JP5534737B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、ドラムに設けられるバッフルを改良したドラム式洗濯機に関する。
一般に、ドラム式洗濯機は、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽を有している。この水槽は、外箱内に中心軸が後方に向かって下降する軸線上に位置するようにして弾性支持されている。水槽内には、モータの駆動によって回転するドラムが回転可能に設けられている。そして、ドラムの内周部には、洗濯物を掻き上げるための複数個のバッフルが設けられている。バッフルは、例えば、水槽の前後方向にまっすぐ延びている(例えば、特許文献1参照)。
このようなドラムにバッフルを備えるドラム式洗濯機は、例えば洗い時及びすすぎ時にドラムが正転(ドラム式洗濯機を正面から見て時計回り方向に回転)するときに、バッフルの前後方向に延びる一方の側面で洗濯物が掻き上げられると共に前方から後方へ移動され、ドラムの回転方向が逆転(ドラム式洗濯機を正面から見て反時計回り方向に回転)するときには、バッフルの前後方向に延びる他方の側面で洗濯物が掻き上げられると共に後方から前方へ移動される。これにより、洗濯物は、ドラムの回転によって前後に移動されて撹拌されると共に、叩き洗いされる。
特開2007−167263号公報
しかしながら、バッフルの側面は水槽の軸線に沿うようにして前後方向にまっすぐ延びているので、洗い時及びすすぎ時にドラムが回転すると、洗濯物はバッフルの側面に沿ってバッフルの前端部或いは後端部まで一気に移動してしまい、洗濯物がドラム内の前側或いは背面側で偏った状態で落下することがある。この場合、例えばドラムの前側では、他の洗濯物がクッションの作用をして洗濯物の落下の衝撃が弱められ、背面側では、かさが増して洗濯物が洗濯水に十分に浸からなくなり、これにより、叩き洗い効果が十分に得られなくなることがある。そのため、洗い及びすすぎが不十分となってしまうことがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗濯物を十分に叩き洗い効果を得ることができて、洗い及びすすぎを効率よく行うことができるドラム式洗濯機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、外箱と、前記外箱内に中心軸が後方に向かって下降する軸線上に位置するようにして弾性支持され、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽と、前記水槽内に前記軸線を中心に回転可能に設けられ、背面側が閉塞された有底円筒状をなし、周壁に多数の孔を有するドラムと、前記水槽の背面側の外側に設けられ、前記ドラムを駆動するモータと、前記ドラムの内周部に設けられ、前記軸線に沿うようにして前後方向に延びると共に前記ドラムの回転中心軸側に突出するバッフルと、少なくとも洗い及びすすぎ時に、前記モータの正逆回転の制御をする制御手段とを具備し、前記バッフルは、前記軸線に沿う線に対して周方向の一方側に位置し且つ前記ドラムの前面側に位置する第1の突条部と、前記軸線に沿う線に対して周方向の他方側に位置し且つ前記ドラムの背面側に位置する第2の突条部と、前記第1の突条部と前記第2の突条部との間に位置する第3の突条部とを有し、前記第1の突条部と前記第3の突条部とによって湾曲した第1の凹部が形成され、前記第2の突条部と前記第3の突条部とによって前記第1の凹部とは逆向きに湾曲した第2の凹部が形成され、前記ドラムの孔は、前記ドラムの中心よりも前面側半部に形成された方の数が前記ドラムの中心よりも背面側半部に形成された方の数よりも多いことを特徴とする。
本発明のドラム式洗濯機によれば、ドラムの内周部に設けられたバッフルに第1の凹部及び第1の凹部とは逆向きの第2の凹部を形成したので、洗い時及びすすぎ時にドラムが正逆回転すると、洗濯物は、ドラムの一方向の回転時には第1の凹部又は第2の凹部の一方に移動され、ドラムの他方向の回転時には前記一方向の回転時とは反対側の凹部に移動される。これにより、ドラムが正逆回転すると、洗濯物は、第1の凹部内或いは第2の凹部内からドラム内の前面側半部或いは背面側半部に分散して落下し、十分な叩き洗い効果が得られ、洗濯物の洗い及びすすぎを効率よく行うことができる。
本発明の第1実施形態を示すドラム式洗濯機全体の縦断側面図 ドラム式洗濯機全体の破断斜視図 主要部分の展開平面図 バッフルの形状を示す図で、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は正面図 主要部分の作用を表した正面図 ドラムの回転時間の長さを表したタイムチャート 洗い行程時及びすすぎ行程時のドラムの回転時間の長さを示す図 脱水行程時のドラムの回転数の変化を示す図 本発明の第2実施形態を示す図3相当図 本発明の第3実施形態を示す図3相当図
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1から図8を参照して説明する。
まず、図1及び図2には、ドラム式洗濯機の全体構造が示されている。ドラム式洗濯機の外箱1は、詳細には、合成樹脂製の基台1Aと、基台1Aに結合された箱本体1Bとから構成されている。そのうちの箱本体1Bの前面部(図1で左側)のほぼ中央部には、洗濯物出入口2が形成され、洗濯物出入口2を開閉する扉3が設けられている。又、箱本体1Bの前面部の上部には、操作パネル4が設けられ、その裏側(外箱1内)には、制御手段たる制御装置5が設けられている。
外箱1内には、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽6が設けられている。水槽6は、外箱1内に中心軸が後方(図1で右側)に向かって下降する軸線上に位置するようにしてサスペンション7によって弾性支持されている。
水槽6の背面側の外側には、モータ8が設けられている。このモータ8は、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ステータ8A及びロータ8Bを有している。ステータ8Aは、水槽6の背面側の外側に取付けられ、ロータ8Bの中心部の回転軸8Cは、軸受ブラケット9に軸受10を介して支承されて水槽6の内部に挿通されている。
水槽6内には、背面側が閉塞された有底円筒状のドラム11が設けられており、この実施形態のドラム式洗濯機は、ドラム11を片持ち支持した構成となっている。このドラム11は、背面側の外側の中心部がモータ8の回転軸8Cの先端部に連結され、水槽6の軸線を中心に回転可能に設けられ、モータ8により駆動される。この場合、モータ8は、ドラム11を回転させる駆動装置として機能する。
ドラム11の周壁(胴部)には、孔12が全域にわたって多数形成されている。この場合、孔12は、ドラム11の前後の中央よりも前面側半部(前半部)、即ちドラム11の前後の中心よりも前方の領域に形成された方(図面で孔12Aとして示す)の数が、ドラム11の中央よりも背面側半部(後半部)、即ちドラム11の前後の中心よりも後方の領域に形成された方(図面で孔12Bとして示す)の数よりも多くなるように設定されている。
又、ドラム11の内周部には、洗濯物掻き上げ用のバッフル13が複数、例えば3個等間隔に設けられている。このバッフル13は後に詳述する。
ドラム11及び水槽6は、ともに前面側が開口している。そのうちのドラム11の前面側の開口部14の周囲部内側には、例えば液体封入形の回転バランサ15が設けられている。水槽6の前面側の開口部16は、環状の弾性材例えばゴムから成るベローズ17により洗濯物出入口2に連結されている。この結果、洗濯物出入口2は、ベローズ17、水槽6の開口部16、及びドラム11の開口部14を介して、ドラム11の内部に連なっている。
水槽6の背面側の底部には、取水口を兼用する排水口18が形成されている。この排水口18には、機内排水ホース19の一端部が接続されている。又、機内排水ホース19の他端部は、外箱1の基台1Aの前部に設けられたフィルタケース20の機内排水ホース接続口21に接続されている。
フィルタケース20は、上部に前記機内排水ホース接続口21が形成され、前端部にキャップ22が装着されている。フィルタケース20は、内部にキャップ22と一体のリントフィルタ(図示せず)が収納されている。又、フィルタケース20の下部には、排水弁23が接続されており、この排水弁23の出口部に排水パイプ24が接続されている。排水パイプ24の先端部は、外箱1の基台1Aから機外に臨み、図示しない機外排水ホースに接続されるようになっている。
一方、フィルタケース20の後端部には、循環ポンプ25が設けられている。この循環ポンプ25は、水槽6(ドラム11)内の水を排水口18、機内排水ホース19及びフィルタケース20を介して吸引するものである。循環ポンプ25は、周側部(図で上部)に吐出口26が形成され、この吐出口26に送水ホース27の一端部が接続されている。送水ホース27は、中間部がベローズ17の周側方から上方へ延びており、先端部が水槽6の開口部16の上部に形成された放水口たる噴水ノズル28に接続されている。この噴水ノズル28は、ドラム11の内部のうちの後半部側に噴水されるように取付けられている。この結果、排水口18と噴水ノズル28とをつなぐようにして循環経路30が形成される。即ち、循環経路30は、水槽6、ドラム11、排水口18、機内排水ホース19、フィルタケース20、送水ホース27及び噴水ノズル28から形成され、循環ポンプ25が循環経路30中に位置するように設けられている。そして、循環ポンプ25が、水槽6の排水口18から取出された水を噴水ノズル28からドラム11内、この場合、ドラム11の後半部側(図1で矢印X方向)に向かってシャワー状に放出するようにしている。
フィルタケース20の前部の上部には、エアトラップ31が設けられている。このエアトラップ31と外箱1内の最上部に配設した水位センサ32とは、エアチューブ33によって接続されている。この結果、水位センサ32は、水槽6内の水位を、機内排水ホース19、フィルタケース20、エアトラップ31及びエアチューブ33を介して検出するようになっており、水位検出手段として機能するようになっている。
外箱1内の最上部には、給水弁34及び給水ケース35が設けられている。給水弁34は、入口部に図示しない水道の蛇口に接続した機外給水ホース(図示せず)が接続されるようになっており、出口部に接続パイプ36の一端部が接続されている。接続パイプ36の他端部は、前記給水ケース35に接続されている。給水ケース35は、内部に洗剤貯留部(図示せず)を有している。この給水ケース35には、機内給水ホース37の一端部が接続され、機内給水ホース37の他端部が水槽6の上部に接続されている。その結果、水道から給水弁34を介して供給される水は、接続パイプ36、給水ケース35の洗剤貯留部及び機内給水ホース37を介して水槽6内に供給される。又、給水弁34と給水ケース35は、水槽6内に給水する通常の給水装置38を構成している。
さて、上述のバッフル13は、図1から図5に示すように、水槽6の軸線に沿うようにして前後方向に延びると共にドラム11の回転中心軸側に突出している。このバッフル13は、周方向の両側面部13A,13Bが中央稜部13Cに向かってせり上がる山脈形をなしている。中央稜部13Cには、複数の孔13Dが形成されている。尚、本実施形態では、側面部13Aを、ドラム式洗濯機を正面から見て時計回り方向(例えば図3及び図5中の矢印A方向、正転方向)側の側面部とし、側面部13Bを、ドラム式洗濯機を正面から見て反時計回り方向側(例えば図3及び図5中の矢印B方向、反転方向)の側面部とする。
このバッフル13の中央稜部13Cは、図3から図5に示すように、平面方向から見たときに正弦波のような湾曲をなしている。具体的には、中央稜部13Cは、領域を長手方向に並ぶように3つに分けた場合、第1の突条部41、第2の突条部42及び第3の突条部43から構成されている。第1の突条部41は、水槽6の軸線に沿う線L(図3参照)に対して周方向の一方側(例えば、ドラム式洗濯機を正面から見て矢印A方向側)に位置し且つドラム11の前面側に位置している。第2の突条部42は、軸線に沿う線Lに対して周方向の他方側(例えば、ドラム式洗濯機を正面から見て矢印B方向側)に位置し且つドラム11の背面側に位置している。第3の突条部43は、第1の突条部41と第2の突条部42との間に位置している。又、第1の突条部41と第3の突条部43とは滑らかな曲線でつながれ、第2の突条部42と第3の突条部43とも滑らかな曲線でつながれている。そして、第1の突条部41と第3の突条部43とによって第1の凹部44が形成され、第2の突条部42と第3の突条部43とによって第1の凹部44とは逆向きの第2の凹部45が形成されている。即ち、第3の突条部43は、図3に示すように、平面方向から見たときに水槽6の軸線に沿う線Lに対して斜めに交差するように設けられ、第3の突条部43の前部に第1の凹部44が位置し、後部に第2の凹部45が位置している。
この場合、ドラム11において、図3に示すように、第1の凹部44は、ドラム11の孔12Aを有する前半部に対応し、第2の凹部45は、ドラム11の孔12Bを有する後半部に対応するようになっている。
又、バッフル13は、第1の突条部41及び第3の突条部43の側面のうち第1の凹部44側(側面部13B側)の面に、複数の凸条部がバッフル13の長手方向に沿って延びる第1の段差部46を有している。又、バッフル13は、第2の突条部42及び第3の突条部43の側面のうち第2の凹部45側(側面部13A側)の面に、複数の凸条部がバッフル13の長手方向に沿って延びる第2の段差部47を有している。第1の段差部46及び第2の段差部47は、階段状をなしている(図4(c)の第2の段差部47参照)。
次に、上記構成の作用について説明する。尚、ドラム11の中には洗濯物W(図5参照)が予め収容されている。
本実施形態では、例えば、使用者が操作パネル4を操作して通常の運転コース(洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を行うコース)を選択すると、制御装置5は、操作パネル4から出力される信号に基づいて、まず洗濯物重量の検出を実行する。洗濯物重量の検出は、ドラム11を所定の回転速度まで回転させ、それに要した時間と、その後、モータ8によるドラム11の駆動を停止させてドラム11を惰性回転させ、それによってドラム11の回転速度が所定の回転速度まで下降するのに要した時間とから演算するもので、洗濯物Wの重量をモータ8の回転負荷でもって検出するものである。この後、上記洗濯物重量の検出結果から、洗濯物重量を判定し、それに応じた、洗剤量の決定と、洗い行程及びすすぎ行程における水位の決定をする。この場合、モータ8の回転速度を検出する速度検出手段が、ドラム11内の洗濯物Wの重量を検出する重量検出手段となる。
又、制御装置5は、図6及び図7に示すように、重量検出手段である速度検出手段から出力される信号に基づいて、洗濯物Wの量(負荷量)に対応して洗い行程時及びすすぎ行程時のドラム11の正逆回転の割合を変更する制御を行っている。図6は、洗い行程時及びすすぎ行程時におけるドラム11の正転及び反転が繰り返し行われる動作のうちの1サイクル当たりの回転数の変化を示している。
具体的には、制御装置5は、洗濯物Wの量(負荷量)が所定の量よりも多いと判断した場合には、洗い行程及びすすぎ行程中のドラム11の回転のうち正転の回転時間Tを逆転の回転時間Tよりも長く、例えば回転時間Tを30秒とし回転時間Tを10秒に設定する。一方、洗濯物Wの量(負荷量)が少ないと判断した場合には、洗い行程及びすすぎ行程中のドラム11の正転の回転時間Tと、逆転の回転時間Tとを同じ、例えば回転時間T及び回転時間Tを共に20秒に設定する。
制御装置5は、重量検出後、給水弁34を開放して、洗い行程用に決定した水位(洗濯物Wが浸される水位)まで水道水を供給する。この場合、給水ケース35の洗剤貯留部には、制御装置5による洗剤量の判定に応じた量の洗剤が予め投入されている。ここで、ドラム11は、中心軸が後方に向かって下降する水槽6の軸線を中心に回転可能に設けられているので、給水される水は、ドラム11(水槽6)の背面側(後半部側)に溜まり、ドラム11の前面側(前半部側)に向かうにつれて浅くなり、ドラム11の前端部付近には水がほとんどない状態となる。
次に、制御装置5は、洗い行程を実行する。この洗い行程は、ドラム11を低速で正逆両方向に交互に回転させることにより行うものであり、これにより、ドラム11内に予め収容された洗濯物Wがバッフル13により掻き上げられて落とされる叩き洗いが繰り返し行われる。ドラム11の正転の回転時間T及び逆転の回転時間Tは、上述の設定した正逆回転の割合で行われる。又、制御装置5は、洗い行程中、適宜循環ポンプ25を駆動して、水槽6の排水口18から取水される水槽6内の水を、水槽6の開口部16の上部の噴水ノズル28からドラム11の後半部側に向かってシャワー状に供給させる。その後、制御装置5は、排水弁23を開放させて、水槽6(ドラム11)内の水を、水槽6の排水口18から機内排水ホース19、フィルタケース20(リントフィルタ)、排水弁23、排水パイプ24及び機外排水ホースを通じて排出させる。
次に、制御装置5は、すすぎ行程を実行する。すすぎ行程では、制御装置5は、洗い行程と同様の給水、すすぎ、排水を繰り返し行う。
図3及び図5は、洗い時及びすすぎ時における洗濯物Wの様子を示している。ドラム11が矢印A方向に回転(正転)すると、洗濯物Wは、バッフル13によって掻き上げられながら、バッフル13の第3の突条部43に隣接する側面部13Aに沿って前方から後方側(矢印Y方向)へ移動する。この場合、バッフル13の後半部側には、第2の凹部45が形成されているので、ドラム11が回転しても、洗濯物Wは、第2の凹部45よりも後端側に移動されず、第2の凹部45内に収まる。又、第2の凹部45はバッフル13の後半部側にあるので、第2の凹部45内に収まっている洗濯物Wは、ドラム11の回転によってドラム11内の最上位置付近になると、洗濯物Wは自重によりドラム11の後半部側に落ちて叩き洗いされる。このとき、ドラム11の後半部側には多くの水が溜まっているので、洗濯物Wに水が浸み込みやすい。更に、循環ポンプ25の駆動により、水槽6の排水口18から取出される水槽6内の水が噴水ノズル28からドラム11の後半部側に向かってシャワー状に供給されているので、噴水ノズル28から供給される水はドラム11の後半部に位置する洗濯物Wに浸み込みやすい。
又、従来のようにまっすぐなバッフルを傾斜させたものでは、洗濯物がドラムの背面まで移動してしまい十分な落下距離が得られ難い。しかし、本実施形態の構成では、洗濯物Wの移動が第2の凹部45により制限されるため、前記した効果を十分に得ることができる。
次に、ドラム11が矢印B方向に回転(逆転)すると、洗濯物Wは、バッフル13によって掻き上げられながら、バッフル13の第3の突条部43に隣接する側面部13Bに沿って後方から前方側(矢印Z方向)へ移動する。この場合、バッフル13の前半部側には、第1の凹部44が形成されているので、ドラム11が回転しても、洗濯物Wは、第1の凹部44よりも前端部に移動されず、第1の凹部44内に収まる。又、第1の凹部44はバッフル13の前半部側にあるので、第1の凹部44に収まっている洗濯物Wは、ドラム11の回転によってドラム11内の最上位置付近になると、洗濯物Wは自重によりドラム11の前半部側に落ちて叩き洗いされる。このとき、ドラム11の前半部にはほとんど水がないので、叩き洗いで洗濯物Wから水が押出されやすい。又、ドラム11の前半部に形成された孔12Aの数が、後半部側に形成された孔12Bの数よりも多いので、ドラム11の前半部で叩き洗いによって洗濯物Wから押出された水は、ドラム11の孔12Aを通って水槽6側に流入されやすい。
しかも、従来のようにまっすぐなバッフルを傾斜させたものでは、洗濯物を同様に前方に向かって移動させることができても、どこまで移動するかは決まっていなかった。しかし、本実施形態の構成では、洗濯物Wが第1の凹部44に収められてから落下されるため、洗濯物Wの落下位置を一定でき、これにより、洗濯物W同士の叩き洗いによる相互洗浄効果を得ることができ、ドラム11前方からの飛出しを防ぐことができる。
制御装置5は、すすぎ行程が終了すると、次に脱水行程を実行する。脱水行程では、制御装置5は、図8に示すように、ドラム11を一方向に高速回転をさせるようにモータ8を制御し、洗濯物Wに対して遠心脱水を行う。図8は、脱水行程時におけるドラム11の回転数の変化を示している。ドラム11の回転方向は、この場合、洗濯物Wをドラム11の後部側に移動させる方向、即ち、脱水行程時に、バッフル13において第3の突条部43の後部よりも前部が先行する方向(矢印A方向、正転方向)である。
又、この脱水行程において、制御装置5は、図8に示すように、ドラム11の回転数が目標回転数、この場合、脱水行程時の最大の回転数(定常回転数)に達するまでの時間を、重量検出手段が検出した信号に基づいて、洗濯物Wの量が多いほど長くするようにモータ8を制御している。言い換えると、制御装置5は、脱水行程時に、洗濯物Wが多いほどドラム11の回転の加速度を小さくするようにモータ8を制御している。
具体的には、制御装置5は、重量検出手段の信号に基づいて、洗濯物Wの量(負荷量)が所定量である場合、図8のD線に示すように、所定時間Tかけてドラム11の回転数を目標回転数に達するようにし、ドラム11の回転数が目標回転数に達すると、その回転数を維持した状態でドラム11を所定時間T´回転させるようにモータ8を制御する。又、制御装置5が重量検出手段の信号に基づいて、洗濯物Wの量が所定量よりも多いと判断した場合、図8のE線に示すように、目標回転数に達するまでの時間Tを、洗濯物Wが所定量である場合の所定時間Tよりも長くし、ドラム11の回転数が目標回転数に達すると、その回転数を維持した状態でドラム11を所定時間T´回転させるようにモータ8を制御する。一方、洗濯物Wの量が少ないと判断した場合、図8のF線に示すように、目標回転数に達するまでの時間Tを、洗濯物Wが所定量である場合の所定時間Tよりも短くし、ドラム11の回転数が目標回転数に達すると、その回転数を維持した状態でドラム11を所定時間T´回転するようにモータ8を制御する。
尚、制御装置5は、ドラム11が目標回転数で回転している時間を、T´≧T´≧T´の関係となるようにモータ8を制御している。
脱水行程時における洗濯物Wの様子について図5を参照して説明する。
脱水行程時に、ドラム11を矢印A方向に回転(正転)させることにより、洗濯物Wは、バッフル13の第3の突条部43に隣接する側面部13Aに沿って前方から後方側(矢印Y方向)へ移動する。そして、ドラム11の後部側に移動された洗濯物Wに遠心力が作用すると、この洗濯物Wは、ドラム11の後部側の側面に張り付き、洗濯物Wに残留している水分は、ドラム11の孔12Bから水槽6側に流入し、水槽6の排水口18から排水される。
脱水行程が終了することにより、通常の運転コースが終了する。
上記構成によれば、ドラム11の内周部に設けられたバッフル13に第1の凹部44及び第1の凹部44とは逆向きの第2の凹部45を形成したので、洗い時及びすすぎ時にドラム11が正逆回転すると、洗濯物Wは、ドラム11の一方向、例えば正転(矢印A方向)の回転時には第2の凹部45に移動され、ドラム11の他方向、例えば逆転(矢印B方向)の回転時には第1の凹部44に移動される。これにより、ドラム11が正逆回転すると、洗濯物Wは、第1の凹部44内或いは第2の凹部45内からドラム11内の前面側半部(前半部)或いは背面側半部(後半部)に分散して落下し、十分な叩き洗い効果が得られ、洗濯物Wの洗い及びすすぎを効率よく行うことができる。
即ち、ドラム11の正逆回転により、洗濯物Wがドラム11の前半部で叩き洗いされて水が押出された後、ドラム11の後半部で叩き洗いされてドラム11の後半部に溜められた水が洗濯物Wに浸み込み、再びドラム11の前部で叩き洗いされて水が押出されるようになる。このような作用により、洗濯物Wに対して水の出入りが頻繁に行われるようになり、十分な叩き洗い効果が得られて、洗濯物Wに付いた汚れを落とし易くできる。特に、洗剤を含んだ水による洗い時においては、その叩き洗い効果が顕著である。尚、洗濯物Wから落ちた(剥がれた)汚れは、洗剤の効果により洗濯物Wに再付着しにくい。
ドラム11の前半部に形成された孔12Aの数が、後半部側に形成された孔12Bの数よりも多いので、ドラム11の前半部で叩き洗いによって洗濯物Wから押出された水を水槽6側に早期に排出させることができるので、ドラム11の前半部に水があまり存在しないようにできる。これにより、ドラム11の前半部での叩き洗いで、洗濯物Wから水を容易に押出すことができる。
バッフル13の第1の凹部44内に第1の段差部46を設け、第2の凹部45内に第2の段差部47を設けたので、第1の凹部44及び第2の凹部45に収まった洗濯物Wは、この第1の段差部46及び第2の段差部47に引っ掛かりやすくなり、これにより、洗濯物Wを掻き上げやすくできる。
循環ポンプ25を設けて水槽6の排水口18から取水される水槽6内の水を噴水ノズル28からドラム11の後半部側に向かってシャワー状に供給するようにしたので、ドラム11の後半部にある洗濯物Wに水を浸み込ませやすくすることができる。
制御装置5が重量検出手段から出力される信号に基づいて、ドラム11の正逆回転の割合を変更するようにしたので、洗濯物Wの量によって洗濯物Wに浸み込ませる水の量を変更することができる。本実施形態では、洗濯物Wが多い場合に、正転の回転時間Tを逆転の回転時間Tよりも長くしたので、洗濯物Wに水が浸み込む時間が長くなり、洗濯物同士が乾いた状態でこすれてしまうことを極力防止することができる。
脱水行程時に、洗濯物Wをドラム11の後部側に移動させる方向にドラム11を回転させるようにしたので、脱水行程時には多くの洗濯物Wはドラム11の後部側に位置している。これにより、洗濯物Wがドラム11の前方に位置する扉3やベローズ17に引っ掛かることによる異常音の発生を防止することができる。又、一般に、ドラムを片持ち支持した構成の洗濯機は、アンバランスが発生しやすい、即ち、ドラムが回転の際にふらつきやすい。しかし、本実施形態では、洗濯物Wを、ドラム11の後部側、即ちドラム11を支持している付近に移動させる構成であるので、アンバランスの発生を極力防止することができる。
又、制御装置5は、脱水行程時に、ドラム11の回転数が目標回転数に達するまでの時間を洗濯物Wの量が多いほど長くするようにモータ8を制御している。この構成によれば、洗濯物Wが多い場合、脱水行程時に洗濯物Wがドラム11の側面に張り付くのに時間がかかるが、ドラム11の回転数が目標回転数に達するまでの時間を洗濯物Wの量が多いほど長くすることにより、洗濯物Wがドラム11の側面に張り付く前に多くの洗濯物Wをドラム11の後部側に移動させることができる。これにより、アンバランスの発生を極力防止することができる。一方、洗濯物Wの量が少ない場合には、ドラム11の回転数は速く目標回転数に達するので、洗濯物Wを素早くドラム11の後部側に移動させることができると共に、脱水時間を短縮することができる。
又、脱水行程時の目標回転数で回転させる時間T´,T´,T´を、洗濯物Wの量が少ないほど短くすることによっても、脱水時間を短縮することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図9を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、第1の実施形態のバッフル13の代わりに、バッフル51がドラム11の内周部に設けられている。
バッフル51は、第1の実施形態のバッフル13(図3参照)と同様に水槽6の軸線に沿うようにして前後方向に延びると共にドラム11の回転中心軸側に突出している。このバッフル51も、周方向の両側面部51A,51Bが中央稜部51Cに向かってせり上がる山脈形をなしている。中央稜部51Cには、複数の孔51Dが形成されている。尚、本実施形態では、側面部51Aを、ドラム式洗濯機を正面から見て時計回り方向(図9中の矢印A方向)側の側面部とし、側面部51Bを、ドラム式洗濯機を正面から見て反時計回り方向側(図9中の矢印B方向)の側面部とする。
このバッフル51の中央稜部51Cは、平面方向から見たときに三角波のような形状をなしている。具体的には、中央稜部51Cは、領域を長手方向に並ぶように3つに分けた場合、第1の突条部52、第2の突条部53及び第3の突条部54から構成されている。第1の突条部52は、直線状をなし、水槽6(図1参照)の軸線に沿う線Lに対して周方向の一方側(例えば、ドラム式洗濯機を正面から見て矢印A方向側)に位置し且つドラム11の前面側に位置している。第2の突条部53は、直線状をなし、軸線に沿う線Lに対して周方向の他方側(例えば、ドラム式洗濯機を正面から見て矢印B方向側)に位置し且つドラム11の背面側に位置している。第3の突条部54は、直線状をなし、第1の突条部52と第2の突条部53との間に位置している。又、第1の突条部52と第3の突条部54とは折れ曲がってつながれ、第2の突条部53と第3の突条部54とも折れ曲がってつながれている。そして、第1の突条部52と第3の突条部54とによって第1の凹部55が形成され、第2の突条部53と第3の突条部54とによって第1の凹部55とは逆向きの第2の凹部56が形成されている。即ち、第3の突条部54は、図9に示すように、平面方向から見たときに水槽6の軸線に沿う線Lに対して斜めに交差するように設けられ、第3の突条部54の前部に第1の凹部55が位置し、後部に第2の凹部56が位置している。
又、バッフル51は、第1の突条部52及び第3の突条部54の側面のうち第1の凹部55側(側面部51B側)の面に、複数の凸条部がバッフル51の長手方向に沿って延びる第1の段差部57を有している。又、バッフル51は、第2の突条部53及び第3の突条部54の側面のうち第2の凹部56側(側面部51A側)の面に、複数の凸条部がバッフル51の長手方向に沿って延びる第2の段差部58を有している。
上記構成によれば、第1の凹部55が第1の実施形態の第1の凹部44の作用をし、第2の凹部56が第1の実施形態の第2の凹部45の作用をして、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態を図10を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第3の実施形態では、第1の実施形態のドラム11の代わりに、ドラム61を用いている。ドラム61は、周壁(胴部)に孔62が全域にわたって多数形成されている。この場合、孔62は、ドラム61の前後の中央よりも背面側半部(後半部)、即ちドラム61の前後の中心よりも後方の領域に形成された方(図面で孔62Bとして示す)の数が、ドラム61の中央よりも前面側半部(前半部)、即ちドラム61の前後の中心よりも前方の領域に形成された方(図面で孔62Aとして示す)の数よりも多くなるように設定されている。
上記構成によれば、脱水行程時に、洗濯物Wをドラム61の後部側に移動させる方向にドラム61が回転(正転、矢印A方向)することにより、洗濯物Wは、バッフル13の第3の突条部43に隣接する側面部13Aに沿って前方から後方側へ移動する。これにより、ドラム61の後部側に移動した洗濯物Wを、ドラム11の後部側の側面に張り付かせ、洗濯物Wに残留している水分を、ドラム61の孔62Bから効率良く水槽6側に流入させることができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されず、次のような変形、拡張が可能である。
第1の実施形態のバッフル13では、凹部を2つ(第1の凹部44、第2の凹部45)設ける構成とし、第2の実施形態のバッフル51でも凹部を2つ(第1の凹部55、第2の凹部56)設ける構成として説明したが、凹部を3つ以上設ける構成にしても良い。
ドラム11に設けるバッフル13,51の個数は、3個以外であっても良い。
第1の実施形態では、正転の回転時間Tを逆転の回転時間Tよりも長くして説明したが、正転の回転時間Tを逆転の回転時間Tより短くしても良い。
重量検出手段として、電流センサを用いる構成としとても良い。具体的には、制御装置5が、モータ8を駆動してドラム11を回転させ、そのときの電流センサの検出電流の大きさと、制御装置5に予め記録されているデータに基づき、ドラム11内に収容された洗濯物の重量を判断するようにしても良い。
本発明は、乾燥機能付きのドラム式洗濯機にも適用することができる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、1は外箱、5は制御装置(制御手段)、6は水槽、8はモータ、11,61はドラム、12,12A,12Bは孔、13,51はバッフル、18は排水口(取水口)、25は循環ポンプ、28は噴水ノズル(放水口)、30は循環経路、41,52は第1の突条部、42,53は第2の突条部、43,54は第3の突条部、44,55は第1の凹部、45,56は第2の凹部、46,57は第1の段差部、47,58は第2の段差部を示す。

Claims (7)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に中心軸が後方に向かって下降する軸線上に位置するようにして弾性支持され、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽と、
    前記水槽内に前記軸線を中心に回転可能に設けられ、背面側が閉塞された有底円筒状をなし、周壁に多数の孔を有するドラムと、
    前記水槽の背面側の外側に設けられ、前記ドラムを駆動するモータと、
    前記ドラムの内周部に設けられ、前記軸線に沿うようにして前後方向に延びると共に前記ドラムの回転中心軸側に突出するバッフルと、
    少なくとも洗い及びすすぎ時に、前記モータの正逆回転の制御をする制御手段とを具備し、
    前記バッフルは、前記軸線に沿う線に対して周方向の一方側に位置し且つ前記ドラムの前面側に位置する第1の突条部と、前記軸線に沿う線に対して周方向の他方側に位置し且つ前記ドラムの背面側に位置する第2の突条部と、前記第1の突条部と前記第2の突条部との間に位置する第3の突条部とを有し、前記第1の突条部と前記第3の突条部とによって湾曲した第1の凹部が形成され、前記第2の突条部と前記第3の突条部とによって前記第1の凹部とは逆向きに湾曲した第2の凹部が形成され
    前記ドラムの孔は、前記ドラムの中心よりも前面側半部に形成された方の数が前記ドラムの中心よりも背面側半部に形成された方の数よりも多いことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記ドラム内の洗濯物の重量を検出する重量検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記重量検出手段から出力される信号に基づいて、前記ドラムの正逆回転の割合を変更することを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 外箱と、
    前記外箱内に中心軸が後方に向かって下降する軸線上に位置するようにして弾性支持され、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽と、
    前記水槽内に前記軸線を中心に回転可能に設けられ、背面側が閉塞された有底円筒状をなし、周壁に多数の孔を有するドラムと、
    前記水槽の背面側の外側に設けられ、前記ドラムを駆動するモータと、
    前記ドラムの内周部に設けられ、前記軸線に沿うようにして前後方向に延びると共に前記ドラムの回転中心軸側に突出するバッフルと、
    少なくとも洗い及びすすぎ時に、前記モータの正逆回転の制御をする制御手段と、
    前記ドラム内の洗濯物の重量を検出する重量検出手段と、を備え、
    前記バッフルは、前記軸線に沿う線に対して周方向の一方側に位置し且つ前記ドラムの前面側に位置する第1の突条部と、前記軸線に沿う線に対して周方向の他方側に位置し且つ前記ドラムの背面側に位置する第2の突条部と、前記第1の突条部と前記第2の突条部との間に位置する第3の突条部とを有し、前記第1の突条部と前記第3の突条部とによって湾曲した第1の凹部が形成され、前記第2の突条部と前記第3の突条部とによって前記第1の凹部とは逆向きに湾曲した第2の凹部が形成され、
    前記制御手段は、前記重量検出手段から出力される信号に基づいて、前記ドラムの正逆回転の割合を変更することを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 前記バッフルは、前記第1の突条部及び前記第3の突条部の側面のうち前記第1の凹部側の面に第1の段差部を有し、前記第2の突条部及び前記第3の突条部の側面のうち前記第2の凹部側の面に第2の段差部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記水槽の背面側の底部に形成された取水口と、
    前記水槽の前面側の上部に形成された放水口と、
    前記取水口と前記放水口をつなぐようにして設けられた循環経路と、
    前記循環経路中に設けられ、前記水槽の前記取水口から取出された水を前記放水口から前記ドラム内に放出させる循環ポンプと、を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  6. 前記制御手段は、脱水行程時に、前記バッフルにおいて前記第3の突条部の後部よりも前部が先行する方向に、前記ドラムを回転させることを特徴とする請求項1から5のいずれか項に記載のドラム式洗濯機。
  7. 前記ドラム内の洗濯物の重量を検出する重量検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、脱水行程時に、前記ドラムの回転数が目標回転数に達するまでの時間を、前記重量検出手段が検出した洗濯物の量が多いほど長くするように前記モータを制御することを特徴とする請求項6記載のドラム式洗濯機。
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