JP5534671B2 - 光ファイバ - Google Patents

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Description

本発明は、誘導ブリユアン散乱の発生を抑制できる光ファイバに関するものである。
大容量の光通信を実現するために、波長分割多重(WDM)方式や時分割多重(TDM)方式などの通信方式が採用されている。このような通信方式においては、伝送路である光ファイバに入力される光強度が増大すると、光ファイバ中での非線形光学現象の発生が顕著になる。非線形光学現象の一つである誘導ブリユアン散乱(SBS)は、光ファイバに入力した光の一部が後方に散乱され、この散乱された光すなわちブリユアン散乱光が誘導散乱を起こす現象であり、光ファイバ中を伝搬する光と音響波との相互作用で発生する。SBSが発生すると光ファイバ中の光伝搬の障害となる。SBSは入力する光の強度が閾値(SBS閾値)以上になると発生するので、伝送路に用いられる光ファイバは、SBS閾値が高いものが望まれる。なお、ブリユアン散乱光が誘導散乱を起こす際に受ける利得をブリユアンゲインという。
従来、SBS閾値を高くする方法として、光ファイバの長手方向でコア径やコアに添加するドーパントの添加量を変化させることにより、波長分散や伝送損失といった光ファイバの特性を長手方向で変化させる方法が提案されている(特許文献1〜3参照)。これらの方法によれば、光の周波数スペクトル上での入力光に対するブリユアン散乱光のシフト量(ブリユアンシフト量)が光ファイバの長手方向で変化するため、SBSが発生しにくくなり、SBS閾値が高くなる。一方、光ファイバにゲルマニウムとフッ素をドーパントとして含み、ゲルマニウム濃度分布が最も高い部位の外側にフッ素濃度が最も高い部位が存在するように各ドーパントを添加して、長手方向で特性を変化させることなくSBS閾値を高める光ファイバが開示されている(特許文献4参照)。
特許第2584151号公報 特許第2753426号公報 特許第3580640号公報 特開2006−133314号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された長手方向で特性を変化させた光ファイバは、SBS閾値が高くなってSBSの発生を抑制できるとしても、光ファイバの長手方向で安定した特性を持たないという課題があった。その結果、光ファイバ中に光信号を伝搬させると、特性が局所的に変化している部分を光信号が通過するときに信号波形が歪むなどの光信号の劣化が起こる可能性がある。一方、特許文献4に記載された光ファイバは、長手方向で特性が変化することはないが、SBS閾値を高める効果が十分ではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ファイバの長手方向で安定した特性を有し、かつSBSの発生を効果的に抑制できる光ファイバを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光ファイバは、コアと、前記コアの外周に形成されたクラッドとを有する石英系光ファイバであって、前記コアは、ゲルマニウムとフッ素の少なくとも一方を添加した層を含む3つ以上の層を有し、ブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散するように前記各層におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を設定したことを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上記の発明において、前記コアは、中心コア層と、前記中心コア層の外周に形成した内側コア層と、前記内側コア層の外周に形成した外側コア層とを有し、前記各コア層における総比屈折率差は0.3〜0.4%であり、前記中心コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ1−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ1−Fとし、前記内側コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ2−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ2−Fとし、前記外側コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ3−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ3−Fとし、前記外側コア層のコア径を2cとすると、Δ1−GeOが0.45〜1.1%であり、Δ1−Fが−0.7〜−0.1%であり、(Δ1−GeO)−(Δ2−GeO)が0より大きく、(Δ1−F)−(Δ2−F)が0より小さく、(Δ2−GeO)−(Δ3−GeO)が0.1より大きく、(Δ2−F)−(Δ3−F)が−0.1より小さく、2cが7.5〜10.0μmであることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上記の発明において、Δ1−GeOが0.65〜1.1%であり、Δ1−Fが−0.7〜−0.3%であり、Δ2−GeOが0.5〜0.7%であり、Δ2−Fが−0.4〜−0.1%であり、Δ3−GeOが0.35〜0.5%であり、Δ3−Fが−0.15〜0%であり、前記中心コア層のコア径を2a、前記内側コア層のコア径を2bとすると、a/cが0.1〜0.4であり、b/cが0.5〜0.7であることを特徴とする。
本発明によれば、コアがゲルマニウムとフッ素とを添加した3つ以上の層を有し、ブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散するように各層におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を設定したので、光ファイバ中を伝搬する光と音響波との重ね合わせが調整されてブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散する。その結果、SBS閾値が高くなり、ファイバの長手方向で特性を変化させなくてもSBSの発生を効果的に抑制できる光ファイバを実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ファイバの断面および屈折率プロファイルを示す図である。 図2は、コア層数が1〜3の光ファイバについて、シミュレーション計算によって得られたブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図3は、本発明の実施例に係る光ファイバのコアの屈折率プロファイルを規定する設計パラメータを説明する図である。 図4は、本発明の実施例に係る光ファイバの具体的な屈折率プロファイルの設計パラメータを示す図である。 図5は、本発明の実施例1に係る光ファイバの屈折率プロファイルをRNF法によって測定した結果を示す図である。 図6は、本発明の実施例1に係る光ファイバの諸特性を示す図である。 図7は、本発明の実施例1に係る光ファイバに強度を2.64dBmから14.67dBmまで変化させて波長1550nmの光を入力した場合のブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図8は、図7に示すブリユアンゲインスペクトルのピーク周波数とスペクトル幅を示す図である。 図9は、本発明の実施例1に係る光ファイバのSBS閾値Pthを求める方法について説明する図である。 図10は、計算例1〜8の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図11は、計算例1〜8において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図12は、計算例9〜14の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図13は、計算例9〜14において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図14は、計算例15〜20の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図15は、計算例15〜20において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図16は、計算例21〜27の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図17は、計算例21〜27において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図18は、計算例28〜30の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図19は、計算例28〜30において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。 図20は、計算例31〜36の設計パラメータの組み合わせを示す図である。 図21は、計算例31〜36において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。
符号の説明
1 光ファイバ
2 コア
21 中心コア層
22 内側コア層
23 外側コア層
3 クラッド
4〜6 屈折率プロファイル
以下に、図面を参照して本発明に係る光ファイバの実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る光ファイバの断面および屈折率プロファイルを示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る光ファイバ1は、コア2と、コア2の外周に形成されたクラッド3とを有する石英系シングルモード光ファイバである。
コア2は、ゲルマニウム(Ge)とフッ素(F)の少なくとも一方を添加した層を含む3つの同心円状の外周を有する中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23を有する。なお、Geは、GeO2として添加されている。また、クラッド3は屈折率を変化させる添加物を含まない純シリカガラスからなる。
なお、Y.Koyamada, et al., J. Lightwave Technol., 22, 631(2004)に開示されるように、ゲルマニウムならびにフッ素を添加したシリカガラスにおけるゲルマニウムならびにフッ素の添加濃度と屈折率、純シリカガラスに対する比屈折率差の関係は以下の式(1)〜(4)で表される。
n=1.458(1+10×10-3GeO2−3.3×10-3F)・・・(1)
Δ=(n−nSiO2)/nSiO2=1.458(1.0×10-3GeO2−3.3×10-3F)/nSiO2・・・(2)
ΔGeO2=1.458WGeO2×10-3/nSiO2・・・(3)
ΔF=(−3.3×1.458)WF×10-3/nSiO2・・・(4)
ただし、式(1)〜(4)において、nは屈折率、WGeO2はGeO2の添加濃度(重量%)、WFはフッ素の添加濃度(重量%)、Δは比屈折率差、nSiO2は純シリカガラスの屈折率、ΔGeO2はGeに起因する比屈折率差、ΔFはFに起因する比屈折率差である。
図1において、屈折率プロファイル4は、Geに起因する各コア層の比屈折率差を示す。Geは比屈折率差を高めるが、各コア層のGe濃度は異なるので比屈折率差も異なり、Geに起因する比屈折率差は中心コア層21において0.75%、内側コア層22において0.55%、外側コア層23において0.35%である。また、屈折率プロファイル5は、Fに起因する各コア層の比屈折率差を示す。Fは比屈折率差を下げるが、各コア層のF濃度は異なるので比屈折率差も異なり、Fに起因する比屈折率差は中心コア層21において−0.4%、内側コア層22において、−0.2%、外側コア層23において0%である。一方、屈折率プロファイル6は、GeおよびFのそれぞれに起因する屈折率のプロファイルを加算した総比屈折率差を示す。光ファイバ1は、中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23の比屈折率差が互いに同一になるような濃度比でゲルマニウムとフッ素とを添加したものである。その結果、総比屈折率差は、中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23おいて0.35%で同一であり、いわゆるステップインデックス型の屈折率プロファイルを有する光ファイバとなっている。なお、上記の比屈折率差はクラッド3の屈折率を基準としている。
なお、中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23の総比屈折率差は、必ずしも同一である必要はないが、例えば、光ファイバ通信システムにおいて通常伝送路として用いられるシングルモード光ファイバ(SMF)と同等の特性を得るためには、すべての層において0.3〜0.4%であり、かつコア径(外側コア層23のコア径)が7.5〜10.0μmであることが好ましい。また、光ファイバの要求特性に合わせて任意の屈折率プロファイルとすることもできる。
そして、光ファイバ1は、中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を上記のように設定した結果、ブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散する。これは、音響波速度は導波路の媒質に依存して変化するが、ゲルマニウムとフッ素がともに音響波速度を下げる作用を有するため、任意の屈折率プロファイルを実現しながら音響波のフィールド分布を制御することができているためである。ブリユアン散乱は光と音響波との相互作用により引き起こされるため、光のフィールド分布と音響波のフィールド分布の重なり具合を調整することにより、ブリユアン散乱の周波数を変化させて、ブリユアンゲインスペクトル上のピークを複数のピークに分散し、SBSの発生を抑制することが可能となる。さらに、本発明の構造において、ゲルマニウムとフッ素の濃度比を適切に調整することにより、各ピークの強度をほぼ一定にすることも可能であり、これによりSBSの発生はより効果的に抑制される。
図2は、コア層数が1〜3の光ファイバについて、シミュレーション計算によって得られたブリユアンゲインスペクトルを示す図である。なお、コア層数が3の光ファイバは、図1に示すような光ファイバである。また、コア層数が2の光ファイバは、図1に示す光ファイバにおいて、内側コア層22における屈折率プロファイルを外側コア層23と同一にしたような屈折率プロファイルを有する光ファイバである。また、コア層数が1の光ファイバは、図1に示す光ファイバにおいて、中心コア層21および内側コア層22における屈折率プロファイルを外側コア層23と同一にしたような屈折率プロファイルを有する光ファイバである。また、図2において、横軸はブリユアン周波数である。図2に示すように、コア層数が増加するにつれて、光ファイバ中を伝搬する光と音響波との重ね合わせが変化し、ブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散する。本実施の形態に係る光ファイバ1のようにコア層数が3の場合は、光と音響波との重ね合わせの調整によってピークが4つに分散する。その結果、コア層数が1〜2の場合よりもブリユアンゲインのピークの値がさらに減少するので、SBS閾値が高くなり、ファイバの長手方向で特性を変化させなくても効果的にSBSの発生を抑制できる。
つぎに、本発明の実施例として試作した光ファイバについて説明する。図3は、本実施例に係る光ファイバのコアの屈折率プロファイルを規定する設計パラメータを説明する図である。中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23のコア径はそれぞれ2a、2b、2cであり、Geに起因する屈折率プロファイル4で示される中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23の比屈折率差はそれぞれΔ1−GeO2、Δ2−GeO2、Δ3−GeO2であり、Fに起因する屈折率プロファイル5で示される中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23の比屈折率差はそれぞれΔ1−F、Δ2−F、Δ3−Fである。なお、中心コア層21のコア径2aは、中心コア層21と内側コア層22との境界領域において、(Δ1−GeO2)−(Δ2−GeO2)の1/2の比屈折率差を有する位置における径で定義される。同様に、内側コア層22のコア径2bは、内側コア層22と外側コア層23との境界領域において、(Δ2−GeO2)−(Δ3−GeO2)の1/2の比屈折率差を有する位置における径で定義される。同様に、外側コア層23のコア径2cは、外側コア層23とクラッド3との境界領域において、Δ3−GeO2の1/2の比屈折率差を有する位置における径で定義される。また、図4は、本実施例に係る光ファイバの具体的な屈折率プロファイルの設計パラメータを示す図である。なお、実施例1、2のいずれの場合も、中心コア層21、内側コア層22、外側コア層23における比屈折率差が同一の値となるようにしており、その値は、実施例1では0.3%であり、実施例2では0.32%である。
図5は、実施例1に係る光ファイバの屈折率プロファイルをRNF法(反射式ニアフィールド法)によって測定した結果を示す図である。図5に示すように、コアにおける比屈折率差は約0.3%でほぼ一様になっており、図4に示した設計パラメータを反映したものとなっている。
図6は、実施例1に係る光ファイバの諸特性を示す図である。なお、PMDは偏波モード分散、MFDはモードフィールド径、Aeffは有効コア断面積を示す。また、伝送損失、波長分散、波長分散スロープ、PMD、MFD、Aeffおよび曲げ損失は波長1550nmにおける値である。ここで、光ファイバ通信システムにおいて通常伝送路として用いられるシングルモード光ファイバ(SMF)の特性は、波長1550nmにおける波長分散が16〜20ps/nm/km、MFDが10.0〜11.0μm、かつカットオフ波長λcが1310nm以下であるが、図6に示すように、実施例1に係る光ファイバは波長分散、MFD、カットオフ波長においてSMFと同等の特性を有していた。また、実施例2に係る光ファイバについても、実施例1とほぼ同様の特性を有していた。なお、図6に示すように、実施例1に係る光ファイバにおいて、上述した定義における外側コア層のコア径2cは9.4μmであった。これに対して、屈折率プロファイルの裾の部分における外側コア層の外径をコア径と定義する場合は、コア径は10.1μmであった。
なお、本明細書中におけるカットオフ波長とは、ITU−T(国際電気通信連合)G.650で定義するファイバカットオフ波長λcおよびケーブルカットオフ波長λccをいう。図6において、2mカットオフ波長とはファイバカットオフ波長λcであり、22mカットオフ波長とはケーブルカットオフ波長λccである。その他、本明細書で特に定義しない用語についてはITU−T G.650における定義及び測定方法に従うものとする。
つぎに、図7は、本発明の実施例1に係る光ファイバに強度を2.64dBmから14.67dBmまで変化させて波長1550nmの光を入力した場合のブリユアンゲインスペクトルを示す図であり、図8は、図7に示すブリユアンゲインスペクトルの各ピークのピーク周波数とスペクトル幅を示す図である。図7に示すように、ブリユアンゲインスペクトル上には4つのピークが現われている。各ピークは入力する光の強度を大きくするに従って強度が増加するが、入力光強度を14.67dBmとすると強度の最も高い第一ピークの強度が急激に増大してSBSが発生する。また、図8に示すように、記号「◎」を付した第一ピークの周波数は10.82GHzであり、スペクトル幅は38.35MHzである。また、記号「○」を付した第二ピークの周波数は10.96GHzであり、スペクトル幅は37.44MHzである。また、記号「△」を付した第三ピークの周波数は10.22GHzであり、スペクトル幅は37.10MHzである。また、記号を付していない第四ピークの周波数は10.54GHzである。すなわち、実施例1に係る光ファイバは、各コア層におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を上記の比屈折率差を実現するように設定したことによってブリユアンゲインスペクトル上のピークが4つのピークに分散している。
つぎに、図9は、実施例1に係る光ファイバのSBS閾値Pthを求める方法について説明する図である。図9においては、光ファイバに入力した光の強度である入力光強度と、入力した光のうち光ファイバを透過する光の強度である透過光の強度および入力側に散乱されるブリユアン散乱光の強度との関係とが示されている。入力光強度が小さい領域では透過光とブリユアン散乱光との強度は入力光強度に比例して増加するが、入力光強度がSBS閾値Pthを超えるとブリユアン散乱光の強度は急激に増大し、SBSが発生する。SBS閾値Pthは、誘導散乱が発生しておらずブリユアン散乱光の強度が入力光強度に比例して増加する領域におけるフィッティング直線と、誘導散乱が発生してブリユアン散乱光の強度が急激に増大する領域におけるフィッティング直線との交点における入力光強度であり、実施例1に係る光ファイバでは図9に示すように13.8dBmである。
SBS閾値の値は光ファイバの条長に依存するが、このSBS閾値の値は光ファイバの条長が11.9kmの場合のものであり、この値から光ファイバの条長が20kmの場合のSBS閾値の換算値を求めると12.4dBmとなる。一方、通常のSMFのSBS閾値は条長が20kmの場合は6.6dBmである。すなわち、実施例1に係る光ファイバは、波長分散、MFD、カットオフ波長においてSMFと同等の光学特性を有しながら、ブリユアンゲインスペクトル上のピークを4つのピークに分散するように各コア層におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を設定したので、ゲインが各ピークに分散され、SBS閾値がSMFよりも5.8dBmも高い光ファイバとなっている。また、実施例2に係る光ファイバについても、ほぼ同様のSBS閾値を示した。
なお、図7に示すように、実施例1に係る光ファイバは、ブリユアンゲインスペクトル上に4つのピークが現われている。ここで、入力する光強度がSBS閾値よりも十分に小さく、誘導散乱が発生していない場合、たとえば8.62dBmの場合は、4つのピークの最大値と最小値との差が6dB以内となっており、ゲインが各ピークにバランスよく分散していることが確認できる。
なお、上記の実施例に係る光ファイバは設計パラメータを上記の値とすることで波長分散、MFD、カットオフ波長においてSMFと同等の光学特性を有している。上記の実施例に限らず、各設計パラメータを以下の範囲から選択し、適宜調整して設定することによって、SMFと同等の光学特性を有する光ファイバを実現することができる。たとえば、SMFと同等の光学特性を実現しながら、SBSの発生を効果的に抑制するためには、0より大きく1より小さいa/cと、a/cより大きく1より小さいb/cにおいて、Δ1−GeOを0.45〜1.1%とし、Δ1−Fを−0.7〜−0.1%とし、(Δ1−GeO)−(Δ2−GeO)を0より大きくし、(Δ1−F)−(Δ2−F)を0より小さくし、(Δ2−GeO)−(Δ3−GeO)を0.1より大きくし、(Δ2−F)−(Δ3−F)を−0.1より小さくし、2cを7.5〜10.0μmとすることが好ましい。さらに、Δ1−GeOを0.65〜1.1%とし、Δ1−Fを−0.7〜−0.3%とし、Δ2−GeOを0.5〜0.7%とし、Δ2−Fを−0.4〜−0.1%とし、Δ3−GeOを0.35〜0.5%とし、Δ3−Fを−0.15〜0%とし、a/cを0.1〜0.4とし、b/cを0.5〜0.7とすれば、SBSの発生をより確実に抑制できるのでさらに好ましい。また、特にΔ3−GeOを0.3〜0.4%とし、Δ3−Fを0%とすることで、より容易かつ低コストで本発明の光ファイバの製造ができる。
以下、シミュレーション計算例をもとに具体的に説明する。以下に示す計算例は、図3に示す設計パラメータのうちの幾つかの値を変化させ、その他を固定した値にした条件の下で、ゲインが各ピークにバランスよく分散されるように設計パラメータを最適化した場合のブリユアンゲインスペクトルの形状を計算したものである。
図10は、計算例1〜8の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例1〜8においては、Δ1−GeOとΔ1−Fとを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。なお、外側コア層にはフッ素を添加せず、いずれにおいてもΔ3−Fを0%とした。また、図11は、計算例1〜8において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図11においては、各グラフの横軸は周波数[GHz]、縦軸はゲイン[dB]を示している。
図10、11に示すように、計算例4〜8のように(Δ1−GeO)−(Δ2−GeO)が0より大きく、(Δ1−F)−(Δ2−F)が0より小さい場合は、ブリユアンゲインスペクトル上の4つのピークの最大値と最小値との差が6dB以内となっており、ゲインが各ピークにバランスよく分散されている。したがって、SBS閾値が効果的に抑制され、ピークが1つである従来のSMFと比べて、SBS閾値が4dB以上向上することが期待される。なお、図10に示すように、4つのピークの最大値と最小値との差が6dB以内となり、SBSの発生が効果的に抑制される計算例については、「判定」の項目において「○」としている。
なお、図10において、Δ1−GeO、Δ1−Fの絶対値が大きくなるほど、4つのピークの最大値と最小値との差が小さくなる。しかしながら、製造上の制約から、フッ素をΔに換算して−0.7%以上添加することは困難である。また、前述したようにSMFと同等の特性を得るためには、すべての層において0.3〜0.4%であることが好ましいことから、Δ1−GeOは1.1%以下が好ましい。
また、図12は、計算例9〜14の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例9〜14においては、Δ2−GeOとΔ2−Fとを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。なお、外側コア層にはフッ素を添加せず、いずれにおいてもΔ3−Fを0%とした。また、図13は、計算例9〜14において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図12、13に示すように、計算例11、12のようにΔ2−GeOが0.55〜0.65%であり、Δ2−Fが−0.3〜−0.2%である場合は、「判定」が「○」となる。
また、図14は、計算例15〜20の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例15〜20においては、a/cを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。なお、外側コア層にはフッ素を添加せず、いずれにおいてもΔ3−Fを0%とした。また、図15は、計算例15〜20において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図14、15に示すように、計算例16〜19のように、a/cが0.1〜0.4である場合は、「判定」が「○」となる。
また、図16は、計算例21〜27の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例21〜27においては、b/cを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。なお、外側コア層にはフッ素を添加せず、いずれにおいてもΔ3−Fを0%とした。また、図17は、計算例21〜27において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図16、17に示すように、計算例23〜25のようにb/cが0.5〜0.7である場合は、「判定」が「○」となる。
また、図18は、計算例28〜30の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例28〜30においては、Δ1−GeOと、Δ1−Fと、a/cと、Δ2−GeOと、Δ2−Fとを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。なお、外側コア層にはフッ素を添加せず、いずれにおいてもΔ3−Fを0%とした。また、図19は、計算例28〜30において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図18、19に示すように、計算例28〜30のようにΔ1−GeO、Δ1−F、a/c、Δ2−GeO、Δ2−Fを変化させた場合も、「判定」が「○」となる。
また、図20は、計算例31〜36の設計パラメータの組み合わせを示す図である。この計算例31〜36においては、Δ3−GeOと、Δ3−Fとを変化させ、その他を固定した値として計算を行った。また、図21は、計算例31〜36において計算された各ブリユアンゲインスペクトルを示す図である。図20、21に示すように、計算例31〜36のように(Δ2−GeO)−(Δ3−GeO)が0.1より大きく、(Δ2−F)−(Δ3−F)が−0.1より小さい場合は、「判定」が「○」となる。
以上の計算例1〜36は、設計パラメータのうちの幾つかの値を変化させ、その他を固定した値にした条件の下で最適化の計算を行ったものである。ここで、さらに全てのパラメータを実現可能な範囲で変化させて最適化の計算を行った結果、SBSの発生を効果的に抑制するためには、Δ1−GeOを0.45〜1.1%とし、Δ1−Fを−0.7〜−0.1%とし、(Δ1−GeO)−(Δ2−GeO)を0より大きくし、(Δ1−F)−(Δ2−F)を0より小さくし、(Δ2−GeO)−(Δ3−GeO)を0.1より大きくし、(Δ2−F)−(Δ3−F)を−0.1より小さくし、2cを7.5〜10.0μmとすることが好ましく、さらに、Δ1−GeOを0.65〜1.1%とし、Δ1−Fを−0.7〜−0.3%とし、Δ2−GeOを0.5〜0.7%とし、Δ2−Fを−0.4〜−0.1%とし、Δ3−GeOを0.35〜0.5%とし、Δ3−Fを−0.15〜0%とし、a/cを0.1〜0.4とし、b/cを0.5〜0.7とすることがより好ましいことが確認された。
また、外側コア層にはフッ素を添加せず、Δ3−GeOを0.3〜0.4%とし、Δ3−Fを0%とすることで、光ファイバの構成が単純化され、より容易かつ低コストで本発明の光ファイバが製造可能となる。
なお、上記実施の形態においては、コアの屈折率プロファイルはステップインデックス型としたが、光ファイバの要求特性に応じてグレーテッドインデックス型、W型、Wseg型、凹ガイド型などの任意の屈折率プロファイルとしてもよい。さらに、クラッドは純シリカガラスからなるものとしたが、フッ素等を添加したガラスとしてもよい。さらに、ゲルマニウムとフッ素の少なくとも一方を添加した層は4層以上としてもよい。
本発明に係る光ファイバは、大容量の光通信システムにおいて伝送路として好適に利用できる。

Claims (1)

  1. コアと、前記コアの外周に形成されたクラッドとを有する石英系光ファイバであって、
    前記コアは、ゲルマニウムとフッ素の少なくとも一方を添加した、中心コア層と、前記中心コア層の外周に形成した内側コア層と、前記内側コア層の外周に形成した外側コア層とを有し、
    前記各コア層における総比屈折率差は0.3〜0.4%であり、
    前記中心コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ1−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ1−Fとし、前記内側コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ2−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ2−Fとし、前記外側コア層のゲルマニウムに起因する比屈折率差をΔ3−GeO、フッ素に起因する比屈折率差をΔ3−Fとすると、
    Δ1−GeO>Δ2−GeO>Δ3−GeO、かつ
    Δ1−F<Δ2−F<Δ3−F、Δ3−F=0%であり、
    波長1550nmにおける波長分散が、16〜20ps/nm/kmであり、
    波長1550nmにおけるモードフィールド径が、10.0〜11.0μmであり、
    カットオフ波長λcが1310nm以下であり、
    ブリユアンゲインスペクトル上のピークが複数のピークに分散するように前記各層におけるゲルマニウムとフッ素との濃度を設定したことを特徴とする光ファイバ。
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