JP5532591B2 - アライメント装置、基板接合装置および積層型半導体装置の製造方法 - Google Patents

アライメント装置、基板接合装置および積層型半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、アライメント装置、基板接合装置および積層型半導体装置の製造方法に関する。
各々に素子および回路が形成された基板を積層した積層型の半導体装置がある(特許文献1参照)。積層型半導体装置の製造において基板を貼り合わせる場合は、一対の基板を高精度に位置合わせして積層した後、これを加圧して圧接させる。位置合わせに用いられるアライメント装置(特許文献2参照)には高い位置合わせ精度が要求される。
アライメント装置は、位置合わせ精度を維持する目的で、温度管理された環境で使用される。これにより、熱膨張による各部材の変形はもとより、空気の揺らぎによる位置合わせ精度の低下も抑制されている。
特開平11−261000号公報 特開2005−251972号公報
アライメント装置においては、顕微鏡を用いて監視しながら基板が位置合わせされる。このため、顕微鏡の観察対象を照明する照明光も導入される。しかしながら、光源を基板の近傍に配置した場合、光源から放射される熱の影響が位置合わせ精度を低下させる。また、照明光に限って外部からアライメント装置に導入する場合は、アライメント装置の構成要素が照明光の光路を避けることが求められるので、アライメント装置の構造が制約される。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の第1の態様として、重ね合わされる一対の基板を位置合わせするアライメント装置であって、一対の基板の一方を保持する基板保持部と、一対の基板の他方を保持して変位する移動ステージと、移動ステージを移動させる駆動部と、移動ステージと共に駆動部により移動されつつ、一方の基板を撮像する顕微鏡と、顕微鏡と共に駆動部により移動されつつ、顕微鏡の観察対象領域を照明する照明光を発生する照明部とを備えるアライメント装置が提供される。
また、本発明の第2の態様として、上記アライメント装置を備え、アライメント装置により位置合わせされた一対の基板を接合する基板接合装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、この発明の全ての特徴を列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。以下に記載する実施形態は、特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせ全てが発明の解決に必須であるとは限らない。
図1は、積層基板製造システム100の全体構造を模式的に示す平面図である。積層基板製造システム100は、共通の筐体101の内部に形成された常温部102および高温部202を含む。
貼り合わせに供される基板180は、基板カセット110に収容されて筐体101に装填される。また、貼り合わされた基板180は、基板カセット120に回収されて搬出される。
常温部102は、シャッタ150を含む断熱壁130に包囲されたアライメント部300を含む。アライメント部300は、基板180に形成された回路の線幅に相当する高い精度で、一対の基板180を位置合わせする。常温部102の内部は、室温に近い一定の温度に温度管理され、アライメント部300における位置合わせ精度が維持される。
高温部202は、シャッタ250を含む断熱壁230に包囲された加圧部240を有する。加圧部240は、位置合わせして積層された一対の基板180を加熱および加圧して恒久的に接着する。シャッタ250および断熱壁230は、高温部202を包囲して、加圧部240の高い温度がアライメント部300の精度に影響を及ぼすことを防止する。
一対のロボットアーム160は、基板カセット110、120、アライメント部300および加圧部240の間で基板180を搬送する。また、ロボットアーム160は、後述するように、アライメント部300に装入する一対の基板180の一方を裏返す機能も有する。
なお、積層基板製造システム100に装填される基板180は、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されたものでもよい。また、装填される基板180が、既に複数のウエハを積層して形成された積層基板である場合もある。
更に、基板180は単独では脆いので、積層基板製造システム100においては、より高い強度を有する基板ホルダ190(図2aから図2eまでを参照)に基板180を保持させて、両者を併せて取り扱う場合がある。基板ホルダ190による基板180の保持は、例えば静電吸着による。
図2a、図2b、図2c、図2dおよび図2eは、積層基板製造システム100における基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。図2aに示すように、積層基板製造システム100が稼動を開始した当初、基板180の各々は、例えば基板カセット110に個別に収容される。
積層基板製造システム100が稼動を開始すると、ロボットアーム160により基板180が一枚ずつアライメント部300に搬入される。基板ホルダ190を用いる場合は、図2bに示すように、アライメント部300に搬入する前に、基板180を基板ホルダ190に保持させる。
次に、アライメント部300は、図2cに示すように、基板180を対向させた状態で保持する。更に、アライメント部300において位置合わせされた基板180は、図2dに示すように、基板ホルダ190の側面に形成された溝191に嵌められた複数の留め具192により連結されて、位置決めされた状態を保持する。連結された基板180および基板ホルダ190は、ロボットアーム160により一体的に搬送されて加圧部240に搬送される。
加圧部240において加熱および加圧されることにより、基板180は互いに恒久的に接合されて積層基板となる。その後、基板180および基板ホルダ190は、加圧部240から搬出されて、基板カセット120に回収される。
なお、基板ホルダ190は、積層基板製造システム100の内部において繰り返し利用される。従って、積層基板製造システム100が稼動している間は、筐体101の外部に持ち出されることはない。
図3は、積層基板の材料となる基板180の形態を模式的に示す平面図である。図示のように、基板180には、複数の素子領域186が形成されると共に、素子領域186の各々の近傍にアライメントマーク184が配される。また、基板180は、縁部の特定箇所に形成されたノッチ182を有する。ノッチ182は、基板180の結晶配向性等に対応して配されており、全体として略円形をなす基板180における物性および配置の異方性を示す。
アライメントマーク184は、基板180に素子領域186を形成する場合に指標として用いられる。このため、アライメントマーク184の位置は、基板180の変形等により変位した素子領域186の位置等に密接に関連する。従って、基板180を積層する場合に、アライメントマーク184を位置合わせの指標として用いることにより、個々の基板180に生じている歪みを効果的に補償できる。
なお、図中では素子領域186およびアライメントマーク184を大きく描いているが、300mmφ等の大型の基板180に形成される素子領域186の数は数百以上にも及ぶ。また、それに応じて、基板180に配されるアライメントマーク184の数も多くなる。更に、アライメントマーク184は、基板180に形成された配線、バンプ、スクライブライン等で代用することもできる。
図4は、アライメント部300の構造を模式的に示す断面図である。アライメント部300は、枠体310の内側に配された上ステージ部320、下ステージ部360、駆動部350および一対の顕微鏡ユニット380、390を備える。
枠体310は、互いに平行で水平な天板312および底板316と、天板312および底板316を結合する複数の支柱314とを備える。天板312、支柱314および底板316は、それぞれ高剛性な材料により形成され、内部機構の動作に係る反力が作用した場合も変形を生じない。
上ステージ部320は、天板312の下面に固定され、基板180を保持した基板ホルダ190を下面に保持する。下ステージ部360は、駆動部350を介して底板316の上に配され、基板180を搭載した基板ホルダ190を搭載する。なお、下ステージ部360は、基板ホルダ190と共に、互いに直交して配置された反射鏡372、374を搭載する。反射鏡372、374は、アライメント部300に配された干渉計が下ステージ部360の位置を計測する場合に用いられる。
駆動部350は、底板316に固定されたガイドレール352に案内されつつX方向に移動するX駆動部354と、X駆動部354の上でY方向に移動するY駆動部356と、Y駆動部356に搭載されて下ステージ部360をZ方向に昇降させるシリンダ358およびピストン359とを有する。
これにより、下ステージ部360の搭載物を、XY平面上の任意の位置に向かって移動させることができると共に昇降させることができる。なお、駆動部350は、図示は省いたが、下ステージ部360を傾斜させまたは水平にするθ駆動部を更に備える。これにより、搭載した基板180の傾きを補償することもできる。なお、この図では、基板180に形成されたアライメントマーク184の位置を三角形の記号Mにより表す。
顕微鏡ユニット380は、光源部382、ライトガイド384および顕微鏡344を含み、下ステージ部360と共に駆動部350のY駆動部356に搭載される。これにより、顕微鏡ユニット380および下ステージ部360の相対位置は、一定の相対位置を保ちつつX方向およびY方向に関して下ステージ部360と共に移動する。下ステージ部360の中心と顕微鏡344の中心との間隔は、予め測定して既知としておく。
顕微鏡ユニット380において、ライトガイド384は、光源部382が発生した照明光を、顕微鏡344に向かって導く。顕微鏡344は、上ステージ部320の下面を見上げて観察するように配され、また、その対物レンズから照明光を出射して観察対象を照明する。
顕微鏡ユニット390は、光源部392、ライトガイド394、398、中継部396および顕微鏡342を含み、上ステージ部320と共通に天板312に支持される。顕微鏡ユニット390および上ステージ部320の相対位置も、予め測定により既知とされる。
顕微鏡ユニット390において、ライトガイド394、398および中継部396は、光源部392が発生した照明光を顕微鏡342に向かって導く。顕微鏡342は、下ステージ部360を見下ろして観察する方向に配される。また、顕微鏡342は、対物レンズから照明光を出射して観察対象を照明する。
なお、アライメント部300が図示の状態にある場合に、顕微鏡342、344は、それぞれ、対抗する下ステージ部360または上ステージ部320に搭載された基板180の表面を観察する。これにより、基板180の各々のウエハマークMの位置に、顕微鏡342、344を合わせることができる。
図5は、アライメント部300の動作を示す図である。同図に示すように、下ステージ部360がX方向に移動する。ここで、下ステージ部360の移動量を、予め既知となっている下ステージ部360の中心および顕微鏡344の中心の間隔と同じにすることにより、基板180のアライメントマークMは、ひとつの鉛直線上に配列される。こうして、下ステージ部360および上ステージ部320に保持された一対の基板180が位置合わせされる。
図6は、アライメント部300の他の動作を示す図である。同図に示すように、下ステージ部360を図5に示した位置に固定した状態で、ピストン359を上昇させる。これにより、下ステージ部360が上昇して、やがて、基板180は相互に密着する。更に、ピストン359を上昇させる圧力を増すことにより基板180は相互に仮接合される。以下、図2dを参照して説明したように、基板ホルダ190および留め具192により基板180の仮接合状態を保持したまま加圧部240に搬送することにより、位置合わせされた一対の基板180を恒久的に接合する。
なお、上記の例では、上ステージ部320を固定して、下ステージ部360を移動させる構造を説明した。しかしながら、下ステージ部360を固定して、上ステージ部320を移動させる構造にすることもできる。このような構造にした場合、顕微鏡ユニット390は、上ステージ部320と共に移動するように配置する。
更に、上ステージ部320および下ステージ部360が、共に移動する構造としてもよい。この場合は、上ステージ部320および顕微鏡ユニット390と、下ステージ部360および顕微鏡ユニット380とが、それぞれ共に移動する構造とする。即ち、アライメント部300において、上ステージ部320および顕微鏡ユニット390、下ステージ部360および顕微鏡ユニット380は、それぞれ、一定の相対位置に配されることが求められる。
図7は、顕微鏡ユニット380の光源部382の構造を示す断面図である。また、 図8は、図7に示した光源部382の模式的な断面図である。ただし、図8は、あくまでも模式的な断面図であって、図7の特定の水平断面には対応しない。
光源部382は、発光素子430、放熱器440およびコリメートレンズ460と、それらを収容した光源部ケース410とを有する。中空筐体をなす光源部ケース410は、一方の側面(図上の左側)に、ライトガイド384の入射端を結合する出射口416を有する。出射口416には、ライトガイド384の入射端を把持したフェルール450が挿入される。出射口416およびフェルール450は互いに気密に密着する。
光源部ケース410の内部において、ライトガイド384の入射端面近傍には、コリメートレンズ460が配される。コリメートレンズ460は、光源部ケース410の内壁から内側に向かって突出したレンズホルダ418により、発光素子430の出射面とライトガイド384の入射端との間に保持される。これにより、発光素子430から放射された照明光はライトガイド384に効率よく注入される。
光源部ケース410の上面には、外部から冷媒を供給される一対の供給口412、422が配される。一方の供給口412は、光源部ケース410の内部に冷媒を供給する。他方の供給口422は、後述する放熱器ケース420の内部に直接に冷媒を供給する。
光源部ケース410の他の側面(図上の右側)には、一対の排出口414、424が配される。一方の排出口414は、光源部ケース410から冷媒を排出する。他方の排出口424は、放熱器ケース420の内部から外部に直接に冷媒を排出する。
発光素子430は、電源等に接続された基板432に実装される。発光素子430に対して基板432の裏面には、放熱器440が広い面積で接して装着される。これにより、放熱器440は、発光素子430から放出される照明光を妨げることなく、発光素子430から発生した熱を基板432を介して効率よく伝達される。
放熱器440は、光源部ケース410の内部で更に放熱器ケース420に収容される。放熱器440は、縦に貫通する複数の放熱孔を有するチムニー型ヒートシンクであり、放熱器ケース420の内部において、放熱器440の上方には、供給口422が開口する。また、放熱器440の下方には、排出口424が開口する。従って、供給口422から供給された冷媒は、放熱器440を冷却しつつ排出口424から排出され、光源部ケース410内部の他の領域には流れない。
なお、発光素子430および放熱器440は、光源部ケース410に直接に接触することはない。従って、発光素子430において生じた熱は、専ら放熱器440から放散される。
発光素子430としては、発光効率が高く、発熱量が小さい発光ダイオードを好ましく例示できる。特に、活性層と平行な面から発光する面発光ダイオードは、入射面を対向させたライトガイド384に対して効率よく照明光を注入できる。有機EL素子等の他の発光素子430を使用してもよい。
これらの発光素子430は、発光効率が高いので発熱も少ない。しかしながら、発熱か皆無というわけではない。従って、精密な位置合わせに使用される顕微鏡342、344の照明光源としては、僅かな発熱の影響も排除することが好ましい。
そこで、アライメント部300が位置合わせ動作において顕微鏡342、344を使用する期間に限って発光素子430を発光させ、その他の期間は消光させるように制御してもよい。これにより、発光素子430の消費電力を抑制できる上に、発光素子430から生じる熱の量も抑制できる。起動から定常発光までの時間が短い発光ダイオードは、このような観点からも好ましく使用できる。
また、このように発光素子430の発熱が小さいと、冷却のために流す冷媒の量も少なくすることができる。これにより、冷媒を流す場合に生じる振動も減少させることができ、位置合わせ精度を一層向上させることができる。
上記のような光源部382において、発光素子430は、供給口412および排出口414の間に配される。また、図8に点線で示すように、供給口412は、発光素子430の直上に開口する。これにより、供給口412から光源部ケース410の内部に供給された冷媒は、まず、発光素子430の前面を流れる。続いて、発光素子430の周囲を流れた冷媒は、排出口414から排出される。
従って、冷媒流の流速が高い部分が発光素子430に触れ、発光素子430を効率よく冷却する。また、放熱器440が発生した熱により加熱された冷媒は、他の部材に接触することなく、排出口414から光源部ケース410の外部に排出される。従って、発光素子430の発生した熱の影響が、例えばコリメートレンズ460等の光学素子に影響を与えることもない。
また、既に説明した通り、放熱器440に接触した冷媒は、照明光の光路を横切ることなく排出口414から排出される。これにより、加熱されて屈折率が変化した冷媒が、照明光を揺らがせることが防止される。なお、揺らいだ照明光により照明されたアライメントマーク184を顕微鏡344で観察した場合、位置合わせ精度が低下するので好ましくない。
冷媒としては、アライメント部300に供給されている加圧された乾燥空気を好ましく例示できる。即ち、アライメント部300の駆動部350等には、作動流体、潤滑用層流として乾燥空気が供給されている。従って、加圧空気の経路の一部分岐させて供給口412、422に結合することにより、乾燥して温度管理された空気を、光源部ケース410および放熱器ケース420の内部に冷媒として注入できる。
アライメント部300において移動する下ステージ部360の駆動部350には、作動流体として、また、潤滑用層流として加圧した乾燥空気が供給されている。従って、最小限の分岐路を設けることにより、光源部382に加圧空気を供給できる。また、作動流体としての乾燥空気は加圧されているので、排出口414、424を相対的に低圧な領域に結合することにより、加圧ポンプ等を追加することなく冷媒を流通させることができる。
なお、光源部382の構造についてここまで説明したが、上記の構造は、顕微鏡ユニット390の光源部392に適用しても差し支えない。これにより、双方の顕微鏡ユニット380、390による位置測定の精度を保ち、アライメント部300において正確な位置合わせを実行できる。
図9は、光源部382の他の構造を示す断面図である。なお、以下に説明する部分を除くと、図7および図8に示した光源部382と、図9に示す光源部382とは、同じ構造を有する。そこで、共通の要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省く。
光源部382は、ライトガイド384の入射端と、コリメートレンズ460との間に供給口412が開口している点に固有の構造がある。また、コリメートレンズ460のライトガイド384側から発光素子430側に冷媒を流す経路を形作る目的で、レンズホルダ418に、紙面と平行な通路が設けられている点に固有の構造がある。
このような構造により、供給口412から注入された冷媒は、発光素子430からライトガイド384の入射端に至る光学系の全てを、供給されたばかりの空気の初期温度で一定にすることができる。また、光源部ケース410の内部全体を冷媒が流れるので、光源部ケース410全体の温度が均一になると共に、温度勾配が生じた場合も穏やかになる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
積層基板製造システム100の構造を模式的に示す平面図である。 基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。 基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。 基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。 基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。 基板180の状態の変遷を模式的に示す図である。 アライメントマーク184の形態を模式的に示す図である。 アライメント部300の機械的構造を模式的に示す断面図である。 アライメント部300の動作を示す図である。 アライメント部300の他の動作を示す図である。 光源部382の構造を示す断面図である。 図7に示した光源部382の模式的な断面図である。 光源部382の他の構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
100 積層基板製造システム、101 筐体、102 常温部、110、120 基板カセット、130、230 断熱壁、150、250 シャッタ、160 ロボットアーム、180 基板、182 ノッチ、184 アライメントマーク、186 素子領域、190 基板ホルダ、191 溝、192 留め具、202 高温部、240 加圧部、300 アライメント部、310 枠体、312 天板、314 支柱、316 底板、320 上ステージ部、342、344 顕微鏡、350 駆動部、352 ガイドレール、354 X駆動部、356 Y駆動部、358 シリンダ、359 ピストン、360 下ステージ部、372、374 反射鏡、380、390 顕微鏡ユニット、382、392 光源部、384、394、398 ライトガイド、396 中継部、410 光源部ケース、412、422 供給口、414、424 排出口、416 出射口、418 レンズホルダ、420 放熱器ケース、430 発光素子、432 基板、440 放熱器、450 フェルール、460 コリメートレンズ

Claims (14)

  1. 重ね合わされる二つの基板を位置合わせするアライメント装置であって、
    前記二つの基板の一方を保持する第一のステージと、
    前記二つの基板の他方を保持し、移動可能な第二のステージと、
    前記第二のステージを駆動する駆動部と、
    前記駆動部により前記第二のステージと共に移動し、前記一方の基板を観察する観察部と、
    前記駆動部により前記第二のステージと共に移動し、前記観察部の観察対象領域を照明する照明光を発生する光源を有する照明部と、
    前記駆動部により前記第二のステージと共に移動し、前記光源が発生した前記照明光を前記観察部に導く光導波路と
    を備えるアライメント装置。
  2. 前記観察部及び前記照明部は、それぞれ前記第二のステージに設けられている請求項1に記載のアライメント装置。
  3. 前記照明部から発生する熱を放出するための放熱手段を備える請求項1または2に記載のアライメント装置。
  4. 前記放熱手段は、
    前記光源に接して配された放熱器と、
    前記放熱器の少なくとも一部を収容し、内部に冷媒を流通させる放熱器ケースと
    を有する請求項3に記載のアライメント装置。
  5. 前記照明部は、
    前記光源から前記光導波路まで前記照明光を導く光学系と
    前記光源、前記光学系および前記放熱器ケースの周囲を覆う外ケースと
    を有し、前記放熱手段は、前記放熱器ケースとは別系統で前記外ケースに冷媒を流通させる
    請求項4に記載のアライメント装置。
  6. 前記放熱手段は、前記外ケースに設けられ、前記光源から前記光導波路までの前記照明光の光路に前記冷媒を供給する冷媒供給口を有する請求項5に記載のアライメント装置。
  7. 前記冷媒供給口は、前記光導波路と前記光学系との間に前記冷媒を供給するように開放する請求項6に記載のアライメント装置。
  8. 前記冷媒は、前記駆動部に供給される流体であり、前記流体の流路が前記放熱器ケースおよび前記外ケースに接続されている請求項5から7までのいずれか一項に記載のアライメント装置。
  9. 前記流体は加圧空気である請求項8に記載のアライメント装置。
  10. 前記照明部は、前記観察部が前記基板を撮像する期間に前記光源を点灯し、前記観察部が前記基板を撮像していない期間に前記光源を消灯する制御部を更に備える請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のアライメント装置。
  11. 前記光源は発光ダイオードを含む請求項1から10のいずれか一項に記載のアライメント装置。
  12. 前記照明部は、前記光源を収容し、前記光導波路の入射端に結合する出射口を有する光源部ケースを備える請求項1から11までのいずれか一項に記載のアライメント装置。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のアライメント装置を備え、前記アライメント装置により位置合わせされた前記二つの基板を接合する基板接合装置。
  14. 請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のアライメント装置を用いて二つの基板を位置合わせする位置合わせ工程と、
    前記位置合わせ工程で位置合わせされた前記二つの基板を互いに接合する接合工程と
    を含む積層型半導体装置の製造方法。
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