JP5528572B2 - ターボ機械のロータ - Google Patents

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Description

本発明は、米国エネルギー省によって発注された契約番号DE−FC26−05NT42644に基づき米国政府の支援を受けてなされた。米国政府は本発明に対して一定の権利を有している。
関連出願の相互参照
本願は、参照することで全体が援用されている、「TURBINE BLADE DAMPING DEVICE WITH CONTROLLED LOADING」と題する代理人整理番号2009P14036USの関連出願であり、それと同一出願日である。
本発明は、一般に、ターボ機械におけるタービンブレードの振動減衰に関するものであり、特に、制御された減衰力を生じる緩衝器を具備する減衰構造に関するものである。
蒸気またはガスタービンのようなターボ機械は、環状ブレード配列をなすようにロータの周囲に沿って配置された複数のロータブレードの間を流れる高温作動ガスによって駆動され、ロータブレードを介して高温作動ガスからロータ軸にエネルギーが伝達される。発電所の能力が増大するにつれて、産業用タービンエンジンを通る流量は、ますます増大し、運転条件(例えば、運転温度または圧力)はますます過酷になっている。さらに、効率を高めるため、作動ガスのエネルギーをさらに多く利用して、ロータブレードのサイズが大きくなっている。上記全ての結果として、ロータブレードが受ける様々な応力(熱、振動、曲げ、遠心力、接触、及び、捻り応力など)のレベルが増すことになる。
ブレードの様々な振動応力を制限するため、ブレードに様々な構造を与えて、ロータの回転中に発生する様々な振動を減衰させる働きをする協働構造を、複数のブレード間に形成することができる。例えば、ブレードの中間位置から延びてブレードを互いに係合する円筒形支持棒のようなブレード中間緩衝器を複数設けても良い。2つのブレード中間緩衝器が、それぞれの接触面が対向するようにしてブレードの両側の同じ高さに配置される。隣接する複数のブレードのそれぞれの緩衝器接触面は、ブレードの静止時には、わずかなギャップによって隔てられている。しかし、ブレードが全負荷で回転し、遠心力の影響下で捩れが戻ると、隣接する複数のブレードの緩衝器面は互いに接触することになる。さらに、各タービンブレードには、ブレードの外縁に配置され、ロータが回転し始めると互いに接触する前部と後部のシュラウド接触面を備えたアウタシュラウドを設けても良い。前部及び後部のシュラウド接触面と複数の緩衝器接触面におけるブレード間の係合は、それぞれの強大な遠心力下におけるブレードの強度を高めるように設計されており、さらに、それぞれの緩衝器の接触面の摩擦によって様々な振動を減衰させる働きをする。ここで、緩衝減衰の欠点としては、直径の大きいブレードでは、遠心力でブレードの捩れが戻る結果、緩衝器間に生じるそれぞれ所望の接触力の実現が困難になる場合が多いという点である。さらに、直径の大きいブレードに起因する大きい機械的負荷は、緩衝器が外側へ湾曲することを回避するために、一般に機械的安定性のためにさらに大きい緩衝構造を必要とし、その結果、部分的な領域を通る高速流域内に配置されたより大きい緩衝器による流量制限により、空力損失及び流れの非効率性が増大することになる。
本発明の態様の1つによれば、ロータディスクと複数のブレードとを具備するターボ機械のロータに減衰構造が設けられる。この減衰構造は、細長い緩衝要素を具備しており、この緩衝要素は第1のブレードに固定され、隣接する第2のブレードに向かって延びる第1の緩衝器端と、第2のブレードに少なくとも部分的に形成された協働面に近接して配置された対向する第2の緩衝器端とを備えている。この緩衝要素は、第1の緩衝器端と第2の緩衝器端との間に、この緩衝要素の少なくとも一部に沿って第1のブレードから第2のブレードへ向かう方向における半径方向内側へ延びる中心線を備えている。その協働面は、ロータの加速中に第1及び第2のブレードの捩れが戻る場合、協働面に沿った第2の緩衝器端の軸方向運動に適応すべく軸方向に延びる領域を形成する。ロータの回転運動によって、第2の緩衝器端と協働面との間に相対的な運動が生じ、第2の緩衝器端は、緩衝要素にかかる遠心力によって決まる予め定められた減衰力で協働面と摩擦係合するような位置にくる。
この減衰構造は、ブレード付根とブレード先端の間の中間位置に配置することができる。
緩衝要素の中心線は、十分に滑らかな曲線からなり、半径方向外側に向いた凹側が第1の緩衝器端から第2の緩衝器端まで延びている。
緩衝要素の中心線は、第1及び第2の直線状中心線分と、第1及び第2のブレードの中間点におけるこれら中心線分間の変曲角から構成することができ、第1の中心線分は第1の緩衝器端から中間点まで半径方向内側に向かって角度をなし、第2の中心線分は中間点から第2の緩衝器端まで半径方向外側に向かって角度をなす。
協働面は、少なくとも部分的に第2のブレードの側に形成された周方向に面する側と、第2のブレードから延びるフランジに形成された半径方向の内側に面する側とを具備することができる。周方向に面する側と半径方向の内側に面する側によって、第2の緩衝器端を収容する凹部を形成することができる。
中間点は、第1のブレードと第2のブレードの間に形成され、緩衝要素の半径方向の厚さはブレードのそれぞれから中間点にわたって漸減させても良い。
本発明の他の1つの態様によれば、ブレード中間部の減衰構造は、ロータディスクと複数のブレードとを具備するターボ機械のロータに設けられる。この減衰構造は、第1のブレードに固定され、隣接する第2のブレードに向かって延びる第1の緩衝器端と、第2のブレードの1つの側面に少なくとも部分的に形成され、軸方向に湾曲した支持面をなす協働面に近接して配置された反対側の第2の緩衝器端とを備えた、細長い緩衝要素を具備している。この緩衝要素は、第1の緩衝器端と第1及び第2のブレードの間の中間点との間に、緩衝要素の一部に沿って第1のブレードから第2のブレードへ向かう方向において半径方向内側に向かって延び、中間点から第2の緩衝器端まで半径方向外側に向かって延びる中心線を備えている。ロータの回転運動によって、第2の緩衝器端と協働面との間に相対的な運動が生じ、第2の緩衝器端は、緩衝要素にかかる遠心力によって決まる予め定められた減衰力で協働面と摩擦係合するような位置にくる。
本明細書は本発明を特定し、かつこれを明確に記載する特許請求の範囲で請求するが、本発明については、同様の参照番号で同様の要素が識別される添付図面の図に関連した下記の説明からより明確な理解が得られるであろう。
回転軸に対して垂直な平面における、本発明の実施形態の1つを示す軸流方向に見たロータの部分端面図である。 緩衝器端とブレードの協働面との接触位置に関する拡大図である。 図1のライン2−2で示す平面で描かれた図である。 図1の実施形態の代替構成の1つを示す部分端面図である。 回転軸に対して垂直な平面における、本発明の代替実施形態の1つを示すロータの部分端面図である。 図4の実施形態の代替構成の1つを示す部分端面図である。
好ましい実施形態に関する下記詳細説明において、本発明の一部をなし、限定のためではなく、例証のために本発明を実施することが可能な特定の好ましい実施形態を示した、添付の図面が参照される。他の実施形態を利用することも可能であり本発明の精神及び範囲から逸脱することなく変更を加えることができる。
図1を参照すると、例えばガスまたは蒸気タービンに用いられる、ターボ機械(不図示)に用いられるロータ10の一部が図示されている。ロータ10は、ロータディスク12と、ここでは第1のブレード14a及び隣接する第2のブレード14bとして図示されている複数のブレード14とを具備している。複数のブレード14は、それぞれロータディスク12と係合したブレード付根16からブレード端18まで延びる半径方向に細長い構造を具備している。ブレード14a、14bのそれぞれは、加圧側面20と吸込み側面22を具備している。ロータ10は、さらに、第1のブレード14aと第2のブレード14bの間に延び、両ブレード14a、14bのブレード付根16とブレード端18との中間位置に配置された減衰構造24を具備している。
減衰構造24は細長い緩衝要素26を具備しており、この緩衝要素は第1のブレード14aの吸込み側面22に固定され、隣接する第2のブレード14bの加圧側面20に向かって延びる第1の緩衝器端28を有する。緩衝要素26は、さらに、第2のブレード14bに付随する協働面32に近接して配置された反対側の第2の緩衝器端30を具備している。協働面32は、少なくとも部分的に第2のブレード14bの加圧側面20に形成されている。
緩衝要素26は、第1の緩衝器端28と第1及び第2のブレード14a、14bの間の中間点38との間に、緩衝要素26の第1の部分36に沿って第1のブレード14aから第2のブレード14bへ向かう方向における半径方向内側に向かって延びる中心線34を形成している。中心線34は、中間点38から第2の緩衝器端30まで、緩衝要素26の第2の部分40に沿って半径方向外側に向かって延びている。中間点38は、第1及び第2のブレード14a、14bの両方から周方向に間隔をあけて配置された緩衝要素26のほぼ中心領域に位置する任意の点として定義される。図1に図示の実施形態の場合、中心線34には、第1及び第2の緩衝器端28、30の上縁間に延びる周方向線42から、例えば古代ローマ風アーチのように内側に湾曲し、第1の緩衝器端28から第2の緩衝器端30まで延びる半径方向外側に向いた凹側を備える十分に滑らかな曲線が含まれている。
さらに、中心線34は第1及び第2のブレード14a、14bの重心Cを通っている。
さらに図1Aを参照すると、第2の緩衝器端30は、ロータ10の静止時には、通常、緩衝器端面44と協働面32の間にわずかな緩衝ギャップGを残す位置にある。協働面32は周方向に面する側面46からなり、この側面46は、外半径方向において周方向の内側へ傾斜してもよく、同様の傾斜で周方向に面する緩衝器端面44の部分44aと対面する。協働面32には、さらに、第2のブレード14bの吸込み側面22から延びるフランジ50に形成された半径方向内側に面する側面48も含まれている。周方向に面する側面46と半径方向内側に面する側面48によって、第2の緩衝器端30を収容するための凹部52が形成される。周方向に面する側面46は、緩衝要素26の中心線34に対してほぼ垂直になり、周方向に面する部分44aに対してほぼ平行になるような角度をなすのが好ましい。緩衝器端面44の半径方向外側部分44bは、フランジ50の半径方向内側に面する側面48に近接して配置される。
図2で明らかなように、協働面32の周方向に面する側面46は軸方向に延びて、緩衝器端面44の対応する周方向に面する部分44aに係合する。さらに、協働面の周方向に面する側面46と緩衝器端面44の周方向に面する部分44aは、両方とも、ブレードの捩れが戻る間のこれらの部材間の相対的な運動に適応すべく軸方向の湾曲を備えるように形成することができる。
ロータ10の加速中、緩衝器部材26に働く遠心力によって、第2の緩衝器端30は半径方向外側に向かって移動して、協働面32と摩擦係合する。すなわち、ロータ10の回転中、緩衝要素26は第1の緩衝器端28のまわりで旋回し、第2の緩衝器端30が半径方向外側に向かって移動すると、緩衝器端面44と協働面32の傾斜した即ち角度のついた面44aと面46が、それぞれ、通常は中心線34に対しほぼ平行かまたはこれに接する方向で、重心Cを通って延びる方向への予め定められた力で互いに係合することになる。さらに、緩衝器端面44の半径方向の外側部分44bが、くぼみ領域を形成するフランジ50の半径方向の内側に面する側面48に係合して、第2の緩衝器端30の外側への移動を制限し、第2の緩衝器端30を凹部52内に保持する。
さらに、第1の緩衝器端28は、第1のブレード14aに固定されているので、ロータ10の加速中に第1のブレードの捩れが戻ると、緩衝要素26は、軸方向及び周方向に対してほぼ平行な平面内で第1のブレード14aと共に旋回することになる。図2に図示のように、ブレードの捩れが戻る間に緩衝要素26が方向を示す矢印54によって示された旋回運動をすると、第2の緩衝器端30は矢印56で描かれたように軸方向に弧を描いて移動する。上述のように、協働面32の周方向に面する側面46と緩衝器端面44の周方向に面する部分44aとの軸方向における湾曲によって、ブレード14の捩れが戻る際の第2の緩衝器端30の移動が適正化されるか、またはガイドされる。また、遠心力によって緩衝器端面44を協働面32に係止する係合力が生じるまでは、緩衝器端面44と協働面32の間に設けられた緩衝ギャップGによって、これらの構成部品間の相対的な運動による摩擦接触が減少する。
第2の緩衝器端30が予め定められた最小限の減衰力で協働面32に係合するが、この減衰力は緩衝要素26の内向き角度と質量によって制御し得る。留意すべきは、第2の緩衝器端30と協働面32との接触面に減衰を生じさせるのに十分な減衰力を発生し、この減衰力が必要最低限の値を実質的に超えないように、緩衝要素26を構成するのが好ましいという点である。この位置に過剰な力がかかると、緩衝要素26及び協働面32に過剰な摩耗及び応力を生じる可能性がある。
中心線34で定義された、緩衝要素26の湾曲によって生じる内向き角度によって、緩衝要素26にかかる遠心力によって生じる減衰力が大きく変化する。緩衝要素26に働く遠心力によって、緩衝要素26が外側に曲がり、凹状の度合いが低下すると、両ブレード14間に減衰力が生じる。中心線の曲率が大きくなると、緩衝要素26にかかる遠心力荷重が増大し、第2の緩衝器端30と協働面32の間にかかる減衰力が強くなる。例えば、懸垂曲線に一致する曲率を備えた緩衝要素26の場合、その緩衝要素26によって、両ブレード14間に、様々な振動の減衰に必要な減衰力より十分に大きい減衰力が生じることになる。さらに、緩衝要素26にかかる十分な遠心力を生じさせ、加えられる力のレベルを有効に制御しながら、ブレードの振動抑制に必要な減衰力を生じさせるには、中心線34の曲線が比較的浅くなるように構成された緩衝要素26で十分である。
緩衝要素26にかかる慣性荷重を最小限に抑えるか、または低減するため、緩衝要素26は、図1で明らかなように、各緩衝器端28、30から中間点38に向かって先細に延びるように形成しても良い。すなわち、緩衝要素26の半径方向の厚さは、緩衝器端28、30それぞれから中間点38に向かって漸減させても良い。さらに、先細にすると、緩衝要素26の断面積が縮小して、空力抵抗が低減し、タービンの複数のブレード14間を通る流れを促進し得る。
留意すべきは、第2の緩衝器端30の軸方向移動に適応するための特定の構成が開示されているが、捩れが戻るブレードに適応し得る他の係合構造を設けることができる点である。例えば、球とくぼみの組合せ構造を設けても良く、この場合、協働面32は、第2の緩衝器端30に形成された球または部分的球面を収容する丸いくぼみ面として形成しても良い。
図3を参照すると、図1に示す実施形態の一変形をなす代替構成が図示されている。図1の要素に対応する図3の要素は、同じ参照番号に100を加えて表示されている。
図3の場合、緩衝要素126は、第1のブレード114aに固定された第1の緩衝器端128と、第2のブレード114bの協働面132に近接して支持された第2の緩衝器端130を具備している。緩衝要素126は、第1と第2の直線部136、140を備えるように形成され、緩衝要素126の中心線134は、第1の直線状中心線分134aと第2の直線状中心線分134bからなる。両中心線分134a、134bは、第1と第2のブレード114a、114b間の中間点138において変曲角θで交差する。第1の中心線分134aは、第1の緩衝器端128から中間点138まで半径方向内側に向かって角度をなし、第2の中心線分134bは、中間点138から第2の緩衝器端130まで半径方向外側に向かって角度をなしている。
図3の構成によれば、周方向の線142から半径方向内側に向かって延びる緩衝要素126を具備する三角形状を備えた減衰構造124が得られる。好ましい実施形態の1つでは、第1と第2の中心線分134a及び134bは、それぞれ、周方向の線142から内側に向かって角度αをなしている。角度αは、約3°〜約20°の範囲内とすることが可能であり、変曲角θが約178°になるように、約6°が好ましい。減衰構造124は、上述の減衰構造24と同様に機能し、この場合緩衝要素126にかかる遠心力によって、第2の緩衝器端130は、ブレードの振動を減衰させるための制御された減衰力を生じる予め定められた力で協働面132に係合する。さらに、図2の軸方向に延びる協働面32と同様の協働面構造を設けて、第2の緩衝器端130と協働面132との間における軸方向の相対的な運動に適応させることができる。
図4を参照すると、本発明の他の1つの実施形態が描かれており、図1の要素に対応する図4の要素は、同じ参照番号に200を加えて表示されている。減衰構造224を具備するロータ210が図示されている。減衰構造224は、第1のブレード214aから隣接する第2のブレード214bに向かって延びる細長い第1の緩衝要素260を備える緩衝要素226を具備している。第1の緩衝要素260は、第1のブレード214aに固定された第1の緩衝器端262と、これと反対側の中間点238まで延びる第2の緩衝器端264を具備している。細長い第2の緩衝要素266は、第2のブレード214bから第1のブレード214aに向かって延び、第2のブレード214bに固定された第1の緩衝器端268と、これと反対側の中間点238まで延びる第2の緩衝器端270を具備している。
第1の緩衝要素260の第2の緩衝器端264には、第1と第2のブレード214a、214b間の中間点238において、第2の緩衝要素266の第2の緩衝器端270の協働面274に近接して配置された係合面272が形成されている。ロータ210が静止している場合、すなわち、第1及び第2の緩衝要素260、266に遠心力が働いていなければ、隣接する両面272、274間に緩衝ギャップGが形成されている。
第1及び第2の緩衝要素260、266によって、第1のブレード214aから中間点238に向かう方向において半径方向内側に向かって延び、第2のブレード214bから中間点238に向かう方向において半径方向内側に向かって延びる中心線234が形成される。第1及び第2の緩衝要素260、266によって形成される中心線234は、十分に滑らかな曲線からなり、その凹側が、第1の緩衝要素260の第1の緩衝器端262と第2の緩衝要素266の第1の緩衝器端268の半径方向における両者の外縁間に延びる周方向の線242に向かって半径方向の外側に面している。
ロータ210が回転運動すると、第1及び第2の緩衝要素260、266のそれぞれの第2の緩衝器端264、270間に相対的な運動が生じ、緩衝ギャップGが閉じて、係合面272が、第1及び第2の緩衝要素260、266に作用する遠心力によって決まる予め定められた減衰力で協働面274と摩擦係合するような位置にくる。具体的には、第1及び第2の緩衝要素260、266に作用する遠心力によって、両緩衝要素260、266が半径方向外側に移動し、それらが対向して旋回して、緩衝ギャップGを閉じる。さらに、留意すべきは、両緩衝要素260、266のそれぞれの第2の端部264、270が両ブレード214a、214b間の位置に緩衝ギャップGを形成するように配置されており、両第2の端部264、270は、ロータの加速中及びそれに対応してブレードの捩れが戻る間中、互いにほぼ同じ位置にとどまっているという点である。従って、係合面272は、ロータの加速中にブレードの捩れが戻ることには関係なく、協働面274に面したままであり、タービンの運転中に摩擦係合で係合するような位置にくることになる。
図5を参照すると、図4に示す実施形態の一変形を含む代替構成が図示されている。図4の要素に対応する図5の要素は、同じ参照番号に100を加えて表示されている。
図5の場合、減衰構造324を具備するロータ310が図示されている。減衰構造324は、第1のブレード314aから隣接する第2のブレード314bに向かって延びる細長い第1の緩衝要素360を備えた緩衝要素326を具備している。第1の緩衝要素360は、第1のブレード314aに固定された第1の緩衝器端362と、これと反対側の中間点338まで延びる第2の緩衝器端364とを具備している。細長い第2の緩衝要素366は、第2のブレード314bから第1のブレード314aに向かって延びおり、第2のブレード314bに固定された第1の緩衝器端368と、これと反対側の中間点338まで延びる第2の緩衝器端370とを具備している。
第1の緩衝要素360の第2の緩衝器端364には、第1と第2のブレード314a、314b間の中間点338において、第2の緩衝要素366の第2の緩衝器端370の協働面374に近接して配置された係合面372が形成されている。ロータ310が静止している場合、すなわち、第1及び第2の緩衝要素360、366に遠心力が働いていなければ、近接する両面372、374間に緩衝ギャップGが形成される。第1及び第2の緩衝要素360、366によって中心線334が形成され、中心線334は、それぞれ、第1及び第2の緩衝要素360、366に沿って延びる第1の直線状中心線分334aと第2の直線状中心線分334bとからなる。両中心線分334a、334bは、第1と第2のブレード314a、314b間の中間点338において変曲角θをなして交差する。
図5の構成によれば、第1の緩衝要素360の第1の緩衝器端362と第2の緩衝要素366の第1の緩衝器端368の両者の半径方向の外縁間を接続する周方向の線342から半径方向内側に向かって延びる第1と第2の緩衝要素360、366を具備する三角形状を備えた減衰構造324が得られる。好ましい実施形態の1つでは、第1と第2の中心線分334a及び334bは、それぞれ、周方向の線342から内側に角度αをなしている。角度αは約3°〜約20°の範囲内とすることが可能であり、ロータ310の静止時に変曲角θが約178度になるように、約6°が好ましい。減衰構造324は、上述の図4の減衰構造224のように機能し、ロータ310が回転運動すると、第1及び第2の緩衝要素360、366にかかる遠心力が生じ、両緩衝要素360、366が半径方向外側に向かって移動する。両緩衝要素360、366が外側に移動するにつれて、それらは対向して旋回し、緩衝ギャップGを閉じる。緩衝ギャップGが閉じると、係合面372は、第1及び第2の緩衝要素360、366にかかる遠心力によって決まる予め定められた減衰力で協働面374と摩擦係合するような配置にくる。前述の6°の角度で配置された第1及び第2の緩衝要素360、366を具備する減衰構造324によって、例えばブレードの捩れが戻ることによって生じ得るような、両ブレード314a、314bの運動の結果により生じるいかなる力よりも大きい約500Nの力を緩衝ギャップGに生じさせ得る。
図4及び5に関連して既述の本発明の実施形態では、第1及び第2の緩衝要素260、266(360、366)にかかるそれぞれの慣性荷重を最小限に抑えるか、または低減するため、これらの要素は、それぞれの第1及び第2のブレード214a、214b(314a、314b)から中間点238(338)の緩衝ギャップGに向かって先細に延びるようにすることができる。すなわち、半径方向の厚さは、緩衝器端262、268(362、368)それぞれから中間点238(338)に向かって漸減させることができる。さらに、先細にすると、両緩衝要素260、266(360、366)の断面積が小さくなり、空力抵抗が低減し、タービンを通る複数のブレード間の流れを促進し得る。
上述の実施形態のそれぞれにおいて留意すべきは、半径方向内側に向かって延びた構成を利用して、予め定められた外側方向に向かう遠心力と、これに対応する周方向の減衰力をそれぞれの係合面に生じさせることにより、緩衝要素と協働面の間の緩衝ギャップにおける減衰力を制御するための構造が設けられるという点である。
本発明は、産業用ガスタービンに用いられ得る、高温(すなわち850℃)用途に合せて設計された直径の大きい冷却式タービンブレードにとりわけ適用可能である。本発明によれば、様々な空力振動の増大にさらされる直径の大きいブレードの振動減衰に必要とされる、ブレード中間部緩衝構造により制御された減衰力を加えることが可能であり、この場合、減衰構造は、内側に向かってある角度で湾曲した1つまたは複数の緩衝要素に作用する予め定められた遠心力を利用して、必要に応じて緩衝ギャップにおける力をさらに強めるか若しくは弱めることが可能になる。本発明の特定の実施形態について図示し、説明してきたが、当業者には明らかなように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、さまざまな他の変更及び修正を加えても良い。従って、添付の特許請求の範囲では、本発明の範囲内にある全てのこうした変更及び修正を包含することが意図されている。
10 ロータ
12 ロータディスク
14 ブレード
14a 第1のブレード
14b 第2のブレード
16 ブレード付根
18 ブレード端
20 ブレードの加圧側面
22 ブレードの吸込み側面
24 減衰構造
26 緩衝要素
28 第1の緩衝器端
30 第2の緩衝器端
32 協働面
34 中心線
36 緩衝要素の第1の部分
38 中間点
40 緩衝要素の第2の部分
42 周方向線
44 緩衝器端面
44a 緩衝器端面の周方向に面する部分
44b 緩衝器端面の半径方向の外側部分
46 協働面の周方向に面する側面
48 協働面の半径方向内側に面する側面
50 フランジ
52 凹部
114a 第1のブレード
114b 第2のブレード
124 減衰構造
126 緩衝要素
128 第1の緩衝器端
130 第2の緩衝器端
132 協働面
134 中心線
134a 第1の直線状中心線分
134b 第2の直線状中心線分
136 緩衝要素の第1の直線部
138 中間点
140 緩衝要素の第2の直線部
142 周方向線
210 ロータ
214a 第1のブレード
214b 第2のブレード
224 減衰構造
226 緩衝要素
234 中心線
238 中間点
242 周方向線
260 第1の緩衝要素
262 第1の緩衝要素の第1の緩衝器端
264 第1の緩衝要素の第2の緩衝器端
266 第2の緩衝要素
268 第2の緩衝要素の第1の緩衝器端
270 第2の緩衝要素の第2の緩衝器端
272 係合面
274 協働面
310 ロータ
314a 第1のブレード
314b 第2のブレード
324 減衰構造
326 緩衝要素
334 中心線
334a 第1の直線状中心線分
334b 第2の直線状中心線分
338 中間点
360 第1の緩衝要素
362 第1の緩衝要素の第1の緩衝器端
364 第1の緩衝要素の第2の緩衝器端
366 第2の緩衝要素
368 第2の緩衝要素の第1の緩衝器端
370 第1の緩衝要素の第2の緩衝器端
372 係合面
374 協働面

Claims (5)

  1. ロータディスクと複数のブレードと中間部減衰構造とを具備するターボ機械のロータであって、前記中間部減衰構造は、
    第1のブレード(14a, 114a)に固定され、隣接する第2のブレード(14b, 114b)に向かって延びる第1の緩衝器端(28, 128)と、前記第2のブレード(14b, 114b)の側面(20, 120)に少なくとも部分的に形成され軸方向に湾曲した支持面をなす協働面(32, 132)に近接して配置された反対側の第2の緩衝器端(30, 130)とを備えた細長い緩衝要素(26, 126)を具備し、
    前記緩衝要素(26, 126)が、前記第1の緩衝器端(28, 128)と前記第1及び第2のブレード(14a, 114a, 14b, 114b)間の中間点(38, 138)との間に、前記緩衝要素(26, 126)の一部(36, 136)に沿って前記第1のブレード(14a, 114a)から前記第2のブレード(14b, 114b)に向かう方向における半径方向内側に向かって延び、かつ前記中間点(38, 138)から前記第2の緩衝器端(30, 130)まで半径方向外側に延びる中心線(34, 134)を備え、
    前記ロータ(10, 110)が回転運動すると、前記第2の緩衝器端(30, 130)と前記協働面(32, 132)の間に相対的な運動が生じ、前記第2の緩衝器端(30, 130)が、前記緩衝要素(26, 126)にかかる遠心力によって決まる予め定められた減衰力で前記協働面(32, 132)と摩擦係合するような位置にくるようにしてなることを特徴とする、
    ターボ機械のロータ
  2. 前記緩衝要素(26)の中心線(34)に十分に滑らかな曲線が含まれており、半径方向の外側に向いた凹側が前記第1の緩衝器端(28)から前記第2の緩衝器端(30)まで延びていることを特徴とする、請求項に記載のターボ機械のロータ
  3. 前記緩衝要素(126)の前記中心線(134)に、第1及び第2の直線状中心線分(134a, 134b)と、前記第1と第2のブレード(114a, 114b)間の前記中間点(138)における前記中心線分間の変曲角(θ)とが含まれ、前記第1の中心線分(134a)が前記第1の緩衝器端(128)から前記中間点(138)まで半径方向内側に向かって角度をなし、前記第2の中心線分(134b)が前記中間点(138)から前記第2の緩衝器端(130)まで半径方向外側に向かって角度をなしていることを特徴とする、請求項に記載のターボ機械のロータ
  4. 前記協働面(32, 132)によって、ロータの加速中、前記第1と第2のブレード(14a, 114a, 14b, 114b)の捩れが戻る場合、前記協働面(32, 132)に沿った前記第2の緩衝器端(30, 130)の軸方向移動に適応するための軸方向に湾曲したくぼみ領域が形成されることを特徴とする、請求項に記載のターボ機械のロータ
  5. 前記協働面(32, 132)に、前記第2のブレード(14b, 114b)の側面(20, 120)に少なくとも部分的に形成された周方向に面する側面(46)と、前記第2のブレード(14b, 114b)から延びるフランジ(50)に形成された半径方向の内側に面する側面(48)とが含まれ、前記周方向に面する側面(46)と前記半径方向の内側に面する側面(48)とによって、前記第2の緩衝器端(30, 130)を収容するための凹部(52)が形成されることを特徴とする、請求項に記載のターボ機械のロータ
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