JP5535050B2 - 屋内用除加湿暖房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内用の除加湿暖房装置に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているようなデシカント調湿機が存在し、このデシカント調湿機では、屋外から屋内への経路と、屋内から屋外への経路を併設し、屋内空気を加湿しながら要除湿空間の除湿ができるものとなっている。
特開2004−278904号公報
上記特許文献1に開示されているデシカント調湿機では、要除湿空間に取入口は無く、空気の取入口を選択できるものでもないため、除湿も加湿も非効率的なものであった。
本発明は、効率的な屋内用除加湿暖房装置の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、循環ファンとヒーターと除湿ローターが設けられて、室内の空気を吸入して再び室内に戻す循環風路と、
空気取入口を介し装置外からの空気を取り入れ、前記除湿ローター通過後の空気を空気吹出口を介し装置外に排出する排出風路と、
を備えた屋内用除加湿暖房装置において、
前記排出風路の空気取入口と空気吹出口は、複数の空間にそれぞれ連通する複数の空気取入口と複数の空気吹出口で構成され、
前記室内の加湿運転時には、湿度検出手段を介し前記複数の空間のうち湿度の高い空間から空気を取り入れるように前記複数の空気取入口のうち何れかを選択して切り替える手段を設けたことを要旨とする。
本発明の屋内用除加湿暖房装置では、室内の加湿運転時に、湿度の高い空間から空気を取り入れるように空気取入口を選択することができるものであるため、例えば、乾燥空間で濡れたタオル等を乾燥している時に発生する水蒸気を、加湿対象空間の加湿に利用することができ、効率的に水分が得られ、加湿対象空間の加湿運転を効率的に行うと同時に、乾燥空間でタオル等の乾燥も行うことができるものとなる。
また、本発明の屋内用除加湿暖房装置において、前記排出風路内の前記除湿ローターの上流側に再生用ヒーターを設け、前記室内の除湿運転時には、前記再生ヒーターをONし前記循環風路内のヒーターをOFFするように制御するものとすることもできる。
こうすれば、夏季などに室内を除湿したい時には、循環風路を除湿用に使用でき、また、排出風路を除湿ローターの再生用に用いることができるものとなる。
除加湿対象室と乾燥室の配置状態の概略構成図である。 屋内用除加湿暖房装置の内部構造を示す概略構成図である。 屋内用除加湿暖房装置の変更例を示す内部構造の概略構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、除加湿暖房装置を設置した除加湿対象室と、別の乾燥室間の配管構成図である。
除加湿対象室2の天井には、下面に吸込口3aと吹出口3bを有する除加湿暖房機3が設置されている。また、別の乾燥室1内では、タオルT等を吊り下げて乾燥できるものである。
なお、図2は、除加湿暖房装置3内部の概略構造図である。
除加湿暖房装置3内には、循環風路5と、この循環風路5とは別に排出風路10が設けられている。
循環風路5内には、大型のシロッコファンで構成された循環ファン6と、切替ダンパー7と、ヒーター8と、除湿ローター9が、上流側から下流側に向かって順次配設されており、循環ファン6が回転することで、吸込口3aから除加湿対象室2内の空気を吸込み、ヒーター8で乾いた熱風として除湿ローター9に吹き付け、除湿ローター9内の水分を脱離させ、脱離した水分を含む高温多湿の空気を、吹出口3bから除加湿対象室2内に吹き出させて、高温多湿の空気により除加湿対象室2内を加湿暖房することができるものである。
除湿ローター9は、シリカゲルやゼオライト等の吸湿材料からなるハニカム状ローターで構成されており、排出風路10内にも、この除湿ローター9の一部が配置され、排出風路10内の除湿ローター9の上流側には、小型のシロッコファンで構成された排出ファン11が設けられている。この排出ファン11の上流側には切替ダンパー12が設けられて、この切替ダンパー12から分岐して取入管20,21が設けられている。
排出風路10内では排出ファン11が回転することで、空気は除湿ローター9を通り、除湿ローター9で水分が吸着されて、乾燥した空気となり、下流側へ送出されるものである。
図1に示すように、取入管20は乾燥室1の天井に接続されて、先端が乾燥室1内に連通開口された第1取入口13aとなっており、一方の取入管21は、先端が建物壁Wを貫通して屋外に連通開口された第2空気取入口13bとなっている。
また、排出風路10の除湿ローター9の下流側には、ダンパー14が設けられ、このダンパー14から分岐して排出管16と戻し管19が配管されており、戻し管19は、その先端が乾燥室1の側壁を貫通して乾燥室1内に開口された第1空気吹出口15aとなっている。また、一方の排出管16は、建物壁Wを貫通して先端が屋外に開口された第2空気吹出口15bとなっている。
なお、前記排出風路10内の例えば切替ダンパー12の下流付近には、内部を流れる空気の湿度を検知できる湿度センサー22が設けられており、この湿度センサー22からの信号が図示しない制御部に伝えられて、制御部は湿度センサー22からの検知信号に基づいて切替ダンパー12および切替ダンパー14を切替制御できるように構成されている。
除加湿対象室2を加湿暖房する加湿運転時に、例えば乾燥室1内で濡れたタオルを乾燥しているような場合には、乾燥時に発生する多量の水蒸気が乾燥室1内に存在するため、この水蒸気を含んだ空気を第1空気取入口13aから取入管20に吸込み、排出風路10を通して除湿ローター9で水蒸気中の水分を吸着し、乾燥させた空気として、戻し管19を通して第1空気吹出口15aから乾燥室1内に乾燥した空気を戻すことができ、効率的に乾燥室1を乾燥させることができる。
水分を吸着した除湿ローター9は、前述した如く、循環風路5内で、ヒーター8により加熱された熱風が吹き付けられることにより、水蒸気を離脱させて、高温多湿の空気として除加湿対象室2内に吹出口3bから吹き出され、水蒸気を多量に含む暖房風により、除加湿対象室2内の体感温度は大となり、良好に除加湿対象室2が加湿暖房されることとなる。
即ち、乾燥室1で濡れたタオル等を乾燥している時に除加湿対象室2内を加湿暖房する際には、切替ダンパー12は取入管20側に開き、ダンパー14は戻し管19側に開くように制御されるものである。
なお、この状態で運転し、乾燥室1内からの水蒸気の供給が除々に少なくなって、排出風路10内に流入される空気中の湿度が一定以下の値となった場合には、湿度センサー22により制御部を介してダンパー12が取入管21側に開き、また、ダンパー14は排出管16側に開くように制御して、屋外から水蒸気を含んだ外気を排出風路10内に取り入れ、排出管16を通して屋外へ排出するように制御する。
このように、湿度センサー22の検知信号に基づいて、制御部を介しダンパー12,14の開閉を制御して、加湿運転時には、湿度の高い空間側から空気を排出風路10内に取り入れるように制御することができ、効率的に水分が得られて、水蒸気を除加湿対象室2内の加湿に有効に利用することができ、室内から逃げる熱量も小さくなり、エネルギー削減につながり、除加湿対象室2内の加湿運転時には、省エネをしながら、タオルT等の乾燥を良好に行えるものとなる。
なお、湿度センサー22はダンパー12の下流側の排出風路10内に設けたものを例示しているが、この湿度センサー22は、取入管20および21内にそれぞれ設けても良く、更には第1空気取入口13aと第2空気取入口13b側にそれぞれ設けて構成しても良く、2以上の湿度センサー22が設けられている構成では、それぞれの湿度センサー22の検知信号を比較して、湿度の高い側の取入管20或いは21の何れかをダンパー12で開いて、水蒸気を多く含んだ空気を排出風路10内に取り入れて加湿運転することができるものである。
なお、本例では、第2空気取入口13bは屋外に開口したものを例示しているが、この第2空気取入口13bは屋外に限らず、脱衣室などの他の屋内空間に開口させたものであっても良い。
また、本例では、ダンパー12とダンバー14を連動させるような制御構成を例示しているが、ダンパー14は、ダンパー12と連動することなく個別に開閉することもできるものである。
なお、前記切替ダンパー7には、屋外に連通する換気風路17が接続されており、切替ダンパー7を換気風路17側に切り替えた場合は、除加湿対象室2内の空気を吸込口3aから吸い込んで循環風路5から換気風路17を通し屋外へ排出することができるものである。
次に、図3は、除加湿暖房装置の変更例を示すものである。
この図3の除加湿暖房装置3では、排出風路10内の除湿ローター9の上流側に再生用ヒーター18を設けたものであり、その他の構成は図2のものと同様である。
この図3のように、再生用ヒーター18を設けた構成のものでは、除加湿対象室2内を除湿することもできるものである。
即ち、図示しないリモコンの除湿ボタンを押して操作すると除湿運転に切り替わり、除湿運転時には、循環ファン6,排出ファン11,除湿ローター9は回転され、再生用ヒーター18がON状態となり、ヒーター8がOFFとなる。
循環ファン6の回転により除加湿対象室2内の空気が吸込口3aから循環風路5内に吸い込まれて、除湿ローター9を通過することで水分が吸着され、乾燥した空気となって再び吹出口3bから室内に戻されて、除加湿対象室2内が除湿されるものである。
この除湿運転時には、排出風路10は再生風路として機能することとなり、排出ファン11の回転により再生用ヒーター18に送られた空気は、加熱されて除湿ローター9に吹き付けられ、除湿ローター9内の水分が除去されて高温多湿の空気となり、排出管16を通り屋外に排出されるものである。
なお、図3において、逆に除加湿対象室2内を加湿暖房する場合には、図示しないリモコンの暖房ボタンをONすることで、再生用ヒーター18がOFFされ、ヒーター8がONされて、図2の場合と同様な加湿運転が行われるものである。
1 乾燥室
2 除加湿対象室
3 除加湿暖房装置3
3a 吸込口
3b 吹出口
5 循環風路
6 循環ファン
7 切替ダンパー
8 ヒーター
9 除湿ローター
10 排出風路
11 排出ファン
12,14 切替ダンパー
13a 第1空気取入口
13b 第2空気取入口
15a 第1空気吹出口
15b 第2空気吹出口
16 排出管
17 換気風路
18 再生用ヒーター
19 戻し管
20,21 取入管
22 湿度センサー

Claims (2)

  1. 循環ファンとヒーターと除湿ローターが設けられて、室内の空気を吸入して再び室内に戻す循環風路と、
    空気取入口を介し装置外からの空気を取り入れ、前記除湿ローター通過後の空気を空気吹出口を介し装置外に排出する排出風路と、
    を備えた屋内用除加湿暖房装置において、
    前記排出風路の空気取入口と空気吹出口は、複数の空間にそれぞれ連通する複数の空気取入口と複数の空気吹出口で構成され、
    前記室内の加湿運転時には、湿度検出手段を介し前記複数の空間のうち湿度の高い空間から空気を取り入れるように前記複数の空気取入口のうち何れかを選択して切り替える手段を設けたことを特徴とする屋内用除加湿暖房装置。
  2. 前記排出風路内の前記除湿ローターの上流側に再生用ヒーターを設け、
    前記室内の除湿運転時には、前記再生ヒーターをONし前記循環風路内のヒーターをOFFするように制御することを特徴とする請求項1に記載の屋内用除加湿暖房装置。
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