JP5532699B2 - ウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法、ウェブサービス呼出プログラムおよびウェブサービス提供装置 - Google Patents

ウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法、ウェブサービス呼出プログラムおよびウェブサービス提供装置 Download PDF

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Description

本発明は、利用者に対してウェブサービスを提供するためのウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法、ウェブサービス呼出プログラムおよびウェブサービス提供装置に関するものである。
従来、SOAP(Simple Object Access Protocol)と呼ばれるXML(eXtensible Markup Language)形式のデータを送受信するプロトコルを用いて、利用者がある特定の機能や情報を受け取ることができるサービス(ウェブサービス)を提供するウェブサービス提供装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このウェブサービス提供装置は、クライアント装置(利用する側の装置)からウェブサービスの情報取得要求を受けると、自身に登録されているウェブサービスの中から、当該クライアントが利用可能なウェブサービスの一覧を提供する。そして、クライアントは、その一覧の中から使用するサービスを選択し、そのサービスを呼び出す(アクセスする)ことで、所望のウェブサービスを利用することができる。
特開2004−151942号公報
ところで、クライアントがウェブサービスを利用する場合、ウェブサービス提供装置は、対象となるウェブサービスに対するアクセスが、ウェブサービス提供装置の起動後初めて発生したタイミングで、当該ウェブサービスのロードおよび初期化処理を行い、当該ウェブサービスを利用可能な状態にする。しかしながら、この初期化処理には時間が掛かる場合がある。このため、クライアントが対象となるウェブサービスに初めてアクセスする場合においては、クライアントがそのウェブサービスを利用できるようになるまでに一定の時間が必要になる(つまり、初期化処理による処理遅延が発生する)という問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、ウェブサービスに対する初めてのアクセスにおける処理遅延を解消することが可能なウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法、ウェブサービス呼出プログラムおよびウェブサービス提供装置を提供することを目的とする。
本発明のウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法は、提供可能なウェブサービスの一覧を記憶する記憶部を有し、インターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対してウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法であって、ウェブサービス提供装置が、所定時間毎に、記憶部に記憶されているウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視ステップと、監視ステップによる監視の結果、ウェブサービスのウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、またはウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明のウェブサービス呼出プログラムは、提供可能なウェブサービスの一覧を記憶する記憶部を有すると共にインターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対してウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置上で動作し、ウェブサービスを呼び出すためのウェブサービス呼出プログラムであって、所定時間毎に、記憶部に記憶されているウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視手段と、監視手段による監視の結果、ウェブサービスのウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、またはウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のウェブサービス提供装置は、インターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対してウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置であって、提供可能なウェブサービスの一覧を記憶するための記憶手段と、所定時間毎に、記憶手段に記憶されているウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視手段と、監視手段による監視の結果、ウェブサービスのウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、またはウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求手段と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、対象となるウェブサービスの状態を監視し、監視の結果、ウェブサービスが利用可能な状態で無い場合、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う。これにより、対象となるウェブサービスを、常に初期化処理が完了した状態に維持することができる(ウェブサービスを常に利用可能な状態に維持することができる)。このため、例えば、ウェブサービスにアクセスする際(ウェブサービスを利用する際)、そのアクセスが対象となるウェブサービスに対する最初のアクセスであったとしても、利用者を待たせることなく、直ぐに該当するウェブサービスを利用できる環境を提供することができる。つまり、従来の問題点であったウェブサービスの初期化処理に係る処理遅延を解消することができる。
本発明のウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法において、ウェブサービス提供装置の起動と連動して、記憶部に記憶されているウェブサービスに対して初期化処理要求を行うステップを、更に実行することが好ましい。
また、本発明のウェブサービス呼出プログラムにおいて、ウェブサービス提供装置の起動と連動して、記憶部に記憶されているウェブサービスに対して初期化処理要求を行う手段を、更に備えることが好ましい。
また、本発明のウェブサービス提供装置において、ウェブサービス提供装置の起動と連動して、記憶手段に記憶されているウェブサービスに対して初期化処理要求を行う手段を、更に備えることが好ましい。
また、本発明のウェブサービス提供装置において、ウェブサービスは、クライアント装置から受信した印刷データを、接続されたプリンターに対し印刷処理を行い、その結果をクライアント装置に送信するものであることが好ましい。
これらの構成によれば、ウェブサービス提供装置の起動(具体的には、OS(Operating System)の起動)と連動して(ウェブサービス提供装置の起動をトリガーとして)、ウェブサービスの初期化処理を実行する。これにより、接続されたクライアント装置がウェブサービスにアクセスする前に、確実にウェブサービスを利用可能な状態にすることができる。このため、対象となるウェブサービスに対する最初のアクセスに対しても、利用者を待たせることなく、直ぐに該当するウェブサービスを利用できる環境を提供することができる。
例えば、ウェブサービスが、クライアント装置から受信した印刷データを、接続されたプリンターに対し印刷処理を行い、その結果をクライアント装置に送信するものである場合、迅速に、プリンターで印刷物を印刷し、処理することが可能となる。
本実施形態にかかるウェブサービス提供システムの構成を示すブロック図である。 ウェブサービスの初期化処理手順について説明するフローチャートである。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るウェブサービス提供装置について説明する。本実施形態では、利用者(クライアント端末(クライアント装置))からのウェブサービス利用要求に基づいて、ウェブサービス提供装置により該当するウェブサービスを提供するウェブサービス提供システムについて説明する。
図1は、本実施形態のウェブサービス提供システムSYの構成を示すブロック図である。同図に示すように、ウェブサービス提供システムSYは、1以上のウェブサービス24を提供するウェブサービス提供装置1と、ウェブサービス提供装置1にアクセスするための1以上のクライアント端末2と、により構成されており、ウェブサービス提供装置1とクライアント端末2とは、インターネットNTを介して接続されている。なお、ウェブサービス提供装置1とクライアント端末2との接続形態は、インターネット接続のみならず、LAN接続(有線/無線問わず)であっても良い。
クライアント端末2は、利用者がウェブサービス24を利用するための端末であり、一般的なパーソナルコンピューターに搭載されるハードウェア構成を有している。利用者は、クライアント端末2に搭載されたウェブブラウザー(図示省略)を用いて、ウェブサービス提供装置1に対してウェブサービス24を利用するための処理要求(以下、「サービス処理要求」と称す。)を行い、ウェブサービス提供装置1から当該処理要求に対する処理結果を受信することで所望のウェブサービス24を利用することができる。
ウェブサービス提供装置1は、利用者(クライアント端末2)に対して特定のウェブサービス24を提供する装置であり、制御部11、HDD12(Hard Disk Drive)、通信部13の他、一般的なパーソナルコンピューターに搭載されるハードウェア構成を有している。通信部13は、クライアント端末2と通信を行うためのインターフェイスである。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を主要な要素として構成される。CPUは、ROMやHDD12等に格納されているプログラムを実行し、ウェブサービス提供装置1全体を制御する。ROMは、不揮発性のメモリーであり、コンピューターの制御プログラム(ブートプログラムやBIOS等のプログラム)および制御データを記憶する。RAMは、揮発性メモリーであり、ROM、HDD12等からロードしたプログラムやデータ等を一時的に保存すると共に、CPUが各種処理を行うためのワーク領域として利用される。
HDD12は、オペレーティングシステム21(以下、OS21)の他、ウェブサーバー22、ウェブサービスコンテナ23、ウェブサービス24およびウェブサービス呼出プログラム25等のプログラム(ソフトウェアモジュール)を記憶している。また、HDD12は、サービス一覧テーブル26(記憶手段)を有している。このサービス一覧テーブル26には、利用者に対して提供可能なウェブサービス24の一覧が登録されている。
ウェブサーバー22は、クライアント端末2からウェブサービス24を利用するためのサービス処理要求を受信し、この要求に対する処理結果をクライアント端末2に送信する機能を有するサービス(ソフトウェアモジュール)である。このサービス処理要求に関する一連の処理は、ウェブサービスコンテナ23を介して行われる。具体的には、クライアント端末2からサービス処理要求を受信すると、ウェブサーバー22は、当該サービス処理要求に基づくサービス(該当するウェブサービス24)の実行をウェブサービスコンテナ23に要求する。そして、ウェブサービスコンテナ23から当該サービスの実行が完了した旨を示す応答を受け、その処理結果をクライアント端末2に送信する。
例えば、ウェブサーバー22は、クライアント端末2から印刷データを渡されて、ネットワーク等に接続されたプリンター(不図示)に印刷処理を行い、その結果をクライアント端末2に返すというウェブサービス24を有する。POSシステムのプリンターでレシートを発行する場合など、顧客に迅速にレシートを印刷し、処理することが必要となる。
また、ウェブサーバー22は、後述のウェブサービス呼出プログラム25からウェブサービス24の初期化処理要求を受付ける。この初期化処理要求は、対象となるウェブサービス24を利用可能な状態(初期化状態)にするため要求であり、ウェブサーバー22は、この初期化処理要求に基づくウェブサービス24の初期化処理の実行をウェブサービスコンテナ23に要求する。そして、当該初期化処理要求に対する処理結果(処理成功/処理失敗)をウェブサービスコンテナ23から受け、これをウェブサービス呼出プログラム25に返す。なお、ウェブサーバー22からウェブサービスコンテナ23への初期化処理要求は、ウェブサーバー22がウェブサービスコンテナ23を起動(メモリー上(RAM上)にロード)した後に実行される。
ウェブサービスコンテナ23は、ウェブサービス24の実行環境としての役割を持つサービス(ソフトウェアモジュール)である。ウェブサービスコンテナ23は、ウェブサーバー22とウェブサービス24との間に介在し、ウェブサーバー22からのサービス処理要求を受信すると、その要求の内容に基づいて該当するウェブサービス24に処理の実行を要求する。そして、ウェブサービス24の処理が完了すると、ウェブサーバー22に対してその旨を示す応答を返す。
また、ウェブサービスコンテナ23は、ウェブサーバー22からウェブサービス24の初期化処理要求を受けると、これに基づいて該当するウェブサービス24に対して初期化処理の実行を要求する。そして、ウェブサービス24の初期化処理が完了すると、ウェブサーバー22に対してその旨を示す応答を返す。なお、ウェブサービスコンテナ23からウェブサービス24への初期化処理要求は、ウェブサービスコンテナ23がウェブサービス24をメモリー上(RAM上)にロードした後に実行される。
ウェブサービス24は、SOAP(XMLによるデータ送受信を行うプロトコル)を利用してクライアント端末2(利用者側の装置)に対してある特定の機能や情報を提供するためのソフトウェアモジュールである。このウェブサービス24が提供するサービス(機能)の内容は多種多様であり、例えば、クライアント端末2からの印刷要求に基づいて印刷を実行し、その結果を返すサービスや、所定の情報を検索するサービスなどが挙げられる。
ウェブサービス24は、ウェブサービスコンテナ23からの(クライアント端末2からの)サービス処理要求に基づく処理を実行する。そして、処理が完了するとウェブサービスコンテナ23に対して処理の完了を示す応答を返す。また、ウェブサービス24は、ウェブサービスコンテナ23からの(ウェブサービス呼出プログラム25からの)初期化処理要求を受付けるための機能(例えば、専用の関数等)を有しており、この初期化処理要求に基づいて自身の初期化処理を実行する。
ウェブサービス呼出プログラム25は、サービス一覧テーブル26に登録されたウェブサービス24の初期化処理を実行するためのプログラムであり、ウェブサービス提供装置1の起動と連動して(OS21の起動と連動して)自動的に起動(実行)される。このウェブサービス呼出プログラム25は、アクティブ状態と監視状態とを有しており、起動直後はアクティブ状態に遷移する。アクティブ状態では、ウェブサーバー22およびウェブサービスコンテナ23を介して、サービス一覧テーブル26に登録されているウェブサービス24に初期化処理要求を行う。この初期化処理要求は、該当するウェブサービス24の初期化処理が成功するまで繰り返し実行され、初期化処理が成功した場合は監視状態に遷移する。
一方、監視状態では、対象となるウェブサービス24の状態を所定間隔で(定期的に)監視する。具体的には、対象となるウェブサービス24が利用可能な状態か否か(つまり、初期化処理が必要か否か)を判別し、利用不可能な状態の場合(当該ウェブサービス24の初期化処理が必要であると判別した場合)、アクティブ状態に遷移してウェブサービス24に対する初期化処理要求を行う。
ここで、図2のフローチャートを参照して、ウェブサービス呼出プログラム25によるウェブサービス24の初期化処理手順(ウェブサービス初期化処理方法)について説明する。なお、以下の処理は、制御部11(CPU)により、各プログラム(ウェブサーバー22、ウェブサービスコンテナ23、ウェブサービス24およびウェブサービス呼出プログラム25)の実行を制御することにより実現されるものである。
まず、ウェブサービス提供装置1(OS21)が起動すると、この起動と連動してウェブサービス呼出プログラム25が起動し、アクティブ状態に遷移する(S01)。この状態で、ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサーバー22に対し、ウェブサーバー22が正常に起動しているか否かを確認するための要求(ウェブサーバー22が正常な状態か否かを確認するための要求)を送信する(S02)。ウェブサーバー22は、ウェブサービス呼出プログラム25から当該要求を受けると、自身の状態を確認し(S03)、その状態に応じた応答を返す(S04)。
次に、ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサーバー22からの応答内容により、ウェブサーバー22が正常に起動しているか否かを判別する。ウェブサーバー22からの応答内容が、正常に起動していない旨を示すもの(エラーレスポンス)である場合、または、所定時間を過ぎてもウェブサーバー22からの応答が返ってこない場合(S05;No)、ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサーバー22が正常に起動していないと判別し、S01以降の処理を繰り返し実行する。
一方、ウェブサーバー22からの応答内容が、正常起動を示すものである場合(S05;Yes)、ウェブサービス呼出プログラム25はサービス一覧テーブル26を参照し、ウェブサーバー22に対して当該サービス一覧テーブル26に登録されているウェブサービス24を初期化するための初期化処理要求を送信する(S06,初期化処理要求手段)。
ウェブサーバー22は、ウェブサービス呼出プログラム25から初期化処理要求を受信すると、ウェブサービスコンテナ23を起動(ロード)する(S07)。そして、ウェブサービスコンテナ23の起動後、ウェブサーバー22は、ウェブサービスコンテナ23に対してウェブサービス24の初期化処理要求を送信する(S08)。
続いて、ウェブサービスコンテナ23は、ウェブサーバー22から初期化処理要求を受信すると、初期化対象となるウェブサービス24をロードする(対象となるウェブサービス24を読み込む,S09)。そして、ウェブサービス24のロード後、ウェブサービスコンテナ23は、当該ウェブサービス24に対して初期化処理要求を送る(S10)。
次に、ウェブサービス24は、ウェブサービスコンテナ23から初期化処理要求を受信し、この要求に基づいて自身の初期化処理を実行する(S11)。そして、ウェブサービス24は、初期化処理の結果(実行結果)を、ウェブサービスコンテナ23およびウェブサーバー22を介してウェブサービス呼出プログラム25に送信する(S12,S13,S14)。
ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサービス24からの初期化処理結果を受信し、この処理結果に基づいて当該初期化処理が成功したか否かを判別する。受信した初期化処理結果が「処理失敗」を示すものである場合、または、所定時間を経過しても処理結果が返ってこなかった場合(S15;No)、ウェブサービス呼出プログラム25は、対象となるウェブサービス24の初期化処理が失敗したと判別し、S01以降の処理を繰り返す。
一方、受信した初期化処理結果が「処理成功」を示すものである場合(S15;Yes)、ウェブサービス呼出プログラム25は、監視状態に遷移し、所定時間毎に対象となるウェブサービス24の初期化処理が必要か否か(対象となるウェブサービス24が利用可能な状態であるか否か)を監視する(S16,監視手段)。
この監視方法として、本実施形態では、ウェブサービス24の実行環境であるウェブサービスコンテナ23のプロセスの状態を監視し、当該プロセスが無くなった場合(ウェブサービスコンテナ23が停止状態(落ちた状態)になった場合や再起動された場合)に、ウェブサービス24の初期化処理が必要である(ウェブサービス24が利用不可能な状態である)と判別する。つまり、ウェブサービスコンテナ23のプロセスの状態を監視することで、間接的にウェブサービス24の状態を監視する。
具体的には、まず、ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサーバー22に対して、対象となるウェブサービス24の初期化処理が必要か否かを確認するための要求を送信する(S17)。ウェブサーバー22は、当該要求を受信すると、ウェブサービス24の実行環境であるウェブサービスコンテナ23のプロセスの状態を確認する(S18)。そして、ウェブサーバー22は、このプロセスの確認結果をウェブサービス呼出プログラム25に送信する(S19)。
ウェブサービス呼出プログラム25は、ウェブサーバー22からプロセス確認結果を受信し、この結果に基づいてウェブサービス24の初期化処理が必要か否かを判別する。受信したプロセス確認結果が、ウェブサービスコンテナ23のプロセスが有る旨を示す場合、ウェブサービス呼出プログラム25は、対象となるウェブサービス24の初期化処理は必要ないと判別し(S20;No)、S16以降の処理を繰り返す。
一方、受信したプロセス確認結果が、ウェブサービスコンテナ23のプロセスが無い旨を示す場合、ウェブサービス呼出プログラム25は、対象となるウェブサービス24の初期化処理が必要であると判別し(S20;Yes)、S01以降の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態によれば、対象となる(サービス一覧テーブル26に登録されている)ウェブサービス24の状態を監視し、監視の結果、ウェブサービス24が利用可能な状態で無い場合、当該ウェブサービス24に対して、当該ウェブサービス24を利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う。これにより、対象となるウェブサービス24を、常に初期化処理が完了した状態に維持することができる(ウェブサービス24を常に利用可能な状態に維持することができる)。このようにすることで、例えば、クライアント端末2がウェブサービス24にアクセスする際(ウェブサービス24を利用する際)、そのアクセスが対象となるウェブサービス24に対する最初のアクセスであったとしても、利用者を待たせることなく、直ぐに該当するウェブサービス24を利用できる環境を提供することができる。つまり、従来の問題点であったウェブサービス24の初期化処理に係る処理遅延を解消することができる。
例えば、ウェブサーバー22は、クライアント端末2から印刷データを渡されて、ネットワーク等に接続されたプリンター(不図示)に印刷処理を行い、その結果をクライアント端末2に返すというウェブサービス24を有する場合、ロードして初期化処理をする時間が解消でき、POSシステムのプリンターでレシートを発行する場合など、顧客に迅速にレシートを印刷し、渡すことが可能となる。
また、ウェブサービス提供装置1の起動(OS21の起動)と連動して、ウェブサービス24の初期化処理を実行することにより、利用者(クライアント端末2)がウェブサービス24にアクセスする前に、確実に当該ウェブサービス24を利用可能な状態にすることができる。
なお、本実施形態では、ウェブサービス提供装置1の起動と連動してウェブサービス呼出プログラム25を起動し、ウェブサービス24の初期化処理を実行しているが、これに限るものではない。例えば、OS21の以外の他のソフトウェアの起動と連動してウェブサービス呼出プログラム25を起動し、ウェブサービス24の初期化処理を実行するようにしても良い。また、ウェブサービス呼出プログラム25に相当する機能をウェブサービス24自身に組み込み、当該ウェブサービス24の起動時に、他のウェブサービス24の初期化処理を実行する(他のウェブサービス24に対して初期化処理要求を送信する)ようにしても良い。この場合、他のウェブサービス24は、同一のウェブサービス提供装置1上に配置されていても良いし、別のウェブサービス提供装置1上に配置されていても良い。
また、本実施形態では、ウェブサービス24の初期化処理が必要か否か(利用可能な状態か否か)の監視を、ウェブサービス24の実行環境であるウェブサービスコンテナ23のプロセスの状態を監視することにより実現しているが、これに限るものではない。例えば、ウェブサービス呼出プログラム25からウェブサービス24に対して(ウェブサーバー22およびウェブサービスコンテナ23を介して)、定期的に所定のメッセージを送信し、このメッセージの応答内容によりウェブサービス24の初期化処理が必要か否かを判別するようにしても良い。
また、上述した実施例によらず、ウェブサービス提供システムSYの装置構成、およびウェブサービス提供装置1の機器構成並びに処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…ウェブサービス提供装置 2…クライアント端末 11…制御部 12…HDD 22…ウェブサーバー 23…ウェブサービスコンテナ 24…ウェブサービス 25…ウェブサービス呼出プログラム 26…サービス一覧テーブル SY…ウェブサービス提供システム

Claims (7)

  1. 提供可能なウェブサービスの一覧を記憶する記憶部を有し、インターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対して前記ウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法であって、
    前記ウェブサービス提供装置が、
    所定時間毎に、前記記憶部に記憶されている前記ウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップによる監視の結果、前記ウェブサービスの前記ウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、または前記ウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求ステップと、を実行することを特徴とするウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法。
  2. 記ウェブサービス提供装置の起動と連動して、前記記憶部に記憶されている前記ウェブサービスに対して前記初期化処理要求を行うステップを、更に実行することを特徴とする請求項1に記載のウェブサービス提供装置のウェブサービス処理方法。
  3. 提供可能なウェブサービスの一覧を記憶する記憶部を有すると共にインターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対して前記ウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置上で動作し、前記ウェブサービスを呼び出すためのウェブサービス呼出プログラムであって、
    所定時間毎に、前記記憶部に記憶されている前記ウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視の結果、前記ウェブサービスの前記ウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、または前記ウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求手段と、を備えたことを特徴とするウェブサービス呼出プログラム。
  4. 記ウェブサービス提供装置の起動と連動して、前記記憶部に記憶されている前記ウェブサービスに対して前記初期化処理要求を行う手段を、更に備えたことを特徴とする請求項3に記載のウェブサービス呼出プログラム。
  5. インターネットまたはLANを介して接続されたクライアント装置に対してウェブサービスを提供するウェブサービス提供装置であって、
    提供可能な前記ウェブサービスの一覧を記憶するための記憶手段と、
    所定時間毎に、前記記憶手段に記憶されている前記ウェブサービスの実行環境であるウェブサービスコンテナの状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視の結果、前記ウェブサービスの前記ウェブサービスコンテナが停止状態になった場合、または前記ウェブサービスコンテナが再起動された場合に、当該ウェブサービスに対して、当該ウェブサービスを利用可能な状態にするための初期化処理要求を行う初期化処理要求手段と、を備えたことを特徴とするウェブサービス提供装置。
  6. 記ウェブサービス提供装置の起動と連動して、前記記憶手段に記憶されている前記ウェブサービスに対して前記初期化処理要求を行う手段を、更に備えたことを特徴とする請求項5に記載のウェブサービス提供装置。
  7. 前記ウェブサービスは、前記クライアント装置から受信した印刷データを、接続されたプリンターに対し印刷処理を行い、その結果を前記クライアント装置に送信するものであることを特徴とする請求項5または6に記載のウェブサービス提供装置。
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