベントの種類、及び当該イベントの通知を要求したクライアント装置が、前記登録手段によって登録されているかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段によって登録されていると判定された場合、前記イベントを前記登録手段によって登録されている前記クライアント装置に送信するイベント通知手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、イベント通知装置のイベント通知処理にかかる負荷が軽減される。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成を示す図。 DP、クライアントPCのハードウェア構成を示すブロック図。 実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図。 DP或いはクライアントPCが保持するデバイス情報管理テーブルの一例を示す図。 ハローメッセージ(hello message)の一例を示す図。 DPがデバイス情報登録を行う際の処理を示すフローチャート。 Getメッセージの一例を示す図(A)と、GetResponseメッセージの一例を示す図(B)。 クライアントPCのデバイスの検索処理の手順を示すフローチャート。 Probeメッセージの一例を示す図(A)と、ProbeMatchメッセージの一例を示す図(B)。 DPが、PCからデバイス検索要求を受信したときの処理を示すフローチャート。 ProbeMatchメッセージの一例を示す図。 DPが、PCからGetメッセージを受信したときの処理を示すフローチャート。 DPからPCに送信されるGetResponseメッセージの一例を示す図。 PC110、デバイス検索によって検索したデバイスに対して、イベント登録処理を行う手順を示すフローチャート(A)と、PCからDPに送信するSubscribeリクエストの一例を示す図(B)。 DPが、PCからSubscribeリクエストを受信してから画像形成装置にSubscribeリクエストを送信するまでの処理を示すフローチャート。 DPが保持するデバイス管理テーブルの一例を示す図。 画像形成装置へ送信するSubscribeリクエストの一例を示す図。 イベントが発生したとき画像形成装置の処理手順を示すフローチャート。 DPが、画像形成装置からイベントを受信してPCに当該イベントを転送するまでの処理を示すフローチャート。 実施形態2に係る画像形成装置がGetメッセージを受信してからGetResponseメッセージを送信するまでの処理を示すフローチャート。 実施形態3に係るPCが、イベント登録を行う処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
ネットワーク100には、画像形成装置101及び探索プロキシサーバ(以下、DP)102、クライアントPC110が接続されている。このDP102は、画像形成装置101でイベントが発生したことを、画像形成装置101に代わって通知するイベント代行通信装置として機能している。ネットワーク100は、典型的にはLANにより構成されるが、WAN等の他のネットワーク形態でもよい。
図2は、実施形態に係るDP102、クライアントPC110のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、DP102、クライアントPC110は基本的に同じ構成で、例えば汎用のPC(パーソナルコンピュータ)を使用可能である。
図において、CPU201はシステムバス204に接続された各種デバイスの制御を行う。ROM202はBIOSやブートプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201の主記憶装置として使用される。キーボードコントローラ(KBC)205は、マウス(登録商標)等のポインティングデバイス209a、キーボード209bからの情報などの入力に係る処理を行う。表示制御部(CRTC)206は、内部にビデオメモリを有し、CPU201からの指示に従ってビデオメモリに描画すると共に、ビデオメモリに描画されたイメージデータをビデオ信号として表示部210に出力する。尚、表示部210は、CRTであっても液晶表示部であっても良く、表示部の種類は問わない。ディスクコントローラ(DKC)207は、ハードディスク(HD)211、フロッピー(登録商標)ディスク212へのアクセスを行う。ネットワークインタフェースカード(NIC)208は、ネットワーク100に接続し、ネットワーク100を介して情報通信を行う。尚、HD211には、OS(Operating System)やOS上で動作する各種アプリケーションプログラム等が格納される。以上の構成において、この装置(DP102、クライアントPC110)の電源がオンになると、CPU201はROM202に格納されたブートプログラムに従って、HD211からOSをRAM203に読み込み、情報処理装置として機能するようになる。またOSの制御の下でHD211からRAM203にロードされたプログラムにより後述する処理が実行される。
図3は、実施形態に係る画像形成装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、ここでは、画像形成装置101が多機能処理装置(MFP)の場合を例にして説明する。
CPU301は、ROM303のプログラムROMに記憶された制御プログラムに基づいてシステムバス304に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御する。また、印刷インターフェース307を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)310に出力情報としての画像信号を出力したり、読取インターフェース312を介して接続される読取部(スキャナ)313から画像信号を入力する。またROM303のプログラムROMは、CPU301が実行可能な制御プログラム等が記憶する。更に、ROM303のフォントROMには、プリンタエンジン310に出力する出力情報を生成する際に使用するフォントデータ(アウトラインフォントデータを含む)等が記憶されている。またROM303のデータROMには、この画像形成装置101を使用するPC等で利用される情報を記憶している。CPU301はLANコントローラ306を介してネットワーク100のPCなどとの通信処理が可能となっている。RAM302は、主としてCPU301の主メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。尚、RAM302は、上記出力情報の展開領域,環境データ格納領域等にも用いられる。外部記憶装置(HD)311は、ディスクコントローラ(DKC)308によりアクセスが制御される。HD311は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶したり、プリントジョブを一時的にスプールし、スプールされたジョブを外部から制御するためのジョブ格納領域として使用される。また更に、スキャナ313で読み取った画像データやプリントジョブの画像データをBOXデータとして保持し、ネットワーク100から参照したり、印刷を行うBOXデータの格納領域としても使用される。操作パネル305は、ユーザへのメッセージを表示したり、ユーザが各種情報を入力するのに使用される。不揮発性メモリ309は、操作パネル305を使用して設定される各種設定情報を記憶している。また、図示していないが、画像形成装置101には更に、オプションで、ステープルやソート機能を行うフィニッシャや、両面印刷機能を実現するための両面装置など各種拡張装置を装着でき、それらの動作はCPU301により制御される。
図4は、実施形態に係るDP102或いはクライアントPC110のHD211が保持するデバイス情報管理テーブルの一例を示す図である。
このデバイス情報管理テーブルは、DP102、クライアントPC110において、デバイス(画像形成装置等)に関する情報をレコードとして保持する。レコードはID401、UUID402、バージョン403、デバイスタイプ404、モデル名405、デバイス名406、URL407、IPアドレス408、XML保存パス409を含む。ID401は、デバイスを識別するためのID(識別情報)を示す。UUID402は、デバイスをグローバルに識別するUUIDを示す。バージョン403は、デバイス情報のバージョンを示す。デバイスタイプ404は、複合機を意味する「MFP」、プリンタを意味する「Printer」などのタイプを示す情報である。モデル名405は、「LBPXXXX」のようなデバイスのモデル名を示す。デバイス名406は、デバイス管理者が、そのデバイスに設定した名前を示す。URL407は、デバイス情報を取得するためのURLを示す。IPアドレス408は、そのデバイスのIPアドレスを示す。XML保存パス409は、後述するデバイスから取得したGetResponseデータのHD211の保存先を示す情報である。このデバイス情報管理テーブルにより、DP102及びクライアントPC110は、ネットワーク100を介して使用できるデバイスを管理できる。
画像形成装置101のCPU301は、起動時にDP102に対して図5に示すようなXML形式のHelloメッセージをユニキャストで送信することにより存在を通知する。
図5は、このハローメッセージの一例を示す図である。
このHelloメッセージは、<Header>タグで囲まれるヘッダ部501と、<Body>タグで囲まれるbody部502とで構成され、全体が<Envelope>タグで囲まれる構造になっている。この構造は本実施形態において使用するメッセージ全てに共通である。ヘッダ部501は、メッセージの内容に依存しない共通ヘッダとしての役割を果たしており、<Action>タグ、<MessageID>タグ、<To>タグが存在する。<Action>タグは、メッセージの種類を識別するためのものである。<MessageID>タグは、メッセージを一意に識別するための識別子である。<To>タグは、このメッセージの送信先を識別するためのものである。図5の例では、このメッセージの送信先がDP102に設定されている。
一方、body部502は、メッセージの内容に対応して構造が変化する。図5では、<Body>タグの直下に<Hello>タグが存在し、このメッセージがHelloメッセージであることを示している。<Hello>タグの中には、<EndpointReference>タグ、<Types>タグ、<XAddrs>タグ、<MetadataVersion>タグが存在する。<EndpointReference>タグの中には<Address>タグが存在し、デバイスを識別するアドレス情報が記述されている。<Types>タグは、デバイスのタイプ情報(ここでは「MFP」)を記述している。<XAddrs>タグは、デバイス情報を取得するためのURLを記述している。<MetadataVersion>タグは、デバイス情報のバージョンを記述している。
図6は、本実施形態に係るDP102がデバイス情報を登録する際の処理を示すフローチャートである。この処理は、実行時にDP102のRAM203にロードされたプログラムをDP102のCPU201が実行することにより達成される。
まずS1で、CPU201は、前述したHelloメッセージを受信する。次にS2に進み、CPU201は、そのHelloメッセージの中からデバイスをグローバルに識別するUUIDとして<EndpointReference>タグの中の<Address>タグの値を抽出する。図5の例では、UUIDは「123456」である。次にS3に進み、CPU201は、S2で抽出したUUIDと同じUUIDを持つレコードがHD211に記憶されているデバイス情報管理テーブル(図4)に存在するかどうかを調べる。存在しないと判定した場合はS4に進む。S4では、CPU201は、HD211に記憶されているデバイス情報管理テーブルに新たにレコードを追加する。ここでは、受信したHelloメッセージから、デバイスタイプとして<Types>タグの値(図5では「MFP」)を抽出する。またデバイス情報のバージョンとして<MetadataVersion>タグの値(図5では「1」)を抽出し、デバイス情報を取得するためのURLとして<XAddrs>タグの値を抽出する。このURLは、図5では「http://192.168.0.1/wsd/mex」である。そして、これらをHD211に記憶されているデバイス情報管理テーブルに新規レコードとして追加する。また、Helloメッセージの送信元のIPアドレスも、そのデバイス情報管理テーブルに新規レコードとして追加する。そしてS5に進み、CPU201は、<XAddrs>タグから抽出したURLにGetメッセージを送信する。本実施形態1では、このURLは画像形成装置101のIPアドレスである。
一方、S3で、S2で抽出したUUIDと同じUUIDを持つレコードがHD211に記憶されていると判定した場合はS7に進む。S7では、CPU201は、Helloメッセージからバージョン情報を抽出する。そしてS8において、CPU201は、UUIDが一致したレコードにおけるバージョン情報が同じでかどうかを判定する。バージョンが異なった場合はS5に進むが、バージョンが同じであった場合には何もせずに処理を終了する。
図7(A)は、S5でDP102から画像形成装置101に発行するGetメッセージの一例を示す図である。
このGetメッセージは、ヘッダ部のみを持つメッセージである。ヘッダ部の<Action>タグが、このメッセージがGetメッセージであることを示している。画像形成装置101のCPU301は、このGetメッセージを受信すると図7(B)に示すようなGetResponseメッセージをDP102に送信する。
このとき画像形成装置101は、画像形成装置101のCPU301がGetメッセージを受信したと判断すると、HD311に記録されている自デバイス情報を取得し、GetResponseメッセージを作成してDP102に応答する。
図7(B)は、GetResponseメッセージの一例を示す図である。
このGetResponseメッセージでは、body部に<Metadata>タグで示されるデバイス情報を持つ構造となっている。
<Metadata>タグの中には、<MetadataSection>タグで示されるMetadataSection部701,702,703が存在する。各MetadataSection部は直下のタグにより、その中に持つ情報の種類が指定される。MetadataSection部701は、<ThisDevice>タグを持っており、ここにはデバイスごとに異なる情報が記述される。<FriendlyName>タグは、このデバイスにつけた名前、<FirmwareVersion>タグはこのデバイスのファームウェアバージョン、<SerialNumber>タグはこのデバイスのシリアル番号を示している。MetadataSection部702は、<ThisModel>タグを持っており、デバイスのモデルごとに異なる情報が記述される。<Manufacturer>タグは、このデバイスの製造会社名、<Manufacturer>タグはデバイス製造会社のURLである。また<PresentationURL>は、デバイスの情報を示すURL、<ModelName>タグはデバイスのモデル名を示している。MetadataSection部703は、<Relationship>タグを持っており、このデバイスが持つ内部サービスの情報が記述される。
本実施形態1では、内部サービスとは、画像形成装置101が提供するプリントサービスである。<Relationship>タグは、さらにその直下に<Hosted>タグを持ち、その中に<EndpointReference>タグ、<Types>タグ、<ServiceId>タグが存在する。<EndpointReference>タグの中には<Address>タグが存在し、サービスを利用するためのアドレス情報を記述している。<Types>タグは、サービスのタイプ情報を記述している。<ServiceId>タグは、デバイス内でサービスを識別するための識別子を記述している。
こうしてS6で、CPU201は、画像形成装置101からのGetResponseメッセージからデバイス名として<FriendlyName>タグの値、モデル名として<ModelName>タグの値を抽出する。これら抽出した値によってHD211に記憶されているデバイス情報管理テーブル(図4)の当該レコードを更新する。また、受信したGetResponseメッセージのXML自体もHD211に記憶し、そのファイルパスをXML保存パス409としてHD211に記憶されているデバイス情報管理テーブルに保存する。
図8は、本実施形態1に係るクライアントPC110のデバイスの検索処理の手順を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はPC110のRAM203にロードされており、PC110のCPU201の制御の下に実行される。
まずS11で、クライントPC110のCPU201は、図9(A)に示すようなProbeメッセージ(探索要求)をマルチキャストで送信し、DP102を検索する。
図9(A)は、Probeメッセージの一例を示す図である。
このProbeメッセージでは、body部に<Probe>タグが存在し、このメッセージがProbeメッセージであることを示している。そして<Probe>タグの中に<Types>タグが存在すし、この<Types>タグには、DP102を示す「DeveiceProxy」が記述されている。
このProbeメッセージを受信したDP102は、そのProbeメッセージの<Types>タグを抽出し、自機が「DeviceProxy」に該当するかを判定する。「DeviceProxy」に該当すると判定すると、図9(B)に示すProbeMatchメッセージをクライアントPC110に送信する。
図9(B)は、このProbeMatchメッセージ(探索結果)の一例を示す図である。
このProbeMatchメッセージでは、body部に<ProbeMatches>タグが存在し、このメッセージがProbeMatchメッセージであることを示している。<ProbeMatches>タグの中には、<ProbeMatch>タグで示されるProbeMatch部901が存在する。このProbeMatch部901が1個の検索結果に対応しており、検索されたDP102の情報が返されていることを示している。
次にS12に進み、クライアントPC110のCPU201は、DP102からProbeMatchメッセージを受信するとS13に進む。S13でCPU201は、ProbeMatchメッセージの<XAddrs>タグから抽出したURLに、Probeメッセージをユニキャストで送信する。
ここでは、このProbeメッセージでは、<Types>タグで「Printer」を指定し、プリンタデバイスを検索することを示している。
一方、S12でProbeMatchメッセージを受信しない場合は、ネットワーク100にDP102が存在しないことを示す。よってこの場合はS20に進み、CPU201は、<Types>タグに「Printer」を指定したProbメッセージをマルチキャストで送信する。これによりDP102を利用せずに自らデバイスを検索することになる。
図10は、本実施形態1に係るDP102が、クライアントPC110からデバイス検索要求を受信した場合の処理を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はDP102のRAM203にロードされており、DP102のCPU201の制御の下に実行される。
まずS31で、DP102のCPU201は、PC110からProbeメッセージを受信するとS32に進む。S32でCPU01は、そのProbeメッセージから<Types>タグを抽出し、HD211に記憶されているデバイス情報管理テーブル(図4)の中から検索条件に合致するデバイスを探す。そしてS33でCPU201は、その検索条件に合致したデバイスが、デバイス情報管理テーブルに存在するか調べ、存在する場合はS34に進む。S34でCPU201は、図11に示すようなProbeMatchメッセージをクライアントPC110に送信する。
図11は、ProbeMatchメッセージの一例を示す図である。
ProbeMatchメッセージでは、<ProbeMatches>タグの中に、<ProbeMatch>タグで示されるProbeMatch部1101,1102が存在する。それぞれのProbeMatch部が1個の検索結果に対応しており、図11の例では、2個のデバイスが検索されたことが返されていることを示している。図11において、図9の901に対応している<ProbeMatches>タグの中の<XAddrs>タグが示すURLは、DP102のIPアドレスである。
次に再び図8に戻って、S14で、クライアントPC110のCPU201は、ProbeMatchメッセージを受信したかを判定し、受信するとS15に進む。S15では、CPU201は、このProbeMatchメッセージの中からデバイスをグローバルに識別するUUIDとして<EndpointReference>タグの中の<Address>タグの値を抽出する。図11の例では、2つのUUIDが抽出される。
次にS16に進み、CPU201は、S15で抽出されたUUIDと同じUUIDを持つレコードが、クライアントPC110のHD211のデバイス情報管理テーブル(図4)に存在するかどうかを調べる。存在しなかった場合はS17に進み、CPU201は、クライアントPC110のHD211のデバイス情報管理テーブルに新たにレコードを追加する。一方、S16で、存在すると判定した場合はS21に進み、クライアントPC110のCPU201は、S14で受信したProbeMatchメッセージからバージョン情報を抽出する。そしてS22で、CPU201は、UUIDが一致したレコードにおけるバージョン情報が同じをどうか判定し、バージョンが異なる場合はS18に進むが、バージョンが同じ場合はS23に進む。S18では、クライアントPC110のCPU201は、ProbeMatchメッセージの中から<XAddrs>タグで記載されたURLを抽出し、そのURLに対して図7(A)で説明したGetメッセージをユニキャストで送信する。このURLが示すアドレスはS12の分岐によって、画像形成装置101のアドレスになるか、DP102のアドレスになるかが分かれる。例えば、S12でYesと判定した場合は、S13でDP102に対してデバイス検索要求し、S14で、DP102からProbeMatchメッセージを受信する。よってProbeMatchメッセージ上の<XAddrs>タグはDP102のIPアドレスである。一方、S12での判定がNoの場合はS20に進み、マルチキャストでデバイス検索要求する。そしてS14で、画像形成装置101からProbeMatchメッセージを受信する。よってこの場合は、ProbeMatchメッセージ上の<XAddrs>タグは、画像形成装置101のIPアドレスとなる。
図12は、実施形態1に係るDP102が、クライアントPC110からGetメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はDP102のRAM203にロードされており、DP102のCPU201の制御の下に実行される。
まずS41で、DP102のCPU201は、Getメッセージを受信するとS42に進む。S42では、CPU201は、Getメッセージの中からデバイスをグローバルに識別するUUIDとして<To>タグの値を抽出する。次にS23に進み、CPU201は、その抽出されたUUIDと同じUUIDを持つレコードがHD211のデバイス情報管理テーブル(図4)に存在するかどうかを判定する。S44で、存在すると判定したときはS45に進み、CPU201は、図13に示すようなGetResponseメッセージをクライアントPC110に送信する。
図13は、DP102からクライアントPC110に送信されるGetResponseメッセージの一例を示す図である。このメッセージは、DP102のHD211に記憶されているデバイス情報管理テーブルの情報を基に作成される。
図13では、<Relationship>タグの下に<Hosted>タグで示されるHostd部1301が追加されている。<Types>として「DeviceProxyEventingServiceType」が指定され、<Address>タグにはDP102のIPアドレスであるURLが記述されている。詳細は後述するが、クライアントPC110は、このURLにイベント登録リクエスト(Subscribeリクエスト)を送信することにより、DP102経由で、デバイス(ここでは画像形成装置101)にイベント登録リクエストを発行することができる。
こうしてGetResponseメッセージを受信すると図8のS19に進む。S19では、クライアントPC110のCPU201は、その受信したGetResponseメッセージの情報を基に、クライアントPC110のHD211のデバイス情報管理テーブルの当該レコードを更新する。更に、受信したGetResoponseメッセージのXMLデータもクライアントPC110のHD211に記憶する。
いまS18で、クライアントPC110のCPU201が、GetメッセージをDP102に送信している場合、受信するGetResponseメッセージは、DP102のCPU201から送信される図13のようなメッセージになる。図13では、<Types>が「DeviceProxyEventingServiceType」である<Hosted>タグが存在する。
またS18で、クライアントPC110のCPU201が、Getメッセージを画像形成装置101に送信している場合、受信するGetResponseメッセージは、画像形成装置101のCPU301から送信される図7(B)のようなメッセージになる。図7(B)では、<Types>が「DeviceProxyEventingServiceType」である<Hosted>タグが存在しない。その場合、「PrinterServiceType」が示すURL(「123456」)にイベント登録リクエスト(Subscribeリクエスト)を送信することにより、直接、画像形成装置101にイベントを登録する。クライアントPC110のCPU201は、図11のようにProbeMatchメッセージに複数の検索結果が存在している場合には、全てのデバイス分の情報を取得するまで、S15〜S23の処理を繰り返す。
こうしてクライアントPC110が複数のデバイスの情報を取得すると、その結果を表示部210に表示する。尚、このデバイスの検索において、検索するデバイスのタイプを、例えば「MFP」「Printer」などのキーワードにより指定できる。検索するデバイスのタイプを指定しない場合は、全てのデバイスを対象として検索が行われる。
図14(A)は、実施形態1に係るクライアントPC110が、前述のデバイス検索によって検索したデバイスに対して、イベント登録処理を行う手順を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はPC110のRAM203にロードされており、PC110のCPU201の制御の下に実行される。
まずS51で、クライアントPC110のCPU201は、クライアントPC110のHD211に記憶されているGetResponseメッセージデータから、イベント登録リクエスト送信先のURLを抽出する。図8のS18で、DP102からデバイス情報を取得している場合は、イベント登録リクエスト送信先のURLはDP102のIPアドレスである。またS18で画像形成装置101からデバイス情報を取得している場合は、イベント登録リクエスト送信先のURLは、画像形成装置101のIPアドレスである。そしてS52に進み、クライアントPC110のCPU201は、イベント登録リクエスト先のURLに対して、Subscribeリクエストを送信する。
図14(B)は、S52で、PC110からDP102に送信するSubscribeリクエストの一例を示す図である。
wsa:Filter部1401は、「PrinterStatusEvent」が示すイベントについてStatusが変化したら(イベントが発生したら)通知をしてほしい旨を示している。wsa:To部1402は、サービスを提供する装置のURLを示している。このURLは図8のS18で取得したGetResponseメッセージの中の、<Types>が「PrinterServiceType」である<Hosted>タグ内の<Address>タグが示すURLに該当する。
図15は、本実施形態に1係るDP102が、クライアントPC110からSubscribeリクエストを受信してから画像形成装置101にSubscribeリクエストを送信するまでの処理を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はDP102のRAM203にロードされており、DP102のCPU201の制御の下に実行される。
まずS61で、DP102のCPU201は、Subscribeリクエストを受信するとS62に進む。S62でCPU201は、その受信したSubscribeリクエストの情報を代行イベント情報としてDP102のHD211が保持する後述のデバイス管理テーブル(図16)に追加記録する。
図16は、DP102のHD211が保持するイベントを通知するためのデバイス管理テーブルの一例を示す図である。
このデバイス情報管理テーブルは、それぞれの代行イベント情報をレコードとして保持する。レコードはID1601、イベント登録先URL1602、イベント通知先URL1603、イベント種別1604を含んでいる。ID1601は、DP102内で代行イベント情報を識別するためのIDを示す。イベント登録先URL1602は、イベント登録先のサービスURLを示し、図14(B)のwsa:Toタグに示す情報が該当する。図14(B)では、画像形成装置101のURLである。イベント通知先URL1603は、Subscribeリクエスト送信元のクライアントPC110URLを示し、図14(B)のwsa:ReplyToタグに示す情報が該当する。イベント種別1604は、通知して欲しいイベントの種別を示し、図14(B)のwsa:Filterに示す情報が該当する。ここでは画像形成装置101の状態が変化したとき「PrinterStatusEvent」である。後述するが、DP102は、イベント登録先URL1602に示すデバイスから、イベント種別1604に示すイベント種別のイベントを受信すると、そのイベントをイベント通知先URL1603に示すクライアント(ここではPC110)に通知する。
次にS63で、DP102のCPU201は、デバイス情報管理テーブルに追加したレコードのイベント登録先URL1603が新規であるかどうかを判定する。ここで新規であると判定するとS65に進む。またS64で、イベント登録先URL1603部が新規でない場合でもイベント種別1604が新規であればS65に進む。S65でDP102のCPU201は、図17のようなXML形式のSubscribeリクエストをイベント登録先URL1703が示すURLに送信する。S63でイベント登録先URL1603が新規でなく、かつS64で同じイベント種別が存在している場合は、既に同イベント登録先URLに対して同イベント種別でSubscribeリクエスト送信済であるため、何もしないで終了する。
図17は、DP102から画像形成装置101へ送信するSubscribeリクエストの一例を示す図である。
この例では、画像形成装置101は、「PrintStatusEvent」と「ScannerStatusEvent」が示すイベントについて状態が変化した場合、DP102にイベントを通知することになる。ここでは画像形成装置101は、DP102にだけ送信すればよいため、複数のクライアントPCにネットワークを介してイベントを送信するという手間がなくなる。画像形成装置101のCPU301は、Subscribeリクエストを受信すると、画像形成装置101のHD311に、通知すべきイベント種別とイベント通知先の情報とを関連付けて記憶する。
図18は、本実施形態に係る画像形成装置101における、イベントが発生した場合の処理の手順を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はRAM302にロードされており、CPU301の制御の下に実行される。この処理は、例えばジョブに対する遷移状態変化に関わるイベント、エラー情報関連イベント、オプション装置等の変更に関するイベント、各種設定変更に関連するイベントが発生することによる開始される。
まずS71で、CPU301は、イベントが発生したかどうかを判定する。イベントが発生したと判定するとS72に進み、CPU301は、画像形成装置101のHD311に記憶されているイベント通知先情報とイベント種別を検索する。次にS73に進み、通知すべきイベントとして登録されているかどうかを判定し、そうであればS74に進み、CPU301は、HD311に記憶されているイベント通知先にイベントを送信してS75に進む。一方、S73で、通知すべきイベントとして登録されていないと判定した場合はS75に進む。S75で、HD311に通知すべきイベント通知先への送信処理が全て完了したかを調べ、完了していない場合はS72に戻り、前述の処理を実行する。
これにより画像形成装置101は、HD311に記憶されている通知すべきイベント通知先がDP102であれば、S74でDP102に対してのみイベントを送信すれば良い。これにより、複数のクライアントPCへイベントを送信する手間が省ける。
図19は、実施形態1に係るDP102が、画像形成装置101からイベントを受信し、クライアントPC110に当該イベントを転送するまでの処理を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はDP102のRAM203にロードされており、DP102のCPU201の制御の下に実行される。
まずS81で、DP102のCPU201は、イベントを受信したかどうかを判定する。イベントを受信したと判定するとS82に進み、DP102のCPU201は、DP102のHD211が保持するデバイス情報管理テーブル(図16)に、受信したイベントの送信元がイベント登録先URLとして登録されているかを調べる。ここで登録されていると判定した場合はS83に進む。S83では、DP102のCPU201は、登録されているイベント通知先URLと同じレコード上のイベント通知先URL1603が示すURLに対してイベントを送信する。次にS84に進み、イベント登録先URLに対して、複数のイベント通知先URLが登録されている場合は、その全ての通知先に対してイベントの送信が完了したかを調べる。完了していない場合はS83に戻って、未送信のイベント通知先URLへイベントを送信する。こうしてS84で、全てのイベント登録先URLへのイベントの通知が完了すると、この処理を終了する。
以上説明したように本実施形態1によれば、クライアントPC110は、DP102にイベント登録リクエストを送信し、DP102がクライアントPC110の代わりに画像形成装置101にイベント登録リクエストを送信する。従って画像処理装置101でイベントが発生すると、画像処理装置101はDP102だけにイベント通知を行えばよい。これにより、ネットワーク上に存在するクライアントPCの数が多くなり、イベント通知を望むクライアントPCの数が多くなったとしても、イベント通知装置である画像形成装置101のイベント通知に係る処理負荷を軽減できる。
[実施形態2]
次に本発明の実施形態2を説明する。尚、この実施形態2に係るネットワークの構成、及び画像形成装置101、DP102及びPC110のハードウェア構成は前述の実施形態1と同じであるため、それらの説明を省略する。
この実施形態2では、画像形成装置101がDP102にGetResponseメッセージを送信する際に、画像形成装置101が、図13に示すHostd部1301を追加する。前述の実施形態1では、図12のS45で、DP102がクライアントPC110に送信するデバイス情報(GetResponseメッセージ)は、DP102が加工して、図13に示すようにHostd部1301を書き加えている。このHostd部1301は、<Types>として「DeviceProxyEventingServiceType」を指定し、<Address>タグにはDP102のIPアドレスであるURLが記述されている。これによりデバイス情報(GetResponseメッセージ)を取得したクライアントPC110は、そのデバイスへイベントの通知要求を発行する場合には、DP102にイベント登録リクエストを送信することになる。
図20は、実施形態2に係る画像形成装置101が、Getメッセージを受信してからGetResponseメッセージを送信するまでの処理を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はRAM302にロードされており、CPU301の制御の下に実行される。
まずS91で、画像形成装置101のCPU301は、Getメッセージを受信したかを判定し、受信するとS92に進む。S92で、CPU301は、HD311に登録されているイベント通知先の数を調べる。その数が一定以上の場合はS93に進む。S93では、CPU301は、GetResponseメッセージに、Hostd部1301を書き加えて送信する。一方、S92で、イベント通知先が一定数以下であると判定すると、図7(B)に示すような、自サービスを示すHostd部だけにしてGetResponseメッセージを送信する。尚、この一定数の設定は、画像形成装置101の操作パネル305から設定可能とする。
これによりDP102は、図6のS5でGetResponseメッセージを受信するが、実施形態2では、この時点でGetResponseメッセージには既にHostd部1301が追加されている。よって図12のS45で、DP102がクライアントPC110にGetResponseメッセージを送信する時は、このGetResponseメッセージを加工せずに送信することができる。
以上説明したように本実施形態2によれば、イベント通知装置である画像形成装置101が、イベントの通知先の数が所定数よりも多いためイベント通知の負荷が大きいと判断すると、自動的にイベント通知の登録先をイベント代行通知装置にしている。これによりイベントを通知する通知先の数が増えても、イベント通知装置の処理の負荷の増大を抑えることができる。
[実施形態3]
次に本発明の実施形態3を説明する。尚、この実施形態3に係るネットワークの構成、及び画像形成装置101、DP102及びPC110のハードウェア構成は前述の実施形態1,2と同じであるため、それらの説明を省略する。この実施形態3では、イベント登録先の画像形成装置101がDP102によって検索されたものか否かによって、クライアントPC110がイベント登録をDP102に対して行うか、画像形成装置101に直接行うかを切り替える。前述の実施形態1及び2では、図12のS45で、DP102がクライアントPC110に送信するデバイス情報(GetResponseメッセージ)に、図13のHostd部1301で示すようなイベント登録先のURLが加えられていた。これに対して実施形態3では、DP102にイベント登録する際のURLは、GetResponseメッセージから取得するのではなく、予めクライアントPC110のHD211に記憶しておくものとする。
図21は、実施形態3に係るクライアントPC110が、イベント登録を行う処理の手順を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、実行時はPC110のRAM203にロードされており、PC110のCPU201の制御の下に実行される。
まずS101で、クライアントPC110のCPU201は、イベント登録先の画像形成装置101が、DP102によって検索されたデバイスかどうかを判定する。ここでは、予めクライアントPC110のHD211にDP102のイベント登録先のURLが記憶されているものとする。S101で、DP102によって検索されたと判定した場合はS102に進む。S102では、クライアントPC110のCPU201は、クライアントPC110のHD211に記憶されているDP102のイベント登録先URLを取得してS104に進む。一方、S101で、DP102によって検索されたものでないと判定した場合はS103に進み、CPU201は、GetResponseメッセージに記載されたイベント登録先URLを取得してS104に進む。S104では、クライアントPC110のCPU201は、イベント登録先URLにイベント登録リクエストを送信する。
以上説明したように本実施形態3によれば、DP102によって検索されたイベント登録先の画像形成装置101に対してのみ、クライアントPCがイベント登録先として設定できる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (6)

  1. イベント通知装置からイベントの発行を受け取るとクライアント装置に当該イベントの発行を通知するイベント代行通知装置であって、
    前記クライアント装置からのイベントの通知要求を受信すると、当該通知要求に含まれるイベントの種類、イベント通知装置及び前記クライアント装置に関する情報を登録する登録手段と、
    イベント通知装置からイベントの発行を受け取ると、当該イベント通知装置、当該イベントの種類、及び当該イベントの通知を要求したクライアント装置が、前記登録手段によって登録されているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって登録されていると判定された場合、前記イベントを前記登録手段によって登録されている前記クライアント装置に送信するイベント通知手段と、
    を有することを特徴とするイベント代行通知装置。
  2. 前記登録手段は、前記イベントの通知要求に含まれる前記イベント通知装置に対して情報を要求し、当該要求に対する前記イベント通知装置からの応答に基づいて前記イベント通知装置に関する情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載のイベント代行通知装置。
  3. 前記クライアント装置から、前記登録手段に登録されているイベント通知装置の探索要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記探索要求に応答して探索結果を前記クライアント装置に応答する手段とを更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント代行通知装置。
  4. 前記イベント通知手段は、前記イベントを、前記登録手段により登録されているクライアント装置の中で、当該イベントの通知要求を行っている全てのクライアント装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項にイベント代行通知装置。
  5. イベント通知装置からイベントの発行を受け取るとクライアント装置に当該イベントの発行を通知するイベント代行通知装置の制御方法であって、
    前記クライアント装置からのイベントの通知要求を受信すると、当該通知要求に含まれるイベントの種類、イベント通知装置及び前記クライアント装置に関する情報を登録する登録工程と、
    イベント通知装置からイベントの発行を受け取ると、当該イベント通知装置、当該イベントの種類、及び当該イベントの通知を要求したクライアント装置が、前記登録工程で登録されているかどうかを判定する判定工程と、
    前記判定工程で登録されていると判定された場合、前記イベントを前記登録工程で登録されている前記クライアント装置に送信するイベント通知工程と、
    を有することを特徴とするイベント代行通知装置の制御方法。
  6. イベント通知装置からイベントの発行を受け取るとクライアント装置に当該イベントの発行を通知するイベント代行通知をコンピュータに実行させるために、当該コンピュータを、
    前記クライアント装置からのイベントの通知要求を受信すると、当該通知要求に含まれるイベントの種類、イベント通知装置及び前記クライアント装置に関する情報を登録する登録手段と、
    イベント通知装置からイベントの発行を受け取ると、当該イベント通知装置、当該イベントの種類、及び当該イベントの通知を要求したクライアント装置が、前記登録手段によって登録されているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって登録されていると判定された場合、前記イベントを前記登録手段によって登録されている前記クライアント装置に送信するイベント通知手段とを有するイベント代行通知装置として機能させるためのプログラム。
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